※この小説は以前短編形式で載せていたものを、連載形式として再掲したものです。
掲載していた同一タイトル・同一内容の短編小説は混同を避けるため削除しました。
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とある町の路地を、一人の少女が歩いていた。
鬼神・呂布の娘、呂玲綺。父が下ヒの地にて討たれた後、父の意思によって逃げ延びた彼女はあてもなく一人流浪の日々を過ごしていた。
玲綺はその日、獣退治の依頼をこなした帰りであった。帰路につく彼女の足は、人気のない路地で不意に止まる。賊であろうか、柄の悪い男が少年の手首を掴んで引っ張っていたのだ。その左右には、彼の仲間らしきこれまた粗野な男が一人ずつ玲綺は彼らの背後に気配を殺して近づき、怒りを込めて呼び止める。
「お前ら、何をしている!」
ゆっくりと、面倒そうに振り返る男たち。
「チッ、邪魔が入ったか。……ほう?」
乱入してきた女の姿に見入った男は、掴んでいた少年の手首を乱暴に離すと左右にいる部下を一瞥して、
「作戦変更だ。この小娘を今日の“商品“にするぞ」
「なるほど…こりゃガキよりよっぽど売れるなぁ」
「いやぁ、まさかこんな上玉の方から来てくれるとはな。今日はついてるぜ」
彼女が鬼神の血を引く者と知らないとはいえ、こうまで力量の差を見抜けないとは。その節穴ぶりを見て、十字戟を抜くまでもない相手だと玲綺は確信する。それに、戦乱の世とはいえ子供に対してみだりに血を見せたくはない。
「やってみろ、お前たち程度でどうにかできるならな」
「随分舐め腐った小娘じゃねえか……それくらいの方がいたぶり甲斐があるってモンだ!」
三人の男が、一斉に襲いかかった……。
「大した事ないな。それでよくここまで生き残れたものだ」
それは、一瞬の出来事であった。剣を手に威勢よく襲いかかってきた三人の男は、丸腰の玲綺に見事なまでにねじ伏せられてしまった。彼女は倒れている男たちに一瞥もくれず、少年に駆け寄る。
「大丈夫か?怪我は?」
片膝をついて目線を少年と同じまで下げて声を掛ける。先程の賊に対してのものとは正反対の、慈悲に溢れた声色で。
「うん……平気」
短く答える少年。どことなく玲綺に似た長いまつ毛と大きな瞳が印象的な顔立ちはすっかり強張り、小さく痩せ細った体躯は恐怖でふるふると震えている。玲綺はもうしばらく、彼の側にいてやる事にした……。
「そうか……お前も、一人なのだな」
玲綺は、少年の話を色々と聞いていた。彼は戦乱で父を亡くしてから、母と貧しいながらも支え合って生きてきた。しかしその母も病に倒れて孤児となった少年は、さっきの賊に目をつけられ売り飛ばされそうになる。それを、玲綺に助けられ今に至る……ということであった。奇しくも、母が亡くなった時期は呂布が討たれたのとほぼ同じ頃であった。
ただでさえ似た境遇の上にそうした偶然も重なり、二人は意気投合する。
「なあ、お前さえよければ……私と一緒に来ないか?」
玲綺の突然の提案に、少年は目を見開く。
「えっ、いいの?」
「ああ。知り合ったばかりで急にこんな事言われても、困るだろうが」
「ううん、すごい嬉しい!これからもずっと、一人だと思ってたからさ……」
先程まで恐怖で強張っていた少年の表情が、ぱっと明るくなる。その様子に玲綺は安堵し、凛とした顔立ちをわずかに緩ませるのだった。
街からわずかに離れた、二人が暮らすには十分に広い空き小屋。在野の女武将と孤児には途方もない値段だったが、商人との交渉の末に分割払いする条件でこれを確保。そんな新たな住まいで、玲綺と少年の新たな生活は始まった。
玲綺は地元の商人や民の依頼を受け、少年は育てた作物を売りそれぞれ日銭を稼ぐ。特に家での決まりごとはなかったが、食事は二人揃って支度し摂る事と、同じ布団で向かい合って眠る事だけは欠かさなかった。境遇も見た目もよく似た二人が支え合って生きる様子は、さながら実の姉弟のようだった。
そんなささやかな暮らしが始まってしばらく経った頃。玲綺と少年は孤独を恐れる者同士、いつものように同じ布団で寄り添って眠っていた。すると、玲綺は違和感を感じて目を覚ます。少年が、何やらうなされている様子だった。
「……ままじゃ、……ちゃう……」
囁くような呻き声は、何を言っているのかよく聞こえない。玲綺は耳を凝らしてみる。
「なんで……?寝る前に出したのに全然収まらない……こんなのバレたら、玲綺お姉ちゃんに嫌われちゃうよ……。折角また家族ができたのに……っ」
すすり泣く声に、かつての自分を重ねた玲綺。思わず声を掛ける。
「どうしたんだ、何を泣いている?」
「うわあああっ!?……玲綺お姉ちゃん、今の……聞いてたの?そんな……」
絶望に染まる少年の表情。慌てた玲綺は、狼狽する少年を何とか宥めながら事情を聞いたのだった…………。
「……なるほど。私の事を考えて変な気持ちになって自慰したものの収まらず、私に嫌われるのが怖くなって眠れなくなったと」
改めて言われると、恥ずかしさといたたまれなさでどうしようもなくなる。少年は、処刑される寸前の罪人のような面持ちでただうつむいていた。
「ごめんなさい……」
「いや、私の方こそすまなかった。お前が多感な年頃だというのをすっかり失念していた。それに、近くにいながらお前がそこまで悩んでいるのに気づいてやれなかった……」
「そんな……玲綺お姉ちゃんが謝る事じゃ……」
「そうだとしても、お前をこのまま眠れぬ体にはしておけない。お互いが健やかに生きる為に、できる事を尽くす……。それが、共に生きるということだろう?」
玲綺は少年を強く抱きしめる。その思いを受け止めるように、少年も抱き締め返した。
「お前に求められて、気付いた事がある。私も、お前が欲しいんだ……」
そう言って玲綺は、血色のいい幼い唇に勢いよく口づける。その接吻が舌と水音を交えた激しいものに変わるまでに、さして時間はかからなかった。姉弟のような二人が、一対の雄と雌に変わった瞬間だった…………。
情熱的な接吻と抱擁を交わすうちに、二人は身にまとうものをすべて脱ぎ捨てていた。鍛え抜かれた健康美と女性らしい曲線美が両立した玲綺の美しい全裸に、少年は雄としての興奮と純粋な感嘆を同時に覚える。
二人は、互いの身体に触れあってみる。玲綺の女体はこれまた筋肉と柔らかさのバランスが絶妙で、それでいて胸の真っ白な果実は質量と弾力ともに申し分なく、少年の触覚と視覚を大いに楽しませた。対する少年の肉体は、華奢ながらも力強さをまとっており、厳しい状況を必死に生きてきた事を感じさせる。その痩躯は、玲綺の庇護欲を大いに駆り立てた。
一通り玲綺の身体を堪能した少年は、いよいよ本丸に移ろうとする。秘所を濡らさないと、本番で互いに痛い思いをするというのは経験がなくとも知識として知っていた。神秘に手を伸ばそうとする少年を、他でもない玲綺が制止する。
「待ってくれ。……私は、お前と一緒に気持ちよくなりたい」
そう言って玲綺は少年を寝かせると、その顔面に後ろ向きになって跨る。陰毛がうっすら生い茂る女陰が少年の眼前に飛び込む。そして玲綺自身は、女性器を目のあたりにして勢い盛んになる欲棒と向かい合う。
「こっちの方が、共に気持ちよくなれるんじゃないか……?」
「玲綺お姉ちゃんっ……うん……!」
玲綺は幼い怒張を咥え、少年は女の花弁を味わう。同じ恥じらいを抱えながら、対等に快楽をもたらしていく。少年の舌で愛でられる花弁からは悦びの涙が流れ、玲綺の口で愛される欲棒はますます滾っていく。
しかし、初めて同士が口で互いを絶頂に導くのは流石に厳しいものがあった。顎に限界を迎え口を離してしまった玲綺は、さっきまで奉仕していた幼い逸物を見て思わず生唾を呑み込む。一丁前に情欲を主張するソレはまるで、早く玲綺の中に入りたいと訴えているようだった。彼女はおもむろに立ち上がり、今度は少年の顔を向き下腹部に跨る。口元を愛液まみれにした男の子の切ない表情に、より一層興奮が高まってしまう。
呼吸を荒げながら、いきり立つ欲棒を手に取り陰唇に宛がう。ついに訪れたその時に、二人の心蔵はけたたましく脈打つ。
「はぁっ、はぁっ……玲綺お姉ちゃん……」
「あぁ、行くぞ…………」
そう言い聞かせたのは少年に向けてか、自分に向けてか。ともあれ、蜜に溢れる膣壺は男児の先端を難なく飲み込んだ。問題は、その先にある純潔の関だ。亀頭がかち当たる感覚に、さしもの玲綺も一瞬たじろいでしまう。だが、少年とより深く繋がりたい、離したくない気持ちがその恐怖を打ち消す。玲綺は、一思いに腰を沈めた。
「んっっっ…………!」
「はぁっ……玲綺お姉ちゃんっ……。大丈夫、いたくない……?」
「あぁ…平気、だっ……」
鬼神の娘の純潔は、彼女より力も体格も数段劣る小さき孤児に捧げられた。その未熟な肉棒は膣奥にこそ至らないが、生娘だった玲綺にはかえって程よい質量だ。何よりも、心許す人のモノが自分の胎内を埋めている事への多幸感は破瓜の痛みを緩和させるに充分であった。さらなる幸福を求め、玲綺は少年の上で腰を振るう。拙い腰の動きが、確かな繋がりをより二人に実感させる。
「気持ちいい、気持ちいいっ♡玲綺おねえちゃぁんっ!キツくて…気持ちいい、よぉ……っ♡」
処女肉の圧倒的な締め付けと、愛蜜のまろやかな温もりにひたすら喘ぐ少年。そんな少年の姿を瞳に映し、玲綺の心の奥底がじんわりと温まっていく。ああ、大切な人と一心同体となる感覚のなんと尊い事か。ただでさえ抱き締めるような膣の締め付けが、離すものかとばかりにますます強くなっていく。幼い逸物には身に余る刺激に、少年は悶絶し叫ぶ。
「あ゛っ゛っ♡すごい、しまってる……っ!おちんちん、ぬけなくなっちゃう……っ゛♡」
「ああっ、すまないっ♡お前と、深く繋がってると思うと……。もう…自らを、抑えられないんだっ……♡」
腰の動きが止まり、肉棒全体が処女肉に拘束される。もはや玲綺の意思ではどうしようもなく、苛烈な媚肉の包囲陣が肉棒に襲いかかる。女を知ったばかりの少年に限界が訪れるのは、時間の問題だった。
「あぁっ、玲綺お姉ちゃんっ……待って、精子出ちゃうぅっ、はなしてぇっ!」
「あぁ、分かったっ……そのまま、中に出してくれ……!」
「えっ……?そしたら、お姉ちゃんが……」
「いいから出してくれ……お前のを、全部受け止めたいんだ……!」
そう強請りながら、腰の上下運動を再開する玲綺。少年の視界でこれでもかと躍動する引き締まった女体と美巨乳の絶景が頂を控えた彼の背中を押す。そしてそこに、膣襞の猛攻がとどめを刺した。
「あぁっ!!出ちゃう、出ちゃう♡……あぁっ、出るぅぅっ♡♡♡」
ビュルッ!ドプドプドプドプドピュウーッ!!
若すぎる奔流が、玲綺の膣内にドバドバと流し込まれる。長い射精を終えると、処女血と愛液と精液の混じり合った濃厚な汁が結合部から零れ落ちていく。
(あぁ……。私はもう、孤独ではないのだな……)
肌に温もりを、奥に熱を噛みしめながら玲綺は少年を抱きしめる。かけがえのない充足感の中、二人は深い眠りへと落ちていく…………。
身体も心も通じ合ったことで、玲綺と少年の絆はより一層強くなる。そうして、十年の月日が経った…………
「皆、帰ったぞ」
大きな依頼を終えた玲綺が、多額の報酬を入れた袋を携え私邸の門をくぐる。すっかり大人の女性となった彼女に五才ごろの女児が元気よく駆け寄り、やや遅れて八才ごろの落ち着いた女児がやってくる。いずれも、玲綺によく似た髪と瞳の色だった。
「ははうえ、おかえりなさい!」
「おかえりなさいませ」
そしてさらに、赤子を抱きかかえた青年が来た。
「お疲れ様、玲綺。無事で何よりだ」
「ああ、ただいま」
青年の労いに、玲綺は柔和な微笑みを返す。今日もまた、家族での一時を過ごせる……そんな安堵を感じる表情だった。
夫と子供達の顔を見て、玲綺は改めて決意する。乱世がどんな行く末を迎えようとも、いつまでもこの日常を守り抜こうと…………。