※この作品はR-18です。

迷宮資源で奴隷娘とハーレムを   作:prime67

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春の28日 


55.若い愛人宅に家財道具を

早朝の迷宮も、ソフィアの探索者でパーティを組む。

 

お昼まで迷宮に入って、午後からはベイルの定期市に買い物に行くのが、今日の予定だ。

 

エマ・ミラ・ノラが寝る宿舎の、家具や家財道具を買い揃えて、彼女達は今晩から新しいベッドで寝る。もっとも、エマ・ミラ・ノラ達の荷物は、カバン一つに収まる程度なので、彼女達の引っ越しは、気にする必要は無いらしい。そう言えば、貧しくて身売りしそうだったのを、ウチで雇用したんだったな。

 

イリスの鍛冶師の修行に、まだ作った事の無い板素材の装備品を作らす。『槌』と『ウッドステッキ』を一つずつ作ったが、どちらも(空き)スロットは付かなかった。

 

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昨日の続きで、ソマーラの迷宮探索を再開する。

 

イリス・フレイヤ・エゲリア・ユリア・ソフィアの5人を連れ、15階層の小部屋にワープだ。

 

15階層のロートルトロールと、13階層のラブシュラフの弱点が火魔法で共通してるが、12階層のクラムシェルは火魔法に耐性がある。ただ、12階層のクラムシェルの出現は少ないから、厄介と言う程でもなかった。

 

「旦那様、昨晩『魔法が強くなった』とは聞きましたが、15階層が凄く楽になりましたね。『ダルマティカ』と『ひもろぎの聖銀ミサンガ』での強化した魔法って、この威力なら上位階層に行っても通用すると思います。弱点魔法とは言え、魔物がファイヤーストーム2発で消えるなんて、やる事が無いです。」

 

「エゲリア、殲滅速度が上がる=危険が少ない、だ。焦らず安全に迷宮探索していこう。とは言え、ロートルトロールは麻痺を持ってるのにドロップ品が無いから、積極的に戦いたい魔物じゃないよね。イリスとフレイヤのマッピング次第だが、午前中には16階層に上がって探索を始められるんじゃないかな。」

 

戦闘時間が短くなったことで、イリスとソフィアのマッピングの効率も上がる。ボス戦の待機部屋を見つけたのは、朝食の時間を少し過ぎた頃だった。

 

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「エマ・ミラ・ノラ、朝食を待たせちゃって、ごめんね。」

 

今日の朝食は、久しぶりにドワーフ調理の”ボルシチ”だった。10人前だと、大鍋も一回で空になる。もう一回り大きな鍋も買わないとなぁ。お代わり分が無いから、若い子や妊婦には量が物足りないかも。

 

「ご主人様、昨日から、ちょっと怖いね。」

 

「ああ、ごめんね、フレイヤ。昨日ザビルで、化け物みたいに強い年寄りを見ちゃったから、少し焦ってるね。反省しなきゃな。」

 

「年寄りは、ほっとけば良いんじゃない、ご主人様より先に死んじゃうんだよ。」

 

「フレイヤは賢いね。昨日の二人が居るザビルは遠いから問題無いんだけど、近所に、あんな強い奴がいたら怖いよね。盗賊とかも、強い町は襲わないで、弱い所を襲うだろうし。もう少し、強くなっときたいなぁと思うんだ。」

 

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朝食後は、続きの迷宮探索に戻る。15階層ボスの待機部屋から再開だ。

 

「イリス、いよいよ『鉄』素材が取れるね。いっぱい確保した方が良いのかな?」

 

15階層のボスはロールトロールで、ドロップ品で『鉄』を落とすのが特徴だ。何故か『銅』素材は、23〜33階層のサイクロプスのドロップ品なので、『鉄』の方が先に入手できる。これもバグなんだろうか? あえての仕様かな?

 

「鍛冶師の修業として、一通り『鉄』の装備品は作りたいと思いますが・・。鉄の防具は重いですし、鉄の剣は、盗賊からの鹵獲品で足りてますよね。」

 

ただ、これで槍が自分達で作れる様になる。村人の様な非常備兵の武器として、古今東西、槍は鉄板だ。少し作っといた方が良いのだろうけど、我々のパーティの強化にはならない。それに、イリスが量産して村の武器庫に入れるなら、鋼鉄の槍がベターだ。鋼鉄ならともかく、ただの鉄だと青銅と大差無いし。

 

「そうだよなあ、イリス。チェインメイルと硬革の鎧の防御力が同じ位なら、軽い硬革の鎧が良いよね。まあ、色々作って実験してみよう。」

 

ボス戦に進んだが、ロールトロールは、腕を振り回す二足歩行の大型魔物で、麻痺を持っている。ただし、火が弱点魔法だから、戦闘時間は長くならず、難敵という程では無かった。ロールトロールの正面をソフィアが担当し、攻撃は盾でいなしてしまう。

 

「ご主人様、イリスも練習しときたいです。もう1周、お願いします!」

 

お付きの正面がイリスだったが、ソフィアとポジション交代し、今度はイリスがボス魔物の正面だ。ロールトロールの攻撃を、イリスは、槌で弾き返している。

 

「イリスもソフィアも、小さいのに凄いですね。エゲリアには、ちょっと無理です。ユリアも、真似しちゃダメよ。」

 

「フレイヤも、ロールトロールは少し怖いかも。瞬発力上昇で攻撃は避けられるけど、90秒しか持たないもん。でも、練習してみたいな。ご主人様、もう1周お願い!」

 

フレイヤのボディークリップには、『物理ダメージ削減』を付けてるから、ロールトロールの一撃で最悪の事態にはならない。練習させてみよう。

 

今回は、フレイヤがロールトロールの正面に立つ。瞬発力上昇の発動中は、腕を振り回す攻撃なんて当たらず、カウンターで刺しまくっている。90秒経って、フレイヤの動きか遅くなったが、ロールトロールはフレイヤがいない場所を殴ってるな。何で?

 

ロールトロールを煙に変えた後、フレイヤに聞いてみた。

 

「ロールトロールの攻撃は、真正面を殴るだけだったもん。鋭敏を発動すると、攻撃が来る気配を感じるから、避ければ良いんだよ。」

 

なんか、フレイヤが、ロクサーヌ化してる! 鋭敏は180秒間限定だけど、闘兎のジョブは応用が利くな。

 

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ソマーラの16階層に上がり、迷宮探索を続ける。

 

「皆んな、16階層から最大魔物数が5匹になる。クーラタルの迷宮で魔物5匹は経験済みだし、ここも魔物の弱点魔法を中心に据えて攻略しよう。イリスとフレイヤは、引き続きマッピングをお願いね。心構え無しに魔物部屋に入っちゃったら、危ないからね。」

 

「「「はい、ご主人様!」」」

「「了解です、旦那様。」」

 

ソマーラの16階層の魔物は、ケトルマーメイドが出て来た。弱点魔法は土で、14階層のピッグホックの魔法耐性と被る。ピッグホックが出て来た時は、毒針を投げておいて、最後に袋叩きにする。

 

ケトルマーメイドは、ドロップ品を落とさないから旨みが無いし、魔法の組み合わせも今一つだ。16階層は、サッサと探索しちゃって上に行きたいな。

 

小部屋を見つけて入った頃、そろそろ、お昼の時間になった。帰って、ベイルの定期市にお出かけしなきゃ。

 

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昼食を軽く食べた後、エマ・ミラ・ノラの宿舎の備品をお買い物だ。

 

「ユリア、最初に絨毯を買って、床に敷いちゃおう。ウチのリビングも絨毯にしたいけど、どう思う?」

 

「今住んでるユリアの家も、この人数だと手狭です。場所を取るソファーセットを、宿舎の家具に転用しましょう。ユリアの家の方は、絨毯に小さなローテーブルと、ローソファーの組み合わせに変えませんか? 今より、リビングを広々と使えると思います。それに『室内は土足厳禁』って、旦那様の習慣は清潔で良いですよね。慣れちゃいましたから、私達、もう昔の土足生活には戻れません。リビングも、靴を脱いだ生活に最適化しましょう。」

 

ユリアの提案に、イリスもアルフリーダも異議無しと言ってる。フィールドウォークのある世界だから、家に来客を上げるのは危ない。嵩張る立派なソファーセットは不要だよな。

 

「ところでアルフリーダ、絨毯商人って怪しいよね。太刀打ちできる?」

 

「う〜ん、難しいです。絨毯の良し悪しを見分けるなんて無理ですから、十中八九、ボラれると思います。絨毯商人も、一見の客に、適正な値段で売る理由が無いですし。それでもドブローなら、帝都の半額ぐらいでは買えると思いますけど。」

 

まあいいや。戦士のジョブを外し、探索者に付け替え、イリス・アルフリーダ・ユリア・エゲリアとパーティを組む。とりあえず、ドブローの絨毯屋に行ってみよう。ワープ!

 

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ドブローの冒険者ギルドに出て、街に向かう。

 

アルフリーダが、この前来た時に見た、絨毯屋の集まったエリアを覚えていた。相変わらず、ドブローの街は人で賑わっている。子供の客引きも寄って来るし。

 

・有名な絨毯工房の、限定作品です。

・希少な素材を使った絨毯で、市場に出て来るのは稀です。

・うちの絨毯はダニが湧かないので、健康になれます。

・本物の絨毯は当店だけです。一生物です!

・絨毯工房を回って、良い物だけをセレクトして仕入れました。

・当店の絨毯は、工房からの直接仕入れです。

 

何軒か絨毯屋を覗いてみたが、ぼったにしてもレベルが低い。版画売ってるレベルだ。購買意欲が無くなるよなぁ。リビングの床に敷く、大きめサイズの絨毯が欲しいだけなんだが、異世界での買い物は、とにかく面倒くさい。正札販売する越後屋の出現って、まだまだ先なのか?

 

 

「アルフリーダ、どの絨毯屋も騙す気満々だよね。どうする? もうすぐ夏だし、絨毯は保留にしてベイルの定期市に行こうか?」

 

「そうですよねぇ、詐欺トークばかりで引きますし、時間が勿体無いですよね。諦めて、ベイルの定期市に移動しましょう。」

 

ベイルの定期市は、家具屋や布団屋も出ていた。一通り、こっちで買い揃えれば良いや。

 

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家具や備品の買い物は、アルフリーダ、ユリア、エゲリアに任せる。

 

買い物に時間が掛かりそうなので、イリスを伴いクーラタルの騎士団まで別行動だ。と言うのも、ベイルで狩った盗賊のインテリジェンスカードの換金は、ベイルから離れた場所の騎士団でやりたい。ベイルの騎士団は奴隷商とズブズブだったし、盗賊を狩った情報もダラダラだろう。危ないよね。

 

 

「すみません、盗賊のインテリジェンスカードなんですが・・。」

 

クーラタルの騎士団は、受付窓口の右隣が、換金の対応窓口になっていた。

 

「はい、お預かり致します。ギルド神殿で懸賞金の確認する間に、盗賊の調書を作りますので、ご協力をお願いいたします。まず、身分確認にインテリジェンスカードを拝見して、次に盗賊が出た場所ですが・・・・。」

 

ベイルの騎士団とは違い、クーラタルの騎士団はしっかりしてる。ベイルの騎士団では、何も聞かずに懸賞金が渡され拍子抜けしたが、クーラタルの騎士団では、明らかに盗賊の情報収集をしている。

 

「なるほど、状況は理解しました。やはり、ベイルに盗賊が流れる基調ですね。」

 

「失礼ですが、クーラタル周辺の治安は、悪化してないのですか?」

 

「ええ、むしろ質の悪い冒険者達が移動してくれて、クーラタルの治安は、さらに良くなっています。元々、キッチリ管理されたクーラタルの迷宮に盗賊は居ないんですが、活動してる冒険者の絶対数が多いんです。なので、食べられなくなって、落ちていく冒険者も一定割合いるんですよ。その辺も含め、治安維持の為に情報収集してるんです。まあ、懸賞金をかけるのは商人ですからね。騎士団は支払窓口をやるだけで、こうやって情報収集できますから、得してますよ。」

 

これが普通だよね。やっぱり、ベイルの騎士団がポンコツだったんだ。

 

「では、懸賞金の準備が出来ました。お受け取り下さい。こちらが明細になります。よろしければ、是非、クーラタルへの拠点移動もご検討下さい。騎士団では、移住のご相談窓口もございます。本日は、お疲れ様でした。」

 

懸賞金の明細を見ると、10万ナールの盗賊が一人、8万ナールが一人、3万ナールが2人、1万ナールが4人、合計28万ナールだった。ベイルで狩った盗賊は、レベル的にも金額的にも、中堅どころだったみたいだ。

 

明細と、金貨の入った重い皮袋をイリスに渡すと、そのままリュックに入れている。これぐらいの強さの盗賊が、美味しいな。

 

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クーラタルからベイルの定期市に戻ると、家具屋の辺りで、家財道具が山盛り買い集められている。

 

毛布やシーツの寝具、タオルや布地もいっぱい買ってるが、結構凄い量だな。リビング用に、座椅子っぽいローソファーも買ってる。毛布や蝋燭や燭台や木桶、コップや食器も買い増すのか。大量の布はシーツを作るのかな。カラーボックスの様な棚も買ってる。絨毯の代わりに『いぐさのゴザ』の様なカーペットを買ってるな。冬じゃなきゃ、絨毯でなくても良いし。

 

「旦那様、だいたい買い集められました。もう、運んじゃいましょう。帰ったら、今日中にベッドを作り終えて、引っ越しちゃいます。」

 

この世界のマットレスは、麻の袋に詰めた藁だ。麻袋を詰め込んだ木箱がベッドで、一番上に毛布やシーツを掛けている。干し草の山にシーツを掛けたのがハイジのベッドだったが、異世界も同じような物だ。どうやら、シングルベッドを3台作るんじゃなく、箱を繋げた大きなベッドを1台作るつもりらしい。エマ・ミラ・ノラが3人一緒に寝るってことか。

 

家まで運び終わるのに、6人全員でワープ3往復かかった。力の強いドワーフのイリスが重宝する。

 

後の搬入作業は、ユリアとエゲリア達に任せよう。

 

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日暮れまで、あと2〜3時間あるから、時間を惜しんでレベル上げだ。

 

自分とイリスとフレイヤ、3人だけで迷宮入りするので、安全なクーラタルの16階層に入る。3階層分の魔物の弱点が”風魔法”で揃う階層だから、魔法戦闘に有利すぎる階層だ。3人でも大丈夫だろう。ユリア・エゲリア・ソフィアも、パーティメンバーには入れてあるから、パーティ効果は共有できるし。

 

【マモル】 革の帽子、革の手袋

武器 :吸精のダマスカスステッキ(MP吸収)

胴装備:ダルマティカ(空き)

足装備:駿馬の硬革靴(移動力増強)

アクセサリー:ひもろぎの聖銀ミサンガ(知力二倍)(空き)

5ジョブ(15) キャラクター再設定(1) 詠唱短縮(1)

獲得経験値二十倍(63) 必要経験値十分の一(31)

知力上昇(11) 鑑定(1) ワープ(1)

合計124

探索者Lv26:体力(小上昇)

魔法使いLv26:知力(小上昇) MP(微上昇)

英雄Lv16:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)

色魔Lv18:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)

神官Lv23:MP(小上昇) 知力(微上昇)

 

【イリス】 革の鎧

武器 :槌(空き)     

頭装備:ダマスカス鋼の鉢金(空き)(空き)(空き)(空き)

腕装備:鋼鉄のガントレット(空き)(空き)(空き)

足装備:皮のサイハイブーツ(空き)

アクセサリー:指輪(空き)(空き)

鍛冶師Lv15:腕力(中上昇) 体力(小上昇)

 

【フレイヤ】 

武器 :強権のダガー(詠唱中断)

盾  :木の盾 (空き)

頭装備:硬革のカチューシャ(空き)

胴装備:革の鎧(空き)

腕装備:革のミトン(空き)(空き)

足装備:革のサイハイブーツ(空き)

アクセサリー:頑強のボディークリップ(物理ダメージ削減)(空き)(空き)

闘兎Lv14:器用(中上昇) 敏捷(小上昇) HP(小上昇)

 

 

知力二倍とダルマティカを装備し、ジョブのレベルも上がってるので、この階層ならブリーズストーム2発と物理攻撃1〜2発で魔物を倒せる。最大5匹の魔物がサクサク狩れ、蜜蝋も貯まりまくる。時々フライトラップが出現して遠志(オンジ)を落とすので、MP回復剤の強壮丸にも不自由しない。レベル上げに、クーラタルの16階層はかなり効率が良い狩場だ。

 

欠点は、他のパーティも入っていることもあって、魔物が湧く量が足りてないこと。同じ弱点魔法が3連続する階層は、クーラタルではこの組み合わせだけで、次は一周回った47〜49階層になるからなぁ。

 

「イリス、他の迷宮にもクーラタルの16階層みたいに、弱点魔法が3連続してる階層があるんじゃない?」

 

「冒険者ギルドで情報が出てますから、調べるのは難しくないですね。ただ、クーラタルならソフィアさんが35階層まで行けますから、迷宮探索せずに新しい階層に行けます。迷宮地図も、クーラタルの騎士団から買えましたし。正直、クーラタルは楽ですよ。」

 

「そうだねぇ。万が一、安全マージン少ない階層で魔物部屋に入っちゃったら、危ないもんね。」

 

「イリスも、クーラタルの迷宮地図を吟味しましたが、19〜22階層、21〜24階層、23〜26階層と、20階層と同程度の良い組み合わせが続きます。27階層も悪くないですし、28、29階層も一番多い魔物に弱点魔法が有ります。クーラタルの組み合わせは、ここ以降が悪くて、30階層以上で美味しい魔物配列が無くなる上、32階層から最大魔物数が6匹に増えます。なので、27階層前後まではクーラタルの迷宮をメインの狩場にし、ソマーラの迷宮探索も並行して継続しとくのが良いと思います。」

 

「なるほどね。ソフィア連れて行ける35階層までは、地道に迷宮攻略しなくても階層移動できるし。イリスの言う通りだろうな。」

 

「ご主人様、鋭敏を使ったけど、魔物の感じが無くなっちゃった。他のパーティも3〜4組いるし、違う所に行こうよ。」

 

フレイヤが察知してる感覚とは音と振動のことで、兎人族の種族特性に由来してるんだと思う。

 

「う〜ん、魔物が湧くのを待つのは効率悪いし、他のパーティと取り合いになるのもね。少し早いけど、今日は終了にしよう。せっかく隣家をエマ・ミラ・ノラが住むのに綺麗にしたんだから、見に行かないとね。」

 

「「はい、ご主人様!」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ワープで家に帰るが、誰もいない。

 

リビングには、”ゴザ”の様な植物カーペットが敷かれている。”イグサ”って異世界でもあるのかな? 少しだけ、リビングも広々と感じる。応接セットは運び出され、ベイルの定期市で買った、ローソファーとローテーブルに置き換わった。冬になったら、カーペットと”こたつ”を導入したいな。

 

手を洗い、お茶を入れて、ローソファーに腰を下ろす。イリスとフレイヤを左右に侍らせて、ハーレム休憩だ。癒されるな。

 

「ご主人様、ローソファーだと、イチャイチャし易いね。おっぱい舐める?」

 

「すぐに、隣のエマ・ミラ・ノラの家にも行くからね。揉むだけだよ、フレイヤ。」

 

「ところで、ご主人様。エマ・ミラ・ノラの身分ですが、衣食住や人頭税の心配をする家人より、ご主人様の奴隷になるのが夢って言ってます。イリス達の待遇が良過ぎるのを直接見てますから、無理も無いですけど・・。私達、お肉と白パンを毎日食べてますし、石鹸や蝋燭も使い放題ですし、ほとんどの貧乏貴族より生活水準が上だって、ソフィアさんも言ってました。」

 

「フレイヤは、フェラのやり方を教えといたよ。一昨日、帝都でプラウ(鋤)を買って、エマのプラウ・ミラのプラウ・ノラのプラウって名前を付けたのも、凄く喜んでた。でもね、ご主人様の故郷では、入れるよりフェラが先って言ったら、3人とも固まったの。それでも、ご主人様のなら、口に出されても良いって。」

 

さて今更ながら、エマ・ミラ・ノラの立場をどうしよう? 気持ち的には『迷宮の淑女』商会の正社員なんだが、住居まで用意したとなると、異世界では『庇護下』にある家人と見られる。ユリアの庇護下って訳にはいかないよなぁ。エマ・ミラ・ノラも納得しないだろう。しかし、奴隷や愛人を増やすのもなぁ・・。性欲発散には困ってないと言うか、処女って面倒臭い割に、締まらないんだよなぁ。ましてエマ・ミラ・ノラは、貧乏だったから痩せた幼児体型だし、あの細い腰に突っ込むのは気が引ける。入れるのは、もう少し育ってからだろう。それにしても、光源氏計画をするとはなぁ。

 

「イリス、エマ・ミラ・ノラの夜伽については、一番奴隷に一任するよ。でも、入れるのは、もう少し大人にしてからだよ。イリスの仕事ばかり増えちゃって、ごめんね。」

 

「うふふ、イリスにお任せ下さい。必ずや、ご主人様の好みの娘達に仕上げてみせます。ソフィアも協力してくれるでしょう。エマ・ミラ・ノラにも淫乱を取らせないと、妊娠してしまいますしね。」

 

さて、エマ・ミラ・ノラの立場だが、メイドや女中じゃなかったら、侍女とか執事とか家政婦って言うんだろうか? でも、後者はロッテンマイヤーさん!!のイメージなんだよねぇ。要は、エマ・ミラ・ノラが、我々の庇護下にあることを示しつつ、情報の秘匿が出来る存在だ。やはり『愛人』にしとくのが無難かなぁ。そうすると、ユリアとエゲリアが同じ立場になっちゃうな。二人の立場を、愛人から妾に変えるか。でも、ユリアの産む子供って、公式には、クソ村長の子供なんだよね。妻の一種として認知しちゃって大丈夫なのかな? この辺の話は、ソフィアに相談だな。伯爵家の一番奴隷だったんだから、ドロドロのグチョグチョの話は、経験値が高いだろう。

 

「ご主人様、お帰りなさい。引越しは、全部終わりました。見に来ませんか?」

 

アルフリーダが呼びに来た。エマ・ミラ・ノラの社宅は、左隣の空き家を接収して、綺麗に補修と掃除をした一軒家だ。村長家のユリアの家の半分ぐらいの大きさだが、3人が寝るには十分過ぎる広さだろう。

 

「分かった、皆で宿舎の方に行こうか。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

社宅にする隣の家へ入ると、12畳ぐらいのワンルームの広さで、ユリアの家から持って来た応接セットと、大きなベッドが置いてある。あとは小さな台所と、小さな倉庫部屋だけで、50m2弱の平屋だ。

 

エマ・ミラ・ノラは、数少ない私物も搬入済みで、引越しは終了してるそうだ。空き家を綺麗にするのは、大変だよね。

 

「みんな、お疲れ様。一段落したね。」

 

「旦那様、こんな綺麗な家で寝れるなんて、ありがとうございます!」

 

「お、ミラはブラヒム語が上手くなったね。疲れただろうから、ユリア達が戻ったら夕食にして、今日は早めに就寝しよう。」

 

「あの、それで、夜伽ですけど・・。」

 

「イリス、お願い。」

 

「エマ・ミラ・ノラ、ご主人様は、感度の良い大人の女が好みで、ロリコンでは無いのです。そもそも、そんな細い腰では、ご主人様の太いのは受け止めきれません。もっと食べて成長して、女を磨いて下さいね。処女は、まずフェラから練習しましょう。明日、ソーセージを買いに行きましょうね。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

本宅に戻り、エマ・ミラ・ノラが夕食の準備を始める。

 

ユリア、エゲリア、ソフィアも帰って来て、今日の報連相が始まってしまった。

 

「旦那様、村人を動員しましたから、明日の朝食後から道造りです。夕方に全村民でバーベキューをやって、ユリアの妊娠と、鋼鉄のプラウ(鋤)を導入した事を、村民に公表します。畜舎の移転工事は、明後日に集中してやります。」

 

「旦那様、明日は、焼き立てパンを受け取りに行く日です。野菜は、全部飲み物に換えてバーベキューに備えましょう。肉のストックも増やしたいですね。」

 

「ご主人様、ウサギのスキル結晶が村人から持ち込まれましたので、明日は商人ギルドに行ってみて下さい。オークションで、コボルトのスキル結晶が落札出来ていれば、詠唱中断の武器が増えます。」

 

なんか忙しいな。移動がワープ頼りなのが原因だから、ソフィアが冒険者になるまで、どうしようも無い。しかし、ソフィアは30歳だし、孕ませた方が良いのかな? この辺も悩ましい。 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

もうパンは全部食べてしまったので、今日の夕食はパスタだそうだ。

 

春野菜のオイルパスタは好きなのだが、お嬢様方は肉が好みだ。今日は、ベーコンの代わりに『豚バラ肉』がたっぷり入ったパスタだった。細切り昆布とキャベツも入れてる。ソマーラの村には、こんな料理は無いだろうに。エマ・ミラ・ノラも頑張ったなぁ。

 

ローソファーで食後のお茶をしていると、ユリアが跨がって来た。

 

「ご主人様、エマ・ミラ・ノラも愛人ですから、イチャイチャを見せても大丈夫です。これからは、リビングで休憩の時にも楽しめますよ。」

 

ユリアの部屋着はキャミソールドレスで、前が開(はだ)ける。しかしユリアは受精したばかりだし、おっぱいを弄るまでにしとこう。今晩の夜伽では、必ずエゲリアに入れなきゃだけど、奴隷と愛人合わせて9人になってしまった。とても1日に9人も相手する時間は無い。どうするかなぁ。とりあえずエマ・ミラ・ノラには、15歳になるまでは子供だから、入れるのは駄目ってことにしようか。頭痛の種だな。




春の28日 夜
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