確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
【2023年7月16日】
「んへ……っ♡……あーくん、好きぃ♡……んぅ……だいしゅき……♡」
千春とあつしの姿は駅前のラブホテルの中にあった。
すでに裸に脱がされた彼女の頭の中では、これからこのベッドの上で行われることだけを想像し、股下から甘い汁を垂れ流す。
だらしなく緩み切った顔と声でそのようなことを言いながら、両手をいっぱいいっぱいに広げてあつしのことを誘っている。
目の前の彼の体温を今すぐに感じ取りたいと。
そんな千春に覆いかぶさるようにあつしは体を重ねる。
そしてお互いの体温を感じるように肌を寄せ合いながら抱き合っているのだった。
「俺も好きだよ」
「あーくん好きぃ……すき、すき……だいしゅきだからぁ……♡」
千春の身体を優しく押し倒したあつしは、あらゆる所を優しく撫でまわしている。
彼女の最も敏感な部分には一切触れず、その周りをゆっくりと撫でるだけだった。
2人きりだからこそできる、いつもとは違うゆっくりとした刺激に、千春は切なげに声を漏らす。
「あーくん、今日は2人だし、いっぱいキスして……ほしいなぁ……」
そんなおねだりをする千春にあつしは優しく唇を重ねる。そして何度も何度も啄むようにキスをしていく。
あーくんとキスをするたび私は思い出す。
もう1か月くらいも前になってしまった、とある日のカラオケボックスのこと。
私にとってのファーストキスはあーくんと。
あの時はほんのりオレンジジュースの味がしたなぁ……。
恋心というものを抱いたことのなかった私には縁が無かった行為を、する時が来るなんて思ってもいなかった。
2人でカラオケ行くことになったときに、ちょっぴりは覚悟してたところもあったし、なんでか私の隣に座り直してきた時に気配を感じとって内心ドキドキしちゃってたのは内緒。
あーくんと唇を合わせた時、恥ずかしすぎて心臓が信じられないほどにバクバクしていた。
緊張のあまり、息ができなくなりそうなくらいだった。
でも同時になんだか心がぽかぽかするというか、こんな気持ちになったの初めてだった。
あの瞬間が恋心というものが私の中で実感を持って現れたときだった。
「んんっ♡♡んぅっ♡♡♡……んぁ、ふぅ……んむぁ……♡♡♡」
あつしとのキスは何十回と重ねてきている。
気づけば身体は慣れたもので、鼻で息が吸えるようになっていて、何秒でも何分でもあーくんとならキスできるようになっていた。
頭の中で麻薬物質でも出ているんじゃないかって思うくらいにくらくらする。
どんどん神経が洗礼されて、少しざらついた舌遣いや力加減に唇の柔らかさとかが感じ取れるようになってきた。
そんな状態に慣れる以上に快楽が増していくのだ。
今日はそんな相性抜群のあーくんを独り占めできるのだから、私の興奮は朝起きた時から最高潮に高まっていた。
「あーくん……そろそろ触ってほしいなぁ……」
「ん?どこか触ってほしいの?」
「えっと……その……、もうびしょ濡れになっちゃってるおまんこをいっぱいいじってほしいなあって……」
自分の口から自然と出てくる言葉で更に感度が増していく。
1か月前に「おまんこ」とかそんな言葉使ったこともなかったのに。
今は躊躇なく、なんなら自分から口に出していってしまうほどになってしまった。
1か月前とは違う私を見て欲しい。
君によって変えられた私をもっと見てもらいたい、と心のどこかで思っている。
「おねだりされたら仕方ないな。この指よーく見といて」
千春の目に、ごつごつとした男の人の指が映る。
長くて、太くて、だけど同じくらいしなやかで繊細な指先は何度見ても惚れ惚れする美しさだった。
これからこの指が私の最も敏感な部分に触れると考えると胸が張り裂けそうになる。
「まずはこの指で優しく撫で回すからね」
そう言うとあつしは人差し指をゆっくりと割れ目に差し込んだ。
そして入口付近をゆっくり撫でるように優しく刺激していく。
その度に千春の口から甘い声が漏れた。
「んんぅっ♡あっ♡あーくんの指っ♡気持ちいいっ♡♡♡」
もうこれだけで頭の中が真っ白になってしまいそうになるほど。
でももっと。もっと欲しい。
私がそう思っていたのを見透かすかのように、あつしが動き始めた。
「もう1本増やすからね」
2本目の指が千春の膣に侵入していく。
既に蜜で溢れたそこは難なく異物を受け入れる。
そしてあつしは千春の身体の中でもっとも感じる部分を優しく撫で回す。
「ちはるの弱いところここね。ここ好きだよなぁちはるは」
「んっ♡あーくんそこっ♡気持ち良いよぉ……♡♡♡お゛っ♡」
その弱点を知り尽くしているあつしの指使いはただただ私を絶頂へと導くだけだった。
あの男らしい指でおまんこの中をかき回られていると思うと、異常なほどに興奮し、快楽からいつもより早く絶頂を迎えてしまったようだった。
「んんん~~~っっっ♡♡♡♡イクッ!イッちゃうぅぅぅぅっ!!!」
ガクガクと足が震え、お尻が思わず浮く。
その一瞬身体が自分のモノではないように感じる。
これもまた、君から初めて教えてもらった幸せな感覚。
「今日も気持ち良すぎて飛んじゃった?」
そんな恥ずかしいことを尋ねてくるあーくんに私は息を切らしながら頷くことしかできなかった。
「可愛いなぁ、ちはるは」
なんとなく意識せずに飛び出したようなトーンで放たれたその言葉と共に、私のことを抱きしめるあつしに思わず胸がキュンとなった。
もう。なんでそんなこと言うかなぁ。
君に可愛いって言われて嬉しいに決まってるじゃん。
「はぁ……っ♡はぁ……っ♡……えへへぇ、あーくん大好きだよ」
呼吸を整えた千春は精一杯の甘い声でそんな言葉を返す。
そんな反応にあつしも愛おしさが増していったのかぎゅっと強く抱きしめてくる。
身体の芯から熱くなって、もっともっと熱くなったところが疼いているのが分かる。
彼に触られるたびに、身体全体から熱がじんわりと広がっていく感覚。
もっともっと君の指で気持ち良くしてほしい。
そんな思いが無意識のうちに出てしまったのか千春は自然と腰を動かしていた。
「腰動いちゃってるよ?ちはるが満足するまでずっとこうしてあげるから」
もうあーくんにならめちゃくちゃにしてほしい。
私の身体、心、全部。
あーくんに染まりたい。
そんな千春の気持ちを知ってか知らずかあつしはおまんこを愛で続けた。
千春の弱点であるGスポットに優しく指を当てがったまま、ゆっくりと抜き差しする。
さらにぷっくりと膨らんだクリトリスを指で摘まみながら円を描くように撫でたり、ひっかくようにして刺激したりもした。
じりじりとねっとりと責めるその度に、びくびくっと身体を跳ねさせる千春を見てあつしは興奮が増していく。
「お゛っ♡……ほっ、ほぉ゛っ♡♡──」
「今日もすごい声出して気持ちよさそうだなぁ、ちはる」
「あ゛っ♡♡きたないこえだしてごめんなさいっ♡でも゛ぉ゛っ♡♡ イ゛ク゛っっ♡♡♡お゛ッ♡あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!♡♡♡♡」
私が気持ち良すぎる時に無意識に出している声って、自分でもびっくりするくらい低い声だったことに気づいたのは意外と最近のこと。
それこそ他の女の子のしている様子を見るようになってから。
自分の中では勝手に湧き出てくるような声なんだけれど、他の子たちが可愛らしい感じの高い声で喘いでいるところをみると、何だか自分の声がすごく汚いように思えて。
男の人って女の子らしい声の方が好きなのかなって、悩んじゃっていた。
悩み始めてから、私は意図的に声を抑えようとするようになった。
歯を食いしばってみたり、口を手で押さえてみたり。
自分の声というのが、一つのコンプレックスになっていた。
そんなときにあーくんは、私の声の方が好きって言ってくれた。
作ってないお腹の底から出てきた声ってわかって、一番本気で感じてくれてるのが伝わってきて嬉しいって教えてくれた。
私の声って至って普通だから、褒められたことなんてなかった。
私の声って褒められるものなんだね。
なんだか嬉しかったような、でも出してるタイミングがタイミングだけに恥ずかしいような。
けど、あーくんはそれだけじゃなかった。
「じゃあ今日も声我慢するか。ちはるは汚い声出すの嫌いなんだもんね」
気づいたら時々声を我慢するプレイをするようになっていた。
いつだか学校のトイレでバレそうになった時のあの心臓のドキドキ。
まぁ実際にはラプちゃんだったみたいなんだけれど。
あの背徳感と興奮を身体は勝手に覚えてしまっていたみたい。
我慢しようとするだけで、声出したら知らない人にバレちゃうんだとか、あーくんに私の汚い声聞かれるんだとか、考えただけでゾクゾクが止まらない。
それに自分の意思で声を出さないようにするのと、あーくんに言われて従うのとだと興奮が全然違う。
全力で口をぎゅっと縛り、力を入れて閉じていると、今度は脳に酸素が足りなくなってくる。
でも息を吸おうと口を開けると、その瞬間に脳が処理を再開するのか異常な快楽がどっと押し寄せてくる。
時間が経つにつれて自分の首が締まっていくような快楽のスパイラルにハマってしまう。
「……ん゛ぉッ♡お゛っ………………」
だからほんの一瞬だけ口を開けて息を吸ってその場を逃げようとしちゃう。
でもそんなのをあーくんは許してくれない。
そもそもあーくんは、声を我慢してる私を見て、そして我慢できなくなって決壊する私を楽しんでる。
「今日はなかなか手強いね。じゃあ3点責めに切り替えよっか」
「お゛お゛ッ♡♡♡♡お゙ぉ゙ぉぉっ♡♡♡――――」
あつしの指が、千春の乳首を強引につねる。
その衝撃に一瞬千春の口から声が漏れるが、次の瞬間にはまた口を引き結ぶ。
そんな様子にあつしは更に意地悪く責め立てることにした。
人差し指と中指の二本の指でGスポットをピンポイントで押し潰すように擦り上げる。
少しざらついた上側のザラッとしたところを軽く押し込まれただけでもさっきみたいになるというのに、何度も何度も抉るようにGスポットを責め立てられてしまうのだからもう堪らない。
それに加えてクリトリスを上から下に舐めあげる。
千春は両手を全力で口に押さえつけ、勝手に開きそうになる口をどうにか我慢する。
あーくんは基本的にはものすごく優しくて、それはエッチの時も同じなんだけれど、スイッチが入ったときの責めはただの鬼畜。
イキ狂って放心状態になることだって何度もある。
全部身体が感じるところがバレてるのわかってて、そんな状態になることだってわかってて、でも私はそれを望んでいる。
「また、口開いてきてるよ」
わざと低い声で耳元にそう呟かれるだけで体がびくんっと跳ね上がる。
身体を仰け反らせ、何度も何度も絶頂を迎える千春にあつしは優しく愛撫を続ける。
「声我慢しないの?それともできない?」
そう聞いておいてあつしは手を緩めるどころかさらに激しくするものだから、千春はもう頭がおかしくなりそうだった。
封じ込めようとすればするほど、その反発が大きくなっていく。
「じゃあそろそろとどめを刺してあげようかな」
あつしは膝立ちになり、千春の秘部に肉棒を擦りつける。
千春は今から来る快感を想像してゾクゾクしながらその瞬間を待ち続けていた。
そして千春の子宮の入り口へと突き刺すように一刺し。
「お゙お゙ぉ゛っ♡♡♡♡お゛ぉっ♡♡~~ッッ♡♡♡♡」
がくがくと腰を跳ねさせ、今日一番の絶頂を迎える。
「イってる?可愛いなぁ、ちはる。気持ちいいんだね」
絶頂の余韻が収まらないうちに容赦なく責め立てるあつしに、千春の声はどんどん濁っていく。
もう声を我慢することなんて頭にはなく、本能のままに嬌声を部屋に響かせた。
「あ゛っ♡んお゛っ♡むりぃ♡♡こえでちゃうからぁ♡♡♡♡」
そんな千春の声が楽しいのか何度も何度も何度もGスポットを責め立てるあつし。
その間もずっとクリ責めも続行され、全身から絶え間なく流れる快楽信号が脳を焼き切る。
連続の絶頂で身体中から体液という体液が溢れ出し、おまんこからも潮を吹き散らかす。
抑えつけようとしても抑えられない痙攣は身体全体で悦びを表していた。
「お゙お゙ぉぉぉっ♡♡♡♡むりぃぃ♡きもちよすぎるからぁっ♡♡♡♡」
「さっきからずーっとびくびくしてるね。大好きだもんね、こうやっていじめられるの」
その言葉と同時にあつしの肉棒が一層深く突き刺さる。
Gスポットをごりゅっと刺激されたまま、子宮を叩くあつしによって間髪入れずに絶頂へと連れていかれる。
「お゙お゙ぉぉっ♡♡♡♡イグぅぅッ♡♡♡♡んぐっ♡♡んんんっっ♡♡♡♡♡」
もはや声を抑えようという考えはどこかへ消えて、ただただ快楽に堕ちていく。
波のように何度も何度も訪れる絶頂に身体を委ねている間もあつしの責めは止まる気配はなく、千春の口から濁った声がひっきりなしに漏れるだけだった。
「も、もうらめっ♡♡ほんとに♡♡♡あっ♡♡♡んぉ♡♡♡♡」
奥を突かれるたびに脳髄にまで響くような衝撃が全身を駆け巡り絶頂へと高められていく。
そんな千春にとどめを刺そうと、あつしは強引に唇を奪う。
「お゙っ♡♡♡♡んんっ♡♡んんんぅぅ♡♡♡♡」
愛おしい大好きな人とのキス。そ
れだけで絶頂が何倍にも膨れ上がる。
もうこれ以上はないと思っていたのに、また快楽が上書きされていく。
子宮口をノックされるたびに小さな絶頂を迎えてしまい、頭が真っ白になって何も考えられなくなる。
そんな私に追い打ちをかけるようにあつしはこれでもかと言うくらい激しいピストンで責め立てる。
「あーくんすきっ♡♡♡♡しゅきぃぃぃっ♡♡♡♡♡」
もう何度言ったかわからないほど言っている愛の言葉が止まらない。
そんな千春の言葉に答えながら、あつしはさらにストロークの速度を上げていく。
膣内を激しく擦られるたびに脳に強烈な快楽が襲いかかり、それに合わせて声が大きくなっていく。
もうこの絶頂から逃げ出すことなんてできない。
そんな状態でもなお、あつしは腰を振り続け快感を与え続けるのだからもうどうしようもない。
そして千春はこの日一番の絶頂を迎えたのだった。
「お゛っ♡♡あぁああ゙ぁっ……♡♡いぎますぅぅうゔっ♡♡♡♡いくぅううっっ」
無様な声と共に。
行為が終わった後も私はしばらくぐったりとしていて動くことができなかった。
最中の激しさや荒々しさとは反対に私に腕枕をしてくれているあつしは私を優しく撫でてくれている。
「あーくん、大好き……」
そう呟いた私の言葉を聞いて満足げな表情を浮かべると、今度は私をぎゅっと抱きしめてくれる。
あたたかくて、やわらかくて、気持ち良い。
そんなあーくんのぬくもりを全身に感じながら、ぼんやりと考える。
あーくんって呼ぶようにしたのも君のことを引き留めるため。
人生16年目にして知ったこの恋心はもう止まらないの。
ずっとそばにいて、君のその優しい声を聞かせてほしいの。
そしてあの日の自分に教えてあげる。
目の前に居る男の子とエッチしたら、恋愛感情がわかるところか、感情を全て上書きされてしまうよって。
もちろん良い方向に。ね。