※この作品はR-18です。

迷宮資源で奴隷娘とハーレムを   作:prime67

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春の45日 夕方


78.ハニトラ対策

スキル結晶について、ベルガーによると、剣に付けるならサイクロプス(攻撃力)、杖に付けるならヤギ(知力)、防具ならスライム(物理ダメージ)や牛(移動力)に、騎士団では人気が集中しているとのこと。状態異常系のスキル結晶を融合するとしても、アリ(毒)か羊(睡眠)じゃないと状態異常に掛かる確率が低すぎて、無意味らしい。至極尤もな見解だと思う。

 

本日の謝礼として、ザビルの騎士団が在庫していたスキル結晶の中から、灌木(麻痺)3個、人魚(水)2個、コボルト2個を選択し、受け取る事になった。約5,000ナール*7個=3万5,000ナール程の現物支給だし、需供逼迫してるスキル結晶じゃないから、辺境伯家にとっては痛くも無いだろう。それに、人身売買組織の突入で20人以上は斬ってるから、警備隊は”剥ぎ取り”で3万ナール以上回収している筈だ。

 

ヒルデガルドの『もっと持っていきなよ』は、『幼い獣人達を保護する費用に充ててほしい』と、それっぽい希望をして丁重に辞退している。

 

ザビルの冒険者ギルドに寄り、横長の七輪を預かってくれたお礼を言うのを忘れず、ワープで帰宅の途についた。自分と、イリス・アルフリーダ・ソフィアで1台ずつ持って黒いワープゲートをくぐるが、重量物を持ったワープはMPを消費する気がする。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

家のリビングでは、留守番だったフレイヤ・エゲリア・ノラ・ヴァニーユ・ユリアの5人が、迷宮に入る準備をして、我々の帰りを待っていた。ソフィアがパーティ編成を解除し、ヴァニーユから招待が届く。

 

「ノラ、強権のダマスカス槍(詠唱中断)(空き)(空き)(空き)をイリスに渡してあげて。ザビルでスキル結晶を入手したから、融合しちゃおう。」

 

「あ、それ良いですね。状態異常耐性ダウン&麻痺添加の組み合わせは、低階層で絶大な威力です。1〜11階層のボス部屋だと魔物は1匹しか出てきませんし、詠唱中断もありますから、狩り放題になりますよ。かなり効率化します。」

 

イリスが、灌木とコボルトのスキル結晶をダマスカス鋼の槍と共に握って、詠唱を始める。イリスの両手が光り輝いた。

 

鑑定!

強権のダマスカス槍(詠唱中断)(麻痺添加)(空き)(空き)

 

「よし成功だ。詠唱中断と麻痺添加の両方が付与されてる。ノラ、今後はフレイヤの『状態異常耐性ダウン』が掛かった魔物を攻撃するんだよ。麻痺になるから、事実上の戦闘時間が圧倒的に短縮される。安心だよね。細かい戦術的な所は、フレイヤ・ソフィア・ノラの3人で調整だね。」

 

 

「ユリア、今日はエゲリアとフレイヤも一緒だから、戦力的には充実してる。今日は、順番に7階層くらいまで試してみて、魔物が麻痺になるまでの攻撃回数を調べるのがミッションかな。」

 

今のままでは油が確実に足りない。石鹸の量産もあるから、効率的に採取したいな。

 

「あ、なるほど。1〜11階層までのドロップ品をセカンダリーパーティで採取できれば、プライマリーパーティは上の階層に専念できますものね。承知しました、一番効率的な所を調べ出します!」

 

 

「あの〜、ご主人様、スキル結晶を大量入手するチャンスだったのに、何で遠慮したんですか?」

 

「ごめんね、イリス。もっと欲しかったよね。でも、あそこでガツガツ持っていくと、『スキル結晶を与えとけば働いてくれる』と思われかねないんだ。だから『余ってるなら活用したい』程度の印象に抑えて、使い潰されるリスクを回避する必要があったんだよ。スキル結晶の融合に熱心と思われるのも、危ないかもしれないしね。」

 

「そうですよね。ドワーフの間でも、(空き)スロット説って定説じゃなくて、融合の成否は確率の問題だと言われてます。カッツリ融合やってるのは、不自然に思われるかもしれません。確実にスキル結晶の融合が成功するなんて、絶対に秘匿しなきゃ拉致られます。」

 

本音としては、辺境伯家が「まだ借りがある」と感じる塩梅が理想で、極端な話、ウチにとって今回はサービスでも良かった。これから軌道に乗せる、石鹸と保湿剤の継続取引で十分儲けられるしね。

 

 

「アルフリーダ、横長の七輪は、4台とも、我が家で使うつもりなの?」

 

「いえ、とりあえず我が家も1台にしといて、エマ・ミラ・ノラの実家に1台ずつ下賜したいと思います。薪の消費量が半分になれば、薪集めに行く時間も半分になって、他の事に時間を使えます。エマ・ミラ・ノラの実家も、厳しい生活が少しはマシになるでしょう。ご主人様の愛人の実家ですから、多少のエコ贔屓は許容されます。」

 

エマ・ミラが村の事務所から帰ってきたので、実家に”横長の七輪”を届けに行かせる。使い方の説明にアルフリーダも同行するようだ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

夕食まで時間があるので、イリス・ソフィアを伴い、帝都の武器屋に行っておきたい。チャチャっと武器屋の外壁にワープし、さっさと売って帰ろう。

 

「こんにちは。ご主人、儲かってますか?」

 

「10日ぶりくらいですかな。おお、当店が販売した剣鉈を佩刀してるのですか。軽いのは楽ですから、それもまた正解でしょう。」

 

「室内での対人戦の機会があったのですが、これはこれで、使い易くて助かりました。良い買い物をさせて頂きましたよ。今日は、売り物を持ってきました。盗賊からの鹵獲品ですが、銅の剣が大量にあります。どこに出せば良いでしょうかね?」

 

「買取ですか。では奥の事務所の方で拝見しましょう。」

 

奥に通され、イリスがアイテムボックスから、銅の剣20本を取り出し、武器屋の主人が1本1本入念にチェックする。剣や槍の類は、折れたり曲がったり欠けたりの半消耗品だから、当然だよな。

 

「どれも、まだ使えそうで問題ありません。銅の剣の買取は@250ナールですが、宜しいですかな?」

 

「ええ、その値段でお願いします。」

 

「では、明細書と銀貨を用意しますので、その間に店内でも見て行ってくだされ。」

 

ダマスカス鋼の剣とダマスカス鋼の槍は2本ずつ置いてあったが、どちらも(空き)スロットは付いてない。片手剣のエストックも1本あったが、これも(空き)スロット無しだ。隣の防具屋には(空き)スロット1つの鋼鉄の盾があったが、『これなら、イリスが防具製造しますよ』とのことだ。

 

武器屋のご主人から、@250*20本=5,000ナール を受け取り、少し情報収集をして帰る。

 

「最近の商売はどうですか? いずれは聖槍を入手したいのですが、なかなか出物に巡り会わないのですよ。」

 

「そうですなぁ、最近の傾向として、一昔前より装備品には資金を投入しないんですよ。私の若い頃より奴隷の値段が安いですからな、高い装備品を揃えるより、戦闘奴隷を使い潰す方が安上がりなんでしょう。嘆かわしい事です。それもあってか、鍛冶師ギルドに所属しているドワーフも、徐々に減っているそうですな。一人前になるまで長い時間が必要な鍛冶師ジョブは、人気とは言えないのでしょう。なので、聖槍の新規製造数も減ってる感触です。どこかの商家が破綻して、”まとめ売り”でも出ない限り、なかなか聖槍の出物は無いかもしれませんな。」

 

「知らなかった。イリス、ドワーフから見ても、そんな状況なの?」

 

「まず、探索者Lv10にならないと鍛冶師ギルドで転職させてもらえません。しかし、転職条件の探索者Lv10になる数年で、死んじゃう事も日常茶飯事です。ドワーフの男は、装備を整えないで、酒代にしちゃうのが多いんですよ。女だと、妊娠する年頃と、転職や修行の時期が重なるのがキツいですね。それと、スキル結晶の融合には博打的要素がありますから、鍛治師はトラブルに巻き込まれ易いですし。あとドワーフと竜人族は、正直、大抵の仕事で歓迎されるんです。力が強い種族特性って便利なんですよ。ですから今は、鍛冶師を目指さない安定志向のドワーフも多いですよ。」

 

「そうなんだ。イリスとの出会いは、凄く幸運だったんだなぁ。」

 

「ということなので、鹵獲したりお嬢さんが修行で作った装備品は、ぜひ当店に売りに来て下さい。新品の装備品なら、少し色を付けて買い取りますよ。ウチなら纏まった量でも捌けますし、何より、お得意様は大事にしませんとなぁ。末長い取引をお願いしたいものです。」

 

ウサギの皮と肉、生薬、装備品、安定収入源が増えてるのは望ましい。売り捌く面倒はあるけど、収入が盗賊狩りに依存し過ぎてるのは、修正しとかなきゃ。周辺の盗賊を狩り尽くしたら人頭税が払えなかったじゃ、洒落にならない。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

予定より話が弾んでしまって、少し遅くなった。帰宅すると、アルフリーダ達も帰っていて、夕食のスープをテーブルに並べている。

 

「イリス、午前中に高級服屋で受け取った、オーダーメイドの貫頭衣に着替えてよ。楽しみにしてたんだ。」

 

「マダムには、イリスが1番奴隷だって言ったら、ソフィアみたいな容赦無いデザインにされそうになりました。でもイリスには、これくらいの露出が限界です。と言うか、これでも少し恥ずかしいです。」

 

おお、ベビードールとかスリップとかいう、部屋用の下着だ。完全に貫頭衣じゃなくなってる。あ、裾の両サイドに深めのスリットを入れてるのが、貫頭衣の名残りか。絹地の中でも、かなり薄い生地にしたんだな。高級服屋のマダムは解ってるわ。

 

「ソフィア、会得してる貫頭衣を着た奴隷の座り方、イリスにも教えてあげて。」

 

「かしこまりました、ご主人様。イリス、私達は性奴隷なんだから、貫頭衣を着たら足は組んじゃ駄目。もっと大股を開いて座るのが礼儀なの。いつでも大丈夫です!って意味で、ご主人様が興奮するのよ。でもね、外では股をしっかり閉じて、上品で知的な淑女でいるの。このギャップが大きいほど、優秀な性奴隷とされてるわ。一番奴隷は、これをマスターしてないと恥ずかしいわよ。」

 

貫頭衣を着たソフィアは、子供のような極端な前付きで、完全に割れ目が露出している。大股を開いて座ると、ピンク色の身が見える。少し愛撫するだけで蜜が溢れ出る、性奴隷として開発されまくってる身体に相応しい、攻めたデザインの貫頭衣だ。いつ見ても素晴らしいよな。

 

エマとミラが真似しそうだけど、情婦や愛人の作法は知る術がないなぁ。性奴隷とは違う気がするけど。ビッチになった村娘ってのだけは、勘弁してもらいたい。貴族家に10歳から仕えていたソフィアなら、何か知ってるかもな。

 

 

「ご主人様、アルフリーダは、先程ヒルデガルドさんが言ってた事が気になってるのですが、ハニートラップ対策として、ご主人様が溜まってる状態は駄目だと思うんです。セカンダリーパーティの女に、昼食時にご主人様をスッキリさせるミッションを追加しませんか?」

 

「イリスも賛成です。ご主人様を空っぽにしとくのが性奴隷の仕事と、ヒルデガルドさんも言ってました。口で抜くなら股から垂れませんから、迷宮の小部屋で小休止してる時でも大丈夫です。ソマーラの迷宮なら人が来ませんから、安心して抜けます!」

 

「いずれは、遊び人にも精力増強を付けたご主人様を受け入られる身体に、ソフィアもなりたいと思います。ご主人様の精力を確実に搾り取らないと、ハニートラップは防げません。アルフリーダの言う通り、これからは、朝と昼にも確実に抜くべきでしょう。」

 

夕食後のお茶もそこそこに、イリス・ソフィア・アルフリーダがミーティングをして、結論が出ているらしい。とりあえず3人に夜伽に誘われて、完全に抜き切ると言っている。今日は彼女達も働いたから、ご褒美が必要だろう。しかし、貫頭衣を脱がせず3人を2周すると、柔らかい身体のアルフリーダを抱いたまま、寝落ちしてしまった。疲れていたのか、深い賢者タイムには抗えない。

 

ユリア達には申し訳ないな。




春の45日 夜
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