確率の見える世界 〜あの子とエッチできる確率は○○%!?〜 作:tomoki/名和朋樹
【2023年7月20日】
「ねぇおにいちゃん!今度はまりなの番だよね」
そういうまりなの目は俺のことをじっと見つめていた。
兄妹としての距離感ではなく、男と女としての距離感。
あの目は完全にスイッチが入っているときの目つきだ。
「ああ……もちろんだよ」
イキ疲れたのかぐったりとしている彩音の方をまりなは一目見て、
「あやねちゃんの邪魔も入らないし、2人きりの時間だね」
今日の部室エッチはそもそもまりなと2人でするつもりだったのだが、それが彩音ちゃんにバレたことで3Pになっていたのだった。
もちろん自分としては人数が変わるくらい問題ないのだけれど、まりなとしてはそれが面白くなかったようだ。
妙に積極的に彩音のことを虐めてたのはこれが理由か。
「悪い女だね。まりなは」
「別に?彩音ちゃんも気持ちよさそうだったからウィンウィンだよ。私はおにいちゃんにいっぱい可愛がってもらえるんだから」
俺はそのまままりなの唇を貪る様にキスをする。
何度も何度も舌を絡めあい、唾液を交換し合った。
「んんっ……んちゅっ♡♡んっ!ぷはぁっ……」
一旦唇を離すと二人の間には銀色の糸が引かれる。
まりなの唇は唾液でてかてかになっており、目は潤んでいた。
目の前にいるのは妹。
本当は手を出してはいけない存在。
それでもその背徳感から生まれる興奮は、俺の中ではとても大きいものだった。
さっきあれだけ出したはずの肉棒も一瞬で硬さを取り戻してしまった。
そんな俺の変化に気付いたのか、彼女は妖艶な笑みを浮かべる。
「あやねちゃんにいっぱい精子あげちゃったけど……まりなにもくれるよね?」
「もちろんだよ」
俺がそう答えると、まりなは俺のズボンを脱がせ始めてきた。
彼女は慣れた手つきでベルトを外すとそのままチャックを開けて肉棒を取り出す。
既に準備万端といった様子のそれをみてまりなはごくりと唾を飲み込んだ。
「わぁ……やっぱおにいちゃんのすごい……。もう、すぐ挿れられるね」
亀頭を指でなぞりながら感嘆の声を上げるまりな。
その熱い吐息が肉棒に吹きかかり、それだけでビクンと反応する俺のものを見て、まりなは嬉しそうに目を細めた。
「おにいちゃん……きて……」
机の上に座り股を開いて、愛液がだらだらと流れる下の口をこちらに見せてくるまりな。
こうなったら俺の中の性欲を抑えることなんてできない。
その扇情的な姿勢に生唾を飲み込む。
「まりな挿れるぞ」
生の息子が温かい膣内で包み込まれる。
まりなの膣内はとても心地よく、ふわふわした感覚がゆっくりと流れ込んでくる。
4人の中で一番中出ししている回数が多いのはまりな、一番おまんこの形がフィットしてるのもまりな。
まりなの膣は相変わらず肉厚で柔らかく、少し動くたびに複雑に絡みついてくる襞が気持ちいい。
「あんっ♡♡やっぱりおにいちゃんのすごぃ……あぁああ♡♡♡」
挿れた瞬間からびくんと大きく腰が跳ねるまりな。
まだ挿れただけだというのに条件反射的にまりなの膣は痙攣し、絶頂を迎えてしまったようだった。
「いきなり大丈夫か?」
心配になってそう聞くとまりなは小さく首を振った。
「ちょっと気持ちよすぎてびっくりしちゃっただけだから……だから動いていいよ……」
まりなは俺の背中に手を回し、身体同士を密着させる。
俺が育てたまりなのおっぱいがほんのり当たり、我慢できるはずもなかった。
ゆっくりと腰を動かし始めるとそれに合わせて甘い吐息が漏れ出る。
そして同時に結合部からもぴちゃぴちゃとした水音が響くようになった。
2人の愛液が混ざり合って泡立っているのだ。
「んんっ♡あっ……♡♡ああッ……」
徐々にペースを上げてピストン運動をする。
まりなの膣は子種を求めてぐねぐねと動き、俺のものを離そうとしない。
腰を打ち付けるたびにまりなの身体は震え、この時ばかりは完全にメスの顔になり、ただ快感を受け入れるだけの存在になっている。
そんな妹の姿が愛おしくなりさらに激しく責め立てる。
ぱちゅんぱちゅんという音が部屋に響く度に俺たちのボルテージもどんどん上がっていくようだった。
「おにいひゃんっ♡♡♡すきぃ♡♡♡」
まりなは呂律が回らなくなった口で必死に俺のことを求める。
普段の気の強い彼女からは想像もできないくらい淫らに乱れていた。
そんな姿に俺はさらに興奮してしまい、だんだんとピストンのペースを上げていく。
子宮口まで一気に突き入れるとぎゅーっと膣全体が締まり亀頭を責め立てる。
その感覚はまるで無数の舌に舐められているかのようで腰が砕けそうになるほどの快感だった。
「まりな……そろそろ出そうだ」
「おにいちゃんきてっ♡♡♡いっぱい出してぇ♡♡♡」
もう限界が近いことを告げると、より一層膣の動きが激しくなったような気がした。
搾り取るような動きに変わった膣内は俺のものに絡みつき射精を促すかのようにうごめく。
もう我慢できずそのまま熱い精液をまりなの中へと解き放った。
「あ゙ぁああっ♡♡♡んんっ……あぁぁああ♡♡」
一滴たりとも逃さないといった様子で、まりなの膣は最後の最後まで精子を搾り取ろうとうねっている。
やがてゆっくりと肉棒を抜くと精液がどろっと流れ出てきた。
それはいやらしく彼女の性器の周りを染め上げており、なんとも淫靡な雰囲気を醸し出していた。
俺は脱力しているまりなの身体を抱きしめるように支えてやる。
汗だくになったお互いの肌が密着するとじっとりとした体温を感じた。
まりなも俺に抱かれているということが嬉しいのか甘えるように頭を擦り付けてくる。
そんな仕草がとても可愛くてつい頭を撫でてやると彼女は嬉しそうに目を細めた。
「おにいちゃん……もう一回。しよ?」
ああ。やっぱりまりなはかわいいな。
一度出したはずなのに俺の肉棒は再び硬さを取り戻していた。
俺は答える代わりに再度彼女に挿入するとそのまま激しくピストンを始める。
「あぁっ……きたぁ……ッ♡♡♡」
もはやすっかりとろとろになった彼女の膣はすんなりと俺のものを受け入れ、再び絡みついてくるようになった。
まりなの愛液と俺の精子とがどろどろに絡み合い、じゅぽじゅぽと異様な音を立てながら何度も往復する。
「んあ゙ッ♡♡♡おにいひゃん♡しゅごぃいいっ……♡♡♡」
結合部から溢れ出てくる愛液はひどく泡立ち、もはやどちらから出たものなのかもわからないほどだった。
お互い汗まみれになり、呼吸も乱れていくがそれでもなお行為は激しくなっていく一方だ。
「おにいちゃんっ♡♡♡もっとズボズボしてっ♡♡♡まりなをめちゃくちゃにしてぇっ♡♡♡♡」
俺はまりなの腰を掴むとさらに奥へ突き入れた。子宮口にぐりっと亀頭を押し当てると彼女は今までで一番大きく仰け反った。
「んあ゙ぁあ゙ッ♡♡♡あづいぃ……おにいちゃんだいしゅきぃぃ♡♡♡」
まりなの膣内は俺のものを搾り取ろうとさらにきつく締まり、そして熱くうねる。
絡みつく襞を搔き分けるようにしてピストンをすると亀頭は何度も何度も子宮口をノックした。
その度に彼女は甲高い喘ぎ声を上げ身体を跳ねさせる。
もう何度絶頂に達しただろうか?まりなの身体はビクビク痙攣を繰り返し、限界を迎えているように見えるがそれでもなお彼女は求めることをやめなかった。
そんな妹の姿を見ていたら俺まで我慢できなくなり、再度膣奥深くへと射精をするのだった。
「んんっ♡おにいちゃんのせーえきあったかいよ……」
肉棒を引き抜くとどろっとした白濁液が溢れ出る。
その量はとても一人で受け止めたとも、俺一人で出したとも思えないほどだった。
まりなはそのまま脱力し、机に突っ伏してしまった。
「おにいちゃん……もうむり……」
その場にはぐったりとした女の子2人と、汗と体臭の入り混じった性臭とが漂っていた。
あの後、部室をしっかりとお片付けして彩音ちゃんは半分内股になりながら帰っていった。
そしてまりなは、というと。
「おにいちゃん……疲れたぁ……」
帰り道の途中で力尽きてしまったらしく俺の背中で眠っていた。
時々ぐりぐりと顔をこすりつけるような仕草がかわいくて思わず笑みが溢れてしまう。
妹のことをおんぶしながら帰る兄。
周りの生徒から何やら変な目で見られているような感じもして、実際のところかなり恥ずかしい。
それでもたまにはこういうのもいいだろう。
俺はそのまま家路を急ぐことにしたのだった。
したかったのだが。
≪やっほー☆あつし君お久しぶり☆≫
「来たなラプちゃん。なんかそんな気はしてたぞ」
俺だけに見えるその異常なエフェクトと共に、確率を司る悪魔?ことラプちゃんが目の前に現れた。
≪もうさぁ最近出番少なさすぎてうずうずしてたんだよね☆もう1か月くらい出番なかったしぃ≫
「まぁ確かに最近出てきてなかったけど、1か月は盛りすぎじゃねぇか?」
≪色々あるんだよっ☆それよりもうカウントが72%まで来てるの気づいてた?≫
「薄々はね。そんな70も操作することなんてないからあんまり実感ないけど」
ここでいうカウントとは、俺が女の子に対して中出しした回数であり、『確率を操作する能力』で操作できる確率の幅のことだ。
ただ中出しした回数は1人当たり1日1回しかカウントされないのだけれど。
≪確率が0のことももう7割で自分の思いがままになる。真っ白を黒寄りのグレーにできるだけの力があるのに全然使わないから、わたし退屈しちゃってるんだよね。いっそぶっ放してみてよ☆≫
「使うのが勿体ないくらい平和な毎日だからな」
≪ちぇーつまんないの≫
この言葉の通り、俺は今ただただ平和な毎日を過ごしている。
そして俺を取り巻く関係性も程よいバランスの上で成り立っている。
それを崩そうとするほどの強い意志も俺は持ち合わせていないのだ。
≪でもそろそろそのバランスを崩さないといけない時が来ているのもわかってるでしょ。もう時期に100%になっちゃうよ☆≫
今の楽しい毎日に気を取られ、少し目を背けていた事実に直面する。
1年前の5月。
『私彼氏いるから。あと、あんた童貞でしょ。それに顔はカッコ悪いしモテないしキモイし隣居られると邪魔。私の彼氏に何一つ勝ってないから。目障り。私の前に二度と姿を現さないで。そもそも、私と付き合える
近くの公園に呼び出した幼馴染のさやかから放たれたその言葉。
0%という数字を100%に変えるため。
そして彼と誕生日にした
俺はこの1か月を過ごしてきた。
ゆうり先輩は本当は優しくて乙女な性格なはずだったのに、あんな風に誰かの煽りを受けて性格がねじ曲がっていた。
もしかしたら、さやかも誰かの影響であんな風に……。
いやもしかしたらじゃなくて絶対、彼氏と呼ぶ男に捻じ曲げられた。
そういう意味では俺の行動は彼女のことを救いあげるという意味もある。
現状に対する怒りと、彼女に対する使命感を胸にここまで来ていたこともまた事実だ。
≪で、そんな彼女の今の現状を知ってるの?≫
言われてハッとした。
確かに中学の卒業式以来彼女のことを見ていない。
「まりな、さやかちゃんのこと見たよ。2か月前くらいだけれど」
いつの間にか起きていたまりなが後ろからそう話しかけてきた。
少しだけ首を後ろにひねりながら、詳細を問い詰めようとする。
「ホントか?まりな」
「駅でほんのちょっと見ただけだけど」
「何かしゃべらなかったのか?」
「いや……。スーツ姿の男と一緒に居たから……。それに結構遠目だったし……」
スーツ姿の男。
そいつか?さやかのことを俺から掻っ攫っていった奴は。
「他に何か変わったところはあったか?」
「うーん。その時は髪は赤っぽかったなぁ。ほら中学の時は青紫っぽい感じだったじゃん。だから結構びっくりしたんだよね。それと胸が……」
「胸が……」
「バカでかかった」
「どうでもいいな。それ」
「おにいちゃん巨乳好きでしょ?」
「断じて違うし、俺が好きになったのはもう十何年前だぞ。その時はまな板もまな板だ」
幼いころの彼女の姿を思い出しながら、そう告げる。
俺は彼女の艶のある黒髪ロング好きだったんだけどなぁ。
わざわざ色入れる必要なかったと思うし、俺なら如何にあの黒髪が素晴らしいか熱弁して止めると思う。
≪とりあえず、様子か何か見てきたらいいんじゃない?あつし君は幼馴染の子に避けられてるかもしれないけど≫
意図的に避けられてたら結構つらいし、現に中3の時は結構避けられてた気がする。
言葉なくすれ違うだけで相当なダメージを受けるんだよな、あれ。
「まぁ一理あるな。日曜日にでも彼女の実家行ってみるか。たまには向こうの両親にも顔見せときたいし、親からでも話は聞けるしな」