確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
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【2023年6月27日】
「あっそうそう。さっきのおねだり動画ちゃんと録画してるからね。ちゃんと撮れた?ちはる」
「録画ってなに!?てかちはる!?」
ゆうり先輩は俺の息子を下のお口に咥えながら、ドアの方向に目線をそらす。
追いかけるようにして俺もそっちの方を見るとそこには今部屋に入ってきた千春ちゃんの制服姿があった。
「ちゃんと撮れたよ。情けなく身体晒しておねだりしてるゆうり先輩の姿をね」
そういいながら千春はスマホの画面を見せつけてくる。
そこにはゆうり先輩が制服を着崩してしゃがみ込み、脚を開いておまんこを晒しているところが映し出されていた。
その動画を見たゆうり先輩は絶望した顔を浮かべるが、俺は腰を激しく動かし始める。
「あっ……!だめっ……動かさないでっ……!ちはる!何してるの!んっっ……」
「何してるのって、人の彼氏を寝取った悪い女を懲らしめようとしてるだけだけど?それよりも自分の身のこと考えたらどうなんですか?ほらこれ見ますか?」
画面に映る再生ボタンを押すと、更に追い打ちをかけるようにして千春のスマホからゆうり先輩の声が聞こえてきた。
『わたしのおまんこ……あつし様のおちんぽでイカせてください……』
その動画には俺に向かっておまんこを広げておねだりするゆうり先輩の姿。
ちゃんとご丁寧にスマホで撮影しているからしっかりとした音声付きだ。
最新のスマホのカメラは非情なほどに高性能で、何も処理されていないその動画の中で、おまんこのびらびらの皺一本一本が露わになった。
「やめて……。そんな撮影してるなんて知らなかったの……。てことはあなたもグルだったのね」
「もちろんそうだけど――――」
この作戦が話し合われたのは、数時間前。
昼の授業が始まる直前にその作戦を千春ちゃんから聞いた。
「これは私にとっての復讐でもあるんです。ちょっとはやり返してやらないと気が済まない。なのでゆうり先輩の裸の動画を撮って脅してやりませんか?」
学校の教室前とは思えない物騒な言葉に慌てて周りを見回す。
変にこっちをみられてなさそうだしとりあえずは大丈夫そうか?
「返答はちょっとだけ待ってくれ。考えさせて欲しい」
そう言って次の古典の授業を受けていると、スマホに千春ちゃんからのメッセージが入った。
慌てて『老害が授業中俺に当てる確率』と『老害が授業中千春ちゃんに当てる確率』を見て、どちらも一桁なのを確認してからスマホを操作する。
『ハメ撮りの件どうしますか?』
『俺としては中出しさえできれば問題ないけど、それして何をするつもり?』
向こうからのメッセージを待つ間、トーク欄があまりにヤバすぎることに気づいて吹き出しそうになってしまった。
『茉奈ちゃんを吹部に戻れるようにしようと思います。今でも楽器演奏したいって言ってましたし』
『まぁそれなら協力しても良いか。そのかわり他の人にまで飛び火するようなことはしないこと』
『わかりました。じゃあ作戦はこうしませんか……』
そうして決まった今回の作戦は、まず俺がゆうり先輩と接触。
即エッチするのではなく、少し時間を使ってから家に呼び込む。
そうすることで、真面目に部活に出ている千春ちゃんが俺の家に来るまでの時間を稼ぎ出した。
そして予想通り、俺の家でエッチするようになった先輩に物音を聞かれないように千春ちゃんが潜入。
全ての準備が整ったところで、俺がベッドの上に置いておいたスマホに合図を送る。
あとは頃合いを見て、しっかり快楽で縛りつけたところでドアの隙間から恥ずかしい動画を撮る。
突貫工事で立てた作戦にしては完全に決まった今回。
部活をサボった先輩は、真面目に出てる千春ちゃんを侮ったというわけだ。
「他の男はどうか知らないけどさ、俺はそんな簡単にちはるを裏切るようなことはしないんだよ」
「でもっ……んっ……あっ……突かないで……」
反論しようとしてくる先輩に対して更に強く腰を打ち付けると、ゆうり先輩はまた絶頂を迎えて身体を痙攣させる。
ろくに話すこともできない先輩に対して千春ちゃんがまくしたてる。
「ゆうり先輩の恥ずかしい姿拡散してもいいですか?これ部活のグループに流しちゃいますよ」
「だめっ……そんなことされたら……。わたし吹部に居られなくなる……」
「居られなくなる?茉奈ちゃんの彼氏寝取って、揉めて、そして吹部から追い出したあなたが言うセリフじゃない」
「あれは違うの。先輩に言われて……そうよ先輩が悪いの。私に寝取らせるように言ったのはあの先輩なの」
「でもお金もらってますよね?成功報酬は確か5万円でしたっけ?ちゃんと対価もらっている以上あなたにも罪はある。それどころかあなたが断ればよかっただけ。それを自分の性癖なんかのために利用するな!!」
千春ちゃんが激昂する。
今までに見たことの無いくらいに激しい剣幕だ。
俺も驚いて、腰を動かしていたのを止めてしまったほどだ。
それほどまでに千春の怒りは頂点に達していたのだろう。
彼女はそのままスマホをいじりながらゆうり先輩に問いかける。
そこには吹奏楽部のグループらしき画面が映っていた。
「そろそろ決めてもらってもいいですか?この動画をばらまかれたいか。茉奈ちゃんを吹部に戻せるように手伝うか。私は、私は、茉奈ちゃんと一緒に演奏したかっただけなの。だから……だから。早く決めろ!!!」
千春が先輩に詰め寄る。
その剣幕に先輩は気圧されて、口をパクパクさせながら答えあぐねている。
ゆうり先輩がちゃんと答えないなら、早く回答しろと言わんばかりに千春ちゃんは先輩のことを睨みつけている。
ようやく決心がついたのか、ゆうり先輩は口を開いた。
「その動画はばらまかないでください……。茉奈ちゃんのことはわたしがどうにかしますから……」
「言いましたね。あとこの動画は消さないですから守らなかったらどうなるか覚えといてくださいよ」
千春ちゃんは吐き捨てるようにして部屋を出ていく。
その表情は、やはり怒っているように見えてどこか満足げでもあった。
そして俺はというとゆうり先輩のおまんこに息子を突っ込んだままの状態で取り残されている。
どうすりゃいいんだよこの空気……。
動こうにも動きにくいその状況の中に、くるりと戻ってきた千春ちゃんにこう囁かれた。
「あつし君。さっさとその女に出したら一緒にエッチしましょうね。それかこの女にラブラブなの見せつけちゃいますか?」
俺もこの先輩とのエッチには気持ちが入りきらない部分もあったから、その分を千春ちゃんの方に向けることにしよう。
「そうするか。じゃあちょっと待っといてね。すぐ中出ししとくから」
「ごめんなさい……中にだけは……。許してください……」
しばらく放心状態だった先輩だが、やがて俺の方に顔を向けて懇願してくる。
その目には涙が溜まっており、顔はぐちゃぐちゃになっていた。
その姿はあまりにも惨めで見るに耐えなく、勢いを失った彼女の身体はとても小さく見えた。
「彼氏寝取った罰だから。それくらい受け入れれば?」
何かごみを見ているかのような表情を浮かべそう言い放つ千春ちゃんの前で俺はさっさと精液出してやろうと何も考えずに腰を振る。
「あっ……ごめんなさい……んっ……許して……ゆるして……」
流石に悪行三昧のゆうり先輩の懇願には耳を傾ける気にもならず、とりあえず中出しのカウントだけ進めるべく奥に突き立てる。
千春ちゃんの時は、都合の良いセフレにでもしてやろうとか思ってたけど、実際にはそんな風に扱わなかったし、扱えなかった。
彼女の純情な性格を俺は好きになったから。
ちょっと今回のやつでその評価も改めつつあるけれども、それでも俺の中では大切にしていきたい存在。
ただこの女はどうだ?
自分の性癖かなんなのかは知らないけれども、他人の彼氏を寝取り、他人に迷惑をかける。
千春ちゃんの友達とも問題を起こした。
流石に擁護できないし、はっきり言って俺とは合わない存在。
こっちは利用するだけしてやろうと思ってたけど、利用するのも嫌になるレベル。
セフレにでもしてやろうと思ったけどそれもやめとくかな。
「そろそろ出すから」
「中だけはやめてください……。お願い……んっっ………ぁあぁっ……」
その話を全く聞かず、俺は無責任に精子を先輩のおまんこの中に流し込む。
『妊娠する確率』 ―0%―
まぁこれで無責任ってわけでも無いんだけれどもね。
これで俺はこれ以上関わらないことにしようかな。
あとは千春ちゃんにでも任せといてだな。
おまんこから精子をだらっと流している先輩を余所に、俺は小声で隣にいた千春ちゃんに話しかける。
一応エッチしてたときに気になったことだけ聞いてみようと思う。
「なぁ。ちはるは、私の彼氏寝取ったとか言ってたけど、そもそも俺ら本当のカップルじゃ――――いてててて」
「今なんて言いました?」
ぁぁぁこわいいいぃ
その人をも殺せそうな目やめて……。
「今はカップルの振りしてますし、それにこの女連れ込めたのは私のおかげですよね?」
「そうです」
「じゃあ私へのご褒美でこれからもカップルやりましょうね?」
今回に関しては、みんなの前でカップルするようになったのも、ゆうり先輩とやったのも全部千春ちゃんの手のひらの上のような気がするんだけれど……。
俺目線余計なトラブルに巻き込まれてるし……。
でも悪魔の件含めて俺が先に巻き込んでるから、負い目があって断れないんだよね……。
「わかったわかった。そのかわり俺が好きなのは怖い顔してるちはるじゃなくて、やさしく包み込むような笑顔のちはるだからな。笑顔見せてよ」
「じゃあキスしてくれたら笑顔になっちゃうかも」
そう言って俺の口を無理やり塞いでくる千春ちゃん。
さっきまでの怒りはどこへ行ったのやら、鋭かった目がトロンといつもの素直で明るい彼女の目に戻っていた。
唇に軽く優しくキスをしてあげると、すぐに彼女は笑顔になる。
そんな笑顔の彼女に今度は俺の方から口を塞ぐ。
舌を千春ちゃんの口の中に滑り込ませ、くちゅくちゅと音を立てながら彼女のお口の中を味わう。
すると千春ちゃんも俺の口の中に舌を入れ、お互いの涎を交換し合うかのように激しいキスを交わす。
しばらくそうやって楽しんでいると、ふとゆうり先輩の方に目線をやると、そこには俺たちをうつろな目で見つめる彼女の顔があった。
千春ちゃんが自ら絡めていた舌をほどき、ゆうり先輩の方を向きなおしてこう言い放つ。
「これで分かったでしょ。あつし君は私の大切な大切な彼氏なの。あなたなんかに寝取れるような関係じゃないから。これに懲りて人の彼氏寝取るのやめたら?」
千春ちゃんの言葉が刺さったのか、はたまたもう放心状態だったのか、ゆうり先輩の口から悲しげな一言が漏れてきた。
「あぁぁぁぁ……あの時と同じ。男はそうやって逃げていく……わたしに価値なんてないから……」