※この作品はR-18です。

【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話   作:口だけの淫魔

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#109 幕間:ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ 後編

ラズロに連れられ、ラナーは寝室まで戻ってきた。

風呂上がりの少し湿気た肌。

薄い生地のベビードール。

 

そして、ベリアルの横でベッドに座っていた。

 

 

「あー……ラナー?今日はまた随分と、可愛らしい格好をしているな?」

 

 

この寝巻きのことを指している。

普段よりも露出度の高い、嗜虐心を煽る白いレースのベビードール。

 

いつもと違う服装に、ベリアルも気付いていた。

 

 

「お気に召しませんか?」

 

「いや、似合う。言葉通りの意味だ」

 

 

そう言ってくれると、ラナーは確信していた。

これはベリアルの好みに合わせた寝巻きだ。

胸や股間の生地が薄く、大事な部分は隠せていない。

布切れのような服。

 

 

「ありがとうございます、ベリアル様」

 

「あ、いや……うん」

 

 

しかし、だからこそ、裸体を飾り付けるには最適な服だ。

 

 

「それと、ベリアル様。本日はお願いがあります……」

 

「お願い?何だ、言ってみろ」

 

 

ラナーは少し息を飲んだ。

これから話すことは、少し緊張する。

 

 

「……今日は激しめに、抱いて欲しいです」

 

「激しく?いつも、激しくしてるだろ」

 

 

ベリアルの言い分を、ラナーは理解した。

毎度、膣奥までガンガン突いて、子宮を押し潰し、絶頂しても逃さず、たっぷりと膣内射精を何度もされる。

世間一般で言えば、激しいの部類に入る。

 

しかし、それでも、加減されているのは分かる。

激しいが、ラブラブエッチの範疇なのだ。

 

 

「いえ、今日はその……初めて会った時のように、私を、壊して欲しいのです」

 

 

だからこそ、ラナーは口にした。

あの乱暴で、死に近付くような激しい性行為(セックス)。

『まぐわう』というより、『犯す』の方が正しいような激しい責苦。

 

それが忘れられない。

 

 

「……あれか?いや、それは……」

 

「いけませんか?でしたら、人の姿で構いません。ですが、首を絞めたり、尻を叩いたり……無理矢理、喉奥まで使わせたり……そういった、行為をしたいのですが」

 

 

ラナーがそう口にすると、ベリアルは少し悩ましげな顔をした。

 

少し、躊躇う。

引かれてしまったか、と思う。

不安を感じていると──

 

 

「SMプレイって奴か……」

 

 

聞き覚えのない言葉が聞こえた。

 

 

「えすえむ、ですか?」

 

「いや、こっちの話だ……というか、ラナーはその、暴力を振るわれるのが好きなのか?」

 

「そんな訳ないじゃないですか」

 

 

ラナーは首を横に振った。

暴力を振るわれて喜ぶ人間はいない。

 

 

「……ん?痛いのは好きか?」

 

「いえ……痛いものは好きではない、と思います」

 

 

ベリアルが首を傾げた。

 

 

「……でも痛くして欲しいんだろ?」

 

「それは、はい。ベリアル様だからですよ」

 

「…………」

 

 

そう口にすると、ベリアルは少し目を逸らした。

心なしか、頬が緩んでいる気がする。

 

何故かは、ラナーには分からなかった。

 

 

「まぁ、ラナーが望むなら、やぶさかではない。だが、セーフワードは決めておこう」

 

「セーフワード、ですか?」

 

 

また聞き覚えのない単語である。

ラナーは小さく首を傾げた。

 

 

「コレを言ったら、前後の会話に関わらず、行為を中断する。まぁ、『やめて』とかそういう言葉が咄嗟に出ても、責めをやめない為の方法だな」

 

「なるほど……」

 

「だから、性行為(セックス)中には使わない言葉がいい。何かあるか?」

 

 

ラナーは少し悩んだ。

性行為(セックス)中に絶対に使わない言葉。

脳裏に過ぎったのは、一つの単語である。

 

 

「そうですね……では『クライム』でお願いします」

 

「……ラナー」

 

 

少し呆れたような顔をベリアルにされて、寧ろラナーは首を傾げた。

 

 

「ベリアル様との行為中に、絶対に言わない言葉ですよ?」

 

「……まぁ、いいか」

 

 

ベリアルは呆れながらも頷いた。

彼女はそういう人間だった、と思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、ラナーは促されるままベッドに座った。

 

 

「いいか?再確認するが……セーフワードを言わない限り、やめないからな?」

 

「はい……」

 

「俺から大丈夫か問うような事はしないからな?」

 

「……はい♡」

 

 

嬉しくなって、ラナーは甘えた声を漏らした。

夢にまで見た激しい責苦……それを思い描いて口元が歪む。

 

そんなラナーを見て、ベリアルは少し呆れながらも……目を閉じた。

 

 

「…………」

 

「……ベリアル様?」

 

 

急に目を閉じたベリアルを見て、ラナーは首を傾げた。

何か粗相があったのかと、不安になっていると……男が目を開けた。

 

 

「ラナー。ベッドから降りて、壁に手をつけ」

 

「え、あの……」

 

「はやくしろ」

 

「は、はい……っ」

 

 

命令口調に、慌ててラナーは立ち上がった。

 

男の目を見れば……少し恐ろしげな目をしていた。

いつものベリアルとは違う……寧ろ、最初に会った頃に見た獣の姿の時に近しい、悪魔の目。

 

そんな目に少し怯えつつ、ラナーは裸足のまま尻を突き出すように、壁に手をついた。

 

 

「あ、あの、ベリアル様?何を──

 

 

男が立ち上がったのを確認して、ラナーは振り返ろうとして──

 

 

バチンッ!

 

「きゃあっ!?」

 

 

尻を叩かれた。

じんじんと痛む。

真っ白で柔らかな丸い尻の、右片方が僅かに赤くなっていた。

 

 

「口答えをするな。質問もなしだ。言われたことに疑問を持つな」

 

 

高圧的な口調に、ラナーは息を飲んだ。

 

 

「は、はい……♡」

 

 

そして、股を濡らした。

愛液でぐちゃぐちゃに濡れていた。

 

 

「なんだ濡れてるのか?尻を叩かれて?とんだ淫売だな」

 

「も、申し訳ありませ──

 

バチンッ!!!

 

「ひぎっ!♡♡」

 

 

また尻を叩かれた。

今度はもう片方の尻だ。

 

左右の尻がじんじんと痛み、愛液が垂れる。

腰が浮いて、足が震える。

 

 

「このまま尻を叩き続ければ絶頂するんじゃないか?お姫様が被虐趣味とは、幻滅だな」

 

「そ、そんな、私は被虐趣味では──

 

バチンッ!!!

 

「ひぐっ!?♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡♡♡

 

 

ラナーは尻を叩かれて、絶頂した。

痛みは、程よいものもだった。

強すぎず、弱すぎず、どちらかといえば強めで……ラナーの被虐心を程よく刺激する力加減だ。

 

 

「口答えは厳禁だ。まぁ、尻を叩いても、ご褒美にしかならないようだが」

 

「も、もうしわけ、ありません……♡」

 

 

口答えをするのは、もっと責めて欲しいからだ。

ラナーはあえて、聞き分けのない女を演じていた。

 

 

「そのまま壁に手をついていろ」

 

「は、はい……♡」

 

 

ラナーは尻の痛みを感じるまま、壁に手をついた。

腰を上げて、男に見せつけるように。

 

そうしていれば、男はラナーの女性器(おまんこ)に手を触れて──

 

 

ぬぢゅぅっ♡♡♡♡

 

「ん゛、ふぅ……っ♡♡♡♡」

 

 

膣口に指が2本、入ってきた。

 

 

ぐちっ♡♡ぐちっ♡♡♡

 

「ん゛っ♡♡ぐ、ぅっ♡♡♡」

 

 

乱暴な手淫で、膣壁を強く擦られる。

いつものような愛でるような愛撫ではなく、責め立てるような愛撫に……ラナーは声を漏らした。

 

 

「そうだ。そのまま、壁に手をつけろ。離したら、お仕置きだからな」

 

 

そう言いつつ、男は激しく愛撫してくる。

 

 

ぬぢッ♡♡♡ぬぢッ♡♡♡♡♡

 

「く、ぅっ♡♡♡ん、ぎゅっ♡♡♡♡」

 

 

口元から涎が溢れる。

愛液で濡れてほぐれた膣内を、男の指が暴れ回っている。

 

足の指の先まで、背伸びるするようにピンと伸びている。

腕に力が入らない。

 

 

ぬぢぬぢぬぢぬぢッ♡♡♡♡♡♡♡

 

「っぐ♡う♡ゔ♡♡ゔ〜ッ♡♡♡」

 

 

腰ががくがくと動いてしまう。

女性器(おまんこ)がイキたくて、何度も収縮している。

 

そして──

 

 

ぬぢぃッ♡♡♡♡♡

 

「ん゛ぎゅっ♡♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁっ♡♡♡♡♡

 

 

ラナーは絶頂した。

いつもより乱暴な愛撫で、馬鹿みたいに潮を噴いてしまった。

 

 

(これ゛っ、すご……っ)

 

 

腰を震わせながらも、何とか足で立ち、手は壁についたまま。

そんなラナーの尻に衝撃が走った。

 

 

バチンッ♡♡♡♡♡

 

「ひぎゅっ!♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡♡♡

 

 

尻を叩かれて、ラナーは再び絶頂する。

 

 

「なに勝手にイってるんだ?イく時はイクって言えよ」

 

「も、申し訳っ、ありませ──

 

バチン!!

 

「ん゛ッ♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡ぷしっ♡♡♡♡

 

 

ラナーの中にある被虐心が刺激される。

強い雄に虐められたいという欲が満たされ、快楽に満ちる。

 

 

「さて、続きだ。今度はちゃんと口にしろよ」

 

 

そうして、男がまたラナーの女性器(おまんこ)に指で触れた。

 

 

「あ、あの、ベリアル様……今、イったばかりなので──

 

「知るか」

 

 

一蹴され、男が指を女性器(おまんこ)に突っ込んだ。

 

 

ぬぢッ♡♡♡♡♡♡

 

「ゔっ♡♡♡♡♡♡」

 

 

膣壁を指がこじ開けた。

無意識のうちに腰を浮かせて逃げようとするが、男の手が追従してくる。

弱い所から、快楽を逃す事が出来ない。

 

 

ぬぢッ♡♡♡♡♡ぬぢッ♡♡♡♡

 

「ま、っ♡♡まって、っ♡♡くだ、あ゛……っ♡♡♡♡」

 

 

懇願しても、待ってくれる訳がない。

絶頂したばかりで辛い女性器(おまんこ)を、無配慮に愛撫される。

堪らなく気持ちよくて、苦しい。

 

 

ぬぢぬぢぬぢぬぢッ♡♡♡♡♡

 

「っ、イ゛ク♡イ゛きますっ♡♡イ゛ク……っ♡」

 

 

膣奥から滲み出る絶頂の予感を、ラナーは口にした。

そして──

 

 

ぬぢぃッッ♡♡♡♡♡♡♡♡

 

「イ゛……っク……ッ♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁっ♡♡♡♡♡♡

 

 

ラナーは絶頂した。

何度目かの絶頂。

腰が砕けて、力が入りそうにない。

だが、なんとか、生まれたての子鹿のようになりながらも、壁に手をついていた。

 

だが──

 

 

ぬぢ、ぃ……ッ♡♡♡♡

 

「あ♡あ゛♡あ゛……ッ♡♡♡♡」

 

 

男は手を押し上げた。

腰が強制的に浮かされて、気持ちいい所から逃せない。

 

 

ぬぢッ♡♡♡♡

 

「あ゛っ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡♡

 

 

そうしてまた絶頂し、ラナーの足から完全に力が抜けた。

愛液で濡れた床へと崩れ落ち、座り込んでしまった。

 

 

「あ……」

 

 

当然、手が壁から離れてしまった。

 

 

「なんだ、ラナー。言い付けを守れないのか?」

 

「申し訳、ありませ、ん……」

 

 

冷たく見下されている。

 

ラナーはその目を知っている。

言い付けを守れない無能を見る目だ。

自分がしているからこそ、分かるのだ。

 

 

「来い、お仕置きしてやる」

 

 

ベッドに座りながら、男がそう口にする。

 

 

「…………っ♡」

 

 

子宮が疼く。

これから酷い目に遭わされる。

そんな予感がしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くに♡くに♡♡

 

「んっ♡ふ……っ♡♡

 

 

ベッドに座ったラナーは、後ろから乳首を弄られていた。

男はラナーを膝に乗せて、股を開かせ、後ろから愛撫している。

 

乳首をこりこりと弄られている。

だが、ラナーにそれを止める手段はない。

ラナーの手は別作業に拘束されているからだ。

 

 

ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡♡♡

 

「は……っ♡♡あっ♡♡♡」

 

 

ラズロが用意していた、ベリアルの陰茎を模したディルド。

それを両手で持ち、自分の膣内を虐めていた。

 

 

すりすり……♡♡♡

 

「ふ、ぅ……っ♡♡♡♡」

 

 

自分の膣内をディルドで慰めながら、男に乳首を愛撫される。

快楽で体が震えて、羞恥に顔が歪む。

 

 

「どうした、ラナー。手が止まってるぞ?」

 

「も、申し訳ありま、せ……んっ♡♡」

 

 

急いで、ラナーが自分の膣内をディルドで虐める。

 

 

ぐっぽ♡ぐっぽ♡♡♡

 

「ん゛、う……っ♡♡♡♡」

 

 

愛液塗れの女性器(おまんこ)が音を立てている。

そんなラナーを見て、男は乳首を捻りあげた。

 

 

ぎゅぅぅっ♡♡♡♡♡

 

「あ゛っ♡あ゛……♡あ゛……ッ♡♡」

 

ぷしっ♡♡♡♡

 

 

足をピンと伸ばして、ラナーは絶頂した。

腰をかくかくと上下させて、絶頂(アクメ)顔を晒しながら。

 

 

「また勝手にイったのか?」

 

「も……申し訳、ありま、せ……んっ、イき、イきました……っ♡♡」

 

 

そして、事後報告をした。

手も止まってしまっている。

 

乳首を弄られ、自分の膣内を虐める余裕などない。

 

 

「悪い子だ」

 

 

そうベリアルは口にして、ラナーの持つディルド……その根元に手を置いた。

 

 

「え──

 

ぬぢゅぅぅぅっ♡♡♡♡♡

 

「あ゛、まっ……ぐ、うぅっ♡♡♡♡」

 

 

無理矢理、膣奥へと押し込まれる。

 

 

ぬぢゅぅぅぅぅっ♡♡♡♡♡

 

「も、もう゛、挿入(はい)りませ……んっ♡♡」

 

 

これ以上は挿入できない。

既に膣奥を、ディルドの先端が押し潰している。

もう十分に気持ちいい。

もう十分に挿入っている。

 

だというのに、男は手の力をとめない。

 

 

ぬぢゅ、ぅ、ぅ……ッ♡♡♡♡

 

「く、あ♡あ゛♡あ……っ♡♡♡」

 

 

内臓を押し上げられる感触。

偽物のディルドちんぽなのに、本物とのエッチを思い出すような深い挿入。

 

そして──

 

 

ぬぢゅんッ♡♡♡♡♡

 

「お゛、イ゛くっ♡♡イ゛ク……ッ♡イ゛ク♡」

 

ぷしぃっ♡♡♡♡♡

 

 

再び足をピンと伸ばして、ラナーは絶頂した。

身体を痙攣させ、涎を垂らし、涙が滲む。

 

そんなラナーの胸を、男が鷲掴みにした。

 

 

ぎゅっ♡ぎゅぅっ♡♡

 

「あ゛っ♡あ゛……っ♡♡」

 

 

絞るように外側から、先端に行くように。

締め付けるように、握りつぶされる。

 

 

ぎゅッ♡♡ぎゅぅぅッッ♡♡♡♡

 

「っ、く♡♡ふ、ぅぅ……ん、ッ♡♡♡」

 

 

快楽より、痛みの方が強い……乱暴な愛撫。

だというのに、絶頂直後の身体は、その痛みを快楽へと変換してしまう。

 

そして──

 

 

「イ゛、っく……ッ♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡♡♡

 

 

ラナーは再び絶頂してしまった。

身体を反って、跳ね上がる。

 

それと同時にラナーの膣奥まで突き刺さっていたディルドが抜けてしまった。

 

 

「っ!?♡♡♡ふき゛ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁぁぁッ♡♡♡♡♡♡♡

 

 

突然の刺激に、ラナーは海老反りしながら絶頂(アクメ)した。

唇を突き出し、潮を山なりに噴き出し、身体を痙攣させる。

膣口がはくはくと開閉し、陰核と乳頭をピンと硬くさせた。

 

 

「はーっ♡♡はぁ、ーっ♡♡♡」

 

 

ひっくり返って、男の足を枕にして、痙攣する。

身体中に駆け巡る快楽の余韻を逃そうと、身体を捻るが……逃れられない。

無様に絶頂し続ける事しか出来ずにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラナーは首に革の首輪をつけていた。

その先には革の紐があり、男がその先を握っていた。

 

 

「はぁ……♡はぁ、っ♡」

 

 

ベッドに手をつき、足は外に。

男に尻を向けている。

 

犬のような格好で、犬のような真似をしている。

 

そんなラナーの女性器(おまんこ)に、男の陰茎が触れた。

 

 

ぬぢゅ……ぅ♡♡♡

 

「あ、っ♡あっ♡」

 

 

膣口をこじ開けるように、ゆっくりと──

 

 

どちゅんッッ♡♡♡♡♡♡♡

 

「お゛ぉッ!?♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁっ♡♡♡♡♡♡

 

 

急に膣奥まで挿入され、ラナーは絶頂した。

膣壁を無理矢理こじあけるような、乱暴な挿入に抗うことすら出来なかった。

 

 

「ラナー、また粗相か?」

 

「も、もうひわけ、ありま──

 

バチンッッ!!!

 

「ひぎぃッ♡♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしっ♡♡♡♡

 

 

首輪を引っ張られて、尻を叩かれた。

絶頂した反動できゅぅきゅぅ♡と膣内を強く締め付けて、男の陰茎を感じ取る。

 

革紐を引っ張られて、首が締まる。

 

 

ぐっ、ぎゅぅ……っ♡♡♡

 

「か、ひゅ……っ♡♡♡」

 

 

首への圧迫感に、ラナーは身体を痙攣された。

 

まだじんじんとヒリつく胸。

叩かれたばかりの尻と、陰茎に内側から圧迫される膣内。

締まる首。

 

強い雄に屈服させられているのだと自覚する。

自分が、この男のものなのだと自覚できる。

 

 

(し、しあわせ……です……♡♡)

 

 

うつら、うつらと意識が朦朧とする。

快楽と痛み、そして過呼吸と圧迫による酸欠。

脳内に幸せが溢れて、身体が痺れていく。

 

 

「なに勝手に気持ちよくなってるんだ」

 

 

男が声を掛けた。

そして──

 

 

どちゅッ♡♡♡♡

 

「ふ、お゛っ♡♡♡♡♡」

 

 

膣を突かれた。

身体を逸せて、足先までピンと立つ。

ベッドについた手で、シーツを握り締めた。

 

 

ばちゅッ♡♡♡ばちゅッ♡♡♡♡

 

「あ゛ッ♡♡♡お゛ッ♡♡♡♡」

 

 

おおよそ、王女らしからぬ下品な喘ぎ声をあげてしまう。

今は高貴な身分ではなく、男の犬なのだと自覚させられる。

 

快楽と幸福、苦痛すら、被虐心を満たしていく。

 

 

ばちゅッッ♡♡♡♡ばちゅッッ♡♡♡♡♡

 

「ぐ、ぅ゛ッ♡♡♡うき゛ゅッ♡♡♡♡♡」

 

 

歯を食い縛れば、涎が泡になる。

涙がぼろぼろと溢れて、身体が震える。

 

乱暴な性行為(セックス)だ。

愛し合うなんて言葉より、犯すという言葉が似合う乱暴な性行為(セックス)

 

ラナーは夢中になっていた。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッッ♡♡♡♡♡

 

「く、あ゛♡あ゛♡あ゛♡お゛っ♡あ゛ッ♡♡」

 

 

膣内に激しく乱暴される。

女を犯すために形作られた陰茎で、膣内をメチャクチャに押し潰される。

 

足ががくがくになって、腰が砕けそうになる。

それでも男はピストンをやめない。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡♡

 

「あ゛ーっ♡あ゛、ッ♡い゛ッ♡あ゛あ゛♡♡」

 

 

言葉にならない声で喘ぐ。

王宮での自慰では出せないような、大声で嬌声をあげる。

 

 

バチンッ!!

 

「ふ、お゛ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁッッ♡♡♡♡♡

 

 

尻を叩かれて、絶頂する。

 

 

ぎゅぅぅぅッ♡♡♡♡♡

 

「ひ、ぎゅ、ぅぅっ♡♡♡♡♡」

 

 

胸を鷲掴みにされ、握り潰されて喘ぐ。

 

 

ばちゅんッ♡♡♡ばちゅんッッ♡♡♡♡

 

「お゛ッ♡♡♡ん゛お゛ッ♡♡♡♡」

 

 

子宮を男性器(ちんぽ)で潰されて、身体を痙攣させる。

 

 

(こ、殺されます……っ♡♡ベリアルさまに、っ♡快楽で……ぇっ♡♡♡)

 

 

脳がビリビリと痺れている。

許容量を越える快楽に、心臓が張り裂けそうなほど鳴り響いている。

 

 

ばちゅばちゅッ♡♡ばちゅッ♡♡♡♡♡♡

 

「お゛ッ♡♡ぐっ♡♡ふき゛っ♡♡ゔ♡お゛♡」

 

 

紐を引っ張られて、身体が仰反る。

快楽を逃す事もできず、息も絶えそうだ。

 

 

(し、ぬっ♡♡死ん゛、ぎゅっ♡♡♡♡)

 

 

思考もまばらに、意識は蒙昧に。

ただ快楽だけは繊細に、強烈に、身体に刻まれる。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッッ♡♡♡♡♡

 

「お゛ぉお゛、お゛……ッ♡♡♡♡♡」

 

 

ピストンが速く、重くなっていく。

的確に子宮を抉られ、快楽に身体が軋む。

陰茎が膣内で膨張していくのが分かる。

 

そして──

 

 

ぶびゅるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡

 

「イ゛、っきゅぅ゛、〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡

 

 

大量に吐精されて、ラナーは絶頂した。

そして、床に水溜りが出来るほど潮を噴いた。

 

 

びゅっ♡びゅぅ〜ッ♡♡♡♡

 

「はっ♡は、ぁ゛……っ♡♡」

 

ぷしっ♡♡ぷしっ♡♡

 

 

陰茎を子宮口に押し付けながらの、射精。

重くて、濃い、ねばっこい精液が膣内に満ちる。

 

その圧迫感に、ラナーは快感と多幸感を感じていた。

脳内でチカチカと光が点滅して、思考が麻痺していく、そんな感覚。

 

 

びゅるっ♡♡びゅっ♡♡♡

 

「お゛……♡ほ、ぉ……っ♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡

 

 

しつこい程の射精に、繋がったままの膣口から精液が溢れる。

 

 

ぬぽっ♡♡♡

 

「っ、あ゛……ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁぁッ♡♡♡♡

 

 

そうして、満足するまで吐精した男が陰茎を抜いた。

その間、ラナーは絶頂し続けていた。

 

重くて、深い絶頂に戻って来れずにいた。

夢心地とでもいうべきか、現実感を失っていた。

 

 

「あ、あ……あ、ひ……♡」

 

 

床に、へたりこむほど。

身体を痙攣させ、腰をへこつかせ、涎を垂らす。

汗まみれの身体は、魔法の灯りで艶やかに輝いている。

 

髪は乱れで、涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃだ。

 

だというのに、男の陰茎はまだ硬く怒張したままだ。

 

 

「ラナー、舐めろ」

 

 

ぺちぺちと、ラナーの頬を陰茎が叩いた。

咽せ返るような臭いが鼻にして、ごくりと息を呑む。

 

そして、ラナーは陰茎を舌で舐め始めた。

 

 

ぺちゃ……♡ぺちゃ♡♡

 

「は、っ♡は、へ……♡♡」

 

 

塩気と苦味。

独特な味わいに甘みと、生臭さ。

ラナーにとって、大好きな臭いだった。

 

そのまま、陰茎を咥えることに躊躇いはなかった。

 

 

くぽ……♡くぽ♡♡

 

「んむ……♡ん゛むっ♡」

 

 

口の小さなラナーでは、大きな陰茎の先の方しか咥えられる。

それでも必死に、口で奉仕しようと吸い付いたが──

 

 

「おい、ちゃんとしろ」

 

 

男はその努力を否定して、ラナーの後頭部を掴んだ。

そして──

 

 

ぐほ゛っ♡♡♡♡

 

「ん゛ぶっ!?♡♡♡♡♡」

 

 

無理矢理、喉奥まで陰茎を挿入された。

 

 

ぐぽッ♡♡ぐぽッ♡♡♡♡

 

「ん゛ッ♡♡ん゛ぅッ♡♡♡」

 

 

口内だけではなく、喉奥まで使う強制口淫(イラマチオ)。

これは愛撫などではなく、喉奥まで犯されているのだとラナーは感じ取っていた。

 

 

ぐっぽ♡♡ぐっぽ♡♡♡♡

 

「ん゛、ッ♡♡ん゛んっ、ッ♡♡♡」

 

 

口で、呼吸できない。

辛うじて鼻から吸うが、喉奥まで陰茎が詰まっており、辛うじて……という程度。

 

 

(息、っ、できないっ♡これダメですっ♡死ぬっ♡死んじゃうっ♡♡)

 

 

こんなの愛のある性行為(セックス)ではない。

オナホを壊すようなものだ。

絶え難く、辛く、気持ちよく、幸せだ。

 

朦朧とする意識の中、ラナーは微睡みのような心地よさを感じていた。

 

 

くにくにくに♡♡♡♡

 

「ん゛♡ん゛♡ん゛っ♡♡」

 

 

気付けば、ラナーは自分の勃起して硬くなった乳首と、陰核(クリトリス)を弄っていた。

口淫させられながら、自慰行為に耽っている。

 

そのあまりに不様な格好を晒しながら、怒張した男の陰茎に喉奥を押し広げられ──

 

 

びゅるるるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡

 

「ん゛ぶ、っ……ぅ、っ♡♡♡♡♡♡♡」

 

 

喉奥に直接、射精された。

吐き出す事もできない。

 

大量のねばっこい精液を流し込まれる。

まるで雛が、親鳥に餌を流し込まれるかのように……精液(ザーメン)を飲み込まされている。

 

その事実にラナーは腰をへこつかせ、自分の乳首と陰核を強く捏ねた。

 

 

ぎゅぅぅッ♡♡♡♡

 

「ん゛ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡♡♡♡

 

 

そしてまた、潮を噴いた。

喉奥に吐精されながら、自慰行為でラナーは絶頂した。

 

 

っ、ぬぽ……♡♡

 

「ん゛、あ……へ、っ♡♡」

 

 

陰茎が口から抜かれた。

激しく上下する胸で、呼吸しながら……喉奥の精液の感触を確かめる。

ねばりっこいそれは、ラナーが呼吸するたびに雄臭い臭いを感じ取らせていた。

 

体の奥側から、下からも、上からも、感じ取れてしまう。

 

 

「ラナー、脱げ」

 

「ぇ、あ……♡」

 

「脱げ」

 

「っ、はい……♡」

 

 

汗でびちゃびちゃに濡れたベビードールを脱ぐ。

ぺちゃり、と音がして床に落ちた。

 

そうして、一糸纏わぬ姿となったラナーを、男は抱き寄せた。

何度か叩かれて、ひりひりとする尻を鷲掴みにしながら。

 

 

「まだやるぞ」

 

「……よろしく、お願い致し、ます……♡」

 

 

ラナーに拒否権はなかった。

男が満足するまで、犯されてしまうのだと自覚していた。

それは辛く、苦しいだろう。

だが、それ以上に気持ちよくて、幸せだろう。

 

強い男に、好いた男に物のように扱われる。

それはつまり、必要とされているという事だ。

 

それは言葉よりも明確な、愛の証だと……ラナーは思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばちゅっ♡♡ばちゅっ♡♡ばちゅっ♡♡

 

「は、っ♡♡はっ♡♡あ、ふっ♡♡」

 

 

ベッドの上、寝転がる男の上で、ラナーは必死に腰を振っていた。

騎乗位、という体位だ。

 

本来ならば、女性が優位に立つ体位。

だが、今は様子が違っていた。

 

 

ばちゅっ♡♡ばちゅッ♡♡♡

 

「く、ふっ♡♡ん゛、お……ッ♡♡♡」

 

 

両手を頭の後ろで組み、スクワットのような姿勢で腰を上下に振っていた。

跳ねるたびに、ラナーの乳が揺れている。

 

だが、男は満足していなかった。

 

 

「もう少し速く、深く腰を触れないか?」

 

ばちゅッ♡♡ばちゅっ♡♡♡

 

「ん゛っ♡そんなこと、お゛っ♡言われ、ましても……♡」

 

 

今だって腰を必死に振っている。

膣内全体で、陰茎に媚びている。

 

 

「はぁ……なら、勝手にやらせて貰うぞ」

 

 

男はそんなことを口にしながら、ラナーの腰を掴んだ。

そして──

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡♡♡

 

「っ、〜〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡」

 

 

強制的に腰を落とさせられた。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡

 

「あ゛っ♡や゛っ♡ひっ♡♡ぎゅっ♡う゛♡」

 

 

腰を掴まれて、何度も押し込まれる。

女性が優位な筈の騎乗位で、下から責め立てられてしまう。

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡

 

「ふ、き゛っ♡♡あ゛♡ぐっ♡♡お゛っ♡♡♡」

 

 

両手で男の胸を押して、何とか深いピストンから耐えようとする。

だが、全くの無意味だった。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッッ♡♡♡♡

 

「や゛っ♡あ゛♡イ゛くっ♡♡イきま゛すっ♡♡イ゛っく、っ♡♡♡」

 

 

快楽が身体を駆け巡る。

視界が点滅して、思考が麻痺する。

 

そして──

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡♡♡

 

「イ゛、ッ……〜〜〜ッ♡きゅ、ッ♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁぁッ♡♡♡♡♡♡

 

 

全身を痙攣させ、汗と愛液を撒き散らせながら絶頂した。

全身の筋肉が強張り、指先から足先までピンと固まってしまう。

 

膣内をぎゅぅぅぅっと締め付けて、男の陰茎を感じ取る。

 

 

(すご、っい……っ、です……っ♡♡♡これ、きもち、い……っ♡♡♡)

 

 

ラナーは恍惚とした表情で、甘く蕩けた息を吐く。

 

 

「はぁ……♡ん、あ……ふ……ぅ♡♡」

 

 

絶頂直後の敏感な膣内で、男の陰茎を感じ取る。

硬くて、太くて、長くて……大きな陰茎を。

 

子宮が勝手に降りてきて、男の陰茎に何度もキスしている。

我慢しなければ腰をヘコつかせてしまいそうなほど、気持ちよくて──

 

 

どちゅんッ♡♡♡♡

 

「あ゛、っ!?♡♡♡♡♡♡」

 

 

男がまた、腰を振った。

絶頂したばかりの敏感な雑魚女性器(おまんこ)を、屈強な男性器(ちんぽ)が貫いた。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡

 

「ま゛っ、へ♡くた゛さ、い゛っ♡♡いま゛、イ゛ったばかり、ふき゛ゅッ♡♡♡♡♡」

 

 

必死に堪えようとするが、力が入らない。

腰をしたから打ち付けられて、敏感になった膣内を虐められてしまう。

 

 

「そんなに嫌なら、言えばいいだろ?」

 

「っ、ん゛♡♡♡」

 

 

男の言葉をラナーは理解した。

セーフワードだ。

セーフワードを言えば、やめてもらえる。

この辛くて苦しい快楽を止められる。

 

しかし──

 

 

ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡

 

「っ……♡♡♡♡ん゛、ふ……ゅ、ぅ゛♡♡♡♡」

 

 

ラナーは口にしない。

口に『できない』のではなく、『しない』。

 

 

「まだ言わないなら、本気でやるぞ」

 

 

挑発されても、口にしない。

 

 

どちゅちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡

 

「ふ、ぅ゛っ♡ん゛♡ん゛っ♡っく、ぅ♡♡♡」

 

 

これは自分が望んだ事だからだ。

自分が望んで、叶えて貰った事だからだ。

途中で降りる事なんてできない。

したくない。

 

 

「……黙ってるって事は、いいって事だな?」

 

 

最終確認をされる。

しかし、ラナーは何も答えなかった。

 

寧ろ喘ぎ声を抑えて、無言を強調していた。

その様子に、男は笑みを浮かべた。

 

 

「この、淫乱王女が……お望み通りにしてやるよ」

 

 

嬉しそうな声で罵倒される。

身体の奥からゾクゾクと、背筋を通して脳まで快楽が走る。

 

そして──

 

 

ばちゅんッ♡♡♡ぱちゅぱちゅぱちゅッ♡♡♡

 

「ひき゛ッ♡♡あ゛♡お゛♡あ゛〜〜ッ♡♡♡」

 

 

先程より激しいピストンに、ラナーは喘ぎ声を漏らした。

激しい快楽に、堪えられなくなったからだ。

 

 

ぱちゅぱちゅぱちゅッ♡♡ぱちゅんッ♡♡♡♡

 

「ん゛♡あ゛♡♡あ゛っ♡♡お゛、ふッ♡♡♡」

 

ぷしっ♡ぷしっ♡♡

 

 

下から突き上げられて、絶頂が止まらない。

重くて深い絶頂の後、浅くて鋭い絶頂が何度もくる。

 

そして、敏感になったラナーの女性器(おまんこ)は、男の陰茎が膨張しているのを感じ取っていて──

 

 

ぶびゅるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡

 

「ああ゛ぁ、ぁ〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡♡」

 

ぷしゃぁっ♡♡♡♡

 

 

男が射精したと同時に、ラナーは絶頂した。

海老反りして、身体を激しく痙攣させ、男の胸元に愛液を撒き散らした。

 

激しい快楽に脳がショートして──

 

 

(あ、これ、ダメ、で、すね……♡)

 

 

視界が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を覚ましたのは、部屋に太陽光が差し込んでいたからだ。

 

 

「……ん、……ぁ」

 

 

疲労感が残る身体で、ラナーは現状を確認した。

ベッドの状態は……綺麗だ。

魔法で掃除したのだろう。

でなければ、汗や愛液でドロドロの筈だ。

 

身体は僅かに汗臭い。

だけど、尻や乳首に痛みはない。

治癒をしてくれたのだろう。

 

 

「起きたか、ラナー」

 

 

ベリアルの声がして、寝ぼけていた目を擦った。

 

 

「ベリアル様……」

 

「昨日は悪かったな。正直、やり過ぎた」

 

 

頭を撫でながら、そんなことを言う。

 

 

「い、いえ……大変、素晴らしいものでした……お気になさらず……気を失った私が悪いのですから……♡」

 

 

そう、全く嫌なものではなかった。

快楽に身も心も支配される感覚。

それが愛した男から押し付けられる感覚。

幸せと呼ばずして何というのか。

 

 

「ああ、いや……ラナー……その、な?」

 

「……なんでしょうか?」

 

「……あー、その……はぁ、正直に言うか」

 

「ベリアル様?」

 

 

ベリアルが首を捻って、少し罰の悪そうな顔をした。

 

 

「昨日は俺の内面だけ、淫魔の状態にした訳だ。人の姿を保ったまま、獣欲に身を任せた」

 

「そうなのですね……?」

 

「普段の状態だと加減してしまうからな。最適だと思ったんだが……結果、俺はラナーを殺すところだった」

 

「……え?」

 

 

ラナーは思わず、ベリアルの顔を見た。

 

 

「絶頂死ってやつだな。水分不足と極度の疲労で、瀕死になっていた。慌てて治癒薬(ポーション)を飲ませたから助かったが……一歩間違えれば、死ぬ所だったんだ。だから、すまん」

 

 

申し訳なさそうな顔をして、謝罪までした。

自分が望んで、おねだりした事で、ここまで罪悪感を抱かせている。

その事実に、ラナーは首を振った。

 

 

「い、いえ!謝る必要はありません!大変、気持ちよかったですし……セーフワードを言わなかった私の落ち度ですから」

 

「いや、だがなぁ……」

 

「謝罪はしないでください。元々は私からのお願いなのですから……お願いします」

 

「……そこまで言うなら、しないが」

 

「はい、謝る必要などありませんから」

 

 

ラナーは安堵の息を吐いた。

これでベリアルが、もう二度とこんな事はしないと言えば……激しめのエッチを二度としてくれなくなるということ。

それはラナーにとって、耐えられるものではなかった。

 

 

「それで、ラナー」

 

「はい」

 

「今後も、昨晩のようなプレイがいいのか?」

 

 

ベリアルの言葉に、ラナーは考える。

昨晩の激しめの、支配して陵辱するような性行為(セックス)は最高だった。

是非ともまた、して欲しい。

何度もして欲しいだろう。

 

だが、しかし──

 

 

「はい。ですがその、毎回というのではなく……数回に一度して頂きたいのです」

 

「……そうなのか?遠慮はしなくていいんだぞ?」

 

「いえ、遠慮ではなく──

 

 

陵辱SMプレイは、ラナーにとって最高の性行為(セックス)である。

だが、しかし、足りないものがある。

 

 

「……私は、ベリアル様とキスしながらの優しい性行為(エッチ)も好き、ですから」

 

 

愛されているという実感だ。

陵辱SMプレイは確かに気持ちいい。

他の性行為(セックス)では得られないような、莫大な快楽を得られる。

 

だが、『愛される幸せ』を実感するのは純愛(ラブラブ)エッチの方である。

 

 

「……そうか?」

 

「はい。ベリアル様に愛されている、という実感は代え難い物なのです……♡」

 

 

キスをしながら。

舌を絡めながら。

手を繋ぎながら。

愛を囁きながら。

 

そういったエッチも、ラナーは大好きである。

快楽では陵辱SMプレイに確かに劣るが、どちらも『したい』と思ってしまう。

ラナーは強欲だ。

 

 

「…………」

 

 

そんなラナーの欲深い発言を聞いて、ベリアルは無言で固まった。

 

 

「……あの、ベリアル様?」

 

 

流石に求め過ぎたか、失言だったか。

そうラナーは考えて、手を小さく振った。

 

……のだが、その手をベリアルに握られた。

 

 

「ラナー、今日の予定はキャンセルしていいか?」

 

「えっ?」

 

「視察はまた明日だ……今日は、愛し合いたい」

 

 

視線を下げると、怒張した陰茎が見えた。

昨晩、散々犯された太くて硬く、強い雄の象徴。

 

ごくり、と息を呑んだ。

 

死の淵に立たされるほど、昨晩は犯された。

激しい強姦紛いの陵辱SMプレイに、身体は十分満足している。

 

それでも──

 

 

「はい……♡構いませんよ、ベリアル様♡私の身も心も、貴方のモノですから……♡」

 

 

心はまだ満たされていなかった。

 

 

「ラナー」

 

「きゃっ……♡」

 

 

誘うような言葉を掛ければ、ラナーはベッドに押し倒された。

そして、裸で抱きしめ合いながら、舌を絡めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、昼食の予定時刻までラナーはベリアルとまぐわい続けた。

正常位や対面座位で、キスをしながら、指を絡め合いながら、愛を囁き合いながら、エッチし続けた。

 

昼食の用意が出来たと、ラズロが部屋をノックするまで、その日は身体を重ね続けた。

呼びに来たラズロに、少し呆れられてしまったが。

 

それでもラナーは、幸せを感じていた。

 

 

 




次回は、イミーナ
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