【R18】冴えないエロゲの作り方(イラスト付き) 作:きりぼー
この世界がなんであれ、性欲に負けて英梨々を失うわけにもいかない。
とはいえ、すでに『射精するな』という条件が破られているから手遅れの気がしなくもない。
部屋には恵が脱いだ制服がクッションの上にキレイにたたんで置かれている。ただの服なのに俺の情欲が反応するのは何故だろう。匂いを嗅ぐぐらいならセーフかな?
「考えてもしょうがないしな・・・」
手に持つと崩れてしまい、たたみ方がわからずにバレてしまうかもしれないから、俺は由緒正しき匂いの嗅ぎ方、土下座から犬の様のように鼻をセーラー服に近づけた。
「・・・くんくん」
・・・ふむ。恵の匂いがする。このクラクラと脳の奥に刺激する甘いフェロモンの香りの前には、俺の理性はあまりにも無力だ。
このまま部屋で恵を待つと、いよいよ最期まで発展しかねない。ややこしくなる前になんとかここから脱出したいが、『死に戻り』の条件が満たせない。
ドアをぼんやりと眺める。
扉の先が暗闇になっていて、小悪魔美智留がいてくれるなら、俺は死へといざなわれて戻ることができるだろう。
しかし、ここで待てば恵と一発やって童貞を卒業できるかもしれない。
チキンな俺は迷いに迷って、ドアをそっと開けた。廊下があり、リビングへと繋がる階段がある。いつもの俺の家だ。
「とりあえず水分補給でもするか・・・」
私服に着替えて、階段を降てリビングへとむかう。バスルームへの扉がしまっていた。これではガラス越しに覗くこともできない。
冷蔵庫を開けて牛乳を取り出してタンパク質を補給する。
「ふぅ・・・」と深く息を吐く。
やるべきか、やらざるべきか。
手持無沙汰なので、紅茶を淹れてアイスティーを作り、100%缶ジュースのオレンジで割って、オレンジティーアイスなどというこじゃれたものを用意する。
恵は砂糖などをいれなそうだから、これで完成だ。出てきたら氷を淹れればちょうどいい。
ところが、10分たっても、20分たっても出てこない。ガス給湯器が稼働しているのは確認できるからシャワーを浴びているのは間違いないのだが。
もしかしたらお湯を溜めてお風呂にはいっているのかもしれない。
だとすると一時間ぐらいかかるかもしれない。その後、スキンケアや髪の手入れなど考えるとさらに時間がかかるだろう。
こんなに緊張した状態ではもたない。
作ったオレンティーアイスをグラスごと冷蔵庫にいれた。
それから家のあちこちの部屋を開けて美智留を探した。どこにもいないのでケータイで連絡を取ろうとしたが電話がまったくつながらないし、メッセージの返信もない。
部屋に戻ってベッド上にゴロンと寝転がり。考えたふりをする。
やるべきか、やらざるべきか。
そして、一発抜いたばかりの俺はいつしかウトウトと眠ってしまった。
※ ※ ※
「倫也くん、倫也くんってば」
耳に心地良い澄んだ声が聴こえた。睡眠の甘い香りが脳に残っている。
目を開けると恵がこちらを覗き込むように見つめていた。
「ああ、寝ちまったようだ」
「うん・・・どうするの?」
どうするって何がだろう?寝ぼけたまま半身を起こすと、恵は裸にワイシャツ姿だった。白いシャツから乳首が透けているような、いや、完全に透けているな・・・
部屋を見ると下着も干してあった。どうやら洗濯もしたらしい。
「どうするって・・・」
「鈍いにもほどがあるんじゃないかな」
「ですよねー」
「するなら、倫也くんもシャワー浴びてきてくれるかな」
「おっ・・・おう・・・」
恵の方はすっかりスイッチが入った状態のようだ。俺としてはそこそこの賢者タイムだったのだが、今の恵の姿をみてスイッチが入りかけている。
「じゃ・・・シャワー浴びてくる」
「うん」
彼女が家にきて初エッチの時ってこんな感じなのだろうか?もっとなし崩しにシャワーなんて気にしないものかと思っていた。
その辺の流れはやっぱり恵の性格なのかもしれない。何かときっちりとしている所がある。
ベッドから起き上がり、俺は扉へと向かう。恵はベッドに腰掛けていた。
「そうだ、オレンジティー作ったんだけど飲むか?」
「うん」
振り返って恵をみると、やはり全裸だ。透けている胸もやばいが、足がやばい。まじでアソコも見えてしまいそうだった。心のモザイクかけておこ。
【画像16 恵Yシャツ】
落ち着いたふりをして階段を降りる。すでに勃起していてポジションが悪い。階段を降りながらポジションを直し、それからオレンジティーを恵のところへ届けた。
「ありがと」
手を伸ばしてグラスを受けとった。シャツの隙間から谷間が見えるが、ブラを外しているからか深い谷間は確認できない。
しかし、ワイシャツに浮かび上がる乳首のいやらしいことこの上ない。つまみたい。
「そ・・・それ、下は何もはいてないよな・・・」
「見ての通り、靴下ははいてないけど」
そういって、右足だけ伸ばした。
やめて、具が見えちゃう。
「いってくる!」
俺は目をそらして、階段をかけ降りた。
風呂場に入ると浴槽にはお湯が入っている。恵はやっぱり湯につかったようだ。入浴剤も入っていた。
俺もざぶんと風呂に浸かり、精神を落ち着かせた。それから体と頭とさっさと洗い、さらにちんこを念入りに洗った。
童貞ちんちんともおさらばと思うと名残り惜しい気持ちがあるような、ないような。ぜんぜんねぇな。
柔らかそうなおっぱいだったなぁ・・・としみじみ思い出していたら、すぐに勃起してしまった。静まれ息子よ・・・出番はもう少し後だ。
もう一度湯舟に浸かって落ち着かせる。
扉を開けてバスルームの外に出ると・・・
「あのさー、トモ」
呆れた表情の美智留が羽をはずした小悪魔コスプレで立っていた。
「あっ、美智留・・・」
それから、退屈そうに大きなアクビをしていた。
「あんまり澤村ちゃんを泣かせるようなことはしない方がいいんじゃないー?」
「いや・・・それはその・・・」
「私も人の恋路の邪魔はしたくないんだけどねー、ほら、役割があるみたいだからー」
「で、俺は・・・どうすれば・・・?」
「どうって、そりゃあ・・・やり直し?みたいな?」
「だよな・・・はぅぅうぅぅ」
美智留が俺のまだ半勃ちのちんこを握った。
「一回出したのはノーカンにしておいてあげるから」
「お・・・おう」
「戻っても、大変だと思うけどねー」
それから美智留は近づいてきて、俺の唇に唇を重ねた。
ついでなんで、俺は意識を失う前に、美智留のおっぱいを揉んでおいた。
もみもみっと。
(続く)
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