※この作品はR-18です。

【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話   作:口だけの淫魔

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#107 幕間:ドラウディロン・オーリウクルス 後編

大人姿となったドラウディロンは、ベリアルと共に食卓についていた。

並んでいるのは豪勢な料理だ。

贅沢でありながらも、ドラウディロンにも馴染み深く、珍しくはありながらも、覚えのある味付け。

 

正にドラウディロンの好みを抑えた料理達に舌鼓を打つ。

 

 

「……んむ、いつ食べてもベリアルの所の料理人は腕が良いな。連れて帰りたいぐらいだ」

 

 

柑橘の味と香味の深い味を感じる魚のムニエルを口にしつつ、ドラウディロンはそう口にした。

 

 

「あー……悪いが、うちのメイドだからな。連れて帰るのは無理だぞ?」

 

「分かっておる。冗談だ」

 

 

この屋敷に居るメイド、その全員がベリアルの妾であることをドラウディロンは知っていた。

身も心も心酔している彼女達を連れ出し、ベリアルと引き剥がすなどという残酷な事はできない。

……ほぼ毎日のようにベリアルと逢える彼女達を羨ましいとは思っているが。

 

 

(……私もメイドになれば、ベリアルと毎日会えるのだろうか?)

 

 

現実味のないことを考えながら、刻んだパセリの乗ったクラムチャウダーを口にする。

キノコと貝の旨みに、思わず吐息が漏れる。

 

その様子を見たベリアルは微笑ましそうな顔をしている。

そして、ドラウディロンはその笑みに気づき、顔を僅かに赤らめた。

 

 

「し、しかし、本当に美味いが……今日はその、アレはあるのか?」

 

「ん?アレ?」

 

「あの、卵のやつだ。黄色くて、甘い、茶色のソースがかかったやつだ」

 

「ああ、プリンか。あるぞ?食べたいなら、食後のデザートに出すが」

 

「……たのむ」

 

 

竜王国に甘味は少ない。

そもそも、最近までビーストマンの侵略に遭っていた。

魔導国の支援により復興が進んでいるとはいえ、そんな文化的な余裕は無いのだ。

 

 

「しかし、ドラウディロン」

 

「なんだ?」

 

「もっと我儘言って良いんだぞ?アレが欲しい、コレが欲しい、ソレして欲しい、ドコに行きたいってな」

 

 

ベリアルの言葉にドラウディロンは少し目線を逸らした。

 

 

「……私は充分、我儘を言っていると思うが」

 

「そうか?……いや、俺が無理強いする話じゃないな。悪かった」

 

「い、いや、謝らんでいい……お前が私を愛してくれているのが、よく分かったから……嬉しい」

 

 

口に鶏の燻製を入れつつ、ドラウディロンはそう口にする。

 

美味い食事、快適な風呂、愛する男。

これ以上、何を求めろと言うのか。

 

自分の中にある贅沢の極みを、今は体験している。

であれば、我儘など出る筈もない。

 

ドラウディロンは満たされていた。

 

しかし、まだ求めるとするのなら──

 

 

「……ベリアル」

 

「ん?なんだ?」

 

「先ほど、既に致したが……」

 

「ああ、疲れているなら今晩はゆっくり休むか?」

 

 

ベリアルの気遣うような言葉に、ドラウディロンは首を横に振った。

 

 

「いや……今晩、そのまま、一緒に……寝たい」

 

 

そして、少し上目遣いでねだるように口にした。

今日既に一度抱かれている。

風呂場で何度も絶頂()かされた。

 

だが、それでも……まだ、したい。

 

 

「ああ、いいぞ」

 

 

ドラウディロンの言葉に、ベリアルは頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ベッドの上。

しかし、風呂前とは違いドラウディロンは幼女形態ではなく、大人の姿となっていた。

 

大きな胸、丸みを帯びた尻。

くびれと、女性的な柔らかさ。

 

それらを一糸纏う事なく晒して、ベリアルの前で座っていた。

 

 

対するベリアルも裸体を晒していた。

これは、以前と同様……彫刻のような美しい男の裸体だ。

 

 

「……っ」

 

 

そそり立つ陰茎を見て、ドラウディロンは息を飲んだ。

見慣れたとはいえ、いつ見ても下腹部を疼かせるものだった。

 

好意と性欲が渦巻く中、男が一歩近づいた。

 

 

「……ベリアル」

 

 

甘えた声を出せば……抱きしめられた。

 

 

「……んっ♡」

 

 

硬い、筋肉質な男の身体だ。

柔肌が触れて、胸が押し潰される。

 

身も心も男の所有物なのだと、理解らされる。

それが堪らなく心地よく、ドラウディロンの心を唆らせた。

 

思わず、抱き返してしまう程だ。

 

 

(まったく、この男は……♡)

 

 

そうして抱き合って、愛を確かめ……ベッドで向き合った。

そして、為されるがまま、ドラウディロンはゆっくりとベッドへ押し倒された。

 

 

「……き、来てくれ……♡」

 

 

口にしなくても、抱かれるだろう。

それでも口にしたのは、想いを口にしたかったからだ。

 

 

ぬぢ……♡

 

「ふ、ぅ……っ♡」

 

 

ゆっくりと陰唇を掻き分け、膣口をこじ開けて、陰茎が入っていく。

 

 

くぷぷ……♡♡

 

「ん゛っ、ぉ……♡♡」

 

 

キツキツの子供女性器(まんこ)とは違う、熟成された蜜壺女性器(おまんこ)で、ゆっくりと男の陰茎を味わう。

 

 

ぐぷぷ、ぷ……っ♡♡♡

 

「ん゛♡ん゛ぅ♡ん゛ぁ……っ♡♡♡」

 

 

膣壁をカリで擦られて、下腹部が押し上がる。

腰が浮いて、求めてしまう。

 

そして──

 

 

ずんっ♡♡♡♡♡

 

「お゛っ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡

 

 

膣奥を突かれて、ドラウディロンは絶頂した。

子供姿で散々エッチして、風呂場で愛撫されたのに、挿入されただけでまた絶頂してしまった。

 

 

「動くぞ、ドラウディロン」

 

「う、うむ……♡すきに、してくれ……♡」

 

 

求められるがまま、求めるがまま。

愛の言葉を耳にして、愛の言葉を口にする。

 

他人には決して見せず、晒さない身と心を……曝け出した。

 

絹のような白い柔肌を赤く染めて、高鳴る動悸を感じながら、想いをそのまま口にする。

 

それはどれだけ幸せな事か。

ドラウディロンにはよく、分かっていた。

 

 

どちゅっ♡♡♡

 

「お゛……っ♡♡♡」

 

 

膣奥を突かれて、喘ぐ。

 

 

どちゅ♡どちゅ♡どちゅっ♡♡

 

「お゛♡ん゛っ♡お゛っ♡♡」

 

 

大粒の汗を流して、淫らに喘ぐ。

快楽をただ求めて、獣のように喘ぐ。

 

 

どちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡

 

「ふっ♡ん゛♡お゛♡お゛♡お゛♡♡」

 

 

愛する男に抱かれて、快楽を音へと変える。

 

 

(やはりっ♡こいつの男根(ちんぽ)、長くて……っ♡頭が、バカになる……っ♡)

 

 

自然と手は男の背に回った。

足も男の腰を挟むように力がこもる。

 

 

ずんずんずんっ♡♡ずんっ♡♡♡♡

 

「お゛♡奥っ♡♡お゛きゅっ♡♡♡」

 

 

子宮口を陰茎で潰されて、快楽が電流のように身体を駆け巡る。

 

 

(まったくっ♡容赦のない……っ♡♡)

 

 

子供の姿ではどうも、男は自制をしているようにドラウディロンは感じていた。

しかし、大人の姿ならば違う。

 

身体を貪るように、快楽を押し付けるように、愛を確かめるように行為が続く。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡♡

 

「お゛♡ひ♡お゛♡ほぉ゛っ♡♡お゛〜っ♡♡」

 

 

押し潰されるようなピストンに、身体が何度も絶頂(アクメ)している。

視界が涙でボヤけて、よだれも垂れている。

汗と愛液で濡れた肌は、男とぶつかる度にぺちぺちと情けない音を立てる。

 

女王の姿ではない。

ただの快楽に喘ぐ、小娘のようだ。

 

それでも、ほんの少しも不安はなかった。

この姿を、この痴態を男は愛してくれる。

 

その確信がドラウディロンにはあった。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅっ♡♡♡♡♡♡

 

「ん゛♡イ゛っ♡くっ♡イ゛く♡っイ゛、〜ッ♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡

 

 

ドラウディロンは潮を吹いた。

ベッドが湿気てしまうが、気にする余裕はない。

男も気にしない。

 

ただ犯されて、犯して。

心を通わせ、肉体を交わして、快楽を貪る事しか脳にない。

 

 

「そろそろ、射精()すぞ……」

 

「う、ん゛っ♡射精()せ……っ♡私の膣内(なか)に……射精()してくれ、っ♡♡」

 

 

男の言葉に頷いて、抱きしめる。

 

 

ぱちゅぱちゅぱちゅッ♡♡♡♡♡

 

「ん゛♡い゛♡あ゛♡お゛ッ♡♡」

 

 

激しいピストンに声が漏れる。

身体が揺れて、ベッドが軋む。

髪が乱れて、快楽に顔が歪む。

 

 

「ベリアル、っ♡♡」

 

「ん……?」

 

「キス……♡キスしてくれ、っ♡んっ♡頼む……っ♡♡」

 

「……お安いご用だ。お姫様」

 

 

頼み込めば、ベリアルが唇を落としてきた。

 

 

ちゅっ♡♡

 

「んっ……♡」

 

 

ドラウディロンは姫ではない。

女王だ。

王であり、権力者である。

権力を持たぬ被庇護者である姫という扱いは、許せぬことだ。

 

だが、好いた男相手ならば別だ。

 

 

ちゅっ♡♡れろ♡れろぉ♡♡

 

「んっ♡んむっ♡んぁ……♡♡」

 

 

抱かれていると安心できる。

守られていると安心できる。

全てを捧げて、委ねたいと思う。

 

 

(本当に……なんと、愛い……♡♡)

 

 

唇を重ねて、舌を絡めて。

抱きしめあって、肌を重ねて。

 

それが幸せだと実感する。

 

 

れろれろ♡れろ♡♡

 

「ん♡んむ♡んぁ♡♡」

 

 

そうしてキスをしながらも、膣内を突かれる。

 

 

ぱちゅぱちゅぱちゅ♡♡♡♡♡

 

「ん゛っ♡ん゛ぅ♡ん゛ッ♡♡」

 

 

キスをしていれば、喘ぎ声も出せない。

声は漏れるが、言葉にもならない。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡♡

 

「ん゛♡ん゛♡ん♡ん゛♡ん゛〜ッ♡♡♡」

 

 

早くなる抽送と、怒張した陰茎。

射精が近いのだとドラウディロンは感じ取った。

 

そして──

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡

 

「っん゛、〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡」

 

びゅるるるるるるるるるるるるるっ♡♡♡♡

 

 

膣内の奥でたっぷりと吐精された。

子宮がごくごくと嬉しそうに精液を啜っているのが分かるほど、濃厚な精液をたっぷりと吐き出される。

 

 

「ん゛ぐっ♡♡あ゛♡お゛……っほ……♡」

 

ぷしゃぁあっ♡♡♡♡♡

 

 

ぐりぐりと子宮押し潰されながら膣内射精(なかだし)されて、ドラウディロンは深くて重い絶頂を味わっていた。

 

それがどうしようもなく気持ちよくて、幸せで……多幸感に満ちていた。

 

 

「は、ぁ……♡は、ぅ……♡ぉ、ほ……♡」

 

 

陰茎を抜かれて、精液がボトボトと膣口から溢れた。

見目麗しく、女性の魅力に溢れた身体を投げ出して、まるで潰れた蛙のような姿勢でベッドに転がる。

 

 

(っとに……♡きもち、い……♡)

 

 

快楽で脳が痺れている。

体も痙攣している。

 

無意識に腰が浮いて、ヘコヘコしている。

 

 

「ドラウディロン……」

 

「なん、だ……?♡」

 

 

名前を呼ばれて、視線を向ける。

 

 

「……っ♡」

 

 

そこにはまだ、怒張した陰茎があった。

硬いまま、勃起したまま、満足していない陰茎があった。

 

 

(まぁ……ベリアルが、この程度で満足するわけ、ないのは……知って、いたが……♡)

 

 

既に何度も絶頂していた。

ベッドの上だけではない。

風呂の時もそうだ。

 

だが、それでも──

 

 

「よいぞ……♡ベリアル……♡」

 

「ドラウディロン」

 

「好きなだけ、好きなように……私のことを、抱いてくれ……♡」

 

 

今日はもう用事などない。

明日にはあるが、もう無いのだ。

 

だからそう、満足するまで誘えば、どうなるのか。

ドラウディロンは知っていた。

 

それでも、誘った。

好いた男に満足して貰いたい、という献身と。

もっと気持ちよくなりたい、という性欲と。

その心のままに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡

 

「お゛♡お゛♡お゛ぉ♡お゛♡♡お゛〜ッ♡♡」

 

 

ドラウディロンは後ろから突かれていた。

腕を掴まれて、ベッドで四つん這いになり、突かれていた。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡

 

「ふき゛ゅっ♡♡ん゛お゛♡お゛っ♡ほ……♡♡」

 

 

突かれる度に、大きな胸が揺れる。

水気のある拍手をするような音が響く。

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡♡♡

ぶびゅるるるるる〜っ♡♡♡♡

 

「イ゛っ、きゅ……〜〜〜ッ♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁああっ♡♡♡♡

 

 

愛液を撒き散らし、ドラウディロンは絶頂した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡♡♡♡

 

「ふっ……♡ん゛……っ♡ぅぐ……♡♡」

 

 

今度はうつ伏せで、寝ているような姿勢で犯される。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡

 

「ん゛♡ふ♡ん゛っ♡んぐ……ぅっ♡♡♡」

 

 

枕に顔を押し付ければ、喘ぎ声も掻き消される。

体重を乗せたピストンは、ドラウディロンのへその下の裏側にある気持ちいい場所を的確に攻めてくる。

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡♡

 

「ん゛、ぐ……〜〜〜っ♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁっ♡♡

 

 

足をピンと伸ばして、ドラウディロンは絶頂した。

だが、男のピストンは終わらない。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡♡

 

「ん゛ッ♡♡ぐっ♡お゛♡ん゛、〜〜ッッ♡♡」

 

ぷしっ♡ぷしっ♡♡

 

 

絶頂したばかりの雑魚女性器(まんこ)を虐められて、ドラウディロンは何度も絶頂した。

膣内が引き締まり、その所為で男の陰茎を感じ取り、また絶頂する。

その繰り返しの中──

 

 

びゅるるるるるるるるるるるるる♡♡♡♡♡

 

「ん゛……ぅ♡ふ、ぅ……ッ♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁっ♡♡♡♡♡

 

 

膣内に射精されて、絶頂した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして何度か、何度も射精された後。

 

 

「んむ……んっ♡♡」

 

 

ドラウディロンは男の陰茎を舐めていた。

その大きな乳で挟んで、上下に扱きながら……陰茎の先端を舐める。

 

 

れろれろ♡むにむに♡♡♡

 

「んむ♡んっ♡あぇ♡♡」

 

 

身体は限界だった。

それでも男は満足していなかった。

いや、心は満足していたのだろう。

それでも、身体は満足していなかった。

 

そのため、ドラウディロンは男の陰茎へ奉仕していた。

 

 

れろれろ♡ぺちゃぺちゃ♡♡♡

 

「んっ♡ん……ぁえ……♡♡♡」

 

 

そしてまた、陰茎を舐めて──

 

 

ぶびゅるるっ♡♡

 

「ん、っ……む……♡♡」

 

 

男が射精したと同時に、その先端を口で咥えた。

自然、男の精液は口に入ってくる。

 

 

「ん……あ、ぇ♡♡」

 

 

それを、舌に絡めて……ごっくん♡と飲み干した。

生臭い臭いと、独特な風味。

だが、ドラウディロンは嫌ではなかった。

 

 

「……ん、どう、だった……?は、ぁ……♡きもち、よかったか……?」

 

「ああ、よかったよ」

 

 

問い掛ければ、男は頷いた。

 

 

「そ、そうか……♡」

 

「だけど──

 

 

目線を上げた。

 

 

「やっぱ、俺は……ドラウディロンの膣内(なか)に射精したいな」

 

「……まったく、仕方ないやつだな……♡」

 

 

男の言葉にドラウディロンは股を開いた。

それより先に、言葉は必要なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、ドラウディロンはベリアルとの性行為に没頭した。

夜が明けるまで、直前までまぐわい続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はベッドから立ち上がり、背伸びをする。

 

 

「ふぅ……」

 

 

窓の外から朝日が差し込んでいた。

振り返ればベッドに、巨乳の美女が寝転がっている。

ドラウディロンだ。

 

起こすべきか、少し迷う。

疲労は蓄積しているだろう。

 

散々、性行為(セックス)に付き合って貰ったからだ。

だが、治癒薬(ポーション)があれば、疲労も解消される。

 

起こしても問題はない。

 

ないのだが──

 

 

「……随分と、穏やかな顔で寝ているな」

 

 

ドラウディロンは安心しきった顔で寝ていた。

大人の姿で、まるで子供のように安らかな笑みを浮かべている。

 

思わず、俺は頭を撫でた。

 

 

「ん、ぅ……」

 

 

それを嬉しそうに、ドラウディロンは眠ったまま受け入れた。

それを愛おしいと、俺は思った。

 

だから、起こすのは辞めだ。

 

 

コンコン、と──

 

 

部屋に小さくノック音が響いた。

ベッドから立ち上がり、扉を開ければ……ラズロが居た。

 

 

「おはようございます、父上」

 

「ああ、おはよう。ラズロ」

 

 

ラズロが起こしに来たのだ。

そんなラズロは部屋を覗き込み……少し顔を強張らせた。

 

 

「相変わらず、凄い事になってますね……」

 

「ん?そうか?」

 

「はい。このまま、一般メイドにベッドメイクを頼めば卒倒するレベルです」

 

「……そんなに臭いか?」

 

 

ちょっとショックだ。

いや、あんだけ性行為したのだから臭いだろうけど。

 

 

「いえ、逆です……興奮して、発情してしまうかと」

 

「あ、そう……?じゃあ、どうするんだ?」

 

「私が片付けましょう。娘なので、耐性がありますし」

 

「あー……悪いな?」

 

「かまいません。寧ろ、光栄な事ですから」

 

「……あ、そう?」

 

 

何となく腑に落ちないが頷く。

 

 

「しかし、ドラウディロン様は……眠ってらっしゃいますね?起こしますか?」

 

「いや、寝かせてやろう。穏やかに眠れるのも、幸せだ」

 

「かしこまりました。では食事の方は取り置きし、魔法で保存しておきますので……お好きな時に、ご用意いたしますね」

 

「ああ、頼んだ」

 

 

俺の言葉にラズロが頷き、部屋を後にした。

そうして俺は、ドラウディロンの横に寝転がった。

 

今はただ彼女の、安らかな寝顔を独り占めしたい。

そんな気分だった。

 

 

 

 




投稿遅れて、ごめんね。
一ヶ月以上空かないように頑張ります。
次回はラナー(予定)

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