※この作品はR-18です。

迷宮資源で奴隷娘とハーレムを   作:prime67

52 / 116
春の26日 午前


51.ヒラヒラのスカートで迷宮に

荷馬車を2台つらね、街道をソマーラの村に向かう。

 

盗賊からの戦利品の荷馬車は、エゲリアが手綱を取っている。村まで約3時間の行程だが、返り血を浴びてるので気持ち悪いな。ベイルの町の城壁が見えなくなった所で、荷馬車を停められる広場と木陰があった。

 

「ご主人様、休憩して体を拭きませんか? お腹も空いたし、焼き立てパンを食べましょうよ。」 

 

やはり、アルフリーダは出来る女だ。

 

ウォーターウォールで水を出し、顔と手足を洗う。闘兎の鋭敏があれば、奇襲を受けることは無い。なら、防具を脱いでも大丈夫だろう。木箱から焼き立てパンを3個取って、アルフリーダと一緒に家までワープする。エマ・ミラ・ノラも心配してるだろうし、朝食を食べさせないと。

 

家で着替えとコップと果物を用意し、トンボ帰りで馬車まで戻る。簡単な朝食だが、本当に焼き立てパンだから、普通に美味しい。ラバとロバは、草原に放てば、勝手に食事する。馬と違って穀物飼料が不要なのは、ソマーラの村に向いているよね。

 

「ユリア、盗賊は、金貨をいっぱい縫い付けてた?」

 

「金貨19枚、服に縫い付けてありました。銀貨や銅貨を合わせれば、全部で金貨20枚程度だと思います。まあまあですが、魔結晶の方は、一番良くて『青』でしたから、大したことありません。」

 

大した事無いと言われた魔結晶10個は、木箱に放り込まれている扱いだ。

 

「エゲリア、今回入手した2頭の輓獣(ばんじゅう)に装着して、畑のすき込みに使うプラウ(鋤)って、余ってる?」

 

「旦那様、言い難いのですが、あの・・、盗賊から『剥ぎ取り』した金貨で、鉄のプラウを買ってもらえませんか? 村にプラウは2台ありますが、木製なんです。あの、ショボイんです。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

小麦>大麦>ライ麦>燕麦

 

値段が高い順で、食味とも比例している。ぶっちゃけた話、小麦は納税の為に栽培していて、ソマーラの村人が食べているのはライ麦パンだ。大麦の方が小麦より収量が多いが、それでも大麦の収穫だけじゃ納税出来ない。

 

麦は、肥料をぶち込まないと収量が出ないが、ソマーラの村には、そもそもの肥料が無い。また、麦は収穫して食べるのに、脱穀と製粉という面倒な手間も必要だ。”他の手段”で納税資金を稼げるのなら、小麦は作らず、食べる分の小麦粉を買った方が効率的まであると思う。

 

しかしソマーラの村レベルでは、”他の手段”が無いから、畜糞をすき込んで麦の収量を上げるんだが、考えが甘かった。設備投資を重ねとけよ。

 

「アルフリーダ、どう思う?」

 

「本来なら、村への購入資金の融資ですが、返済の目処が無いので、あげるのと同じです。エゲリア個人のオネダリであげる品としては、少し高価ですね。ご主人様のメリットが、無さ過ぎです。」

 

「「・・・・。」」

 

「じゃあさ、エマ・ミラ・ノラがおねだりすれば?」

 

何だそれ、フレイヤの言ってる事が意味不明だ。

 

「あ、それ素敵な話ですね。ご主人様が、エマ・ミラ・ノラの処女を貰ったお返しに、農機具をプレゼントするなんて美談です。プラウは高価ですから、エマ・ミラ・ノラは、ソマーラ村で、乙女の物語として歌になるでしょう。」

 

ソフィアが、無茶苦茶な事を言い出した。

 

「ご主人様、プラウを3台買って、エマのプラウ、ミラのプラウ、ノラのプラウと名付けましょう。エマ・ミラ・ノラは、村からプラウの使用料を受け取れる上に、ご主人様に処女を破って貰えます。これって、一生の安泰が保証された様なものですから、三人とも喜びますよ。」

 

イリスも乗り気のようだ。困った。

 

「ご主人様は、エマ・ミラ・ノラを、好みの女に調教できるの。男の人って、そういうの好きだよね。」

 

フレイヤの駄目押しに、ソフィアとイリスも頷いてる。どういう事? 理解できんぞ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

街道をソマーラの村に向かうと、30分に一匹ぐらいの頻度で、魔物に出会う。全てLv1の魔物だから我々の脅威にはならないのだが、これって、ベイルorソマーラ、どっちの迷宮から溢れた魔物なんだろ?

 

それにしても、サスペンションの無い馬車は、道の凸凹がダイレクトに伝わる。正直、振動が酷すぎる。街道整備ぐらいして欲しいけど、冒険者のフィールドウォークがある世界だから、街道整備なんて優先順位が低いよなぁ。荷台で木箱をひっくり返して座り、軽いソフィアを膝に乗せて気を紛らわせる。

 

「ご主人様、ベイルの町の盗賊は、そこそこ裕福でしたね。11階層ぐらいまで迷宮を上がれば、まだ見つけられると思いますよ。狩りませんか?」

 

ソフィアが、さらりと恐ろしいトークを始めた。伯爵家当主の一番奴隷にとって、盗賊狩りは日常業務なんだろうか?

 

「迷宮での盗賊狩りって、難しくない? ダンジョンウォークで簡単に逃げられちゃうよ。」

 

「ええ、強そうなパーティだと盗賊は寄って来ませんから、女性パーティが、人が少なくなる階層に入って、襲われるのを待つんです。うちだと、ソフィア・イリス・フレイヤの3人でパーティを組むのが、一番釣れると思います。真面目そうで、か弱い見た目の女性だけでパーティを組んで、盗賊に襲わせたら、最初に探索者を狩るのがコツですね。盗賊の、ダンジョンウォークとパーティ効果を封じるんです。」

 

「ご主人様、それ良いです。近所の盗賊なんて少ないに越した事ありません。帝都で、ヒラヒラのスカートを買って下さい。3人でいっぱい釣っちゃいます!」

 

イリスも狩る気が満々で、味を占めたセールスレディみたいだ。

 

なんか、やる事が増えたな。まあ今日は儲かったし、買い物に行くか。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

荷馬車で村に着いたのは、正午過ぎで、たっぷり3時間以上かかった。全員、順番にシャワーで身体を洗い、軽くパンとジャムを食べながら、お茶にする。あれ、フレイヤが、エマ・ミラ・ノラに何か言ってるぞ。

 

早速、ユリアとエゲリアは、牧場にする場所と人の選定に入ったようだ。

 

今のロバと牝馬は、村の事務所の隣にある小さな馬小屋に入っている。しかし、輓獣(ばんじゅう)として使う使役動物なのだから、別に村の中心で飼う必要は無い。既存の馬小屋で、4頭は物理的に入らないし、少しだけ匂う。この機会に、集落の郊外に移転させるべきだ。そろそろ、ロバが発情期に入るから、鳴き声がうるさくなるし。とりあえず、夜は四頭一緒にしとけば大丈夫だろう。ベイルの町から荷馬車を引いたラバとロバは、もう今日は休みだ。

 

『迷宮の淑女』商会も、今日は臨時休業だなぁ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

帝都のスークまで、イリス・アルフリーダ・フレイヤ・ソフィアを連れて飛ぶ。

 

農機具の区画に行くが、半分以上は人力を前提にした道具だった。農夫のジョブだと腕力が強化されるから、あまり農業技術が進化しなかったのかな。”備中ぐわ”なら欲しいけど、ラバが入手できたのだから、アグリカルチャーが可能だ。

 

プラウとは、輓獣(ばんじゅう)が引く物だとばかり思っていたが、人が引っ張るプラウ(鋤)も売っている。店員と話してみると、狼人族や猫人族やドワーフは、人間族より力が強いので、プラウ(鋤)を引けると言っている。奴隷制の産物だとは言わなかったが、そういう事だろう。

 

プラウは、形も材質は千差万別だったが、大=馬2頭引き、中=馬1頭引き、小=ロバ1頭引き、極小=人が引く、概ねの目安はこんな感じらしい。刃の材質も、木・鉄・鋼鉄とある。

 

鋼鉄の刃で、中くらいのプラウ(鋤)の値段は・・、金貨3枚か。大量生産品じゃないから、これくらいはするよな。

 

「ソフィア、鋼鉄の刃の中くらいのプラウ(鋤)を、3台買うよ。でも、どうやって持って帰ろう?」

 

「壁に絨毯が掛かってますから、フィールドウォーク(ワープ)を使って大丈夫です。ドワーフのイリスなら、何とか持てると思います。」

 

ソフィアに、アイテムボックスから金貨9枚を支払ってもらう。後は、イリスと一緒にプラウ(鋤)の運搬で、村まで3往復だ。とりあえずは、うちの物置きに入れとこう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

次は、服屋に行くのだが、何やらイリスとソフィアには考えがある様だ。

 

要領を得ないのだが、『スカートの方が、女の子っぽい』から弱く見えて、盗賊やチャラい男を引き付ける。だからと言って、ミニスカートにサーハイブーツは、お金を持ってないフッカー女にも見える。だから、膝丈より少し長いぐらいの「ヒラヒラのスカート」が欲しい。イリスやソフィアが言う所の最大公約数は、こんな感じだろう。

 

「ごめん、全く分からないや。イリス・フレイヤ・ソフィアに一任するよ。30分ぐらい、アルフリーダと別行動してから戻って来るね。」

 

女性は、買い物に男性を無理に誘わないのが、お互いの幸せだ。知る限り、世界中で同じ様な事を言ってるぞ。

 

 

ランチタイムのピークも過ぎてるので、ベイルのレストランまでワープで飛ぶ。

 

「いらっしゃい、あらあら。今日は石窯に火を入れてるからピザを焼いてるわよ。少し食べてってよ。」

 

テーブルのお客さんは、皆、食事は終わってる。「客の会計が終わるまで少し待って」の意味だろう。ナポリタイプの薄いピザだから、3分もかからず焼き上がる。

 

「ピザが美味しいね。アルフリーダ、ウチでも石窯を作れないかな?」

 

「うーん、作れなくは無いですけど、あれって職人技の世界ですから、自分達で作ると熱効率は落ちますよ。」

 

まあ、そうだよな。イギリスのチャーチルが、レンガ積むのを自慢したぐらいだからなぁ。

 

薄いピザを一枚食べ終わったぐらいで、店内は我々だけになった。

 

「マモル様、どうでした、儲かりました?」

 

第一声がこれとは、やっぱり、奥さんはアルフリーダと同じ人種だ。

 

「盗賊10人に襲われたけど、全員、返り討ちにしたよ。ベイルの盗賊は、裕福っぽいね。だから、迷宮の盗賊も少し狩ろうかと思ってるんだ。」

 

「そう言えば、迷宮の入り口で”たむろって”る冒険者を見る様になったって、お客さんが言ってたわ。怪しさ満点よね。」

 

「いやぁ、良い情報だな。アルフリーダ、どうしよう?」

 

「普通の探索者と同じ様に、ソフィア・イリス・フレイヤを、迷宮の入り口から入らせましょう。恐らく、怪しさ満点の男が声をかけて来るハズです。『5階層のボス部屋まで、あと少し』とか”お喋り”してあげれば、現地で待っててくれると思います。」

 

「あとマモル様、盗賊のインテリジェンスカードは、ベイルの騎士団に持って行っちゃダメよ。下の方はズブズブっぽいから。」

 

「あ、気付かなかったけど、言われてみれば奥さんが正しいな。東門の門番がズブズブだったから、騎士団も情報モレモレだろう。奥さん、ありがとね。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

帝都のスークに戻ると、フレイヤ達は、ヒラヒラのスカートに着替えを済ましていた。

 

「ひょっとして、今からベイルの迷宮に行くつもり?」

 

「えー、せっかく着て帰るって言って、試着室で着替えたんです。このまま、ベイルの迷宮まで、お出かけしましょうよ。」

 

うーん、まあ、ソフィアは慣れてそうだし、フレイヤとアルフリーダがいるから盗賊の動きはバレバレになる。狩る気満々だし、やらせるか。

 

「アルフリーダ、段取りを説明してあげて。」

 

アルフリーダが、レストランの奥さんから聞いた情報を基に説明する。ソフィアも「良い作戦です。」と言っているし、大丈夫だろう。

 

全員で、ベイルの迷宮5階層の待機部屋にワープして下見だ。

 

アルフリーダとフレイヤの耳がピクピクし始めた。

 

「ご主人様、5階層に人は居ない、魔物だけだよ。良かったね。」

 

「結構、魔物は湧いてますね。迷宮探索に来る人そのものが、少ないのかもしれません。」

 

「では、ご主人様、ベイルのレストランまで連れて行って下さい。普通に、歩いてベイルの迷宮に入りますから。」

 

ああそっか、ソフィア・イリス・フレイヤの3人だと、迷宮入り口の立木にワープ出来ない。歩いて迷宮まで行かないと、アルフリーダと自分の姿も見られちゃうからな。城壁から徒歩5分だし、冒険者はいらないよね。

 

レストランの店内に、直接ワープすると、

 

「あら、可愛い。そのスカート良いわね、お嬢様っぽく見えるわ。ちょっと待って、ブラシ持って来るから、髪の毛をとかして行きなさい。赤のルージュも付けましょう。」

 

少しおめかししてから、ソフィア・イリス・フレイヤの3人だけで、ベイルの迷宮に出発した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「奥さん、お店を使っちゃって悪いね。少し、分け前を渡そうか?」

 

「分け前なんかいらないから、マモル様は他の店に浮気しないでね。それだけでうちには十分よ。」

 

治安悪化で流通がダメダメだから、食材仕入れが厳しいんだろう。冒険者のジョブが取れるぐらいレベルが上がったら、野菜なんか運ばないよな。奥さんも大変だ。

 

「フレイヤ達が、迷宮の入り口で話しています。チャラそうな声の男が、入る階層を質問してますね。あ〜、『超上玉だから、生捕りにして売り捌こう』とか『たまんね〜、ボスに黙って味見しよう』って言ってます。盗賊確定ですね。それにしても、可愛い女の子ってだけで、初見で殺す気を無くしちゃうの、お得ですね。ご主人様、お化粧道具を買って下さい。盗賊相手には、高い防具よりコスパ良いかもしれません。」

 

「マモル様、アルフリーダさんって、いったい何なの? ひょっとして、私、とんでも無い事を聞いちゃってます?」

 

「うん、兎耳って素敵でしょ。奥さん、これ最高機密だから、絶対に内密だよ。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

アルフリーダと二人で、5階層の待機部屋にワープする。

 

「あっちで、フレイヤ達が魔物と戦ってます。」と、アルフリーダの感度もビンビンだ。

 

待機部屋から出ると、近くの袋小路の奥で、身を潜める。

 

「盗賊達も待機部屋に来ました。あれぇ、待機部屋から出ちゃいましたね。あ、近くでフレイヤ達が魔物と戦ってるのを見つけたんです。えーと、フレイヤが、盗賊を小部屋に誘い込むから、挟み撃ちにしようって言って来ました。」

 

「了解って返事しといて。アルフリーダは案内できる?」

 

「お任せ下さい。こっちです。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

見えた、ソフィア・イリス・フレイヤの3人が、ちょうど、突き当たりの小部屋に逃げ込む所だ。倒れてる人がいるから、既に先制戦闘を仕掛けたっぽい。

 

鑑定!

 

5人全員が盗賊ってことは、通路に倒れてる男が探索者なのか。背後を取ってるのに気付いてないな。探索者を倒しちゃってるし、もう盗賊に逃げ道は無い。狭い通路より、幅のある小部屋の方が、動きが速い我々には有利だしね。

 

ソフィアが抑えてるのが盗賊Lv38で、こいつが頭領だろう。他の4人の盗賊は、Lvが10台後半だ。イリス・フレイヤのLvより多少高いが、パーティ効果で、大量のジョブの効果が乗ってる彼女達と比べてもな。既に探索者を倒してるから、盗賊側はパーティ効果も無いしね。

 

オーバーホエルミング!

ファイヤーボール!

 

結果的に、午前中と同じ様な戦術だが、今回は、着弾と同時に斬り込まないで、盗賊Lv38の横をすり抜ける。ファイヤーボールを盗賊Lv38には当てるし、後は、ソフィアが何とかするだろう。後ろから瞬発力上昇を発動して襲うアルフリーダに、刺されるかもしな。

 

オーバーホエルミングが切れる前に、フレイヤが相手をしている盗賊に追いつき、デュランダルで、背後から一撃入れた。スラッシュ付きだ。盗賊にしてみれば、駿馬の硬革靴(移動力増強)を履いた上で、オーバーホエルミングで背後から迫られたら、悪夢の襲撃者だろう。

 

一瞬のうちに、数的優位を確立した。

 

相対してた盗賊に隙が出来たのか、イリスが槌を振り回し、一撃で二人に当てた。質量を叩きつける打撃武器を、剣や木の盾で受けるのは不可能で、鎧の上からでも運動エネルギーの衝撃が浸透する。対人戦では、防御不能に近い。ああそうか、盗賊の左腕が綺麗なままだ。イリスは、インテリジェンスカードが取れなくなるから、盗賊の左腕がグシャって潰れない様に配慮してたんだ。余裕があったんだな。

 

ソフィアとアルフリーダが、盗賊Lv38を片付けてる。フレイヤが対峙している盗賊の背後を取るが、2度目であろう瞬発力上昇をフレイヤが発動し、ダガーで盗賊の腋窩を刺した。討伐終了だ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「みんな、お疲れ。誰も怪我してない?」

 

「「「「はい、無傷です。」」」」

 

早速、イリスが盗賊の左腕を切り取ってる。そうか、落ちてる盗賊の剣で切るんだね。

 

6人分の『剥ぎ取り』だ。迷宮内だから、盗賊の死体の処分が楽なのが良い。盗賊の防具は全て革装備で、(空き)スロットも無かった。ボロボロになってる木の盾は、捨てて行く。

 

鑑定!

 

鉄の剣

鉄の剣

レイピア(空き)(空き)(空き)

シミター

シミター

鉄の槍

 

ただし、武器は一本が大当たりだ!

 

「やった、ソフィア。そのレイピア、(空き)スロットが三つも付いてる拾い物だ。ソフィアの装備にして、詠唱中断と麻痺と攻撃力二倍を付けよう。いやー、興奮するな。」

 

今回の盗賊も、魔結晶は『青』が最高だった。魔物1,000匹以上、1万匹未満の魔力なので大したこと無く、売っても1,000ナールにしかならない。午前中の盗賊もそうだったが、ベイルの町を根城にしてる盗賊は、迷宮探索には熱心でないようだ。

 

「午前中もそうだったけど、ソフィアは盗賊の強そうな奴を抑えに行くよね。『鑑定』無しに、盗賊の強さって分かるの?」

 

「慣れると、何となく分かりますよ。ただ、帝国解放会で聞いたのですが、高位者になると強さを隠すのも上手いから、感覚を当てにすると危ないそうです。その点、ご主人様の『鑑定』は誤魔化せないですから、戦闘にも有利ですよね。」 

 

「今ソフィアが戦っていたのが、盗賊Lv38だったね。」

 

「やっぱり。見た感じから、ソフィアより弱かったですもん。」

 

「ご主人様、盗賊のリュックから、魔結晶の他に、スキル結晶が出て来ました。『鑑定』お願いします!」

 

鑑定!

スキル結晶:コボルト

 

「やったな、イリス。コボルトのスキル結晶だよ。オークション出品にはチェックがあるから、冒険者から奪ったけど換金し辛かったんだろう。」

 

「ご主人様ぁ、盗賊のリーダー、服に金貨を8枚も縫い付けてたよ。『剥ぎ取り』って楽しいね。」

 

「そうだね、フレイヤ。でも、しばらく盗賊狩りはやらないよ。やり過ぎて、盗賊に対策されると厄介だからね。こういうのは『勝ち逃げ』が最上なんだ。」

 

「ご主人様、『勝ち逃げ』ってカッコいいね。」

 

結局、盗賊6人の討伐で、金貨20枚相当の『剥ぎ取り』は美味しかった。盗賊は、アイテムボックスも奴隷も使えないから、全財産を金貨に変えて、持ち歩くしか無い。世知辛いな。

 

「ご主人様、盗賊のインテリジェンスカードも回収しましたので、終了です。家に帰って洗濯しましょう。買ったばかりのスカートが、返り血でシミになっちゃいます。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さっさと家に帰って、服を脱ぎ、水に漬けておく。

 

本日2回目のシャワーで身体を洗うが、対人戦をすると滾ってしまうな。

 

「ご主人様、苦しそうだから、抜いてあげるね。」

 

一緒にシャワー室に入ったフレイヤが、サクッと手で抜いてくれた。フレイヤもアルフリーダも、疲れない女なのは、兎人族の文化なんだろうか? スッキリしリビングでフレイヤを膝の上に乗せ休憩する。兎耳が癒されるな。

 

「ご主人様、耳だめー。おっぱいと太ももにしてー。」

 

 

イリスが、レイピア(空き)(空き)(空き)+サイクロプスのスキル結晶+コボルトのスキル結晶で、激情のレイピア(攻撃力二倍)(空き)(空き)を作った。ソフィアは探索者Lv40もあるから、使わないと勿体無い。

 

夕食まで少し時間があるので、新しい装備品の使いこなしを兼ね、ソマーラの迷宮探索に行く。13階層のボスを突破して、14階層に上がっておきたいし。レベルも装備も、充実してきたな。

 

 

【マモル】 革の帽子・鎧・手袋

武器 :吸精のダマスカスステッキ(MP吸収)

足装備:駿馬の硬革靴(移動力増強)

アクセサリー:聖銀のミサンガ(空き)(空き)

5ジョブ(15) キャラクター再設定(1) 詠唱短縮(1)

獲得経験値二十倍(63) 必要経験値十分の一(31)

MP回復速度三倍(7) 鑑定(1) ワープ(1)

知力上昇(4) 合計124

探索者Lv26:体力(小上昇)

魔法使いLv24:知力(小上昇) MP(微上昇)

英雄Lv14:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)

色魔Lv16:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)

神官Lv21:MP(小上昇) 知力(微上昇)

 

【イリス】 革の鎧

武器 :槌(空き)     

頭装備:ダマスカス鋼の鉢金(空き)(空き)(空き)(空き)

腕装備:鋼鉄のガントレット(空き)(空き)(空き)

足装備:皮のサイハイブーツ(空き)

アクセサリー:指輪(空き)(空き)

鍛冶師Lv14:腕力(中上昇) 体力(小上昇)

 

【フレイヤ】 

武器 :強権のダガー(詠唱中断)

盾  :木の盾 (空き)

頭装備:硬革のカチューシャ(空き)

胴装備:革の鎧(空き)

腕装備:革のミトン(空き)(空き)

足装備:革のサイハイブーツ(空き)

アクセサリー:頑強のボディークリップ(物理ダメージ削減)(空き)(空き)

闘兎Lv13:器用(中上昇) 敏捷(小上昇) HP(小上昇)

 

【ソフィア】 鉄の盾 革の帽子・鎧・手袋

武器 :激情のレイピア(攻撃力二倍)(空き)(空き)

足装備:駿馬の革サイハイブーツ(移動力増強)(回避力二倍)

アクセサリー:頑強の指輪(物理ダメージ削減)(空き)

探索者Lv40:体力(小上昇)

 

 

今夜の夜伽は、イリス・フレイヤ・ソフィアで、思いっきり楽しみたいな。朝の性奴隷っぽい顔も、午後のヒラヒラのスカートも、両方良かった。ロリに目覚めそうだ。




春の26日 夕方
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。