「××××××××××」
「××××××××××」
頭の上でユリアとエゲリアの小声が聞こえる。
「あ、声がうるさかったですか?」
二人は上半身を起こしてヘッドボードにもたれてる。
少し細すぎるな、食べさせて抱きごごちを良くせねば。
「いや、放置してしまって済まない。どのくらい寝ていた?」
「30分ぐらい熟睡していました。」
「そうか、ユリアとエゲリアのおかげでリフレッシュできた。ありがとう。」
ユリアの薄桃色の乳首と、エゲリアの乳輪の小さな乳首、軽く交互に口に含む。
「あぁっ」
「んんっ」
「じゃあ朝食を作って、食べながら今後の予定を話し合おう。」
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硬く焼き固められたパンをスープでふやかして食べる食事は、美味しくなかった。と言うより粗末で、栄養もカロリーも足りてない食事だった。1日2食で次期村長とその家令の食事がこれじゃあ、貧しい村で身体しか差し出すものが無いってのも本当っぽい。迷宮資源の売買価格に比べ人頭税が異常に高い世界だし、家父長権の下に置かれる家人階層って、ローマの市民階級ってよりロシアの農奴階級に近いような気がする。
「今日の夕方から戦死者の追悼会をしますので、マモル様からもお言葉を頂きたいのですが・・・・・。」
その手の面倒は嫌いだ。ただ封建制の社会で『こういうの』ちゃんとやらないと駄目なのも知ってる。前村長が戦死して、ユリアが次期村長になる為の儀式でもある。中世欧州の春は飢餓の季節だったのと同じで、追悼会で飲み食いする食料が乏しいだろうことは目の前の食卓が語ってる。
「選択肢は無いようだね。ユリアの後かな。」
「はい、ユリアが村の困窮を救うと泣きながら誓い、感動したマモル様が助力してくれます。」
「お決まりのパターンだね。」
「はい、皆が安心できます。」
「エゲリアは学校に行ったことがある?」
「いいえ、私はユリアのお母さんの乳を飲んで育ちました。文字やブラヒム語もユリアのお母さんが教えてくれました。」
二十歳ぐらいの小娘が自己流でこのレベルの腹黒とは、天才ってやつか。
「エゲリア、マモル様と何の話をしているの?」
「大人の会話ですよ、ユリアお嬢様。」
姉妹丼より、素直と腹黒の乳姉妹セットは唆るな。大事に育てよう。
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「それで戦利品の話ですが、ほとんどの盗賊をマモル様が倒し村を救ってもらったのに心苦しいのですが・・・。」
「あー、こんなんでどうだろう。」
・盗賊のアジトから回収した物資は全て村へ
・捕まえたオスのロバ1頭は村へ
・盗賊の捕虜の女の売却代金は全て村へ
・盗賊の装備品は、マモルとその奴隷が使用する物以外は村へ
・盗賊から回収した現金から戦死者の遺族へ、戦死者一人3万ナールを慰労金として下賜。
・上記で下賜して残った現金は、マモルが受領する。
・盗賊のインテリジェンスカードの懸賞金は、全てマモルへ
・盗賊が所持していた魔結晶は、全てマモルへ
・以上の他、マモルとその奴隷は村のシャワーがある家に無償で寄宿できる。
「盗賊から剥ぎ取った装備品と、回収した現金の明細は後で教えてくれ。」
「私達が助けられたのに、これでは、いくらなんでも村が取りすぎです。」
ユリアはキョトンとしている。
まあ、この手の話はエゲリアに一任だよなぁ。
「これぐらい大盤振る舞いしないと、ユリアの村長就任の祝儀にならないだろ。」
「そういうことですか・・。」
「それに俺はユリアとエゲリアが気に入った。身体だけじゃなく心も欲しくなった。好きな女に貢ぐ男は珍しくないだろ。」
「たった今、エゲリアはジーンと来ました。」
「そうか。」
「エゲリア、マモル様と何の話をしているの?」
「ユリアはマモル様のことをどう思ってる?」
「気持ちよかったし、優しいし、強いし、好きだよ。」
「マモル様、ユリアとエゲリアは、マモル様の愛人として、マモル様が望まれるままの女になることを誓います。」
「え、昨日から愛人だったよね?」
「大事な所なんだから、ユリアは黙ってなさい!」
「ユリアもエゲリアも、よろしくな。」
「「はい、マモル様!」」
決まった! エゲリアの顔が紅潮して興奮している。
ユリアは良く分かってないっぽいが、後でエゲリアが説明するだろう。
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明日はベイルの騎士団に行かなきゃならないから、戦死者の追悼会まで、村の近くにできた迷宮(ソマーラの迷宮)に行っておこう。
ジョブ設定!
って、何で? 色魔のジョブを取得してる・・・。
色魔は人間族の種族固有ジョブだ。今朝はエゲリアの口の中だけに1回射精した。膣の中では射精していない。射精するまでユリアの胸も堪能していた。色魔の取得条件は「同時に複数の相手と性行為をすること」だと思っていたが、性行為のフラグが立つのは「イクこと」ではないだろうか? 少なくとも「中出しすること」でないのは確定だ。ひょっとすると「精子を出すこと」さえ関係ないのかもしれない。
とすれば、女性も「イクこと」が可能じゃん。仮に一晩で膣で射精させた異性の数がフラグなら、ほとんどの人間族の娼婦が対象になってしまう。同時に複数の相手と性行為をして「イクこと」がフラグなら、女性も色魔のジョブが取得できるかもしれない。女性で色魔はおかしいな。『神官/巫女』のパターンだと『色魔/淫乱』かな?
ユリアとエゲリアが「イクこと」のできる身体になるのは今日明日の話じゃないだろうが、楽しみが増えた。ただ男性の「イク」は単純だが、女性の「イク」は遥かに複雑だ。今後の目標として『ユリアとエゲリアの二人とも「中イキ」できる身体すること』を設定しよう。念の為、挿入する時に百合もやらせた方が良いかもしれない。
とりあえず、想定外の研究は後回しにするしかない。今は迷宮での検証が優勢事項だ。迷宮で魔物との物理戦闘や魔法戦闘を試してみなければ・・。迷宮の下層階級で出てくるドロップ品は目先の生活の糧になる。村の文明レベルも少し上げないと、自分のQOLも上がらない。
やることが多い。しばらくはスタートアップ企業ぐらいに働かざるを得ないだろうな。
春の2日