※この作品はR-18です。

【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話   作:口だけの淫魔

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#105 幕間:アルシェ・イーブ・リイル・フルト 後編

公園内の空き地。

アルシェ、ベリアル、ウレイリカとクーデリカの四人でサンドイッチを食べた。

食後に、ベリアルが虚空から温かいコーヒーを取り出した際には、流石にアルシェも顔を強張らせてしまった。

やはり、ベリアルの収納魔法は別格だとしみじみと想う。

 

ウレイリカとクーデリカはコーヒーが飲めないため、代わりにオレンジジュースを飲んでいた。

 

わざわざピッチャーとグラスまで用意して、用意周到だなぁ……とアルシェは思っていた。

 

そうして、また少し公園で遊び……数時間が経過した後……疲れてきたウレイリカとクーデリカを連れて、公園を離れた。

 

馬車の中、アルシェの前でベリアルが問う。

 

 

「ウレイとクーデは、何か欲しいものとかないか?」

 

「ほしいもの?」

 

「ああ、そうだ。欲しいものだ。服やネックレスが欲しいとか、本が欲しいとか……菓子でも、玩具でもいいぞ?」

 

 

ベリアルの言葉にウレイリカとクーデリカは顔を合わせて……アルシェを一瞥した。

我儘を言っていいのか、言った方がいいのか迷ってるのだろう。

 

なるほど、確かに子供らしからぬ配慮だ。

 

 

「…………」

 

 

アルシェは無言で、小さく頷いた。

その様子を見た二人の妹は、はにかんだ。

 

 

「じゃあ、ベリアルさま!私、服が欲しい!」

 

「私も!」

 

 

ウレイリカとクーデリカの言葉に、ベリアルは頷いた。

 

 

「なるほど。なら、これから買い物に行こうか……アルシェも構わないか?」

 

「え、あ、はい。構わないです」

 

 

何故、自分に許可を取るのか、アルシェにはよく分からなかった。

よく分かりはしないが、何らかの配慮だという事は理解していた。

 

そうして、アルシェは服屋に連れて来られた訳だが──

 

 

「わー、すごい!」

 

「すごーい!」

 

 

魔導国で一番の高級服屋だった。

元々はどこかの商会だったか、高級品を取り扱う店だったが……エ・ランテルが魔導国に割譲された時に専門的な衣料品店になったんだとか。

 

 

「……うわぁ」

 

 

少しアルシェは驚いていたが、この街で最上位の権力者であるベリアルならば当然かと納得もした。

それはそれとして、元貴族とはいえ庶民心のあるアルシェからすれば少し勝手の分からない店ではあるが。

 

そんなアルシェを無視して、ベリアルは妹二人の頭を撫でた。

 

 

「ウレイ、クーデ。どういった服が欲しいんだ?」

 

「えっとね……お姫様みたいな服……」

 

「ほう?」

 

「今度ね、魔導学院で社交ダンスの授業が始まるから……その時に着れる服が欲しいな、って。ダメかな?」

 

「いや、勿論いいさ」

 

 

快諾するベリアルに、アルシェは目を瞬いた。

社交ダンスの授業があるから、そういった服が必要なのだと、アルシェは確かに二人から相談を受けていた。

実家から持ってきた服で良いだろうとは思っていたが、二人は内心、どこか嫌がっていたのだろう。

 

そういえば、そうだ。

ウレイリカもクーデリカも、実家から持ってきた服やアクセサリーを使いたがらない。

それはもう帰れない実家を思い出すもが嫌なのか……それとも、自分を捨てた父母への嫌悪感か。

 

それはわからないが、アルシェは二人の意思を無視して、甘く見積もっていた事を反省した。

 

 

「ま、俺は服のこととか全然分からないからな。プロに頼むとしよう……頼めるか?」

 

 

ベリアルの言葉に女性の店員が頷いた。

 

 

「畏まりました。ご予算は?」

 

「いくらでもいい。二人の要望を最優先にしてくれ」

 

「承知致しました」

 

 

そうして、ウレイリカとクーデリカは店員に連れられて、奥の部屋へと向かった。

店員達に着せ替え人形にされるのだろうか。

 

そう考えつつ、店内でベリアルの二人っきりとなった。

貸切状態となっている中、アルシェは少し緊張していた。

 

どれだけ長く側に居ても、抱きしめあっても、この感覚は拭えないだろう。

憧れと尊敬、敬愛と信頼からくる緊張感は。

 

 

「アルシェも少し見るか?」

 

「え、あ……私は大丈夫、です」

 

「……そうか」

 

 

首を横に振れば、ベリアルは少し落ち込むような顔をした。

理由はアルシェにも分かった。

ベリアルは自分にも何か買ってあげたかったのだろう。

 

そういった優しさを、この男が持っている事をアルシェはよく知っていた。

 

 

「なら少し、アクセサリーでも見るか?」

 

 

ベリアルは単純に、喜んで貰いたいのだろう。

そう考えれば、遠慮することはこの人のためにならないと思える。

 

 

「……はい」

 

 

実際、アルシェが頷くと、ベリアル少しホッとしたような顔をしていた。

 

 

 

 

 

「こちらでございます」

 

 

別室に案内されたアルシェは、ガラス張りに展示された装飾品を見ていた。

値札などなく、幾らするのか分からない。

それに、父母が借金を背負いながら買ってきていた物より高級そうに見える。

 

頬が少し引き攣る。

 

 

「アルシェ、何か良いのは見つかったか?」

 

 

ベリアルの言葉に、アルシェは首を振った。

 

 

「い、いえ……こういうのはその、私が身につけるにはちょっと……高級品過ぎるというか」

 

 

アルシェの言葉に、ベリアルは目を瞬いた。

 

 

「あー……まぁ、そうか?似合うと思うが」

 

 

おべっかではなく、本心であるとアルシェには分かる。

それはそれとして気後れしてしまうのも、どいしようもない話だ。

 

 

「もう少し質素な、華美じゃない方が良いというか……」

 

「でしたら、こちらに」

 

 

アルシェの言葉に店員が案内を始めた。

別にそういったつもりではなかったのだけれど、結局、別室の……先程より少しランクの落とした装飾品が飾ってある部屋に案内された。

 

こちらの部屋のものには値札が貼ってある。

だが、それでもアルシェの月給三ヶ月分ほどの値段をしている高級品なのだが。

 

 

「なぁ、アルシェ。こういうのはどうだ?」

 

 

ベリアルが指差したのは宝石が組み込まれた金のネックレスであり……思わず、首を横に振った。

 

 

「い、いえ、そういうのはちょっと……」

 

「そうか」

 

 

ベリアルは少し落胆しながら、また部屋の装飾品を眺め始めた。

様々な装飾品が並ぶ中、値段の安いものを探す。

 

 

(このまま見ていたら、ベリアル様、高いのを買ってしまいそうだし)

 

 

一番安いものを気に入った事にすれば、罪悪感も少ないだろう。

そう考えて、装飾品を見ていたのだが──

 

 

「あっ」

 

 

白金の鎖で出来たネックレスが目に入った。

華美な装飾もない落ち着いた装飾品だ。

値段は……最安値とはいかないが、それなりに抑えられている。

 

……しかし、最安値ではない。

 

目線を逸らして、装飾品を眺めれば……あった。

複雑な紋様の入った銀のブレスレットだ。

中心には赤い宝石が埋め込まれており、一見するとかなりの高級品に見える。

しかし、値段がこの中で安いということは、嵌め込まれた宝石も、実際はそれなりのものなのだろう。

 

いや、そもそもここで最安値といっても、世間一般では高級品に違いないのだろうが。

 

 

「ベリアル様、私はその、これが気に入りました」

 

「ん?それか?」

 

 

声を掛ければ、ベリアルが側によってきた。

そして、その赤い宝石が埋め込まれたブレスレットを見て……目線を逸らした。

 

 

「……アルシェ、癇に障ったら悪いんだが」

 

「え?はい?」

 

 

何を遠慮がちになっているのか、そう思っていると、ベリアルは数歩歩いて別のアクセサリーを指差した。

 

 

「こっちの方がいいんじゃないか?」

 

 

それは先程、アルシェが見ていた白金のチェーンネックレスだった。

 

アルシェは気付いた。

自分が最安値のアクセサリーを選んでいたことに、ベリアルは気付いていたのだ。

その上で、似合いそうな装飾品を選んでくれて……その結果が、偶々、自分が気になっていた装飾品だったのだ。

 

思わず、申し訳なく感じて……それでも、嬉しくなった。

 

 

「そう、思いますか?」

 

「あ、無理強いをするつもりはないんだ。あちらの方が良いというのなら、その気持ちを尊重するが」

 

 

言い訳じみた事を口にするベリアルを見て、アルシェは思わず笑ってしまった。

 

 

「いえ、そうですね……ふふ、ベリアル様の言う通り、こっちの方が私に似合ってると、私も思います」

 

「そうか……なら良かった」

 

 

安堵の表情を浮かべながら、ベリアルは店員を手招きして……そのまま、その装飾品を購入していた。

ほんの少し申し訳ないなと思いつつ、愛する男が自分のために選んでくれたことが嬉しくなって……受け渡された紙袋を、アルシェは抱きしめた。

 

 

 

そうして、少しすれば──

 

 

「ベリアルさま、見て見て!」

 

「お姉さまも!」

 

 

おめかしをしたウレイリカとクーデリカが姿を現した。

あまり華美ではない落ち着いた装いだが、それでも一国の姫かと思えるほどのドレスを身に纏っていた。

 

すっごく高そう。

そう思いつつ、二人が喜んでいる中で口出すべきではないことをアルシェは理解していた。

 

 

「うん、二人とも。凄く似合ってる」

 

 

だから、単純に思っていた褒め言葉を口にした。

そんなアルシェに続いて、ベリアルも頷いた。

 

 

「あぁ、とても似合ってる。まるでお姫様みたいだな」

 

 

その言葉に、二人は喜んでいた。

 

 

「お姉さま、この服すごいんだよ」

 

「見て見て、ここ、刺繍入ってるの!」

 

 

高揚する妹二人に囲まれてあたふたしている間に……ベリアルがこっそり会計しているのを視線の端で捉えた。

幾らしたのか気になるが、改めて聞くのも無作法だ。

 

会計を済ませて戻ってきたベリアル相手に、アルシェはただ感謝を口にする。

 

 

「ありがとうございました、ベリアル様」

 

 

その姉に習って、ウレイリカとクーデリカも頭を下げる。

 

 

「ありがとう、ベリアルさま!」

 

「ありがとう!」

 

「あ、うん、どういたしまして?」

 

 

妹二人に感謝されて、たじたじになっているベリアルを見てアルシェは微笑ましく思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、帰路に着き。

晩の食事を終えて、ベリアルと別れて、風呂にも入り……アルシェは妹二人を寝室に送り届けた。

 

 

「それじゃあ、二人とも。おやすみ」

 

「……うん、おやすみ、お姉さま」

 

「おやすみ……」

 

 

ベッドに転がせば、疲労でいっぱいなのかすぐに眠り始めた。

本の読み聞かせも必要なく、夜更かしの心配もない。

ベッドで眠る天使のような寝顔を撫でて、アルシェは二人の部屋を後にした。

 

そして別棟から離れて、アルシェは自室のある屋敷に戻り……寝巻きに着替えた。

白くて薄い布地のネグリジェだ。

実家から持ってきたものではなく、自費で購入した寝巻きで……気に入っている。

 

そんなネグリジェの上からカーディガンを羽織り、廊下を歩く。

もう既にメイド達が消灯したため、灯り最低限しかついていない。

 

だが、それでも勝手知ったる屋敷の中、アルシェは迷う事なく目的の部屋に到着した。

 

 

「…………」

 

 

一呼吸、後に扉をノックした。

 

 

「入って良いぞ」

 

 

迎え入れる言葉を聞き、アルシェは部屋の扉を開けた。

そこはベリアルの書斎だった。

 

ベリアルは何やら書類作業をしているようだった。

 

 

「あ、ごめんなさい。忙しいところ、でしたか?」

 

「いいや、別に明日でもいいことだ」

 

 

ベリアルに促され、アルシェはソファに座った。

同時にベリアルも向かい側に座りつつ、机にマグカップを置いた。

……もはや、何処から取り出したかなどどうでもよく、アルシェはそのマグカップを受け取った。

 

 

「これは?」

 

「ホットミルクだ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

ちびちびと飲めば、暖かく、心が落ち着く。

ベリアルも飲み始めたのを確認して、アルシェは口を開く。

 

 

「今日はその、ありがとうございました」

 

「ん?ああ、どういたしまして……」

 

 

感謝の言葉をベリアルは適当に受け取った。

特に何かをした自覚がないからだろう。

 

 

「二人もとても喜んでいました」

 

「それは良かった。俺も嬉しいよ」

 

 

ホットミルクを口にするベリアルの前で、アルシェは小さく頭を下げた。

 

 

「その……それで今日は、えっと、よければ……いっしょに、寝ませんか?精一杯、奉仕致しますので」

 

 

それは同衾の誘いだった。

日頃の感謝を込めて、望む事ならなんでもするつもりで、口にしたのだが──

 

 

「……それは俺も嬉しいんだが。何でそんな下から目線というか……奉仕する、とか言うんだ?」

 

 

ベリアルの言葉に、アルシェは目を瞬いた。

何故そんな事を聞かれるのか、分からなかったからだ。

 

 

「ベリアル様には、日頃の感謝もありますし……恩がありますから」

 

「……そんなこと、気にしなくて良いんだぞ?」

 

「し、しかし……ベリアル様は私だけではなく、二人にも優しくしてくれていますし……これぐらいしか、私には返せるものなど無いですから」

 

 

その言葉にベリアルは少し顔を顰めた。

不興を買ったのだろうか。

それは何故か、分からない。

 

不安で心臓が跳ねる中、ベリアル席を立ち……アルシェの横に座った。

 

 

「あ、あの、ベリアル様──

 

「そんな悲しい事を言うなよ、アルシェ」

 

 

肩を抱きしめられ、引き寄せられた。

別の意味で心臓が跳ねた。

暖かく、筋肉質な体に触れて、自分が小さくて弱い女なのだと自覚させられてしまう。

 

 

「ベ、ベリアルさま……」

 

「俺もアルシェにはいつも感謝している。ウレイやクーデにもだ。一緒にいると楽しいし、みんな幸せになって欲しい……それは俺が望んでやっていることだ。見返りが欲しい訳じゃない」

 

 

その言葉にアルシェは顔が熱くなった。

 

 

「側にいてくれるだけで、恩返しになっている。だからそう、何か返さなきゃならないなんて考えなくていい」

 

「ベリアル様……」

 

「俺はアルシェを愛しているからな」

 

 

抱きしめられ、唇を重ねた。

優しく、愛を語るようなキスだった。

 

 

「んっ……♡」

 

 

心臓が跳ねる。

身体の奥が熱くなる。

下腹部がきゅぅっとなる。

 

 

「ベリアル、さま……♡」

 

 

蕩けた目で、見上げてしまう。

 

この人はなんて狡いんだろう。

優しくて、格好良くて、自分を愛してくれる理想の男だ。

こんなの好きにならない方がおかしい。

求めてしまう。

無際限に愛を欲してしまう。

 

 

「……あんなこと言ってなんだが、今からその……あー、ベッドに行かないか?」

 

「は、はい……♡」

 

 

言われるがまま、誘われるがまま……アルシェはベリアルに手を引かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、寝室。

大きなベッドの上。

 

ネグリジェを脱いで裸になったアルシェは、ベッドで座っていた。

 

痩せ気味の少女らしさのある白い肌。

赤みを帯びた乳頭は、期待からツンとたっている。

 

顔が熱い。

恥ずかしさ……も、勿論あるが、これは期待からだ。

 

愛する男が目の前にいる。

彼も全裸で、まるで彫刻のような筋肉質な美しい身体を見せている。

 

その姿に魅せられて、アルシェは身体が火照っていくのを感じて居た。

ヘソの下辺りがきゅうっと締め付けられるような、そんな切なさから……愛液を秘部から溢していた。

 

 

「少し触れるぞ」

 

「は、はい……♡」

 

 

別に前戯などしなくとも、アルシェは既に男の逸物を受け入れる態勢が整っていた。

女性器は愛液でびちょびちょに濡れて、膣口をひくひくと痙攣させている。

 

手招かれるまま、男の膝に座らされる。

背中に男の胸板の硬さを感じる。

勃起した陰茎が尻に当たっているのを感じる。

 

鼻息が思わず荒くなりそうで──

 

 

すりすり……♡

 

「んっ……♡」

 

 

男に、勃起した乳首を撫でられる。

同年代に比べて小さめの、それでも確かに主張している胸を揉まれながら、指先で乳首を挟むように──

 

 

くにくに♡♡♡

 

「ん……っ♡♡あっ♡♡」

 

 

乳首を擦られて、アルシェは身悶えながら喘ぐ。

思わず、男の腕を掴んでしまう。

辞めてほしい訳ではない。

それでも生理的な現象によって、思わず掴んでしまう。

 

しかし、男はそれを気にもとめない。

 

 

くにくに♡♡くにくに♡♡♡

 

「あ゛ぁ……っ♡ひ、ぅ……♡♡」

 

 

男の膝の上で、腰をへこへこと動かしながら、甘い声を漏らす。

 

自分でするより何倍も、ずっと気持ちいい。

胸を弄られているだけなのに、女性器(おまんこ)が切なくて痺れてしまいそうだ。

 

そう考えていた、直後───

 

 

ぎゅぅっ♡♡♡♡♡

 

「ん゛ぅっ♡♡♡♡♡♡」

 

 

乳首を強くつねられた。

腰をがくんと痙攣させて、大粒の汗を流した。

 

 

きゅっ♡きゅぅっ♡♡♡ぎゅぅぅっ♡♡♡♡

 

「ま゛、っ♡♡く、っ♡♡ん゛あっ♡♡」

 

 

秘部に触れられていないのに、乳首を虐められて快楽によがっている。

愛液でシーツを濡らして、体を痙攣させて、そして──

 

 

ぎゅぅぅっ♡♡♡♡♡

 

「イ゛きゅ……っ♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡♡♡♡

 

 

アルシェは絶頂した。

足をピンと伸ばして、口を窄めて、仰け反りながら愛液を吹き出した。

 

 

「はぁ……っ♡はぁ……♡♡」

 

 

乳首を虐められただけだ。

秘部に触れられてもいないのに、絶頂してしまった。

 

 

「ベリアルさま……♡」

 

 

振り返れば、男と目線があう。

そうして、少し口をすぼめれば──

 

 

ちゅっ♡♡♡♡

 

「んっ♡♡」

 

 

キスしてもらう。

唇と共に体を重ねて、抱きしめるように触れ合う。

 

 

れろ♡♡れる♡♡♡

 

「んっ♡ん……っ♡♡」

 

 

アルシェは男とのキスが大好きだった。

特大の“愛している”という感情を注がれて、幸せな気持ちになれるからだ。

 

下腹部がくつくつと煮えたぎるように熱くなる。

愛液がぽたぽたと溢れる。

 

子宮が降りてきているのが、分かる。

 

 

っぱ……♡♡

 

「は、ぁ……ぅ♡♡」

 

 

涎が垂れる。

梯子のように、垂れる。

喪失感を感じながらも、視線を下げれば……男の陰茎が怒張しているのに気付く。

 

普段使いの、この陰茎を模したディルドなんかより……ずっと、固くて、大きそうで、気持ちよさそうで。

 

 

「ベリアルさま、そろそろ……♡お願い、します……♡」

 

 

懇願するような言葉が漏れる。

 

そうすれば、アルシェはベッドに優しく転がされた。

 

 

「あ……♡」

 

 

仰向けで、向き合うような姿勢で……ゆっくりと、男が腰を落としていく。

 

 

ぬぢゅぅ……♡♡♡

 

「ん゛っ、あ……♡♡♡」

 

 

気持ちいい。

膣口を押し除けて、膣壁を掻き分けて……愛おしい男の陰茎が挿入ってくる。

 

 

ぬぢゅぅぅぅぅっ♡♡♡♡♡♡

 

「っ、あ゛……♡ん♡っくぉ……♡♡♡♡♡」

 

 

勝手に膣内がぎゅうぎゅうと締め付ける。

男の陰茎の形を、熱を、硬さを十分に感じ取ってしまう。

 

そして──

 

 

どちゅんっ♡♡♡♡♡

 

「っ、お゛……♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡

 

 

膣奥を突かれて、アルシェは絶頂した。

陰茎で内臓を押し上げられて、腰が浮いてしまう。

 

子宮口(ポルチオ)を押しつぶされて気持ち良くなってしまう。

 

 

ぐりぐりぐり♡♡♡♡

 

「お゛っ♡お゛くっ、ぅ♡♡だめ♡れすっ♡♡」

 

 

陰茎でぐりぐりと潰される。

子宮口がこじ開けられるんじゃないかってぐらい陰茎を押し付けられている。

重くて辛い、だけど気持ちいい快楽が脳を支配する。

 

 

どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡♡

 

「っ、ん゛♡あ゛♡ん、ぅっ♡♡♡」

 

 

チカチカと視界が点滅する中、アルシェは悶える。

カリ高で、太くて硬い陰茎に膣奥を突かれて、愛液を撒き散らす。

 

 

どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡

 

「あ゛♡だめっ♡イク♡♡ん゛ぁっ♡♡」

 

ぷしっ♡ぷしゅっ♡♡♡

 

 

力強く、優しく、子宮口(ポルチオ)を陰茎で押し潰されるたびに、軽く絶頂してしまう。

愛液を漏らしながら、唾液を溢す。

 

膣奥を押し潰される度に、絶頂してしまう。

好きや愛しているという気持ちが胸の中で沁みる。

 

 

ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅッ♡♡♡♡♡

 

「お゛っ♡♡お゛ぉ♡お゛♡♡イクっ♡イきますっ♡♡イク♡♡イク゛♡♡」

 

 

男の精液が欲しくて子宮が降りてきている。

硬くて長い陰茎と子宮が何度もぶつかり、押し潰されている。

同年代より小さく、細いアルシェの身体は快楽で痙攣を繰り返していた。

 

そして──

 

 

びゅるるるるるるるるるるるるるっ♡♡♡♡♡

 

「イ゛、く……ぅ〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁぁっ♡♡♡♡♡♡

 

 

男の射精と共に、アルシェは深く絶頂した。

同時に、噴水のように潮を撒き散らした。

 

 

びゅっ♡びゅぅ〜っ♡♡♡

 

「っ、お゛……きゅ、ぅっ♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡ぷしっ♡♡

 

 

足をピン、と伸ばして全身を痙攣させ、獣のような喘ぎ声を漏らす。

ぐつぐつと煮えたぎった濃厚な精液を、子宮が美味しそうにごくごくと飲んでいる。

 

気持ち良くて、幸せで、嬉しくて、やっぱり幸せで。

脳内に快楽と幸福が満ちていく。

 

そこには妹を想う姉の姿はなく、ただ愛する男に抱かれて快楽を貪る女の姿しかなかった。

 

 

「アルシェ」

 

 

強烈な快楽で滲む涙に、視界がボヤける中……頭上から声を掛けられた。

愛おしく愛でるように、男に名前を呼ばれる。

 

 

「は、はひ……♡」

 

 

そんな愛する男の呼びかけにアルシェは目を瞑り……下顎を上げた。

そうすれば──

 

 

ちゅっ♡♡♡

 

「んっ……♡」

 

 

キスが落ちてきた。

 

 

ちゅっ♡ちゅっ♡♡ちゅぅっ♡♡

 

「ん♡んっ♡♡んぅっ♡♡♡」

 

 

最初は、愛でるようなキスだった。

 

 

れろれろ♡♡ちゅぅっ♡♡♡♡

 

「んぁ……♡ぁん……♡♡♡」

 

 

続きは、舌を絡めた貪るようなキス。

 

 

ちゅっ♡♡れろれろ♡♡れろぉ♡♡♡♡

 

「んっ♡♡んぁ……っ♡♡んぉ……♡♡♡♡」

 

 

陰茎を突き刺されたまま、舌を絡め取られる。

射精した直後だというのに、硬いままの陰茎で──

 

 

ぐぅぅっ♡♡♡♡♡♡

 

「ん、っ……♡♡♡♡♡♡」

 

 

精液でたぷたぷになった子宮を押し潰される。

絶頂直後で敏感なアルシェの膣内が収縮し、陰茎をきゅうきゅうと締め付けた。

 

キスをしたまま、上も下も気持ちがいい。

溶けてまざりあってしまいそうなほど、気持ちがいい。

 

 

っぱ♡♡

 

「ん、ぁ……♡♡」

 

 

唇が離れて、唾液が垂れる。

身体の奥から、じんじんとひりつくような快楽を感じる。

期待している自分と、硬いままの男の陰茎……この愛を確かめる行為は続くのだとアルシェは理解した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱんっ♡♡♡ぱん♡♡ぱんッ♡♡♡♡

 

「お゛っ♡♡お゛♡♡お゛ぉッ♡♡♡♡」

 

 

アルシェは犬のように這い蹲り、男に腰を掴まれ犯されていた。

先ほどの正常位よりも激しく、後背位で突かれ続けている。

 

 

(この姿勢っ♡さっきより、奥っ、激し……っ♡♡)

 

 

愛液と精液が膣内でぐちゃぐちゃに混ぜられて、膣壁はカリ高の陰茎に擦られぐずぐず溶けている。

突かれるたびに汗と、その混合した汁がベッドのシーツを濡らす。

 

 

ぱんぱんぱんぱんッ♡♡♡♡♡♡

 

「お゛♡だめ゛っ♡それっ♡イク゛♡イクイクっ♡♡♡」

 

 

汗で濡れた尻が、男の鼠蹊部とぶつかる度に水気のある拍手のような音が鳴り響く。

アルシェの理性を感じさせない喘ぎ声と共に、鳴り響く。

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

「イ゛……ッ、くぅ……〜〜〜ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁっ♡♡♡♡♡♡

 

 

膣奥を陰茎に激しく殴られて、アルシェは絶頂した。

同時に身体中が痙攣して、両腕の力を失いベッドに突っ伏した。

 

 

「ふ、ぅ゛……♡ふぅ、〜〜〜っ♡♡♡♡」

 

 

ベッドのシーツに顔を埋めて、重い快楽から漏れる吐息を沈める。

身体から滲む汗がシーツに吸われていく。

 

力を失い、ベッドでうつ伏せになる。

そんなアルシェを、男は上から押し潰すようにのしかかった。

 

 

「は、ぇ……?」

 

 

快楽で朦朧とする中、陰茎が再び膣奥へと押し込まれた。

 

 

ぎゅぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡

 

「お゛、ぉ゛お……っ♡♡♡♡♡♡」

 

 

後背位から寝バックへ。

お腹の表側をベッドで、裏側から陰茎で挟み込まれる。

 

自然と、足がピンと伸びてしまう。

快楽を逃そうと、無意識のうちに背筋や、四肢が緊張する。

 

しかし、その程度で逃れられる快楽ではない。

 

 

どちゅッ♡♡♡どちゅッ♡♡どちゅッ♡♡♡♡

 

「お゛♡♡お゛ぉッ♡♡♡お゛ぉおっ♡♡♡♡」

 

 

柔らかなベッドと男に挟み込まれて、体重を乗せたピストンに責められる。

アルシェは舌を出し、恍惚の表情で喘ぐ事しか出来ずにいた。

 

 

(これっ♡奥♡ぐりぐり、されてっ♡♡きもちいっ♡♡♡)

 

 

男と会えない日は、夜な夜な自慰で済ませていた。

同年代よりも幼く見える、年若い少女のようなアルシェの身体だが、何度も男とまぐわった事で開発されきっている。

 

一人で乳首をしこしこしながら、ディルドで膣奥を責めれば、それで気持ち良く絶頂できてしまう。

 

それでも、そんな自慰で得られる快楽の何倍、何十倍の快楽が今、アルシェの身体を貫いていた。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡

 

「っ、お゛♡イク♡イクイク゛♡イ゛……っ♡♡」

 

ぷしっ♡♡ぷしっ♡♡♡

 

 

シートにうつ伏せで密着しているから、じんわりと愛液で濡れる感触を下腹部に感じる。

浅い絶頂と深い絶頂が交互に来て、アルシェの視界はちかちかと点滅していた。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡♡♡♡♡

 

「ひぅ゛っ♡♡あ゛♡お゛♡お゛♡お゛〜〜っ♡♡♡」

 

 

絶頂(アクメ)顔を晒して、シーツに腰を押し付けて、足先までピンと伸ばす。

そして、薄い、痩せぎすの身体が反る。

 

アルシェは自分に色気など、無いと思っている。

だがそれでも、愛する男に求められている。

 

その事実は、アルシェに女としての自信を与えてくれる。

承認欲求と共に、愛を求める感情が満たされていく。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡

 

「お゛♡イク゛♡またイ゛ク……っ♡イク゛イク゛イクイク……ぅ゛っ♡♡♡♡」

 

 

身体の奥からじわじわと感じる快楽と、幸福感。

それに溺れるように、酔うように。

 

シーツを掴んで、身体を捻り……男の愛を受け止めて、そして──

 

 

びゅるるるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡

 

「イ゛っ、く………ぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡ぷしゃぁっ♡♡♡♡♡

 

 

男の射精と共にアルシェは絶頂した。

乾いた砂漠に水が染み込むように、膣内に精液が塗りたくられる。

 

既に性液でいっぱいになった膣奥に、更に精液が吐き出される。

 

その余韻に浸る中、男が陰茎をアルシェから抜いた。

 

 

ちゅぽ……♡♡♡

 

「お゛ぉ……っ♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁぁっ♡♡♡♡♡

 

 

抜かれた瞬間、浅くて気持ちいい所にカリ高の陰茎が擦れて、愛液を吹き出してしまった。

 

 

「は、っ♡♡はぁ……っ♡♡♡」

 

 

もったりとした濃厚な精液を、膣内に感じる。

ぷぴ……と子宮口から屁のような下品な音が聞こえた。

 

体の奥底が煮えているかのように、あつい。

好きな男の匂いが充満して、火照る。

 

 

ちゅっ♡ちゅぅっ♡♡

 

「んっ♡ん……ぅ♡」

 

 

性行為の事後、そのまま唇を重ねた。

 

 

れろれろ♡♡ちゅっちゅっ♡♡♡

 

「んっ……♡んぅ……♡」

 

 

全裸で、汗に濡れた肌を重ねながら……アルシェはただ、幸せを噛み締めていた。

 

妹を守るために、危険を犯して、夢を諦めていた日々。

命懸けで人に誇れない仕事をしていた日々。

それでも増え続ける借金と、陰鬱な未来。

 

それらが全て抜け落ちて、ただ、これからも続いて欲しいと思える……そんな優しくて甘い日々。

 

かっこよくて、頼りになって、優しくて……気持ちいい。

 

妹を守る保護者として、一人の女として……決して欠かしたくない男。

 

 

「……ベリアルさま♡」

 

 

そんな男の胸の上で、アルシェはゆっくりと……眠りについた。

ただ暖かくて、幸せで……心の底から安心していた。

 




次回はドラウディロン

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