【完結後オマケ】お隣の天使様を変態紳士がいつの間にか堕天使にしてしまった件 作:麒麟人間
椎名真昼には悩みがあった。
ここ最近、性への興味を自覚したことで、今まで知識程度しかなかった性的好奇心に歯止めが効かなくなったことである。
つまり——
「男性のおちんちんって、どうなっているんでしょう……」
——思春期の中学生のような悩みだった。
保健の教科書に絵で載ってはいる。勃起や射精という生理現象は理解している。
だが、実物を見たことがない真昼には、自分にはないモノが男性に付いているという事実を具体的に想像できなかった。
「ネットで検索……はなんだか違う気がします」
誰でもいいから見たいというわけではない。
多分、調べれば出てくると思うが、嫌悪感しか抱かない気がする。
なのに、周がいつもトイレに自慰行為をしに入る度にモヤモヤと頭の中で想像してしまう。
「男の人は一体どんな風にお、オナ、ニーするんでしょうか。私……気になります」
ここ最近は、そんなことばかり考えてしまう真昼だった。
――周視点——
『食費、折半であなたの部屋で作るならいいですよ』
あの後、細かな取り決めをして、真昼が周の部屋で料理を作るのが日課になった。
支度から片付けなどもあり、真昼がそのまま夜まで周の部屋に入り浸るのも当たり前の光景になりつつあった。
(変わった事といえば、『アレ』だよなぁ)
長ソファーにちょこんと行儀良く座っている真昼は、読書中だった。
しかし、その読んでいる本が、周の秘蔵物……つまりエロ本だった。
最初は興味津々ながらも、周がいる間は興味がないふりをしていたのに、最近は恐る恐るながら自由に読み漁るようになっていた。
「……っ、……!? ……わぁ」
しかし、その表情が問題で、ページを捲るたびに顔を赤くし、時には生唾を飲んで食い入るように没頭する姿が、あまりにも可愛すぎるのだ。
(襲わないって言ったしなぁ)
元々襲うつもりなどないが、エロ本を読んで百面相をする真昼が可愛らしすぎて、つい手を伸ばしてしまいそうになる。
最近ただでさえ、料理を食べる時に嬉しそうに見つめる真昼に見惚れてしまうことが増えているので、少し自制心を働かせる必要がある。
真昼と付き合いたいとも付き合えるとも思っていないが、やはりとんでもない美少女であることを再認識する。
その上、最近はやたらガードが緩くなったせいで、少し冷えてくる季節だというのに薄着だったりタイツを履いていなかったり、目のやり場に困ることが多い。
周とて健全な高校生男子、女の子の際どい部分の肌が見えると勃起してしまうこともある。
その度にわざわざ「オナニーしてくる」と宣言して自家発電に勤しむのは、真昼にもっと警戒させるためでもあった。
最悪嫌われても構わない覚悟だったのだが、真昼は季節と反対に薄着になり、誘っているような無防備さでくつろいでいる。
(全く、人の気も知らないで……)
それだけ信用してくれていると思えば悪い気はしないが、毎回自制心を働かせる周の身にもなってほしいものだ。
「あ〜っと、じゃあ俺はトイレでヌいてくるから、椎名もそろそろ——」
——部屋に戻った方が、と続けようとしたが、真昼から意外な答えが返ってきた。
「……別に、ここですればいいんじゃないですか?」
「…………は?」
一体何を言い出すんだこの天使様は。
「ここは藤宮さんのお家ですし、わざわざお手洗いでシなくても、ここで自由にすればいいと思います」
「いや、流石にそういうわけにもいかないだろ」
「わ、私もここのお手洗いは使わせてもらってますし匂いが籠ると困るんですよ。それに別に貴方が何をしていても私は気にしませんしっ」
随分と早口で捲し立ててくる。まあトイレでオナニーするのは窮屈だし、気にしないというならそうさせてもらおう。
「わかった。ならそうさせてもらうが、後から文句言うなよ?」
ズボンを下ろすと、もう半勃ち状態のチンコがパンツ越しでも存在を主張していた。
「…………ごくり」
「……椎名?」
「はっ、い、いえ、なんでもありません!」
読んでいた本に視線を戻す真昼だが、チラチラと俺のチンコに向ける視線を隠しきれていない。
流石に少し恥ずかしいが、天使様と名高い真昼に見られながらのオナニーはさぞ気持ちよさそうだと開き直る。
『同い年の女子にオナニーを見られる』なんて、自分にはあり得ないシチュエーションだと思っていたが、いざそんな状況になってみるとむしろ興奮してきた。
勢いよくパンツを下ろすと、既に完全勃起状態になった周の『モノ』が跳ね上がった。
「…………っ! ひゃぁぁぁぁぁ!」
「おい、気にしないって言ったのは誰だよ」
真昼が、顔を真っ赤にして手で覆いながら小さな悲鳴を上げた。その覆っている指の隙間からしっかりガン見したままだったが。
「だ、だって、想像より大きくて変な形だったもので……」
「他の男と比べたことないから大きいかはわからないが、多分こんなもんだと思うぞ」
(というか、椎名でも男のチンコとか想像するんだな。まあ最近エロ本に興味津々だったしな)
「そ、その……そんなに大きかったら、日常生活で支障が出ませんか?」
「普段はこんなじゃないからな。それにうっかり大きくならないように、男子は日々オナニーで発散してるんだよ」
真昼はなるほど、と変に納得したようだった。その間も、まじまじと見る視線が離れることはなかったが。
「さて、そういうわけで、俺もオナニーさせてもらうぞ。まずオカズとオナホの用意からだな」
デデン、と目の前にエロ本最新刊とオナホ、それにローションを並べる。
ちなみに、今回のオカズは『天使ヒロイン堕天アンソロジーvol.3』だ。特に深い意味はない、はず。
「その……それは何ですか?」
「これはローションだ。オナホを使う時はローションで滑りを良くしておかないと痛い場合もあるし、単純に快感も倍増する」
「そ、そうなんですか」
言いながら周のモノにローションを垂らす。このヒヤリとする感触が癖になる。
そして十分塗りたくって、そのままオナホに突っ込む。
「んっ、ふぅぅ」
「……んっ、本当に気持ち良さそうですね」
「ああ、オナホも俺に合ったやつを吟味して厳選した物だからな。ちょうどいい締まり具合なんだ」
喋りながらも、オナホごと上下にシゴく。部屋中がグチャグチャと卑猥な音で満たされる。
「すごい、音がしてます」
「ふっ、ふっ……ローションのおかげで、余計にエロさが増してるだろ?」
「そ、そう、ですね」
前までの真昼なら「知りません」と顔を背けるところだが、今日は本当に性欲に正直なようだ。
「ふっ、ふっ……んんっ」
「……」
「はぁっ、はあっ」
「…………んんっ」
しばらくの間、グチャグチャという音と周の荒い息だけが響いていたが、真昼の方からもなにか動きがあった。
「ふぅ、んんっ……椎名?」
「あっ、んんっ、……なんですか?」
真昼の方に視線を向けると、膝の上に置いた鞄で隠してはいるものの、手が股間に差し込まれているように見えた。
「どうか、したのか?」
「別に、んっ、なにもありませんよ。藤宮さんは、気にせずに、ッ、オナニー、してればいいんじゃないですか?」
「……ああ」
(オナニー言いおった……)
なにもないと言いつつ、どう見ても真昼もオナニーしているし、真昼の口からしっかりと「オナニー」という単語が出てきたのも、より周の興奮を強めた。
「ふっ、ううっ、もうそろそろ、イくぞ」
「はいっ、あっ、ふぁっ、あん、別に私は、気にしないので、勝手にイって……ください」
もうとっくに新しく買ったエロ本なんて見てもおらず、真昼と向かい合うようにオナニーをする。
お互いのオナニーで興奮が高まっていく。
「うっ、イくっっっ!!」
「あっ、あっ、んんんっっっ!」
お互い、ほぼ同時に絶頂を迎える。オナホの中は周の性液で満たされている。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「ふー、ふーっ……」
達して、賢者タイムになると少し気まずい空気が流れる。
なんとなく真昼を見ると、目が合ってしまい二人して目を逸らす。
「あーっと、椎名もそろそろ自分の家に戻った方がいいんじゃないか? いい時間だし」
「そ、そうですね。その……腰が抜けてしまったので、少し休んだら帰ります」
「そ、そうか。じゃあ俺は風呂で体流してくるわ。適当に帰っておいてくれ」
そう言ってそそくさと風呂場に退散した。
――真昼視点――
そして、その場に残った真昼は、周が風呂に入ったのを確認すると、置きっ放しになっていたオナホールを手に取った。
「これが……藤宮さんの、精液……」
オナホールの中には、周が射精したばかりの精液が並々と溜まっていた。
真昼はそれを指で掬い、ネチャネチャと音を立てて伸ばしてみたりしながら弄ぶ。
「凄い、ネバネバしてます。それに……匂いも強い」
クンクンと匂いも嗅いでみる。ツンと生臭い匂いだが、不思議と不快感はなく、嗅いでいると頭がボーッとしてくるようだった。
「これ、もっと……」
匂いを嗅いでいると、際限なく欲してしまいそうになる。
「はっ、だ、ダメです。藤宮さんがお風呂から出てくる前には帰らないと」
こんなところを見られてしまったら、流石の変態紳士の周にもドン引きされてしまう。
オナホールを元の場所に戻して、帰り支度をする。
「……あっ」
帰ろうとした時に、ふと気づいてしまった。
「これ、どうしましょう……」
さっきまで座っていたソファーに、大きく出来たシミを見て、真昼は途方に暮れた。
むっつり天使からエロエロ堕天使になりました
開発レベル
名前:椎名真昼
絶頂12回
オナニーレベル3(周の前でオナニー)
露出レベル3(周にオナニーを見られる)
性癖:露出 匂いフェチ