ハイラル王国より平原をへだてて北西に位置するカカリコ村。
平和そのものとしか言いようのないそんな村に、サダリ大臣が現れる。
物流の交渉でもなければ、近辺の調査でもない。
村はずれの洞穴にこさえられた道場へと向かっていた。
ここのところ、連日だ。わざわざハイラル王国から大臣が足を運んでいる。
その事実は、カカリコ村でも噂されてしまうほど。
「またサダリ大臣がお見えになったぞ」
「一体こんな村に何の用が?」
「もう調査は済んだと聞いたのにね」
ヒソヒソと村人たちが井戸端会議をする。
そんな声も余所に、サダリは洞穴の中へと入っていった。
「おお、待っておったよサダリ殿」
「師範、お待たせして申し訳ありません」
息を切らせたように、少し顔を赤くしたサダリがペコリと頭を下げる。
よほど急いでやってきたように思う。
「それでは今日も始めようか。さあ、準備をするのじゃ」
「はい」
師範の言葉で、サダリは徐に――服を脱ぎ始める。何の違和感もなく、ごく自然と大臣としての権威を示す高貴な衣類を自ら放り捨て、一糸まとわぬ姿となった。
「お願いします、師範」
何も思うことはないのか、羞恥心すらない当たり前の表情でサダリは言う。
一方の師範が、いやらしくニヤけていることにも気付かずに。
「うむ。では、わしの言葉に耳を傾けるのじゃ。すこしのあいだ、目を閉じて――」
師範がゆっくりと手をかざすと、それだけでサダリは全身が脱力しきったように、立ったままたらんと意識を手放す。確認するまでもなく完全に夢の中に落ちてた。
※ ※ ※
「ここは……」
サダリが目を開くと、目の前に広がるのは見慣れたハイラル城の光景。
廊下を突き進んでいくと、その部屋に辿り着く。
高貴な内装をしつらえた、この国で最も尊い存在であるゼルダ姫の私室だ。
中央には天蓋のあるベッドには、小さな女の子が体を丸めていた。
「ぁ……っ♡ んん……っ♡ ふぁ……♡」
頻りに体を揺さぶりながら、小さく甘い声を漏らしている。見ると、その女の子は下腹部を露出しており、その閉じた秘裂に指を這わせて、なぞっていた。
「姫さま、またひとりでなさっていたのですか?」
優しい笑みを浮かべながらサダリがその少女――幼きゼルダ姫に近寄る。
すると部屋に入ってきたことに気付いていなかったのか、ビクリと反応する。
「あ――さ、サダリ……」
顔を一際果実のようにカァっと赤らめて目を見開く。
それでもなお、指は止められないのか、コスコスと這わせたままだ。
何処からともなく聞こえてくるその声に従うように、サダリは動く。
「――はい、師範」
一瞬、サダリはポーっとした感情のない瞳をしたかと思えば、すぐに戻る。
そして、ゼルダのベッドの上に遠慮なくその身を預ける。
ふわりとしたベッドに、幼きゼルダとサダリの二人の体が重なり合う。
「いけませんよ、姫さま。高貴なハイラルの王女がこのようなふしだらなことなど。オシオキしなければなりませんね」
「ふわぁ……、サダリ、ダメぇ♡ そこ、今、ピクピクしてるの♡」
仕えるべき姫の制止も押しのけるように、サダリはピッタリ閉じたその幼い秘裂に舌を這わせる。そこには、とろりとした甘いものが溢れていた。
「ふふふ……、とてもいやらしいですよ、姫さま。あなたはこのハイラル王国を担う王女としての自覚がないのですか?」
「ぁ♡ サダリぃ♡ なめちゃヤ♡ ぁぁ……♡」
悶えるようにジタバタするが、サダリに押さえつけられ、逃れられない。
ぴちょぴちょと舌先が這い、ヒクヒクとした秘裂が少しずつ開いていく。
気品さが乱れ、絡み合う吐息が熱くなり、さらにその身も寄せる。
サダリの頬も赤く恍惚としていき、次第に自分の秘所にまで手が伸びていた。
「サダリぃ……♡ わたし、もう……♡」
「いいですよ。私が許可します。あなたの可愛らしいところを見せてください」
幼い秘裂のふちに、小さく主張する、その突起を舌先でつつくように刺激する。
すると、感極まっていた肉体が風船が弾けるみたいに大きく跳ねる。
同時にサダリも自身の秘所に深く指を突き立てて合わせるよう絶頂を迎えた。
「はぁ……♡ 姫さまぁ……♡」
サダリの視界が真っ白に染まっていく。
目の前で蕩けた顔をした淫らな姫を置いて、意識が霞んでいった――……。
何処からともなく、そんな声が聞こえた気がした。
聞いたことのあるような声。頭の中に直接響くその声にサダリの意識は導かれる。
※ ※ ※
ふとサダリが目を開くと、ねむり道場の真ん中に立っていた。いつもの光景だ。
「よくやった。新記録じゃ。前よりも早くイカせることができたな」
サングラスのハゲ頭がニカリと笑う。今の一連の流れを把握しているかのように。
「はい、ありがとうございます、師範」
恍惚とした笑みを浮かべ、火照った顔でサダリが言う。
一糸まとわぬあられもない裸体は何処か汗ばみ、下腹部は何かが滴っていた。
「ふふふ、ではスンゴイごほうびをくれてやろう!」
そういって、師範は当たり前のように服を脱ぎだす。
生まれたままの姿の二人が向き合う。
既に隆起していた肉棒も晒し、サダリの前に突き出して見せる。
そんな様子を、サダリは悲鳴をあげるわけでもなければ、叱責するわけでもなく、何処か興奮したような眼差しで釘付けになっていた。
「ああ、なんて、なんて立派な……♡」
口の端からよだれが垂れてきそうなほど、サダリはうっとりとしていた。
この状況に違和感を覚えることもなければ、嫌悪の感情もサダリには微塵もなく、こうであることが、さも当たり前であるかのように振舞っていた。
日頃は真面目で礼節をわきまえたサダリ大臣とは思えないくらい。
その奇妙な情景の答えは、ねむり道場だった。
「さあ、ごほうびじゃ。好きにするといい」
師範と呼ばれた老人が歪な笑みを見せる。
彼は他者の頭に不思議な力を送り込み、経験に応じた夢を自在に見せると同時に、対象者の思考をもコントロールすることができた。
いわば催眠術を利用した思考の書き換えである。夢と現実の境界線が曖昧になり、気付いたときには知らない記憶を植え付けられ、常識すら改変することもできる。
「ああ、師範。ありがとうございます。それではいただきます」
うるんだその瞳の奥にはハートマークが浮かび、たまらないという勢いでサダリは師範の股間にそびえる肉棒にしゃぶりつく。酷く下品な姿だが、構うこともない。
サダリの礼儀正しさすらも、とうに改変されている。
こうすることが彼女にとっての礼儀であり、常識なのだ。
じゅぶじゅぶ、じゅぼぼ。音を立てて、舌を絡めて、肉棒に吸い付く。
随分と慣れた調子だ。既に何年も経験を積んだようにさえ思う。
これもまた、夢の修行の成果の一つだろう。
夢の中ならば、いくらでも疲れることなく好きなだけ修業ができる。
どんなことをしたって、目が覚めれば全てが元通り。
サダリはもう、しゃぶり方を完全に熟知したベテランといっても過言ではない。
「じゅる……、じゅるじゅる、じゅぼぼ……」
丁寧に、真面目に、礼儀を尽くすように、サダリは奉仕していた。
そのいやらしい姿を、いつも通りの当たり前の自分だと思い込みながら。
「ぐっ……上達したな。ほれ、ごほうびじゃ、くれてやる……!」
師範の両手がサダリの頭をガバッと抑え込み、自分の身に強く寄せ、押し付ける。刹那、肉棒から熱いソレがサダリの口腔内に迸る。
「ふあぁぁっ♡ なんて、なんて甘美な味なのでしょう……♡」
「わしの特製スムージーじゃよ。よく味わって飲み干すといい」
もちろん、それがスムージーなどというわけがあるはずもない。
それでもサダリは、ざらざらとした舌触りに、どろどろとした飲み心地のソレを、一思いに飲み込む。さも、自身の言葉通りに、甘美であるかのように。
「ありがろうごらいまふぅ……♡」
肉棒を咥えこんでは、根元から吸い上げるようにサダリは喉奥まで押し込む。
その表情の何処にも不快感などなかった。
「ふっふっふ……、大分馴染んできたようじゃの、我が愛弟子よ」
「……?」
何のことを言われているのか理解の追いついていないサダリはキョトンとした顔。師範にとっては、その反応こそ待ち望んでいたものだと言ってもいい。
「愛弟子よ。そなたはどうして修行を積んでおるのだったかな?」
師範の問いに、しゃぶっていた肉棒を放し、サダリは真面目な顔で返事する。
やはりその行動に対して何の違和感も覚えていないごく自然な振る舞いで。
「それは我らが姫さまの力になるためです。今もハイラル各地で起きている裂け目を消すために動いている姫さまを少しでも助けるために――」
押しとめるように、師範が指先をサダリの額に充てる。
すると、サダリは気が遠くなっていくようで、視線が定まらなくなる。
師範が何かを言っているような気がするのに、それを上手く認識できない。
「――して、愛弟子よ。裂け目とはどのようなものだったかな?」
その言葉で目が覚めたようにサダリはハッとする。
何故かボーっとしていたらしい。そう思い、しゃんとさせる。
「はい……、裂け目とはコレでございます」
徐に、サダリはその場に座り込むと、何を思ったのか両手を下腹部に伸ばす。
しっとりと濡れそぼった秘裂のふちに指先をかけ、くぱぁと開いて見せた。
愛液の滴り落ちるソレは、物欲しそうにヒクヒクと動く。
「なるほど、これがヌゥルヌゥルのソレが裂け目だというのじゃな?」
「はい、その通りです。これまでも幾人が被害に遭ったと」
サダリが答えると、師範は笑いを堪えるように一瞬噴き出しかける。
当人は至って真面目に言っているのだから笑わずにはいられなかったのだろう。
「ならば、このわしがその裂け目を消してみせよう」
「なんと!? 姫さまはトリィ殿によるカリモノの力で裂け目を消していたと聞いていましたが」
師範はやはり笑いを堪え平静を装い、己の肉棒を再び突き出す。
先ほどサダリに咥えさせた自慢の肉棒だ。