確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
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【2023年6月27日】
「あつし君おかえりなさい」
「おにいちゃん!お帰り!って誰その女。はぁ、また他の女連れてきたの?」
玄関にまでわざわざ出迎えに来た女の子2人は、もちろん千春ちゃんと妹のまりな。
その2人の視線は、図らずも同じ俺の後ろにいる人物に当たっている。
「ちょっとまりなは黙っとこうか」
「おにいちゃん帰ってくるの遅かったから心配だったのに、何よその言い方」
「ちょっとお兄ちゃんは先輩とお話しするから、まりなは来ないでね」
突然の来室拒否に口をとんがらせて不快感を露わにする妹。
そんな彼女を無視して俺は連れ帰ってきたゆうり先輩を俺の部屋にあげる。
何やら言いたげな妹のことを千春ちゃんに押し付け、部屋の引き戸に荷物を挟み、外から開けられないようにしておいた。
千春ちゃんには、帰ってくる前に事の顛末をメッセージで送ったのでおそらく大丈夫だろう。
扉をドンドン叩いてうるさい妹は心配ではあるが、そのうち千春ちゃんが何とかしてくれるはず。
そんな外の様子は置いておき、改めて俺の部屋を見渡すと、散らかったまま出て行ったはずのベッドが綺麗にセットされていた。
どうやら千春ちゃんかまりなが綺麗にしておいてくれたようだ。
そんなベットにゆうり先輩は再び腰を下ろしているのだが、その表情は強気とは程遠く萎れたような表情をしている。
今は彼女のことを助けてあげる。
それを第一優先に考えなくちゃいけない。
さっき公園で『ゆうり先輩の新しい価値観を作ってあげれる』って大見得は切ったものの、そんな単純な話ではない。
この問題の根底にあるのはトラウマにもなりかねない、いやなっている性行為に対する価値観の破壊。
15歳の時に負った傷の大きさはとてつもなく大きいことは、俺もさやかにフラれた時に味わった。
正直言えば俺が何かできるレベルの話ではないのかもしれない。
でも、それでも、ここまで関わってしまった以上は彼女のことを救い上げてあげたい。
今彼女に対して、悪循環から救い上げる事のできる能力は俺にしかない。
心を落ち着かせ、ふーっと一息つく。
そして覚悟を決める。
セックスのトラウマはセックスでしか解消されない。
セックスが手段でしかない悲しい価値観を、セックスが心と体に快楽と、そして安らぎをもたらすような心地のいいものへと、変化させて見せる。
その覚悟を持って、俺はゆうり先輩とひとつになろうとする。
「先輩。だいぶ落ち着いてきましたか?」
「うん……」
「さっき言った通り、先輩の新しい価値観を生み出したいと思っています。そのためには今までみたいな自分が主導権を握るようなことはやめて欲しいんです」
「わかった……。あつし君の言うとおりしてみます……」
「じゃあキスするよ。先輩は本当に自分から舌を動かしたくなった時だけ動かしてね」
緊張で強張っている体をほぐすつもりで、軽く唇を重ねていく。
そして優しくねちっこく舌を絡ませてあげるだけで、彼女の唇は緩み始めたのがわかった。
ゆっくりとその隙間から彼女の口内へ侵入していき、まずは優しく何度も舌を絡めていく。
水が低い方へと流れていくように、ごくごく自然に、無意識に行われていく行為としてのキス。
さっきの快楽を押し付けるキスではなく、快楽を2人で分け与えるキス。
お互いの唾液が混ざり合い、くちゅっといやらしい音が部屋に響き渡る中、彼女の強張ったような身体からスルスルッと力が抜けていく。
さっきまでの表情の薄い状態ではなく、生気を取り戻しトロンとした目になって完全にリラックスした姿を見せてくれるようになった。
「っんあぁ……キスきもちいぃ♡キスってこんなに気持ちがいいものだったんだね……」
「先輩は気持ち良いってことだけイメージしといてくださいね。今の先輩、とてもエッチで可愛いですよ」
相手をどうにかして気持ちよくさせないと、って言う強迫観念に苛まれたキスなど気持ちのいいはずがない。
お互いの呼吸を合わせ、お互いのペースでゆっくり絡ませ合う。
「目を閉じて本能に任せたキスしましょう」
人間に元々備わっている3つの欲望のうちの一つを、理性という枷から解放させて、本能のままに快楽を傍受する。
結局のところ、無意識のうちにすることこそが最も自然で気持ちの良いキスなのだ。
優しく彼女の頭を撫でてあげると、嬉しそうに笑みを浮かべてくれた。
変に欲情させようとした表情ではなく、彼女自身が持つ魅力がナチュラルに現れたような笑顔。
見れば見るほど本当に可愛らしい人だ……。
俺はキスを続ける中で、ゆっくりと着ている制服の中に手を入れていく。
ゆうり先輩はビクッと身体を震わせたあと、顔を真っ赤にしながらも抵抗せずに受け入れてくれる。
首筋から鎖骨へとゆっくりとゆっくりと撫でていきながら、ブラを外す。
そして制服のボタンを一つずつ外していき、ゆうり先輩の上半身が露わになった。
さっきはあんなに妖艶にこちらを誘っていたのに、今では顔を真っ赤にして両腕で胸を隠し、恥ずかしそうにしている姿は本当に愛らしい……。
ある種彼女はセックスのことを、何か仕事のような扱い方をしていたのかもしれない。
それこそ風俗のような感じだろうか。
彼女の場合だと、お金のためではなく自分の価値を確かめるためではあるが。
でも今はそんなことを全くもって考える必要がない。
彼女は今、本来の素直な高校2年生として、男とのこういう行為に慣れておらず初々しく恥ずかしがるような反応をしているように思える。
そんな姿を見ていると、俺の心が徐々に温まっていく感覚がしてくる。
もっと彼女を本来あるべきだった彼女へと生まれ変わらせてあげたいという想いがどんどん強くなっていく。
その想いをブラを外した彼女の胸に手を当て、柔らかな胸の形を優しく変えながら揉んでいく。
胸をこう優しく揉むことができる男が果たしてどれだけいるのか……。
俺だって最初は強く激しく揉んでしまっていた。
でも俺の能力を使いこなすことで女の子をイカせてあげた時に気づいた。
必ずしも俺の想像が女の子にとっては一番ではないってことに。
手マンするときは、ガシガシするのではなく優しく。
おっぱいを揉むときは優しくフェザータッチで。
この能力を持った相乗効果なのか、俺は根本的にセックスに対する認識を改めることになった。
優しく、相手を思ってする行為が、こんなにも心が満たされる行為を教えてくれるとは思わなかった。
これを今度は先輩に向けて教えてあげるように。
他の男たちとは明確に違う、本当のセックスというものを伝えてあげるように意識する。
胸の形を変えていくたびに、彼女の口から甘い吐息と声が漏れはじめる。
そしておっぱいを軽く触り始めてから時間がさほどたっていないのにもかかわらず、乳首は勃起していた。
その乳首を指先で優しく押しつぶすように刺激するたびに、彼女は気持ちよさそうな反応をしてくれる。
「先輩のおっぱいきれいだね」
「あっっ……♡ っん……♡ あつし君に言われると嬉しい……。なんか本音で褒めてる気がしてきて……。素直に受け取っちゃうな……」
先輩の甘い吐息を全身に浴びながら、彼女の胸全体を揉むようにしてゆっくりと刺激していく。
そして今度は胸の先端には直接触れずに乳輪部分だけを丹念に焦らすように揉みこんでいく。
時折、乳輪をきゅっと絞るようにつまんだり、指の腹でクリクリと撫でまわしたりするたびに彼女は身体をビクッと震わせる。
その反応がとても可愛くて愛おしくてもっともっと彼女を気持ちよくしてあげたいという気持ちが強くなっていく。
胸への愛撫はここまでにしておき、俺は彼女のパンツへと手を伸ばす。
それに気づいた先輩は僅かに抵抗するふりを見せながら、腰を少しだけ浮かせていた。
その際に彼女の股間からはネットリとした液体が糸を引いているのが見えた。
まずは鼠径部から大陰唇にかけてをゆっくりと舐める。
それだけで、先輩の腰が上下に揺れて、視界の端にある大きなおっぱいもプルンプルンに揺れている。
女の子の性感帯を目覚めさせるには、外側からじんわりと期待させつつ焦らしていくのが良い。
「きもちいぃ……♡」
舌の動きに合わせて、身体をくねらせ、ベッドシーツと擦れあう音がさわさわと聞こえる。
そんな彼女の脚を大きく開かせ、より深く舐められる体勢へと動かしていく。
今度は大陰唇の谷間に沿って舌を這わせていき、その上にあるぷっくりと膨らんだクリトリスへと舌を伸ばしていく。
そこを優しく舐め上げながら、彼女の表情をみる。
目をとろんとさせながらも快楽に身をゆだねきっている先輩はとても綺麗で可愛らしかった。
「あつし君の舌……やさしいっ……♡」
「ゆっくりでも十分気持ちいいでしょ。ゆっくり、もっと気持ち良くなる準備をしようね」
そんな先輩を見つめながらゆっくりとクリトリスを舐めあげていく。
そのたびに先輩の体はビクンビクンと痙攣するかのように震える。
「舐める強さはこれくらいがいい?弱くする?強くする?」
「これくらいで……ちょうどいいよ……」
そう言いながら俺の頭を軽く後ろから押してくる。
その行為は、俺にもっと舐めてと言っているようで……彼女のクリトリスを何度も何度も舌で刺激していく。
その内にすっかりとほぐれた膣穴の中に、優しく中指を挿入していく。
同時に『先輩が1分以内にイク確率』を表示させ、さっき見つけた性感帯の復習をしていく。
少し奥まったところにあるGスポットは、さっきは少し強めに押し込まないと反応してくれなかったが、十分にほぐしておいたおかげかそこまで力を入れずとも反応を返してくれている。
「ここ、気持ちいいでしょ?」
そう聞くと彼女はほんの少しだけ、うんと頷いた。
いつもならここでイカせようと少しスピードを上げるのだが、今回はゆっくりじんわりと責めていく。
ここで彼女の身体が持っている本来の快楽を知ってもらうために。
1分でイクかどうかなんて関係ない。
1分よりももっと長い未来のために、彼女の身体に確実に刻み込むために焦らしながら少しずつだが確実に教え込んでいく。
「だめぇぇ……♡こんなのしらない……♡♡」
「大丈夫。もっと気持ちよくなれるよ」
そう囁きながら人差し指を挿入して、2つの指でよりGスポットをトントントンと押し上げていく。
彼女は何度も体を大きく痙攣させながら、ベットシーツを掴みながら押し寄せてくる快感に耐えているようだった。
優しくマッサージをしていくような感覚で、おまんこの中をひたすらにほぐしていく。
「そろそろ挿れてみよっか」
軽く撫でるように膣壁をさすっただけで反応を返してくれるほどにほぐしておいたところで俺はそう告げた。
「はい……♡ 挿れてください……♡」
彼女は小さな声でそう告げながら、目をトロンとさせながら自ら足を大きく開いてくれていた。
そして俺はその間に腰を下ろし、彼女のおまんこへとそっとあてがう。
彼女の割れ目にあてがった瞬間に、ずぽずぽと飲み込まれるように中へと入っていった。
「んっ……♡ はぁ……♡ すごい……♡」
身体中に熱を帯びた先輩の膣はありえないほどに発熱し、柔らかく包み込んでくるようで気持ちよかった。
先輩の左手を俺の右手と、先輩の右手を俺の左手とに繋ぎ合わせ、お互いの指が交互に並ぶ。
まるで恋人同士が愛を確かめ合うようなそんな光景。
今はゆうり先輩の新しい価値観を生み出すための光景。
「先輩動かしてもいい?」
「先輩じゃなくて……名前……呼んで……」
「ゆうり。ゆうり、動かすよ」
「うん……♡ あつし君の来て……♡♡」
お互いがお互いの存在を確かめ合うように見つめ合い、ゆっくりと腰を振り始める。
先輩の身体へと俺の股間を打ち付けるたびに、んっ……♡あぁっ……♡といやらしい音が鳴り響く。
彼女は今まででは決して得られなかったであろう心からの快感を、少しずつ受け入れて甘い吐息を吐き出している。
そして俺を見つめる瞳はとても温かで心地のいいものだった。
彼女の膣はあまりにも柔らかく優しく包み込んでくるようでとても気持ちがいい……。
相手に快楽を与えていくたびに、俺も快楽の沼に一緒にはまり込んでいく。
もはや、先輩も俺もただ相手の存在を確かめるだけの行為に没頭する。
そんな激しい行為をゆっくりと焦らすように交わらせていく……。
俺は先輩と両手を繋ぎ合わせたまま、ピストンを一旦止めると今度は先輩が俺の首に腕をまわしてくる。
そしてどちらからということもなくキスをする。優しくお互いの愛情を確かめ合うかのようなそんなキスをお互いにして、お互いの顔を見て笑いあう……。
目が合うときに彼女が優しく微笑んでくれているのがうれしくて、それだけで心がホッコリとするのを感じた……。
そうして、またゆっくりとピストンを再開させる。
俺はよりいっそう先輩へと意識を集中させていく。
俺は腰を振りながらもゆうり先輩のクリトリスを優しく円を描くようにこねくり回した。
彼女は今までで1番大きな声で反応し、膣内も激しく痙攣しながら締め上げてくるのがよく分かった。
「あつし君イキそう……♡♡これダメっ……♡」
「じゃあ一緒にね」
俺は彼女の身体を起こし、優しいハグをした。
そしてゆっくりと腰を動かし、じわじわと射精の準備に俺の息子が入っていることを感じ取る。
その温かい感覚を彼女の膣内にゆっくりと擦りつけていく。
そしてお互いがお互いの存在を確かめ合うように、ぎゅっと強く抱き合い、耳元で囁きあう。
彼女は小さな喘ぎ声を漏らしながらビクビクと痙攣を繰り返しており、俺はそんな彼女の背中を優しくさすってあげる。
そんな時間が2,3分ほど続いただろうか……。
「そろそろ出すよ。ゆうり、今気持ちいい?」
「あっ……んんっ……♡きもちいいっ♡♡えっちきもちいいっ♡♡」
「最後に一番気持ちいいの、一緒に気持ち良くなろ」
「あっそこだめっ♡♡♡きもちっ♡♡いくっ♡♡」
俺は最後の一突きを先輩の一番奥へと押し付けた。
それと同時に、俺のモノが先輩の中でビクビクと大きく跳ね上がる感覚がする。
2度3度何度も小さく痙攣を繰り返しながらも、膣壁はそれを必死に搾り取るかのようにギュッと強く締め付ける動きをしていた……。
そしてお互いが力を抜いて抱き合ったままベッドへと倒れ込むように横になる。
「どうだった?何か新しい価値観見つかった?」
俺は先輩の頭を優しく撫でながらそう問いかける。
すると彼女は、ふふっと笑いはじめ、俺に向かってこう言った。
「一つだけ分かったことがあるの。あつし君とのセックスが人生で一番気持ちよかった。もっとはやく出会えたらよかったなぁ……♡」
「そういうことじゃないんだよなぁ」
でも彼女のその言葉は嘘偽りのない本心で言ってくれているのがはっきりとわかって、俺の価値が上がっているように思えた。
決して自分の価値の為に相手を利用しているのではなく、相手の為に尽くしたからこそ生まれる自分の価値。
達成感からくる自信。
これが正しい自己肯定感の上げ方だなぁとも思うのであった。
「もう他の人とエッチするのやめるね。こんなに心が満たされて、こんなに気持ちがいいものだって知ってしまったらもう戻れない。だから、これからもよろしくね。あつし君」
「仕方ないから受け入れてあげます。よろしくお願いします、ゆうり先輩」
2人は顔を見合わせて少し微笑むと、どちらともなく唇を突き合わせた――――。
「じゃあ、あつし君。また明日ね」
「遅くなったので気をつけてくださいね」
いつになく晴れやかな表情で家を後にするゆうり先輩を見届けると、そこには待ち構えていたように2人の女の子が立ち塞がっていた。
「さっきまで随分とお楽しみでしたね、おにいちゃん。まさか妹の私にしてくれないなんてことはないでしょうね?」
「あつし君。彼女の私には、もっともっと気持ちいいエッチしてくれますよね?」
「あのな、そもそも兄妹じゃエッチなんてやったらダメだし、千春ちゃんは彼女じゃない……いててててて」
お怒りモードの女子2人に両腕を引っ張られ、自室のベットに連れ込まれた。
「今日何時間エッチをお預けされてるかわかりますか?先輩を作戦通りに嵌めて、やっとエッチできると思ったらどっかに走っていくし、やっと帰ってきそうかと思ったらなんでかまたゆうり先輩と始めるし。もう何回女の子を待たせたら気が済むんですか?」
「まぁそれは色々事情があるし、仕方ないっちゃ仕方ないでしょ。そもそもこんな作戦やらなければ……ね?」
千春ちゃんは白い目で見てきているが、見て見ぬ振りをする。
こういう時は知らぬが勝ちだ。
「おにいちゃんいつもはあんなに優しくしないくせに、あの女には甘ったるい空気出して。あーーきもちわるぅ」
わざとらしく両腕を擦るようなジェスチャーをしながら白い目を向けてくるまりな。
「それはまりながいつも早くとか激しくとか言うからだろ?別にああいうのが好きならそうするって」
「そうとは言ってない!とにかく、今からおにいちゃんと3人でエッチするから!2人とも満足するまで腰を振り続けること良い?」
なんでそんなことしないといけないんだよ。
ちょっとは気持ちの切り替え時間欲しいね……。
「はぁ」
「返事は?」
「はい。仰せのままに」
結局女の子には逆らえずにこうなるんだから……。
男っていうのはなんて弱っちい生き物なんだが。
その後この家には日付が変わる間近まで、嬌声が鳴り響いたのであった。