今朝の目覚めはエゲリアだった。朝、股間を、熱いタオルで包まれるのは特に良いな。丁寧に拭いた後、エゲリアが喉奥まで咥えてくれる。ユリアも起きて、美乳を口元に運んでくれた。エゲリアの口で出し、ごっくんの後、そのまま吸い出してくれる。出した後なのに、再び喉奥まで飲み込んでくれるエゲリア、淫乱を取ってからの、フェラテクの向上が愛おしい。
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朝食前の迷宮は、ソマーラの14階層の探索で、イリスのマッピングも丁寧にやってもらう。14階層は弱点魔法の組み合わせが良いとは言えないので、戦闘時間は長くなって来た。それでも、6人のフルメンバーで探索してるので、危ない感じはしない。回復魔法も、たまに掛けている程度だ。魔物から全体攻撃魔法をバンバン撃たれてる階層までは、今の流れで上がって行ける気がする。23階層以上に上がるのは、詠唱中断のスキルが揃ってからだ。
14階層で6人の時は、フレイヤが中段に下がり、状態異常耐性ダウンの詠唱と、魔物の魔法陣の監視をやってる。フレイヤは時々、瞬発力上昇を使って、魔物の後ろに回り込んでる。ボス部屋なら良いのだが、通路だと6人が戦うには手狭な感じになって来た。側から見ると、小さなイリスとソフィアの二人が中央で魔物を押さえているのは、奇妙かもしれないな。
そろそろ、朝食の時間で帰ろうかと思った頃、イリスとフレイヤが、ボス部屋を見つけた。ピッグホックから、ドロップ品の豚バラ肉も結構回収したし、順調な探索だったな。キリも良いので、早朝の迷宮はここまでにしよう。
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朝食は、昨日入手した高級パンとチーズがメインで、スープと、旬の焼きアスパラも出た。一昨日作ったマシュマロも全部出し、食べてしまった。お嬢様達は、マシュマロとババロア、どっちも好きだと言って頬張っている。
朝食後、左隣の空家を接収し、エマ・ミラ・ノラの宿舎にする作業だ。
もう何年も人が入ってないので、あちこち傷んで雨漏りの跡もあるし、文字通りの埃まみれだ。大掃除に、村の女達を10人アルバイトで雇う。@銀貨2枚×10人=2,000ナールで多いくらいだそうだ。まずは、家の中に残った家財道具を全て運び出し、アルバイトの女性達に、欲しい物は持って行かせる。これで8割方処分できたが、数日は庭に置いといて、残り2割も勝手に持って行って貰いたい。
家の中が空っぽになったら、修理する所は修理する。そもそも水回りとかトイレとかは家の中に無いし、高温多湿の気候でも無いから腐り難い。軽い修繕なら、ほぼ村人達で可能だ。屋根の雨漏りの跡がある箇所は、デュランダルで切り落として、『板』を継ぎ貼りしとく。屋根を葺き替える時間が無いので応急手当だ。雨も雪も比較的少ない気候なので、しばらくは住めるだろうが、藁葺きの屋根はもう駄目だろう。
土壁が落ちている部分は、表面に漆喰を塗っとく。
ボレーを、ファイヤーウォールで連続5回焼き、水酸化カルシュウムにして、石臼で粉に挽いた。もちろん、石臼を回すのはロバの役目だ。石灰が無いゆえの代用だが、大した量じゃないし許容範囲だ。
漆喰を塗るのや、家中の拭き掃除や、村長宅との敷居壁の解体、庭の手入れは、エマ達と、アルバイトの女性達とやるそうで、旦那様の仕事は終了で良いらしい。
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家では、アルフリーダが、大鍋で肉シチューを作っている。昼の軽食として皆に出すそうで、ふんだんに肉が入っているのが重要だそうだ。この辺は、アルフリーダに一任だ。
ソフィアとフレイヤは、昨日、盗賊から剥ぎ取った防具の手入れをしていた。革鎧から汚れを落とし、蜜蝋を塗りこんでいる。ああ、こういう作業も外注できるな。
イリスは、ソマーラの13階層と14階層の迷宮地図を描き終えたところだ。
「イリス、昨日の、盗賊のインテリジェンスカードを換金しようと思うんだ。剥ぎ取った金貨を合わせれば結構な額になるけど、何に使うべきだろうか?」
「ダマスカス鋼や竜革の装備品までなら、今は無理でも、イリスは必ず作れるようになります。ただそれ以上、ミスリルやオリハルコンの装備品になると、どうしたら良いのか、現状では全く目処が立ちません。お金を出して買うのなら、高くても、ミスリルやオリハルコン以上だと思います。」
「ひょっとして、硬革のカチューシャも作れたの?」
「いえ、知らない装備品は作れないです。でも、硬革のカチューシャの現物はじっくり調べましたので、革素材で同じ形状の装備品を作れると思います。革の帽子は沢山ありますから、作っても意味が無いですが・・。」
「じゃあ、もうすぐ鉄素材も入手できる様になるけど、『アイアンステッキ』とか作れるってこと?」
「作れると思います。現実的には、ウッドステッキを作った後の方が、確実性が高いですけど。」
「じゃあ、『鉄の盾』なんかも・・?」
「イリスは木の盾を作れましたから、鉄の盾も作れると思います。構造やイメージに大差ありません。」
なるほどな。とりあえず使わなくても、色々作らせた方が鍛冶師としての経験になるみたいだ。槌、ウッドステッキ、皮のカチューシャは、暇な時に作らせよう。
昼食には少し早いが、軽く肉シチューを食べる。
「あ、まだ正午前だ、思い出した! アイエナからザビルの町に行く1日1回定期便が、正午に出るんだった。上手く乗り継げれば、今日中にペルマスクまで到達出来るかもしれない。イリス、フレイヤ、急いで準備して。一緒に行こう!」
長距離移動用に、MP回復速度二十倍(63) にも、付け替えしなきゃ。
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「ザビルの町行き〜。銀貨3枚〜。ご利用の方は集まって〜。」
アイエナの冒険者ギルドに飛び、間に合った。今回も、年配の冒険者が定期便をやってる。既に先客が四人いたので、最後の一人に滑り込んだ格好だ。パーティ定員まで人が集まったので、定刻前に出発すると言ってる。
「イリス、フレイヤ、折り返しで迎えに来るから、少し待ってて!」
慌しかったが、ザビルの町まで到達する。帝国領最東端の町だ。この先のペルマスクは、島全体を独立した都市国家として運営している。以前アルフリーダから聞いた話と、100年前のミチオ君達が来た時の話とで、大差無い。それなりに安定して運営してるようだ。シンガポールや、ベネチアって感じだろう。物価も高そうだな。
ザビルの冒険者ギルドの受付に聞くと、昼のペルマスク行き定期便は、定員に達したので、たった今、出たばかりだと言う。次の便は夕方だそうだ。
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アイエナの冒険者ギルドにワープで戻り、イリス・フレイヤと合流する。
「ご主人様、ザビルの町って発展してるらしいよ。良い迷宮もあるし、冒険者も多いんだって。早く行ってみたいな。」
え、フレイヤが変なこと言ってる。こういう時は、イリスに頼ろう。
「アルフリーダさんから聞いたやつ、フレイヤが試したんです。兎人族って凄いですね。バレると冗談抜きで拉致られますから、内密もいいとこです。この辺の言葉は、人間語の比率が低いので、フレイヤは聴き取り易いみたいです。」
アルフリーダが、帝都の商人ギルドのロビーで、鋭敏を発動させたら聞こえ放題になったやつかぁ。あれ、言葉の問題があるからアルフリーダにしか無理かと思ってたけど、フレイヤも、日常会話程度だったら、ある程度聞いちゃうみたいだ。
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イリスとフレイヤを連れ、ザビルの町を散策する。
ひなびた辺境都市なんて感じは、全く無い。帝都は別格として、ザビルの町はかなり栄えている。クーラタルに少し雰囲気が似ていて、冒険者っぽい格好の人が多い気がする。町が綺麗で、乾燥してるのに緑が多いな。ソマーラの村より暖かい。
【栄えてる街の体感値順】
帝都 > クーラタル > ザビル> ドブロー > ボーデ >>> ベイル > ハーフェン > ソマーラ
ミチオ君がザビルの町に来た時は、城壁や尖塔で囲んだ都市で、徒歩5分に出現した迷宮は、管理してなかった。しかし100年経ったら、城壁なんて全く見当たらない。冒険者ギルドの玄関から出たら、広場の向かいが誰が見ても迷宮の入口だ。整然と区画整理されている。商店や飲食店もいっぱいある。
武器屋に入ってみたが、帝都やクーラタルの武器屋と同じぐらい広く、品揃えも同じぐらいある。ザビルの町って、そんなに武器売れるの?
鑑定!
珍しく、ダマスカス鋼の槍とスタッフがあったが、どちらも「空き」スロットが無い。さて、店主とビジネストークやって、情報収集するか。オーナーっぽい初老の人間族の男と目が合い、軽く会釈する。
「いらっしゃいませ、お客様は、初めてですな。」
「ええ、ザビルの街は良いと耳にして、さっき着いたばかりなんです。しかし、ザビルは発展してますね。子供の頃に死んだ爺さんの話とは、大違いだ。城壁も無いし。」
「ザビルが急激に発展したのは、この20年ですよ。先先代の当主様の時代に、そこの迷宮が、当時は町のすぐ外に出現したんです。それを、先先代の当主様は討伐せずに残し、代わりに、界隈全ての迷宮討伐に成功したのが飛躍のきっかけです。この界隈の冒険者が、ザビルの町に集まり始めました。」
「それは、なかなか出来る事では無い。凄まじく強いパーティだったんでしょう。」
「ええ、でも先代も別の意味で凄かったんです。先先代が集めたギルド神殿を全て使って、殆どのジョブのギルドを迷宮の周囲に作り、新市街として冒険者の町を作ったんです。そして『町を襲って来る魔物は出ないから』と、城壁を取り壊し、旧市街をビジネスと行政の街に再開発しました。」
「なるほど、それで新市街は、何となくクーラタルに似ているんですね。城壁の取り壊しとか再開発とか、莫大な資金が必要だったでしょうに。先代当主も、先見の明があったとは素晴らしい。」
「当代の当主様の尽力も有ります。『君臨すれども統治せず』と仰って、領主家は帝都に内緒で、ザビルの行政から手を引きました。ザビルの行政は、文官と自由民の代表の合議でやってます。ザビルは領主家に、税収を雀の涙しか納めませんから、街道整備や区画整理や市街地開発をやる財源が豊富ですね。騎士団も独立採算制で税収を使ってませんので、無駄に肥大化しないそうです。」
「いやいや、それだと領主家の人達は、どうやって生活してるのです? 領主としての収入が無いし、そもそも、貴族の意味が無いのでは・・。」
「当主家のパーティは、この辺りでは群を抜いて強いのです。冒険者としての収入が莫大ですし、ギルドオーナーとしての配当金も膨大ですから、苦労して貴族業や領主業をやるのが馬鹿らしいそうです。ただ当主様は、貴族社会に興味が無くなってますが、必要最低限の帝都との付き合いだけは残しています。臣下の方々は、貴族趣味の無い当主に頭が痛いと、仰っていました。変わってますよね。」
ちょっと違和感があるな。こんな良い場所で武器屋をやってるんだから、この爺さんも郎党だろうに。ああ、客観的に語り過ぎなのが、違和感の正体かも。
鑑定!
カール・フォン・ザビル辺境伯 聖騎士Lv49 65歳 男
「・・・・。」
「お客様、どうかいたしましたか?」
「いえ、今後の人生の糧となる御教示、幸甚の極みです、ご当主様。」
突然、横に座っていたフレイヤが、立ち上がって、背後に飛ぶ。なんだ?
「ベルガー、老いたな。以前なら、気取られなかったろうに。」
鑑定!
ベルガー・フォン・ザビル 魔導士Lv51 69歳 男
魔法職の69歳でフレイヤ並みの動きって、正真正銘の化け物級だ。
「こちらの娘さんの感覚が、この若さで尋常じゃないんですよ。兎人族・・、まさか闘兎ですかな。この年になって、初めて拝見しました。いや〜、長生きはするものです。」
「ご当主様、お戯れは勘弁して下さい。3人とも若輩者ゆえ、事故が起きては洒落になりません。」
「それは済まなかった。まあ、その方も、冒険者の言葉遣いではあるまい。お互い様じゃ。ところで、余が辺境伯だと何故分かった? この10年、バレた事は無かったのだが。」
「商売人にしては、過去の経緯を大局的に語り過ぎです。目線が、あれは、統治者か後世の歴史家の感覚です。」
「貴殿が、余より若いのだけは納得した。統治者の目線を語る冒険者など、見た事も聞いた事も無いわ。ところで、余と取引せぬか、冒険者殿。そちらの女性方が装備している靴、余は初めて見た。間違い無くオリジナル装備品で、ドワーフの女性は、鍛冶師のジョブ持ちであろう。うちの鍛治師に伝授してくれれば、武器屋と防具屋の在庫から、何でも一つ進呈するぞ。」
「イリス、意見を。」
「はい、ご主人様。受諾なさるべきです。ある程度の経験がある鍛冶師なら、現物さえ見れば、サイハイブーツをイメージする事は難しくなく、どっち道、試行錯誤すれば作れます。交換する装備品を選べるのであれば、お互いにとって、利が不利益を上回ると思います。」
「聞いたか、ベルガー、先々が楽しみな鍛冶師じゃないか。ウチの鍛冶師を大至急で呼んでくれ。冒険者殿の気が変わらぬうちに、取引するのだ。冒険者殿を、倉庫に案内して差し上げろ!」
まだokと言ってないが、イリスの発言で取引成立を確信してら。まあ合ってるんだけど、先読み出来る人の典型だな。辺境伯なんて高位の貴族と関わり合いになるのは面倒だが、オークションと違って、在庫の中から、好きに装備品を選べるのは願ったりだ。
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「冒険者殿、当家の主人が無理を言って申し訳ない。」
「ベルガー殿、こちらこそ、フレイヤが失礼致しました。お察しの通り、闘兎です。内密にして頂けると助かります。」
「その若さで、鍛冶師と闘兎を揃えるとは、高貴な方ですかな?」
「いえ、普通の自由民ですよ。それにしても、ザビルは活気のある良い町ですね。地の利も悪くない。クーラタルの騎士団も裕福ですが、あと10年も頑張れば、追い抜くのではありませんか?」
「その為にも、ぜひ冒険者殿には、我がザビルに移住して頂きたいですな。さあ、着きました。この倉庫の品は、普段、店頭に出していません。どれでも一品、ご自由にお持ちくだされ。」
ぱっと見、竜革やダマスカス鋼以上の装備品は、店頭に出し渋って隠してるな。まあ高額商品だから、そうだよね。ボディークリップは無いな。やっぱり、剣が多い。オリハルコンの剣も欲しいが、倉庫に複数置いとくほど物があるなら、オークションに出品される事もあるだろう。
鑑定!
聖槍もあるが、(空き)スロットが付いてない。エナメルのハイヒールブーツもあるが、(空き)スロットが1つだし、いずれイリスが竜革のサイハイブーツを作れるしなぁ。お、(空き)スロット4つのエストックじゃん。片手剣だと最高峰だな。
鑑定!
胴装備:ダルマティカ
胴装備:ダルマティカ(空き)
胴装備:ローブ
胴装備:アルバ
胴装備:アルバ(空き) (空き) (空き) (空き)
胴装備:アルバ
あ、(空き)スロットがあるダルマティカだ。でも(空き)4つのアルバもある。今まで両方とも、防具屋では見たこと無い。悩むな、どうしよう? う〜ん、(空き)スロットの数を妥協するか。
「それでは、こちらの『ダルマティカ』を頂戴いたします。」
「魔法使いの装備品ですが、宜しいのですか、オリハルコン武器も沢山ありますのに。」
「ええ、ダルマティカは、なかなか店売りやオークションに出ませんから、つい収集癖が出てしましました。」
別に、嘘は言ってない。 (空き) スロットの話もしないけど。
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武器屋に戻ると、奥の事務所で、イリスが辺境伯家の鍛冶師に『毒針ホルダー付サイハイブーツ』の製作を伝授している。
「ご主人様、サンプルとして、1足進呈して良いでしょうか? 革素材で、硬革並みの防御力を出す所が、分かり易く説明できなくて・・。」
「そうだね、『皮』と『革』の素材で作って、2足差し上げて。サンプルは新品が良いでしょ。」
イリスが、防具製作の呪文を詠唱する。
鑑定!
足装備:皮のサイハイブーツ
足装備:革のサイハイブーツ
よし、(空き)スロットは無い。外に流すなら、モンキーモデルが当然だよね。
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お見送りを強く辞退し、店を出る。
一旦、とっととザビルの町から離れたい。砂時計や迷宮は、また今度だ。
適当な建物の壁から家まで跳ぶが、流石にザビル→ソマーラで2人も連れてワープすると、MPがガッチリ減ったのが分かる。3人で跳ぶのが精一杯で、4人だと無理な感じだ。
【マモル側の会話】
「ご主人様、どうでした?」
「イリスのおかげで、魔法が強くなる防具、胴装備のダルマティカを貰えたよ。(空き)スロットも一つ付いてる。それより、辺境伯は聖騎士Lv49、爺さんは魔導士Lv51だった。間違い無く、我々じゃ勝てないな。騎士団も、独立採算制って言ってたから相当強いんでしょ。さらっと、ザビルに移住しろって爺さんに言われたし、イリス〜、怖かった〜。」
「聖騎士Lv49と魔導士Lv51って、迷宮討伐可能な強さですね。年齢的に2人とも、上級ジョブに転職してから『固定』するつもりだと思います。あと、お抱え鍛冶師のドワーフもいましたから、あの店の武器や防具の殆どは、自前で作ってるのでしょう。ザビルの各種ギルドと武器屋と防具屋、全てのオーナーだったら、そりゃ、お金に困ることは無いですよ。」
【辺境伯側の会話】
「ベルガー、サイハイブーツ1足に、毒針ホルダーが2個ずつしか付いてない。冒険者殿のパーティは、かなりの高確率で毒化してるぞ。」
「ウチの鍛冶師は、サイハイブーツの鍛冶は相当疲れると言ってて、2連続でケロッとしてるお嬢さんに、驚いてます。また、持って行った装備品がダルマティカですから、パーティに魔法職がいますね。あと、兎人族のお嬢さんは闘兎だと打ち明けられ、内密を依頼されました。恐らく、取得条件や能力も解明済なのでしょう。」
「20代そこそこの若さで、末恐ろしい統率だな。言動が明らかに冒険者じゃないが、何処ぞの貴族の御曹司でも無さそうだ。それならば、ぜひ、ザビルで囲い込みたいものだが、はてさて何者だろうか?」
春の27日 午後