※この作品はR-18です。

【R18】冴えないエロゲの作り方(イラスト付き)   作:きりぼー

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高評価してくれた方ありがとう

「べっ・・・別に嬉しくて慌てて自撮りしたわけじゃないんだからねっ、勘違いしないでよねっ! ふん!」

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09 詩羽先輩のエロトラップ

 性欲に負けるな。俺は自分に言い聞かせる。

 

 トイレ一発ヌいてしまえば防御力も上がるかもしれないが、学校内でヌくのはいささか気後れする。

 

 前回は詩羽先輩の誘いに乗ってフェラをしてもらってバッドエンドを迎えてしまった。二の轍を踏まないためにも詩羽先輩の誘いは断ろう。

 

 図書第二倉庫。学校の地下室の奥にあり、ここには普段使われない本が保管されている。教室と同等の広さがあり、本棚以外のもソファーや机も置かれていて、多少は作業ができるようになっていた。

 

 この場所を図書委員長権限で私物化しているのが詩羽先輩だ。まず誰も来ない場所な上、鍵もかかる。窓もなく中は見えない。秘め事をするにはもってこいの場所だ。

 

 だいたいソファーが持ち込まれていることが怪しい。古い革張りのソファーなので、元々は応接室や学園長室などにあったのかもしれない。経緯はわからないが、このソファーをベッド替わりに使った歴代の図書委員がいるような気がしてならない。

 

 俺は大きく息を吐き出して、この図書第二倉庫の扉を開けた。

 

 詩羽先輩がノートPCを広げて小説を書いていた。

 

「あら、いらっしゃい」

「ども・・・あのお願いしたものはできたでしょうか」

「ええ、校正はしておいたわよ」

 

 お願いしたものというのは、俺の書いたシナリオの校正だった。英梨々と作るエロゲの草案で、幼馴染ルートのプロットと断片的な小説が書かれている。

 

「ありがとうございます!」

 

 それを受け取って帰ればミッション達成だ。余計な誘惑に惑わされる前に立ち去りたい。

 

「これ、最初のイベントはデートからのキス。二つ目のイベントがフェラだけど、ずいぶんと描写が詳しいのはやはり経験者だからなのかしら?」

 

 ふふふ。それは前回の詩羽先輩の書いたものを覚えている限り丸パクリしたからなのだが、そんなややこしい説明はもちろんしない。

 

「それはですね、詩羽先輩の小説を熟読して、クセとか作風をマネてみたんです」

「あらそういうこと。確かに表現こそ拙いけど、話の展開や目の付け所が私に似ていると思ったわ」

「お陰様で、日々成長させてもらってます」

 

 詩羽先輩から赤ペンで添削したレポートを受け取る。ずいぶんと細かく校正されていた。

 

 もちろんデジタル上でもできるのだが、文章は一度プリントアウトすることで印象も変わるし、何度も読み返すことで気になる点が鮮明になることもある。

 

「不倫理君。お礼を催促するようで悪いのだけど、ちょっと手伝って欲しいことがあるのよ」

「はい。なんでしょう・・・」

 

 すぐに部屋を出たかったがタイミングが遅かった。頼まれごとの1つや2つはしょうがない。

 

「男性目線での描写が欲しい箇所があるのよ。自分でカメラを設置してやってみたのだけど、どうにもおかしくってね」

「はい、どんなことでしょう・・・」

 

 詩羽先輩はそういうとテーブルの上に置いてあったペンを床にわざと落とした。

 

 カチャッとプラスチックが床に跳ねる音がなった。

 

「それ、拾ってくださる?」

「はい」

 

 俺はそれを足を延ばしたまま拾い上げて詩羽先輩に渡した。

 

「どうぞ」

「ありがとう。別に何もないわよね?」

「ええ?何がしたかったんです?」

 

 カチャッとまた音がなった。

 

「もう一度お願いできるかしら」

「はぁ・・・」

 

 俺はわけがわからず気のない返事をした。それからペンを探すと詩羽先輩の足元の先に転がっている。机の下だ。

 

 俺はそれを立ったまま、体を曲げて拾いあげた。ずいぶんと不自然な体勢になったがしょうがない。しゃがむにしては微妙な場所だ・・・

 

「どうぞ」

「ありがとう。どう?」

「どうと言われましても」

「不倫理君なのに、人の意図することを察するのが遅いわね」

 

 カチャン。

 

 またペンを下に落とした。今度はほぼ真下で靴の間にあった。

 

「あの詩羽先輩・・・」

「拾ってくださるかしら?」

「その場所だと、しゃがまないと・・・」

「好きにしたらいいわ。ただ、目をつぶって拾い上げるみたいなつまらないことはなさらないでね」

「・・・はい」

 

 俺は正面からしゃがんだ。詩羽先輩の長い足がスカートから延びている。座って足を閉じているので下着は見えない。

 

 机の中にもぐりこむような形で頭をつっこみ、俺はペンをつかんだ。

 

「ストップ」

 

 詩羽先輩の声が上からする。

 

「どうかしら?何が見えるかしら?」

「何って、詩羽先輩の少し汚れた上履きとペンが見えます」

「他は?」

「床と、あと黒いハイソックス」

「もう少し目線を上げてくださる?」

「見えちゃいますよ」

「見せようとしているのよ。わからないかしら」

「どんな羞恥プレイですか・・・」

 

 俺が目線をあげると、膝と膝がくっついている。これでは下着は見えない。

 

「えっと、膝がみえますがそれ以上は見えないです」

「そう。なら、見るためにはどうしたらいいと思うかしら?」

「そりゃあ・・・詩羽先輩が自主的に足を開くか、足を広げるかじゃないですか」

「あら、いい提案ね」

 

 まったく何を考えているんだか。

 

「不倫理君。勃起している?」

「えっと・・・」

「確認して、大事なことだから」

 

 俺は股間を確認しつつ、チンポジを修正する。すでに半勃ちどころかズボンの中では窮屈な状態だ。

 

「はい・・・半分ぐらいは・・・」

「そう、こんな程度でも勃起してしまうのね。どうしてか自己分析して教えてくださる」

「えっとですね・・・まずありえないシチュエーションだからじゃないでしょうか・・・それに実際に下着が見えることも大事ですが、見えそうというシチュエーションはすでにいやらしいです・・・」

「なるほど、確かにこっちも冗談のつもりだったけど、興奮するわね」

 

 詩羽先輩も興奮しているらしい。声は平静なんだけど、どれくらい興奮しているのかはよくわからない。だいたい女性の性的興奮ってなんだろう?

 

「せっかくの提案だったし、不倫理君、膝を両手で開いてみていいわ」

 

 詩羽先輩から許可が出た。許可という形がなんというか見透かされている。もうペンなどどうでもよくて、目の前のこの足を撫でまわしたり、舐めたりしたいのが本能だ。もちろん女性の股間を開くなんていうのは・・・

 

 今はまだ『選択肢』が現れていない。今なら逃げられるかもしれないが・・・唐突なフェラの提案などよりも深みにハマっている気がする。

 

 広げるべきか、ここで部屋から逃げるべきか。

 

 しかし、目の前にパンティーがあって、見てもいいというのに見ないという選択肢があるだろうか?

 

 せめて色や形ぐらいは確認すべきじゃないだろうか。

 

 据え膳食わぬは男の恥と言うし。

 

 四つん這いの状態では辛いので、俺は背中を丸めながら足を正座にした。机の下に頭があたるが背に腹は変えられない。

 

 手を合わせ感謝の祈りを捧げる。

 

「じゃあ、詩羽先輩開けますよ!」

 

 両手で両ひざを持ち、ぐぐっと力を入れて広げた。

 

 詩羽先輩も力をどうすればいいのかわからないらしく、最初は少し躊躇するように閉じていたが、その後は自分でがっつりと開いていた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・見えます」

「・・・そう」

「でも、少し薄暗いです・・・色は白ですね・・・」

「ええ、そのまま描写を続けて・・・」

「はい・・・、俺が思ったのはもっとエッチな下着を履いているんじゃないかということです。黒とか赤とかレースとか・・・なんならヒモパンとか・・・穴空きとか」

「私はそんな変態な印象なのかしら?」

「変態ではなく、セクシーなお姉さんキャラなのかなっと。でも実際は純白で、シンプルな綿パンですよね」

「そうよ。普通の女子高生らしいでしょう?」

「はい。それが逆にギャップがあって・・・」

「勃起したかしら?」

「はい・・・」

 

 ズボンとパンツを脱ぎたい。そしてもっと顔を近づけて匂いを嗅ぎたい。

 

「詩羽先輩の足が長くって魅力的で・・・俺はもう見ているだけではだんだん辛くなってきて・・・肌も綺麗だし・・・すべすべしているし・・・」

「さっき保湿クリーム塗っただけよ」

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

 

【画像09 詩羽のパンティー】

 

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 さ・・・触りたい。

 

 生地が分厚いのか、サイズのせいかはわからないけど、詩羽先輩の性器の形はまったくわからない。

 

 下着の上から指で撫でまわしたり、あるいはずらしてしまえば性器だって見える。言わば、布切れ1枚が詩羽先輩の貞操を守っているわけだ。

 

 しかも、このエロモードの詩羽先輩なら、お願いすれば・・・ぜんぜん見せてくれるかもしれない。

「ねぇ、不倫理君。いつまでそこにいるつもりかしら?描写も落ち着いたようだし」

「あっ、はい・・・まだ少し・・・」

「好きね」

 

 おかしい。俺にこんなに下着フェチな性癖なんてないはずなのだが・・・

 

「なんか・・・こうシンプルなのにぜんぜん見ていて飽きないです・・・それに、どういうわけだか、触ってみたくなってきました」

 

 詩羽先輩のを触るわけにはいかないが、俺はズボンのボタンをはずし、少し下半身を楽にした。勃起がはちきれんばかりで辛い。

 

「触るのは構わないけど・・・その代わり、私も興味があることがあるのよ」

「はい、なんでしょうか?」

 

 やっぱり触っていい許可が出た。

 

 指先でまずはなぞる感じでパンティーごしに軽く刺激を与えていけばいいのだろうか。それとも太ももあたりから堪能するか・・・

 

 

「クンニしてくださる?それが自分ではできないし、困っていたのよね」

 

 

 クンニ?って何だっけ?俺は自分の妄想にふけっていたので、詩羽先輩の要望がすぐにはわからなかった。

 

 確か舌で女性器を愛撫する事だった気がする。正式な定義はわからない。性器を舐めるなんて・・・ハードルが高い気がするが・・・前回の時には詩羽先輩にフェラをしてもらった以上はギブアンドテイクか。

 

 ぐちょぐちょに濡れた詩羽先輩の性器を拝んでみたいというのは当然ある。あわよくば童貞も卒業できるかもしれないし・・・

 

 その時、脳がぐらりと揺れて、選択肢が2つ現れた。

 

 

① もちろん舐めます。舐めさせていただきます!犬のように!

 

② すみません!英梨々と帰る約束が今日はあるので、この辺で失礼させてもらいます。

 

 

 でたな、謎の脳内選択肢。他の行動をとったらどうなるのかと思ったが、まるで時間が止まったように動けない。

 

 俺はどちらかを選択するしかないようだ。①にはプライドの欠片もないが、今の俺の衝動はまさにそんな感じだ。まったく愛撫などしたこともないが、舌で詩羽先輩が納得いくまで舐めまわしたい。

 

 一方で②はずいぶんとばっさりとした断り方だ。しかも英梨々の名前を出す事でひどさが際立っている。

 

 これじゃ詩羽先輩とのエロイベントよりも、英梨々と帰ることの方が大事みたいじゃないか。そんな選択肢を選べるわけがない・・・

 

 もし、俺が初めての攻略なら迷わず①を選んだことだろう。だが、その先にあるのは破綻であり、ゲームオーバーなのはわかる。

 

 だから、俺は①を選ばないといけない。

 

 けど、それってエロゲ主人公的にどうなんだ??と自問自答しつつ、まて次号。

 

(続く)

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