【R18】冴えないエロゲの作り方(イラスト付き) 作:きりぼー
吹っ切れた感じのエロは清々しさすらあります
「そうねえ・・・エロゲの分岐なんて真面目に考えるだけ無駄じゃないかしら?」
学校三大美人の一人、霞ヶ丘詩羽。黒上ロングの正統派美少女。クール美人で成績は優秀。女子高生ラノベ作家として成功し現在も忙しく連載中だ。
「それはわかりますが、やはり流れというか、きっかけってあるじゃないですか」
まだ無名だった頃に知り合い、ネット投稿小説を始める事を勧めたのは中学生の頃だった。あれからもう3年が経つ。
「世の中にはナンパして、そのままホテルに行く人達だっているのよ?」
非常に頭の良い人で、難解な文章やこれでもかというぐらい詰め込んだ純文学を書いていたが、まったく見向きもされていなかった。
「それは性欲が合致しているからで、学校恋愛シミュレーションとは別では?」
そんな詩羽先輩にライトノベルを薦め、その上で出来上がった作品に英梨々の挿絵をつけたところ大注目されることになった。あとはデビューまでトントン拍子に進んだ。
そういうわけで詩羽先輩は俺と英梨々に恩がある。なので、こうして相談に乗ってもらっている。あわよくば、詩羽先輩にシナリオを書いてもらうつもりでいた。
「細かいことを気にしすぎなのよ。だって不倫理君の妄想でしょう?好きにやりたいことを書いたらいいのよ。どうせシチュエーションなんて斜め読みで飛ばされるだけなんだから」
「AVの早送りみたいなもんですか」
「まさにそれね」
さらにいうと、詩羽先輩は英梨々とは親友というか、戦友のようなところがある。今も連載中のラノベの挿絵は英梨々が担当している。
作品からイラストが生れ、イラストから作品が生れる。相互関係は切っても切り離せない。
「だから、とりあえずやってみてから反応を見たらいいと思うのよね。プロじゃないんだし」
「確かにそうかもしれませんが・・・」
詩羽先輩は少し考えるそぶりをした。
ちなみにここは図書第二倉庫だ。一階にある図書室と図書準備室。その地下にあたる場所に、この第二倉庫があり、図書室には置ききれない蔵書が保管されている。
地下フロアの一番端で防災倉庫よりも奥のため、まず誰もこない。そこを図書委員長権限で私物化しているのが詩羽先輩である。
「不倫理君。『パイズリ』と『フェラチオ』と『手コキ』ならどれが好きかしら?」
「はい?」
「あらあら、慌てたふりなんてしなくていいのよ。そういう期待・・・まだ持ってるでしょ?」
「いやあの・・・ここは学校ですよ」
「ならちょうどいいじゃないの」
俺と詩羽先輩には、英梨々に秘密の関係がある。
詩羽先輩がネタにつまった時のことだ。それは鬱にも近い状況で酷かった。『男性目線での性欲』が知りたいといい、俺に協力を求めてきたのだ。
俺は断り切れず全裸になり、詩羽先輩は男性器を理科の研究対象のように観察した。それから自ら挑発的なポーズで反応をみて、俺がフル勃起したところで・・・
「降りてきたぁぁぁ~~」と叫んで、ノートPCに向かったのは二年前ぐらいだろうか。
それ以来、俺は不倫理君と呼ばれている。その後はそんな要求はないし、ちゃんと誠実な友人として清い交流を続けてきているが、あの日のことを忘れたわけじゃない。
「ほら、早く決めちゃいなさい」
そういって、ズボンの上から俺の股間を撫でるように触った。
「セ・・・セクハラですよ」
「つまらないこと言わなくていいわ、そのシナリオだと、あたしの役目はサブヒロインのようだし、どうせ執筆に熱もこもらないのでしょう?」
「そ・・・そんなことないですよ」
「そういうのってダレるのよ。幼馴染とメインヒロイン。その2人を中心ぐらいでちょうどなの。あまり大作を作ろうとすると失敗するわよ」
「それ、英梨々にも言われました・・・」
詩羽先輩にはけっこうなんでも話をして相談している。なので先日の加藤と英梨々との一件もすでに知っているし、俺がエロゲー作ろうとしていることも知っている。
「なら、早く選んだらいいと思うのだけど・・・そういえば2択だったわね、あなたのシナリオ案だと」
「なんかその方がいいって・・・」
「なら、私が質問してあげるわ」
詩羽先輩は長い髪を描き上げた。加藤よりもさらに大きなバストをしている。
「今ここで、フェラチオしてあげましょうか?」
この人の感性がおかしい事は知っている。エロに関してもオープンだし、どちらかというと興味の対象というのが勝り、恥ずかしさや道徳観は欠落している感じだ。
俺の中には選択肢が二つ浮かんだ。
① ・・・お願いします・・・
② ごめんなさい詩羽先輩。俺には英梨々がいるんでお断りさせていただきます!
ん・・・なんだこの二択は。
どうしてこのシチュエーションで英梨々が出てくる??こんなの男なら『お願いします』意外ないだろ・・・
それに、これは詩羽ルートの最初の選択肢のはずだ。ここでいきなり邪険にしてしまうのは、のちのちの選択に支障をきたしかねない。
なぜならトゥルーエンドというのは全員の好感度がそこそこ高くないと到達できないものだからだ。
・・・だよな?
そもそもなんで英梨々が出てくるんだよ・・・
①だ。①しかない。
「・・・お願いします・・・詩羽先輩・・・俺を男にしてください!」
「それでもいいけれども・・・不倫理君の童貞を奪うのは私の役割じゃないのよ」
詩羽先輩はそういって椅子に腰掛けながら、足を組み替えた。
それもゆっくりと見せつけるようにしたため白い下着が見えた。俺のちんこは瞬時にびくんと反応する。
「誰もこないといっても、やっぱり学校というは落ち着かないわね。見つかったら退学になるのかしら?それとも穏便に済ませてくれるかしらね」
詩羽先輩は前かがみになって、俺のベルトを緩めた。それからズボンを下におろす。
「ふふふっ、ブリーフってところが不倫理君もわかってるわよねぇ」
「動きやすいんですよ・・・」
「ほら、それも脱いで」
「ほんとにやるんですか・・・」
「エロゲの参考になるならそれでいいわよ。それとも合理的に段階を踏んで、私にフェラチオしてもらう方法を考えてみるかしら?」
「例えば・・・」
ブリーフを下までおろされた。俺のチンコはすでに勃起していて、ビンとそそり立つ。
「私と付き合って、何度かデートして、本当は大したことないのだけど一大イベントみたいなアクシデントに巻き込まれ・・・そこでファーストキスかしらね」
ズボンとブリーフがじゃまなので、俺は完全に脱いだ。上半身はワイシャツである。
「それから、私の家にでもきて、台風で帰れなくなって・・・なんてありきたりね」
詩羽先輩はそそり立つ俺の一物に目もくれず、今度はワイシャツのボタンを1つずつ外し始めた。
「う・・・詩羽先輩は脱がないんですか・・・」
一応聞いてみる。できればこの立派なおっぱいを拝みたい。
「脱がないわよ。万が一誰か来たら、私は不倫理君に襲われたことにして泣きじゃくるから」
「あの!?」
「だって退学はもちろん、内申書に響いても困るのよ」
「俺の未来は!?」
「だって、あなたが全裸になっているのは事実じゃないの。そこは責任をとって裁かれるべきでしょ」
「どんな理屈ですか・・・」
「その下半身に理屈が必要あって?」
「・・・ごもっとも」
裸すら見ていないのに、期待だけで勃起してしまっている。
「ほら、これくらい端折っても3000文字なんてすぐなのよね」
「・・・何の話ですか?」
詩羽先輩が両手で包むように俺の陰茎を優しく握った。
「ふふふっ、今回の初物が私がいただけるなんてね。いただきますって言うべきかしら?」
そう言いながら、陰茎を上下に優しくこすっていく。
「ふわぁぁ・・・」
俺は変な声が出てしまった。エロゲの主人公になったらこんな感じなのだろうか。
「じゃあ、いただくわよ」
パクッと亀頭を咥えるのかと思ったら、亀頭の先を舐りはじめた。
「ペロペロっと」
擬音をわざわざ口にしているのは、恥ずかしさを隠してるのだろう。詩羽先輩の顔が真っ赤だ。俺は亀頭を舐められながら詩羽先輩の長い髪を触った。耳もやっぱり赤い。
「気持ちいいです・・・詩羽先輩・・・」
「ちゅぱっ」
亀頭の先を包み込むように口に入れた。俺は肛門のあたりにぎゅっと力を入れて耐えた。まだフェラチオは始まったばかりだが、いつ暴発してもおかしくなかった。
【画像06 詩羽フェラチオ】
裏筋のあたりをチロチロと舌先で舐め、吸い出すように亀頭を口に含んでいる。
「じゅぼぼぼっ・・・」と、空気の漏れる音がした。
「はぁはぁ・・・」
俺の呼吸が荒くなる。正直なんで射精を我慢しているのかよくわらからない。気持ちよく出してしまえばいいんだろうか。なんかすぐに出してしまうと男の沽券にかかわる気がする。
「ちゅぽんっ」
詩羽先輩が口から一度ちんこを出した。
「ねぇ不倫理君・・・覚えておいて欲しいのだけど」
「何をですか・・・」
「トゥルーエンドなんてないの」
「はい?どういう意味で・・・」
詩羽先輩がまた俺のちんこを口に咥えた。今度は挑戦するように口の奥へと深く咥えこんだが、半分ぐらいが限界のようだ。
根元を右手で擦りながら、じゅぼじゅぼと音を立てて、顔を動かしている。
それは激しいフェラチオで、さっきまでの優しい口淫とは違っていた。
「うっ・・・で・・・でそうです・・・」
唾の絡みつく音と、空気の漏れる音が大きかった。地下室の奥とはいえ外が気になる。そのいやらしい音が俺をさらに興奮させていた。
「で・・・出ます!!・・・うっ!」
俺は口からちんこを引き抜こうとしたが、詩羽先輩ががっしりと右手でホールドしていたため、口の中へと大量に発射した。
「んぐっ・・・」と詩羽先輩の声がくぐもっていた。目は少し涙を浮かべている。
何度となく射精が繰り返されて、過去のどんなオナニーよりも大量に射精した。出しつくした。
それでも詩羽先輩は俺のちんこを咥えて離さず、だんだんと柔らかくなってきたところで、にゅるんと口から出した。
このまま入れていたら、俺は二回目の勃起をしてしまっただろう。
「・・・んぐっ・・・ん・・・ごくん・・・ぷはぁ・・・」
「飲んだんですか!?」
詩羽先輩が俺の精液をぜんぶ飲み込んだようだ。それからウェットティッシュで口の周りを拭っていた。俺にも二枚ほどくれて、自分でチンコの周りを掃除する。
「ふぅ・・・一仕事やり終えた感があるわね」
「・・・何も飲まなくても」
「いいのよ、不倫理君の最初の射精ですもの、エロゲーらしく美味しくいただいたわ」
この人の何がこうプロフェッショナルな行動に駆り立てるのかわからなかった。
「そうそう。覚えておきなさいね。あなたが目指すのはトゥルーエンドなんかじゃないの。『英梨々ルート』ただ一つよ」
「はぁ・・・」
俺は気のない返事をした。英梨々ルートを勧める人がどうしてちんこを咥えるのかよくわからない。
「今回のあなたも失敗しそうだけども」
と呟くように付け加えた。
俺はフェラチオをしてもらって満足したが、どこかに罪悪感を抱いた。
恵 好感度1
詩羽 好感度1
英梨々 好感度-2
と、心に浮かんだ。それが何のことか、考えたくもなかった。
(了)
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