※この作品はR-18です。

ふたなり巨乳高スペック姉に洗脳されてた俺が、もう一度都合のいいオナホに戻るまで   作:ぷるりん@ぷるりん

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02「姉貴?たまたま同じ家に生まれた他人みたいなもんだから」

 

 

 

 

 

今日はテストの成績発表日。

少し憂鬱な気分で、私は机にもたれていた。

 

……ほら来た。

 

 

「ちょ、すげー!谷口さんまた学年1位なんだけど!」

「やっぱエグい!……エグいてェ!!」

 

クラスのどちらかと言えばヤンチャな男子たちが、私の机に寄ってくる。

 

こいつらは何かある度に、こうやって毎回私に絡んでくるのだ。

別に害がある訳じゃないけど私は話したくないので、正直とても鬱陶しかった。

 

「谷口さぁん、俺バカなんで勉強教えてくださぁーい!!」

 

コイツら。

毎回声デカいっての。

 

あとコイツはなんでいつも敬語なの。

 

 

「……あははっ、私めっちゃ勉強してるからねぇー」

 

顔に愛想笑いを作って、とりあえず無難に返す。

 

ホントなら口も聞きたくないけど、私はただでさえ目立つから仕方ない。

適当に流して、とっととこの会話を終わらせよう。

 

「なになに、……何のはなしー?」

「また谷口さん案件か!」

 

しかし、そうしている間にも、机の周りにはクラスの男子達がゾロゾロと群がって来ていた。

普段ヤンチャ男子達とはつるんでもないく

せに、ここぞとばかりに寄ってくる。

 

 

……はぁー、全く白々しい。

 

どうせ近づけるチャンスだと思ったから、私のこと見に来たんだろ?

 

男子達から向けられるギラギラとした、あるいはネットリした無数の眼。

その表情は様々だが、もれなく発情したオスの精液臭さに塗れている。

 

まあ、……『他でもない私』には分かってしまうのだ。

 

 

キモいなー。

早くどっか行ってくれ。

 

別に私は、お前らに注目されたくて勉強頑張ってる訳じゃないんだけど。

 

 

何時ものことながら私は高校での、この日常にうんざりしていた。

そう、……これが美少女JK谷口ユイの愉快な学園生活。

 

つまり、なんの変哲もない私の日常だ。

 

 

バレないとでも思っているのか、チラチラと顔や胸の辺りに飛んでくる視線。

相変わらず今日も最高にキモいクラスの男子達。

 

お前らは私が見たいだろうけど、私はお前らの顔なんてもう見たくないんだよ。

 

 

もちろん、そんな不快感はおくびにも出さない。

そのまま私は、いつも通り完璧な美少女を演じ切り、クラスに笑顔を振りまいていた。

 

マミ、早く戻ってきてー!

私もう待ちくたびれたよ!!

 

 

 

 

「ちょっと男子、集まりすぎ!!ほらユイ困ってるよー!!」

 

すると、ようやく教室に戻ってきたマミが私のフォローに入ってくれる。

 

浅川マミ、私の親友だ。

 

 

 

「おかえり、マミー♡」

 

やっぱり、今日もマミは最高にカワイイ…!

私は愛を込めて、彼女にギュッと抱き付いた。

 

「うわ、オカン来たよー」

「女子怖えー!」

 

すると男子は、名残惜しそうな顔をしながらも教室に散らばっていく。

 

 

こういうとき、私の親友は本当に頼りになる。

 

小動物みたいな見た目とは裏腹に、マミは男女問わずハッキリ物を言う。

その面倒見のいい性格から、クラスではすっかり女子のリーダー的立ち位置になっていた。

 

彼女は、……数少ない私が信頼できる『本当の友人』の一人だった。

 

 

そのお節介焼きな性格のせいか、クラスでは親しみを込めてオカンと呼ばれていたりする。

実はマミも男子からはかなり人気なのだが、まだ自分では気付いていないようだった。

 

………出来ればずっと、そのままでいてね♡

 

 

そういうとこも含めて、私のマミは本当に可愛い。

 

 

 

 

「いやー、まさか数学の田中と五木先生がデキてるとは思わなかったわー!」

 

「だよねー!五木先生、あんなカワイイのに意外と田中行くんだーっていう」

 

昼休憩になると、いつもマミは最新のゴシップを聞かせてくる。

 

誰と誰がくっついたー、とか。

……大体はどうでもいい色恋ネタ。

 

正直、内容には全然興味ないんだけど、愛する彼女の話ならなんでも聞いていられる。

 

マミへの愛を語らせたら、きっと私に敵う相手はいないだろう。

 

 

私は「それでそれで!?」とか「うそぉー!!」とか、ワザと大袈裟に彼女が期待しているであろうリアクションをとってみせる。

 

そのまましばらく、いつも通り私に乗せられて饒舌になるマミを可愛がっていた。

 

「あ、そう言えば気になってたんだけどー……」

 

すると突然、マミは何やらニヤニヤと意味深に笑いだす。

 

これでも入学してからの付き合いだ。

こういう表情のとき、次に彼女が何を言うかは分かってる。

 

 

「ユイ、黒川くんにコクられたってマジ!?」

 

やっぱり。

噂が早いこの高校でも、マミはかなり耳聡い方だった。

 

 

「………あー、やっぱマミはもう知ってるかー」

 

正直、いつ聞いてくるのかと肝を冷やしていたのだ。

 

サッカー部キャプテン、黒川ユウト。

 

校内でもトップクラスのイケメン。

彼にはいつも女子の目が付いているので、あっという間に噂も広まるだろう。

 

それに、……当然私が相手となれば尚更だった。

 

 

「えっ、マジでー!!?」

 

驚きで目を見開くマミ。

どうやら、予想通りショックのようだ。

 

 

……まあ、そうだよねー。

彼女が黒川くんを気にしているのは私も知っていた。

 

私達二人は、彼から誘われて何度か数人で遊んでいたのだ。

その時の様子を見ればマミが彼のことを意識しているのは明らかだった。

 

私の前ではちょっとガサツでも、彼の前ではしおらしい女の子になってしまうマミ。

 

 

……もちろん、黒川くんに女の顔をするマミを見たときは滅茶苦茶嫉妬したけど。

 

 

「黒川くん、私の推しだって言ってたのにぃぃ……!!」

 

それでも私だって、マミにはちゃんと幸せになって欲しい。

 

だから「黒川くんのこと、実はちょっとだけ狙ってるんだよね……」と聞いてからは、もちろん全力で応援するつもりだったんだけど……、

 

 

「アイツも結局ユイ狙いかよッ!!」

 

許せマミ!!

 

 

「あははははっ!めんごめんご!!」

 

………やば、リアクション間違えた。

 

動揺のせいかオヤジみたいなギャグを飛ばす私。

マミのオーバーリアクションが面白かったのもあって、変な返しをしてしまった。

 

 

「うるさいバカヤロー!!!……それで、なんて返したの!?」

 

しかし怒気を込めつつも、軽快に突っ込んでくれるマミ。

 

よかったー。

本気で落ち込んでる訳ではなさそうだ。

 

 

……そりゃそうだ。

あの程度の男にマミとの絆が壊されてたまるか。

 

「まー、とりあえず待ってほしいって言っといたけどー……」

 

正直に言えば、あの男とマミが付き合わなくて良かったとすら思っている。

彼はマミが惚れ込むほどの相手ではない。

 

 

だって彼は顔がいいだけで『想像以上のバカ』だ。

 

例えば、彼に声を掛けられて遊びに行った時。

マミが黒川くんに気があると知っていた私は、自分に好意が向かないよう必要以上に、冷たく接していた。

 

それなのにしつこく私だけ遊びに誘ってきたのには困ったが、例外なく毎回断ってきた。

もちろん、マミが持ち上がるようにも立ち振る舞ってたし、後半は彼もノリノリでマミと連絡し合ってまでいたはずだ。

 

だから当然、私と脈なしだって気付いてマミの方を向いたって、私も思ってたんだけど……。

 

 

それがまさか、いきなりコクってくるとは。

 

私が自分に惚れているとでも思っているのか、人目につく場所で自信満々に。

 

「うーん、………ね?」

 

バカすぎる。

 

正直、最後まで笑いを堪えた私はマミに褒めてもらう権利があると思う。

 

その場で彼の面子を潰すと女子からの目が怖かったので保留という形にしたが、……いい加減察してほしい。

どれだけ待たれても私から返事をすることはないだろう。

 

あんな男に使える暇なんて、私にはない。

 

 

「なんでー!?他の男子ならまだしも、流石にアリでしょ!!」

 

……しかし彼女は、まだ彼のバカさ加減には気付いていないのだろう。

 

彼女の剣幕に私は困り笑顔を浮かべる。

まあ、私のマミと言えど、こうなってしまうのは仕方ない。

 

 

恋は盲目だ。

そのくらいは、私でも知っている。

 

 

「でも、……黒川くんでダメなら、ユイはどんな男ならいいワケ?」

 

またこの子は、……困ることを聞く。

 

 

「……うーん、だよねー」

 

本音を言えば、恋愛なんて一切したくない。

 

 

自分に性欲を向けてくる男という性を、私は気持ち悪いと思ってる。

だから、そんな相手とそういう関係になるなんて想像したくもない。

 

なので、結論を言ってしまえば恋人なんていらない。

そのうえ全ての男は、出来れば私の前に現れないで欲しいとすら思っている。

 

いや正確には、一人だけ……、

 

 

この世で、ただ一人の『例外』を除いて。

 

 

「そりゃ当然、もっとイケメンでぇーお小遣い百万くらいくれてぇー♪………あ、IQ400くらいある人、かなぁ☆」

 

その場しのぎに、私はワザとらしい萌え声を作って思ってもいない言葉を並べた。

 

………ボケて誤魔化すことにしたのだ。

 

 

「…………」

 

私の渾身のカワボを聴き、思わず感動にうち震えているのだろう。

 

マミは、私の分厚い脂肪を通りこして奥にあるハートまで貫きそうな、鋭い視線を向けてくる。

 

 

「……て、テヘッ♪」

 

重たい沈黙を打ち破るべく、ギャグ漫画みたいにペロリンと舌を出す私。

外からは分からないが、夏用のインナーに、ジワーッと汗が滲んでいた。

 

 

「……はぁ!?」

 

さっきまで固まっていたマミが、突然カッと目を見開く。

 

 

「うぜー!!お前がやるとちゃんと様になるのがムカつく!!」

 

「あはははは!…ちょっ、ごめん!ごめんって!!」

 

彼女は私に抱きつくと、ワサワサと身体を弄り始めた。

これ以上追求しないでいてくれるようだ。

 

 

………何時ものことながら私は、内心マミの優しさに深く感謝する。

 

ごめんね、マミ。

いつも茶化すような事ばっかだね。

 

 

ホントは私が、どうしようもない『嘘付き』だって、最初から気付いてるのに。

全部飲み込んでこんなに醜い私のそばにいてくれる。

 

いつも、一緒にいてくれてありがとう。

 

 

「くそーっ、やっぱりこの巨乳かぁ〜!!その顔でこの乳って、ズルすぎだろっコロすぞ!!」

 

「ひゃハッ、アハハハハっ!!………ちょ、ちょっとぉッ!!?マミっほんとごめ、ゴメンッひゃひヒヒヒっ……!!」

 

 

 

 

きっともう私の人生に、春は来ない。

 

 

だから、マミは私に残された数少ない癒やしだ。

 

 

 

 

そばに居れるなら、いつまでも大切にしよう。

 

そう思った。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

私は、醜い。

 

 

昔から私はコンプレックスの塊だった。

 

 

恐る恐る鏡を覗き込む。

思い出すのは、もうおぼろげになった古い記憶。

 

 

……物心がついたときから、私は鏡を見るのが怖かった。

 

いつまで経っても変わらない、グロテスクな姿を見るのが、怖い。

そこに映るのは女の子によく似た……、しかし、女性とは違うナニカ。

 

パッと見は、みんなと同じなのに……、

 

 

しかし太腿の間に『キモチワルイもの』がぷらぷらと、くっついている。

 

 

生まれたときから私の体に付いていて、今まで、何度もハサミでちょんぎろうとした。

お父さんお母さんごめんなさいって、心のなかで何度も謝った。

 

それでも、家族は私に優しかった。

 

 

「………私、サイテーだ」

 

そんな大切な家族に、…………弟に、私は『気持ち悪いこと』を考えていた。

 

 

鏡に映ったソレは、少し上を向き、まるで腫れ上がったように膨んでいた。

 

多分、私は病気なのだろう。

最近、何故かコレが膨らむようになった。

 

しかもそういう時は、大体気持ち悪いことが頭に浮かぶ。

 

 

本当に、私は気持ち悪い。

 

こんなになったモノは誰にも見せられない。

お父さんもお母さんもコレを見たときは、少し複雑な、………悲しそうな顔をする。

 

付いているだけでもキモいのに。

しかも、……こんなに大きくなるなんて。

 

きっとバレたら、言わなくてもさらに気持ち悪いと思うだろう。

だから大きくなる気がするときは、いつも部屋に籠もるようにしていた。

 

まあ、リョウタだけは気にしないって。

気持ち悪くないし、……オレはカッコいいと思うだなんて、おかしな事言ってたけど。

 

 

リョウタっていうのは、私の弟だ。

 

リョウタと私は本当に仲良しだ。

帰りの会が終わると友達のいない私は、いつもリョウタにくっついて遊んでいた。

 

しかし最近、私はリョウタとどう関わっていいか分からなかった。

そのせいで、少しギクシャクしてしまっている気がする。

 

 

………まただ。

また少し、大きくなっているのが分かる。

 

その原因も、コレのせい。

本当に付いて無かったらいいのに。

 

リョウタのことを思い出すと、いつもコレがムズムズしてだす。

私は、部屋に戻ってくる前に見た『リョウタの姿』を思い出した。

 

 

それは、ちょうどお風呂上がり。

 

 

リョウタはいつもリビングに来てから、裸からパジャマに着替える。

 

さっきも着替えの途中だった。

 

 

「……お姉ちゃん?」

 

さっきから着替えているリョウタが、急に私の方を向いた。

 

 

「………!?」

 

どうやら私は、ずっとリョウタが着替えてい

る姿を夢中で見てしまっていたようだった。

 

 

すると、半裸のまま、こちらに寄ってくるリョウタ。

何故か、やばい……!と思ったが、そのときも服の間から覗いている彼の素肌に、目が離せなかった。

 

「もしかしてお姉ちゃん、また体調悪い?……大丈夫?」

 

風呂上がりの赤くなった顔で、心配そうなリョウタが私を見詰めている。

 

 

思わずゴクリ……と、私の喉から、涎を飲み込む音がした。

 

 

最近、いつもリョウタから目が離せない。

 

リョウタのほっぺとか、おしりとか。

裸や走って汗をかいているところを見ると、いい匂いがして、目が離せなくてどきどきする。

 

なんとなく、絶対よくない事だというのは分かる。

気付かれないようにしないと……。

 

「だ、大丈夫……っ♡何でもない、よ……?」

 

私はリョウタが安心するよう、彼に笑ってみせる。

 

 

私はそのときも、パジャマの中でムクムクと膨らんでいるモノを隠していた。

 

 

 

 

この前、……リョウタと追いかけっこしてるときもそうだった。

 

 

「アハハっ!!……お姉ちゃんはやくしてー!」

 

いつもみたいにリョウタは足が速くてカッコよくて。

その時もコレが大きくなって、ムズムズして。

 

 

「ちょ、ちょっと待って……!リョウタもうちょっとゆっくり……」

 

それをリョウタにバレたくなくて、私はいつもみたいに走れなかった。

 

その時走っていたのがちょうど砂利道で、私は足下にあった大きめの石に気付かず転んでしまった。

 

「あっ……!!」

 

ドシャァ……と、音を立てて転ぶ。

擦り剥いた膝が、ジンジンと熱く痛んでいた。

 

 

リョウタは私が転んだのに気付いて、心配して「大丈夫?」って起こしに来てくれた。

 

その時、転んだ衝撃でコレが押し潰されたからなのか、リョウタが転んだ私を抱きしめてナデナデしてくれたからなのか、わからないけど。

 

 

その瞬間、ぶるぶるっと、身体が震えた。

 

 

「……………っっ!?!?」

 

頭にグーッと血が登ってきて、身体が変になったのかと思った。

 

そのあと「あぁっ…、っ……♡♡♡」って私の喉から変な声が漏れた。

 

パンツの中が温かくなってぐしょぐしょだったから、その時はおしっこを漏らしてしまったんだと勘違いしてたけど。

 

 

 

 

後から思えば、これが私の精通だった。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

全部私のせいだ。

あるとき、そう納得してしまったから。

 

 

『え、お姉ちゃんのことー?』

 

彼のせいにして快楽で蓋をして、いつも目を逸らしてた。

 

でも、本当はずっと気付いてた。

 

 

『……だいすきっ♡♡』

 

見ないようにしていた現実。

 

「はぁっ……!はぁ、ッ……!!」

 

私が、リョウタに色々な事を求め過ぎた結果。

リョウタに私の全てを押し付けたせいで、二人の関係が完全におかしくなった。

 

 

『うん!俺はお姉ちゃんの、どれい、だよ?……えへへっ♡』

 

私が、こわしてしまった。

 

 

だから私は、リョウタの側にいちゃいけない。

結局、彼の人生にとって、私は邪魔でしかなかった。

 

その証拠に、私が関わるのを止めてから、彼は本当にカッコよくなった。

男らしい身体つきになって、無駄に背が高い私ほどじゃないけど身長も伸びた。

 

声だって低くてカッコよくなったし。

きっと、私以外の『普通の女』だって放って置かないだろう。

 

それでも……、

 

 

『もうヤ゛メてぇ゛ェッ!!!しぬ゛っ、しぬじぬしぬ゛しぬっ゛♡♡♡あ、アァあ゛あ゛ああッッ!!!………っ゛、っ♡♡♡』

 

それでも顔つきは、……ずっと『あの頃の』可愛らしいままなのが、とても興奮する。

 

 

「すきっ…♡リョウタすきぃ……ッ♡」

 

今でも、気を付けていないとリョウタをジッと見つめたり、側で匂いを嗅いでしまいそうになってしまう。

 

もちろん、自分でも最低だと分かってる。

 

 

「リョウタっ…♡…っ、いしてるっ…♡♡」

 

顔全体をリョウタのシャツに埋めながら、固くなったものを必死に収めようとする。

 

今日はもう4回目だというのに、……コレはまだ収まる気配がない。

 

ますます自分が嫌になる。

本来、それ以外の身体が女として生まれたなら、もしコレが付いていても使おうとしなければいい筈なのに。

 

それでも、私はこの強すぎる衝動を抑える方法がなかった。

 

 

そう、私では彼の『相手』にはなれない。

 

そもそも、私はリョウタの姉だ。

社会は、姉と弟が健全に将来を迎えられるように出来ていない。

 

そのうえ私は、女である以前に生物学的な雄としての欲望が強すぎるのだ。

そのせいで今まで沢山の時間を無駄にしてきたし、彼との関係も滅茶苦茶になった。

 

 

だから、私はもうリョウタの邪魔はしない。

 

……そう決めたんだ。

 

 

できるだけ早く稼げるようになって、彼の目が届かない場所に行く。

 

そうすれば、リョウタは可愛いし優しいし、カッコいいから。

いつかいい彼女ができて、結婚して子供もできて、幸せになる。

 

 

だから、もうリ貴方には一切関わらないし、いずれ視界からも消えていなくなるから。

 

だから、どうかあと少し……、

 

 

 

「………っ、ぁぁっ…♡♡♡」

 

せめて、あと少し貴方の側にいる間だけ、最低な私に気付かないでいてほしい。

 

 

 

 

数時間握りしめていた彼のシャツは、私の汗だか涙だか分からないもので、しっとり湿っていた。

 

 

 

 

「いただきまーす」

 

お母さんと2人で囲む、いつもの食卓。

 

うちは基本、料理が出来てすぐ食事をするのは私とお母さんだけだ。

リョウタはいつも私が部屋に戻ってしばらく経ってからか、お父さんが帰ってきてから一緒に食べることが多い。

 

 

「えー、また成績1位だったの!ほんとに誰に似たのかねぇ〜!」

 

よくある事でも、いつも大げさに喜んでみせるお母さん。

 

 

毎度の事で少し照れくさいけど。

クラスの奴らとかはどうでもいいから、私はお母さんやお父さんに喜んでほしいんだ。

 

それに本当ならリョウタにも……。

それは、流石に欲張り過ぎだって分かっているけど。

 

 

しばらく話していると、お母さんが突然、妙なことを口走る。

 

「昔からホントに頑張り屋さんだし、ユイの事好きな男の子も多かったから、私はユイの方が先だと思ってたんだけどね〜」

 

 

……え?

 

お母さん、何の話?

思わず、空中で箸が止まる。

 

 

「あっ、その……、ほんとはリョウタから、お姉ちゃんには言わないでって言われてたんだけどね?」

 

口の中のおかずが急に味気なくなり、リビングの明かりが少し薄暗くなったように感じた。

 

 

 

 

「あの子最近、彼女できて張り切ってるみたい!リョウタも大きくなったよねぇ〜」

 

 

 

 

 




やっぱ自分だけチンポついてたら、絶対性格歪んでくると思うんだよね…(偏見)

※評価、感想など頂けるとやる気出るのでください!!
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