※この作品はR-18です。

私立性処理学園JKコレクション   作:屍蜂朽一

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N-File.010:山家ミサ[N-258]

「──それで、式はいつ挙げましょうか?♥♥♥」

 

 自宅であるマンションの玄関で、アメスク姿の女子高生が笑顔でいきなりそう訊ねてきた。

 

 何の話? と私は言った。

 

「え?♥ だって今、結婚しようって仰ってくださいましたよね?♥」

 

 言ってないけど!? と私は言った。

 

「……ああ、すみません♥ 妄想と現実を、ごちゃ混ぜにしちゃってたみたいです♥」

 

 と、彼女は恥ずかしそうに頬を赤らめた。

 

「それでは改めて──この度は私立性処理学園デリバリーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます♥ 本日S様のお相手を務めさせていただきます、一年B組の山家(やまが)ミサと申します♥」

 

 自宅であるマンションの玄関で、アメスク姿の女子高生が笑顔でミニスカートの裾をたくし上げた。恒例となっている、性処理学園式の挨拶だ。

 

 私立性処理学園──性処理プレイが得意な生徒を育成することを教育理念としたこの学校には、課外授業の一環として生徒のデリバリーサービスが存在する。

 

 今回私が指名した生徒は、一年B組の山家ミサ。黒髪のロングヘアーで前髪をぱっつんにしている、まるで人形のように整った顔立ちをした女の子だった。公式サイトのプロフィールによると──

 

 

名前:山家ミサ

学年:一年B組

身長:163cm

スリーサイズ:83(B)/64/89

性格:妄想大好き

趣味:乗馬

部活動:アーチェリー部

性感帯:秘密です♥

得意プレイ:内緒です♥

一言コメント:ご想像にお任せします♥

 

 

 山家ミサが着ているのは、性処理学園の制服だ。丈の短いブラウスの裾を胸の下で結んだへそ出しルック。ブラウスの胸元は大きくはだけられ、学校指定の黒いマイクロビキニに包まれたBカップが丸見えになっている。たくし上げられたスカートはお尻が見えてしまいそうなほどのミニスカートであり、ボトムスもやはり学校指定の黒いマイクロビキニだ。いわゆる「アメスク風」と呼ばれるスタイル。見ているだけで、ペニスが熱く膨らんでくる。

 

「あん♥ 旦那様ったら、もうオチンポ様を大きくして……♥」

 

 私の股間を見て、山家ミサは悩ましげに身をくねらせた。

 

 旦那様じゃないよ、と私は言った。

 

「あ、そうでした♥ また妄想に振り回されて……申し訳ございません、S様♥」

 

 さほど悪びれた様子もなく、彼女は頭を下げた。

 

 実は、今回私が彼女を指名したのには、性処理学園側の要請が関わっていた。妄想が大好きすぎる彼女が課外活動を行うに当たって、信頼できる指名先として私が逆指名されたのである。

 

 しかし、どうしてこの子は出会ったばかりの私を結婚相手のように思っているのだろう?

 

「それはですね……♥」

 

 と、山家ミサがまるで私の思考を読んだかのように話し始める。

 

「まず、S様のお噂は色々と聞き知っていたのです♥ 精力旺盛で、毎日のようにデリバリーサービスをご利用なさっておられるお得意様だと♥ それでいて、お相手を務めた生徒たちからの評判は上々だと♥ きっと素敵な方なのだろうなと、あれこれ想像をしていたんです♥ そして今日、目と目が合った瞬間──私は、S様にプロポーズされたのです♥♥♥」

 

 してないからね、と私は言った。

 

「私には、確かに聞こえたのです♥ “ミサちゃん、好きだ。私と結婚してくれ。君のお味噌汁(意味深)を、毎朝飲ませてくれ。そして私のお味噌汁(意味深)を、毎朝飲み込んでおくれ”と……♥」

 

 そんなこと言わないからね、と私は言った。

 

「“毎朝でも毎晩でも、いくらでも飲ませて差し上げます、飲み込ませていただきます……♥♥♥”と私は答えました……♥ そして、続けてこう訊ねたのです。“それで、式はいつ挙げましょうか?♥♥♥”と……♥」

 

 なるほどね……と私は一応納得した。

 

「それで、式は──」

 

 無限ループが始まりそうだったので、私は山家ミサを強引に寝室へと案内した。私は指名した生徒に、いつもこの寝室で性処理をしてもらっているのだ。

 私は裸になると、ベッドの端に脚を開いて腰かけた。ベッドの端には予めバスタオルを敷いており、脚のあいだには低反発の座布団を用意してある。

 

「なんだか、懐かしいです……♥」

 

 寝室を見回し、山家ミサは言った。

 

「私とS様は、この部屋で初めてセックスをしたんですよね♥」

 

 未来のことを回想してる……!? と私は慄いた。

 

「あの時の私は私立性処理学園の生徒で……今みたいな子作りイチャラブセックスじゃなくて、性処理プレイを楽しんだんでしたよね♥ 気持ちよかったなぁ……♥」

 

 どこから突っ込めばいいのか、私にはわからなかった。

 

「あの時みたいに、シてみますか?♥」

 

 山家ミサは、照れ臭そうに言った。

 

「私は現役女子高生で、S様とは出会ったばかりという設定で、性処理プレイをするんです♥ うん、すごく楽しそう♥」

 

 勝手に明後日の方向へ話が進んでいた。

 

「わぁ~~っ♥ S様のオチンポ様、おっきぃ~~っ♥」

 

 山家ミサは、まるで初めて私のペニスを目にしたかのように驚いてみせた。いや、実際初めて目にしているはずなのだが。

 

「……ふふっ、全然大きさ変わらないですよね♥ むしろ、昔より大きくなってるくらい?♥」

 

 知らない未来から話しかけないで、と私は言った。

 

「わかってます♥ まずは挨拶からですよね♥」

 

 噛み合わない返事をして、山家ミサが口元をペニスへと近づける。

 

「私、山家ミサは、S様とそのオチンポ様に、永遠の愛と忠誠を誓います……♥♥♥」

 

 誓わないで、と私は言った。

 

 ちゅ~~~~っ♥♥♥ と愛情たっぷりなオチンポキスをされてしまった。とても気持ちがよかった。

 

「ふふっ♥ S様、動揺し過ぎです♥ ただのプレイですよ♥」

 

 山家ミサは悪戯っぽく笑った。

 

 そうだよね、と私はホッとする。

 

「……そう、あの時はまだ、お互いにただのプレイだと思ってたんですよね……♥」

 

 また知らない未来の話をしていた。もうめちゃくちゃだった。

 

 ちゅっ♥♥♥ ちゅっ♥♥♥ ちゅっ♥♥♥ と愛情たっぷりなオチンポキスが続く。彼女は陰嚢にも、ちゅ~~♥♥♥ と甘くキスをすると、すりすり♥♥♥ と頬ずりまでしてくれた。頬っぺたのすべすべした肌触りに、陰嚢が早くもキュッと引き締まる。

 

「あぁ……♥ 旦那様のタマタマ様もオチンポ様も、とっても愛おしいです……♥」

 

 そのまま、ずりずり♥♥♥ とペニスにもたっぷり頬ずりをされる。

 

「あ、間違えちゃいました♥ 今は旦那様じゃなくて、ただのS様、ですよね♥」

 

 最初からずっとそうだよ、と私は言った。

 

「S様のオチンポ様、いただきます……♥」

 

 山家ミサが、あーん♥♥♥ と一口で私の亀頭部を咥える。ぐぷぐぷ♥♥♥ がぽがぽ♥♥♥ 頬を窄めて吸いついたり、逆に膨らませた頬の中で亀頭部を遊ばせたりして、熱くヌメった口腔粘膜をたっぷりと味わわせてくれる。舌が裏筋にぴとりと寄り添ってくれているのも堪らない。私は全身を何度も硬直させ、快美感の訪れに耐える。

 

「旦那様、これお好きですよね……じゃなかった♥ S様、これお好きなんですね♥」

 

 山家ミサが口淫を中断し、にっこりと微笑む。確かに、ペニスがいつも以上に喜んでいる感覚があった。

 

「お射精近いの、わかりますよ♥ 私のお口で、い~っぱい♥ ドピュドピュなさってくださいね♥」

 

 再び、亀頭部を咥え込まれる。ぐぷぷぷっ♥♥♥ ぐぷぷぷっ♥♥♥ 頬と唇を窄めたバキュームフェラで、精汁を搾り上げにかかる。言動は常軌を逸していても、彼女のテクニックは本物だった。肉竿の疼きが、爆発する。

 

 ドッピュッ♥♥♥ ドピュッドピュッ♥♥♥ ドピュピュピュピュ~~~~ッ♥♥♥

 

 鈴口の震えが感じられるほどの勢いで、白濁液が迸る。

 

「ん~~~~っ……♥♥♥」

 

 山家ミサが嬉しそうに鼻を鳴らし、笑顔で射精を受け止めてくれる。窄められていた彼女の頬が、じわじわと膨らんでいく。私の精液が溜め込まれているのだ。

 

 ドピュドピュッ♥♥♥ ドピュ~~ッ♥♥♥ ピュッピュッピュ~~ッ♥♥♥

 

 全身を心地よい脱力感が襲う。ペニスはヒクヒクと跳ねながら、放精を終える。

 

 山家ミサは、唇の先でちゅ~♥♥♥ ちゅ~♥♥♥ と鈴口に吸いつき、尿道に残った精液を吸い出してくれた。甘く優しい吸いつきに、私は思わず溜息を洩らしてしまう。

 

「……んぁ~♥♥♥」

 

 山家ミサが、口の中を見せてくれる。ドロドロの白濁液で満たされた口内を、私はスマートフォンで撮影した。この写真は性処理学園に送られ、彼女の正式な活動記録となるのだ。

 

「……んっ……♥♥♥」

 

 こく♥♥♥ こく♥♥♥ と、山家ミサが私の精液を美味しそうに呑み下してくれる。喉を鳴らすたびに、ぶるぶるっ♥♥♥ と心地よさそうに身を震わせていた。

 

「……ごちそうさまでしたぁ……♥♥♥」

 

 あ~ん♥♥♥ と再び口の中を見せてくれる。私の精液は、一滴残らず呑み干されてしまっていた。

 

 全部呑んでくれてありがとう、と私は言った。

 

「旦那様の精液は毎日朝晩一回ずつは呑んでいますからね♥ 慣れたものです♥」

 

 呑ませてないからね、と私は言った。

 

「間違えちゃいました♥ S様の精液、美味しい……♥ もしかして、身体の相性がいいのかも……♥」

 

 山家ミサは、初めて私の精液を呑んだ時のようにうっとりとする……いや、違う。いま実際に初めて呑んだのだ。射精後の快感でぼんやりしていたこともあって、妄想に巻き込まれかけていた。危ない危ない。

 

「あぁ……お腹ポカポカしてきて……オマンコ、疼くっ……♥」

 

 山家ミサが、ぴらりとミニスカートの裾をたくし上げる。黒いマイクロビキニの前面に、じわりと大きな染みができていた。

 

「旦那様……じゃなくてS様……♥ 私のオマンコで性処理、させてくださいっ……♥」

 

 

     ※

 

 

「ふふっ……♥ コンドームを使うなんて、なんだか久しぶりですね♥」

 

 山家ミサが、私のペニスにコンドームを装着してくれながら言った。

 

「最近はずっと、子作り生ハメセックスばかりでしたから♥」

 

 知らない未来だね、と私は言った。彼女の妄想は、依然絶好調だった。

 

 山家ミサの妄想では、私とは既に結婚して毎日子作りセックスに励んでおり、現在は昔を懐かしんで初めての性処理プレイを再現している──ということになっているらしい。正確なところはよくわからない。

 

「S様♥ じゃなかった、旦那様♥ いつもみたいに、潤滑ゼリーの注入はお任せしてもよろしいでしょうか?♥」

 

 旦那様じゃないよ、と言いつつ、私は潤滑ゼリーの容器を受け取った。彼女は今のように妄想と現実だけではなく、妄想と妄想内の現実の混線もさせてくるのでほとほと油断ならない。

 

 山家ミサはベッドの上で仰向けになり、膝の裏を両手で抱えて脚を広げた。マイクロビキニのボトムスは既に脱ぎ捨てられており、剥き出しの股間が無防備に晒されている。

 

 私は左手の親指と人差し指で、濡れた大陰唇を割り広げた。潤み切った小陰唇がほころび、涎を垂らした膣口が艶やかに顔を覗かせる。潤滑ゼリーの容器を挿し込み、ぷじゅる♥ と注入する。

 

「ん……S様、ありがとうございます♥」

 

 私はそのまま、割れ目へとペニスを押しつけた。膣口に、切っ先を宛がう。

 

 挿入するよ、と私は言った。

 

「はい、どうぞ♥」

 

 腰を、押し沈める。ずぷずぷずぷっ……♥ と、思っていたよりも遥かに滑らかに、肉棒が受け入れられる。深い挿入を、あっさりと許してくれる。

 

「あっ……♥♥♥ おかえりなさい……♥♥♥」

 

 山家ミサがうっとりと囁く。

 

 初めて挿入れるんだけどね、と私は言った。

 

「あは、間違えちゃいました♥ 今は、初めてセックスした時の再現でしたね♥」

 

 今がまさにそうなんだけどね、と私は言った。

 

「でも……身体は誤魔化せません♥」

 

 山家ミサが、ひどく妖しい微笑みを浮かべる。

 

「旦那様にたっぷり可愛がってもらったオマンコは──もう、旦那様専用の形になっちゃってますから……♥♥♥」

 

 その時、不思議なことが起こった。

 

 ──じゅくじゅくじゅくじゅくぅぅぅぅ……♥♥♥

 

 山家ミサの膣内が、私のペニスに合わせて形を変える──いや、それどころではない。私のペニスに合わせて、「具合」を変える。

 

 締めつけによってぴったり吸着してくる、といった反応とは明らかに質が違う──質からして様変わりするような、「具合」の変貌。

 

 ぐおっ……!? と、思わず呻き声が洩れる。

 

 まるで、毎日のように愛し合って、睦み合って、お互いの性器に完璧に馴染み合ってしまった果てのような──居心地のよさ。甘いデジャブ。

 

 まさか度を越した妄想に、身体が追いついてみせたとでもいうのだろうか──

 

「どうされました、旦那様?♥♥♥ ──間違えちゃいました、S様?♥♥♥」

 

 山家ミサの妖しい笑みが、妙に懐かしく感じる。初めてセックスした時も、同じ表情をしていた──と思い出しかけて、この記憶は現在だと思い直す。そう、これが、今が、初めてのセックスなのだ。

 

 オマンコの具合が気持ちよくって、ぼうっとしちゃった、と私は言った。そう、時間感覚が揺らぐほどに具合が良すぎた。きっとそうだ。

 

「まぁ、ありがとうございます♥♥♥ どうぞ、S様のお好きに動いてください♥♥♥」

 

 私は抽送を開始した。その途端に、ぐわぁんと甘いデジャブが襲ってくる。山家ミサとセックスをしたことがあるという「感じ」が、猛烈に思い出されてくる。この気持ちよさを、私は知っている。私のためにあるような体温、締めつけ、潤み。その全てが、脳味噌の奥底から快楽を作り出し、ペニスに送り込んでくる。

 

 じゅくじゅく♥♥♥ じゅくじゅく♥♥♥ じゅくじゅくじゅくじゅくぅっ……♥♥♥

 

「ああっ……♥♥♥ S様ぁ……♥♥♥」

 

 山家ミサの、安心しきった喘ぎ声。

 

 突然、「Gスポットだ」という直観がぐわわぁんと割り込むように訪れる。山家ミサはGスポットが好きだった、と私は思い出す。思い出したとしか表現できない。この直観がどこからやってきたのかわからない。しかし、戸惑っている時間さえない。私の腰が、彼女のGスポットを狙って勝手に動き出す。思い出したかのように、動き出す。

 

 じゅくっ♥♥♥ じゅくっ♥♥♥ じゅくっ♥♥♥ じゅくっ♥♥♥

 

「あんっ、そこですぅ……♥♥♥」

 

 ペニスが、一発で山家ミサのGスポットを捉える。膣肉がうねり、わななき、握り込むように絡みついてくる。めくるめく快感。懐かしささえ覚える、快感。

 

「あの時も、こうでしたね……♥♥♥」

 

 山家ミサが、濡れた瞳で言った。

 

「S様とのセックスは、最初からすっごく気持ちよくて……♥♥♥ お互いの好きなところを、最初から全部知ってるみたいで……♥♥♥ わけがわからなくなるくらい、感じちゃって……♥♥♥」

 

 ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ♥♥♥ きゅっきゅっきゅっきゅっ♥♥♥

 

 山家ミサが、自分で膣肉を締めつけてくる。何気ない動きのはずなのに、それが信じられないほど効いた。衝撃、と言ってよかった。

 

 呻き声と同意に、ガクガクと全身が痙攣する。体勢が崩れ、山家ミサの身体へ縋りつくように覆い被さってしまう。震える私の身体を、彼女は優しく抱擁してくれた。彼女の香りと体温に包まれながら、射精感をなんとか凌ごうとする。

 

 だが、しかし、

 

「それで、私とS様は──初めてのセックスで、いきなり一緒にイッちゃうんですっ……♥♥♥」

 

 ぎゅっぎゅっきゅっきゅっ♥♥♥ ぎゅっぎゅっきゅっきゅっ♥♥♥ ぎゅっぎゅっきゅっきゅっ♥♥♥ ぎゅっぎゅっきゅっきゅっ♥♥♥

 

 私の知らない私の好きな締めつけで、山家ミサが止めを刺しにかかる。その締めつけに触発され、私の腰が勝手に動く。勝手に動いているはずなのに、彼女のGスポットを正確に擦り上げる。 

 

「あんっ、ダメっ♥♥♥ S様、好きっ♥♥♥ 旦那様っ、大好きぃっ……♥♥♥」

 

 山家ミサの両脚が、私の腰に絡む。だいしゅきホールドの体勢。股間同士が離れようもなく密着し、オーガズムの予兆が大波のように脊髄を走り抜ける。

 

 脳味噌にまで達した瞬間、その予兆の先が見えた。先の先の先だった。山家ミサの語る妄想の未来がハッキリと像を結んで、いまこの瞬間へと確かに接続された「感じ」がした。正しい歴史を歩んでいるのだという危険な確信が、正しい運命の中にいるのだという麻薬めいた安心感が、理屈も何もかも超越して私の肉体を貫く。

 

 絶対に射精してはいけない──そう思ったが、もう手遅れだった。

 

「S様ぁっ♥♥♥ いくっ、いくっ、イックぅぅぅぅぅぅっっっ……♥♥♥♥♥♥」

 

 ぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅぎきゅ~~~~っっっ♥♥♥♥♥♥

 

 ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ~~~~ッッッ♥♥♥♥♥♥

 

 まるで、私のためだけにあるようなオーガズムだった。その締まりも疼きも震えも何もかもが私のペニスを無防備なまでに開いて、それが自然なことであるかのようにとめどなく精液が溢れ出る。

 

「旦那様っ♥♥♥♥♥♥ 捕まえたぁっ♥♥♥♥♥♥」

 

 その瞬間、私は山家ミサの妄想を完璧に理解できた気がした。

 

 山家ミサは、妄想の未来から現在という名の過去を回想し、私とセックスをしていた。

 それは、過去の山家ミサ、未来の山家ミサ、現在の山家ミサが、重ね合わされた状態だと言える。

 

 つまり私は今、過去の山家ミサ、未来の山家ミサ、そして現在の山家ミサに精を注ぎ、同時イキをしているのだ。彼女の視点からだと、その逆になる。過去の私、未来の私、そして現在の私の精を受け入れ、同時イキをしている。

 

 そう、これは時空を超えた性処理プレイだったのだ──そんな馬鹿な!

 

 しかし一度囚われた妄想からは、すぐには抜け出せなかった。時空を超えたことで三乗倍になった快楽のなかで、精液を注ぎ尽くす。

 

 ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ~~~~ッッッ♥♥♥♥♥♥ ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ~~~~ッッッ♥♥♥♥♥♥ ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ~~~~ッッッ♥♥♥♥♥♥

 

「旦那様っ♥♥♥♥♥♥ S様ぁっ♥♥♥♥♥♥ 好きっ♥♥♥♥♥♥ 好きっ♥♥♥♥♥♥ 大好きぃっ……♥♥♥♥♥♥」

 

 お互い手足を絡め合って抱き合い、余韻に浸る。今がどこでここがいつなのかわからなくなるほどの、奈落のように深いオーガズムだった。確かなことは、目の前の山家ミサと気持ちよく繋がっているということだけだった。それ以外、今この瞬間において確かなことは何もなかった。

 

 山家ミサを、深く、深く、抱き締める。奈落の底から、時間をかけて浮上していく……。

 

「S様、お疲れ様でしたぁ……♥♥♥」

 

 すっかり精を吐き出したペニスが、萎み始めていた。名残惜しさに胸を締めつけられながら、ゆっくりとゆっくりと腰を上げる。最後まで膣肉に吸いつかれた果てに、にゅぽっ♥♥♥ と音を立てて引き抜かれる。垂れ下がったコンドームが、べちょり♥♥♥ と彼女のクリトリスを包み込んだ。

 

「あぁ……旦那様……♥♥♥ S様……♥♥♥ 愛しております……♥♥♥」

 

 山家ミサは心底嬉しそうに微笑み、コンドームを回収してくれた。

 

 そして、私は使用済みコンドームを手にした彼女と記念撮影を済ませた。この写真も性処理学園に送られ、彼女の正式な活動記録となるのだ。

 

「S様♥♥♥ 初めての性処理プレイの再現、楽しかったですね♥♥♥」

 

 うん、楽しかったね、と私は言った。再現じゃなくて、本当に初めてだったんだけどね。

 

「本日は私立性処理学園デリバリーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございました♥♥♥ またのご利用を、心より、お待ち申し上げております♥♥♥」

 

 山家ミサは、弾けるような笑顔で言った。

 

「──それで、式はいつ挙げましょうか?♥♥♥」

 




『私立性処理学園JKコレクション』「N-File」をここまでお読みいただき、ありがとうございます。
 試しにこのお話を最初に読んだ読者の皆様も、ありがとうございます。
「N-File」全10話、これにて完結です。お疲れ様でした!
 完結記念にアンケートをご用意いたしましたので、よろしければご回答ください。

 そして、本日はこれだけではありません。
 おまけのお話である、
「W-File.xxx:三石真子[P-238]&綾部彰子[N-131]」
 も、同時に投稿されております。
 このおまけを含めた全31話で、『私立性処理学園JKコレクション』は完結です。
 どうか最後までお楽しみください。

「N-File」で好きなお話はどれですか?

  • N-File.001:二条世莉
  • N-File.002:円町恭子
  • N-File.003:花園加乃
  • N-File.004:太秦亜衣
  • N-File.005:嵯峨美弥子
  • N-File.006:保津峡祐香
  • N-File.007:馬堀竜子
  • N-File.008:船岡友理
  • N-File.009:安栖里あゆみ
  • N-File.010:山家ミサ
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