確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
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【2023年6月29日】
突き刺すような暑い日差しの中を陰に隠れるように並んで歩く。
この2週間で、いつもの学校からの通りを女の子と歩いて帰るなんて何回目なんだろうか。
中3の頃にさやかと仲違いになってからというもの、そういうことには無縁だったはずの俺が、気づけばいろんな女子と帰っているというのが人生の不確定性を引き立てる。
俺の今の状況を、果たしてすべてを知っている神様がいたとして正確に予想できていたのだろうか。
これすらも決められていた未来だったのだろうか。
こんな波乱万丈の毎日が計算されていたのなら、この話を考えついたシナリオライターは暇を持て余した超絶捻くれた奴だなと思ってしまう。
こういう風にどうでもいいことを考えてしまうのは、今の現実から少し視線を背けたいから。
正直なことを言えば、ほとんど何も知らない相手と今からエッチするということを確約していた状態で一緒に歩いているというのは、本当に気まずい。
何を話せばいいのかさっぱりだ。
根本的に女の子との距離の詰め方を学ばずに、極端な応用だけやってしまっていたようだ。
隣で歩いている彩音ちゃんを横目で見ると、向こうも向こうで緊張しているのかもじもじと歩いていた。
親友の兄とはいえ、よく知らない人と浮気するという状態で平常心を保てているはずがない。
それでもやっぱりこの気まずい沈黙がどうにかできるわけでもなかった。
このまま2人で黙ったまま歩いていれば、後5分くらいで自分の家に着きそうだ。
どうにか打開策を考えないとと考えているところで、そんな状況に終止符を打ったのは彩音ちゃんのほうだった。
「あのー。おにいさん?」
「ん?どうかした?」
「いや、あのですね……。まだちょっと不安というかー、なんというかー」
彩音ちゃんはそう言うと立ち止まって、少し気まずそうに俺の顔を見た。
その表情は心なしか緊張しているようにも見えるし、これからの期待の色が混じっているようにも見えた。
「その不安っていうのは……」
「んーとですね……。私の彼氏いっつも力いっぱいやってくるんです。痛いのを思い出しちゃって、ちょっと怖いかもです……」
「ん。そういうことか。それなら心配しないで俺に任せといて。絶対に痛い思いはさせないから」
俺はその彼氏と同じことを彩音ちゃんにするつもりは毛頭ない。
自分の持っている能力を最大限発揮すれば、おのずとその子にフィットした責め方ができる。
そこには、時に快楽に類する痛みはあれど、苦痛に結びつく痛みは存在しないはず。
彼女の中に痛みがエッチと結びついてしまっているのであれば、その結び目をほどいてあげたい。
「安心していいよ。優しくするし、怖くもならないようにしてあげるから」
俺の答えに彩音ちゃんは安心してくれたのか、その顔にはいつもの笑顔が戻っていた。
「あやねちゃん。ちょっと待っててね」
家の前に到着した俺は、彩音ちゃんを自分の部屋にあげて、とりあえず彩音ちゃんをベットのふちに座らせた。
そしてキッチンからオレンジジュースとコップを持ってくる。
なんでこんなに心拍数上がってるんだろうか。
自分の部屋に女の子をあげてるなんて最近何度もしているはずなのになんだか緊張してしまう。
彩音ちゃんと顔を合わせる前に、ほんの一呼吸おいてから気持ちを落ち着かせる。
「あやねちゃん、緊張してる?」
「はい……」
「ここまで来てあれだけれど、もし何か不安ならやめても良いからね。あやねちゃんに無理強いはしたくないし」
緊張を覆い隠すように出てきた言葉は半分責任を放り投げるような言葉だった。
女の子にとってエッチは本当に大切な人とするものだ。
一線を越えることによって彼女にとって大切な人を一人失うことにもなりかねない。
そんなのは嫌だし、もし彩音ちゃんが彼氏とのエッチに満足できていないというのであれば、本当なら俺なんかとヤらずに彼氏ときっちり話し合った上で解消していくべきなのだ。
俺が今しているのはあくまで彩音ちゃんからの誘いではあるけども、最終的にどうするか決めるのは彼女自身。
俺は女の子の嫌がることは絶対にしたくない。
ということを俺は建前にしておきたいという気持ちがあった。
勿論本心的にはそういう思いもあるのではあるが、一線を越えた相手をやすやすともう一度返してあげるなんてことは、今置かれている状況的にも、一人の男としてもできない相談なのだ。
だからこそ、しっかりと確認しておく必要があった。
俺が何をしても許される免罪符を。
善悪混じった最終確認に、少しだけ思いつめた表情を作った彩音ちゃんは意を決したように俺の顔を見た。
「おにいさん……。おねがいします……」
それは今まで見た彩音ちゃんのどんな表情よりも凜々しく、そして美しく見えた。
やっぱりこの子はかわいく綺麗で美しい心を持っているんだと再確認した。
そして、そんな彼女を今から自分のものにするのだ。
そう思うと心臓の鼓動は早くなり、口の中が乾いていくのを感じた。
でも同時に抑えきれない高揚感に包まれもしていた。
どこからか湧いてきた相反する感情に支配される。
そんな感情を押さえつけるようにゆっくり瞼を閉じて、そして開く。
それから俺は彩音ちゃんの頭の上にそっと手を置いた。
その瞬間に彼女の身体が少しビクンと跳ねる。
なんだか小動物みたいでかわいいなと思いながら、ゆっくりと彼女の頭に触れている手を動かしていった。
そして撫でてあげるたびに彼女の身体がピクッと反応を示すのが面白くて、ついつい撫でるのを続けてしまう。
頭頂部から耳の方へ、そしてうなじへ。
最初のうちこそくすぐったそうにしていた彩音ちゃんだったが、撫でられるうちに緊張がほぐれてきたようで、段々と身体の力が抜けていっているのが見て取れた。
すりすりと首筋をなぞりながら、ゆっくりと彼女との距離を詰める。
彩音ちゃんの綺麗な瞳の中に俺の姿が見えるくらいまで近づくと、その瞳がぎゅっと閉じられる。
チュっ――――。
そのタイミングを見計らって、俺はキスをした。
ほんの数秒だけ唇を合わせた後、ゆっくりと顔を離すと頬を赤らめ、瞳は潤み、プクッと厚みのあるピンク色の唇が半開きになっている。
軽く触れるだけのキスだったが、明確に一線を越えたと俺と彩音ちゃんの共通認識となるには、それで十分だった。
「おにいさん……これ好き……」
そして俺はそのまま手をうなじから背中の方へ滑らせていき、彼女の着ている薄手のキャミソール越しに肩甲骨を撫でた。
指でなぞるようにして触ると、彩音ちゃんからわずかに声が上がった。
それに気をよくした俺はさらに優しく優しく背中をなぞり始めた。
しっかりと指を背中のラインに沿わせるように、そしてその真ん中から少し下のあたりに二本の線を引くようになぞっていく。
痛いのが印象にあるというのなら、その逆をしっかりと攻めていく。
女の子は優しく丁寧に扱うこと。
確実に彼氏とは違った触り方に戸惑っている彩音ちゃんだったが、最初に言っていたような痛い思いは現状はしていない様子だった。
今度は肩甲骨から首の付け根にかけて身体の側面を確かめるようにツーっとなぞり上げる。
それにピクピクと反応を示す彩音ちゃんだったが、嫌がっている素振りはなく、むしろ心地よさそうにしている。
背中を一通り撫で上げた俺は、腰のあたりを撫でてあげると、彩音ちゃんから声が上がる。
「ん……、おにいさんの手やさし……」
撫でるたびに声を漏らして反応してくれるので、こちらもついつい楽しくなってしまう。
そのまま撫でまわしていると彩音ちゃんは息遣いが少し荒くなっている。
「おにいさん……。なんか変な感じです。背中触られただけなのに、なぜかムズムズしちゃいます……」
「それは正しい反応だよ。女の子はゆっくり時間をかけてほぐしていくことで気持ち良くなれるんだ」
「彼氏はいきなり胸触ってきたりするからさー。痛いだけだったの。でも」
「でも?」
「今おにいさんに触られたら、すごく気持ちよさそう……。優しく触ってください……」
「わかった。できる限り優しく触るけど痛かったらちゃんと言うんだよ」
俺がそういうと彩音ちゃんはこくりと頷いた。
それと同時に、彼女の制服の上からほんの少しのふくらみをゆっくりと触る。
「うぁ……」
彩音ちゃんの口から声が漏れる。
まだ触るか触らないかというレベルだったけれども、それでも十分に感じられるほど彩音ちゃんのおっぱいはしっかりとした弾力を持っていた。
ぷにぷにと、指で押すたびに形を変えるおっぱいを丁寧に撫でるように触っていく。
「あやねちゃん、痛くない?」
「だいじょうぶ……です」
緊張がほぐれてきたからか、その声はさらに甘えたものになっているような気がする。
「服の上からじゃなくて直に触ってほしい?」
と聞いてみると、彩音ちゃんはコクリと頷いた。
俺が制服のボタンに手をかけたところで彩音ちゃんは少し戸惑うように顔を下に向けたが、それでも逃げずにされるがままになっていた。
ボタンを外すのと同時にキャミソールを脱がせる。
目の前に現れた黒のブラジャーに包まれたおっぱいは、制服を着ていた時より大きく見えた気がした。
「ブラジャー可愛くて似合ってるよ」
「普段使いのなのであんまり見ないでくださいー。おにいさんに見られるの恥ずかしい……」
「これでもかわいいのに、もっとかわいいのあるの?じゃあ次はそれ見せてね」
「次……。着てきます……」
彩音ちゃんの身体がぎゅっと押し付けられる。
その仕草も、その顔も、やっぱり可愛い以外の言葉が見つからない。
「じゃああやねちゃん。ブラ外してもいい?」
「うん……、いいですよ」
許可を得て腕を後ろ手に回してホックを外してあげると、締め付けから解放されたおっぱいと、中央にぷっくりと顔を出すさくらんぼのような乳首が露わになる。
俺はそれを右手で包み込むようにして触ると、布越しとは違った柔らかさを感じる。
「気持ちいい?」
「きもちいいです……」
どうやら痛いという反応はないようだったので安心した。
彩音ちゃんのおっぱいをじっくりと観察するように触っていく。
「あっ……。んんっ……。やさしぃ……」
手の平に伝わってくるのは、彼女の体温。そして張りのある柔らかさだ。
ただ触るだけじゃなく、緩急をつけてあげることも忘れないように揉んであげると、それに呼応するように彼女の口から息が漏れてきていた。
「は、……はぁ……」
彩音ちゃんの顔はとてもリラックスしていて、完全に心を許してくれている様子だった。
彼女の緊張がほぐれているのと、快感を得られているのを確かめて、俺は次のステップへと進むことにした。
「下の方触るよ。嫌だったら言ってね」
彩音ちゃんは頷いてくれたので、俺はスカートの中に手を突っ込み、ショーツの上から彩音ちゃんの大事なところを触った。
じんわりと湿っているのが指の先から感じてくる。
「ん……っ」
一瞬ビクンと反応するが、逃げるような様子はなく俺の指の動きを受け入れていた。
「あやねちゃん気持ちいい?」
「うん……。彼氏とは全然違うしー、自分で触るよりもなんだかふわふわしてきもちいい……」
「それは良かった。じゃあもっと気持ちいいことしようね」
「うん……、お願いします……」
彩音ちゃんの言葉を聞いて俺は彼女のショーツのクロッチ部分に指を這わせる。
そしてそのまま上から下へと擦るように触っていく。
すると彩音ちゃんの口からは小さな嬌声が上がるようになる。
「あ……っん……、あっ」
俺もだいぶ興奮しているからか、その手の動きも自然と早くなっていく。
それでも彩音ちゃんが痛がるような仕草や声はない。
そしてしばらく擦っている内に、どんどんと水気が増してくる。
それに比例するように彼女の声も大きくなっていく。
彩音ちゃんの顔には少しずつ余裕がなくなってきていた。
しかし、まだ大丈夫そうだったので俺はそのまま触り続けていく。
するといよいよ限界が訪れたようで、彩音ちゃんは俺にもたれかかってきた。
「おにいさん……。なんか身体がふわふわしてきた……」
今までにない感覚だったんだろう。
突然身体が浮いたような感じになって、自分が自分でないような気持ちになったそうだ。
「それは順調に準備できてきている証拠だよ。彼氏との時はこんな風にならなかったの?」
「うん。彼氏との時は痛いだけでー全然違った……。なんか身体の奥からなにかがぎゅって込み上げてふわっと浮いてる感覚がしたの……」
反応を見るに浅イキかなと思っていたのだが、彩音ちゃんはそれすらも経験がなかったようだ。
彼氏はこんなかわいい子に何をやっているんだと憤るとともに、俺の色に染められるという興奮もある。
「それがイクって感覚だよ」
「いく……?今のがそうなんだー……」
「うん、さっき彩音ちゃんが言ったみたいな気持ちいいのがいっぱいになって溢れちゃう感じかな。でももっと気持ち良くなれるはずだよ」
「もっと……」
俺は彩音ちゃんをベッドへ寝かせてスカートを脱がせた。
そしてブラジャーと揃った柄の下着を横にずらしゆっくりと指を差し込んでいこうとする。
それと同時にいつものあれを発動させる。
『あやねちゃんが1分以内にイク確率』
―0%―
――――え?
「おにいさんやめてっ!いたい。いたいのっ!!」