※この作品はR-18です。

迷宮資源で奴隷娘とハーレムを   作:prime67

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春の48日 昼


82.海女

“バル”の壁に掛かった絨毯を借り、フィールドウォークを装ったワープで家に帰る。ベルガーが、大量の小皿料理をお土産に持たせてくれた。ベルガーは大貴族の家令だけあって、流石に接待慣れしてるよなぁ。

 

ソフィア・フレイヤ・エゲリア・ノラも迷宮から帰っていて、早速、昼食だ。お土産の小皿料理をテーブルに出して、女の娘達に食べさせる。パンの量を減らせば食べ切れるだろ。うちの女の娘達にも、魚の味を覚えさせたいしね。

 

 

昼食を食べながら、ヴァニーユが皆にザビルでの出来事を事細かく報告してる。

 

「ご主人様とベルガー様の会話って、半分も意味が解らないけど、雰囲気が怖かったの。ベルガー様と含み笑いしながらお酒飲んでる時なんて、二人共殺気じゃない何かが漏れ出てたもん。二人だけの世界で会話してたわ。」

 

イリス、アルフリーダ、ソフィアの3人は、「あ〜、あれね。」といった顔で勝手に納得してるが、他の娘は?顔になってるぞ。

 

 

「エゲリア、10階層のホワイトキャタピラーはどうだった?」

 

「”麻痺添加”の武器3本で10階層のボスを攻撃すると、一人2発入れるまでには”麻痺”が出て、実質的に倒したと同じです。かなり楽にボス周回できました。これ、”麻痺添加”と”詠唱中断”の両方が付いた武器を4〜5本揃えれば、12~22階層のボスにも通用する戦術かもしれません。」

 

「なるほどね。それじゃ、夕方から迷宮に入るセカンダリーパーティは、1階層のラピッドラビットを周回して、ウサギのスキル結晶を狙って。ウサギ肉は、いくらあっても良いし。あ、でもラピッドラビットは速いから、厳しいかな?」

 

「ご主人様、ヴァニーユの武器は、いずずの剣鉈(水触剣)(空き)です。水触剣のスキルを試した感じだと、剣鉈でもユリアの手前に”弾き飛ばす”ことは可能だと思います。ラピッドラビットの動きは完全に見えてますから、難しくないですよ。」

 

「おお、それは素晴らしい。でもヴァニーユは妊娠してるんだから、無理しちゃ駄目だよ。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

自分はザビルで食べているので程々にし、リビングのローソファーに腰を下ろして、設定を少し変更し、ヴァニーユの取得済ジョブを見てみる。やはり、猫人族の女の種族固有ジョブ”海女”が取れている。

 

“海女”の取得条件は『猫人族+村人Lv5+漁をする』だと思われる。取得条件は単純だが、スキルも”対水性強化”と、正直微妙だ。1〜11階層だと水性魔物はコラーゲンコーラルしかいないから、スキルの使い所が極めて限られる。ただし、12〜22階層だと、クラムシェル・ケトルマーメイド・マーブリームの3種類が水性魔物だ。23〜33階層も、ブラックフロッグ・タルタートル・ケープカープの3種類だ。つまり、12〜33階層と45〜66階層では、水性魔物が魔物集団に入ってることが多い。

 

「ヴァニーユ、猫人族の種族固有ジョブなんだけど、”対水性強化”のスキルって、どんな感じなの?」

 

「う〜ん、繁殖の猫人族の女は迷宮には入りませんから、積極的に”海女”取りに行かない程度に微妙な効果なんです。水性魔物からの防御力は強化されず、水性魔物への攻撃力が2〜3割上がる程度ですね。獣戦士のビーストアタックと違って、詠唱なしで勝手に攻撃が強くなりますから、便利と言えば便利なスキルなんですけど、水性魔物にしか効きません。」

 

う〜ん、”対水性強化”のスキルはそんな所だよな。45〜66階層に上がるまでは、そこまで欲しいスキルじゃない。ただ、”海女”の効果は、体力(中上昇) HP(小上昇) 腕力(小上昇)と素晴らしい。HPが小上昇するジョブは他に無いし、鍛冶師なら腕力(中上昇)だが、漁師/海女の他に腕力(小上昇)が付くジョブは剣士と農夫だけだ。効果は素晴らしいんだよ。

 

エマ・ミラの二人は錬金術師だが、メッキを掛けるスキルの錬金術師は1パーティに1名で十分だ。ヴァニーユを海女にして、エマかミラの片方を探索者にするのが総合的には合理的なのかな? でも、せっかく錬金術師も育ってきたし、エマやミラに悪いしなぁ。ヴァニーユも、一緒に育った仲間がレベル上げしてくれた探索者に、思い入れがあるかもしれない。どうしよ?

 

「ご主人様、もしかして、私って”海女”のジョブを取りました?」

 

「うん、ヴァニーユ。お昼に”アオサ”を採取してもらったじゃん。あれで”海女”を取得できたんだと思う。」

 

「旦那様、やりましたね。早速、ヴァニーユを”海女”にジョブチェンジしましょう!」

 

「ユリア、そうするとセカンダリーパーティに探索者がいなくなっちゃうんだけど。」

 

「ミラを探索者にします。別に錬金術師じゃなくても、石鹸は作れますし、何の問題もありません。」

 

「いや、問題無い訳ないじゃん。ミラはそれで良いの?」

 

「はい、ミラが探索者をやっても良いですよ。私達は、マモル様の愛人に囲われることが一番大事で、ジョブは別に何でも良いです。」

 

「え、エマとノラもそんな感じなの?」

 

「エマが探索者をやっても良いですけど、旦那様は何を驚いてるんですか?」

「ノラも、ジョブは何でも良いです。そんなことより、旦那様好みの女になる事の方が重要だと思います。」

 

そっかぁ、普通の村娘にとって、ジョブなんて生活手段の一部で、大した思い入れは無いのか。

 

「ヴァニーユも、探索者を海女に変えていい?」

 

「ええ、別に海女でもいいですよ。あ、探索者のアイテムボックスの中身が食料品ですから、ミラが探索者を育ててから中身を移動させないと、傷んじゃいます。先にミラをジョブチェンジして、迷宮に連れてって下さい。」

 

種族固有ジョブの話なのに軽いなぁ、冷蔵庫の買い替えみたいだ。繁殖で育ったヴァニーユは、奴隷メイドで不慮の妊娠がなければ、迷宮に入ることも無かった。だったら海女のジョブも、ヴァニーユの眼中には無かったってことか。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

午後も、イリス・フレイヤ・エゲリア・ソフィア・ノラの5人だけで迷宮に入り、12〜15階層のボス戦で、”麻痺”戦術の実験をしてみると言ってる。

 

ソマーラの迷宮12階層の待機部屋にワープで飛び、イリス達がボス部屋に入るのを見送る。その足で、帝都のスークに飛び、セメント1袋を買って帰ろう。左官道具も売ってる店なので、”コテ”も3枚買って帰る。

 

 

荷物を小高い丘の上の現場に置き、コツコツ湯船へのタイル貼りの為、ご主人様はエマ・ミラを誘いに帰宅だ。コンクリ打ちっ放しで簡単に作っても良いのだが、湯船はタイルを貼った方が綺麗だと思ってる、個人的趣味というか見栄が大きいかな。

 

「旦那様、このタイルって焼き物、青い柄が綺麗ですね。これを浴槽に敷き詰めるんですよね。」

 

「うん、モルタルを流して、コテで平面を出して、5mmぐらいの隙間でタイルを並べて、上から軽く押し付ける。タイルが足りないかもしれないから、浴槽の下面から優先して貼っちゃおう。」

 

露天風呂も、だんだん形になってきた。もう少しで完成だ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

左官工事の後は、エマ・ミラを左右に侍らせ、生薬生成をやっておく。

 

ソフィアのアイテムボックスに入っている薬草素材は、予め、”緑豆”以外は全て置いていってもらったが、まだまだ残ってるな。

 

21階層のボス、ネペンテスから回収した半夏(ハンゲ)も全て生薬生成し、滋養剤が18個生成できた。こいつは、滋養丸よりHP回復する効果が高いから、印籠に入れている滋養丸と入れ替える。エマとミラの印籠の中身も入れ替えだな。

 

22階層のボス、アニマルトラップから回収した陳皮(チンピ)は1個だけあった。MPを中回復する強壮剤が2個作れたので、これは自分の印籠に入れておく。

 

23階層のハーフハーブが落とす麻黄(マオウ)1つから、万能丸が2粒生成できる。万能丸は『HP・MPを回復し、ある程度の病気や怪我の治療』をする。とりあえずギルドには売らないで、全員の印籠に2粒ずつ入れておき、残りは、『迷宮の淑女』商会の在庫にしよう。あ、先に幾らで売れるのか調べとかなきゃ駄目か。

 

残りの生薬素材は、附子(トリカブト)と遠志(オンジ)が数枚ずつで、全て滋養丸と強壮丸に生薬生成して薬にしておくが、在庫が多すぎるな。帝都の探索者ギルドに売りに行くから、滋養丸と強壮丸を50個ずつ皮袋に入れてもらう。

 

一段落ついたので、エマとミラは洗濯物を取り込みに行った。

 

この隙に、ご主人様は少し昼寝しよう。女の娘がいる時に横になると、必ず誰かが乗ってくる。昼寝できる機会は貴重だ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ユリアに起こされ、昼寝から目が覚めた。

 

「そろそろ、軽く夕食を取って迷宮に入ります。皆、旦那様を待ってますよ。」

 

「ああ、ごめん。そんな時間か。熟睡しちゃったみたい。昼に、ベルガーとお酒を飲んだからかな。」

 

罪は、ベルガーになすり付ける。テーブルには肉野菜炒めが乗っていた。なるほど、野菜多めだから軽い夕食ってことなのか。

 

食後のお茶を飲んでいると、イリス達が帰ってくる。ソフィアのパーティ編成が解除され、ヴァニーユから招待が届き、セカンダリーパーティに移動終了だ。エゲリアとユリアが、剣を交換してるな。これで準備完了かな。あ、シャワータンクに給水作業だけしておかなきゃ。

 

「それじゃミラ、ジョブを錬金術師から探索者に変更するよ。レベルが1に戻るから、前に出ちゃ駄目だよ。今日は、後ろから見てるだけにしてね。」

 

「はい、旦那さま、注意して付いていきます!」

 

ご主人様も、夕方からセカンダリーパーティに入って、ミラのジョブを探索者Lv1に入れ替え、速攻でレベル上げしよう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

まずは、ソマーラの1階層のボス部屋に入り、ラピッドラビットの正面をヴァニーユに担当してもらう。エマが全員に”メッキ”を掛けるので、まず大丈夫なんだが、危なそうだったら単体攻撃魔法を撃ち込むつもりだ。

 

「あれ、ヴァニーユ、盾は使わないの?」

 

「はい、剣鉈を持ち替える時に邪魔ですから。」

 

ヴァニーユの詠唱終了の後、アルフリーダも詠唱を始める。剣鉈に、水の塊が纏わり付くように見えるな。正面にヴァニーユが立ち、ユリアと共に前に進んでいく。ラピッドラビットがヴァニーユに体当たりをしようと突進するが、水触剣を纏った剣鉈に払われ、ユリアの前に飛ばされて、強権の鋼鉄剣(詠唱中断)(麻痺添加) で叩き斬る。

 

鑑定!

ラピッドラビット 状態異常(麻痺)

 

「うん、1撃で麻痺になった。ヴァニーユも器用だな、上手にユリアの目の前に弾き飛ばしたね。」

 

すかさず、エマとミラが突きまくって、ラピッドラビットに止めを刺す戦術だな。 

 

「ご主人様、あと2〜3回練習しときたいです。これって弾き飛ばせば良くって、斬る必要は無いですよね。多分、水触剣の詠唱をしなくても、ラピッドラビットの突進を上手く剣鉈で”いなす”と、ユリアの方に飛ばせますよ。」

 

ああ、身体能力の高い人の言ってる感覚はわからない。感覚派のフレイヤと似た感じだな。専門家には口を出さず、お任せしよう。

 

ラピッドラビットを3周したところで、次に移行する。ミラの探索者のレベルを上げたいので、出来るだけ効率的に経験値を稼ぎたい。

 

 

「ユリア、15階層のボス、ロールトロールを周回してみようか。魔法を撃ってこないし、遠距離攻撃も無くて火魔法が弱点だ。多分、お付きの魔物はファイヤーストーム2発で消えるから、事実上、ボス魔物1匹と変わらないと思う。」

 

「あ、それ良いですね。確かロールトロールの攻撃って、単純にパンチしてくるだけでしたから大丈夫です。」

 

「ご主人様が魔法を使うなら、”状態異常耐性ダウン”は必要無いですよね。アルフリーダが正面をやりましょう。”瞬発力上昇”を発動すれば、単純なパンチなら当たらないですよ。」

 

「そうだね、闘兎の感覚は敏感だし、正面はアルフリーダにお願いするよ。90秒以内には倒せるだろうから、安心してて。」

 

思った通り、お付きのロートルトロールは、初撃のファイヤーストーム2連射で煙になった。ボスのロールトロールは、正面にアルフリーダ、左右にユリアとエマが両手剣を構え、後ろからご主人様が”吸精のダマスカスステッキ”で殴り付ける。2回目の魔法、ファイヤーボールを1発撃ち込み、少し殴ったところでボス魔物も煙になった。

 

 

「旦那様の一人舞台で、ユリア達が何もする事がないのはちょっと・・。これなら、もう少し上の階層でも大丈夫っぽいですよ。」

 

「それじゃ、20階層のボス、ブラックダイヤツナを周回しようか。こいつも、基本的に”体当たり”と”尾ビレで叩く”の2パターンの攻撃しかないから、ロールトロールと同じ感じだね。いや、むしろ左右のユリアとエマからは攻撃し易いかな。」

 

20階層の待機部屋に移動し、早速ボス部屋に突入する。ブラックダイヤツナは土魔法が弱点だ。

 

「アルフリーダ、今回はオーバーホエルミングも使ってみるから、アルフリーダも”瞬発力上昇”を合わせてみて。」

 

ボス部屋に突入すると、ボスのブラックダイヤツナと、お付きのマーブリームが出現する。

 

オーバーホエルミング!

サンドストーム!

サンドストーム!

 

お付きの魔物は健在だが、気にせず無視し、ブラックダイヤツナの右側からダマスカスステッキで殴り付ける。アルフリーダも”瞬発力上昇”を発動して、左側からアイアンステッキで殴り始めた。そろそろ、オーバーホエルミングが切れるな。

 

サンドストーム!

サンドストーム!

 

オーバーホエルミングが切れた直後の魔法2連射で、魔物2匹とも煙になった。

 

「ご主人様、このまま20階層をボス周回しましょう。うふふ、ご主人様との共同作業で、アルフリーダは楽しいです。」

 

「旦那様、さらにユリア達のやる事がありませんよぉ。」

 

 

「う〜ん、遊び人のスキル設定は、一度変更すると短時間では再変更できないんだ。そうだな、12階層に移動するか。」

 

12階層の通常魔物はクラムシェルで、通常ドロップ品のシェルパウダーは石鹸の材料だから、いくらでも欲しい。土魔法2発なら、弱点魔法じゃないグリーンキャタピラーとニードルウッドは生き残るだろうから、ユリア達の獲物にしよう。

 

12階層に移動し、闘兎のアルフリーダが索敵を行うのだが、最近入ってない階層なので、魔物はウジャウジャいる。背後から挟み撃ちにされる方が心配だが、狩りまくりだ。シェルパウダー・コボルトソルト・コボルトナイフ・糸・ブランチが貯まりまくる。

 

途中で魔法使いLv45に上がってることに気付き、5thジョブまで取得し、”料理人”ジョブを付け加えた。”レア食材ドロップ率アップ”の効果で、”蛤”のドロップ率が劇的に上がる。女の娘達も、楽しそうで良かった。

 

 

3時間ほど、夕食後にしては長めの迷宮探索になったが、ミラの探索者はLv6まで上がった。アイテムボックスは、6箱*6列=36個まで入る。『迷宮の淑女』商会の在庫を収納するには全く足りないが、とりあえずの冷蔵庫代わりにはなるかな。丁度6個の”蛤”が、ミラのアイテムボックスに入ってる。

 

「ヴァニーユ、せっかく水性魔物のクラムシェルだし、ジョブを探索者から海人に変えてみよう。アイテムボックスに入ってるドロップ品は、ミラに渡しちゃって。入り切らない分は預かるよ。」

 

料理人のアイテムボックスには30*30=90個入る。帰ったら整理整頓しないと、料理人を外せなくなるな。

 

「ヴァニーユは海女に変えたばかりでLv1に戻ってるから、攻撃より回避を優先して慎重にね。」

 

なのに、ヴァニーユはクラムシェルの正面に立ってガンガン攻撃してる。まあ、クラムシェルからの攻撃も受けてないから、いいか。ヴァニーユの性格も、イケイケの肉食系っぽい。楽しそうだ。

 

「そろそろ帰ろう。明日は、ヴァニーユの海女のレベル上げ目的にやろう。ミラとヴァニーユは、Lvが低いうちはガンガン上がると思う。疲れただろうから、今晩は早く寝ようね。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

家に帰ると、イリス達5人が、リビングで”まったり”している。これは、女子会の雰囲気か? 

 

「ご主人様、おかえりなさいませ。果物を切って、お茶にしますね。シャワーのお世話は、誰がよろしいでしょうか?」

 

これ、夜伽を楽しみにしてるのか? 今日は昼寝したから体力的には十分だけど、料理人を外し、色魔を付けなきゃ。

 

 

夜伽は、イリス・フレイヤ・ソフィア・エゲリアの4人から、入れ替わり立ち替わりの騎乗位で奉仕され2発ずつ中に出し、最後の8発目では少し長くなって、エゲリアの意識を飛ばしてしまった。何事も無かったように、ユリアとヴァニーユが肉布団になりに左右から身体を重ねてくると、両手で尻肉を掴んだまま、睡魔に襲われ意識を手放す。




春の48日 夜
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