※この作品はR-18です。

迷宮資源で奴隷娘とハーレムを   作:prime67

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春の49日 


83.ドライブドラゴン

やり過ぎて睡眠不足かとも思ったが、スッキリした目覚めだ。インテリジェンスカードによると、21歳の肉体で異世界転移している。今無理しないでいつ無理するんだって肉体年頃だし、大丈夫だろう。

 

シャワーに行こうとすると、ソフィアも起きてきた。シャワーを一緒に入り、”お世話”してくれる。手で朝立ちを乳首に押し付ける奉仕で、サクッと完璧な微乳に射精した。

 

「ご主人様、帝国解放会の話ですが、遅かれ早かれ、勧誘されるのは避けられない気がします。生薬や装備品の売却が多くなってきましたから、そのうち誰かの目に止まりますよ。」

 

「そうだよなぁ、帝国解放会の『迷宮に入って戦う者の相互扶助』って目的はその通りなんだろうけど、貴族から見れば、有望な冒険者を青田買いして囲い込みたいんだよね。100年前には、ガイウス皇帝も入会してたけど、帝国政府にも思惑はあるのかな?」

 

ソフィアの穴に指を入れ、”数の子天井”のコリコリした膣壁を、人差し指で優しく撫でる。

 

「迷宮の出現で放棄された土地の奪回は、世襲貴族だと積極的に動かないんです。本当は、皇帝に直属する帝国騎士団が無主地の迷宮討伐をすべきなんですけど、帝国騎士団も世襲が進んじゃってますから……。だから、餌の爵位に食い付く冒険者に迷宮討伐させないと、人類の生存圏って徐々に狭くなって、最後は迷宮に飲み込まれちゃいます。あぁ、ご主人様、もっと乱暴に弄って大丈夫ですよ。」

 

「それでも、迷宮討伐に使い潰されるのは嫌だからなぁ。これって”合成の誤謬”ってやつだよね。まあ、いずれは”ギルド神殿”も入手するから、全く政治と無関係でいるのは難しいだろう。その辺の対応は、ソフィアに頼ることになるな。今でも、辺境伯家とは関わり合いになっちゃったしね。ソフィア、壁に手を付いて。中に出したくなっちゃった。」

 

既に、ソフィアの膣からは愛液が出まくっていて、全く抵抗なく挿入し腰を振れる。ソフィアも、乳首や膣を刺激した後だと中イキまで間を置かず、プルプル震えながら、痛いくらいに締め付けられる。ロリ体型のソフィアは”最高の抱き心地”とは言い難いけど、まだまだ身体は開発できるかもしれない。やっぱり、女は感度と締まりだよ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

朝のお茶を飲みながら、今日の予定を考えるが、風呂工事は一段落してるものの、今日もやる事が多いな。

 

「イリス、ソマーラの29階層はサッサと突破しちゃいたいね。ブラックフロッグは、ドロップ品もスキル結晶も落とさないから、旨みが無い魔物だし。」

 

「そうですね、ボス部屋の発見を優先したマッピングにします。午前中には突破しちゃって、30階層まで上がっちゃいましょう。ご主人様が遊び人を取得してからは、魔法2連射の圧倒的な火力です。余裕が出ましたよね。」

 

ソフィアから、パーティ編成に招待されて、本日のお仕事の開始だ。ソマーラの29階層にワープで飛ぶ。

 

BPがギリギリだが、5thジョブを有効にする。”色魔”の上位ジョブは不明だが、先々を考えると、上昇し辛い種族固有ジョブは、このまま育てておきたい。”色魔”の 知力(小上昇) が付けば、昨日より魔法の威力も少しは上がるだろう。

 

 

【マモル】 硬革の帽子・手袋

武器 :吸精のダマスカスステッキ(MP吸収)

胴装備:ダルマティカ(空き)

足装備:駿馬の硬革靴(移動力増強)

アクセサリー:ひもろぎの聖銀ミサンガ(知力二倍)(ダメージ逓増)

5ジョブ(15) キャラクター再設定(1) 詠唱短縮(1)

獲得経験値二十倍(63) 必要経験値二十分の一(63)

合計143

魔法使いLv45:知力(小上昇) MP(微上昇)

遊び人Lv16:知力(中上昇)

英雄Lv31:腕力HP体力MP知力精神器用敏捷(中上昇)

神官Lv34:MP(小上昇) 知力(微上昇)

色魔Lv24:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)

 

【イリス】硬革の帽子・手袋 革のサイハイブーツ

武器 :強権の槌(詠唱中断)     

胴装備:ダマスカス鋼のプレートメイル(空き)(空き)(空き)(空き)

アクセサリー:いかりの指輪(攻撃力五倍)(ダメージ逓増)

鍛冶師Lv24:腕力(中上昇) 体力(小上昇) 器用(小上昇)

 

【フレイヤ】 硬革の鎧・手袋

武器 :強権のダガー(詠唱中断)

盾  :木の盾 (空き)

頭装備:硬革のカチューシャ(空き)

足装備:革のサイハイブーツ(空き)

アクセサリー:頑強のボディークリップ(物理ダメージ削減)(ダメージ逓増)(空き)

闘兎Lv24:器用(中上昇) 敏捷(小上昇) HP(小上昇)

 

【エゲリア】

武器 :強権の鋼鉄剣(詠唱中断)(麻痺添加)

頭装備:硬革の帽子(空き)

胴装備:硬革の鎧(空き) 

腕装備:鋼鉄のガントレット(空き)(空き)(空き)

足装備:竜革のサイハイブーツ(空き)(空き)

アクセサリー:増撃の指輪(ダメージ逓増)(空き)

淫乱Lv24:精神(中上昇) 知力(小上昇) MP(小上昇)

 

【ソフィア】 革の帽子 硬革の鎧

武器 :激情のレイピア(攻撃力二倍)(麻痺添加)(空き)

盾  :身代わりの鉄盾(身代わり)

腕装備:硬革の手袋(空き)(空き)

足装備:駿馬の革サイハイブーツ(移動力増強)(回避力二倍)

アクセサリー:頑強の指輪(物理ダメージ削減)(ダメージ逓増)

探索者Lv43:体力(小上昇)

 

【ノラ】 硬革の鎧・手袋

武器 :強権のダマスカス槍(詠唱中断)(麻痺添加)(空き)(空き)

頭装備:ダマスカス鋼の鉢金(空き)(空き)(空き)(空き)

足装備:頑強の竜革サイハイブーツ(物理ダメージ削減)(空き)(空き)

アクセサリー:増撃のイアリング(ダメージ逓増)(空き)(空き)

錬金術師Lv21:知力(小上昇) 器用(微上昇)

 

 

イリスとフレイヤが先頭で、マッピングを進めながら索敵する。ご主人様は、基本的にファイヤーストームを連射するだけで、もしサイクロプスが残った時だけ、風魔法を撃つお仕事だ。

 

小休憩を挟みながら3時間ほど進んで、ボス部屋を発見した。

 

「ボス魔物のフロッグフロッグも火魔法が弱点だから、基本はファイヤーストームの連射で倒せる。魔物数3匹で、麻痺添加の武器も3本あるから、2人ペアで相手をしようか。ボス魔物はソフィアが正面でお願いね。」

 

ボス魔物:ソフィア、フレイヤ

お付き1:イリス、ノラ

お付き2:エゲリア、ご主人様

 

ファイヤーストーム連射を2回、計4発撃った所で、エゲリアがお付きの魔物を麻痺にした。

 

「魔物の始末は、旦那様がやっちゃって下さい。エゲリアは、イリスの魔物に向かいます!」

 

吸精のダマスカスステッキでタコ殴りにし、MPも吸収する。幸運にも、もう1匹のお付きの魔物も麻痺になり、イリス・ノラ・エゲリアがボス魔物に向かい走っているのが見えた。ボス魔物に単体攻撃魔法のファイヤーボールを撃ち込んで、もう1匹のお付きの魔物を始末しに向かう。カエルのボス魔物は、5人に任せて大丈夫だろう。

 

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30階層に上がったが、不幸な事に、最初に会敵したのはドライブドラゴン5匹の集団で、少しヤバい。

 

かつて無いほど戦闘時間が延び、敵からの全体攻撃魔法も1回受けてしまう。ドライブドラゴンは(火)(水)(風)(土)の全てに魔法耐性があるのは承知だが、ファイヤーストーム2発*5回=10発撃ち込んでも倒れない。こいつ、魔法戦闘とは相性が悪すぎる。”全体手当て”も3回ほど発動している。

 

しかし、ソフィアが1匹を麻痺にしてからは、戦局が大きく動く。残り4匹に6人で襲いかかり、魔法も14発打ち込んだ時点で更に1匹が麻痺になり、間を置かず、残り3匹は物理で煙に変わった。麻痺している2匹のドライブドラゴンが動かないうちに、サッサと殴ってMPに変えなきゃ。ドロップ品は、竜革が1枚と竜皮が4枚落ちた。

 

「全体手当て! まだダメージが残ってる人はいる?」

 

「旦那様、もう大丈夫です。メッキを掛け続けたノラを褒めてあげて下さい。槍で突きながら詠唱して、器用でしたよね。」

 

「今までで、一番キツい魔物との戦闘だったな。パーティ全員に”ダメージ逓増”のスキルを付けといて良かった。ノラも頑張ったね。」

 

「ドライブドラゴンは迷宮の外に出ると極めて厄介ですが、迷宮でも群を抜いて強い魔物とされています。でも戦闘時間としては、イリスが身売りする前に、迷宮入りしてた頃より短いですよ。」

 

「ソフィアも、伯爵家のパーティでは、はるかに長い戦闘時間でした。このくらいなら問題にならないです。」

 

「いやいや、イリス、ソフィア、”カイゼン”は必要だ。もっと楽に闘おうよ。此方からの魔法は効かないのに、ドライブドラゴンからはバンバン魔法を撃とうとするじゃん。これ、神官の”全体手当て”が無いパーティだと、非常に危ないと思うわ。ウチは、ノラがメッキを掛けているのも大きいけど、他のパーティはどうしてるんだ?」

 

ちょっと考えるから、迷宮探索は一旦切り上げる。

 

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「フレイヤ、悪いけど膝の上に座っててくれる?」

 

朝食には少し早かったので、リビングのローソファーでフレイヤを愛でながら、対策を考える。あれ、何故かフレイヤがパンツも脱いでるけど、まあいいか。

 

「旦那様が、考え中モードに入っちゃいましたね。」

「ご主人様は、フレイヤの身体を揉みながら考えるの、大好きですものね。」

「フレイヤは、じっと固まって喘がずに身体を弄られるから、合うんでしょう。」

「ユリアだったら声が出ちゃいます。思考の邪魔になっちゃいますものね。」

「あ、フレイヤの耳から旦那様の手を外して、内股にっと。」

「まあフレイヤったら、ちゃっかり鋭敏を発動させたわね。あの子も成長したわ。」

 

 

女の娘達が何か言ってるけど、まあいいや。魔法以外の攻撃強化が、30階層のドライブドラゴン対策として必須だ。

 

イリスに、全麻の槌(麻痺添加)を装備させるのはどうか? 鍛冶師はアイテムボックスを持ってるから、全麻の槌(詠唱中断)と両方持ち歩ける。目の前の魔物に魔法陣が現れたら、全麻の槌(麻痺添加)を投げ捨て、即座に強権の槌(詠唱中断)をアイテムボックスから出して攻撃可能では? 

 

注:スキル名『麻痺添加』の称号”全麻の”は独自設定

 

遊び人の効果は、知力(中上昇)から腕力(中上昇)に変更しよう。どっち道、ドライブドラゴンには全ての魔法耐性があって魔法の効きが悪い。ならば、パーティ効果で6人全員の物理攻撃力を上げた方が、相対的に有利だろ。

 

色魔のレベル上げも中断して、戦士に変更するかな。ダマスカスステッキで殴るのに、ラッシュを付けて物理攻撃の威力を増した方が多少は有利だ。

 

エゲリアの竜革のサイハイブーツ(空き)(空き)には、移動力増強を付ける。回避力二倍も付けたいけど、コボルトのスキル結晶が足りないんだよな。エゲリアの手数が増えれば、結果的に”ダメージ逓増”の効果で攻撃力に反映される。コボルトのスキル結晶はアレックスが入手してると仮定して、牛のスキル結晶を獲りに行かせなくては。

 

竜革が1枚入手できたから、イリスに竜革の帽子を防具製造してもらい、彼女に装備させる手もある。イリスの硬革の帽子はソフィアに回して、ソフィアの革の帽子は武器庫送りだな。まあ、竜革素材の入手状況で臨機応変か。

 

膝の上のフレイヤは、声を出さず乳房イキし悶えている。15歳にして乳房イキまでできる感度の女は、かなり希少だよなぁ。フレイヤの胸は、この感度と美乳を保ったまま、母親のアルフリーダ並みに大きくするのが夢だ。毎日装着するボディークリップも、胸に効いてるかもしれない。

 

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朝食の用意が出来たようだ。チーズがたっぷり振りかけられたパスタが供され『これでチーズは全て使い切った』と、アルフリーダが少し残念そうに語っている。フレイヤも、自分の席でガツガツ食べ始めた。

 

副菜には、溜め池に自生しているクレソンが最盛期で、”おひたし”で大量に出てくる。酢とオリーブオイルで食べるから、サラダの位置付けだ。クレソンは無限に増殖するが、夏になったら硬いんだよな。溜め池の水質汚染の元になるし、今のうちに食べて減らさないと。

 

 

朝食を取りながら、ドライブドラゴン戦用の”カイゼン”を皆に説明してみた。

 

「大丈夫だとは思うんだけど、これでもまだ厳しかったら、経験値を犠牲にしてデュランダルを出すよ。あと戦闘時間が長いから、ボス戦じゃないけど、ドライブドラゴンには毒針を投げとこう。フレイヤが、状態異常耐性ダウンを掛けてるから勿体無いしね。」

 

「朝食の後、ご主人様が帝都ですよね。その間、ソフィアは3階層のハチノスを、ボス周回してますね。」

 

そうだ、帝都に行っている間は、”遊び人”のスキル設定で知力を付けとく意味が無い。”腕力(中上昇)”に変更してソフィア達を支援しておこう。何で今まで気付かなかったんだろ?

 

「なら、イリスは29階層の迷宮地図を描いちゃいます。ハチノスなら、ソフィア・フレイヤ・エゲリアの3人でお釣りが来るので問題ありませんし。ノラ、ご主人様のお供をお願いね。」

 

「え〜と、帝都に飛ぶのに、パーティの空きが一人分ありますね。旦那様、ユリアも一緒に行きます。」

 

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フレイヤの股をシャワーで洗って、3人をソマーラの迷宮3階層に送り、その足で、帝都の探索者ギルドに飛ぶ。

 

「ジャンヌ、おはよう。今日も生薬を持ってきたよ。」

 

「あら、マモル様、今日は早いのね。あ、これ万能丸じゃない。23階層以上に入ってるなんて、やっぱり強いわ。万能丸は需要が強くて、慢性的に不足してるのよ。今なら@100ナールで買うから、次はもっと持ってきて。20個なんて予約分だけでハケちゃうわ。」

 

「え、何でそんなに万能丸の人気があるの? 滋養丸で回復するのに。」

 

「病気は万能丸じゃないと治らないし、滋養丸が効くのは打撲と傷程度で、深い怪我は万能丸じゃなきゃ利きが弱いのよ。回復役無しのパーティだと、万能丸の方が使い勝手が良くて人気があるわ。それに、医者がその辺の草から作る薬って、効かないのよ。祈祷師の”おふだ”なんて、全くの詐欺だしね。」

 

冒険者なんかやってるより、『葛根湯』作って売った方が儲かりそうだが、気付かなかった事にしよう。

 

滋養丸:@30ナール*50個=1,500ナール

強壮丸:@30ナール*50個=1,500ナール

万能丸:@100ナール*20個=2,000ナール

計:5,000ナール

 

「あとマモル様、コボルトフラワーの買い占めやってる奴がいるわよ。冒険者ギルドの子も在庫が無いって言ってたし、クーラタルの探索者ギルドからも問い合わせが来たの。ウチのギルドに買い占めに来た奴は、エルフだったわ。」

 

「ほう、エルフが買い占めか。ジャンヌは役に立つな。これからも専属で頼むよ。」

 

生薬の売却代金の銀貨50枚から2枚を抜いて、ジャンヌに握らせ、売却代金が入った皮袋をユリアに持たせる。

 

「ありがと、マモル様。祖母の代からの探索者ギルドの受付嬢だから、私って年季が違うもの。鼻が利くのよ。でも、孕む前に旦那は死んじゃったから、男運は悪いのよね。」

 

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次は、商人ギルドまで、ユリアとノラを連れて歩く。

 

「旦那様、さっきの女に、何で銀貨2枚もあげたんですか? 大して美人じゃなかったのに。」

 

「いやいや、ユリア、あれは情報を銀貨2枚で買ったんだ。コボルトフラワーって、要は上質な小麦粉だろ。北のエルフ領では日照不足って、数日前に話したよね。その上に、帝都とクーラタルで、エルフがコボルトフラワーの買い占めやってるって情報だ。併せて考えると、エルフ領での冬小麦の収穫が悪くなるのは堅いんだろ。収量が少なければ値が上がるからね。食料を輸出してるエルフが小麦を買い戻すのは不自然だけど、迷宮資源のコボルトフラワーなら、まだ目立たないと思ったんだろうな。ともかく、我々と同様な考えの人がエルフにもいる事が確認できた。ジャンヌの情報には、至極の価値があるんだよ。」

 

 

帝都の商人ギルドに到着し、まずはオークションの下見室のチェックからだが、ノラは少し緊張してる様子だ。

 

ノラは背が高い。サイハイブーツを履いて歩く姿は目立ち、商人達はノラにも品定めの目を送っている。流石に帝都の街中で槍を持ち歩く訳にはいかないので、鋼鉄の剣を佩刀させているし、絵になるよな。ノラは愛人だが、奴隷制が前提の社会では、品定めは普通の行為なんだろう。

 

ノラも、ブラヒム語の読み書きをアルフリーダに特訓されている。オークションに出品されている品の説明も読めてるようだ。下見室を1周した所でアレックスと出会い、いつものように談話室に入る。

 

ユリアが自分の横に座り、ノラは後ろに立って護衛してるな。この辺の振る舞いは、ノラは誰に教育されたんだろ?

 

「マモル様は、いつも良い娘を連れていらっしゃる。羨ましい限りです。さてスキル結晶ですが、昨日のオークションで、コボルトを1つ落としています。」

 

「うん、アレックス殿、ありがとう。順調だね。注文はこのまま継続するから宜しく。ユリア、銀貨をあと6枚足すから、54枚をキャッシュトレイに並べてあげて。」

 

コボルトのスキル結晶▲4,900ナール

手数料     ▲500ナール

合計        ▲5,400ナール

 

 

「ところでマモル様、”強権の鋼鉄剣”をお持ちでしたよね。実は、大至急で”強権の鋼鉄剣”を用立てなければならない仲買人がいるのです。内内の打診でしたが、相手は”ダマスカス鋼の剣”なら複数持っていますよ。お会いしますか?」

 

「う〜ん、会うだけなら会ってみよう。ただ、”強権の鋼鉄剣”は、横に座ってるユリアが愛剣にしててね、彼女はお気に入りの情婦なんだよ。”ダマスカス鋼の剣”は武器屋でも時々出るけど、6万5,000ナール程度だし、単純に”ダマスカス鋼の剣”と”強権の鋼鉄剣”の交換だと、どうかなぁ。」

 

「マモル様、承知いたしました。とりあえず、打診された仲買人を呼んで参りますので、軽く商談いたしましょう。このまま、少々お待ち下さい。」

 

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「マモル様、初めまして。武器商人のアドニスと申します。本日は商談の機会をいただき、ありがとうございます。」

 

アレックスが連れてきた仲買人は、武器商人ジョブらしい。時間が惜しいので、早速、本題に入る。

 

「ユリア、”強権の鋼鉄剣”をアドニス殿に武器鑑定させてあげて。お互いに、物の確認をしないと話が始まらないからね。」

 

武器商人のアドニスは、アイテムボックスからダマスカス鋼の剣を取り出し、テーブルの上に並べる。ユリアも武器商人に”強権の鋼鉄剣”を手渡たした。

 

「武器に宿りし魂よ、その力を解き放て、武器鑑定!」

 

「確かに、”強権の鋼鉄剣”です。間違いありません。ぜひ譲って頂きたいのですが、マモル殿は資金には不自由していないと、アレックスからは聞いています。どうでしょう、ダマスカス鋼の剣1本+コボルトのスキル結晶2個で、交換していただけないでしょうか? ダマスカス鋼の剣は3本持ってますので、お好きに1本選んで下さい。無論、アレックスへの手数料は、当方が負担いたします。」 

 

鑑定!

ダマスカス鋼の剣

ダマスカス鋼の剣(空き)(空き)(空き)(空き)

ダマスカス鋼の剣

 

「ユリア、真ん中の剣を手に取って、握り心地を試してみてくれないか? 良い剣に見えるんだが・・。取引条件も、誠意を尽くしてもらってる。ユリアさえ良ければ、ここは、アレックス殿の顔を立てようかと思うんだ。」

 

「そうですね、手に馴染む、良い剣だと思います。旦那様の仰る通りで、ユリアに異存ありません。」

 

ユリアも多分、分かってる。適当トークに合わせてくれた。取引成立だ。

 

しかし、これって、アレックスはどの程度の紹介手数料を取ってるんだ? ダマスカス鋼の剣とコボルトのスキル結晶2つで7万5,000ナールと仮定して、3%で2,250ナール、アレックスも、このくらい取れれば悪く無い稼ぎだろうな。頑張れよ。 

 

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スーク(常設市場)でセメントを2袋買い、露天風呂の現場に置いて、家に戻る。

 

イリスが、29階層の迷宮地図も書き終わったと、お茶を入れてくれた。

 

「イリス、(空き)スロットが4つ付いたダマスカス鋼の剣と、コボルトのスキル結晶を3つ入手したよ。辺境伯家で入手したコボルトのスキル結晶も1つ残っているから、コボルトは全部で4つある。融合しまくろう。でも、ダマスカス鋼の剣は、ウサギのスキル結晶を入手して”詠唱中断”を付けるまで、ユリアの装備品かな。牛のスキル結晶は、ソフィア達が採取してると良いね。」

 

 

イリス:槌(空き)+スキル結晶(潅木・コボルト)

ユリア:ダマスカス鋼の剣(空き)(空き)(空き)(空き)+スキル結晶(潅木・コボルト)

エゲリア:竜革のサイハイブーツ(空き)(空き)+スキル結晶(牛・コボルト)+スキル結晶(コウモリ・コボルト)

 

 

「ご主人様が帝都に行ってる間、”槌”を5本、武器製造しときました。ご主人様、(空き)スロットの有無を鑑定して下さい。”ただの槌”も、土木工事で使えますので売らないで取っときます。」

 

「了解、それならイリスの全麻の槌(麻痺添加)から融合しちゃおう。鑑定!、槌は、5本中1本に(空き)スロットが付いてる。イリスは、アイテムボックスから槌をスムーズに取り出す練習が必要だよね。戦闘中の武器交換は、呪文詠唱するのが難しいかもしれない。ドライブドラゴン戦に戻る前に、実験しとかなきゃ。」

 

「そうですよね。ドワーフでも流石に”槌”の二刀流は無理ですから、素早くアイテムボックスから出す練習をしとかないと、2種類の”槌”は運用できません。でも、これを実戦で使えるようになれば、毒牙・睡眠・石化・HP吸収とか、他のスキルにも応用が出来ますね。イリスは頑張ります! じゃあ、融合しますから光りますよ。ダマスカス鋼の剣もやっちゃいます。」

 

鑑定!

武器 :全麻の槌(麻痺添加)

武器 :全麻のダマスカス剣(麻痺添加)(空き)(空き)(空き)

 

「イリス、成功だ。両方とも、”麻痺添加”が融合されてる。ユリア、ダマスカス剣を腰に下げてみて!」

 

 

フレイヤ・ソフィア・エゲリアの3人も、ランチ休憩で、迷宮から帰ってくる。

 

「ご主人様ぁ、ハチノス100匹近く倒したよ。それで、牛のスキル結晶を落としたの!」

 

「おお、やった、偉いぞ! エゲリア、サイハイブーツを持ってきて! イリス、まだMPは残ってる? フレイヤ・ソフィア・エゲリアは、今夜の夜伽でご褒美だ。楽しみだね。」

 

イリスが、ソフィアから牛のスキル結晶を受け取り、早速、イリスが融合を始める。イリスの両手から、眩しい光が2回連続して放たれた。

 

鑑定!

足装備:駿馬の竜革サイハイブーツ(移動力増強)(回避力二倍)

 

 

「ご主人様ぁ、流石にMPがギリギリです。イリスも、ご褒美が欲しいです!」

 

「頑張ったな、イリス。牛もコウモリも、両方とも融合に成功してる。エゲリアは、午後から融合したサイハイブーツの実験だね。」

 

 

イリスを全裸に剥き、昼食がテーブルに並ぶまで、明るいリビングで隅々まで愛撫する。イリスの乳や尻を握った感じ、買った直後より大きくなっている気がするな。毎日のように抱きまくってるからだろうが、イリスは22歳だし、人間族だとエロい体型に変わってく年頃だ。

 

昼食は、在庫が大量に増えたハラミ肉の焼き肉、というか薄切りステーキだった。エマ・ミラ・ノラも、ナイフとフォークの使い方が上手になって、ガツガツ食べる。チーズフォンデュを食べる女の姿がエロいのはfact(事実)だが、ウチの女の娘達が肉食獣の群れの如くステーキを食べる姿も、引けを取らずに好きだよ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

午後の迷宮で、30階層のドライブドラゴンに再挑戦してみるが、まずは28階層のロックバードで、イリスが武器の持ち替えを実験してみる。

 

「ご主人様、発見です。アイテムボックスの呪文詠唱を済ました状態で、魔物と戦闘できました。これなら、瞬時に別の槌を取り出せます。この手法はソフィアも使えますから、戦術の柔軟性が、より高くなりますよ!」

 

「おお、これならドライブドラゴン戦に行けそうだ。将来的には、ソフィアも複数の武器の使い分け戦術をやろう。エゲリア、アップデートしたサイハイブーツはどう?」

 

「瞬発力は闘兎のフレイヤに及びませんが、トップスピードは同等以上だと思います。回避力2倍は、正直、よく分かりません。」

 

「そうか、徐々に慣れてね。エゲリアは今まで通り、積極的に前線の突破や魔物の側面からの攻撃をお願い。手数が増えれば、”ダメージ逓増”の効果は確実に上がる。攻撃回数が増えて、麻痺も出易くなる好循環が理想だね。」

 

30階層に移動する。

 

「フレイヤ、可能なら魔物数が少ない集団に案内して。積極的に戦闘しないで、なるべく早く突破しちゃいたいんだ。」

 

「う〜、魔物の数って、今一つ自信無いです。ブラックフロッグが混ざってる集団なら、ゲコゲコ鳴いてるから分かりますけど・・。」

 

「あ、それだ。5匹全部がドライブドラゴンなのを避けられれば、十分だよ。」

 

フレイヤに誘導されたのが、ドライブドラゴン2匹にブラックフロッグ2匹の集団だった。ナイスだ、30階層では、最も戦い易い組み合わせだろう。魔法は、ファイヤーストームのまま変更しない。

 

全体攻撃魔法の2連射と同時に、イリス・エゲリア・ソフィア・ノラが突撃する。フレイヤは、ドライブドラゴン2匹に”状態異常耐性ダウン”を掛けてから遊撃だ。ブラックフロッグは自分とフレイヤで相手にして、ドライブドラゴンをイリス・ノラ・ソフィア・エゲリアで麻痺にするのが理想かな。

 

今回は、自分も積極的に前に出て、ラッシュを叩き込む。ドライブドラゴンは、2匹とも女の娘達が麻痺にした。始末するのも、ご主人様のラッシュだ。勿体無いけど、麻痺が解除される前の確実に始末を優先する。

 

「旦那様、ドライブドラゴンが5匹の時と2匹とでは、難易度が全然違いますね。ボス戦なら魔物数3尾ですから、通常戦でドライブドラゴンを4〜5匹相手するより楽かもしれません。」

 

「エゲリアの言う通りかも。ボス部屋だと、通路より広いから囲み易いしね。」

 

ソマーラの30階層の目処が立ったので、ガンガン行く。

 

その後、3回ほどドライブドラゴン5匹の集団に当たったが、エゲリアとフレイヤが積極的に前線を突破し、後列のドライブドラゴンの相手をして魔法のキャンセルをする。何とか対応できてるな。ただ、全く被弾無しという訳にもいかず、全体手当てを何度か発動させた。最初の1匹を麻痺にするまでが長いんだよな。

 

結局、30階層のボス部屋は発見できす、小部屋を見つけた所で終了する。戦闘時間が長くなったから、ボス部屋まで行けなかったのは仕方ない。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

帰宅すると、ソフィアのパーティが解散され、即座にミラから、セカンダリーパーティへの招待が届く。ミラは探索者にジョブ変更したばかりだが、準備してたんだな。

 

「ミラ、ヴァニーユ、2人はジョブを変更したばかりだから、レベルが最初に戻って、まだまだ低い。2〜3日はくれぐれも注意してね。」

 

「旦那様、ユリアが皆と相談して、今日は1階層のボス周回する予定なので、大丈夫です。明日は帝都の高級服屋に納品ですから、ウサギの肉を30個狩らないと。」

 

「ご主人様、アルフリーダの”状態異常耐性ダウン”と、ユリア”麻痺添加”の組み合わせですよ。ラピッドラビットは速いですけど一撃で麻痺になりますから、安心の狩りですね。」

 

ソマーラの迷宮1階層の待機部屋まで、送っていく。多少心配だが、アルフリーダもいるし、無茶な階層には行かないと信じたい。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

夕食は、肉野菜炒めに、マカロニが入ったスープを、イリス・フレイヤ・エゲリア・ソフィア・ノラの5人と共に食べる。

 

「旦那様、アオサとミドリシャミセンガイとかいう海産物が、畑の肥料になるらしいですね。昨日、ザビルでベルガー様に教えたって話、ヴァニーユから聞きました。それで、ソマーラの村の畑にも肥料が欲しいです。何かないのでしょうか? 今年の夏は不作の可能性が高いって、旦那様は言ってますし・・。」

 

「ごめんね、エゲリア。日照不足で不作になるとすれば、肥料を撒いても大して改善しないんだよ。輓獣(ばんじゅう)が4頭になって、鋼鉄の鋤も3台買ったから、来年の冬小麦の収穫からは少しマシになると思う。ただね、馬糞堆肥の鋤込みじゃ、肥料成分のうち絶対的にリンが足りないんだ。」

 

「ご主人様、住民が100人にも満たないソマーラの村レベルなら、お金さえあれば十分養えると思いますけど。」

 

「そうだね、イリス。目先で村人が飢えるとは考え難いけど、我々の生活を豊かにする為にも、もう少し村を発展させないとね。それに、今の倍ぐらいの人口を養える村じゃないと、いつかは盗賊に蹂躙されるよ。」

 

「肥料って、ケープカープが落とす”寄生ワーム”じゃ駄目なんですか?」

 

「ソフィア、あれってミミズの大きいやつでしょ。すき込んだ植物の堆肥化を促進する効果はあると思うけど、最も不足してるリンの供給は限定的じゃないかな。第一、麦畑全体に撒く量の寄生ワームを採取しようとしたら、他の階層に行く時間が無くなるよ。」

 

「う〜ん、ザビルから肥料を買っても輸送の問題がありますし、ソマーラの村の辺りで自給可能な肥料が理想ですよね。」

 

「”干ばつ”で溜め池が干上がったら、池の底の泥が肥料として採取できる。けど、1回採取しちゃったら次は10年先じゃないと溜まらないからなぁ。オシッコも水で10倍以上に薄めれば窒素肥料なんだけど、水が貴重だし、オシッコにリンは入らないからなぁ。魚やラムチョップの骨ぐらいじゃ、大した量にならないし。後は、家畜が死んだ時の肉骨粉ぐらいか。」

 

決定打を思いつかないので、この辺を考えるのは先送りだ。

 

今晩は、フレイヤ・ソフィア・エゲリアの3人に”ご褒美”だったな。キッチリ愛撫して、順番に回そう。




春の49日 夜
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