「この度は私立性処理学園デリバリーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます……♥ 本日S様のお相手を務めさせていただきます、三年G組の
自宅であるマンションの玄関で、アメスク姿の女子高生が薄く微笑み、ミニスカートの裾をたくし上げた。恒例となっている、性処理学園式の挨拶だ。
私立性処理学園──性処理プレイが得意な生徒を育成することを教育理念としたこの学校には、課外授業の一環として生徒のデリバリーサービスが存在する。
今回私が指名した生徒は、三年G組の安栖里あゆみ。栗色のボブカットで毛先を内向きにくるんとカールさせている、赤い瞳をした女の子だった。公式サイトのプロフィールによると──
名前:安栖里あゆみ
学年:三年G組
身長:154cm
スリーサイズ:99(J)/60/79
性格:残酷
趣味:お菓子作り
部活動:調理部
性感帯:ポルチオ
得意プレイ:騎乗位・ポルチオセックス
一言コメント:お相手に「腹上■」していただく意気込みで性処理プレイに臨んでおります……♥ どうぞよろしくお願いいたします……♥
安栖里あゆみが着ているのは、性処理学園の制服だ。丈の短いブラウスの裾を胸の下で結んだへそ出しルック。ブラウスの胸元は大きくはだけられ、学校指定の黒いマイクロビキニに包まれたJカップを惜しみなく見せつけている。たくし上げられたスカートはお尻が見えてしまいそうなほどのミニスカートであり、ボトムスもやはり学校指定の黒いマイクロビキニだ。いわゆる、「アメスク風」と呼ばれるスタイル。見ているだけで、ペニスが熱く膨らんでくる。
「ふふっ、S様のお噂は聞いておりますよ……♥」
私の股間を見て、安栖里あゆみが微笑みを深めた。
「精力旺盛で、毎日のようにデリバリーサービスをご利用なさっているお得意様だとか♥ それでいて、生徒たちからの評判も上々……私も、期待してしまっております♥」
私は安栖里あゆみを寝室へと案内した。私は指名した生徒に、いつもこの寝室で性処理をしてもらっているのだ。
私は裸になると、ベッドの端に脚を開いて腰かけた。ベッドの端には予めバスタオルを敷いており、脚のあいだには低反発の座布団を用意してある。
「あぁ……これはまた、虐めがいのありそうな……♥」
安栖里あゆみが、うっとりと私の男根を見つめる。
「切り取って、持ち帰ってしまいたいくらいです……♥♥♥」
怖いこと言わないで……と私は言った。勃起が、シュンと少し縮まる。
「ふふっ♥ 冗談です♥ 優しくして差し上げますよ♥ まずは、ご挨拶からです……♥」
ぷちゅっ……♥ と先端部に甘いオチンポキス。赤く艶やかな唇が、亀頭肌に被さる。ぷちゅっ……♥ ぷちゅっ……♥ と、亀頭部のみならず両側面や根元にまで、丹念に唇が這わされる。勃起度が、ぐぐっ♥ と力強く回復する。
「……フェラチオって、不思議ですよね……♥」安栖里あゆみが呟いた。「男性の一番大切な部分を、こんなにも無防備に
ぢゅうっ♥♥♥ と痛みさえ感じるほどの鋭さで、睾丸にキスをされた。ぐうっ、と思わず私は呻いてしまう。
「あら、ごめんなさい。痛かったですか……?」
安栖里あゆみは申し訳なさそうに眉をひそめ、ちゅ……♥ ちゅ……♥ ちゅ……♥ と甘いキスで睾丸を慰めてくれた。たちまち痛みは引いて、甘い痺れが取って代わる。
「たまたまさんは繊細ですからね♥ 力加減が難しいです♥ でも、おちんちんさんなら……♥」
ぢゅうぅっ♥♥♥ とキスマークが残りそうなほどに鋭いキスが、肉棒の根元に与えられる。しかしどちらかと言えば心地よい刺激に、ぐんっ♥ ぐんっ♥ と肉棒が跳ねる。
「ほら、悦んでいただけました♥ 続けさせていただきますね♥」
ぢゅうぅっ♥♥♥ ぢゅうぅっ♥♥♥ ぢゅうぅっ♥♥♥ ぢゅうぅっ♥♥♥
鋭いキスが、ゆっくりと肉棒を這い上がってくる。キスの瞬間、キスマークどころか噛み痕でも残そうとしているかのような殺気を感じる。しかしそれは一瞬のことで、そのあと即座に気遣うような甘いキスと舌舐めが、ちゅ……♥ ちゅ……♥ ぺろ……♥ ぺろ……♥ とたっぷり施され、最終的には快感が勝る。
違和感を感じた。
何かしてる……? と私は訊いた。
「お気づきになられましたか♥ 勘がよろしいですね♥」
安栖里あゆみが、薄く微笑む。
「大したことはしておりません♥ 痛みや苦しみは、快楽を際立たせるためのスパイスとなる──それを実践しているまでのことです♥」
安栖里あゆみが、亀頭部を口内へと咥え込んだ。
ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅっ♥♥♥ と窄めた唇で、鋭い締めつけ、鋭い吸いつき。
ぐうっ……!? と私は唸った。熱い口腔粘膜に、先端部を搾られるようだった。
「ぷはぁ……♥」
安栖里あゆみが、亀頭部を開放する。そして、ちゅ……♥ ちゅ……♥ と甘いキス。さらにねっとりとした舌舐めで、亀頭部を甘やかしてくれる。
やはり最終的には、快感が勝る。
なるほど……と私は安栖里あゆみの作戦を理解した。まず痛苦しいほどに強い愛撫を与えてから、一転して甘優しい愛撫を施す。そうすることで、快感の輪郭がくっきりと明確になる。いわば「飴と鞭」作戦。思えば睾丸への鋭いキスも、わざとだったのだろう。
ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅっ♥♥♥ と再び強烈な吸いつき。これも作戦の一環なのだ。亀頭部を苦しいほどに口内で締めつけてから、解放する。ジーンと痺れた亀頭部を、甘優しい口唇愛撫で慰める。実際、効いていた。射精感が、ひたひたとせり上がってくる。
「我慢ですよ……♥」
安栖里あゆみが囁く。
「限界ギリギリまで足掻き、藻掻き、
ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅっ♥♥♥ と強烈な吸いつき。だが、しかし、これまでとは何かが違う。苦しいのに、既に気持ちいい。ちょっと痛みさえあるのに、それが気持ちいい。相転移、あるいはパブロフの犬。甘い快楽を先取りしてしまっているのか、それとも単純にただ慣れただけなのか。
何か、もっと、本質的な部分を、犯されているような──
安栖里あゆみの、薄い微笑み。
ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅっ……♥♥♥
強烈な吸いつきが終わらない。このまま射精まで持っていくつもりなのだ。舌先がチロチロチロチロ♥♥♥ と高速で鈴口をくすぐる。苛烈な快感が、雷撃のように下半身を走り抜ける。
我慢、しきれなかった。
びゅくっ♥♥♥ びゅくびゅくっ♥♥♥ びゅくびゅくびゅくびゅくびゅくびゅくびゅく~~~~っ♥♥♥
白濁汁が、一挙に噴き出す。
──その瞬間、安栖里あゆみはさらに一段階ギアを上げた。
ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ~~~~っっっ♥♥♥
噴き出す精液に、吸いついてくる。尿道のどん底から、精液を力づくで引っこ抜かれる。
びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅびゅぐびゅぐびゅぐびゅ~~~~っっっ♥♥♥
私は悲鳴を上げていた。苦痛はなかった。どちらかと言えば圧倒的に気持ちがよかった。しかし、それが怖かった。強奪感と喪失感が、あまりにも気持ちいい。気持ちがよすぎて、怖い。
ペニスが、放出の余韻にジーンと痺れている。最後まで激しい射精で、精液を根こそぎに搾り取られてしまったのだ。私は、一時的な放心状態に陥っていた。
そこに、
「……んっ♥」
ちゅ……♥ と優しいキス。
ちゅ……♥ ちゅ……♥ ちゅ……♥ と、まるで舞い落ちる雪のように儚いキスが、肉棒を癒す。
──痛みに似た痺れが、たちまち甘やかな痺れへと変わった。
私は──ゾッとしていた。あまりに鮮やかすぎる感覚の変貌だったからだ。
「……んふっ♥♥♥」
安栖里あゆみと、目が合った。私の怯えた顔を見た彼女の瞳に、一瞬だけ底知れない喜悦が浮かんだ気がした。しかしすぐさま落ち着いた瞳に戻り、薄く微笑んだまま「あ~ん……♥」と口を開いた。
大量の精液でネチャネチャになった口内を、私はスマートフォンで撮影する。この写真は性処理学園に送られ、彼女の正式な活動記録となるのだ。
ごく……♥ ごく……♥ と安栖里あゆみが喉を鳴らす。私の精液を、ゆっくり味わって呑み下してくれる。
「ああ、なんて濃密な苦味……♥」
安栖里あゆみが、恍惚とした表情で自分の喉に手を添える。
「あまりに不味くて不快で──喉奥と脳味噌が、苛々するっ……♥♥♥ それでいて、お腹の奥深くに暗い悦びを感じます……♥ 命の素を食べているから、なんでしょうね……♥」
べろり♥ と彼女は舌を突き出した。唾液の絡んだ艶めかしい舌に、私の精液は一滴たりとも残っていなかった。
「S様のお射精を我慢なさっているお顔、とっても素敵でした……♥ もっともっと、S様の限界を私に見せてください……♥」
※
「私が、動きます♥ S様はただ、我慢に集中なさっていてください……♥」
安栖里あゆみが、私をベッドに押し倒す。股間に跨ると、コンドームの装着と潤滑ゼリーの注入を手早く済ませた。
怖いことはしないでね、と私は言った。不安とは裏腹に、私のペニスは驚くほどガチガチに張り詰めていた。私の肉体は、期待感でいっぱいなのだ。彼女に身体を作り変えられているかのような、そんな空恐ろしい感覚があった。
「怖いこと?♥ これから起きることは、ぜーんぶ気持ちいいことですよ……♥」
安栖里あゆみが、薄く微笑む。
そしてペニスを起こすと、たっぷり潤んだ膣口で、亀頭部をぐぼり♥ と咥え込んだ。まるで大型犬に喰らいつかれたかのような怖気が走る。
「はい、捕まえました……♥♥♥」
仄暗い瞳の輝き。
何か怖いことをしようとしている、と私には確信できた。
「そんなに怯えないでください♥ 一緒に気持ちよくなりましょう♥」
浅く繋がった状態で、安栖里あゆみは腰を揺らめかせた。ぐち♥ ぐち♥ と結合部が鳴る。性器同士を馴染ませているのだ。入り口特有の強めな締めつけが、熱く亀頭部を絞ってくる。
「もっと、食べちゃいますね……♥」
安栖里あゆみが、ゆっくりと腰を沈める。女子高生の柔らかな肉洞を、緩やかに押し広げる感覚。潤滑ゼリーの助けもあり、ずぶずぶ♥ とスムーズに嵌り込んでいく。やがて亀頭の先端が、コツンと秘奧へ達した。私の男根は、根元まで呑み込まれていた。
「ああ、当たってる……♥♥♥」
安栖里あゆみが、自分の下腹部をすりすり♥ と愛おしそうに両手で撫でた。
「命の源まで届きそうで……ポルチオセックス、大好きです♥ 動きますね♥」
そう言ったかと思うと、ぐりんっ♥♥♥ ぐりんっ♥♥♥ と彼女はいきなり腰を大きくうねらせてきた。肉棒の先端部へと膣奧を押しつけ、躍っている。
ぎぐぎぐぎぐっ♥♥♥ と媚肉が激しく収縮した。
ああぁぁぁぁっ……と私はたまらず声を上げていた。ポルチオへの刺激に反応し、膣肉全体がペニスにむしゃぶりついてくる。いきなりの、ポルチオセックス。彼女は、痛かったりしないのだろうか?
「私の心配はご無用ですよ♥ 完璧に、身体の準備はできておりましたので♥」
髪の毛を振り乱し、安栖里あゆみは艶めかしく腰をくねらせていた。乱れた前髪の奥から、暗くも甘い微笑みがこちらを見下ろしていた。
「S様、お優しくって素敵……♥ 感じているお顔も、とってもそそられてしまいます……♥」
ぐりんっ♥♥♥ ぐりんっ♥♥♥ ぐりんっ♥♥♥
それは、自分にも相手にも容赦ない腰振りだった。
安栖里あゆみは、全身を痙攣させて感じていた。耳の先や指の先まで桜色に染まり、甘い熱気を発している。汗に濡れた栗色の髪はとてもセクシーだった。膣肉も熱く燃え上がり、貪婪にペニスを引き絞ってくる。
ぎぐぎぐぎぐっ♥♥♥ ぎぐぎぐぎぐぎぐぎぐぎぐぎぐぎぐっ♥♥♥
駄目だっ……! と私は叫んだ。腰の奥が耐え難いほどに疼いて、一挙に──
「まだです♥♥♥」
ギチギチギチギチッ♥♥♥
ぐひぃっ!? と私は変な声を出していた。射精した、と思ったのだが、射精していない。安栖里あゆみの膣口が、万力のようにペニスの根元を締めつけている。
「尿道を塞いでいるわけではありませんよ♥ 秘孔を突いているといった方が近い感じですね♥ 健康上に問題はございません♥」
確かに、ただ精液の噴出を止めたわけではないらしかった。爆発しそうな快楽の疼きが、そのまま腰の奥でわだかまっている。こんな感覚は初めてだった。
「というわけで、まだまだ我慢です♥ 続けますね♥」
ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥
安栖里あゆみは、あろうことか膣口をきつく締めつけたまま、ポルチオセックスを再開させた。
膣口の締めつけはそのままに、子宮口を沈めてくるかのようにお腹だけで小刻みなピストン運動を実現させている。たとえ小さな動きであっても、そのぶん徹底的にポルチオが刺激され、途轍もない締まりを生み出す。ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥ ギグヂュッ♥♥♥
射精寸前の敏感状態のまま、そんなことをされてはたまらない。媚肉の躍動に、射精感が限界を超えて膨らむ。それでも、射精できない。おぞましいほどに濃密な快感が全身へと及ぶ。腰の奥の甘ったるい疼きが、腹へと広がる。心臓へと届く。脚が埋もれる。手が沈む。喉を潰され、頭が──
い、いやだっ……! と私は叫んでいた。
「どうかされましたか……?♥」
安栖里あゆみが訊ねてきた。ポルチオセックスの最中とは思えないほど、落ち着いた声音だった。
■んじゃうっ! と私は叫んでいた。■んじゃう! このままじゃ■んじゃうっ!
「そうですか、■んでしまいそうですか♥」
安栖里あゆみが、薄く微笑む。
そして、言った。
「■んでしまっても、よろしいのですよ……♥♥♥」
え……? としか、私には反応できなかった。
「よろしいではないですか、ここで■んでしまっても♥ 女子高生に犯されながら服上■するだなんて、これ以上ないほどに最高の最期ではありませんか♥ ■んだ後の面倒なあれやこれやは、全て私が責任を持って処理して差し上げます♥ つまり、そう──」
安栖里あゆみが、私の手を優しく握り、ベッドのシーツに押しつける。
「S様のことは、私が責任を持って■して差し上げます──♥♥♥」
にっこりと、笑顔。
握られているのは手だったが、まるで喉首を、心臓を鷲掴みにされているかのようだった。
その息苦しさが、心地よい。そこでようやく、射精できない苦しみが、そのまま途方もない快楽になっていることに気づく。ペニスが鬱血してしまいそうな締めつけも、気持ちがいい。気持ちがいい。気持ちがいい。
飴と、鞭。私の身体は既に、取り返しのつかないほどに。
■んでもいいの? と私は──
「ええ、お逝きなさい……♥♥♥」
安栖里あゆみが、ふわりと膣口を緩める。
そして、深く深く深く、甘く甘く甘く甘く、まるで天国のようにペニスを受け入れて──
──ギグヂュギグヂュギグヂュギグヂュギグヂュギグヂュギグヂュギグヂュ~~~~ッッッ♥♥♥
果てしない輝きが見えた気がした。ポルチオでの絶頂が、私の身体にまで余すところなく伝わった──
ドグンッ♥♥♥ ドグンッ♥♥♥ ドグンッ♥♥♥ ドグンッッッ♥♥♥
心臓が暴れているのかと思った。しかし、それは射精だった。ペニスの拍動が、脳髄にまで響いてくる。
ドドグンッ♥♥♥ ドドグンッ♥♥♥ ドドグンッ♥♥♥ ドドグンッ♥♥♥ ドドドグググンッッッ♥♥♥ ドドドグググンッッッ♥♥♥ ドドドグググンッッッ♥♥♥ ドドドグググンッッッ♥♥♥
意識が、溶ける。濁流のような迸りと一緒に、私が流れ出ていく。圧倒的な快感に包み込まれ、そして──
「──上手に逝けましたね……♥♥♥」
気がつけば、汗みずくの安栖里あゆみが私のことを慈愛の眼差しで見下ろしていた。どうやら少し、気を失っていたらしい。
下半身に、違和感があった。よくよく感覚を研ぎ澄ませてみれば、奥イキした彼女のオマンコが猛烈な勢いでペニスを搾り上げているのがわかった。オーガズムによる一体感があまりにも深すぎて、感覚の上では下半身が完全に溶け合ってしまっていたのだ。
そのまま、快楽の余韻に浸る。まるで生まれ変わったかのように心地がいい。全身が浮遊感に包まれていた。まさに「昇天」という形容が相応しい、極上のオーガズムだった。
……しかし、上手に逝けたとはどういうことだろう? 気になる言い回しだったが、絶頂前後の記憶が曖昧で、それ以上考えが及ばなかった。
「S様、お疲れ様でした……♥」
安栖里あゆみが、ゆっくりと腰を引き上げる。一つだったものが、二つに別れる。コンドームの先端は、びっくりするほど大きく膨らんでいた。
「いっぱい出してくださいましたね……♥ ありがとうございます……♥」
私は、使用済みコンドームを手にした彼女と記念撮影をした。この写真も性処理学園に送られ、彼女の正式な活動記録となるのだ。
「こちら、おちんちんさんの代わりに持ち帰らせていただいてもよろしいでしょうか……?♥♥♥」
安栖里あゆみが、たぷたぷと手のひらで使用済みコンドームの持ち重りを確かめながら言った。
いいよ、と私は言った。ペニスを切り取られるよりはマシだった。しかし、持ち帰ってどうするというのだろう?
安栖里あゆみは、薄く、仄暗く、微笑んでいるだけだった。
「本日は私立性処理学園デリバリーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございました♥ またのご利用を、心より、お待ち申し上げております……♥」