【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話 作:口だけの淫魔
ベリルに抱き抱えられたまま、イビルアイは自身を犯していた触手のモンスターを見る。
切断された触手が再生していく……そして、ぬらりと鈍く光沢を見せた。
思わず、ベリルの服へと指をかけた。
「先に訊いておこう。そのモンスターは討伐させて貰う……構わないな?」
『くくく、出来るのであれば構わないとも』
ベリルと魔皇バアルの言葉を聞く。
まるで友人のような馴れ馴れしさから、互いの余裕を感じる。
しかし、その発言には問題があった。
慌てて、イビルアイは口を開いた。
「ま、待て!あのモンスターは、貴方……ん゛んっ、『お前』が思っているより強いぞ!?」
そう忠言する。
たった一撃で
だが、それでもあのモンスターは強い。
自分の見立てでは、この身体が万全でも一対一では勝つのも難しいぐらいだ。
それを──
「まぁ、少し見ていてくれ。油断している訳じゃない」
容易く屠れると、この男はそう言うのだ。
それは自信ではなく、事実をただ述べているように見える。
イビルアイは息を呑んだ。
どうせ、あのまま死ぬ命だった。
ならば、この命を賭ける事に異論はない。
ベリルに対して、全てを
「まずは……<
聞いたことのない魔法だ。
片方の手でイビルアイを横抱きにし、もう片方の手に光が集約し……赤く半透明の剣が生まれた。
イビルアイに武器の良し悪しは分からなかったが、それが一般的に普及されている剣とは比べ物にならない武器である事は分かった。
「イビルアイ、舌を噛まないように口は閉じておけ」
そうベリルが発して──
ごう!──と風を切る音が聞こえた。
速い、あまりにも。
「なっ──
そして、イビルアイがその速さに驚愕した瞬間……ベリルが赤い結晶の剣を振るった。
一度、二度、三度。
眼で追うのも難しい程の速さで、全ての触手を叩き落とした。
叩き落された触手は、衝撃に耐え切れず弾け飛んでいる。
先程の剣撃はただの防御ではなく、反撃だったのだ。
再び、静寂が戻った。
「動きが直線的過ぎる。まぁ……召喚モンスターなら仕方ないか」
ベリルの言葉に、イビルアイは目を瞬いた。
今の攻防に、採点する余裕すらあったのだ。
『くくく、足手まといを連れながらよく動く』
魔皇バアルの言葉に、思わず歯を食いしばる。
確かに、イビルアイは今、ただの足手まといだった。
戦っているベリルの片腕を封じて、激しい動きすら抑制してしまっている。
幼い頃、一国の姫だった頃に
あの頃は素直に憧れて、目を輝かせていた。
だが、現実を知った今……それがどれだけ騎士の足を引っ張っていたのか分かる。
足手まといを連れて戦う事の愚かさが──
「これぐらいの
しかし、その足手まといが居ても勝てるとベリルは言った。
まるで当然かと言うように。
『それもそうか……ならば行け、
「時間経過で再生するモンスターの弱点を教えてやる」
ベリルがそう言いながら、赤い結晶の剣を振り上げた。
そして……投擲した。
剣は宙で高速回転しながら、
深い青緑色の体液を撒き散らし、悶える。
「<
その隙を見逃さず、ベリルが魔法を発動した。
宙に再び赤い結晶で作られた、短剣が生まれた。
その内の一本を握り、再び投擲した。
先程のような回転させる投げ方ではなく、真っ直ぐ……
そして、もう一本を手に握った。
「<
握った短剣を、ベリルはそのまま握り潰した。
まるでガラス細工のように砕けた……その瞬間、
それと同時に、
「時間経過で再生するモンスターは、回復する間を与えぬよう即死させればいい……そうすれば再生能力という長所は無駄になる、という訳だ」
砕けた
その景色を見て、イビルアイは目を瞬いた。
(つ、強い……いや、強過ぎる!なんだ、この強さは……も、もしや『神人』なのか……!?)
『ぷれいやー』と呼ばれる存在をイビルアイは知っていた。
英雄ですらなく、神の領域に存在する『何か』だ。
その『ぷれいやー』の血を引く者を、法国は『神人』と呼んでいた。
彼等が祀っている『ぷれいやー』である『六大神』の子孫だから、『神人』という訳だ。
ベリルも、その『神人』なのかも知れない。
いや、そうでなければ納得出来ないほどの力量だ。
そうに違いない。
「再生するモンスターを前衛に出し、その背後から範囲攻撃できるモンスターで攻撃する。それが賢い戦い方だ」
『それは忠告のつもりか?』
「いいや、独り言だ」
イビルアイは、意識を現実へと引き戻す。
魔皇バアル……
召喚モンスターより本体である魔皇バアルが弱い……なんて希望的観測はできない。
イビルアイ自身、魔皇バアルとは数度のぶつかり合いはしたが、力の差があり過ぎて測れなかった……だが、魔皇バアルの方が強いと予想していた。
「<
ベリルの手には大きな、赤い結晶で出来た長剣があった。
片手で持つには重そうな程の大きさだが……あの赤い結晶は魔法由来の物であり、軽いのだろうか?
イビルアイは気にしつつも、口に出さなかった。
『いいや、ここまでだ。お前と戦うならば……それ相応の『段取り』が必要だからな』
そう言い切ると、魔皇バアルは羽根を広げて飛び上がった。
羽は肥大化し、自身の身体の何倍も広げた。
月明かりから大きな影を生み出したその姿に、イビルアイを息を呑んだ。
「ま、まずいぞ、ベリルさ──、ベリル!逃げられる!」
「あぁ、そうだな」
追撃しなくて良いのか、そう問おうとして……悪魔がそんなイビルアイを嘲笑した。
『ははは!強者の手に抱かれて震えるだけの餓鬼がよく言う。足手まといの癖に、指示するつもりなのか?滑稽だな』
その声は静寂に満ちた夜によく響いた。
嘲笑の意味をイビルアイは理解した。
ベリルは強い……だが、魔皇バアルも強い。
強者同士の戦いにおいて、足手まといの有無の差は大きい。
このまま、この場で本気で彼等が戦えば……その足手まといは確実に死ぬだろう。
故に、ベリルは魔皇バアルを見過ごしたのだ。
そんな単純な事に気付かなかった自分に、イビルアイは下唇を噛んだ。
羞恥が胸の内を占める……そんな彼女へ、ベリルが視線を落とした。
「気にしなくて良い、イビルアイ。お前の考えは正しいからな」
「ベリルさ──……ベリル」
危うく、『様』付けしそうになったのを誤魔化して、顔を上げた。
心配そうにするイビルアイ相手に、ベリルは頬を緩めて……魔皇バアルを見上げた。
「少し当たりが強いんじゃないか?」
『そうか?そんな愚物、罵倒されて当然だろう』
魔皇バアルの言葉には侮蔑が込められていた。
その声色を聞いて、ベリルは少し不思議そうな顔をした。
「……何であんなに怒ってるんだ?」
そして、ボソッと呟いたが……イビルアイの耳には聞き取れなかった。
『まぁいい。ここは引かせて貰うが……諦めた訳ではない。貴様は確実に俺が殺してやろう!はははは!』
魔皇の名に相応しい邪悪な笑いを浮かべながら、魔皇バアルが飛翔した。
そのまま離れていくのを、イビルアイはただ見ている事しか出来なかった。
……ふと、顔を上げるとベリルが苦虫を噛み潰したかのような顔をしていた。
困惑と羞恥、気まずさを感じさせる……ような表情だ。
そして、その手に握っていた赤い結晶の剣が砕けた。
「ベリルさ……ん゛ん、ベリル」
「ん?どうした、イビルアイ……どこか身体が痛むか?」
そう心配されて、イビルアイは首を横に振った。
「い、いや……大丈夫……いや、大丈夫ではないが、死に直結するものではないと……あ」
未だ、乳首がじんじんとする。
これが大丈夫な訳がない。
……そこでイビルアイはようやく、自身が裸に近い格好をしている事を思い出した。
命の危機やら、助けて貰えた高揚から忘れていたが……先程まで、自分は触手に陵辱されていたのだと。
途端に恥ずかしくなり、胸元と股間を手で隠す。
そんなイビルアイを見て、ベリルが自然に目を逸らした。
「すまないな。見てしまった」
「い、いや……いい。ふ、不可抗力だからな」
そう強がりつつ、イビルアイは顔を赤らめた。
何となく自分の情けなさを感じ……ようやく、ベリルの腕から降ろしてもらった。
地面に足をつけると、少しよたよたとよろめいたが……立てない訳ではなかった。
だが、走るような事は難しいだろう。
なら、魔法で浮けば良いだけの話だ。
「<
しかし、やはり魔法は行使できなかった。
魔法を行使しようとすると、魔力が霧散する。
未だ身体は熱を持っており……あの、忌々しい悪魔によって飲まされた体液の影響は消えていないのだろう。
「イビルアイ、魔法が使えないのか?」
「え、あ……あぁ……魔皇バアルの尻尾から、何か毒を飲まされてな……魔力が練れなくなっているんだ」
「……アレか」
ベリルが顔を顰めた。
何か思い当たりがあるように見える。
「ベリル……その、何か知っているのか?」
「え?ああ、
妥当な種族名と言えるだろう。
「……魔法を封じる効果があるのか?」
「そうだな。魔法以外にもデバフ……力が発揮できなくなったりする。あとは強烈な媚薬効果もあるな」
媚薬、という言葉にイビルアイは眉間に皺を寄せた。
今もまだ身体は疼いている。
ここが外ではなく、室内であり……寝室であれば、自慰行為に夢中になっていただろう。
そう確信できるほどに、身体が疼いている。
そんな感覚から目を逸らし、イビルアイは首を振った。
「まったく、悪趣味な能力だな……」
「そ……そうだな」
何となく気まずそうに返事するベリルに、イビルアイは目を向けた。
何故、そんなに詳しく知っているのか……いや、そもそも、その強さは何なのか?
やはり、『神人』なのか?
色々と質問したかったが……冒険者同士の詮索は御法度だ。
敵対関係ではなく、それも命を助けてくれた相手に投げる質問ではない。
というか、単純に嫌われたくなかったのだ。
故にイビルアイは踏み込んだ質問をせず、この状況を解消できる方法を質問する事にした。
「ベリル。解毒する方法か、対処方法は知っているか……?」
「知っているとも。それは通常の魔法では回復出来ない呪いの一種だ。影響が無くなるのは、二日間の時間経過、もしくは──
ベリルが気まずそうに自身の首を撫でた。
「性行為で治る」
「……な、なに?そうなのか?」
イビルアイは困惑した。
だが、イビルアイも情報としては知っていた。
低級の冒険者チームは
「これから二日、安静にしておくか……それか、そうだな。男娼を買うか?それぐらいしか対処はないが……」
イビルアイはベリルの言葉に顔を下げた。
先程の悪魔はまだ王都にいる。
『蒼の薔薇』として対処しなければならない事も出てくるだろう。
このまま二日も、無力のままでいる事は許容できない。
だからと言って、男娼を買って性行為をする……それも嫌だ。
まず、そんな理由で男を買って性行為するのも嫌だし……そもそも吸血鬼であるイビルアイは顔を隠して性行為しなければならない。
そんな事を許してくれる男娼はそういない。
金を積めば多少は探しやすいだろうが……それでも今は夜も遅く、探す時間がかかる。
そもそもそもそも、そもそもだ、男娼なんて何処で買えば良いかも分からない。
二日待つのは悪手だ。
男娼を買うのは避けたい。
吸血鬼である事を知りながら、抱いてくれるような男が必要だ。
そんな難題を解消する方法は──
……イビルアイは、自身より身長の大きいベリルに対して視線を上げた。
「ベリル……」
「なんだ?」
息を呑む。
自身の目的、そして欲求……二つが合理的に重なった今、今から口にする事はなにもおかしな事はない。
そう自身に言い聞かせて、イビルアイは口を開いた。
「わ、私を抱いてくれないか?」
薄い胸の内側、止まったはずの心臓が早鐘のように鳴り響いていた。
ベリルから承諾を貰ったイビルアイは、館の裏……外壁の前に立っていた。
最初は八本指の館内で、ベッドがあるような部屋で性行為しようかと思っていたが……時間がない事もあり、その場で行う事にしたのだ。
そう、これは義務感からの
恋愛感情からではない。
そう言い聞かせつつ、イビルアイとベリルは物陰で向かい合った。
イビルアイもローブを脱ぐつもりはなかった。
服も破れてはいるが……残っている部分を脱ぐ気はない。
「ベ、ベリル……その、すまないな、付き合わせてしまって」
恥ずかしさから時折、声を上擦らせながら謝罪する。
イビルアイから見て、ベリルは女に困らなさそうだ。
まず容姿が優れている……顔が良いし……そう、今見えている彼の肉体も、す、すごく良い。
魅力的だ。
オリハルコン級冒険者という地位も、アダマンタイト級には及ばずとも、相当の地位だ。
そんな相手に抱いて貰おうとするのは……。
「いや、構わない。イビルアイみたいな可愛い女の子とできるんだ……少しも謝る必要はないさ」
「か、かわいい……か?」
「可愛いだろう。鏡を見た事がないのか?」
思わず顔を赤らめる。
不気味な仮面に、不遜な態度……素顔を見ればアンデッドだ。
そんな事を言ってくる異性など居ない。
「……い、いいから、もう、してくれ」
照れながら、そう促す。
そうすれば、ベリルがズボンを脱いで──
「……え?」
ぼろん、と巨根がイビルアイの目前に現れた。
長く太く大きい……血管が浮き出ている『それ』に、イビルアイは目を瞬いた。
「う……あ、ぁ……」
「……大丈夫か?イビルアイ」
「っ、い、いや、大丈夫だとも。も、問題ない」
正直に言えば大丈夫ではないかもしれない。
だが、協力して貰っている立場でそんな事が言える訳なかった。
イビルアイは男に比べて、一回り身長が小さい。
故に真正面から向き合った時……その陰茎の先端がヘソより上まで来ているのを見てしまった。
間違いなく、届く。
イビルアイの最奥まで届いてしまう。
「なら、始めるぞ」
「あぁ……た、頼む」
イビルアイの脇に手が伸びて、持ち上げられた。
真正面から抱き合うように……イビルアイは手をベリルの肩に回した。
男はそのまま手を太腿の下に回して……開脚させるように抱え直した。
イビルアイは知らなかったが、『駅弁』という体位だった。
「今更だが……前戯は必要ないのか?」
「あ、あぁ……もう充分に濡れてるからな」
触手の愛撫の所為で、既にぐちゃぐちゃに濡れている。
それに、時間がないのは確かだ。
手早く済ませる……という、建前だ。
決して我慢できない訳ではない。
「じゃあ挿れるぞ、イビルアイ」
「っ、あぁ……い、挿れてくれ」
くちゅ♡
「……っ♡」
そして、ゆっくりとイビルアイの腰が落とされていく。
ぬぢ……♡♡
「あ……あ、ぁ♡」
そして膣口を掻き分けて──
ずちゅぅ……♡♡♡♡
「ん゛……♡く、ぅ……♡♡♡」
ゆっくりと挿入された。
想像通り、狭い膣内に対して太すぎる陰茎は、イビルアイを内部を大きく広げていた。
ずち♡♡♡
「ん、ぁ゛……っ♡♡」
みりみりと肉が裂ける感触を、イビルアイは感じ取っていた。
「大丈夫か?イビルアイ」
耳元で囁かれた声に、頷く。
「だ、大丈夫、だ……」
か細い声になってしまい、それに羞恥を感じる。
「なら、もう少し奥まで挿れるぞ」
「あ、あぁ……ゆっくり、頼む」
そうして、ゆっくりと……奥へと掻き分けていく。
ずちち ち ち ♡♡♡
「お、お゛……♡っ、あ……っ♡♡♡」
痛みはなかった。
恐らくは
イビルアイは脳を焼くような快楽を感じ、思わず腕に力を込めた。
そして──
こつん♡♡
「あ゛っ……♡♡♡♡」
膣の最奥に、
それでも男の陰茎はまだ入りきっていなかった。
全てを咥える事の出来ない力不足に、イビルアイは目を伏せる。
「イビルアイ、ゆっくり動くぞ」
喋る余裕もなく、こくこくと頷くと……ゆっくりと、ピストン運動が開始した。
とちゅ♡とちゅ♡♡
「あっ♡♡あ……っ♡♡♡」
触手からの無理矢理に気持ち良くさせてくる陵辱とは違う、優しく思いやりのある
肉体的な快楽は前者の方が大きい……だが、気持ちよさならば後者の方に軍配が上がった。
ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡♡
「あっ♡あ゛……っ♡」
これを幸せ、と言うのだろう。
心がほぐされて溶けていくような感覚を、イビルアイは味わっていた。
「気持ち良いか?」
ぬち♡ぬちゅ♡
「んっ♡きもち、いい……♡♡♡」
膣内をきゅうきゅうと締め付けて、腕は男を抱きしめる。
(すまない、ラキュース……私は今、お前の想い人と
心の中で謝りながらも、止めるつもりは一切なかった。
それだけ好意をもっていたし、それだけ気持ち良いからだ。
イビルアイは目線を上げた。
顔が、近い。
自分を抱いている男の顔が、近い。
「べ、べりる……きす、していいか……♡」
思わず、そんな事を聞いてしまった。
これは義務感からの
恋人でもないのに。
そんな問いをして、飽きられてしまうかもしれないのに。
そして、その答えは──
ちゅう♡
「ん……♡」
キスだった。
男と唇を合わせて、舌を絡め合う。
イビルアイの小さな舌が男に吸われて、絡められて、弄ばれる。
「はっ♡はぁ……♡」
れろれろ♡♡れろぉ♡♡♡
恋人がするようなキスに、イビルアイは興奮していた。
どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡
「ん♡♡んっ♡♡ん゛ぅっ♡♡♡」
持ち上げられて、抱きしめて……犯される。
どちゅ♡どちゅん♡♡
「んっ♡ん゛、ぁ♡♡♡♡」
ゆっくりと上下に動かされて、その度に奥まで突かれる。
(好きだ♡好き♡好き好きすきすきすき♡)
助けられた時点で好意は持っていた。
だが今、こうして
長生きしたのは、この男と出会う為だったのだと……ロマンチストのような事を確信したのだ。
ぬっぢ♡ぬっぢゅ♡ぬぢゅぅ♡♡♡
「あっ♡だめ……♡♡いいっ……♡♡♡」
心も身体も快楽に満ちている今、イビルアイは身体に湧き上がる情動を抑えるつもりはなかった。
「イビルアイ……」
「き、きーの……って、よんで、くれ♡♡」
思わず、二百年前に付けられた名前を明かしてしまう。
それ程に、イビルアイ……キーノ・ファスリス・インベルンは男に依存し始めていた。
「あぁ……分かった、キーノ」
ぬぢ♡ぬっぢ♡♡
「あっ♡あっ……♡♡」
自分を愛して欲しいと、自分を好きになって欲しいと、そう心が懇願している。
そこにはもう二百年以上生きる吸血姫としての姿はなかった。
ただの恋する乙女の姿があった。
「もう俺も
「それならっ♡
「良いのか?」
「わたしはアンデッド、だから……っ♡孕まないから……ぁ♡♡」
子宮が降りてきている。
男の精液を欲しているんだと、イビルアイは理解した。
心も身体も欲しているのならば、我慢する必要はない。
「……なら、少し激しくするぞ」
「あぁ♡すきに犯して、くれ……♡♡♡」
そう許可を出した瞬間──
ど ち ゅ ッ♡♡♡♡♡
「お゛……っ♡♡♡♡♡」
強烈な一突きに、イビルアイの意識が飛びかけた。
ばちゅんっ♡♡ばちゅんッ♡♡♡♡
「あ゛ッ♡♡す、ごっ♡♡お゛っ♡♡♡」
今までのピストンはどれだけ加減していたのか。
それがイビルアイには感じ取れた。
それだけ気を使ってくれていたのだと、そして今は私の身体に夢中になってくれているのだと……二重の意味で愛おしさを感じた。
どっちゅ♡どっちゅ♡どっちゅ♡
「お゛ッ♡すご、ひ♡♡イク……♡♡」
男の背に回した手で、強く抱きしめながら……膣内を痙攣させる。
快楽に絶頂を迎えそうになっている。
ぬっぢゃ♡ぬっぢゃ♡ぬっぢゃ♡♡
「お゛♡お゛ッ♡♡イク、イク♡♡♡」
先程までの、無理矢理な絶頂じゃない。
望まぬ絶頂なんかじゃない。
自分の意思で愛する男の手で迎える絶頂だ。
既に脳は多幸感で満ちている。
身体も快楽で満ちている。
そして、その限界を越えて──
びゅっ♡♡びゅぅっ♡♡♡♡
「お゛ぁ……♡あ゛っ、あ゛ぁああ゛あッ♡♡♡♡♡」
男の射精と同時に、イビルアイは絶頂した。
狭い膣内に大量の精液が満ちていくのを、熱として身体が感じ取っていた。
「はぁ♡はぁ……♡♡」
「お疲れ様、キーノ」
腕の中で痙攣するキーノに対して、男が優しくキスをした。
キーノは涎を垂らし、ぐったりとしながら幸せに浸っていた。
(きもちいい……♡きもちいい、きもちいい……♡♡すき♡♡♡♡♡)
触手による陵辱の事など、全て脳内から消え失せていた。
暴力的な快楽を上回る、優しい快楽に脳が上書きされたのだ。
……万が一戻らなくても良いか、気持ち良かったし、なんてイビルアイは考えていたが、それはそれとして喜んだ。
真っ赤なローブで身体を隠しながら<
……ローブの下では、服が破れており、体液でぐちゃぐちゃになっており、
「治って良かったよ、キーノ」
「あ、あぁ……助かったよ、ベリル」
感謝の念を伝えつつ、少しむず痒い気分になる。
冷静になってみれば、何を明かしているんだと思いつつ……こうして呼ばれるのも悪くないと思っていた。
だが、それはそれとして──
「名前、なんだが……皆がいる前では、イビルアイと呼んでもらっていいか?」
「勿論、いいとも……秘密だな?」
「そ、そうだ。二人の秘密だ……ふ、ふふ」
イビルアイは頷きながらも、頬が緩んでいくのを自覚した。
だらしない表情を浮かべてしまっているのではないか、と思わず自分の頬を触ってしまったぐらいだ。
(し、仕方ないじゃないか!こんな事をするのは初めてなんだから……数百年ぶりに女らしい事を考えたって良いじゃないか!)
内面でぐるぐると考えながら、イビルアイは腕を組んだ。
(強さだけじゃない。知識もあって……それに、優しい。容姿もいい。完璧じゃないか!不老不死とはいえ、これから、こんな男に二度とは会えないだろうし!)
ゆっくりと思考を落ち着かせながら、現実的な事を考える。
(私は子供を作れないし、彼を独占する事は出来ない……だが、英雄は色を好むと言う!そうだ、子供は私以外に産んで貰えば良い。愛さえ貰えるのならば、妾で良いだろう)
少しずつ脱線し、現実味のない妄想へと突入していく。
(そうそう、ラキュースも妻になればいい。ラキュースとベリルの子供に、私が魔法の教育をして……うむ、うむ。良いじゃないか?愛する者と仲間と子供……完璧だ)
人生設計……いや、アンデッド生設計という名の妄想を捗らせながら、イビルアイは頷いた。
──い、キーノ……おい、キーノ?大丈夫か?」
「……うえ!?」
急に声を掛けられ……いや、急ではなく、妄想中に声を掛けられていたのだが……イビルアイは思わず奇声を上げてしまった。
二人っきりの状態で妄想をしていた自分に羞恥を抱きつつ、イビルアイは引き攣った笑みを浮かべながら、首を振った。
「だ、だだ、大丈夫だ。何も問題はない!」
「そうか?もし何か違和感とかがあれば言ってくれ」
「あ、あぁ、言う。言うとも」
そう口にしたベリルに対して、イビルアイは咳払いをした。
「そ、それはともかく……無事だった事を、ガガーランや仲間に伝えなければ。心配させてしまっているかもしれん」
そう言いつつ、イビルアイは王都の中心部へと目を向けた。
その瞬間──
視界が光に染まった。
魔法などで作られる白色の光ではなく、朱色の炎だ。
「なっ……」
光に慣れて、ゆっくりと景色が見え始めて……絶句した。
真紅の炎が吹き上がり、空を茜色に染めていたのだ。
炎の柱が何本も地面から天へと突き上がっている。
その規模はイビルアイの知るどんな魔法よりも上だ。
「なんだ、あれは……?」
そんな巨大な炎の柱は、王都を囲むように燃え盛っていた。
その景色に心に感じていた幸せが鳴りを潜めて、代わりに恐怖が湧き上がってきていた。
パラメータ。
──────────────────
名前:べり❤︎ある berial 異形種
役職:至高の42人
住居:ナザリック地下大墳墓、第九階層自室
種族レベル:合計50レベル
ほか
ビーストテイマー ──5lv
ハイテイマー ──10lv
アーク・サモナー ──10lv
サイ・ウォリアー ──5lv
ウェポンクラフター ──5lv
ほか
種族レベル+職業レベル──計100レベル
──────────────────
クレマンティーヌ
-
オイルマッサージ
-
淫魔獣化エッチ
-
お風呂エッチ
-
普通にエッチ
-
※結果だけ確認する