夕食には、村人が採ってきた『こごみ』と『タラの芽』が、パームオイルで天麩羅にして出された。異世界でも、山菜は山に入って採る高級品らしい。パームオイルはボス魔物のドロップ品ゆえ、高価だから普通はやらないそうだが、今晩は贅沢な天麩羅を作ってみたそうだ。えん麦のポリッシュと一緒に食べる。
「いやー美味しいね、大人の味だ。ユリアとエゲリアは、毎年こんな春の味覚を楽しんでたんだ。ソマーラ村の季節の味だね。」
「「・・・・・・。」」
どうしよう・・。また、やったまったようだ。
「イリス、助けて!」
「ご主人様、山菜は山に入って採取する物ですよね。でも、山には迷宮から出た魔物が居て危ないんです。鍛冶師がいるドワーフの村なら、武器や防具の装備品が揃っているので、『山菜採取団』を組むのは春の風物詩です。でも、ソマーラの周辺は人間族の村ばかりですよね。この辺りの常識だと、山菜取りは魔物の餌になりかねない、危険な行為だったと思いますよ。」
「あの旦那様、ソマーラの村でもエゲリアの生まれる前は『山菜採取団』が組まれて、春の味覚を味わっていたそうです。経験者が一人だけ生きていて、今回は20年ぶりの山菜取りだと嬉しそうでした。」
「それで、あんなに盛り上がってたのですか。昨日、エマ・ミラ・ノラが錬金術師を取れたので、今日の朝から『迷宮の淑女』商会で『メッキ』の無料サービスを始めてみたんです。これが予想外の大反響になって、「武器と防具は盗賊からの鹵獲品があるから、山菜採取に行く!」と男達が言い出しました。なるほど、これは使えますね。」
アルフリーダが何やら思い付いたようだが、気付かなかった事にしよう。
エマ・ミラ・ノラにも、揚げたての天麩羅を振る舞った。タラの芽どころが、3人とも天麩羅が初めてと言っている。14歳女子に山菜の天麩羅は難易度が高い味かと思ったが、意外と好評だ。15歳女子のフレイヤも、思いっきり食べまくってる。女の子は揚げ物が好きだからなぁ。
三つ葉に似た山菜と人参があったので、新タマネギを切って『かき揚げ』も作ってみた。エマ・ミラ・ノラだけで済むハズもなく、女子8人分を次々に揚げ、10玉も新タマネギを使ってしまう。異世界でのタマネギは、作り易いから安くて大量にある作物なんで、問題無いけどね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夕食後の温水シャワーは、ユリアとフレイヤが洗ってくれた。
お湯も石鹸も潤沢に使えるのはQOLが上がる。ユリアとフレイヤの二人が、石鹸を付けたオッパイを擦り付け、全身を洗ってくれる。息子が硬くなってしまうが、「ベッドまで取っておいてね。」とフレイヤに言われる。
髪の毛も石鹸で洗うが、女性達がコンディショナーを色々試した結果、今のところ『グリセリンに夏蜜柑の汁を混ぜた物』に落ち着いたみたいだ。石鹸が量産工程に入っているので、副産物のグリセリンも大量に取れるから問題無い。
今晩の夜伽では、フレイヤの闘兎スキル『鋭敏(えいびん)』を使ってみるつもりだ。感覚が敏感になるスキルを、夜伽で15歳のフレイヤに試して良いのか不安もあるが、イリスもフレイヤ自身も楽しみにしてるので、後戻りは出来ない状況だなぁ。
「ご主人様、今晩はフレイヤの感度を検証してみるんですよね。すごく楽しみです。夜伽は、フレイヤ→エゲリア→フレイヤ→ユリア→フレイヤの順番でよろしいでしょうか? フレイヤの1回目はボディークリップ付きで鋭敏を発動させて、2回目はボディークリップ無しで鋭敏を発動、3回目は闘兎の鋭敏無しで比較検証しましょう。アルフリーダさんとイリスには、余裕があれば最後に入れて下さいね。」
フレイヤは、ボディークリップを付けたまま鋭敏を発動すると、感覚が120秒間鋭くなり、感覚で察知できる距離も2倍以上になる。想定してた通り、性感もボディークリップで鋭くなっている。フレイヤの唇を吸ってから、栗を十分に舐めて濡らし、正常位で膣に入れてから鋭敏を発動してもらった。
「ご主人様ぁぁぁ。あぁぁぁぁ、無理ぃぃぃ。」
浅くゆっくりとしたピストンでも、フレイヤは感じ過ぎるっぽい。脚を抱え、アルフリーダとイリスがフレイヤの腕を押さえ付け、子宮口に触れる深さまで挿入する。
「あっ、うっぁぁぁ・・。」
フレイヤの呼吸が荒くなって、身体がプルプル震えて来た。抜かないと危ない、やり過ぎた。検証は中止だ。脚を離してフレイヤから離れたが、胸から上が真っ赤になって女陰もビチャビチャに濡れ、股を広げたままハアハア言っている。フレイヤからボディクリップを外し、ガチガチの乳首を舐める。
「ご主人様、娘は少し入れられただけで落ちてますね。締まりはどうでした?」
「いや、膣の具合はいつもと同じで、まだまだアルフリーダの名器には及んでないよ。鋭敏の効果でフレイヤの性感帯も敏感になるのは検証できたけど、キツそうで可哀想だから、あえて使うことも無いかな。」
ビンビンになっている息子を、フレイヤの愛液で濡れたまま、母親のアルフリーダの膣に入れる。まさに親子丼の醍醐味で興奮する。
「ドピュッ ドプッ ドプッ!」
絡みつく膣内に精子が出ている時、アルフリーダも中イキしたのが膣の締まりで分かった。
全員を1周した後でも、フレイヤは動けてない。15歳なのに腰が抜けるほどとは、尋常じゃなく危ない。鋭敏を発動させて挿入するのは封印した方がいい。ひょっとしたら、闘兎にしたアルフリーダだったら耐えられるかもしれないな・・。将来の楽しみが出来た。
<翌朝>
アルフリーダに朝立ちしてる硬いペニスを握られて目が目覚めた。他の4人はまだ寝ている。
「旦那様、一昨日にエゲリアが喉まで飲み込んだディープスロートってやつ、アルフリーダも練習してみます。」
亀頭を口に頬張り、キンギンに硬くして咥え込もうとするが、根本までは呑み込むのは厳しそうだ。
「あぁ、アルフリーダ気持ち良いよ。アルフリーダは背が高いからシックスナインで咥えるのが向いてるかもしれないね。シックスナインの体勢なら、ディープスロートで呑み込むのに真っ直ぐ入るから、比較的、飲み込み易いとは聞くけど・・。」
「シックスナインて何ですか?」
「女性が、男性の顔の上に跨った姿勢でフェラするのがシックスナイン。いきなり女陰を舐められながらのディープスロートは無理かもしれないけど、アルフリーダのお尻は凄い魅力があるから見て楽しめるし、最初はシックスナインで咥える所から練習しようよ。」
「えー、そんなの無茶苦茶に恥ずかしい姿勢じゃないですか。ご主人様の目の前にアルフリーダのお尻の穴が来ますよね・・・。ちょっとだけ待ってて下さい。今すぐ洗って来ますから。」
アルフリーダは、名器だけあって腰が十分に発達している。小陰唇から舐め、栗も優しく舌先で転がそう。最初が肝心だ。尻肉も両手で握って感触を楽しむ。兎人族は手足に毛が生えているが胴体は無毛の種族だ。アルフリーダもアンダーヘアは全く生えてなく、尻穴の周りも全くの無毛だ。
「あぁぁっ、旦那様ぁ、これ電気が走るみたいに感じちゃいます。頑張って根元まで咥え込みますから、アルフリーダの口に出して下さいね。」
激しいフェラじゃなく、ゆっくり奥まで咥えたら5秒ぐらい静止して戻るのを繰り返している。一回毎に深く飲み込もうと頑張って、女陰もビショビショに濡れてきてる。アルフリーダは尻の谷間も深く、触り心地も握り心地も最高だ。膣穴に舌を入れて楽しむ。昨晩の夜伽でフレイヤの腰が抜けた翌朝に、母親のアルフリーダの膣穴が目の前にあるのが興奮する。
「アルフリーダ、素敵なお尻を揉みながら舐められるのが堪らない。もう限界だ、口に出すよ。」
「ドピュッ ドプッ ドプッ!」
最後は栗を丸ごと吸いながら、アルフリーダの口の中に射精する。アルフリーダは頑張ってくれた。口を離し、顔を太腿の上に乗せるが息遣いが荒い。精子はいつものように飲んでくれたのだろう。
「アルフリーダ、余韻を楽しみたいから少しこのままで。尻肉の谷間と膣穴が興奮するよ。お尻の穴も凄く綺麗だ。」
アルフリーダの膣穴がビクビクしている。栗イキできたようだが、さらに栗を舌で転がして軽く吸う。最後に尻穴を軽く舐める。
「あっあっ、いやぁ。無理ですぅ。ご主人様ぁ、恥ずかし過ぎます。」
膣穴と尻穴がピクピクして愛液が溢れる。再びアルフリーダが咥えてくれるのも自分で自分の口を塞いだのだろうが、1分持たずに荒い息遣いに戻ってしまい、また咥え直す繰り返しだ。アルフリーダが素で全然余裕が無い感じは興奮する。時々頑張ってお掃除フェラをしようとするが、息が荒く続かない。しかし、アルフリーダの尻を掴みながらだとヤバいな。時間が溶けていく。
今日の『おはようフェラ』は凄かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝の日課をこなした後は、朝食まで、ソマーラの迷宮6階層のボスと戦う。コラージュコーラルの攻略からだ。ドロップ品は特に無いので、ボス戦の周回はしない。いつもと同じように、ボス部屋に入ってコラージュコーラルの出現と同時に単体攻撃魔法を撃ち込む。イリスがボスの正面に立ち、エゲリアが魔物の背後まで回り込み、ユリアは右側、フレイヤが左側が包囲網のポジションだ。ボス戦なので、フレイヤは状態異常耐性ダウンをかけてから包囲に走り出す。包囲網の構築と毒針の投擲は同時進行だ。石化と違い、毒の状態異常は最もかかり易い。
「毒です!」
魔物が『毒』状態になってもフレイヤ以外には見分けがつきにくい。フレイヤが言う「毒になると魔物がプルプルになる。」の感覚も全員が全く分からないから、魔物が毒の状態異常になったらフレイヤが教えるルールになった。それは2発目の単体攻撃魔法を撃ち込んで良い合図でもある。3発目の単体攻撃魔法を撃ち込んだ後、イリスから
「ご主人様、もう魔法は撃たなくて大丈夫です!」と、また言われてしまった。
コラーゲンコーラルやコラージュコーラルは、サンゴ(石化)のスキル結晶を落とす。ミチオ君のパーティでは、石化を付けた武器と暗殺者のミリアの組み合わせが無双状態だった。しかし、状態異常確率アップ+状態異常耐性ダウンを魔物に掛けた状態でも、石化の発動が全体攻撃魔法で殲滅するスピードを上回るのは暗殺者のレベルが結構上がった後のことだった。暗殺者が居ないうちのパーティだと石化の状態異常は使い難いし、そもそも戦闘時間が長くなるような階層は危なくて行きたくない。今現在は、サンゴ(石化)のスキル結晶を積極的に狙いに行く必要は無いだろう。
ソマーラの7階層に上がる。
魔物はエスケープゴート、残りHPが半分を切ると『逃亡する』のが厄介だ。
厄介は厄介なのだが、7階層までは出現する魔物も最大3匹だし、混じれば弱点の水魔法が弱点のニートアントも混ざる。5人パーティで攻略しているので、エスケープゴートを包囲殲滅することは難しくない。念の為、エスケープゴートだけはフレイヤの状態異常耐性ダウンを掛け、毒針を投げておく。実験としてエスケープゴートを1匹逃してみたが、そもそも『鋭敏』を持っているフレイヤから逃げ切るのは不可能だった。硬革の靴(移動力増強)を履いていれば容易に追いつけ単体攻撃魔法を撃ち込めるし、エスケープゴートから攻撃されなくなるので、少し面倒だが安全性が高い魔物だった。
エスケープゴートのドロップ品は『ヤギの糸』だ。
「エゲリア、ヤギの糸って、ソマーラの村でも需要あるかな?」
「セーターやマフラーを編む毛糸なんで、需要は確実にあります。ギルドから普通の糸を買うと1玉40ナールですが、ヤギの糸は1玉80ナールする高級品です。それでも新品のセーターを買うより、ヤギの糸から編んだ方が大幅に安いので、『迷宮の淑女』で野菜と交換できるなら有難いですよね。ちなみにヤギの糸を買えなくても、服の裏地にウサギの皮を縫い付けて防寒着にする手もあります。」
「なるほどな、それじゃあ秋になったら集中的に狩るのが良いかもね。今日はさっさとボス部屋まで行って、7階層のボス戦を周回することにしよう。」
いつも通り、全体攻撃魔法を2発撃ち、5人で包囲殲滅する作戦で進めていく。エスケープゴートが3匹出た時は1匹逃してしまったが、残り2匹を殲滅した後から追跡できた。フレイヤの闘兎があるからこそだが、単体攻撃魔法を最大射程で撃つと逃げたエスケープゴートは煙に変わる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝食に帰宅してリビングの椅子に座ると、フレイヤは何も言ってないのに膝の上に座りシャツのボタンを外し出す。乳首からクリップを外して、軽く舐める所までがルーティーンになったようだ。フレイヤの反応が楽しいから全く問題ないが、今日もエマ・ミラ・ノラからはガン見されてる。まあキスと同じらしいから、何かのハラにはならないよね。
「ご主人様、あと一つサイハイブーツを作ると、エマ・ミラ・ノラもお揃いに出来ます。作っちゃいますねー。」
膝の上をイリスに交代し、フレイヤからイリスにボディークリップを付け替える。イリスは装着時に乳首を舐めて立たせないとクリップで挟めない。イリス胸もエマ・ミラ・ノラからはガン見されてるし、小さな喘ぎ声も聞かれてる。一番奴隷だし恥ずかしくないよね。イリスの手のひらが光る。
鑑定!
足装備:皮のサイハイブーツ(空き)
「イリス、また(空き)スロットが付いたサイハイブーツが出来た! やはり、ボディクリップを付けて鍛冶をすると(空き)スロットが付く確率が上がる仮説は正しいかもしれない。こうなってくるとイリスのボディクリップも是非欲しいな。引き続き、オークションで買った鍛治師の研究ノートの解析を進めてね。」
「了解しました、ご主人様。今作った皮のサイハイブーツは(空き)がある装備品ですから、ユリアの装備と入れ替えましょう。何かワクワクして楽しいですね。」
「イリス、そうしよう。それでアルフリーダ、朝食が終わったらエマ・ミラ・ノラにサイハイブーツを履かせてやって。あと、サイハイブーツに似合う服も買わなきゃいけないな。考えといてね。」
朝食は、全員が食べるほど高級パンが残ってなかったので、マカロニサラダも作った。マヨネーズは無いので、茹で野菜を一緒にオリーブオイルであえる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝食の後も、ソマーラの7階層でボス部屋を目指す。
彼我の戦力に差があるのだろう、魔物から攻撃を直撃されることは殆ど無い。たまにユリアが体当たりを受けるぐらいだ。次にコボルトのスキル結晶が手に入ったら、ユリアの装備品にコウモリ(回避力)を融合しよう。ボトルネックを少しでも埋めれば、もう少し上の階層でも安全に攻略できる。
イリスとフレイヤのマッピングで、昼前にはボス部屋が見つかった。極めて順調と言える。
「ご主人様、エスケープゴートのボスはバーンです。全体攻撃魔法を撃ってくるので1〜11階層の魔物では最も厄介とされています。でも我々には『強権のダガー』がありますからね!」
「イリス、全くその通りだ。『強権のダガー』で詠唱中断できるなら厄介なボスじゃないよね。むしろ経験値稼ぎに”もってこい”かもしれない。」
「フレイヤ、ボスのバーンは全体攻撃魔法を撃ってくる。『強権のダガー』で詠唱中断して魔法を撃たせないのが最重要だ。よろしくね!」
「まほうのもようがでたら、さします!」
想定通り、5人で囲めて魔法がキャンセルできるなら、バーンは難しくなかった。午後はボス周回をして経験値稼ぎをしよう。ドロップ品のヤギの肉は、骨付きの塊が出る時と骨無しの塊が出る時があった。それぞれ3つ獲得した所で昼休憩に帰宅する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワープで帰り、家の壁に出る。
「ご主人様、なんかいます!」
違和感を覚えたのだろう、アクティブスキルの『鋭敏』も発動したようで集中してる。フレイヤのボディクリップ付き鋭敏は、180秒間イージス艦で探知しているような解像度で感じてるみたいだ。フレイヤは、ベイルの町に続く街道の方向を指差している。
「25人ぐらい、にんげんぞくがいます。ギャーギャー言ってます。このまえの盗賊とおなじかんかくです。」
盗賊の感覚って何かな? 風呂に入ってないから汚いのかな? 粗野な人柄って探知対象なのか? 相変わらず天才肌の人の感覚ってのは理解が難しい。
淫乱のエゲリアが「ちょっと見てきます。」と言い走り出し、ユリアも後を追って走り出した。心肺持久力増強のパッシブスキルを得てる人の”ちょっと”は何処まで見に行くつもりだろうか? 前回の盗賊戦の経験があるから、エゲリアはフレイヤの探知能力を信頼してるんだろう。
二人がいつ帰って来るか分からないので、軽食に葱油餅を作る。小麦粉に塩と重曹を入れて水で練って、たっぷりのネギを挟み、たっぷりのオリーブオイルで焼いただけのファストフードだ。殆どピザと同じシンプルさで、似たような食物はどこの世界にもあるんだろう。コボルトフラワーで作るとモチモチ食感になって好みだ。コボルトフラワーは強力粉っぽいな。
1時間弱で、エゲリアとユリアが帰って来た。葱油餅の表面を再度フライパンで焼き直し、お茶と一緒に朝食に食べさせる。
「旦那様、また盗賊がいました。街道をベイルの町の方向に徒歩40分ぐらいの場所でキャンプしてますから、ソマーラの村を狙いに来てますね。見た目も完全に盗賊でした。もっとも全部で26人しかいなかったので、待ち構えて返り討ちにしましょう。人数はユリアと私とで数え確認したので、間違いありません!」
「人数的にも、一昨日の盗賊の残党かもしれないね。ユリアも、待ち構えて返り討ちで良いの?」
「当然です。盗賊は皆殺しで、剥ぎ取りが楽しみです。村人も総動員します、村民皆兵です!」
「イリス、アルフリーダ、フレイヤの意見は?」
イリス:鹵獲した装備品に(空き)スロットが付いてれば当たりですね。
アルフリーダ:私をご主人様のパーティから外してくれれば、もう一つパーティを作れます。
フレイヤ:瞬発力上昇のスキルでやりまくりです!
お嬢さん方にとって、盗賊を返り討ちにすることは既に決定事項だった・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【迎撃作戦案】
・街道の村の入口に、荷馬車や樽、ロープなどで障害物を構築。
・アルフリーダが作るパーティと村民皆兵の皆さんは、障害物の後ろ布陣する。
・エマ・ミラ・ノラは、MPの限界までメッキを掛ける。
・女性を囮に見せびらかし、盗賊が正面から真っ直ぐ突撃するよう誘導。
・突撃する盗賊と障害物の間に、ファイヤーウォールを出して足止め。
・エマを除いたマモルパーティがワープで移動し、盗賊に横槍を入れる。
・農夫と村民の男性が前進し、盗賊の包囲を完成。
・敗走し始めた盗賊は、オーバーホエルミングと瞬発力上昇にて追い討ちし、殲滅する。
【マモル】
パーティメンバー:ユリア、エゲリア、イリス、フレイヤ、エマ
皮の帽子 皮の鎧 革の手袋
武器 :デュランダル(63)
脚装備:硬革の靴(移動力増強)
アクセサリー:決意の指輪(3)
6ジョブ(31) キャラクター再設定(1) 詠唱短縮(3)
ワープ(1) 鑑定(1) パーティ項目解除(1)
等量交換(1) 敏捷上昇(1) MP回復速度三倍(7)
合計113
探索者Lv15:体力(小上昇)
英雄Lv8:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)
魔法使いLv15:知力(小上昇) MP(微上昇)
色魔Lv7:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
僧侶Lv8:精神(小上昇) MP(微上昇)
戦士Lv4:体力(小上昇) HP(微上昇)
【アルフリーダ】
パーティメンバー:ミラ・ノラ(錬金術師Lv3)、村人3名
武器:ほむらの銅剣
皮のサイハイブーツ
探索者Lv12:体力(小上昇)
ユリアとエゲリアは、村の武器庫から全ての防具と武器を運び出し、村民皆兵の皆さんに配った。とは言っても元々は盗賊から剥ぎ取った装備品なので、絶対数が足りない。男性に優先して装備させ、残りを戦う女性に配布した。ユリアとエゲリアは村人に作戦を説明し、決して突出しないよう念押ししている。
イリスが、皮の帽子を8個も連続で鍛冶している。手袋と靴は全員が装備品を身につけているが、胴装備の数に比べて帽子の数が足りてなかった。皮防具を装備し戦力化できた村人は20人、内10名のジョブは農夫で腕力増強の効果を持っている。アルフリーダ達4人を加えた計24人が正面で囮になる。主攻は横槍を入れる5人なんだけどね。
エマ・ミラ・ノラは、29人全員にメッキを掛ける事ができた。3人共、まだMPは切れてないと言っている。頑張ってる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ところが、戦闘自体はあっけなく、全く問題無く終わった。
準備万端で盗賊を待ち構えたこともあるが、文字通りの全滅まで、戦意が継続する盗賊なんていない。
ファイヤーウォールに盗賊2人が突っ込み、突撃の足が止まる。固まっている所に、後方15mの至近距離の木からワープで出て、横槍が奇襲で入った。オーバーホエルミングも使った奇襲じゃ、盗賊じゃなくても対応出来ないだろう。これで戦意喪失し、15人ほど残った盗賊も負けを確信し我先に逃げ出したが、魔法を見られている以上は皆殺しにするしか選択肢は無い。
逃げ遅れの盗賊は、村民皆兵の皆さんに包囲されてアルフリーダのパーティとイリスが狩り、街道を逃げた盗賊は、ユリアとエゲリアに後ろから襲われ、街道の外にバラバラに逃げた盗賊は、フレイヤが逃さず索敵してデュランダルの錆になった。
当然、Lvが高い盗賊は固まらずにバラバラに逃げたのだが、フレイヤの鋭敏範囲外まで逃げ出るのは不可能だ。フレイヤが見つけ出すから、個別に狩れる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フレイヤには、盗賊の気配が、周囲から全て無くなったのが分かるようで、一件落着となった。
ユリアとエゲリアとアルフリーダの3人で後処理をするので、イリスとフレイヤを伴って先に帰宅し、休憩してることにする。
返り血でグショグショになったので、シャワー室で全身を石鹸で洗う。服も全部着替えなきゃ。フレイヤもシャワー室に一緒に入って来て頭を洗ってる。フレイヤの頭と身体に付いてる石鹸を流しながら、つい愚痴ってしまった。
「フレイヤぁ、なんか盗賊とばかり戦ってるよなぁ。フレイヤが大活躍だったから少し楽だったけどさ。」
「ご主人様もかっこよかったです! とうぞくがりはたのしいですね。」
フレイヤを洗い終わるとイリスに交代して、彼女の髪の毛を洗う。もちろん身体もだ。
「イリスの髪の毛は細くて綺麗だなあ。今日は危ない事あった?」
「盗賊が密集してたので槌が当りまくりました。打撃武器だと防具関係なくグシャって潰れるんで対人戦に有利ですね。やっぱりドワーフは槌です!」
うちのお嬢さん方は皆イケイケだ。盗賊が跋扈する世界では当然なのか?
エゲリアとアルフリーダが、盗賊からの剥ぎ取り品を抱えて帰ってきた。汚いとアイテムボックスに入れたくないよね。ユリアは村の祝勝会の準備に入ったそうだ。
「旦那様、戦利品の分配なんですが・・・。」
「エゲリア、せっかく村民皆兵を宣言して勝ったんだから、現金を村人に直接還元して『戦って良かった』と思わせるべきだろうね。余った現金は村の運営に使いなよ。『現金以外がウチのパーティの取り分』でどうかな? いらない装備品は村の武器庫に寄付するけどね。」
「村人はほとんど戦闘してないのに、そんな大盤振る舞いしても良いんでしょうか?」
「村長のユリアの名前で大盤振舞いするのが重要なんだよ。ソマーラの村人には、ファイヤーウォールもオーバーホエルミングも闘兎の瞬発力上昇も見られてるんだ。戦利品のお金を握らせて『同じ釜の飯を食った仲間』の絆を深めないと、内密が担保されないじゃん。」
うん、剥ぎ取りも順調で盗賊にしては結構あるな。
鋼鉄の剣(空き)(空き)*1
鉄の剣*2
シミター*5
銅の剣(空き)*2
銅の剣*9
鉄の槍*1
銅の槍*6
革の鎧(空き)(空き)*1
革の鎧*1
革の帽子(空き)*1
革の帽子*1
革の手袋*1
革の靴*1
皮の鎧*24
皮の帽子*11
皮の手袋*13
皮の靴*25
木の盾*5
インテリジェンスカード26枚
緑魔結晶*1、青魔結晶*3、紫魔結晶*8 赤魔結晶*14
金貨34枚、銀貨96枚、銅貨137枚
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夕方、ソマーラの村人が集まり、ユリアが乾杯の音頭をとる。
「ソマーラの村の皆、今回は無傷で盗賊を撃退でき、村の伝承に新たな1ページが加えられました! 盗賊からの戦利品として村人全員に銀貨1枚、戦闘参加した人には特別に金貨1枚を分配することにします。そして大事な事は『内密は素晴らしい!』です。当然分かってるとは思いますが、今日の戦いは内密です。それでは『乾杯!』」
「「「「「分かってま〜す。かんぱ〜い!」」」」」
「ねえお父さん、内密ってなあに?」
「人には秘密にしておきたい事が一つや二つはあるんだ。お前だって昨日オネショしたの他人に知られたら嫌だろ。」
「もう5歳だから、オネショしてないもん!」
「そうだ、それが内密ってことだ。今日の盗賊との戦いなんて何も無かったんだよ。マモル様達が無茶苦茶に強いのも気のせいだ。今食べてるバーベキューだって肉はマモル様が出してるに違いないし、村人全員がお金を貰うんだから、秘密は絶対に守らなきゃ人として終わりだぞ。簡単だろ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後から対人戦だったので、禁欲攻撃で精力を解放する暇がなかった。溜まってるので抜きたいけど、少し疲れたので休みたい。イリスに相談すると、
「それなら今晩の夜伽は、5人全員騎乗位で奉仕しますから、ご主人様は動かないで大丈夫です。抜きまくりますから、精力を解放してスッキリしてから早めに休みましょう。」
一番奴隷が出来る女で良かった。
春の16日