「「「ただいま!」」」
靴を脱いで防具も外す。玄関に棚が欲しいな。女性は鏡があったら嬉しいかもしれない。
「「お帰りなさいませ、旦那様。」」
「お帰りなさいませ、ご主人様。」
テーブルの上にはパピルスの書類があって、ユリアとエゲリアとアルフリーダの3人は「お茶会」兼「打ち合わせ」っぽく見える。
外から帰ってきたから手を洗おう。
石鹸の量産も始めなければ・・。やる事が多いな。
「アルフリーダ、ウサギの肉は4個出た。これで足りるかな?」
台所で肉を出して、アイテムボックスの整理だ。
「野菜炒めも作りますから、4個で大丈夫でしょう。」
帝都の服屋でエプロンも作りたいな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「旦那様、柳の話ですが、馬車で1時間半ほど行った川沿いの土手で、柳の木が群生しているのを知っている村人がいました。」
エゲリアが仕事したらしい。
「柳の枝は逆茂木(さかもぎ)とか乱杭(らんぐい)にも使えるから、前の年に生えた枝を馬車に積めるだけ切ってきて、挿し木で増やそうよ。」
防衛に城壁を作るエネルギーなんて勿体無い。盗賊は積極的に狩ってお金にしたい。魔獣は迷宮の外に出てこないよう冒険者の集客に力を入れる方が安上がりではないか? ソマーラ迷宮は見つかったばかりで若い。ミチオ君のパーティで迷宮討伐ができたのだから、いずれ我々のパーティで討伐できるだろう。
「えーと旦那様、逆茂木(さかもぎ)とは何でしょう?」
ユリアは知らないっぽいが、ブラヒム語に翻訳されてので概念はあるはずだ。
「逆茂木(さかもぎ)とは、木の枝で作る防御用の障害物のことで、尖った方を外に向けて地面に固定するだけで敵が突破しにくくなる。シンプルなのに効果が高いので、私の故郷では3,000年ぐらい使われ続けた手法なんだ。ソマーラの村では使ってない?」
吉野ヶ里遺跡の頃から20世紀の後半まで使われ続けたぐらい、コスパ最強の戦術だよ。
「見たこと無いし、木は燃料や建材として貴重です。そもそも壁でなく枝では完全に防げないので、侵入されてしまうのでは?」
そうか、飛び道具は魔法だけでアイテムに遠距離兵器が無い世界だった。戦争の多い世界を選択してないので、攻城戦や野戦築城の概念も薄いのかもしれない。
「足止めした所を狙うのが基本戦術で、盗賊団ぐらいなら近接戦闘しないで返り討ちにできるよ。森が無いから使われなかったのかもね。」
乱杭も基本発想は同じだ。ドロップ品で糸があるからロープも作れるな。
「とりあえず柳の樹皮が手に入ったら、フレイヤの分の化粧水から優先して作ろう。」
「ありがとうございます、ご主人様。」
フレイヤからブラヒム語でお礼を言われた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夕食は、ウサギの肉のシューマ焼きと、野菜炒めと、スープに硬いパンだった。
デザートのキュピコ食べ終わったら、いよいよ今日の成果の発表だ。
「では皆さん、イリスから発表がありますので注目して下さい。」
「えーと、今日、ご主人様のおかげで鍛冶師になれました!」
「「「・・・・・・・。」」」
ユリアとエゲリアとアルフリーダにも迷宮攻略を見せないと、こうなるよな。
「これから、イリスが初めての鍛冶をします。激しく光るので注意して下さい。」
鍛冶師はLv2に上がってるからMP不足にはならないだろう。
「装備品を作るところを見るのは初めてです。」
商家出身のアルフリーダでも、鍛冶で作るのには縁遠いらしい。
イリスがぶつぶつ呪文を練習している。深呼吸して、アイテムボックスから取り出した糸を手に乗せてスキル呪文を詠唱、そして激しい光が数秒、おさまるとイリスの手の掌の糸がミサンガになって残っていた。
鑑定!
アクササリー ミサンガ(空き)
「おめでとうイリス。今作ったミサンガは『身代わりのミサンガ』が作れるミサンガだ。大成功だよ!」
MP不足で気落ちする症状は出てなさそうだな。
「ご主人様は、このミサンガにスキル結晶を融合すれば成功すると、知っているのですか?」
あれ、イリスが妙に真剣な表情で、顔を赤くして『ぷるぷる』している。
「いや、知っているのでは無い。見えるだけだ。」
セリーは著書『鍛冶とスキルと迷宮について』にどこまで書いたんだ?
「私もセリー様と同じになれるのですか?」
セリーは隻眼になってるよな。
「イリスのスキル融合生涯成功率は100%になる。仮にスキル結晶の融合に失敗するとすれば、私がミスをした時だ。」
真に重要な台詞はここからだ。
「ユリア、エゲリア、アルフリーダ、フレイヤ、念のため改めて明言しておく。イリスがスキル結晶の融合に100%成功するのはイリス自身の能力では無い。しかし、外部からはイリスの能力そのものに見えるだろう。100%融合に成功する鍛冶師などバレれば拉致される。イリスが拉致されなくとも、4人の誰かが人質に取られる。だから必ず内密にせねばならないんだ。」
「「「「はい・・。」」」」
重い話だが、伝わってると信じたい。
ミサンガ(空き)は、芋虫のスキル結晶が入手できるまでイリスのアイテムボックスで保管しとこう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それにしても、ムラムラが治らない。
色魔はとっくに外してるのに、いくら何でも変だ。
「話は変わるが、誰か知っていたら教えてほしいのだが・・・・。」
・人間族の種族固有ジョブの色魔のパーティ効果には、知力(小上昇)とMP(小上昇)が付いている。
・今日の迷宮攻略で、魔法の威力を高める目的で色魔を付けた。
・精力増強の影響か、ムラムラが苦しくなったので、途中から色魔は外した。
・しかし色魔を付けていない今でもムラムラは治らない。
・何でだろう?
「それ、奴隷商館で習ったやつだと思います。」
そういえば、奴隷教育を終えているのはイリスだけだった。
「人間族は性欲が肥大化する種族だそうです。種族固有ジョブの色魔は、性的欲求を溜まりやすくします。そして貯めた性欲を『禁欲攻撃』でエネルギーに変え通常より高い威力の攻撃を出せます。性欲を貯めれば貯めるほど、高い威力の攻撃になります。」
ここまではミチオ君も解明していた。
「普通の色魔だと、貯めた性欲が『禁欲攻撃』で解放されて明鏡止水のごとく平静な心境になり、その日は性奴隷を抱く気にはなりません。しかしご主人様は、ジョブの付け替えが自由自在な稀有な人です。性欲が解放されず身体に溜まったまま、色魔から転職してしまった状態になっているのでは無いでしょうか? 普通の色魔からすれば、想定外だと思います。」
イリスの推測も入ってるが、新情報だ。
「困った、どうしよう。改めて色魔を付けて禁欲攻撃をすれば解放されるだろうか?」
「ご主人様のジョブの使い方は特殊すぎるので、誰にも解らないと思います。ただ根本的には性欲が溜まった状態が辛いのですから、単純に抜きまくって性欲を発散させれは良いのではないでしょうか?」
「それならユリアの膣が最適ですね。」
「いえ、エゲリアの身体を自由にお使い下さい。」
「ここは、アルフリーダがご奉仕いたします。」
「イリスの意見は?」
「これは一番奴隷に頼るべきミッションです。私イリスとフレイヤの二人がかりで、ご主人様が空っぽになるまで射精させます。」
「えー、フレイヤはまだ15歳だよ。壊れちゃわない?」
「××××××××××××!」
「ご主人様、フレイヤが言うには、兎人族は早熟なので15歳の性奴隷は普通だそうです。ご主人様とやりたい放題なんて夢のようだ、だと思います。シャワーで見ましたが、フレイヤの身体凄いですよ。」
「・・・・・・・・。」
「それでは悪いけど、イリスとフレイヤの二人にお願いするよ。」
イリスは145cmだし、フレイヤは15歳だし、この二人がかりは背徳感がある。
どっちがシャワー室で洗ってくれるのだろうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イリスが布団を温め、フレイヤが石鹸で洗ってくれる役割分担のようだ。瓶の水もシャワーの水も冷たいが、フレイヤが全裸で洗ってくれる。
少し慣れてきたし、井戸水そのままで行水するよりは温くてマシなんだろう。早く温水シャワーに改良したい。
手早くバスタオルで水気を拭くと、イリスがいるベッドに潜り込んだ。
イリスは体温が高いドワーフだから、密着させた肌が冷えた身体に気持ちいい。セリーと同じだ。小さくて折れそうなイリスの身体を上に乗せ『ぎゅー』と抱きしめる。イリスは量の多い極細の髪だが、アンダーヘアーも極細でシルクの糸みたいだ。冷えて縮こまっていた息子が、イリスのお腹に挟まれて急激に息を吹き返す。熱い鉄のように硬化していくのを、イリスも感じている筈だ。
「イリス、みんなには内緒だよ。シャワーで冷えた後に抱きしめるのは、イリスが断トツに気持ち良いよ。」
「ドワーフは体温が高いですからね。ドワーフ女子だけの特権です!」
ものすごく誇らしげで、イリスの満面に満足そうな表情があふれている。
「********!」
「××××××××××××。」
イリスが身体を洗いに腕の中から抜け出して、代わりにフレイヤが潜り込んできた。
フレイヤは兎人族なので、腕と足には毛皮のように毛が生えているが、股の付け根から上は全くの無毛だ。毛色は明るいシルバーで、母親のアルフリーダも同じ毛色だが、明るいシルバーが少しだけ青みががってる気がする。獣人だが尻尾も無い。太ももから腰だけが発達していて、ウエストとの段差が15歳とは思えない。
「ご主人様、かたいです。イリスがもどるまでいれちゃだめです。」
ずっとムラムラしてるので、フレイヤのお腹に押し付けているだけで射精しそうだ。ツルツルのお尻を撫で回して気を逸らす。イリスが戻ってききて、いきなり小さな乳房を口に含ませてくれる。ほとんど同時にフレイヤが女性上位で挿入してくれた。フレイヤに前戯をしてないが、ヌルッと入ったので痛くなかったと思う。
「******!」
「×××××××××××!」
「*******!」
「××××××××××××!」
イリスとフレイヤの二人の膣で、2時間は出しっぱなしだ。文字通り二人に吸い取られた感じで、ムラムラは完全に治った。イリスもフレイヤも、荒い息づかいで全身に汗が滲んでいる。頑張ってくれた二人が愛おしい。
「イリス、フレイヤ、ありがとう、完全に落ち着いた。信じられないぐらい気持ち良かったよ。」
「こんなに精子を注入されたのは初めてです。ご主人様を二人がかりで抜きに行かなかったら、体力が持たなかったと思います。寝る前に股を洗ってきますから、抱きしめて下さいね。」
正常位で射精したのは1回ずつで、ほとんどは彼女達が上に乗って腰を振ってくれた。三分の二ぐらいはフレイヤの膣に吸い取られた気もする。立ち上がったイリスの股からもフレイヤの股からも、精子が漏れ垂れている。どんだけ出したんだろ。
意識を失いかけた時、フレイヤに温かいタオルで股間を拭かれた。イリスは口移しで水を飲ませてくれる。
両腕にイリスとフレイヤを抱き抱えたまま、深い眠りに落ちていった。幸せで充足している。
春の4日