確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
【2023年7月8日】
2人はあつしの部屋のベッドの上で向かい合って座り、優しくゆったりとした時の流れの中でキスをしていた。
「ふっ♡ふっ……♡あつしく……んぅっ♡」
悠里の目は少し潤んでおり、長いまつげが色っぽく乱れ発情した雌犬のような蕩けた表情を浮かべている。
あつしは悠里の頭を優しく撫でながら、じっくりと彼女をリードしていく。
「素直なゆうりはさ、本当にかわいいね」
その言葉に悠里の心は大きく満たされていく。
あつし君にかわいいって言ってもらえるだけで、幸せな気持ちになってしまう……。
悠里は失われた1年以上の時間を遡り、初心で素直な性格へと回帰していた。
そして今となっては、自分が年上であるということを忘れてあつしに対して甘えるような行動をとるようになっていた。
「ほんと?嬉しいっ♡もっと可愛がって……♡」
悠里は両手を広げて甘えきった声でおねだりをする。それを見たあつしはそっとその小さな身体を抱きしめ、ぎゅっと力を込めてあげた。
「んんっ♡もぅ……いきなりぎゅーするのずるい……」
悠里が腰をくねらせておねだりをしている中、あつしは少しずつ手を下におろしていき、悠里の胸へと手を当てて揉んでいく。
そしてゆっくりと胸全体を愛撫するように動かし始めた。
「んぅっ♡♡んんっ……♡おっぱいさわっちゃだめぇ……♡♡あっ♡♡んんんっ♡♡」
今度は口元に手を当てながらくぐもった声を出す悠里。その表情は完全にスイッチが入っており、無意識のうちにさらなる快感を求めていく。
悠里にとって男の方がリードするようなエッチはほとんどしてきておらず、いつも男の方を強引に責めていくようなそんなものばかり。
だからこそ、こんな感じで受け身になり、肩の力を抜いて自分の快楽を優先させられるようなシチュエーションは新鮮で、そしてその魅力にどっぷりとハマってしまっていた。
それだけで頭がとろけてしまいそうなほどの興奮を覚えている。
「もう気持ちいい?」
そう聞くあつしに悠里はコクリと頷くことしかできなかった。
その反応を見て、さらに手の動きを早めていく。
その手の動きに合わせて、悠里の口から甘い声が漏れるようになっていた。
そしてあつしはそのまま手を下ろしていき、彼女の股間へと手を持っていくと下着越しに薄っすらと見える筋に沿って愛撫を始めた。
悠里はその快感に身体を震わせながらもなんとか耐えている。それでも着実にその身体をどんどんと敏感にさせていき、少し触れただけでピチャピチャとはしたない音を響かせるようになっていった。
「はぁ……あっ♡んぅっ♡♡」
悠里はピクピクと震えながら、もっと欲しいと言わんばかりに自分から足を大きく開いていく。
そんな痴態を晒すようになっていく様子にあつしの興奮度も増していく。
そしてそのまま下着の中へと手を滑り込ませていき、直接秘部に触れていく。
「ひゃんっ♡♡♡はぁ……♡はっ……♡ん……♡♡んぅうぅぅ……っ♡♡」
既に洪水状態になっているそこはグチョッという音を立てながらすんなりと彼の指を受け入れた。
そしてあつしの入れた指が、悠里の膣の少し奥まったところにあるGスポットに当たっている。
少し深い位置にあって、簡単には顔を出さなかったはずのその場所は、あつしによって何度も何度も掘り返されてしまっていた。
「あっ♡んっ……♡♡そこぉ……♡♡」
あつしは悠里の耳元で優しく囁きながらその場所を執拗に責め続ける。
「ほら、ここでしょ?ゆうりの一番弱いところ」
「ああぁ♡♡♡だめっ♡♡♡」
Gスポットを何度も押し込まれ、完全にとろけきった表情で甘い吐息を漏らしていた。
もう悠里の身体はあつしによって染め上げられており、どこを触られてもその場所が熱く燃え上がり感じてしまうような淫乱な身体になっているようだった。
あつしはそんな悠里の反応を楽しむように、わざと大きくいやらしい音を響かせながら責めていく。
そしてその度に身体を仰け反らせながら甘い声を漏らすのだった。
「あんっ……♡♡♡んぅうぅぅ♡♡♡あっ♡♡ああぁ♡♡♡」
もう限界寸前で余裕のない表情を浮かべている悠里に対して、あつしはさらに激しくその敏感な部分をぐにっと刺激する。
その瞬間、悠里は大きく腰を浮かせて身体全体を痙攣させるようにして絶頂を迎えた。
「んぅっ……♡♡♡♡あっ♡イクッ♡♡♡♡んん~~っっ!!!♡♡♡」
その強烈な刺激に、悠里の頭が真っ白になり何も考えられなくなってしまう。
ただただ甘い快感が全身を駆け巡り、悠里は惚けた顔で放心状態になっていた。
そんな彼女の秘部から垂れ落ちる愛液で、あつしの手はドロドロになっていた。
そんな中、絶頂した悠里はというと。
「ねぇ。ゆうり。顔見せて」
「いや……♡絶対わたしの顔ブスになってるから見せられない……♡」
「そんなこと思ったことないから。ほらこっちに顔見せてよ」
「ごめっ……むりぃぃ……♡」
あつしがいる方の逆を向き、うずくまるようにしている悠里。
初心で素直な性格へと戻っていった悠里であったのだが、実際には反動なのかそれを通り越して気弱な性格になってしまっていたのだ。
悠里は本来打たれ弱く繊細で傷つきやすいような性格。
故に今度は自分の姿を曝け出すということに対して非常に抵抗を覚えるようになっていた。
だからこそ、自分の今の恥ずかしい顔を見られたくなくて全力で隠していたのだった。
あくまでこれは自分が不特定多数とヤってきていたことに対する反動で、日常生活的にはここまでひどくはないのだが。
今の私の顔、メイクは涙でぐしゃぐしゃ、鼻水だって垂れてる。
あつし君にこんな姿見せられない……。
そんな乙女のような様相の彼女をあつしは優しい目で見つめていた。
「せっかくゆうりと一緒にゆっくりできると思ったのに、そんなんじゃもったいないよ。ほらこっちおいで」
あつし君が私のことをブスだとか、醜いだとか言うはずないというのはわかってるのに。
でも私の可愛い時だけを見てほしいし……それにあつし君の顔を直視できない……。
「ごめんあつしくん……。やっぱりこんな顔見せられない……」
「じゃあ今日はゆうりの顔見ないことにするね。そのかわり思う存分気持ち良くなって。自分の顔を気にしないでさ」
そう言ってあつしは四つ這いのような形になっている悠里の足を開かせると、再びクリトリスを集中的に攻め始める。
「はぁ……♡……んっ……♡」
悠里の体がピクッと反応し、快感による声が漏れ出てくる。
そんな様子を見てあつしはさっきと同じように大きく足を開かせて指を割れ目へと滑り込ませた。
そして再びGスポットをぐりっと押し込む。
「んぅっ……♡♡そこぉ……♡♡♡あぁぁ……♡♡♡♡きもひ、ぃいよぉ……♡♡はぁ……はぁっ♡♡♡」
とろけきった声で悠里が喘ぐと、あつしはさらに手の動きを早めていく。
Gスポットから今度は奥深くまで侵入させ下がってきている子宮口を刺激するように小刻みに動かしていった。
そしてさらに奥の方へ入ろうとするその動きに、悠里の身体はビクッと跳ね上がった。
「あぁっ♡♡だめっ♡♡そこほんとにだめぇ♡♡♡」
もう完全に陥落してしまった悠里。
快感をねだるように媚びきった声が部屋中に響き渡る。
あつしはさらに手の動きを速めていき、そのたびに悠里の腰もくねくねと動いていく。
そしてラストスパートをかけるように、ぷっくりと腫れ上がったクリトリスを口に含んで舌で転がしていった。
その瞬間に、今までで一番大きな声が上がる。
「あぁぁああっ♡♡♡だめだめだめぇっ♡♡♡♡イクッ♡♡イッちゃうからぁああぁぁ♡♡♡」
「ほらイってもいいんだよ。今日は思う存分イキな」
するとさっきよりもさらに激しく腰が浮き上がり全身が痙攣し始める。
しかしそれでもお構いなしにあつしはクリトリスを表側からも、裏側からも責め続ける。
「やだっ♡♡あつしくんもうだめっ♡♡♡ああっ♡あぁぁああぁぁああッッ!!♡♡♡♡」
ゆうりはあまりの快感に絶叫し、一気に脱力感に襲われる。
身体も敏感になりすぎて、全身が性感帯になっているかのようにどこを触られても感じてしまっていた。
そんな状態になっている中で、あつしはまた指で彼女の秘部の入り口へと当てる。
そして今度はずぶぶっと一気に入れ込んだ。
「んあっっ♡♡もうだめぇっ……♡あつしくんとめて……♡」
もう既にグチャグチャに濡れて柔らかくなっていた膣の中は、抵抗なくそれを受け入れて飲み込んでいく。
指を子宮口にぐいっと押し付けながら優しくグリグリと刺激を与えていく。
「とめないよ。ゆうりが顔見せてくれないから感じてるのかわかんないんだもん」
「やっ……ああぁぁっ♡かんじてる……♡♡♡あつしくんのゆびきもちよすぎるの……♡♡♡それだめぇぇええぇっ♡♡♡」
あつし君もう手が付けられない……♡
これずっとイカされ続けられるやつだ……♡
そう思いながらも、悠里は止めることなくただその快楽を享受していた。
こんな風に私の為だけにしてくれるのは珍しいから。
いつもは他に女の子がいたり、時間が無かったりする。
でも今日は私一人のため。
私一人に愛の溢れんばかりのセックスをしてくれている。
そう考えると自然とまたお腹の奥がきゅんっとして、そしてその中のあつし君の指をものすごく意識してしまう。
あつし君一生懸命に責めて貰ってる……。
そんな感情が湧き上がって、ただただその幸福感に溺れていった。
そして一度快楽に飲まれた後の悠里は従順になっていた。
「感じてるならもっと大きな声出して。顔見なくてもわかるくらいに」
「うん……♡わかった……♡♡」
そしてまた指を奥へと押し込み、グリグリと刺激していく。
あつしの指が根元まで入りきると、それと同時に悠里が今日一番の大きな嬌声をあげた。
「んっ♡♡んあぁぁああぁああっっ♡♡♡ああぁっ♡♡♡」
「良い声だよ。もっと聞かせて」
悠里の一番好きな場所、Gスポットを的確に擦っていくあつし。
Gスポットを強く押し込まれる度にビクンッとゆうりの腰が大きく跳ね上がる。
そんな反応を楽しむかのように何度も何度も同じ場所を攻めていく。
「んっ♡♡あっ♡♡あぁっっ♡♡♡♡んぅううっっ♡♡♡ああぁあぁぁぁあぁぁ♡♡♡」
もう悠里の頭の中は真っ白になっていた。
快楽に塗りつぶされたキャンパスの上で、あつしの言葉だけが反復し、大きな麗しい声を上げる。
そして最後にとどめをさすように、あつしの指がGスポットをぐっぐっと押し込む。
「んんっ♡♡んぁっ……あっ、あっ♡♡♡あぁぁあぁっ♡♡はぁ……はぁああぁぁぁッッ♡♡♡」
その瞬間に、今までで一番大きな声を上げながら絶頂を迎えた悠里。
目の前がチカチカして一瞬意識を失いそうになるほどの衝撃だった。
ビクンと大きく身体を仰け反らせ、それからくたりと脱力してしまう。
そんな様子の悠里に対してあつしは優しく声をかけた。
「大丈夫?」
そう尋ねると、息を荒げながらも悠里は返事を返す。
「うん♡でも気持ちよかったぁ……♡♡もうずっとずーっと感じてるみたい……♡」
「ゆうり、まだこれからだよ。ほらお尻上げて、今日は後ろから挿れようか」
「ん♡わかった……♡♡♡」
悠里は四つん這いになってお尻を高く上げる。
あつしからは2つの穴が両方丸見えの状態。
そんな恥ずかしい格好をしているというのに、悠里の表情はどこか嬉しそうだ。
そして自らおまんこを開いてあつしに見せつけるようにして誘惑する。
「はやくきて……♡」
悠里の膣口は遠目でもわかるほどにヒクつき、トロットロと愛液が流れ出している。
そんな淫らな光景を見せられてあつしは我慢できるはずもなく、じゅぶっという音と共に悠里の中へと入っていき、肉壁を押し広げて奥へ奥へと進んでいく。
「あぁああぁぁ♡♡♡あつしくんの……おっきいぃ♡♡」
ゆっくりゆっくりと悠里の中へ入っていき、彼女の一番奥へと到達する。
その瞬間、悠里はゾクゾクとした快感に襲われる。
膣の奥の子宮口まで一目散に貫かれてしまい、頭が蕩けきって何も考えられなくなってしまうような感覚に陥る。
「あぁああ♡♡♡もっと……もっと突いてぇ♡♡♡」
「いいよ。いくよ」
悠里の希望通り、あつしは腰を前後に動かしてピストン運動を始めた。
そして激しく腰を打ち付けていくとパンッパンッと肌同士がぶつかり合う音が響く。
「あぁぁああぁッッ♡♡♡だめっ♡♡これすごすぎる……♡♡♡」
もう完全にとろけきった声で快楽を貪り続ける悠里。
そんな様子にあつしも興奮しながらさらに腰を強く打ちつける。
「あっ♡あぁっ♡あぁっ♡♡♡♡またイクッ♡♡イッちゃうっ♡♡♡」
「いいよ。今日は何回でも我慢せずにイッて」
その言葉を聞いて、悠里は身体を大きく仰け反らせて絶頂を迎える。
あつしの肉棒をこれでもかと締め付け、離さない。
「はぁ、ん♡♡♡はぁ……♡ん……気持ちいぃ……♡♡」
悠里は四つ這いでベッドシーツをぎゅっと掴みながらその快楽を耐えていた。
するとその手が急に浮き上がり、身体全体をあつしが支えて引き起こした。
「今日はいつもならできない体位やってみようか。顔が見える方が好きだからやってこなかったけど、こういうのはどう?ロールスロイスって言うらしいよ」
悠里の身体に巻き付くように腕を回し、膝立ちのような体勢を取って挿れるこの体位。
某有名自動車会社のエンブレムに似ていることから名づけられたものだ。
「あっ♡♡だめだめだめっ♡♡♡いまイッてるからぁ♡♡♡」
ビクビクと身体を震わせながら絶叫にも似た声をあげる悠里だったが、そんな彼女に対してあつしは腰を打ち付けていく。
「んっ……んんっ……♡♡そこっ♡♡♡だめぇっ……♡」
「もっとゆうりの綺麗な声聞かせて。まだまだ時間はあるんだから」
「まっ……♡♡またすぐイクッ♡♡イッちゃうぅぅっっ♡♡♡」
この体位は女性の身体が大きく反られていることで、お腹側に肉棒が当たりやすく、Gスポットをゴリゴリと削るような抽挿になる。
そしてさらに回した手で悠里の胸を下から鷲掴みにされて揉みしだく。
その一つ一つの刺激が悠里の頭を真っ白にして、すぐ絶頂へと押し上げてしまう。
「んんっ……あぅう……♡♡いぃっ………………ぁはぁあぁ……♡♡♡」
絶頂を迎える悠里の身体から力が抜け、上半身があつしの腕にもたれかかる。
そんな彼女の身体を抱えつつ反応を楽しむように、あつしは今度は下から突き上げるような抽挿をする。
「ま、ってぇ♡♡いま動かれたらぁ♡お、おかしくなっちゃうぅ♡♡♡」
「でもゆうりの身体は悦んでるみたいだけど。ほらもっと乱れて」
下から突き上げられ、さらにその動きに合わせて胸が揉まれる。
その快感で悠里の頭は真っ白になり、ただただ快楽に身を委ねてしまっていた。
もうだめっ……♡♡
これだめなやつだ……♡♡
何も考えられない……♡♡♡
もう絶頂は数え切れないほど迎えているのに、それでもまだ気持ちいいが終わらない。
こんなの知らなかった。
こんなセックスされたらほんとにおかしくなっちゃう……。
でももっとしてほしいっ♡♡
悠里の頭の中はそんなことしか考えられなくなっていた。
もう自分がどうなってもいいから、この快感に溺れてたい……。
そんな風にすら思ってしまうほど。
「あっ♡♡あ゛っ♡♡ああぁぁッ♡♡♡んぁあああぁ♡♡♡♡」
そんな淫らな声をあげながら悠里は何度も何度も絶頂を迎えていく。
彼女の頭の中はもう快楽で支配されていた。
子宮の奥まで突き抜けるような肉棒がもたらす快楽に頭が蕩ける。
そして膣内からは本気汁が溢れ出し、泡立つほどに掻き回されてしまっている。
そんな膣内を、あつしは容赦なく激しく責め立てていく。
「やっ♡♡♡あっ♡あぁぁあ♡♡♡だめだめだめぇっ♡♡♡♡イクッ♡♡またイッちゃう♡♡♡」
「ゆうりのまんこすごく締まるよ。もうずっとイキっぱなしだね」
悠里の身体はピクッと震える度に潮を吹き出してしまっていた。
もう何回絶頂に達したのかも分からない。
ただ分かるのは、この快楽に溺れてしまいたくて仕方がなくなっていることだけ。
もう彼女が達する度に締め付けは強くなっていく。
そしてあつしも既に限界を迎えようとしていた。
「そろそろ俺も出していい?ゆうりのおまんこ気持ちよくてもう限界」
「出してっ♡♡♡あつしくんの精子ちょうだい♡♡♡」
あつしもラストスパートをかけるように激しく腰を打ち付けていく。
そして最後に悠里の一番奥に思いっきり肉棒を押し付けて精液を放った。
ドクンドクンと脈打ちながら、大量の精液が膣内へ放出されていく。
それと同時に悠里は一際大きな声を上げながら盛大に絶頂した。
「あぁぁあああぁッッ♡♡♡♡♡だめえぇ……♡♡イクッ♡♡♡イッてるからぁ♡♡♡♡」
もう何度目かもわからないほどの連続絶頂に、頭が真っ白になる程の快楽を味わう。
それと同時に、子宮の中があつしの精液で満たされていくのを感じた。
お腹の中に熱いものが流れ込んでくる感覚。
それが心地よくて仕方がない。
そんな余韻に浸っていると、あつしはゆっくりと肉棒を引き抜いた。
その感覚にすら身体が反応してしまい、甘い声を漏らしてしまう。
「はぁ……♡♡あ゛ぁ……♡♡」
「キスする?」
「したい……♡」
「じゃあこっち向いてくれる?」
「…………ん♡」
「良い顔してるよ。とろとろで、蕩けきっちゃってて」
「うん……♡♡すごい気持ちよかったからぁ……♡♡」
そう言いながら悠里はあつしへと身体を預ける。
そしてキスをせがみ、唇を重ね合わせた。
2人きりの空間で舌を絡め合わせながら、何度も何度もキスを交わす。
唾液を交換し合い、お互いの体温を感じ合いながら。
しばらくして唇が離れると、2人の間には銀色の橋がかかった。
「今度は向かい合ってしようか。やっぱり気持ちよさそうにしている顔見てると嬉しくなるからさ」
「うん……♡」
「そろそろまりなが帰ってくるだろうしこの辺でお開きだな」
「あつし君……、私立てないんだけど……」
悠里はあつしの底なしの性欲によって、数え切れないほどの絶頂を迎えさせられた。
子宮内に大量に注ぎ込まれたあつしの精液に満たされた下腹部を愛おしそうに撫でながら倒れ込んでいる。
そんな悠里の身体をあつしはそっと抱きしめる。
「大丈夫?今日はすごい声出してたけど」
「だいじょうぶ……だと思う……」
悠里は快楽によって蕩けきっており、呂律もまともに回っておらず、顔も真っ赤に火照っていた。
何時間もの間、ずっとこんな調子で何度も行為に及んでいたのだから当然と言えば当然だが。
それでも彼女は幸せそうな表情をしていた。
「だってあつし君がお相手だから……」
「それは嬉しいこと言ってくれるね」
悠里が嬉しそうに言うと、あつしもまた同じように微笑んでくれる。
そんな彼の顔を見ながら、彼女は口を開いた。
「私、何人もの男の人と関係持っていたけど、こんなに満たされることなんてなかった。それにそのころの私はただ自分の身を削ってただけだったことに気づいたの。そんなことしても誰も幸せになんかなれない。本当の幸せは愛が無いと掴めないんだって……」
あつしは今にも泣きそうな悠里の身体をそっと抱き寄せた。
「私が何人の幸せを壊してきたのかわからないし、振り返るのも怖い。自分の身勝手な価値観で何人に恨まれているかもわからない。そんな私が今幸せなのが怖いの。そんな過去を抱えて生きてきた自分にそんな権利があるのかって……」
悠里は自分を卑下するような言葉を並べていく。
そんな彼女の背中を、あつしはゆっくりとさすっていた。
「大丈夫。幸せになる権利なんて最初からみんなあるよ」
「でも……私は……」
「そこまで過去に縛られちゃだめだ。もちろんゆうり先輩がやってきたことは褒められたことじゃないよ。でも過去は誰にでも変えられない。俺らにできることは未来を見ることだけだ」
「でもそんな良い未来私には……」
「絶対来るさ。それに未来は今からでも変えられる。じゃないとこんな能力使えない。未来を変えられるからこの能力が成立しているんだ。一緒に未来変えていこうよ」
あつし君の言葉はずっしりと胸に刻まれる。
彼だって過去の嫌な思い出から脱却するために行動しているんだから。
でもね。あつし君。
私の欲しい未来は、君と一緒に過ごす未来なんだよ。
その願いは叶うことは無いことだって理解している。
だからこそ、今の幸せが怖いの。
いつこの手から無くなるのかって考えると、ね。