LiPPSのメンバー、一ノ瀬志希と宮本フレデリカの衝撃極秘映像が流出!
モザイク処理のない、いわゆる「裏モノ」です。
ファンクラブの超VIP会員か大口スポンサー向けに制作されたVTRのようですが……。
公式に発見された場合、即削除となる恐れもあります。ご視聴はお早めに。


※キャラ設定は基本的に原作準拠ですが、作劇の都合上、多少改変している部分もあります。

▼Xアカウント:https://x.com/denchuhokan

1 / 1
LiPPSファン感謝祭Vol.1 しきフレが家凸するから、M男クン、チ〇ポ洗わず待っとけよ!

【Chapter.1】

 

 

 〈タイトルバック終わり〉

 

 

 

 〈テロップ:都内某所〉

 

 

 

 閑静な住宅街に建つ木造二階建てアパートの前で、二人の美少女とビデオカメラを構えた男が向かい合っていた。

 

「おはよ~ございますぅ~」

 

 ショートで金髪の美少女が、わざとらしく声をひそめつつ、カメラに目線を送る。マイクを構えるみたいなしぐさをしているところを見ると、テレビ番組のレポーターを気取っているらしい。

 

「にゃは♪ もう昼過ぎだけど、さっきまでロケバスで寝てたからー、おはようってことで、ま、いっか♪」

 

 その横にいたもうひとりの美少女もいたずらっぽい笑みを浮かべながら、すこしウェーブのかかった長い髪を指でいじる。

 

 この二人……完全にわかっていてふざけている。カメラを構えた男はたまらず口を開いた。

 

 ──いやいや、フレちゃん。そんな、往年の寝起きドッキリのオープニングみたいなノリはいらないから。志希ちゃんも、フレちゃんの小ボケに便乗しないで、せめてツッコンで? ダブルボケでやられると、全然、台本どおりに行かなくなっちゃうから。

 

「え~、台本とかつまんなーい。フレちゃんの良さ消されちゃう~。その場のノリと雰囲気でテキトーに、立ち合いは強く当たって流れでお願いします、のほうが、宮本フレデリカのいいところが出ると思うよ?」

 

「そうだ、そうだー。粒子の位置を正確に定めようとすればするほど運動量の不確定性が増していくのは定理なのだー」

 

 ──流れでお願いしますなら、むしろガッツリ打ち合わせて八百ってるよね? 志希ちゃんにいたっては何を言ってるのかすらわからないし……。って、結局、俺がツッコんでるじゃん……。

 

 このままでは埒があかない。カメラの男は二人に仕切らせるのはあきらめて、無理やりロケを進めることにした。

 

 ──あ~、とりあえず二人、カメラに向かって自己紹介してくれる? まず、フレちゃんから。

 

「どうも、アンジェ〇ーナ・ジョ〇ーです」

 

 ──言うと思った! ほら、ブラ〇ド・ピ〇トでもパ〇ス・ヒ〇トンでもなく、あなたは?

 

 男にうながされると、美少女はようやくカメラに向かって営業用のスマイルを振りまいた。

 

「宮本フレデリカでーす。LiPPSの、黙ってりゃ美人のパリジェンヌ担当でーす」

 

 ──あ、残念美人的な自覚はあったんだ(笑)。じゃあ、次、志希ちゃん。

 

「えっとぉ……」

 

 名前を呼ばれたもう一人の美少女は、髪を指先にくるくると巻きつけながら、けだるげな視線をカメラに向ける。

 

「一ノ瀬志希でーす。趣味はクスリと失踪でーす」

 

 ──どちらもトリップしちゃう、ってね。……いや、語弊のある言い方しないで? クスリっていうのはあれだよね? 志希ちゃんは飛び級でアメリカの大学に行って化学を勉強して、いまは趣味で自前の香水を調合してる、って意味だよね?

 

「……チッ、うっせーな。そうでーす。反省してまーす」

 

 ──だからややこしいんだって、その台詞流行らせた人、後々おクスリでパクられてるから……。

 

「どうも、成〇童〇です」

 

 ──フレちゃん、その人は反省してまーすの人と絶対にコンビ組まないから。適当に見えて意外に意味があるボケは本家・高〇純〇さんリスペクトだけど、純ちゃんはそんな悪意のあるかぶせ方はしないからね?

 

 はたして、ここまでのやりとり、どこまでが編集で残せるのだろうか……。そんな不安を覚えつつ、男はすこしでも撮れ高を得ようと、身を寄せ合って並ぶ美少女二人の全身を舐めるようにカメラに上下させた。

 

 ショートボブの金髪とエメラルドのような碧色の虹彩が印象的な宮本フレデリカは、日本人の父親とフランス人の母親を両親に持つミックスである。本人いわく、五歳から日本で暮らしているためフランス語はからきしだそうだが、高級な陶器を思わせるきめ細やかな白い肌や、キュロット風のスカートからすらりと伸びる脚は、たしかに日本人離れした美しさを誇っている。

 

 いっぽうの一ノ瀬志希も、蠱惑的な美しさという点ではフレデリカにまったく引けを取っていない。襟ぐりの広いニットを肩が出るほどに着崩した、かなりラフな格好だが、スタイルの良さが味方して、不思議とだらしない印象はない。むしろ、緩くウェーブのかかった長髪や整った目顔立ちもあいまって、年齢以上に大人っぽく見えるくらいだ。それでいて、パッチリとしていながらやや切れ長の瞳には猫のような愛嬌もあり、ひと目見れば誰もが虜になってしまう美少女、と言って過言ではないだろう。

 

 宮本フレデリカと、一ノ瀬志希。

 

 二人は現在、LiPPSという五人組ユニットに所属し、現役のアイドルとして活動している。

 

 それぞれがビジュアル面やスタイル面で高く評価されると同時に、ひと癖もふた癖もあるキャラクターをもつ五人のアイドルが集まったLiPPSは、結成当初からアイドルファンを中心に熱い注目を集めた。リリースされた楽曲はクールかつ蠱惑的な曲調が五人のイメージとも見事にマッチし、スマッシュヒットを記録。ステージでのパフォーマンスも凝った演出で目を引き、地上波の音楽番組に出演した際は、ユニット名がSNSのトレンド入りするなど、大きな話題となった。

 

 そんな人気絶頂のアイドル二人が、なぜ昼下がりの住宅街の一画で、ビデオカメラに向けて愛想を振りまいているのか。

 

 ──え~、今日はフレちゃんと志希ちゃんが所属するアイドルユニットLiPPSのファン感謝企画として、二人にはこれから、抽選で選ばれたファンの方のお宅に、突撃訪問してもらいます。ファンの方は、憧れのフレちゃんと志希ちゃんがいきなり自宅にあらわれてビックリ! しかも「私的交流」までできちゃう、という夢のような企画ですね。あ、申し遅れましたが、私、今回の撮影役を務めさせていただいている、監督です。

 

 ここで映像がわずかに上下にぶれた。カメラマンを兼ねる監督による、お辞儀の表現だ。

 

「新曲のリリースに合わせて、ファンクラブで募集をかけたんだっけ?」

 

 監督の説明を引き取って、フレデリカが合いの手を入れた。

 

 ──うん。それで、厳正なる抽選の結果、見事、当選したファンの方のお宅に、いま来ているってわけ。

 

「新譜CDに1枚ずつ応募券がついてて、応募券の枚数によって当選確率がエグいレベルで変動する、っていうか、運営に金も落とせねえヘタレ甲斐性なしはハナから抽選対象から弾かれる、っていう、例の抽選だよね?」

 

 ──う、うん、まあ、そのとおりなんだけれども……。

 

 屈託のない笑みを浮かべるフレデリカとは対照的に、監督はぴくぴくと頬を引きつらせる。

 

「厳正なる抽選、ねえ……」

 

 企画のカラクリをバラしたフレデリカの横で、志希はニヤニヤと意味深げな笑みを浮かべていた。

 

 もちろん、こんな流れは台本にない。

 

 ──ほ、ほら! あんまりアパートの前で駄弁ってても、ご近所さんの目とかもあるからさ! もう、さっさと移動するからね? いいね?

 

 このままでは本当にオープニングがまるまるお蔵入りになりかねない。監督はあわててカメラをアパートのほうへ向けた。

 

 それを合図に、フレデリカと志希はそろってきびすを返し、アパートへ向かって歩きはじめる。

 

「よぉし、それじゃあ、突撃開始だー!」

 

「クンカ、クンカ……におうねー、事件の香りが」

 

 ──事件はやめてよ、事件は……。

 

 どこまでが本気かわからない言葉に不安を覚えながら、監督は意気揚々とアパートへ向かう二人のあとを追った。

 

 

【Chapter.2】

 

 応募時の申告によれば、当選したファンの部屋は二階とのことだった。

 

「どけどけ~、フレデリカ様のお通りだ~!」

「汚物は消毒……しないでおいてほしいかにゃ~、志希ちゃん的には♪」

 

 フレデリカと志希は好き勝手な台詞を言いながら、二階へ続くアパートの外階段をのぼっていく。他の住民は留守なのか、さいわいにして周囲に人気はないが……あまり騒がないでほしい。通報、という不穏な単語を思い浮かべながらも、監督は前を歩く二人に向けて、ローアングルでカメラをズーム。スカートからチラチラとのぞくパンティーが映る。ようやく使える映像が撮れた。これで心置きなく留置場でひと晩を過ごせる。

 

 ……いや、まだ捕まるわけにはいかない。

 

 ──ええと、二〇三号室、ここだね。

 

 短い廊下を奥まで進み、目指す部屋の前まで来ると、監督と美少女二人は足を止めて、ふたたび向かい合った。

 

 ──さっそくだけど、ピンポンしちゃおっか。あ、打ち合わせでも言ったけど、これ、アポなしの家凸だから、そのあたり、うまいことやってね。

 

「ハイハーイ、それじゃあ、ポチっとな」

 

 監督が話し終わるやいなや、フレデリカはドアのインターホンのボタンを押した。ピンポンピンポンピンポーン! と、ベル音がけたたましく鳴り響く。

 

 ──押したというか、高橋名人ばりの連打! スイカなら割れてるって!

 

「ちょ……、なんすか?」

 

 部屋の住人もさすがに迷惑だったのか、ドアの向こうから、ややイラついた返事が聞こえてきた。

 

 それでも警戒心は薄かったのか、すぐに内側からドアが開く。

 

「よし! 開いたぞ! 突入、突入!」

 

「ハイハーイ、あたしたちがなんで来たか、わかってるよね?」

 

「え? え? な、なんすか、これ?」

 

 ドアの隙間から二十代くらいの男性が顔を覗かせるやいなや、フレデリカと志希は強引にドアを開け、彼の許可も待たずに玄関へ押し入っていく。おそらく警察二十四時のがさ入れ場面のノリなのだろうが……。

 

 ──これ、下手すりゃ俺たちのほうが不法侵入で逮捕されそう……。まあ、ここまで来たら、あとは流れでお願いしますっきゃないか。というわけで、俺もお邪魔しますよ、っと。

 

 監督はツッコミとも言い訳ともつかない独り言を吐きつつ、みずからも玄関に上がり、後ろ手でドアを閉めた。もちろんしっかりとドアロックもかける。これでとりあえずは人目を気にする必要がなくなった。監督は美少女たちの肩越しに部屋の住人の男性にカメラを向ける。

 

 ──あらためて、だけど……わかる、状況?

 

「じ、状況っていうか……、フレちゃんと志希ちゃん⁉ ほ、本物?」

 

 男性はあきらかに混乱した様子だったが、さすがは選ばれしファンというべきか、突然目の前にあらわれた美少女二人組の正体をすぐに認識したようだ。

 

「そだよー、シキちゃんだよー。てなわけでぇ、さっそく、『いただきます』しちゃおっかなー」

 

 志希は挨拶もそこそこにあやしく目を光らせると、やにわにその場にしゃがみこんだ。そして、目の前の男性が履いていたジャージとパンツを一気にずり下ろす。

 

「え! ちょっ……!」

 

 いきなり下半身を全露出させられた男性は、あわてて両手で前を隠そうとする。だが志希はその手をすばやく払いのけ、なぜかすでに半勃ち状態の逸物にぱくりと食いついた。

 

「ぐ、ぐはぁ!」

 

「で、で、でた~~っ! 志希ちゃんの、出会って四秒で即尺!」

 

 逸物をくわえこまれて悶える男性の横で、フレデリカがおおげさに声を張った。口の前に両手をかざし、目を丸くしてみせるリアクションが、かえってわざとらしい。

 

 ──フレちゃん、志希がなにをやるか、完全に知ってたよね……。

 

 ちなみにこんな流れも台本にも書かれていないし、カメラが回る前に二人が秘密の打ち合わせをしていた様子もなかったのだが……。

 

 ──ホント、どこまでがアドリブなのか、わかんないだよなあ、このコンビ……。

 

 監督は苦笑いを浮かべながらも、男性の肉棒をしゃぶる志希へカメラを向ける。

 

「んんん……、すぅ……ハァ」

 

 志希は男性の肉茎をじゅぽじゅぽとすすり上げながら、時折、鼻から息を吸い込んでいた。臭いを嗅いでいるらしい。

 

 ──ていうか志希ちゃん、それ、臭くないの?

 

 本当に対面から四秒しか経っていないのかはともかくとして、彼が事前にシャワーを浴びていた様子はない。室内で過ごしていたようだが、暑さも残る九月下旬。しかも、いまはもう昼過ぎだ。パンツの中はそれなりに蒸れていたはず。下手をすると直前に小便をしていた可能性だってある。不浄の臭いが残っていてもおかしくはないはずだが……。

 

「え~? クッサイのがいいんじゃん♪」

 

 志希は唾液にまみれた肉棒に鼻を寄せると、にんまりと細めた目をカメラに向けてくる。

 

 ──ああ……。そういえば志希ちゃん、重度のにおいフェチだったね……。

 

「人をヘンタイみたいに言うなしー。クンカ、クンカ」

 

 おざなりな抗議は口ばかりで、志希はなおもチ〇ポに鼻ずりをして、その臭いを楽しんでいるようだった。悪臭をはなつ性器に酔いしれる美少女の表情は、なんとも強烈な絵面である。

 

「皮かむりだからチ〇カスもたっぷり♪ ハァン……志希ちゃん、早くもトリップしちゃいそう」

 

 そう言って志希は包皮が剥かれ雁首へ舌先を這わせる。そこに溜まった、チーズのような垢が志希は大好物らしい。

 

「ぐっ! うっ! うあぁ……っ!」

 

 敏感な箇所を集中的に攻められた男性は、感電でもしたみたいにびくびくと背筋を震わせた。言うまでもなく、この時点で逸物は完全勃起。もういつ射精してもおかしくないようにも見えるが……。

 

「あれ~? ひょっとして、ガマンしてるのぉ?」

 

 フレデリカは嘲るような声を出しながら、男性の背後に背後に回り込んだ。

 

「だったらフレちゃんもスケベ太刀……じゃなくて、助太刀しちゃおっかなー……えい!」

 

 十代のミックス美少女アイドルとは思えないオヤジギャグとともに、フレデリカは男性が着ているTシャツを胸のあたりまで一気にたくし上げた。

 

「へー、細マッチョって感じで、けっこうイイ体してるね~。フレちゃんの好きなタイプの体だよ。太ってる人と、あと、痩せてる人も好きだけど♪」

 

 それはつまり、なんでもいいということでは?

 

「え、ええ? な、なにを……?」

 

 半裸を通り越してもはや全裸に近い格好にさせられた男性は、混乱したように視線を左右にさまよわせた。とまどいを隠せない男性の背中に、フレデリカは意外に豊満な胸を押しつけるようにして体を密着させる。

 

「こしょこしょ、したげるね?」

 

 耳元で甘くささやきかけると同時に、フレデリカは男性の乳首を指ではじいた。

 

「ひゃあっ!」

 

「アハハ! 乳首さわられて感じちゃうなんて、女の子みたーい!」

 

 甲高い声をあげた男性の反応に気をよくしたのか、フレデリカは嬉々として乳首をいじりはじめた。男性の脇から腕を伸ばし、指で円を描くようにして左右の乳首を同時にこねくりまわすのだ。むろん、刺激としてはごく微弱だろう。しかし美少女に乳首をもてあそばれている事実は、なによりも倒錯的な悦びを呼び起こす。その証拠に、アヘアヘと情けない喘ぎ声を漏らす男性の逸物は、その先端から早くも歓喜の涙をこぼしはじめていた。

 

「おチ〇チン、もうバッキバキだねー♪ ねえねえ、志希ちゃん? このままさー、二人でイカせちゃっていいんじゃない?」

 

「ん~、おっけー」

 

 ちょうど恥垢の舐め尽くした志希は、上目遣いでフレデリカに応えると、たくましく張り詰めた陰茎をふたたびくわえこんだ。今度は手も使いつつ、ジュポジュポジュポとすばやいピッチで肉棹をしごきたてる。ウェーブのかかった髪を振り乱しながら、きつつきのように顔を前後させる美少女の姿には、なにか背徳的な魅力がある。

 

 怒涛の攻めに、男性はたまらず眉間にしわを寄せた。

 

「ぐぅっ、うぁあああ……!」

 

「ひゃあ、ヤッバーい。ほら、ビーチク君もむっちゃ勃ってきてる~」

 

 快感に耐える男性をあおるように、フレデリカはさらに激しく乳首を擦りあげた。恥ずかしげもなく膨らんだ乳首の感度はさらに増しているのか、男性はびく、びくと体を震わせる。

 

 一ノ瀬志希と宮本フレデリカ。ペニスと乳首。とびきりの美少女ふたりからの、極上の二点同時攻め。これで陥落しない男が、はたしてこの世にいるのだろうか。

 

 案の定、その時は突然、訪れた。

 

「ぐぅっ! 出る!」

 

「ん! んっ、んん~!」

 

 男性が断末魔の叫び声をあげた刹那、志希は逸物を深くまで頬張った状態で動きを止めた。呼吸でもしているみたいにすぼむ男性の尻を、志希は抱え込むようにして押さえつける。目を閉じて、発射される精液を口の中で受け止めているようだ。

 

「あはっ♪ 、出してる、出してる」

 

 口内発射を受ける志希の様子を男性の脇から覗き、フレデリカは楽しそうに目を輝かせた。もちろんその間も、射精をうながすように乳首弄りを続けていることを忘れてはいない。

 

「う、うあ、あぁぁ……」

 

「ん……ふぅ」

 

 やがて射精がおさまると、志希はゆっくりとペニスを口から抜き取った。そして口は閉じたままカメラへ顔を向けると、目配せをしたあと、静かに喉を鳴らした。

 

 ──うわ……志希ちゃん、精子飲んだの?

 

「……はあ。おいしかった♪ やっぱり一番搾りは濃さが違うね~」

 

 志希は得意げに目元をゆがめると、カメラに向けてあ~んと口を開けてみせる。わずかに突き出した舌の上には、唾液と混ざり合った白濁汁がまだすこしたゆたっていた。

 

「うわ~、よかったねえ、キミ。志希ちゃんにザーメン飲んでもらえたんだよぉ?」

 

「はあぁぁ……」

 

 フレデリカにダメ押しのごとく乳首をはじかれると、男性の腰はいよいよ砕けた。倒れ込みこそしなかったものの、膝はがくがくで、立っているのもやっとのようだ。

 

 自宅アパートの玄関先で美少女アイドル二人組に衣服をはぎとられ、うつろな表情を浮かべる男性に、監督はカメラを寄る。

 

 ──ええと、余韻に浸ってるところ申し訳ないんだけど、いつまでも玄関先ってのも落ち着かないし、とりあえず部屋、上がっていい?

 

 男性を虚脱した様子ながら、こくりとうなずいた。

 

「は、はい……」

 

「やったー! あ、喉乾いたからジュースもらっていい? もう飲んでるけど」

 

「志希ちゃんは疲れたからー、ベッド貸してー。スリッパはいらなーい」

 

 男性の返事を聴くやいなや、フレデリカと志希はずかずかとワンルームの室内へ上がり込んでいく。

 

 厳正なる抽選の結果、選ばれた当選者の自宅で「私的交流」をおこなう、LiPPSファン感謝祭は、こうして幕を開けた。

 

 

【Chapter.3】

 

 

 部屋は洋室のワンルームだった。小さな玄関を上がると、左右にトイレとバスルーム、短い廊下の端にこじんまりとしたキッチンがあって、その奥が八畳の居間という間取り。建物の外観どおり、なんの変哲もないアパートの一室といった雰囲気である。

 

 出会って四秒でのフェラ発射の余韻からなんとか醒めた住人の男性は、下着とジャージパンツを履き直してから居間に戻り、壁際に置かれた座椅子の上に正座した。監督は男性の前で床に片膝をつくと、やや緊張した顔つきをしている彼に、正面からカメラを向けた。

 

 ──さっそく一発出しちゃった後で恐縮なんだけど、ちょっとだけ、お話、聴かせてもらってもいいかな?

 

「え、ええ、まあ……」

 

 男性の返事は予想外に落ち着いたものだったが、それはむしろ、ほかのことに気をとられているからのようだった。

 

 ほかのこと……つまり、志希とフレデリカである。

 

「スゥ……、ハスハス、クンカ、クンカ」

 

 志希は、窓際に置かれたベッドで寝そべり、枕に顔をうずめている。布地に染みついた、すえた臭いを味わっているようだ。

 

「フレちゃん、男の人のお部屋って入るのはじめてー。いやーん、ドキドキしちゃう」

 

 いっぽうフレデリカは冷蔵庫から勝手に取り出したジュースのペットボトルを片手に、クローゼットの中を興味深げに探っていた。家探しをする手つきが慣れすぎている。確実に初犯ではない。

 

 ──気にするなってのは無理な話だとは思うけど……。まずはお名前をうかがってもいい? あ、身バレとかまずかったら、下の名前だけでもいいよ。

 

 無理やりインタビューを開始すると、男性もつられてカメラに目線を戻した。

 

「あ、ええと……マサオ、です」

 

 ──マサオくん。歳は? 普段は何やってる人?

 

「歳は二十五で、普段は……居酒屋でバイトしてます。今日は、仕事休みですけど」

 

 ──フリーターかぁ。念のために聴くけど、この部屋、一人暮らしだよね?

 

「は、はい。専門学校の時から、ずっとここに住んでます」

 

 ──オッケー、オッケー。で、いまさらなんだけど、マサオくんはLiPPSの大ファンなんだよね?

 

「そ、そりゃあ、もう!」

 

 LiPPSの名前が出た途端、マサオは急に前のめりになる。

 

「LiPPSは結成当初からずっと推してて、特にフレちゃんと志希ちゃんが好きすぎて、グッズも全部買ってます!」

 

「ホントだー。見て見て~、クローゼットの中、こんなにパンパン!」

 

 と、すかさず合いの手を入れたのは、家探しをしていたフレデリカだった。監督はフレデリカに手招きをされると、立ち上がってクローゼットに近づき、中を映す。そこにはCDはもちろん、ペンライトやらラバーストラップやら、LiPPSの公式グッズがぎっしりと詰まっていた。

 

「ポスターもこれ、公式で出てるやつ、全種類貼ってあるんじゃない? にゃはは、感心、感心」

 

 今度は志希の声に従って、カメラは壁を映す。壁一面に貼られているのは、もちろんフレデリカと志希のポスターである。ライブのグッズとして売り出されたものはもちろん、新曲CDの発売記念特典として配られたポスターなどは、各店舗ごとの絵柄違いがすべて網羅されているようだ。

 

 ──部屋に入った時から目についてはいたけど、こう見ると、なんていうか、圧巻だね。

 

「貼ってあるのは『鑑賞用』で、『保存用』は別で取ってあります! 『布教用』については、公式通販で入手可能なものを随時仕入れてるって感じっす!」

 

 マサオは興奮ぎみにコレクションの内容を説明した。同一のグッズを用途別に複数個買い集めるファンはけっしてめずらしくない。だが、ファンの鑑として熱弁をふるうマサオの様子を見て、なぜが志希がニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべた。

 

「『鑑賞用』に『保存用』、『布教用』ねえ……。それじゃあ『ぶっかけ用』は、引き出しの二重底の下にでも隠してあるのかにゃ~?」

 

「ブッカ……? ナ、ナンノコトッスカ……?」

 

 一瞬前までの嬉々とした表情から一転、マサオは口元をひきつらせ、わかりやすく目を泳がせる。

 

「ブハッ、おもろ! 誰がどう見てもぶっかけてる奴の反応じゃん」

 

 フレデリカはケラケラと笑いながら、しっかりとクローゼット内にある棚の引き出しを確認していた。こちらもこちらでひどい。

 

 ──こらこら、だめだよ、二人とも。男子のそういうデリケートな秘密を暴いちゃあ。いくらLiPPSのファンの大半がドMだっていっても、辱め耐性の強さは人それぞれなんだから。

 

 というか、本当にぶっかけられてカピカピになったポスターが発掘されたら、どうするつもりなのだろう……?

 

「え~、大丈夫だよ。いざとなったら、シキちゃん特製のスペシャルドリンクで記憶消してあげるし♪」

 

 ──いまのところは編集で完全にカットだけれども、とにかく、同じポスターを用途別に四(・)枚(・)も買ってくれるほど重課金者のマサオくんだからこそ、厳正なる抽選の結果、今回、LiPPSファン感謝企画の特賞に、見事、当選されたわけだ!

 

「はい、拍手~、パチパチパチパチ~」

 

 と、手というより口で拍手の擬音を言いながら寄ってきたフレデリカが、飛びつくようにマサオのとなりに腰を下ろした。遠慮も配慮もなにもなく、フレデリカは柔らかなその身をぴったりとマサオに寄せる。

 

「と、と、特賞……って?」

 

 マサオはごくりと生唾を呑みながら、至近距離まで迫るフレデリカの顔を横目でうかがう。今度は、さっきとは別の意味でどぎまぎしているに違いない。

 

「だからー、応募用紙に書いてあった、キミのシてほしいこと、フレちゃんとシキちゃんがぜーんぶ叶えてア・ゲ・ル、ってこと♪」

 

 フレデリカがいつもどおりの軽い調子ながら、どこか艶めかしさもある声色でつぶやくと、志希もベッドに寝転んだまま口をはさむ。

 

「ていうか、出会って四秒で人にザーメン飲ませておいて、いまさらだよねー。チ〇ポだって舐める前から勃ってたし」

 

 たしかにあの勃起は不可解ではあったが、発射じたいはさすがに四秒ではなかったのでは……と抗議してもよいところだが、フレデリカに迫られるマサオに、そんな精神的余裕はもはやないらしい。

 

「シ、シてほしいことって……な、なんでも?」

 

「そうだよぉ? たとえばぁ……こういうのとか」

 

 そう言ってニヤリと笑うと、フレデリカはマサオの左の耳たぶをかぷりと甘噛みした。そして耳の穴に舌を差し入れると、複雑な凹凸をレロレロとなぞりはじめる。

 

「ひゃ、ひゃう!」

 

 マサオは情けない声をあげ、首筋に氷をあてられた時みたいに身をすくませた。その反応に気をよくしたのか、フレデリカは小悪魔のように目を細めて、耳孔のマッサージを継続する。

 

 ──おおっ……始まりましたね、今回のファン感謝企画の目玉である、アイドルとファンとの「私的交流」! ここからはもう私、余計な口をはさみませんから、あとは流れでお願いします!

 

 興奮ぎみにまくしたてる監督からの要望に応えるように、フレデリカはカメラに向かって目配せをした。自分のやるべきことなら完璧に心得ていると言いたいのだろう。台本にもないし打ち合わせもしていないはずなのに、この順応力はさすがである。

 

 フレデリカはマサオの腕に胸をおしつけると、耳元にささやきかける。

 

「ふふ♪ 耳、ビンカンなんだ?」

 

「は、はぁぁうぁ……、はいぃ……! ゾ、ゾクゾクします!」

 

 マサオは言葉どおり身悶えしながら、恍惚とした表情を浮かべた。LiPPSのファンは男性に限れば九割がマゾだと言われているが、彼もその例に漏れないらしい。

 

「ふふーん、二人だけでお楽しみはずるいよねー? シキちゃんも混ぜて♪」

 

 志希はおもむろにベッドから降りると、フレデリカとは反対側からマサオに身を寄せた。そしてそのままマサオに覆いかぶさるようにして、彼の唇にキスをした。

 

「んっ!」

 

 いきなり唇を奪われ、マサオは目を丸くする。

 

「ほーら、お口開けて?」

 

 志希はマサオに口腔を開かせると、みずからも口を開けて、たがいの舌を絡ませあった。軟体動物が蠢くような接吻はすぐに熱を増し、ちゅぷるちゅぱちゅぷ、と唾液が躍る艶めかしい音があたりに響きはじめる。

 

「あ~……んむ。ん、ふぅ……ん」

 

 フレデリカに耳を、志希に唇を攻められて、マサオのボルテージは早くも高まっているようだ。フレデリカはあきらかにこんもりと盛り上がっている彼の下半身を横目でうかがって、小悪魔めいた笑みを浮かべた。

 

「うわ~、おチ〇チン、また大きくなってない? ヤラしーんだ! ねえ、服、もう脱いじゃおうよ?」

 

「あっ……」

 

 言うが早いか、フレデリカはマサオが履いていたジャージパンツと下着をまたもや脱がせにかかる。志希のほうも上半身のTシャツを脱ぐよう、マサオにうながした。あれよあれよという間に全裸になったマサオに、フレデリカと志希は両側から体を密着させた。

 

「ほい、乳首~」

 

「シキちゃんは左の乳首~」

 

「は、はう!」

 

 あらわになったマサオの乳首にフレデリカが吸いつくと、すかさず志希も反対の乳首を甘噛み。息の合った連携プレーに、マサオはたまらず顎を跳ね上げた。

 

「あっ、はぁ はぁ、はぁ、はぁ……」

 

 両の乳首を同時に攻められ、マサオは盛りのついた犬のように荒い息を漏らす。

 

「ふふーん? ち・く・び、そーんなに感じちゃうんだぁ?」

 

「Mだもんねぇ、マサオくんは。こっちもすごいことになってるし」

 

 志希はそう言って、天井に向かっておのれの存在をアピールしているマサオの屹立へ手を伸ばした。

 

「さっき射精したばっかりなのに、もうバッキバキじゃん! ねえ、毎日何回くらいオナニーするの?」

 

「ええと……、二回……いや、三回くらい……です」

 

「てことは、五回くらいか。それじゃあ、フェラ一発じゃおさまらないのも仕方なしだねー」

 

 マサオの回答に意地の悪い解釈を加えると、志希は握り込んだ逸物にグネグネと捻るような愛撫をくわえはじめた。マサオはすぐに眉間にしわを寄せる。

 

「んむぅ……!」

 

「うわー、どんどん硬くなってくー。これは手だけじゃもう追いつかないなー。ってことでフレちゃん、お願いできるかにゃ?」

 

「おっまかせあれ~!」

 

 志希からの要請におどけた調子で返事をすると、フレデリカはマサオの股のあいだに潜り込んだ。そして目の前の陰部に顔を近づけると、志希の手淫によってゆさゆさと揺れている陰嚢をベロンと舐め上げた。

 

「はうっ!」

 

 予告なしの玉舐めに、マサオはまたもや声をあげた。

 

「あは♪ タマタマでも感じるの? も~、ビンカンなんだから~♪」

 

 フレデリカは口先ばかりの文句を垂れながらも、マサオの膝裏を押してさらに大きく股を開かせた。いわゆる「ちんぐり返し」と言われるポーズだ。恥辱的ともいえる姿勢をとらせたマサオにふたたび迫ると、フレデリカは唇をすぼめて片方のタマを口内に吸い込んだ。

 

「ぐふぉっ!」

 

 肉体的にも精神的にもなかなかに刺激の強い口淫だが、マサオにとってはやはり快感らしい。男にとって絶対的な急所をフレデリカに口で弄ばれてもなお、マサオはアヘアヘと情けない喘ぎ声をあげ続ける。もちろん切っ先からは先走りの汁が溢れ出て、手淫を続ける志希の指先を遠慮なく汚していた。

 

「エッチなにおい濃くなってきたね? ホーント、やらしーんだから」

 

 志希はマサオに罵りの言葉をかけながら、彼の足元にゆっくりと回り込んだ。その気配を察し、フレデリカがすこし体をずらして隣を開ける。志希はフレデリカの隣に並ぶと、タマを吸われてビンビンにしなっている肉棹へおもむろに唇を寄せた。

 

「あっ! ふ、二人同時に……?」

 

 マサオは信じられないといった目つきで自分の股間を見下ろした。そこにあるのは、二人の美少女アイドルが競うようにして自分の陰部を舐めまわす光景だ。フレデリカが陰嚢から裏筋を舐め上げれば、志希も負けじと亀頭を中心に肉棹に舌を絡ませる。みずからの局部を舞台に繰り広げられる、淫らなフェラチオセッション。マサオの性感は否応なく急上昇していく。

 

「う、ぁぁぁ……っ、も、もう、やばい……」

 

「あんっ、まだイっちゃダーメ!」

 

 マサオはたまらず限界を訴えたが、あろうことかフレデリカはすかさず陰茎の根元を指でキュッと絞めつけた。欲望をせき止められた陰茎は、不満を訴えるかのように亀頭を赤く膨らませる。太い血管が浮かび上がった肉茎は傍目にも非常に危険な状態で、マサオは苦悶の表情を浮かべて懸命に発射を抑えているようだった。

 

 そんなマサオの苦闘を知ってか知らずか、フレデリカはペニスを握ったまま隣の志希をうかがった。

 

「ねえ、ねえ、シキちゃん? 僭越ながらアタシからいただいてもしるぶぷれ~?」

 

「文法は間違ってるけど意味はわかった~。どぞどぞ~」

 

 いまの適当なやりとりで先後が決定されたらしい。フレデリカはすっくと立ちあがると、ためらうことなくその場で衣服を脱ぎはじめた。ブラウスにキュロットスカート、そしてブラとショーツまでもポンポンと脱ぎ捨て、あっという間に美しい裸身があらわになる。細い肩や二の腕、くびれた腰つき。それでいて、お椀型で形のいい乳房はたしかな存在感を放っている。その頂点にあるサーモンピンクの乳首も、雪のように白い肌に浮かびあがって、目にも鮮やかだった。

 

 そしてなによりもマサオの目を奪ったのはやはり、フレデリカのもっとも秘された部分だった。

 

「う、うわ……、ア、アソコの毛……!」

 

 マサオが息を呑んだのも無理はない。フレデリカの陰毛は綺麗に処理されており、股のあいだからは赤っぽいラビアが覗いているのだから。

 

「ほら、ほら~、パイパンに見惚れてないで、ベッドへダーイブ!」

 

「うわっ!」

 

 フレデリカは陰部に目が釘付けになっていたマサオを押し倒すと、続けて自身もベッドに上がり、仰向けになったマサオに腰にまたがった。そして、当然のごとく臨戦態勢を保ったままだった屹立をそっと摘まみ上げる。

 

「え? えっ?」

 

「いくよー♪」

 

 とまどいの声をあげるマサオにかまわず、フレデリカは屹立の先端を無毛の秘裂にあてがうと、そのままゆっくりと腰を落とした。

 

「ン……っ」

 

 フレデリカの悩ましげな声に同調するように、淫裂は肉棹をズブズブと飲み込んでいく。前戯なしでも充分濡れていたのか、挿入はいたってスムーズ。結合部からは透明な愛蜜も滴り落ちてきていた。ひょっとしたらペニスを舐めていた時から濡らしていたのかもしれない。

 

「えっ! ああっ……!」

 

 マサオは仰向けになったまま頭だけ持ち上げ、フレデリカとのつながった部分を凝視した。みずからの男のシンボルが、憧れの美少女アイドルの雌穴を貫いている! きっと、何度となく膨らませた妄想だったのだろう。それがいま目の前で現実のものとなっている。異様なほどの興奮を覚えているであろうマサオの目は、恐ろしいほどにぎらついていた。

 

「んはぁ……! これ、思ってたよりおっきい……!」

 

 陰茎を根本まで雌壺におさめると、フレデリカはその味を堪能するかのように悩ましげに眉根を寄せた。セックスとなればさすがにふざけてもいられないのか、いつになく色っぽい表情だ。フレデリカはやや前かがみになってマサオの腹のあたりに両手を置くと、それこそ乗馬でもするみたいに腰を上下に弾ませはじめた。

 

「ン、あ、あ、あ、アッ」

 

 フレデリカが上げる甘い喘ぎ声に、結合部からのニチュリ、ニチュリという猥音が重なる。リズミカルな腰づかいによって牝壺から見え隠れする肉幹は、早くも膣液にまみれて妖しくテカっていた。

 

「くぅう……! フ、フレちゃん……!」

 

 フレデリカの積極果敢な攻めを受けたマサオは、快感に耐えるように唇を噛みしめた。若々しい雌肉のとろみと締めつけはさぞ絶品に違いなく、志希と出会って四秒での射精を経ていなければ、この時点で理性が決壊していても、なんらおかしくない。

 

「あ、あああ……スゴ……、これ、奥まで届くかも……!」

 

 フレデリカのほうも雄肉を貪欲に味わい尽くそうというのか、挿入の角度を微妙に調整しながら、出し入れの速度を速めていっていた。激しさを増す動きに合わせて、乳房もゆさゆさと揺れる。程よい張りのある乳房がゴムまりのように弾む様は、見ているだけでも心地よい。

 

「ハッハー♪ 二人とも、めっちゃ気持ちよさそうだね」

 

 フレデリカとマサオ騎乗位でまぐわうあいだに、志希も脱衣を済ませていた。こちらもフレデリカに負けず劣らずのすばらしい裸身だ。ただ、ひとつ大きな違いを挙げるとすれば、それは陰部の毛深さである。パイパンのフレデリカとは対照的に、志希は局部に黒々とした毛を生い茂らせているのだ。

 

「でも、そうなると、一人だけ仲間はずれっていうのは、シキちゃん、ちょっと寂しいかな~」

 

 志希は意味深な言葉を口にしつつ、カメラにちらりと視線を送った。そしておもむろにベッドに上がり、マサオの頭を挟み込むようにして膝立ちになる。

 

 その気配を感じたマサオが、志希を見上げて目をしばたたかせた。

 

「え……、な、なにを?」

 

「あ~ん、シキちゃん、もう我慢できなーい! だからぁ、シキのココ、たーっぷり、舐めてね?」

 

 志希はわざとらしい口調でそう言うと、腰を落としてマサオの顔に陰部を押し当てた。

 

「む、むぐっ!」

 

 毛むくじゃらの大陰唇でいきなり鼻と口をふさがれたマサオが驚きに目を見張る。この状態では呼吸もままならないのだろう。だが志希はかまうことなく腰をくねらせ、黒々とした茂みの奥に隠れた媚肉をマサオの口元にこすりつける。

 

「ほら、ほら~、もっとちゃんと舐めてくれなきゃ、やーだ」

 

「ん、んむ! むぅ、んん、むぅ……!」

 

 志希がすこし腰を浮かせると、マサオのほうも首から上を動かす余裕が生まれたのか、催促に応えて媚肉をむさぼりはじめた。舌を出しながらがむしゃらに頭を振って淫裂を舐めまわす姿は、滴る水で渇きをいやそうとする獣のようだ。

 

「ンあぁぁぁあ……、上手だよ、キミ……!」

 

 志希は艶めかしい声をあげ、ビクビクと上半身を震わせた。小陰唇といわずクリトリスといわず、手当たり次第に媚肉を舐め上げられては、さすがに余裕の態度をとっていられないのだろう。愛液の湧出も順調なようで、マサオの口端からは唾液まじりの汁がこぼれ落ちていた。

 

「ん、んん、んま、んまっ……! シ、シキちゃんの、お〇んこ、ほぉ……ん!」

 

「アンン……、アハッ、そんなに美味しそうに舐めてくれるんだ♪ ねえ、志希のお〇んこ、くさい?」

 

「ふぅ、ふぅはふぃです!」

 

「おしっこのにおいもする?」

 

「し、ひぃまふ!」

 

「んふふ……、そっかぁ……ああン!」

 

 ふしだらな問いかけの答えを聴くと、志希は恍惚とした表情を浮かべて、ゾクゾクと背筋を震わせた。重度の匂いフェチである志希は、相手にみずからの匂いを与えることでも、興奮を覚えるらしい。

 

 もちろんマサオの受け答えも決してお世辞ではない。その証拠に、志希から顔面騎乗をくらうことで、マサオの逸物はさらに硬度を増しているようだった。

 

「ア、アアアンッ! すっごい……ナカでまたおっきくなったぁ……ン! アッ! アッ!」

 

 あられもなく叫ぶフレデリカは、マサオの上で狂ったように腰を振っていた。もはや理性も飛びかけているのか、両膝を立てておもいきり股を開き、杭を打ちつけるように強く激しい上下運動を繰り返している。ヒップが太腿にぶつかってバチンバチンという音が部屋中に鳴り響く。ベッドも激しく揺れており、下の階の住人に煩いと怒鳴り込んでこられたら、弁解のしようもない。

 

「あぁぁ……ヤバいィ……、くっさいお〇んこ舐められてぇ……、腰抜けちゃうかも……ンンンッ!」

 

 いっぽう志希もフレデリカに負けじと細かく腰をスライドさせ、毛まみれマ〇コのクンニをマサオに強要していた。淫壺はもう汲めども尽きぬ泉と化しているようで、マサオがジュルジュルが愛蜜をすする下品極まりない音はカメラのマイクにもしっかりと拾われている。もちろん口のまわりはお行儀の悪い幼児のように汁まみれになっており、頬には抜け落ちた陰毛まで付着している始末だ。

 

 騎乗位、アンド、顔面騎乗位。

 

 それぞれがそれぞれの性感を高め合う、そんな淫らなチキンレースの中で、いちはやく快楽に屈したのは、フレデリカだった。

 

「アッ、アアッ、アアッ……! イク……、イ……イっちゃう!」

 

 ドスン、と最後の一打を終えたところで、フレデリカは背筋を弓なりにしならせた。呼吸を止めて、そのまま数秒間。天をあおいで絶頂を味わったあと、フレデリカは息を吹き返したようにガクガクと激しく体を震わせた。

 

 そしてフレデリカの媚肉の痙攣は、続けてマサオの絶頂を誘発した。

 

「お、俺もイ……ク……っ!」

 

 マサオは両足のつま先をピンと伸ばすと、フレデリカの下で小さく腰をバウンドさせた。ペニスはフレデリカの肉壺に入ったまま。爆発を起こした肉砲は、大量の精液をフレデリカの膣内に注ぎ込んでいることだろう。

 

「ン……すごい……、膣内、あったかいよ」

 

 フレデリカは恍惚とした表情で余韻に浸ってから、ゆっくりと腰を上げてペニスを膣穴から引き抜いた。がに股のまま腰をすこし前へずらすと、白い塊が大陰唇を伝ってマサオの腹にボトリと落ちた。それだけでも相当な量の射精だったことがうかがい知れる。

 

 そして青草のように匂い立つスペルマの香りに、今度は志希が反応した。

 

「ン……はあぁん、すっごい、エッチな香りぃ……、イ、イクゥ!」

 

 ぷしゃしゅわっ!

 

 志希がマサオの顔面から腰を浮かせた刹那、おびただしい量の透明な液が淫裂から噴出した。スプリンクラーのように飛び散った潮は、マサオの顔面や胸元にびちゃびちゃと降り注ぐ。

 

「うわ、っぷ……!」

 

 ほとんど無意識なのだろうが、マサオは口をパクパクさせて、浴びせかけられる雌潮を恵みの雨とばかりに受け止めた。Mっ気のある男性にとって、美少女アイドルが放つ飛沫はなんであれご褒美に違いない。

 

「ん、ふふふ……、シキちゃんってば、クンニで潮吹きしちゃうなんて、どんだけエッチなのー♪」

 

「フレちゃんだってナマで中出しとかヤバすぎー♪」

 

 愛液と逆流ザーメン、および潮にまみれたマサオを挟んで卑猥なエールを送りあうと、フレデリカと志希はたがいの健闘をたたえるかのようにチュッと軽いくちづけをかわすのだった。

 

 

【Chapter.4】

 

 

 ──いや~、一回戦からすごかったねえ。マサオくん、顔も体もドロドロになってるけど、大丈夫?

 

 フレデリカと志希が離れたベッドに全裸でひとり残されたマサオに近づくと、監督はティッシュを箱から数枚を引き抜いて彼に手渡した。もちろんカメラは回したままだ。

 

「あ、はい……平気っす」

 

 マサオはティッシュを受け取ると、精液や潮にまみれた自分の体を拭った。声にはいくらか張りが戻っているものの、表情はまだどこか夢見心地だ。憧れのアイドルたちと激しくまぐわった直後なのだから、無理もなかろう。

 

「でもさー、まだ勃ってるよね?」

 

 監督の脇から、にゅっと顔を出したのは、志希だ。志希はマサオに近づくと、股のあいだで確かな存在感を誇っていた屹立を指でつついた。

 

「えっ、あっ……」

 

 志希の指に押されて倒れては起き上がりこぼしのようにすぐ立ち上がる逸物を見て、マサオは小さく身もだえた。フェラと性交で二度にわたって大量射精をしたにもかかわらず、彼の男性器はまったく萎える気配を見せていない。

 

「ねえ、まだデキるよね?」

 

「えっ、あっ、はい」

 

 マサオの言質をとると、志希は監督に頷きかけた。ロケ続行の許可を求めているのだ。監督は迷うことなく、カメラのうしろで親指を立てる。

 

「にゃは♪ それじゃあ、シキにもおチ〇ポ、頂戴?」

 

 志希はいったんマサオを起き上がらせると、代わりに自分がベッドの上で四つん這いになった。そしてマサオに向けて、くいっと尻を突き出す。

 

「ほら、ほら~? 遠慮しないで、シキちゃんのおま〇こに早くブッコんで?」

 

「は、はい!」

 

 志希がはしたなく尻を揺らすと、マサオは一気に目が覚めたのか、引き締まったヒップのあいだに隠れた淫らなスリットにおのれの肉槍を近づけた。右手でかるくしごきたてられ、アイドリング状態の肉槍はすでにエネルギー満タン。雌穴への侵入を間近に控え、その槍先はまがまがしいほどにエラを張っていた。

 

「い、いきます……!」

 

 息を呑みつつ宣言すると、マサオはゆっくりと腰を前へ進めた。志希の豊富な陰毛は大陰唇の周辺はおろか、肛門のあたりにまで生え広がっている。ほとんど、あるいは最低限の手入れしかおこなっていないのだろう。マサオの切っ先は黒々とした密林を掻き分け、その奥で口を開けた秘孔へ押し入っていく。

 

「ふっ……はぁぁぁ……ン!」

 

 まだ挿入が半分ほどしか進んでいない段階で、志希は早くもはしたない嬌声を放った。顔面騎乗位で潮を吹いていたとはいえ、本番行為はやはり格別の味ということか。

 

「くは……っ! チ〇ポ、溶けそ……!」

 

 マサオのほうもまだまだ性感は鈍っていないようだった。肉槍をきっちりと奥まで入れ終えるやいなや、さっそく腰を使いはじめる。二度目の挿入で多少の余裕もあるのか、ピストンにも遠慮がない。膣壁からの蜜もたっぷり染み出しているようで、肉茎が出入りする結合部からはグチュグチュと卑猥な音が漏れ聞こえてきた。

 

 その音に釣られて、というわけでもなかろうが、フレデリカが監督の脇からカメラにフレームインし、後背位でまぐわるマサオと志希に近づいた。

 

「アハッ♪ すっごいキモチよさそー。シキちゃん、どう? マサオの絶倫チ〇ポのお味は?」

 

「う、ぁあぁあ……っ、おチ〇ポ、赤ちゃんの部屋の入口に当たってるのぉ!」

 

 フレデリカからの問いかけに答え、志希は女のもっとも深い部分を犯されていることを大声で訴えた。背後からの突きに長い髪を振り乱し、口はだらしなく半開きにしている。愉悦にとろけるその表情に、普段の理知的な顔つきは見る影もない。

 

「シキちゃんってば、セックスになると我を忘れちゃうところあるよねー」

 

 フレデリカは快楽に溺れる志希を楽しげに眺めると、今度はマサオのほうに近づいた。

 

「マサオくんもすごいねえ、シキちゃんをこんなに感じさせて。そんな頑張ってるキミに、フレちゃんがご褒美をさしあげよー」

 

 フレデリカはマサオに身を寄せ、自分のほうに顔を向けさせると、不意打ちを食らわせるように彼に唇を寄せた。

 

「んむぅっ!」

 

「ちゅ……、ぅふぅん……ぱ、ちゅる……」

 

 驚きに目を見張るマサオの頭を抱えながら、フレデリカは彼の口内に舌を挿し入れた。マサオもすぐさま舌を出し、ふたりは競うようにベロを絡ませあう。たがいのすべてを味わい尽くそうというのか、口の端からこぼれそうになる唾液をもは貪欲にすすりあげている。激しい腰振り運動も続けるマサオからすれば呼吸もしにくいはずだが、そんなことはもうお構いなしのようだった。

 

 ふたりの情熱的な唾液交換は、志希のほうにも影響を及ぼしているようだ。

 

「ン、ん、おっ、おっ、オッ……! おチ〇ポ、硬くて熱くてぇ……!」

 

 とどまることを知らない肉凶器の侵略に屈したのか、志希はとうとうベッドに顔を突っ伏してしまう。交接部からあふれ出す蜜も量を増しており、突かれるたびに飛沫がシーツに飛び散っていた。

 

「ぐぅぅぅ……っ、お、俺、またイきそう……!」

 

 マサオのほうもボルテージはマックスらしく、フレデリカとのキスの合間に、許しを請うように限界を訴えた。

 

「ん、にゃぁあ! い……いいよ! あ、あたしも……アン! あたしもイク……からぁ……っ!」

 

「ぐっ……ううううう……っ! 出るッ!」

 

「アッ、ああぁぁっ!」

 

 マサオが渾身の一突きをお見舞いすると同時に、志希は伸びをする猫のように背中をのけぞらせた。その体勢のまま、雌穴の奥に流し込まれているであろう欲望を受け止めると、やがて息を吹き返したかのようにビクン、ビクンと全身を痙攣させた。

 

「う……あ、ああ……っ」

 

 長い射精を終えると、マサオはおのれの分身をゆっくりと志希から引き抜いた。淫口は半開きになったままヒクヒクと蠢いていたが、しばらくすると白濁した粘液が奥からごぽりとあふれ出した。

 

「やだー、またナカに出しちゃったの? すごいじゃーん!」

 

 はしゃいだ声をあげたフレデリカは、仰向けでベッドに突っ伏した志希を尻目に、マサオに背後から抱きついた。

 

「キミ、現役アイドル二人に、連続でナカ出ししたんだよ~? なかなかいないよ、プ(・)ロ(・)デ(・)ュ(・)ー(・)サ(・)ー(・)以(・)外(・)で(・)、アイドルに連続ナカ出し決めてる人♪」

 

 フレデリカは意味深げな褒め言葉をかけながら、マサオの乳首を指ではじいた。マサオは「アウッ」と小さく吠えたが、大量射精後の朦朧とした頭では、フレデリカの言葉の意味を理解する余裕はなかっただろう。

 

 出会って四秒でのフェラに始まり、美少女アイドル二人との連続中出しセックス。焦点の定まらない目で宙を見つめるマサオの表情は、めくるめく性体験の濃厚さを物語っていた。

 

 だが。

 

「……でもさぁ」

 

 急にすっと目を据わらせたかと思うと、フレデリカはマサオの乳首をぎゅっと強くつまんだ。

 

「イッ!」

 

「フレちゃんとシキちゃんのナカであんなにたーっぷりザーメン出したのに、マサオのチ〇チン、まだ全然ギンギンだよね? ねえ、なんで? おかしいよね?」

 

 フレデリカはマサオを難詰しながら、彼の乳首をきつくひねりあげた。マサオは苦痛と狼狽が混じった表情になり、額に汗をにじませる。まさか、ここに来て冷徹になじられるとは思いもよらなかったのだろうが、実際に彼の逸物は性懲りもなく勃起しているのだから仕方がない。

 

「ねえ? 三回もザーメン出しておいて、なんでまだ勃ってるの? まさか、アタシたちとのセックス、全然キモチよくなかったの? フレちゃんのガバガバおま〇こに入れるくらいなら、自分の手でシコシコピュってして、ポスターにぶっかけてたほうがマシだった?」

 

「そ、そんな! ガバガバだなんて、そんなわけ……!」

 

「だったらさぁ」

 

 フレデリカは冷たい目線を下ろすと、聞き分けのないマサオの分身をぎゅっとつかんだ。

 

「あ、あう!」

 

「その生意気ち〇ぽで、もう一回、アタシのこと、キモチよくシてよ?」

 

 フレデリカはそう言うと、壁際に寝返りを打った志希の隣に仰向けで寝転び、大きく股を開いてみせた。その股の中心では、隠すもののないラヴィアがぱっくりと口を開けている。赤みがかった淫らな唇は、早く肉棒を寄こせと透明な涎を垂らしてた。

 

「わ、わかりました」

 

 マサオはごくりと生唾を呑むと、屹立も同時に鎌首をもたげた。こちらもどうやら、フレデリカが態度を豹変させた理由を完璧に理解しているようだ。マサオは頼りになる相棒を右手に持つと、無毛地帯で待ち構える雌穴へ進軍を開始。ぬらぬらと妖しげに光る入口に照準を定めると、グっと腰を入れて肉槍の切っ先を奥へと送り込んだ。

 

「ふぅうンッ、来たぁ……!」

 

 硬度満点の男肉を受け入れるやいなや、フレデリカはあられもなく歓喜の声をあげた。すぐにマサオの首に腕を回し、長い脚もマサオの腰に絡ませる。貪欲に男をとらえるその姿はまるで絡新婦のよう。さきほどまでの挑発的な態度は、やはりチ〇ポ欲しさの狂言だったらしい。

 

「ふっ、ふんっ! ふっ、ふっ……!」

 

 マサオも最初から飛ばし気味に腰を振っていた。彼なりにフレデリカの期待に応えようとしているのかもしれないし、ひょっとしたら彼女から理不尽な罵りを受けたことで、むしろM心に火がついたのかもしれない。いずれにせよ絡新婦のたくらみは功を奏したわけだ。

 

「あっ、あんっ! いいよ……、おチ〇チン、すっごく熱くて硬い……! ねえ、おっぱいも舐めて?」

 

「は、はい」

 

 よがり声をあげながら求めるフレデリカに応じて、マサオはプルプルと揺れる乳房に口を寄せた。ピストンによって弾む双丘を両側から揉みしだきつつ、頂上に咲いた二粒の果実にむしゃぶりつく。野性味あふれる荒々しい愛撫だ。

 

「ああ……、ヤダ、激しくて……、おっぱいも、おま〇こも、感じちゃう……っ」

 

 上下の性感帯を同時に攻められて、フレデリカは甘ったるくあえいだ。たがいに抱きしめって交わるマサオとフレデリカの密着度は満点。まるで本物の恋人どうしが愛を確かめ合っているかのような雰囲気だ。

 

 だが、のっそりと起き上がってきた志希が、そんな場面に水を差す。

 

「あー、よく寝た……って、いつのまにかまたハメハメしてるし~」

 

 かたわらで繰り広げられている痴態に、さも今気づいたような振りをすると、志希はマサオとフレデリカの背後に回り込んだ。這うような姿勢をとり、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てる肉の連結部に顔を近づける。二人とも股を開いた体勢でまぐわっているため、結合部は丸見えである。

 

「クンカ、クンカ……ん~? なーんか、香ばしい匂いがするにゃ~? きっとこれ、シキちゃんの大好物~」

 

 志希は見るからに不敵な笑みを浮かべながら、犬のように鼻をひくつかせた。いったいなにをたくらんでいるのかとカメラをアップにすると、志希は待ってましたとばかりに、マサオの肛門をべろりと舐め上げた。

 

「ひ、ひゃあ!」

 

 いきなりアナルを舐められたマサオは素っ頓狂な声をあげた。それでも腰を止めないのは見上げたものだが、もちろん志希も容赦などしない。マサオの尻穴をぐいと広げると、菊の花のように開いた皺にべろべろと舌を這わせていった。

 

「ああーん、くっさーい! ねえキミ、ウ〇チしたあと、ちゃんとお尻拭いてないでしょ? スカトールが皺に染み込んじゃってるよ?」

 

 とんでもないイチャモンをつけているくせに、志希の目は爛々と輝いていた。アナルから漂う排泄物の残り香は、においフェチの彼女にとってもちろん極上のフェロモンだ。相当興奮しているのか、志希はいつのまにかみずからの秘部に手を伸ばし、激しくクリトリスをいじっていた。こするような指の動きであふれてきた蜜が攪拌され、クチュクチュと卑猥な音があたりに響く。

 

「うあ、あぁぁぁ……!」

 

 マサオのほうもアナル攻めが効いているらしく、唇を噛みしめて呻き声をあげていた。腰のピストンはさすがに不自由になっているようだが、肉槍には愉悦が充填されてその硬度をさらに増しているのではないか。そして、その効果はもちろんフレデリカにも及ぶ。

 

「ん、ん、んんん……っ! お、おチ〇チン、硬くなってぇ……、ナカの一番キモチいいところに当たっちゃうぅ……っ!」

 

 ブシュッ、とフレデリカの秘裂から水風船を割ったように液体がほとばしったのは、その刹那だった。ハメ潮だ。

 

「くあっ!」

 

 マサオの肉棒がハメ潮の水圧に押し出されたかのようにフレデリカから抜けた。栓を抜かれた淫裂はおかわりとばかりにもう一発、潮を噴き出す。噴水のような潮吹きで、股間まわりのシーツは一瞬にしてびしょ濡れになった。

 

「んむ、ふう、んう、んんんっ……」

 

 その間も志希はまったく動じることなくアナル舐めに興じていた。飛び散った潮は志希にもいくらか引っかかっているはずだが、まるで気にしていないようだ。それどころか、体液にまみれた性器が間近にあることで、志希はさらに興奮を増しているようだった。

 

「ああん……エッチな香りぃ、サイコー……! ねえ、まだイってないよね? だったらぁ、アタシにも、もう一回シて?」」

 

 志希は絶頂の余韻にひたるフレデリカの隣に横臥すると、エクササイズでもするみたいに大きく股を開いた。

 

「い、いいんスか……?」

 

 マサオはごくりと唾を呑み、密林の奥で妖しく濡れ光る入口を凝視した。フレデリカへの挿入を途中で止めたこともあって、股間の逸物は猛り狂うように何度も頭をしゃくりあげている。そんなわがまま息子を手でなだめつつ、マサオは自分の足を志希の足とクロスさせるような体勢をとった。

 

「ふんっ!」

 

「ンはあぁ! いきなり、ふ、深い……いいっ!」

 

 もはや我慢もきかなかったのか、マサオは初っ端から志希の最奥を貫いた。雌穴を一気に蹂躙された志希は瞬間的に絶頂に達したらしく、わずかながらハメ潮まで吹いてしまう。

 

「うっ、ぐっ……、し、志希ちゃんのま〇こ、さっきよりチ〇ポがむちゃくちゃ擦れて……!」

 

 マサオは歯を食いしばると、志希の片足を抱きかかて腰を打ち込みはじめた。体位が変わって接触部も変化しているのか、あるいは志希の媚肉じたいの締まりが良くなっているのか、いずれにしてもナカの具合は絶妙らしく、マサオはペース配分などそっちのけで高速ピストンを繰り出していく。

 

「はぁはああぁんっ! マサオのおチ〇ポ、硬くて熱っいの、シキも感じてるよ……ぉ!」

 

 もはやグチョグチョにほぐれた媚肉を突かれるたび、志希は我を忘れたように喘ぎ声を轟かせていた。口を半開きにし、目の焦点も定まっていないその顔つきは、それこそドラッグでもキメているのかと疑われても仕方がない。もちろん法に触れる行為は一切していない。本気で感じているだけだ。

 

「はっ、はっ、はっ……、フ、フレちゃん……!」

 

 マサオは後先考えないピストンを繰り返しつつ、なにを思ったのか、志希のとなりに横たわるフレデリカへ目をやった。フレデリカはまだ絶頂の余韻から醒めきっていないようで、すこしぼんやりとした様子でマサオのほうに振り向く。

 

「ふえ……?」

 

「俺……、フレちゃんとも、まだヤリたい!」

 

 マサオは節操のない願望を口にすると、フレデリカの淫裂へ手を伸ばした。

 

「きゃ、きゃあ!」

 

 無防備なスリットへ中指を差し入れられ、さすがのフレデリカも驚きの声をあげざるをえなかった。それでも秘裂が指入れを難なく許したのは、絶頂を経てまだほぐれたままだったからだろう。

 

 マサオは雌壺の口からごく浅いところで、挿し入れた指先をクッと曲げた。

 

「んあっ!」

 

 いわゆるGスポットを刺激され、フレデリカは背筋を弓なりにそらした。その反応に気をよくしたのか、マサオは指先で膣壁をプッシュする動作を見せる。内部の性感帯への連続攻撃によって、淫裂からはとろみを帯びたラブジュースがクチャクチャと音を立ててあふれ出した。

 

「く、くぅ……っ! 志希ちゃんのま〇こもフレちゃんのま〇こも、どんどん締まって……!」

 

 マサオは志希の片足を肩にかついでヴァギナに肉槍を打ち込みつつ、同時にフレデリカへの指攻めを続けた。素人男性とは思えない見事なテクニックだが、おそらく雄の本能が経験を凌駕しているのだろう。

 

「アア……アアァ、アンッ! あっ、あっ……!」

 

「ん! ん! んん、ンンン……っ!」

 

 志希とフレデリカが織りなす淫らなハミングが、ワンルームの室内にこだまする。その美声を引き出しているのは、間違いなくマサオだ。彼はいま、極上の女体という楽器を、みずからのペニスと指で奏でているのだ。

 

「ぐ……ぎ……、き、気持ちいい……っ!」

 

 いよいよ興奮も極まったのか、マサオは大きく腰を引いたかと思うと、その反動を利用した会心の一撃を、志希の最奥部にドスンと突き入れた。

 

「ひ、ひゃう! お、奥……っ!」

 

 子宮口への直撃をくらった志希は悲鳴をあげ、足の指をピンと伸ばして硬直した。どうやら瞬間的に達してしまったらしい。女の悦びに導かれた媚肉が、お礼だと言わんばかりに肉棹をぎゅうっと締めつける。

 

「ぐ、ぐう……! も、漏れそ……!」

 

 マサオは唇をきつく噛みしめつつ、雌穴から急いでペニスを引き抜いた。おびただしい量の愛液にまみれたペニスは、シロップに漬けたバナナのようにぬらぬらと光っていた。そんな状態のペニスを、マサオは間髪入れずに隣のフレデリカに挿し入れる。

 

「んあぁあぁ……、チ、チ〇ポぉ! また来たぁっ!」

 

 不意打ちに近い再挿入に、フレデリカは大きく目を見張った。手マンでたっぷりと焦らされていたせいもあるのか、下の口もすぐにぶちゅぶちゅと泡立つ音を立てはじめる。

 

「あ、ああンン、ダメぇ……! こんなの、アタシ、すぐにまたイっちゃう……!」

 

「い、いいよ、フレちゃん! 何回でもイって!」

 

 もう肉棒は爆発寸前だろうに、マサオは勇ましく腰を振った。速いピッチのピストンには、本気でフレデリカをイかせようとする強い意志が感じられる。

 

「ふぅ、ンンンッ! イク……イ、ク……っ!」

 

 怒涛の肉槍連打に、フレデリカはあっさりと陥落。甘えるようにマサオの首元にしがみつくと、びくびくと全身を震わせる。剛直に貫かれた淫裂からは大量の絶頂汁がドバっとあふれだした。

 

「ぐ、ぐう……! つ、次は、また志希ちゃん……」

 

 マサオは絶頂に震えるフレデリカから身を引きはがすと、すぐさま正常位で志希に逸物を挿れ直した。

 

「ア、アン! 待ってたぁ!」

 

「し、志希ちゃん! 志希ちゃん、志希ちゃん……っ!」

 

 限界ぎりぎりの状態で連続して媚肉を味わい、マサオのほうも正気を失いかけているのだろう。狂ったように志希の名を呼びながら、細い腰をつかんで高速で腰を打ちつけるその姿は悪霊にでもとりつかれているかのようだ。

 

 だが、理性のかけらもない腰振りこそが、性の愉悦をブーストさせる。

 

「ひぃ! イ、イク!」

 

 挿入からまだ一分も経っていないというのに、志希はまた絶頂を迎えた。

 

「う、くっ……、フ、フレちゃん!」

 

 マサオは志希の膣肉がまだ蠢いている最中にもかかわらず強引に逸物を引き抜くと、すぐさま体勢を入れ替えて、またもフレデリカに挿入。

 

「ああッ! すっ……ごい、こんな、続けてだなんて……!」

 

「う、うああぉ……っ! お、俺、フレちゃんとも志希ちゃんとも……どっちともシたい!」

 

 それはまぎれもなくマサオの本心だったようだ。わずか十数回ほどの往復だけでフレデリカの穴からペニスを引き上げると、今度は横の志希へとまた挿入。なんと彼は、並んで仰向けになっているフレデリカと志希に、かわるがわる挿入をしはじめたのだ。

 

「ア、あああっ! な、なに、これ? こ、こんなのってないよ!」

 

「イ、イってる! イってるからぁ! イクの止まらないぃっ!」

 

 3Pでダブル美少女マ〇コへの交互挿入。プロのAV男優も顔負けと思えるほどの性技である。さしものフレデリカと志希も、これほど節操のないセックスは未体験のようだった。二人とも驚きに目を丸くしながら、間隔を置いて迫りくるペニスの刺激に酔いしれていた。絶頂も連続して起きているようで、挿入のあるなしにかかわらず、二人の膣と臀部は電流を通されたようにビクビクと震えつづけていた。

 

「フレちゃんも志希ちゃんもかわいくて、めっちゃエロくて……、俺、二人とも好きだ! 二人同時にセックスして、二人ともイかせるから!」

 

 フレデリカを突いては志希へ、志希を突いてはフレデリカへ。二人の美少女アイドルの牝穴をせわしなく往復しながら、マサオは果てしない欲望を叫んだ。いまの彼ほど、陰茎が二本あったらいいのに、と心から願っている人類はいないはずだ。いや、二人の媚肉に挿入の痕跡をしっかりと刻みつけているという意味では、いまこの瞬間にかぎっては、マサオの男根は二本に分身していたといえるのかもしれない。

 

「ああぁ! あ、あっ、ああっ……」

 

「ンアン、アン、アン……」

 

 イきつづけているフレデリカと志希のあいだで、二本の男根を有する究極人類へと想像上の進化を遂げたマサオは贅沢な反復横跳びを繰り返した。激しい出し入れのせいで、結合部からは愛液とも潮とも判別しがたい汁がびちゃびちゃと飛び散り、シーツに染みを作っている。

 

「んぐ、むぅ、はぁ、ぐう……っ!」

 

 休むことなく動きつづけるマサオは、全身にびっしょりと汗をかいていた。鬼神のごとく険しい顔つきを見るに、体力的にも限界が近づいているのだろう。だが、苦しそうに呼吸をしながらも、彼は二穴同時攻略を決して断念しようとしない。

 

 そしてついに、命を懸けた頑張りが報われる時が訪れる。

 

「あぁぁあ、イク……っ」

 

「ア、アタシも……また、イ、イっちゃう……!」

 

 肉穴を突かれるためにあえぎつづけていたフレデリカと志希が、突然、ひときわ大きな咆哮を放った。二人にも最後にして最大の絶頂が、ほぼ同時に訪れたらしい。たがいに助けを求めるように手を取り合った二人は、下半身から熱い飛沫を仲良く飛び散らせた。

 

「ぐ、ぐぅぅぅ……っ、も、もうダメだ!」

 

 マサオのほうも断末魔の声をあげると、ふたつの淫穴にそれぞれ最後の一撃をお見舞いしてから、限界まで膨らんだ肉槍を一気に宙へ解き放った。そして二人の体をあわててまたぎ、快感に鳴きむせぶ美少女たちの顔へ発射口を迫らせた。

 

「出る!」

 

 宣言するやいなや、溜まりに溜まった白い樹液が鈴口から撃ちだされた。とんでもない量と勢いの男汁はビームのように飛距離を伸ばし、志希の顎のあたりから顔面を斜めに縦断。さらには右手にいたフレデリカの額のあたりにまで到達した。続けてマサオは発射口の位置をすこし横へずらし、やはり勢いよく飛び出した二発目を今度はフレデリカの唇のあたりに振りかけた。そのあともマサオは肉銃を振り回し、三発、四発……と続けて乱射。志希とフレデリカの顔面は、あっというまに白濁液にまみれてしまった。

 

「ん……すごい……、こんなに精子出されたら、顔射で妊娠しちゃうよ……」

 

「ホント……、ニオイも、すっごい濃い……」

 

 結局、八発もの射精を顔中に浴びせかけられたフレデリカと志希は、うっとりとした表情で口々に感想を漏らした。どちらも瞼の上まで精子で犯され、目も開けられない状態だったが、それでもたがいの気配を感じたのだろう。

 

「ん……」

 

「ちゅ……」

 

 ふたりはどちらからともなく顔を向き焦ると、豪華なフルコースのあとのコーヒーでも味わうかのように軽いキスをかわした。

 

「あ、あああ……」

 

 精液の白い草原のなかに咲いた唇のチューリップを目の当たりにしたマサオは、とうとう精根尽き果てたらしく、ずり落ちるかのようにベッドから落ち、そのままばたりと床に倒れ込むのだった。

 

 

 

【特典映像】

 

 

 

 それから、十分後。

 

 カメラは、無人となったベッドを映し出していた。

 

 ──……はい、というわけで、LiPPSファン感謝祭、いかがだったでしょうか? すごかったですね~。見てくださいよ、この残骸!

 

 カメラはさらにベッドに寄り、ところどころ染みがついたシーツを映し出した。

 

 ──なんかもう、あっちこっちでザーメンがカピカピになってますね(笑)。マサオ君、いったい何発出したんだ? 僕も途中からもう数えてなかったですけどね。フレちゃんと志希ちゃんも潮吹き散らかしてイキまくってたし、シーツ、グッチョグチョです。今晩寝られんだろ、これ(笑)。

 

 監督は短い忍び笑いのあと、居間の出口のほうへカメラを振った。

 

 ──ところで、あの三人、シャワー浴びるっつって風呂場に入っていったんだけど、どうしてっかな? ていうか、なんか声、聞こえてきません?

 

 わざとらしくそう言うと、監督は居間を出て左手にあるバスルームへ近づいた。狭い脱衣所に足を踏み入れると、その奥にある浴室から、たしかに騒がしい声が聞こえてくる。シャワーを浴びると言っていたのに、水音はしていない。

 

 ──志希ちゃーん、フレちゃーん、マサオくーん、何やってんのー? お邪魔しますよ……って、うわ!

 

 入口の折り戸をゆっくり開けて浴室内へカメラを向けた監督は、そこで思わぬ光景に遭遇した。

 

「ねえ、ねえ、マサオくーん? これ、なに? シャワー浴びにきただけなのに、なんでまたおチ〇チ〇硬くしてるの~?」

 

「さっき、あんなに濃い精子を何発も出したばっかなのにねー? 絶倫っていっても程があるでしょ、まったく~」

 

「あ、ああ! ご、ごめんなさい、ごめんなさい……!」

 

 フレデリカと志希がマサオを洗い場に立たせ、両サイドから身を寄せて、股間の逸物をしごきたてていたのだ。美少女たちが奪い合うようにしていじる逸物は、たしかにまた性懲りもなく大きく膨らんでいた。

 

 ──いやいやいや……マサオ君、まだヤル気なの? 撮れ高はもう充分頂いてるんだけども……。

 

 監督もさすがにあきれて声をかけると、マサオはあわてて首を振った。

 

「こ、これは、違うんです! 俺だってホントもう、いっぱいいっぱいっていうか……」

 

 マサオの額には汗がにじんでいる。度重なる射精で精根を使い尽くしたのは本当なのだろう。

 

 だが、口先だけの弁明を信じるほど、志希とフレデリカは甘くない。

 

「ん~? なにが違うのかにゃ~?」

 

「そうだ、そうだ! こんだけ立派にオッ立てておいて、なにが違うもんか!」

 

「ひ、ひゃあ!」

 

 ふたりはステレオ音響みたいにマサオの両耳にささやきかけると、さらに攻勢を強めた。フレデリカは片手で肉棹をしごきつつ、別の手で亀頭を激しくこすりあげる二点同時攻め。いっぽうの志希はマサオの乳首に舌を這わせていたが、ほどなくして物足りなげにおもてを上げた。

 

「ん~、アタシはやっぱり、こっちかな~」

 

 そう言うと志希はマサオの背後に回り込んだ。床にしゃがみこんで狙いを定めるのはもちろん、アナルだ。

 

 志希はマサオの尻を掴んで左右に割ると、あらわになった菊門へ口元をうずめる。

 

「スゥ……ン、レロ」

 

「アーッ!」

 

 すっかり性感帯となったすぼまりに舌先を突っ込まれ、マサオは電気ショックを受けた蛙のようにビクビクと体を震わせた。

 

「あー、シキちゃんにお尻舐められて感じてるー! やっぱり変態ドMだねー」

 

 フレデリカは意地悪くささやきかけながら、股間の屹立をしごきつづける。やや滑りが悪いと見るや、みずから唾液を垂らして調整。マサオは般若のような形相で歯を食いしばっているが、フレデリカは手を緩めるつもりはまったくないようだ。

 

「ン、ちゅる、ンロ、レロ、ン、ンン、ジュル……」

 

 志希のほうも垢舐めの妖怪になったかのように、夢中で肛門にむしゃぶりついていた。かなり興奮しているのか、頬は紅潮し、瞳は爛々と輝いている。平素の理知的な顔つきはどこへやら。ケツ毛が口に入ってもお構いなしだし、いったいどちらが変態なのか。

 

「ぐ、うううう……っ!」

 

 ただでさえ苛烈な手コキで追い立てられているのに、アナルからの快感も追加されれば、これはたまらない。マサオは必死で我慢を重ねていたようだが、いよいよ限界に達したようだ。

 

「う、うああぁっ! ダ、ダメ! もうダメです!」

 

「え~、なに~? またザーメン出すの~?」

 

 さらに手を速めるフレデリカに、マサオは身悶えながら首を振る。

 

「ち、違……! で、出そうだけど……、これ、せ、精子じゃない……!」

 

「精子じゃなかったら、なにが出るの? ドMの変態汁? だったら、出るところ見せて?」

 

「チュウぅぅぅぅッ!」

 

「アアアアッ……出ッ……!」

 

 フレデリカの煽りにくわえ、志希に尻穴を強く吸われたことが、最後の引き金になったようだ。

 

 ぶしゅっ! と音まで聞こえてきそうな勢いで、鈴口から大量の透明液が噴き出した。

 

「にゃは♪ 出た、出た」

 

「うわっ! すっごーい!」

 

 壊れた蛇口のように粗相をする陰茎を見て、志希とフレデリカは揃ってはしゃいだ声をあげた。いっぽうのマサオはガクガクと腰を震わせるが、鈴口からの噴射はまったく止まる気配を見せない。

 

「う、あ、あ、あ、あ……、な、なにこれ? なに、これ!」

 

「やだ~、全然止まんないじゃん! これもう、チ〇コ馬鹿になってない?」

 

 一時間ほどのあいだに何度も射精を重ねたことで、なるほど、マサオの性感はメーターが振り切れた状態になっているのかもしれない。フレデリカがしごけばしごくほど鈴口から潮が噴き出て、風呂場の床はあっというまに水浸しになった。

 

「ああ、あああ、ああ、ああぁぁ……」

 

 潮吹きがようやく収まる気配を見せはじめたのは、噴出開始から三十秒以上も経ってからだった。永遠に続くかと思われた鈴口からの水流も、徐々に勢いが衰えていく。ここまでくると、フレデリカもさすがに手を緩めた。

 

「ん~? もう出ない?」

 

「も、もう……出ない……です」

 

「え~、ホントかな~?」

 

「よーし、それじゃあ、仮説を検証だー!」

 

 志希は嬉しそうに目を輝かせると、フレデリカに代わってマサオの逸物を握った。

 

「実験開始~! シコシコシコ」

 

「え、ええっ、う、嘘でしょ?」

 

 断りもなく手コキを再開されたマサオはとまどいの声をあげるが、探求心に火がついたマッドサイエンティストの耳に実験台の悲鳴など届くはずもない。志希は爛々と目を輝かせながら高速手コキを繰り出し、ようやく萎えかけていた男根にむりやり硬さを戻していく。

 

「あ~、シキちゃんたら本気だ~。ほらほら、マサオ君もガンバレ~」

 

 フレデリカは横から口をはみつつ、マサオの睾丸を揉みしだく。

 

「うあっ! アッ、ちょ……っ、で、出ない! ホントにもう、出ないから!」

 

 手コキの強刺激に玉揉みの弱刺激が重なり、男根は最後の力を振り絞るように天に向かってググっと持ち上がった。マサオはもう立っているのがやっとでといったふうで、体をのけぞらせて膝を震わせる。

 

 そして屹立はふたたび潮をほとばしらせた。

 

「にゃは! 出た、出た~!」

 

「え~、出ないって言ってたのに~。なんで嘘ついたの~?」

 

 さすがに量は少なかったものの、鈴口からは間欠泉のように、ビュッ、ビュッ、と出涸らし汁が噴き出した。限界まで欲望を吐き出した男根は断末魔の叫びをあげるかのようにビクビクと震える。さうがに打ち止めらしい。

 

「すっごーい! いっぱい出たねー。さすが、M男クン!」

 

「エッチなにおいもさせすぎー。シキちゃんもびっくりだよ―……変態♪」

 

「あああ……」

 

 美少女二人の言葉弄りが決定打となったのか、マサオはノックアウトされたボクサーのように膝からその場に崩れ落ちた。恍惚とした瞳で虚空を見つめているところを見ると、意識も半分飛んでいるようだ。

 

 ──あ~、これはしばらく回復しそうにないね……。しかたない、フレちゃんと志希ちゃん、二人に感想を訊かせてもらおうか。今日はどうだった? ファン感謝祭ってことで、自宅までお邪魔して「私的交流」してみたわけだけども。

 

「いやー、楽しかったよ? じつにクレイジーなヘンタイさんで、タイヘンだったけどねー」

 

「そだねー。なかなかにキョーミ深い匂いだったよねー、ハスハス」

 

 監督がカメラを向けると、フレデリカと志希は疲れた顔も見せず、笑って見つめ合った。激しい行為の直後だというのに、まったく元気なものだ。

 

 ──まあ、相当なMだったことは否定しないけども……。

 

 監督がふと視線を横にやると、放心状態でバスタブの縁にもたれかかるマサオの姿が見えた。

 

 ──それにしても……ちょぉっとだけ、いじめすぎたんじゃない?

 

「え~、そうかなぁ? フレちゃんたち、やさしくできてたと思うけどな~?」

 

「ちゃんとゴー・トゥ・ヘヴンさせたもんねー。ちょっと副作用強めだったけど」

 

 悪びれもせずにまあ……。監督はもう苦笑いを漏らすしかなかった。

 

 ──え~……それじゃあ最後に、ここまで見てくれた視聴者の皆さまに向けて、締めのひと言、もらっていいですか?

 

「おっけー」

 

「せーの」

 

 二人はちらりと目くばせをしてから、カメラに向かって笑顔を振りまいてみせる。

 

「いま、モニターの前にいる、M男のおまえ!」

 

「つぎはおまえのところに家凸するから」

 

 二人は顔を見合わせると、カメラ目線に戻して、声をそろえた。

 

「チ〇ポ洗わず、待っとけよ!!」

 

 

 

 〈暗転、黒背景〉

 

 

 

 〈テロップ白抜き〉

 

 この作品はすべての出演者に許可を得たうえで撮影されています。また、出演者は撮影にあたり、特別な訓練を受けています。薬物等の使用をうかがわせる描写がありますが、演出上のものであり、違法薬物等の使用の事実はありません。作品の題材となっている行為を実際におこなうと、心身に重大な危険が及ぶ可能性があります。絶対に真似をしないでください。

 

 制作:3〇6プロダクション


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。