【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話 作:口だけの淫魔
レメディオスは天幕にある簡易ベッドの上に腰を下ろし、股を開いた。
そんなレメディオスの前で、ベリアルは腰を落とした。
「…………っ」
不埒な格好をしている。
そして、それを見られている。
恥ずかしさを感じつつ、レメディオスは自身のズボンを脱いで、下着を下ろした。
少し粘性のある液体が、下着と秘部の間に糸を引いた。
上は着たままだ。
これは淫紋に対する必要な処置なのだから、上を脱ぐ必要はない。
「……さ、さぁ、やってくれ」
レメディオスは期待と羞恥に満ちた目で、男を見た。
「触るぞ?」
「……あ、あぁ」
男の言葉に頷く。
そうすると、レメディオスの秘部に男の手が伸びた。
ぬぢ……♡
「……っ♡」
ゆっくりと優しく、壊れ物を扱うかのように陰唇に触れられる。
強い刺激ではないが、それでもレメディオスは快楽を感じていた。
「辛くなったら、いつでも言ってくれ」
「わ、わかっ、た……♡」
辛くはない、ただ気持ちいいだけだ。
だが、堪えなければならない。
男の前で、あの夢のように無様に喘ぎたくない。
今更ではあるが、品位ある聖騎士として振る舞いたかった。
だから、生娘らしい喘ぎ声など出すわけには──
ぬぢっ♡♡♡
「あぅ……っ♡♡♡」
思わず、口を手で塞いだ。
恥ずかしかった。
顔が熱くなった。
歯を食いしばって、俯いてしまう程に。
そんなレメディオスに、男は笑みを浮かべた。
「レメディオス、声が出てもそう恥ずかしい事じゃないさ」
「……そ、そうなのか?」
「あぁ、そうだとも。普通は声が出るものだからな」
「そ、そうか」
慰めてくれた喜びに、レメディオスは笑みを浮かべた。
そして、先程の発言……“普通は”という言葉が頭に引っかかった。
「……ベリアルは、その、こういう経験が豊富なのか?」
そういった相手が居るのか、という疑問だった。
「まぁな。側室が10人以上いるし」
「な、なんだと……!?」
レメディオスは思わず、目を剥いた。
居るかも知れないと思っていたが、まさかそんな大人数だとは思わなかったのだ。
「ん? あ、そうか。聖王国の教義では一人の夫に、一人の妻……だったか?」
「そ、そうだ! 魔導国では違うのか!?」
「違うな。優秀な男は、複数の女を囲う権利がある……魔導国だけじゃない。王国や帝国の貴族もそうだったぞ? 聖王国の貴族は違うのか?」
「そ、それは……」
レメディオスは俯いた。
カルカの膝下である北部では居ない……筈だ。
だが南部では、教義を無視して側室を作る貴族が多いと聞いた事がある。
だから、黙る事しか出来なかった。
「幻滅したか?」
男の言葉に、レメディオスは視線を向けた。
確かに驚きはした。
少し幻滅もした。
だが、魔導国では合法なのだという。
それに、側室が複数人居るとしても……レメディオス自身も驚いた事に、好意は薄れる事がなかった。
だからこそ、本心は隠して言葉を口にする。
「い、いや……幻滅などしていない。だから、その……続けてくれ」
「……そうか、ありがとう。レメディオス」
何故、男が感謝したのか分からなかった。
確かに、この話を聞いたのが一週間以上前ならば、レメディオスも罵倒していたかも知れない。
だが、男の優しさを知ってしまった。
側室だからといって、女を不幸にさせる真似などしないだろうとも。
ぬぢ……♡ぬぢ……♡♡
「っ、う♡ん……っ♡♡」
膣内が収縮して、子宮が疼く。
愛液が分泌されて、陰核が固くなる。
ぬぢぬぢ♡♡♡
「は、ぅ……んっ♡♡♡」
自分でするのとは全く違う。
同じ手だというのに、自分の指に比べて太くて硬い……男の手だ。
そう考えていると……男の指が、レメディオスの
くりっ♡♡♡
「ゔぅ……っ♡♡♡」
じんわりとした重い快楽に、レメディオスは声を漏らした。
思わず漏れた声に対して、男が目を向けた。
「嫌だったか?」
「っ、嫌じゃない……弄って、くれ……♡」
レメディオスの了承を得て、男が
くに……♡くに♡♡
「っ、んッ♡♡あ、ぅっ♡♡♡」
甘い、声が吐息と共に溢れる。
くりくり♡♡くにくに♡♡♡
「は、ぅッ♡♡ん゛っ、くぅ♡♡♡」
裏筋を撫でられ、優しく愛撫される。
充血して固くなった
だが、それでも絶頂できない。
グラスいっぱいに入った水のように、縁でギリギリを彷徨っている感覚だ。
「……あまり気持ち良くないか?」
そんなレメディオスに男が声をかけた。
「い、いや……気持ちいい……が、その、もう少し強く、してくれないか?」
絶頂したい。
男の手で果てたい。
両手でベッドのシーツを掴んで、顔を赤くしながらも、レメディオスはそう考えていた。
「そうか。なら指も挿入れていいか?」
「ゆ、指を……っ? い、いいぞ。好きに、してくれ」
息を呑んで、頷いた。
許可を得た男の指が、レメディオスの膣口へと伸びる。
つぷゅ……♡♡♡
「っ、う……♡♡♡」
狭い膣口を掻き分けて、固くて太い指が挿入ってくる。
ぬぢゅぅ……♡♡♡♡
「は、ぅ……♡♡♡♡」
甘い吐息が溢れる。
簡易ベッドのシーツを強く掴んで、堪える。
ぬぢゅっ♡♡♡♡
「ん゛、っ♡♡♡♡」
そうして、すっぽりと男の中指が根本まで挿入った。
膣内がまるで口のように指に吸い付く。
きゅぅきゅぅと締め付けて、感触に悦んでいる。
ぬぢ♡♡ぬぢ♡♡♡♡
「あっ♡♡んっ♡♡♡」
思わず、レメディオスは喘いだ。
自分でも驚くほどに、女らしい声が出た。
(恥ずかしいのに……っ、我慢が、できない……!)
膣内を擦る指の感触。
浅くて気持ちいい所を指の腹で押されている。
ぬぢゅ♡♡ぬぢゅ♡♡♡♡
「あッ♡♡♡く、ぅっ♡♡♡♡」
愛されていると、体と心が誤認する。
悪魔の呪いを解く為の処置なのに、愛されていると感じてしまう。
勝手に嬉しくなって、勝手に幸せになって、勝手に気持ちよくなってしまう。
くにっ♡♡♡♡
「っ、あ゛ッ!?♡♡」
男が中指を膣口に入れながら、もう片方の手で
(こ、れっ、気持ち良すぎ、って……イクっ、イってしまう……ぅ♡♡)
膣内を擦られるだけで気持ち良かった。
それがもし、同時に愛でられるのだとしたら──
くにくに♡♡♡
「は、ぅッ♡♡♡」
ぬぢぬぢ♡♡♡♡
「あ゛、ぁあ゛っ♡♡♡♡」
レメディオスは声も我慢できなくなっていた。
ただ無様に喘いで、ただ情けなく腰を揺らして、強くシーツを掴んで。
(気持ちいいところ、全部バレてる……っ♡♡♡弱いところが、ぁ……っ♡♡♡)
自分でする何倍も、何十倍も気持ちいい。
こんな愛撫されたら、自慰なんて出来なくなる。
依存してしまう。
くにくにくに♡♡♡♡
ぬぢぬぢぬぢぬぢぬぢ♡♡♡♡♡♡♡
「あっ♡あ゛♡♡あ゛ぁっ♡♡ん゛ッ♡♡♡」
腰が勝手にへこへこと動く。
優しくて激しい愛撫に、身体が悦んでいる。
(あ、イク……♡イク、イクイクイク♡)
身体が熱くて、息が荒くなって、心臓が動悸している。
苦しくはない、ただ気持ちがいい。
ぬぢっ♡♡ぬぢッ♡♡♡ぬぢぃっ♡♡♡♡
「あ゛ッ♡♡ん゛ぁッ♡♡♡あ゛ぅッ♡♡♡♡」
そして、幸せだった。
そして、そうして───
ぬぢぃッ♡♡♡♡♡♡
「イ゛ッ゛ぅ、〜〜〜〜っ♡♡♡♡♡」
ぷしゃぁっ♡♡♡♡♡♡
レメディオスは絶頂して、潮を吹いた。
足をピンと伸ばして、痙攣させて絶頂による快楽を逃そうと必死になる。
それでも逃しきれない快楽がレメディオスの身体を蝕む。
「は、ぁ……っ♡♡♡はぁ、ッ♡♡♡」
身を捩り、内股になり……息を何度も吐く。
鍛え上げられた筋肉が全身で収縮して痙攣する。
ほんの少し涙も出る。
つぽ……っ♡♡♡♡
「あ゛……ッ♡♡♡♡」
ぴゅっ♡♡♡
指を抜かれた瞬間、また絶頂した。
愛液がベッドのシーツに垂れて、汚してしまう。
だが、そんなことを気にかける余裕がなかった。
腰をへこへこと動かし、舌を出す。
まるで犬のような仕草になっていたが、レメディオスは気にせず快楽を身体から逃した。
ぽたぽたと汗が垂れた。
服の下で硬くなった乳首が擦れて、それすらも気持ち良かった。
「……レメディオス、痛くなかったか?」
「へ……ぁ、あ、っ、大丈夫だ! 痛くなかったぞ!」
そう言いつつ、レメディオスは男を見た。
愛液でびちゃびちゃに濡れてしまった男の顔を。
血の気が引いた。
「あっ、あ、すまない! 濡らしてしまった、みたい、だな?」
「あぁ、そうだな。まぁ気にしなくてもいいが……」
「う……すまない! 次にする時は、イク前に言う、から……」
「……次?」
男の反応に、レメディオスは自分がさも次もして貰えるかのような言い方をしていた事に気付いた。
勝手な期待で、約束にもない事を口にしてしまっていたのだ。
「つ、次というのはだな、そ、その……す、すまない。やはり、その、嫌、だったか?」
レメディオスは自己嫌悪した。
愛撫をして貰っているだけで、男を気持ち良くさせるような事をしていない。
本番の性行為もなく、ただ男が奉仕するだけの行為。
そんなものを性行為とは呼べない。
これがもし絶世の美女相手ならば、男も喜んでするかもしれない。
しかし、レメディオスは自覚していた。
身体は筋肉質で硬く、女らしい仕草も出来ない。
そんな自分への愛撫など、愉しめる訳がないと。
そう考えていたが──
「いや、嫌じゃないさ。レメディオスのような可愛い女性を相手にできるんだ……嫌な訳がないだろう?」
「か、かわいい、だと!?」
思わず、前のめりになってしまう。
容姿が整っていると褒められた事はある。
だが、異性として褒められた事は少なかった。
ましてや、可愛いなどと言われたのは……子供の頃、親に言われた頃ぶりか。
レメディオスは内心の高揚を抑えて、腕組みをした。
「せ、世辞が上手いな、ベリアルは」
そう、お世辞だ。
ベリアルは優しいから、自分のことを慰めてくれたのだとレメディオスも理解して──
「いや、本音だ。レメディオスは可愛いぞ」
「……そ、そうか」
思わず、レメディオスは黙ってしまった。
男の目を見れば、それが本音だと分かってしまう。
本当に可愛いと思ってくれているのだと、理解してしまう。
「…………」
嬉しかった。
他の誰かに言われれば、侮辱だと憤っていただろう。
だが、ベリアルに対しては別だ。
聖騎士ではなく、まるで乙女のように顔が熱くなった。
そうして黙っていると気まずくなりそうな中、男が口を開いた。
「それにしても……レメディオス、満足は出来たか?」
「あ、あぁ……満足した。その、気持ち良かった、ぞ?」
「なら良かった」
レメディオスは股を閉じて、視線を逸らした。
今更、恥ずかしがるようなものでは無かったが、それでも気恥ずかしくは感じていた。
「……また、してくれる、よな?」
「あぁ、レメディオスが望むなら。いつでも相手をしよう」
心臓がぎゅぅっと握り潰されたような感覚がした。
先程の夢のような快楽と幸せを、また感じられる事を保証してくれたのだから。
「……そ、そうか。感謝するぞ、ベリアル」
笑みを浮かべる。
そして、礼を口にした。
本当は指だけではなく、もっと……それこそ、続きをして欲しかったが……レメディオスは諦めた。
ベリアルには何人もの側室が居る。
きっと、自分より可愛くて、若くて、女の子らしい魅力を持った側室達が居るのだろう。
そんな女達に勝てると思えるほど、レメディオスは自惚れていない
剣を握ることが使命だと考えて、使命の為に剣を振るってきた……レメディオスには。
妹のケラルトならばまだしも、自分は。
だからこそ、レメディオスは何も言えなかった。
これ以上の高望みは出来なかった。
本来ならば愛撫して貰う事すらできない立場だっただろう。
ならば、これで満足するしかない。
落ち込みそうになる心の内を無視して、レメディオスはベリアルに視線を戻した。
「……その、ベリアル? 簡易ベッドのシーツを汚してしまったが……」
「あぁ、いい。こちらで片付けぐらいするさ」
「そ、そうか。悪いな?」
「いいさ。俺の所為でもある」
そうしてレメディオスは自分の秘部を、ベリアルから渡された小さな布切れで拭った。
愛液塗れの秘部を拭い、そのまま下着を履き、ズボンも履いた。
「で、では……また明日、行軍の際に、話でもしてくれると……助かる」
そう口にして、レメディオスは逃げるように天幕から出た。
寂しくて、微かに辛くて、レメディオスは奥歯を強く噛んだ。
◇◆◇
翌日、レメディオスはまたベリアルの馬車に並走していた。
並走しているとベリアルが御者台まで来てくれる。
魔導国の馬車、その馬はゴーレムであり御者を必要としない。
だからこそ出来る芸当だ。
「レメディオス、昨日はよく眠れたか?」
「あ、あぁ。久しぶりによく眠れた。お前のお陰だ」
先日の愛撫による絶頂で、淫紋の効果が一時的に弱くなっていた。
一昨日までは性欲が猛っていたため睡眠不足になっていたが、今は違う。
昨晩は安眠する事が出来たのだ。
「なら良かった」
男の笑みに、レメディオスも頷いた。
こうして心配してくれて、解呪の協力もしてくれているというのに、勝手に不埒な事を考えている自分が嫌になりそうだ。
「そ、そういえば、昨晩、聞き忘れていたのだが」
「ん?なんだ?」
「正妻は、居るのか?」
側室が居るというのなら、正妻が居てもおかしくはない。
そう考えての質問だったが──
「いや、居ないな」
「……居ないのか?」
「あぁ、側室の……彼女達から、誰か一人を特別扱いにしたくないからな」
「……そう、か」
レメディオスは思った。
ベリアルを想う女は多いだろう。
容姿に優れて、気配りができて、エッチが上手いのだから。
そう思えば、複数の女を平等に愛する姿勢というのは、そう悪く言うものではない気がしてきた。
(もし……そう、もし、だ)
レメディオスは手綱を握った。
(もし私も、ベリアルの側室になりたいと言えば……ベリアルは、どう思うだろうか?)
僅かに脳に過ぎる妄想だ。
騎士ではなく、女としての幸せを手にする妄想だ。
ベリアルと愛し合い、キスをして、まぐわう……貴族の令嬢のように振る舞い、子供を作り、母親になる。
そんな妄想。
それはどれだけ幸せな事か。
しかし、レメディオスは妄想を振り払うために首を振った。
(何を考えている! 私は騎士だ! カルカ様の騎士だ! 女としての幸せなど、考えるな!)
レメディオスは自分を恥じた。
この身も心も、命も、聖王国に捧げると誓った。
聖王女であるカルカに、剣を捧げた。
だから、考えてはならない。
女としての、幸せなど。
「……レメディオス、どうかしたか?」
男の声に、レメディオスは現実へと意識を戻した。
「い、いや、何でもない。何でもないんだ……」
少し元気のない声が出た。
この身を剣に捧げ、剣を親愛なる主君に捧げた日。
こんな、こんな想いをする日が来るとは思ってもいなかった。
鍛え上げられた筋肉質な自分の身体を、疎ましく思う日が来るなんて、考えても見なかった。
(それでも、先に出会ったのはカルカ様だ。誓いを立てたのはカルカ様に対してだ。この想いは……仕舞っておこう。きっと邪魔になってしまう)
レメディオスは奥歯を噛んだ。
それは、ストレスを感じた時に行う癖のようなものだった。
苛立っていた。
信念を、正義を、不明瞭に揺れる自分に。
己の信じた物を、己が誓った物を、我欲で蔑ろにしたいと考えてしまった自分に。
そんなレメディオスを見て、ベリアルは口を開いた。
「もし何か、して欲しい事があったら言ってくれ。困っている事があっても、言って欲しい」
「……ベリアル」
「俺はレメディオスの味方だからな」
その言葉に、レメディオスは口を開こうとした。
自分の想いを、悩みを、弱い部分を、吐き出したくなった。
しかし、堪えて言葉を飲み込んだ。
そして、笑みを浮かべて、ベリアルへ視線を戻した。
「感謝する。もし悩みがあれば……その時は、相談に乗って貰うとしよう」
自分はローブル聖王国の聖騎士だ。
聖騎士団の団長レメディオス・カストディオだ。
だからこそ、悩みなど口にできない。
自分は強くなければ、ならないのだから。
「次の都市にもうすぐ着くだろう。その時は、お前も作戦会議に出て欲しい。頼めるか?」
「あぁ、勿論」
そう考えて、レメディオスは馬の足を進めさせた。
想いを断ち切るように、馬車から離れたかった。
これ以上、側にいて……話していれば、自らの“正義”が揺らいでしまう。
そんな気がしていた。
レメディオスと
-
正常位
-
後背位
-
騎乗位
-
寝バック