【完結後オマケ】お隣の天使様を変態紳士がいつの間にか堕天使にしてしまった件 作:麒麟人間
「おはようございます、志保子さん」
「あら真昼ちゃん。おはよう、よく眠れたかしら?」
「はい、おかげさまで」
「周の方は……眠れなかったみたいね」
「……ほっとけ」
翌朝、真昼が起きてから軽く支度をして、周の部屋で朝食をとる。
周は、当然ながら昨日のことが頭から離れず一睡もしていない。目のクマが凄いことになっていて、寝起きの真昼にも驚かれた。
(そりゃ、あんなこと言われたら眠れるわけないだろ……)
昨夜、寝る直前になって真昼から放たれた言葉が、頭の中を何度も駆け巡る。
『周くんのことが好きなんですから』
真昼は確かにそう言った。聞き間違いではないし、一睡もしていないおかげで夢だと疑うこともない。
間違いなく、昨日真昼は周を好きだと言ったのだ。
(でも、好きにも色々あるよな)
友人として、隣人として、はたまた放っておけない周への、真昼の優しさから来る慈愛の「好き」かもしれない。一言に「好き」と言っても、恋愛的な好きとは限らない。
そもそも、言ったのはあの真昼だ。基本的に他人との壁が厚い真昼は、あまり心を許す相手がいない。
周はその内側にいるという自信はあるが、それを恋愛的な好きと錯覚しているだけなのでは? という疑念が拭えない。
(だって、どう考えても、俺と真昼じゃ釣り合わないだろ……)
あの完璧な真昼と、冴えない周では全く釣り合いが取れない。真昼が周を好きになる理由がない。
だから、あれは恐らく言葉の綾というか、雰囲気に呑まれて出てきただけなのだろう。
きっと、そこまで深い意味なんかないはずだ。
そもそも、周自身は真昼のことをどう思っているのだろう。
そんなことを堂々めぐりに考えていると、気がつけば朝を迎えていた。
「あまね……あーまーねっ」
「……うおっ、急になんだよ、母さん」
「急じゃないわよ。ずっと声かけてたのに、気づかなかったのは周の方でしょ」
どうやら、考え事をしている間にずっと話しかけられていたらしい。寝不足で体が付いてきていない。
「周くん、大丈夫ですか?」
「あ、ああ、悪い。ちょっとぼーっとしてただけだ」
心配そうに顔を覗き込んでくる真昼に、心臓が高鳴る。真昼はまるで何もなかったかのように平然としている。
(……やっぱり、あれは特別な意味はなかったのか?)
告白した翌日にはまるで見えない真昼の様子を見て、やっと少し気分が晴れた。
朝食後、片付けや荷物の準備をして、二人の帰り支度が整った。
「私たちはそろそろ帰るから、後はしっかりね。真昼ちゃん、周のこと、よろしくね」
「は、はい。任せてください」
「どっちの親かわかんねぇな、もう」
周への信用よりも、真昼に対しての信頼が強すぎる。まあ日頃の行いを考えれば妥当だとは思うが。
「あ、真昼ちゃん。ちょっといいかしら」
「はい、なんでしょうか?」
志保子が、真昼を手招きして少し離れたところに呼び寄せる。またなにか企んでいるのかもしれない。
「周、彼女のことを大切にするんだよ」
「父さんまで……まあ言われなくても大事にはしてるよ。できる限り」
「うん、それなら大丈夫だね。もし、なにか困ったことがあったら遠慮なく私たちを頼るんだよ。必ず力になるから」
「父さん……」
「親というのは、子供の力になれることが嬉しいんだ。周の力だけでは解決できない問題が起こった時は、そのことを思い出してほしい」
「わかった……ありがとう、父さん」
修斗は、いつも通りの優しい笑みで頷きだけで答えた。優しくて、ここぞという時に頼りになる修斗は、周にとって憧れの、理想の男性像だった。
「志保子さんたちの話も終わったようだね。じゃあ、私たちはこれで失礼させてもらうよ」
「ああ」
戻ってきた志保子と共に、二人は実家へと帰っていった。
「母さんと、何を話してたんだ?」
「……まだ、秘密です」
部屋に戻りながら、何気なく真昼に問いかけるが、真昼は頬を染めるばかりで話してはくれなかった。
「また母さんがなにか変なこと言ったんだろうけど、あんまり深く考えなくていいからな。真昼にかまいたくて仕方ないだけだから」
「いえ、私も相談したいことがあったのでちょうどよかったです」
「……相談?」
なんのことかと聞くと、真昼はやや不服そうに頬を膨らませた。
「わかりませんか? 周くんのことですよ」
「うっ、昨日のって、もしかして本気だったのか」
思わず口を突いて出た言葉に、更に真昼の顔が険しくなる。
「周くんは、私が冗談であんなことを言うと思うんですか」
「悪い、そういう意味じゃないんだが……」
「ふう……いいですか、周くん。私は、周くんのことが好きです。もちろん、男性として、です」
今度こそ、誤解のしようもないくらい、正面から真っ直ぐに告白された。
「なんで……なんで俺なんだ。真昼なら、俺なんかじゃなくて、もっといい男が見つかるだろ。たまたま近くにいたのが俺だっただけで、俺なんかじゃ真昼の隣には――」
「周くん」
周が心の内を曝け出すが、真昼はそれをすっぱりと遮る。
「周くんは『俺なんか』と仰いますが、周くんはとても素晴らしい人です。たまたま周くんがいたんじゃありません、周くんだから、私の側にいて欲しいんです。周くん以外の『いい男』なんて興味もありません」
「……どうして、そこまで」
「周くんはいつだって私のことを大事に扱ってくれるじゃないですか。これで好きにならない女の子なんていませんよ」
そんなことは当たり前のことだ。真昼には家事から何まで世話になりっぱなしなのだ、いつだって感謝を忘れたことはない。
「私は周くんが好きです。周くんは……私のことを、どう思っていますか?」
「俺、は……」
頭から血の気が引いていくのがわかる。「俺も好きだ」の一言が出ない。自分には、そんな資格がない。
「周くんっ!?」
急に視界が暗くなる。体勢を崩しそうなところを、真昼によって支えられる。
「すまん、少し眩暈がしただけだ」
「もしかして、昨日全く寝ていなかったんですか!? ごめんなさい、私が変なことを言ったせいで……」
「真昼のせいじゃない、俺が……情けないのが悪いんだ」
真昼からこんなにも好意を寄せられているのに、すぐに返事も返してやれない自分に腹が立つ。
何故その想いに応えてやれないのか。
「周くん、ひとまず寝ましょう。こっちに」
「お、おい」
真昼に引かれるままに、近くのソファーへと座る。座っただけでも多少気分は楽になったが、やや耳鳴りが残っている気がする。
「ほら、周くん」
隣に座った真昼は、自分の膝をポンポンと叩く。どうやらここで寝ろ、ということらしい。
「いや、お前……」
「周くんは、私の膝枕じゃ不服ですか?」
「不服なわけはないが……いいのか?」
「私がしてあげたいんです。ほら」
強引に体を倒され、膝枕の体勢になる。真昼の太ももは柔らかくてすべすべしていて、あまりにも寝心地が良かった。
「周くんを困らせるつもりはないんです。返事を急かしてしまってごめんなさい。今は、とにかくゆっくり寝てください」
「真昼、俺は……」
何か言わなくては、と思いつつも、意識は微睡の中に落ちていった。
「……ん」
目が覚めた。寝室ではないことに一瞬戸惑うが、すぐに真昼に膝枕されていたことを思い出す。
真昼の手が頭を撫でる感触がする。もしかして、ずっとこうしていたのだろうか。
「真昼?」
「あ、目が覚めましたか。気分はどうですか?」
「大分頭がすっきりした気がする。どれくらい寝てた?」
「三時間ほど、でしょうか。ぐっすり寝ていましたよ」
「三時間!? 悪い、足疲れたよな。すぐ起きる」
「あっ……」
顔の下に感じる感触を名残惜しいと感じつつ起き上がる。真昼からも切ない声が聞こえた。
「周くんの髪をもふもふしていたらあっという間でしたよ。幸せな時間でした」
「真昼……」
三時間も膝枕をすれば足に相当な負担がかかっただろうに、そんなことはおくびにも出さずに、本当に幸せそうに笑みを浮かべている。
(俺は……やっぱり真昼のことが好きだ)
その笑顔を見て、今まで目を背けていた事実がクリアになった頭にストン、と落ちる。
ずっと距離感がおかしい二人だったから、これが恋愛感情なのか性欲の延長上なのか判別できなかっただけで、もうとっくに真昼のことが好きになっていたらしい。
「真昼」
「んっ、周くん?」
ぎゅっ、と真昼を抱きしめる。真昼は少し戸惑いながらも、嬉しそうに抱き返してくる。可愛すぎる。
「真昼……俺は、真昼が好きだ。だけど、やっぱり、胸を張って真昼と付き合えるって自信がないんだ。だから……俺が自信を持てるようになるまで、少しだけ待っていてくれないか?」
本当に情けない男だと思う。真昼に愛想を尽かされてもおかしくない。だが、真昼はそんな周の心すらも優しく包み込んだ。
「周くん。周くんが自分を卑下して、私と釣り合わないなんて思っていても関係ありません。私は、これまで以上に周くんに好きになってもらえるように努力していくだけです」
「真昼……うわっ!?」
真昼は、周をソファーに突き飛ばした。そして仰向けに転がる周の上にのしかかるように迫ってくる。
「周くん……んっ」
「まひ……んんっ、ちゅ……」
勢い任せではない、優しいキス。それなのに真昼の気持ちまで体に染み込むような、そんな情熱的なキスだった。
「ん、はっ、んちゅ……ちゅ、ん、はぁ……」
「はっ……んんっ、ちゅ、ぢゅっ……んむっ」
身体ごと溶けてしまいそうな快感に、体の一部が反応してしまう。
「んっ、ちゅぱっ……周くん、おちんちん、おっきくなってます」
周にのしかかっている真昼のお腹を、周のチンコが押し返す。見なくてもわかるほど勃起してしまっている。
「仕方ないだろ、こんなエロいキスされたら、誰だって勃起する」
「ふふっ、私でこんなになってくれたんですね、嬉しいです…………んっ」
「んくっ……真昼っ!?」
周の上に馬乗りになった真昼が、腰を前後に動かす。ズボン越しに、真昼のおまんこの感触が伝わってくる。
「あっ、これ、……周くんの、おちんちんの硬いのが、クリクリって……気持ちいいです」
「うあっ、それ、すごっ」
勃起したチンコに、こすこす、と真昼のおまんこが擦り付けられる。
下になっているから、真昼のパンツが染みてきているのもよく見えて、視覚的にも興奮する。
「はぁ、はぁ……周くん、もう苦しいですよね。今出してあげますね」
周のズボンをパンツごと下げ、チンコが露わになる。
「んっ……! 周くんの、熱い……火傷しちゃいそうです」
「真昼のおまんこも……もうびしょびしょに濡れてるぞ」
「あっ……んっ、そう、ですね……パンツが汚れてしまうので、脱いでおかないといけませんね」
真昼もパンツを脱ぎ、おまんこを露出させる。スカートの下だけ何も履いていないのが、逆にエロい。
「んんっ、直接だとっ、余計に食い込んで……あっ、あんっ!」
真昼のおまんこがぱっくりと開いて、周のチンコを食べようとするように咥え込む。愛液が潤滑油になり、ヌルヌルと擦り付けられる。
「うあっ、やばい……こんなの、エロすぎる……」
ぬちゃぬちゃと卑猥な音が響き渡る。真昼のおまんこの感触が直接周のチンコを刺激していく。
「あっ……んゆっ……あふっ、んああっ……クリトリスが擦れてっ、はぁん、気持ちよくっ……なっちゃいますっ」
周の方も、真昼のクリトリスがカリを刺激して、強烈な快感が身体中を駆け巡る。
しかも、動きが激しくなっていくにつれ、真昼のおっぱいが目の前で弾み、つい手を伸ばしてしまった。
「あんっ……ふふっ、触りたく、んっ、なったんですか? いいですよ、もっと、私のことを求めてください。んあっ……私の身体はっ、もう全部あなたのモノなんですから」
「っ! 真昼っ!」
「きゃっ、あっあっ……んんっ、ああんっ……動きっ、激しっ!」
あまりにいじらしい真昼の言葉に、つい堪えきれずに下から腰を突き上げる。
胸を揉みしだきながら、うっかりすると入ってしまいそうな体勢で何度も真昼のおまんこを擦り上げていく。
「あっあっあっ……私っ、もう、イっちゃいますっ! 周くんっ、周くん!」
「ああ、俺も……そろそろ射精るっ! 真昼にっ、射精すぞ!」
「はいっ、来てくださいっ私にっ、周くんの精液くださいっ!」
真昼の身体に、精液をぶち撒ける。お腹で精液を受けとめた真昼も、その刺激が引き金になって絶頂を迎えた。
「あつっ、ああっ、周くんのが、いっぱいっ、あんっ、んんんんんんっ!」
真昼が起きていられず倒れ込んでくる。しっかりと両腕で抱き留めると、にこりと笑いかけてくる。
「周くん……私の気持ち、少しは伝わりましたか?」
「……ああ。痛いほどな」
本当に、気持ちが真っ直ぐ心に突き刺さってきた。真昼が、どれだけ周を想っているか、身に染みて伝わった。
「真昼……」
「んっ……」
真昼に口付けを交わす。幸福感で満たされると同時に、もっと真昼が欲しくてたまらなくなる。
「あの、周くん……まだ、できますよね?」
控えめに体をすり寄せてくる真昼。その顔には、決意の色が浮かんでいた。
「周くん……私を、周くんのモノに、してください」
周くんが好意を自覚しました ※今更
告白し合いました
まだ付き合ってはいません(なんで??)
これから真昼の隣に並べるように、周くんには大きな覚悟が求められます
開発レベル
名前:椎名真昼
絶頂63回
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露出レベル10
性癖 露出 匂いフェチ M ぶっかけられ キス