朝食後のお茶を終える。
ユリアはアルフリーダと一緒に、抱かれる時の公定価格「ウサギの毛皮10枚」を、村の未亡人達を回って伝えるそうだ。要は「誰かがダンピングすると、合成の誤謬が起こって損する」って事なんだが、村長の仕事ってのは地味な事の積み重ねだな。アルフリーダを伴ってるのは、「掟破りが発覚したら、『迷宮の淑女』商会で買い物出来なくなるよ。」って無言の脅しなんだろう。
なので、朝食後のソマーラの迷宮には、イリス・フレイヤ・エゲリアの3人を伴って入る。
「イリス、前回、1階層の魔物部屋を掃除したのが6日前だった。また魔物は溜まってるかな?」
「う〜ん、全然見当がつきません。エゲリアは何か聞いた事がある?」
「魔物部屋の事なんて、全く分かんないですよ。旦那様、取り敢えず行ってみませんか? 万が一、溜まってたら村人が危ないですから。」
1階層の小部屋までワープして、イリスに、魔物部屋がある壁まで案内してもらう。3回ほどフレイヤが駆け出して、近くに居たスローラビットを狩っている。ウサギの毛皮2枚に、幸運にも、レアドロップのウサギの肉を1枚入手できた。
「ご主人様、この壁です。一応、村の事務所に1階層の地図を貼り出してるんですが、地図を読むのは難しいらしく、書き写したのは2人だけとノラが言ってました。」
「あ〜、そうだよね。定期的に掃除しないと、村人は危ないね。それじゃあ、魔物部屋に突入するけど、多分、全体攻撃魔法1発かな。」
壁を押すと、部屋の中に吸い込まれる感じだ。
「ファイヤーストーム!」
スローラビットは全て煙になり、ウサギの毛皮7枚が残った。魔物部屋には、おおよそ1日1匹強のペースで溜まるのか?
「旦那様、魔物部屋って一度潰しても、再度魔物が湧いてくるんですね。」
「ひょっとしたら・・。我々のパーティはソマーラの迷宮に入っているけど、吸収された村人って誰もいないじゃん。栄養が無いと迷宮は成長できないよね。だから餌を取ろうと、魔物部屋の活動は活発になるのかもしれないね。迷宮に人自体は入ってるから、外に魔物を出すより合理的なんだううな。」
「とすれば・・。ご主人様、前に見つけた6階層と11階層の魔物部屋も、早めに潰しといた方が楽なんじゃありませんか?」
「あ、そうか。ソマーラの迷宮は、魔物が溜まるのが早い可能性があるよね。うん、6階層の魔物部屋に行ってみようか。」
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ソマーラの迷宮6階層の小部屋までワープする。
「イリス、フレイヤ、エゲリア、ちょっと休憩してて。対魔物部屋用の設定に変更するから。」
朝食前の迷宮で16階層で狩ってたからか、色々レベルが上がってるな。でも、メッキは掛けとかないと不安だよなぁ。知力(小上昇)が付いて魔法も多少は強化されるから、念の為6ジョブまで取って、錬金術師を付けるか。オーバーホエルミングも使って、2発目の魔法までのリキャストタイムを限り無く短縮すれば、ほぼ大丈夫だと思うけどな。
【マモル】 革の帽子・鎧・手袋
武器 :ダマスカスステッキ(空き)
足装備:駿馬の硬革靴(移動力増強)
アクセサリー:聖銀のミサンガ(空き)(空き)
6ジョブ(31) キャラクター再設定(1) 詠唱省略(3)
獲得経験値二十倍(63) 必要経験値五分の一(15)
MP回復速度三倍(7) 鑑定(1) ワープ(1)
合計122
探索者Lv24:体力(小上昇)
魔法使いLv23:知力(小上昇) MP(微上昇)
英雄Lv12:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)
色魔Lv15:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
神官Lv17:MP(小上昇) 知力(微上昇)
錬金術師Lv7:知力(小上昇) 器用(微上昇)
【イリス】 革の鎧
武器 :槌(空き)
頭装備:革の帽子(空き)
腕装備:鋼鉄のガントレット(空き)(空き)(空き)
足装備:皮のサイハイブーツ(空き)
アクセサリー:指輪(空き)(空き)
鍛冶師Lv13:腕力(中上昇) 体力(小上昇)
【フレイヤ】木の盾 硬革の鎧 硬革の手袋
武器 :強権のダガー(詠唱中断)
頭装備:ダマスカス鋼の鉢金(空き)(空き)(空き)(空き)
足装備:革のサイハイブーツ(空き)
アクセサリー:ボディークリップ(空き)(空き)(空き)
闘兎Lv11:器用(中上昇) 敏捷(小上昇) HP(小上昇)
【エゲリア】革の帽子 革のサイハイブーツ
武器 :鋼鉄の剣(空き)
胴装備:革の鎧(空き)(空き)
腕装備:革のミトン(空き)(空き)
アクセサリー:指輪(空き)(空き)
淫乱Lv11:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
今回も、イリスに魔物部屋がある壁まで案内してもらう。6階層の魔物はコラーゲンコーラルで、2匹の集団に出くわしたのは実験できてラッキーだ。全体攻撃魔法2発では生き残ったが、フレイヤがダガーで刺した途端、煙に変わった。
「全体攻撃魔法2発と物理攻撃1発当てれば倒せるね。なら今回は、オーバーホエルミングも使うよ。見た目には魔法2連発で撃ってる感じに見えるから、魔物部屋に入ったらそのまま全員で突撃しよう。メッキも掛けるから、一撃なら魔物の攻撃が当たっても大丈夫!」
イリスに導かれ、魔物部屋の壁まで到達する。
「じゃあ、行くよ!」
壁を押すと、今回も部屋の中に吸い込まれる感じだ。魔物がウジャウジャいるな。
オーバーホエルミングを発動し、5階層のニートアントは水魔法が弱点ゆえ、ウォーターストームを撃つ。そのままダマスカスステッキを手に前進する。MP吸収を、ダマスカスステッキに付けて無いのが悔やまれる。後ろを振り返ると、フレイヤが迫っている。瞬発力上昇を発動させたな。次が淫乱のジョブ持ちのエゲリアで、最後がイリスの単縦陣になっている。この辺で止まらないと、危ないかもな。目の前にいるスパイスパイダーとミノを、ダマスカスステッキで殴っておくか。
オーバーホエルミングが切れるタイミングで、全体攻撃魔法のリキャストタイムも満たされるのは経験済みだ。二発目のウォーターストーム!
ニートアントと、さっき殴ったスパイスパイダーとミノが煙になった。だいぶ数が減った。瞬発力上昇を発動させてるフレイヤが、嬉しそうに無双している。6階層の魔物部屋も大丈夫だ。
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結局、コーラルゼラチン、毒針、皮、オリーブオイル、合計で29個を拾った。スパイススパイダーにドロップ品は無いから、おそらく35匹程度の魔物が溜まってたと推定される。
鑑定!
鑑定!
鑑定!
うん、拾い忘れは無いみたいだな。
「ご主人様、楽しかったね。11階層にも行こうよ。」
「う〜ん、フレイヤ、MPの残りが少なくなっちゃったから、回復しないと無理かな。一度家に帰って休憩しようと思う。それに、11階層の魔物部屋は、ユリアとソフィアも誘って6人で行かないと危ないかもね。ちょっと11階層に寄って、実験してから帰ろうか。」
ソマーラの11階層はコボルトだから、仮に魔物が全部で40匹いても、半分いるコボルトが全体攻撃魔法2発で消えれば何とかなるだろう。11階層にワープする。
「フレイヤ、イリス、できればコボルトが理想だ。魔物を探して。」
とは言うものの、ソマーラの迷宮の2階層以上は、我々のパーティしか入ってないので、獲物は余っている。
「ご主人様、右側から来ます。数は多いです!」
コボルト4匹の団体だ。実験対象として、ちょうど良い。
結局、11階層のコボルトは、ブリーズストーム2発で煙になった。11階層では、コボルト以外に弱点魔法がある魔物は出ないけど、背後さえ取られなければ行けるんじゃないか?
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休憩に帰宅したら、家ではミラが洗濯をしていた。手を洗って、ソファーで横になるが、いつものようにフレイヤが胸をはだけてやって来る。ご主人様の特権で、癒されるな。
ミラが洗濯を中断して、皆にお茶を入れ、イチゴを出してくれた。
「ミラ、10人分の洗濯は大変かな?」
「旦那様の家は、水も洗濯板も石鹸もあって、ほむらの銅剣を使えば、お湯も使い放題です。メチャクチャ楽ですよ。皆毎日シャワーを浴びて、毎日着替えてるから、ドロドロの洗濯物も無いですし。」
「そうか、気が付いたことや疑問があったら、遠慮せずに言うんだよ。あと、ソフィアを呼んできてくれる。」
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「ご主人様ぁ〜、大変です。今さっき、アイテムボックスが1つ増えました。探索者のレベルが40になったんです。ご主人様が何かしたんですか?」
「え、言ってなかったっけ。うちのパーティメンバーは、普通の人の20倍のスピードで経験値が溜まっているんだよ。最近はソフィアも迷宮に入ってたしね。とにかく、Lv40おめでとう。このまま冒険者を目指そうね。」
「いろいろ異常ですが、イリスとエゲリアが、こんなことで驚いてちゃ駄目って、目で言ってます。あと、さっき村人が『ウサギのスキル結晶』を持ってきたので、5,000ナールで買い取りました。」
「やった! ソフィア、スキル結晶はイリスに渡しといて。11階層の魔物部屋は、コボルトのスキル結晶を入手して『強権の鋼鉄剣(詠唱中断)』を作ってから入った方が良いかな。エゲリア、イリス、フレイヤ、予定変更だ。4人でコボルトケンプファーを周回しに行くよ。」
フレイヤのボディークリップは外したばかりだが、膝の上で乳を揉みっぱなしだったので、乳首も立ちっぱなしだ。軽く舐めてから、再びボディークリップを装着する。フレイヤの乳房は、ミラにガン見されっぱなしだな。
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ソマーラの迷宮11階層の待機部屋までワープで跳ぶ。実験も兼ね、6ジョブのまま錬金術師を戦士に変更して、ボス部屋に入る。
「今回は、ダマスカスステッキに、戦士のラッシュを乗せて攻撃してみる実験だ。4人だし、魔法を撃ち終わるのを待たないで包囲するよ。正面はイリス、フレイヤは後ろ、エゲリアは左でお願い。」
ボス部屋に入り、コボルトケンプファーが現れると同時にファイヤーボールを放つ。エゲリア、イリス、フレイヤは走り出してるな。単体攻撃魔法を打ち終わったら、コボルトケンプファーの右側が自分のポジションだ。エゲリア、イリス、フレイヤは攻撃を始めていて、2発目の魔法を放つ前に包囲は完成する。無詠唱でラッシュ! 確かにダマスカスステッキでも、ラッシュは発動している。至近距離から2発目のファイヤーボール! 再び無詠唱でラッシュ!
結果、単体攻撃魔法2発+ラッシュ2発+エゲリア、イリス、フレイヤの物理攻撃で、コボルトケンプファーは煙になった。
「旦那様、至近距離でファイヤーボールを撃つのはビックリします。せめて、詠唱短縮にして『ファイヤーボール!』って言ってから撃って下さい。」
「ご主人様、楽しかったね。でも、ファイヤーボール!って言った方が良いよ。」
「そうですよ、ご主人様。至近距離からの魔法攻撃は、ビックリしました。魔法って普通は後衛から撃つものですから、あんな撃ち方はご主人様だけだと思います。」
「皆、ありがとう。これからも、ダメ出しは遠慮なく言って。じゃあ昼休憩まで、今の感じでボス周回しようか。」
このペースだと、1周5分ぐらいかな。コボルトスクロースはいくらあっても嬉しいから、悪く無い。
MP回復速度三倍・ 鑑定・ 詠唱省略を外し、余ったBP10を知力に振って、ボス周回を続ける。習熟もあるだろうが、完全に1周5分を切ってきた。コボルトスクロースが11個、コボルトフラワーが4個溜まった所で、昼休憩に帰ることにする。同じ作業の繰り返しは飽きてくるしね。
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昼休憩に帰宅して、皆とクッキーを食べていると、ユリアとアルフリーダも帰って来た。
「お疲れ、何人ぐらい未亡人を回ったの?」
「21人です。皆生活が大変そうでした。」
人口80人ぐらいの村で、21人も未亡人がいるって多すぎだ。男が死に易い世界ってのは、悲惨だな。そこそこ大きなアイテムボックスを持ってて、信用出来る人なら雇うんだけどな。
ソフィアを隣に呼んで、アイテムボックスの整理をする。
【アイテムボックスに入る最大数】
ソフィア:40種類*40個=1,600個
マモル :24種類*24個= 576個
イリス :10種類*10個= 100個
イリスのアイテムボックスには10種類しか入らないから、倉庫目的で使うには適さない。金貨を10枚預けてるから、実質的に使えるのは9種類だ。だから、イリスは小まめに整理している。
さっき、ソフィアは探索者Lv40になったので、アイテムボックスの箱に入る数も39個から40個に増えている。40種類の物が40個ずつ収納可能だから、アイテムボックス不足になるのは、もう少し先だろう。自分のアイテムボックスには24種類しか入らないので、迷宮からのドロップ品は、基本的に全部下ろしたい。
「そろそろ、またソマーラの迷宮11階層に行くよ。2〜3時間で迎えに戻るから、その時はユリアとソフィアも一緒に行こう。」
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コボルトケンプファーの、ボス周回を再開する。
速度は、1周4分程度のペースまで上がっている。オーバーホエルミングも使えば、もう少し短縮可能だがMPが持たない。現時点では、このペースが限界だろう。面倒だが、途中の小休憩の時だけ『MP回復速度二十倍』を付ける小技も使う。
コボルトスクロースが26個、コボルトフラワーが11個溜まった次の周回、コボルトのスキル結晶が落ちた!
午前中と合わせ、コボルトケンプファー53匹を倒した事になる。今回も確率的には相当良かったんだろう。コボルトのスキル結晶は、イリスのアイテムボックスに収納して、一旦帰宅する。ユリアとソフィアを迎えに行こう。
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家に帰ると、ノラが、夕食の下拵えを始めようとしてた。
石鹸で手を洗い、ソファーに座って休憩だ。魔物部屋を潰しに行くので、MPをフル回復させねば。
フレイヤによれば、アルフリーダの気配は村事務所からすると言っている。アルフリーダも我々を感知しているハズだから、暫くすれば来るだろう。ノラが、薄切りパンの上に乗せたイチゴジャムと、お茶を出してくれた。
おやつを軽く食べたタイミングで、ユリアとソフィアが村事務所から帰って来た。
「ご主人様、融合やりますよ。エゲリアの鋼鉄の剣に、ウサギとコボルトのスキル結晶と融合させます。今ぞ来ませる御心の、言祝ぐ蔭の天地の、スキル結晶融合!」
鑑定!
武器:強権の鋼鉄剣(詠唱中断)
「よし、今回も融合成功だ、鋼鉄の剣に詠唱中断が付いた。ノラ、イリスはスキル結晶の融合に100%成功するんだけど、これは絶対に内密だよ。イリスが悪い人に拉致られちゃうからね。」
「ノラ、騙されてはいけませんよ。ご主人様は、融合が成功する装備品が分かるのです。私は普通に融合してるだけで、特別な事はしていません。もちろん、これも内密ですからね。ご主人様が拉致られますから。」
「はい、ノラは、死んでも喋りません!」
「ノラ、死にそうになった時は喋って良いんですよ。秘密を知った敵は、後で皆殺しにするだけですから。旦那様は自由民ですので、自力救済の権利がありますし、権利を行使する実力もあります。分かりましたね。」
「はい、エゲリアさん。ノラは一生旦那様にお仕えします!」
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「それでは、ソマーラの11階層、魔物部屋についてだ。」
11階層:コボルト 全魔法弱点!
10階層:グリーンキャタピラー 糸
9階層:ニードルウッド 水魔法耐性
8階層:チープシープ 睡眠
「一番多く出るコボルトは、全体攻撃魔法2発で最初に消えるから、気にしなくていい。フレイヤとエゲリアは、グリーンキャラピラーの糸と、チープシープの睡眠のキャンセルが優先事項だね。全体攻撃魔法の3発目を撃つまでの時間、頑張って凌ごう。6階層の魔物部屋には35匹前後がいたから、11階層の魔物部屋も同じ様な数だろう。半分がコボルトとして、12〜13匹を6人で抑えることになる。今なら、まだ対応可能な数なので、少し危ないけど、魔物部屋は潰しておきたい。」
【マモル】 革の帽子・鎧・手袋
武器 :ダマスカスステッキ(空き)
足装備:駿馬の硬革靴(移動力増強)
アクセサリー:聖銀のミサンガ(空き)(空き)
6ジョブ(31) キャラクター再設定(1) 詠唱短縮(1)
獲得経験値二十倍(63) 必要経験値五分の一(15)
鑑定(1) ワープ(1) 知力上昇(9)
合計122
探索者Lv24:体力(小上昇)
魔法使いLv23:知力(小上昇) MP(微上昇)
英雄Lv13:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)
色魔Lv16:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
神官Lv19:MP(小上昇) 知力(微上昇)
錬金術師Lv9:知力(小上昇) 器用(微上昇)
【イリス】 革の鎧
武器 :槌(空き)
頭装備:革の帽子(空き)
腕装備:鋼鉄のガントレット(空き)(空き)(空き)
足装備:皮のサイハイブーツ(空き)
アクセサリー:指輪(空き)(空き)
鍛冶師Lv13:腕力(中上昇) 体力(小上昇)
【フレイヤ】木の盾 硬革の鎧 硬革の手袋
武器 :強権のダガー(詠唱中断)
頭装備:ダマスカス鋼の鉢金(空き)(空き)(空き)(空き)
足装備:革のサイハイブーツ(空き)
アクセサリー:ボディークリップ(空き)(空き)(空き)
闘兎Lv12:器用(中上昇) 敏捷(小上昇) HP(小上昇)
【エゲリア】革の帽子 革のサイハイブーツ
武器 :強権の鋼鉄剣(詠唱中断)
胴装備:革の鎧(空き)(空き)
腕装備:革のミトン(空き)(空き)
アクセサリー:指輪(空き)(空き)
淫乱Lv11:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
【ユリア】 革の帽子
武器 :鋼鉄の剣(空き)(空き)
胴装備:革の鎧(空き)
腕装備:革のミトン(空き)
足装備:革のサイハイブーツ(空き)
アクセサリー:イアリング(空き)(空き)(空き)
淫乱Lv10:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)
【ソフィア】レイピア 鉄の盾 革の帽子・鎧・手袋
足装備:駿馬の革サイハイブーツ(移動力増強)(回避力二倍)
アクセサリー:頑強の指輪(物理ダメージ削減)(空き)
探索者Lv40:体力(小上昇)
「全員にメッキを掛けるから、1発なら魔物の攻撃を受けても大丈夫だよ。じゃあ、行こうか。」
ソマーラの11階層、待機部屋までワープし、いつものようにイリスに導かれ、魔物部屋の壁まで到達した。
「皆、魔物部屋に入るよ! オーバーホエルミングも使うから、魔法が連続して2発撃ってるように見える。すぐに近接戦闘になるからね。」
壁を押すと、今回も魔物がウジャウジャいる。
「オーバーホエルミング!」
「ファイヤーストーム!」
ちょうど目の前にチープシープがいたので、ダマスカスステッキで殴りまくっておく。そろそろ、オーバーホエルミングの効果が切れるな。
「ファイヤーストーム!」
コボルトが全部消え、魔物の数が半分に減った。目の前で殴り続けたチープシープも煙になる。10歩先にいるグリーンキャタピラーを殴りまくろう。距離を取ると糸を吐かれるからね。
そろそろ、リキャストタイムが経過する。
「ファイヤーストーム!」
ダメージが入ってる魔物が煙になり、相対する魔物の数がグッと少なくなる。もう安心かな。もう1匹、グリーンキャタピラーをダマスカスステッキで殴りに行こう。エゲリアは、最奥まで走ってるな。
「ファイヤーボール!」
最後まで奥にに残ったニードルウッドに単体攻撃魔法を撃ち込み、魔物部屋をクリアできた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「みんな、お疲れ! 11階層でも魔物部屋を潰せたね。攻撃を受けた人は手当するよ。」
「ご主人様ぁ、楽しいね〜!」
「魔物部屋は広いので、槌を思いっきり振り回せて良いですね。結構、1撃で2体に当てましたよ!」
「エゲリアは、3回、魔法をキャンセルしました!」
「ユリアも頑張りましたよ。魔物2匹抑えるのに成功しました!」
「ご主人様のパーティは、火力と機動力が無茶苦茶です。魔物部屋って、密集隊形で戦うのがセオリーなのに・・。」
誰も、魔物の攻撃は受けてないっぽい。コボルトソルト、コボルトナイフ、糸、ブランチ、合計で31個ドロップ品を拾い集める。チープシープにドロップ品は無いから、11階層の魔物部屋も、35匹程度が溜まってたんだな。
鑑定!
鑑定!
鑑定!
今回も、拾い忘れは無い。誰も攻撃を受けてないようで、良かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ご主人様、おかえりなさい。夕食の用意は出来ています。今、シチューを温めますね。」
すっかり”上げ膳据え膳”に慣れてしまって気持ち悪いが、ご主人様が家事をするのは、他の人の仕事を奪ってしまう悪い行いらしい。所変われば常識も変わる。手洗いの後、いつもの様に、フレイヤが膝に乗って来る。
「ご主人様、夕食が済んだら、ソフィア・アルフリーダ・エマ・ミラ・ノラの5人で1時間ぐらい迷宮に行ってこようと思います。明日は『ウサギの肉』50個の納品日ですが、在庫は4個しかありませんから、少しでも補充しとかないと。送り迎えはお願いしますね。」
「アルフリーダ、1階層のボスを周回するのは問題無いけど、エマ・ミラ・ノラを夕食後まで働かせても良いのかな?」
「ご主人様が、何を問題にしてるのか理解出来ないのですが、帝国で『迷宮の淑女』商会以上のホワイト企業は無いと思います。これほど恵まれてる家人階層って珍しいですよ。なので、村人からエマ・ミラ・ノラが妬まれますから、早くズボズボ突っ込んじゃって下さいね。ご主人様のお手付きなら、誰も文句は言いません。」
ユリアとエゲリアも「アルフリーダさんの言う通りです!」と後押しするが、愛人のセリフとして違ってんじゃ・・?
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パーティメンバーを、ソフィア・アルフリーダ・エマ・ミラ・ノラに入れ替え、ソマーラの迷宮1階層の待機部屋までワープする。
「アルフリーダ、フレイヤから借りた『ダマスカス鋼の鉢金』はちゃんと付けるんだよ。それじゃあ、1時間後に迎えに来る。無理しなくて良いからね。」
ジョブ編成を『探索者・英雄・魔法使い・戦士・剣士』に変更し、少しだけパーティ効果で支援しておこう。エマ・ミラ・ノラは、お揃いのスキニージーンズにサイハイブーツが似合う。夏用にレギンスも買ってやりたいが、売ってるかな?
家に帰ると、イリスは忙しそうだ。クーラタルの迷宮の構成や、魔物部屋の戦闘についてノートに記録している。今日は、魔物の組み合わせで難易度が大きく変わることを確認できた。暫くは、クーラタルの迷宮16階層にも遠征するべきだろう。
フレイヤは、食器を洗っている。偉いな。ウォーターウォールで、水瓶とシャワータンクに給水しておこう。毎日やっているので、ウォーターウォールは、狙いピッタリの場所に出せる位まで習熟してきた。
エゲリアは、今日入手した蜜蝋を使って、装備品の手入れを始めている。要はワックスだから、革製品になら大抵使えるハズだ。
「旦那様の装備も手入れしておきますね。」とのことで、喜んでお任せする。
ユリアだけやる事が無いが、しょうがない。この時間に、自分も強壮丸(MP)を作っとこう。
魔法使いのジョブを外して薬草採取士に付け替える。遠志(オンジ)の塊1個から、強壮丸(MP)3個しか取れない。3*8=24個で今のアイテムボックス容量1箱分なので、とりあえず、遠志(オンジ)8個を生薬生成する。少し面倒だが、丸薬でMP補給が出来るのは大きい。今なら、前回はMP不足で倒れた、ハーフェンの漁村まで直行可能かも。
お迎えまで、まだ時間が残っている。コーラルゼラチンを湯で溶かし、ゼリーを作ってみよう。まだまだ気温も高くないから、気化式冷蔵庫でも十分固まるだろう。
「ご主人様、何作ってるんですか?」
「フレイヤは、ゼリーってデザート知ってる?」
「知らないけど、デザートは何でも好きです!」
気化式冷蔵庫に苺が入っていたので、洗ってヘタを取りカットする。コボルトスクロースで甘みを付け、潰した苺も少し入れて、溶かしたゼラチンと混ぜる。銅のパットに流し、粗熱が無くなるまで放置する。ソフィア達を迷宮にお迎えに行った後、気化式冷蔵庫に入れて、明日の朝には固まってる筈だ。
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そろそろ、迷宮にお迎えの時間になった。
1階層の待機部屋にワープするが、ボス部屋の扉は開いている。壁にフィールドウォークの空間が開いて、ソフィア達が出て来た。
「お疲れ、攻撃を受けた人はいる?」
「大丈夫ですよ、ご主人様。ソフィアに突撃するラピッドラビットは、全部、盾で弾き飛ばせます。それを空中でアルフリーダが火炎剣で叩き落として、地面に落ちたらエマ達が袋叩きにしました。」
アルフリーダも、楽勝っぽい話ぶりだ。
「ご主人様、もう一本、水触剣か火炎剣があると良いですね。ボス周回なら、思った以上に使えます。」
ソフィアが言うのなら、そうなんだろうが、コボルトのスキル結晶待ちなんだよね。今回でウサギの肉は6個入手し、在庫は合計10個。明日の朝に、40個入手すれば納品に問題無いな。
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皆を連れ、ワープで帰宅する。
完全に日が落ちているものの、今晩は月明かりがあるので、エマ・ミラ・ノラが自宅まで帰るのに支障は無いらしい。『ほむらの銅剣』が戻って来たので、お湯を沸かし、ユリアから順番にシャワーに行かせる。温水がふんだんに使える生活になって、今更、水のシャワーは無理だ。湯船にも入りたいが、大量にお湯を沸かす熱源がなぁ・・。ミチオ君ほどの執念が無いと、魔法で風呂を沸かすのはキツイわ。
アルフリーダと一緒にシャワー室に入り、肉付きの良い身体を石鹸で手洗いする。癒されるな。今日の夜伽は、アルフリーダとフレイヤの親子丼をメインにしよう。
春の24日 夜