「このような場所には以下の野草が生えています。つまり……」
5時間目の授業。
森宮まきの先生の授業、サバイバルについてだ。
学生対魔忍達は皆、集中して授業に励んでいた。
だがその内の1人は違う。
「(あぁぁぁぁぁオナニーしたいオナニーしたいオナニーしたい!!!)」
私……綴木みことは顔を火照らせて黒板をジーッと見つめていた。
もちろん、授業なんて聞いていない。
「(オナニーオナニーオナニーオナニーオナニー!!!)」
昨日のオナニーが忘れられず、1時間目からオナニーに頭を支配されてずっと上の空だ。
「(オナニーしたい……もうオナニーしたい……ガマンできない!!!)」
無意識に腰がピクピクしてしまう。
オナニーがしたい。
オマンコいっぱい弄りたい。
授業中の、それも生徒がいる中でオナニーをしたい欲求が高まる。
「(ど、どうしよう……しようかな……? オナニーしようかな……♡♡♡)」
スンとした表情のまま、私は右手をそっと自身のオマンコに添える。
「(こ、こんな所でしたら……もう後戻りできない……♡♡♡)」
そう思いつつも私の右手はゆっくりとだが、自身のオマンコを愛撫し始める。
誰にも気づかれないようにゆっくりと。
「(〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡)」
愛撫した瞬間、オマンコから快感が波紋のように広がって身体がビクッと飛び跳ねた。
私の膝がテーブルの底にガンッ!と当たり、生徒の視線が一気に私の方に向く。
「綴木さん? 大丈夫ですか?」
森宮先生が心配そうな表情で訊ねる。
私は「(まずい……!)」と冷や汗を流して急いで弁解の言葉を探す。
「あ、えっと、はい! ごめんなさい、目の前に虫が飛んで驚いただけです! すみません!」
「そうですか? それでは続けますね」
少し怪訝な表情をした森宮先生だが授業を再開、生徒達も不思議そうな顔を浮かべるも森宮先生の言葉で再び授業に集中し始めた。
「(よ、良かった、バレてなかった)」
オナニーしているのがバレてないのを確認した私だが、ホッとするどころか心臓が激しく鼓動していた。
「(……この感覚いい……♡♡♡)」
この教室にいる男女問わず全ての生徒がこちらを見た時、私の全身がゾクゾクする不思議な感覚に襲われた。
「(ば、バレてないなら、このままオナニーしてもバレないよね……♡♡♡)」
これでバレてないなら、ある程度してもバレることはないのではと考えた私は、授業を聞いている顔つきで片手でオマンコを弄り始める。
「……っっっ♡♡」
私は口の中で歯を食いしばって身体が飛び上がる快楽に耐えきった。
ただ、激しくせずにゆっくりと優しくクリトリスを愛撫する。
「……♡♡♡」
以前の最終日のようなポリネシアンオナニーとは違い、今回のオナニーはゆっくりとネチネチしたオナニーだ。
それも授業中の他の生徒がいる中でのオナニーに、私の心は今にも張り裂けそうなほど緊張していた。
「(バレたら……どうなるんだろう……♡♡♡)」
そんな想像をしてしまい、更に興奮が昂っていく。
この身体は綴木みことの身体であり、私の身体ではないのだから、このような事はしてはダメなのに……。
ダメと思えば思うほど、したいという欲求と興奮が増幅していく。
「(……あぁん、これ最高……♡♡♡)」
みんなが一生懸命に授業を受けている中で、私1人がインモラルの行動をしているこの背徳感がとてつもなくたまらない。
「(ンヘィィィ……これいいよぉぉぉ……♡♡♡)」
必死に授業しています風の真剣な顔をしつつ、いやらしい音がでない程度に加減をしてオナニーに集中する私。
皆は真面目に授業を受けてノートに書いている間、私は必死にマスをかいている。
何て愚かな行為なのだろうか。
だが、その愚かな行為がとても癖になる。
「(あぁ、いい♡♡ 気持ちいい♡♡♡)」
ゆっくりと静寂なオナニーをする私だが、次第に快楽がゾゾゾゾゾと沸騰する感覚に気づく。
「(くる……気持ちいいの来る……♡♡♡)」
絶頂する感覚。
ここで思いっきりイキ狂いたい気持ちに支配されかけるが、そこをグッと我慢する。
もしここでオナニーしているとバレようものなら、私は雌豚やマゾ犬等の烙印を押され、女子からは蔑まれ、男子からは都合のいい公衆便女として扱われてしまう。
それだけは避けたい。
避けなければならない。
「(でも……♡♡♡)」
私は……その未来を妄想してしまう。
大声でイキ狂い、仰け反り、マン汁を噴射させてアヘ顔を晒す姿。
クラスの全員から蔑むような視線。
それをした後の全員の対応。
全てを妄想するだけで、私の乳首は勃起してオマンコの疼きが加速する。
何でそんな妄想で興奮してしまうのだろう。
ダメなのに、やっちゃダメなのに、でもやってみたい。
悪魔な衝動が私の全てを満たそうとする。
「(ダメ……絶対にダメ……!! ハロウィンみことのような最悪の回想のようには……!!! 絶対に!!!)」
それでも、私は必死に自分を抑え込む。
私が望むのはふうま小太郎との純愛であり、あんな回想ではない。
あれのおかげで私は絶望と苦しみを大いに味わった。
何が何でもあんな回想には行かない。
あれに行くぐらいなら私は……いや、やめておこう。
いまは、早く絶頂してその邪悪な気持ちを祓うのが先決だ。
「イキたい……イキたい……もう少し、もう少しで……♡♡♡♡♡」
ゆっくりとしたサイレントオナニーの終わりが近づいてくる。
それにつれて、次第と私の指も少し激しくなり始めた。
勿論、誰にも悟られない程度の激しさであるが、今の私にとって、絶頂を急加速させるには充分すぎた。
「(あぁぁぁぁぁ来る!! 気持ちいいの来る!!!)」
眉をひそめて、口を閉じた状態で必死に歯を食い縛る。
そして、その時は来た。
「…………………………♡♡♡♡♡♡♡♡」
強大な絶頂が到達した。
その絶頂は一気に来るものでは無く、大きくゆっくりと私の全身を飲み込んだ。
何事もない表情を浮かべる私。
しかし、心の中ではネットリとした絶頂感に全身を委ねていた。
「(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡♡♡ 気持ちいいぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡)」
ここで全力で叫びたい衝動や欲望を薄い理性が全力で抑えている。
だが、それでも鼻息が荒くなるのは抑えることができない。
「ふーー、ふーー、ふーー、ふーー、ふーー♡♡♡」
全力でイキ狂いたい衝動を抑える代償というべきか。
鼻息まで抑えることは、今の私には出来なかった。
歯を食いしばって耐えている現状、口呼吸することもままならない。
「ふーー、ふーー、ふーー、ふーー、ふーー♡♡♡」
このままではオナニーしている事がバレないにせよ、色々と不審がられる。
だが、天は私を味方してくれた。
校内に授業終了のチャイムが鳴り響いたのだ。
それと同時に、絶頂も次第に収まっていく。
「(良かった……♡♡♡ 良かったけどぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡)」
まだ安堵ができない。
今度は絶頂の余韻が私の身体を無理矢理浸りにかかる。
「それじゃあ、今日の授業はここまでです。今日習った事はテストに出ますので、必ず復習しておくように」
森宮先生が言っている言葉は、押し寄せる快楽の余韻がフィルターとなって弾き飛ばしていく。
私は快楽で震える手で、初めてノートに手を伸ばした。
「(き、気持ちいいのが収まるまで……ここでジッとしておこ……♡♡♡♡♡)」
あたかも復習していますよアピールをして、快楽が去るのを待つことにした。
望月さんのお誘いも断って、適当にノートに書いている時だ。
「綴木みことさん、綴木みことさん。至急、応接室まで来てください」
森宮先生の声だ。
予想していないお呼び出しに私は、快楽の余韻が収まりきっていない身体に鞭打って応接室まで向かおうとした。
しかし、椅子から立ち上がった時にマン汁塗れである事に気づく。
「(……流石に拭かないとまずいよね♡♡)」
産まれたての子鹿のように足を震わせながら、ティッシュをとって熟れた女の匂いがする汁を全て拭き取った。
「(よ、よし……応接室に行こ……♡♡)」
ゴミ箱にティッシュを捨てて、快楽を刺激しないようにゆっくりと応接室まで向かった。
「失礼します」
私は応接室の扉を開ける。
勿論、平常心で自然な表情を浮かべつつ、ソファーに座った。
「急に呼び出してごめんなさい。綴木さんに言わないといけない事があって」
「どうしましたか?」
私がキョトンとしていると、森宮先生は非常に申し訳なさそうな表情をしながら口を開く。
「その……したい気持ちは分かるけど、授業中にオナニーはダメよ」
「…………へ?」
森宮先生の発言に私の時間が停止した。
情けない声を出して固まる私。
「勿論オナニーがダメな訳じゃないの。ただ、授業中にオナニーは……」
先生が色々と説明をしているが、私には何一つとして耳に入ってこない。
先程まで残っていた快楽も完全に消滅した。
その後、私は森宮先生に謝罪をした。
去り際に心を落ち着かせるハーブを受け取り、私は早々と自宅へと帰り布団に顔を埋めて雄叫びを挙げる。
オナニーをしていた事が先生にバレてた現実に、私は羞恥で頭が爆発しそうだった。
続く