確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
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【2023年6月23日】
「あつし君!! あの、一緒にご飯食べませんか?」
「わかった。どこがいい?」
「屋上とかどうでしょうか?」
「いいよ? ちはる行こっか」
超かわいい巨乳美女の千春ちゃんが、俺と机を挟んで見つめ合い喋っている。
それに伴って教室のざわめきがひどくなる。
それもそのはず。基本ひとりでメロンパン咥えてる俺と、部活の友達とわいわい弁当食べてる千春ちゃんの、急に一緒にご飯を食べる約束が取り付けられているのだ。
だれもが想像することができないまさかのカップリングが爆誕したことにより、教室は軽い騒ぎとなっていたのだった。
俺としても、クラス内でアンケート取ったら普通に上位に入ってくるだろう美貌の女の子との噂が流れる分には普通に悪い気はしないし、内心にやにやしていた。
「付き合ってるのか?」
「いやそれはないでしょ」
「でも今名前で呼ばなかったか?」
「千春ちゃんって昨日あのサッカー部の人に告ってたって噂でしょ」
「でも、それならこうはならなくない?」
「フラれたところに付け込んだんじゃない?」
いい噂も悪い噂も、もう完全に余裕のある俺は寛大な心でスルーしてあげる。
にしてもみんな色恋沙汰は好きなんだね~~。高校生なんて一番素直な時期だもんなぁ、わかるわかる。
ざわめく教室から千春ちゃんと並んで一緒に出ていこうとしたところで、女の子グループに話しかけられた。
「千春~? 今日は一緒に食べないの?」
確かこの子たちは吹奏楽部の部員だったな。
千春ちゃんといつもご飯食べてるグループね。
「うん……。ごめんなさい」
「へぇ~~。昨日部活来なかったと思ったらそういうこと~~~? まさか千春が恋しちゃってるなんてねっ!」
「そうだよっ 珍しくサボったと思ったら男とはね~~」
にやにやしながら話を聞き出そうとしている卑しい女に囲まれ、千春ちゃんはどう返せばいいかわからなくなっているようだった。
ほらほらそんなに虐めないでよ、困った顔してるでしょ。
仕方ないから助け舟出してやるか。
「ごめんね~~。今日は千春ちゃん借りてくから」
「それで、紫門君って千春と付き合ってるんですか?」
「内緒だよ、な」「そうですね」
千春ちゃんと内緒のアイコンタクトを交わしながら、教室を背中に歩き始める。
後ろからは吹部の女子のひそひそ話が聞こえてくる。
「紫門君ってあんな感じだったっけ?」「ちょっと余裕ある感じでかっこいいかもっ」
うおっさいこう。もっともっと言ってくれ。
「何鼻伸ばしてるんですか?」
ほんの軽ーく肩をぶつけられた。甘い。
階段を横並びで昇り屋上につくと、あいにく綺麗な晴れ模様ではなく、曇り空であった。
でも、少しずつ暑くなってきた今の季節ならこっちの方が過ごしやすいだろう。
俺たちは屋上の一角を陣取り、向かい合わせになって弁当を開く。
「あつし君っていつもその購買部名物のメロンパン食べてますよね」
「まぁな。おいしいし、さすがに妹に弁当まで作らせるわけにはいかないからな」
いつも料理を作ってくれる妹ではあるが、早起きして弁当まで作ってもらうのは忍びなく、それで、俺は基本メロンパン、妹は友達と学食に行っている。
まぁ、なんでかおとといからお兄ちゃんの弁当作ろうか?って言われたけどよくわからないし、断った。
朝早く起こしたくもないし、俺にはメロンパンで十分だ。
「千春ちゃんの弁当おいしそっ」
「いつもお母さんが作ってくれてるんです。あつし君何か食べますか?メロンパンだと足りなくないですか?」
「俺は帰宅部だし、ろくに運動してないから大丈夫だよ。あっ、でもそのウィンナーだけもらおうかな」
断ろうとしたらちょっと悲しそうな眼をしていたのを見て急に方向転換しておいた。
さすがに悲しそうなのをスルーするのはいくらなんでも無理なのよね。
「じゃあ、あーんしてもいいですか?」
まさかの提案に、理性が俺の顔が緩むのを必死に我慢している。
でも、俺だってあーんしてほしいというか、そういう漫画みたいなシチュエーションにあこがれはあるからもちろんオッケーだぜ。
口に出して答えることは恥ずかしくてしなかったが、顎を突き出してあーんしやすいようにする。
「はいっ♡ あーん」
可愛いピンクの箸で摘ままれたウインナーをパクっと食べる。
いたって普通のウインナーのはずなのに、肉汁溢れてきてめちゃくちゃおいしい。
巨乳美少女にあーんされるなんてシチュエーションがおいしさにバフをかけてるな。
「うんっおいしい!」
「良かったぁ、美味しそうに食べてくれて。あつし君のその笑ってる顔素敵だね」
「そんなこと言われたことなかったな。ありがとう」
やべぇものすごくドキドキしてきた。
危うく俺も恋しちゃいそうになるからやめてよ、ほんとに。
あくまで俺の本命は今でもさやかで、『サーチ』能力を完成させるための女に過ぎないっていうことをちゃんと肝に銘じておかなければ。
いや銘じてるんだけどな、普通に一つ一つの動作が可愛いし、一緒に居るとなんだか気持ちが落ち着くんだよなぁ。
「今日も俺んち来るか?」
弁当を食べ終わった俺と千春ちゃんは、たわいもない会話をしながら、その流れで今日の話を聞いてみた。
俺としては、とりあえず中出しの回数を増やしとかないといけないから来てもらわないと困る。
てか、来ないならこういう風に話してる意味が無くなってしまう。
「行きたいですけど、部活2回連続で休むのはあまり……。それと、部活の後だと妹さんいらっしゃいますもんね」
「そうなんだよな。昨日も実はギリギリでさ。さすがに部活の後じゃきついか」
ぎりぎりというのは昨日の千春ちゃんとのエッチをした後、妹から
『もうすぐ帰るね~~ お店寄るから買ってほしいものある~~?』
というLINEが来たこと。
経験上こういうときは20分もあれば帰ってくるので、千春ちゃんにシャワーを浴びさせてあげる時間すらなく、とりあえず窓開けて、一通りタオルで拭いて、消臭剤かけてと隠蔽工作をしておいた。
結果、千春ちゃんを家に帰してから5分も経たずに帰ってきたので、かなり冷や汗をかいていた。
「妹さんにはバレてなかったですか?」
「あぁ……。とりあえずは大丈夫そうだったな」
昨日のサキュバスまりなから目を背きながらそう答える。
いやぁ疑惑があるあの状態であの惨劇なら、千春ちゃんと一緒に居るところ見られたらまじやばいことになりそう……。
なお、『俺の浮気に妹が気づいてる確率』はしっかりと確認済み。
操作して―17%―だったのでまぁまぁ大丈夫だとは思うけども……。
この17%なんて簡単に引いてしまうので油断は禁物。
自分の行動もその確率に影響を与えていることをよく考えておかなければ。
「んん〜それにしても困ったね。家にも気軽に呼べないし、放課後の時間も微妙だし。どっかデートにでも……。そういえば門限とかあったりする?」
「門限という感じではないですが、8時半くらいまでには帰ることにしています。家族で夜ご飯食べることになってるので」
「じゃあ、放課後一緒に過ごすのははやめとこうか。学校では一緒に居るようにするからさ」
部活終わりが7時くらいで、千春ちゃんは俺の家から帰るまで30分くらいかかるみたいな話をしていたから、時間的にかなり厳しい。
もちろん、夜ご飯に出ないって選択をさせることもできるし、俺が仄めかしたらこっちにきてくれるはず。
ここは一応確認しとくか。
『放課後呼んだら来てくれる確率』 ―78%―
まぁそうだろうな。
ただ、いつも親が仕事ばっかで家族みんなで夜ご飯食べることが無かった、そして今となっては親と離れ離れになってる俺としては、その羨ましい家庭を崩したくなかった。
双子で食べるっていうのも悪くはないけども、やっぱり家族みんなで食べるっていいことなんだよ、間違いなくさ。
もし、誰かが急にいなくなったりしたら、そんな日常すら叶わなくなるんだから。
少し千春ちゃんは悲しそうな表情で引き下がってきたが、丁寧に説明すると納得してくれた。
でもこれだと俺の中出し回数が減ってしまう。
それはそれでかなり困るんだよなぁ。
と、なるとちょっとモラル的な話を考えるとやりたくなかったけどさ……。
『放課後学校でエッチしてくれる確率』は?
―76%―
ふーん。千春ちゃんもう堕ちてんじゃんこれ。
放課後呼んだら来る確率と学校エッチに誘う確率がほとんど一緒。
まぁついでに―81%―にしとこ。
そういえば、確率操作の方も中出しした女の子には回数無制限で使えてるんだよなぁ。
中出ししたらその女の子を完全に支配したと言っても過言ではなくなってきたぞ。
「じゃあさ、かわりに部活出る前にちょっと遊ばない?気持ち良いことしようよ、ね?」
今日の最後の授業が終わるとすぐに2人は教室を抜け出し、学校のトイレの中でも利用者の少ない、別棟の男子トイレの前に来ていた。
「よし入ろうか」
「本当にここでするんですか?あの……やっぱその……」
「はいはい。もう興奮してる人が何言ってんの。さっきの授業の時、スカートの中にペン突っ込んで擦ってたのの見てたから」
「えっ?あ……あれって意外にバレてるもんなんですか?」
「いや普通は気づかないと思うよ。ぱっと見はスカートの裾掴んでるようにしか見えなかった。でも俺はさ千春ちゃんのことずっと見てて、スカートの中からペンが出てきた時はびっくりしたなぁ」
正確にいえば、怪しいと思ったタイミングで『千春ちゃんが1分以内にイク確率』を見ていたのだった。
そしたらビンゴ。授業中なら0%じゃなきゃおかしい数字が見事に5%くらいまで増えていて、感じてるのがわかったってわけ。
ちなみに+5%しといてあげた。優しい。
おそらく人差し指と親指でペンの先端の掴み方をうまいこと変えて動かしてたんだろう。
よく考えるねぇそういうこと。
授業中のオナニーの種明かしされた千春ちゃんは耳を真っ赤にして俯いてる。
とても可愛い。これが本当のギャップ萌えですか?
「でも物足りなかったでしょ?昨日もっとすごいの味わってるもんね」
俯いてる先に体を移動すると、千春ちゃんの目が不自然に大きくなった股間の辺りを捉えている。
「ほら、どうする?やる?やらない?千春ちゃんが決めて良いよ」
「……やります……」
廊下を見渡し誰もいないことを確認してから、薄汚い男子トイレの中に巨乳美少女を連れ込んだーーーー。