夕食には、昨日ベイルの市で買ったベーコンのソテーが出た。
少し塩が強いが、スパイスが利いてて美味しい。元の世界では、美味しいベーコンは中々良い値段で、買えない食材だったな。付け合わせは温野菜で、食材が豊富になるのは良いなぁ。
3階層で効率よく魔物を狩りまくった結果、Lv(レベル)も上がりまくる好循環だ。8階層からは魔物が4匹出てくるし、12階層からの魔物グループは、一段と強くなる。経験値は効率的に積みたいが、安全第一が大原則だ。『チャレンジ』とか、精神論で運営できると本気で思ったらアホだと断言できる。
【マモル】 ワンド
4ジョブ(7) MP回復速度上昇(1)
キャラクター再設定(1) パーティ項目解除(1)
獲得経験値二十倍(63) 必要経験値十分の一(31)
詠唱短縮(1) ジョブ設定(1) 鑑定(1) ワープ(1)
合計108
探索者Lv10:体力(小上昇)
魔法使いLv10:知力(小上昇) MP(微上昇)
英雄Lv5:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)
色魔Lv3:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
【イリス】
武器 :槌(空き)
鍛冶師Lv6:腕力(中上昇) 体力(小上昇)
【フレイヤ】
武器 :ダガー(空き)
戦士Lv5:体力(小上昇) HP(微上昇)
【エゲリア】
武器 :鉄の剣
淫乱Lv3:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
「イリス、やっと探索者がLv10になってたよ。鍛冶師になる前のイリスに追い付いた。あとイリスの鍛冶師も、Lv6まで上がってるよ。」
「えぇぇ、鍛冶師になれたのって5日前ですよ。鍛冶師はアイテムボックスの数が増えませんから、探索者みたいにレベルの上昇を可視化できませんが、鍛冶師Lv50で隻眼になれるとセリー様が書き残していたそうです。それを、5日でLv6ですか・・・。」
「低レベルのうちは、Lvが伸びやすいし、イリスは戦闘だけじゃなく、鍛冶でも経験値が入ってるんじゃないかな。昨日は、皮の靴と皮のミトンとミサンガの三つを作ったんでしょ。新しい種類の装備品を作ったのも、経験値的には良かったんじゃない?」
「あ、そうかもしれません。ドワーフでは『作れる限界まで装備品を作った方が経験が貯まる』と言われています。」
「やっぱりね。それで、鍛冶師の研究ノートから仕入れた使えそうな情報って?」
「足装備のレシピです。使う素材の数が多く、経験が少ない鍛冶師には作れず、女性の装備なので汎用性にも難があるので、死んだ鍛冶師は使えない鍛冶と認識したようです。でも、うちのパーティ限定なら、デメリットは無視出来ると思えるんです。」
「今ある迷宮素材だけで、イリスが作れる装備品なの?」
「はい、問題ありません。今、作ってみますね。」
お願いと頷くと、イリスのアイテムボックスから、両手一杯に素材を取り出してる。席に座ると、全員がイリスに注目する。融合の時と同じように、イリスの手元か明るく輝いて、光が消えると、イリスの掌の上には装備品が残った。
鑑定!
足装備:皮のサイハイブーツ
「これは凄い! 100年前のミチオ君達には、無かった装備品だ。」
「やはり、凄く疲れますね。今のイリスの実力だと、1日1個が限界っぽいです。エゲリア、サイハイブーツを試着して検証してもらえます?」
エゲリアがサイハイブーツを履く様子も、地味に美味しそうだ。エゲリアを立たせて、後ろから前から鑑賞すると、普段の倍ぐらいセクシーに見える。サイハイブーツは、太腿の中程まである、ロングブーツだ。『ブーツを履いた女性は魅力が3割り増し』と言うが、エゲイラの身長がスラリと高く見える。
底は薄くヒールも低い実用品で、サイハイブーツ素晴らしい!
「オークションで落とした研究ノートの記述では、『エナメルのハイヒールブーツ』の素材があまりにも入手困難なので、他の素材で作ろうと研究したようです。今回の『皮のサイハイブーツ』は『皮4+絹の糸3』の素材で作っているのに、『革の靴』と同等の防御力を得られます。また『革の靴』より、足が疲れ難くなるそうです。ただし耐久性は『皮の靴』と同じで、『革の靴』ほど保ちません。」
「イリス、それって、『革4+絹の糸3』で作れば、『硬革の靴』と同程度の防御力が得られるってこと?」
「そうです。さらに『硬革4+絹の糸3』で『竜革の靴』と同じ防御力になった所までは、死んだ鍛冶師が検証実験したデータがありました。単純に防御している面積が広いのと、腿が当たる部分に絹糸をふんだんに使っているのが、防御力に加算されていると思われます。ちなみに『竜革4+絹の糸3』なら、計算上は、魔法を強化してない『エナメルのハイヒールブーツ』です。」
「こんな凄い靴なのに、なんで死んだ鍛冶師は『使えない装備品』だと評価したのかな?」
「一つ上の靴と防御力が同じなら、普通に一つ上の靴を買えば良いからです。サイハイブーツは”ほぼ”女性専用ですし、脱ぎ履きするにも椅子が欲しいですし、何より、ギリギリ一つ上の装備が作れる程度の鍛冶師の経験では、製作に失敗するそうです。」
「そういうことか。英雄(MP中上昇)、色魔と淫乱(MP小上昇)、魔法使い(MP微上昇) を持ったパーティなんて他に無いだろう。イリスはパーティ効果があるからMPが足りるけど、普通の鍛冶師じゃMP消費が激しすぎるって意味か。」
「エゲリア、イリス、フレイヤ、夕食後にごめん。ちょっとだけ、ソマーラの迷宮1階層で実験しよう。準備して。」
「了解です、旦那様。」
「「かしこまりました、ご主人様!」」
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「フレイヤ、近くに、スローラビットいる?」
「まっすぐいって、つきあたりをひだり、なんかいます。」
「エゲリア、ちょっと走ってみて。」
腿まであるブーツだから、走り難いかと思ったが、エゲイラは思ったより普通に走って戻ってくる。
「意外と軽く感じるし、特に問題ないですね。ふくらはぎ全体に軽く加圧され続けてる感触があります。」
「ああ、それが『足が疲れ難くなる』の理由だな。80年ぐらい前までの故郷の兵士は、”ふくらはぎ”を布でグルグル巻いて、足に血が溜まり疲労するのを防止して、1日の行軍距離を延ばしてた。」
「そんなことで、疲れずに歩ける距離が延びるのですか。ひょっとしてエゲリアにも効果あります?」
「うーん、何とも言えないな。淫乱の『心肺持久力増強』の効果と、『足に血が溜まり疲労するのを防止』は全く異なる理屈で、作用機序が重複しないから、おそらく、効果はあると思う。ただ、これも検証してみる必要があるね。フレイヤも、エゲリアと靴を交換して、走ってみてくれる?」
やはりサイハイブーツは、地面に座らないと脱げないし履けないようだ。不便は否定出来ないが、そもそも迷宮で靴を交換することは考え難いゆえ、許容範囲だろう。
フレイヤは、そのままスローラビットを殴りに行ってしまった。
「はしりやすいよ。かりもだいじょぶ。」
フレイヤにも似合ってるな。ウサギの毛皮を渡されたので、頭を撫でておく。フレイヤが履いているショートパンツとサイハイブーツの組み合わせは、太腿の毛皮が全部隠れず見えるのが良い。兎人族は太腿と腰回りが発達しているから、サイハイブーツを履いた美脚が、より"美味しそう"に見える。
次はイリスに履き替えさせ、走らせる。
「踵がヒールじゃないし、普通に走れますね。」
サイハイブーツは、我がパーティの女子標準装備に採用しよう。皮素材ならふんだんに入手できるし、そしていつの日か『竜革のサイハイブーツ』まで揃えよう。竜革は、23〜33階層で出てくるドライブドラゴンのレアドロップ品だ。夢物語じゃなく、手が届く範囲にある目標だ。うん、そうしよう。
イリスは正面から魔物に当たるし、今は防御力が高い硬革の靴(空き)のままにしよう。アルフリーダも革の靴(空き)を履いてたなぁ。皮の靴を履いている、エゲリアとユリアから交換だな。
エゲリア:皮の靴→皮のサイハイブーツ <皮の靴は野菜と交換>
ユリア :皮の靴→皮のサイハイブーツ <皮の靴は野菜と交換>
フレイヤ:革の靴(空き)(空き)→皮のサイハイブーツ 革の靴はマモルへ
マモル :皮の靴→革の靴(空き)(空き) <皮の靴は野菜と交換>
「イリスが作ったサイハイブーツは使える装備品だ。性能としても十分以上だが、何より、女性を美しく見せるのが素晴らしい。申し分無い。なので、サイハイブーツは、我々のパーティの女子標準装備に採用したいと思う。皆も、サイハイブーツを履いてもらえるだろうか?」
「そうですね、エゲリアさんは凄く似合ってました。ただ、アルフリーダにもあの靴が履きこなせるでしょうか?」
「何を言うアルフリーダ、想像してみてくれ。サイハイブーツの上部から少しだけ見える光り輝く毛並み、まさに兎人族の為にあるデザインだろう。その上、アルフリーダの腰から太腿のラインは、今まで出会った女性の中で、最も魅力的だ。サイハイブーツが最も引き立てる女性は、アルフリーダに違いない。ぜひ、サイハイブーツを履いてくれないだろうか。」
「ご主人様ぁ。アルフリーダは、なんか顔が熱いですぅ。」
「そこで申し訳ないが、ユリア、アルフリーダ、またお仕事を頼みたい。入口ドアの外側に、広い玄関スペースを拡張しようと思う。土間には椅子とスノコを置いて、サイハイブーツが脱ぎ履きしやすい場所にする。靴を置く棚も作ろう。そして、今までは何となく家の入口で靴を脱いでいたが、今後は土足厳禁にしよう。来客だろうと、必ず玄関で靴を脱いでもらう習慣にする。」
「承知いたしました、旦那様。」
「かしこまりました、ご主人様。」
待ちきれないので、善は急げだ。
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サイハイブーツの興奮冷めやらぬことも影響して、今日の夜伽は、全員の膣の中に射精することで一致した。エゲリアには、淫乱のアクティブスキル『避妊』で排卵を制御してるから、妊娠しない仕組みを説明しておく必要がある。
しかしだ、エゲリアには見えてる『避妊』を念じて浮かび上がるポッポアップ画面が、他の4人には何も見えない。エゲリアが見てるであろう画面をパピルスに書いて説明してみたが、理解したのはアルフリーダだけっぽい。ユリアとエゲリアでも『膣は畑』の概念から離れられないし、イリスでも『膣で融合』の概念に縛られてる。これは無理かな。
精子の全長が60ミクロン程度だから、50倍で3,000ミクロン=3mm、原始的な顕微鏡でも、何とか動いてるのが見えるハズ。50倍ぐらいなら単眼で出せるだろ。優先順位は低いが、いずれ作ってみよう。
「アルフリーダは才媛(さいえん)だな。フレイヤも大丈夫だと思うから教えといてね。」
「承知いたしました、ご主人様!」
結局昨日は、色魔無しに5発出せた。今日、二日連続で5発出せるか自信は無いが、異世界転生して得た身体を信じたい。イリス → ユリア → エゲリア → フレイヤ → アルフリーダ の順番に入れることにしよう。
異世界に転生してから、体を動かしてるせいか体力が付いてきている。5人を1周する体力なんて(経験が無いから断言は出来ないが)元の世界では無理だったに違いない。最後に挿入するのを、膣の中が絡みつくアルフリーダにしたのは正解だった。フレイヤとアルフリーダの親子丼も、素晴らしく興奮した。正直、5発出すのはキツかったが、最後のアルフリーダまで、中折れしてない筈だ。
色魔のジョブを付けて抱けば、5人を2周できるのだろうか? ミチオ君は、4人と二回戦をたまにやると帝国解放会の入会の時に言っていたから、可能かもしれない。
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「旦那様、あの・・。生理が来ちゃいました(涙)。妊娠できませんでしたぁ。」
ユリア村長、大丈夫だ。膣の奥に当たった衝撃で始まっちゃったのかな。荻野式の1日目が今日だから、14日目前後が排卵日だよ。
「ユリア、淫乱のジョブが取れると、避妊のアクティブスキルで、最も妊娠しやすい日が分かるよ。生理が終わったら淫乱になろうね。1ヶ月ぐらいズレたって、前のクソ村長の子供を産んだで通るよ。」
中世社会だから『継承の正当性』ってやつが必要だからなぁ。ベイルの騎士団と貴族家が、そんなこと気にするかは微妙だが、統治の形式は重要だ。
「イリス、ユリアを淫乱にする時も手伝ってくれる?」
「うふふ、了解しました、ご主人さま!」
ユリアは涙目で、イリスは楽しそうで、課題は山積みだ。
せめて今は、アルフリーダの身体を撫でながら、賢者タイムを楽しもう。
春の9日 夜