【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話 作:口だけの淫魔
聖王女カルカ・ベサーレスは……石畳の牢獄の中にいた。
「…………」
鎖と共に古い血痕が残る陰惨な部屋。
そんな部屋に相応しくない格好を、カルカはしていた。
いつかは着たいと願っていたウエディングドレス。
しかし、胸と股間を露出させ……手袋とガーターストッキング、隠す気のない丈の短いシースルーのスカートしか身に付けていない。
まるで生き恥を晒すかのような、男の欲望に満ちたウエディングドレスを身に付けていた。
無論、こんな服装をカルカは望んで身に付けていない。
身に付けさせたのは──
ギィ、と……牢の入り口が開いた。
そこに現れたのは巨躯の悪魔……憎き、魔皇バアルだ。
『今日も愉しませて貰うとしよう』
「……っ」
カルカは思わず身構える。
しかし、そんな事をしても何の意味もなかった。
ばちゅッ♡♡ばちゅんッ♡♡♡♡♡
「あ゛ッ、ぐっ……ひぎっ!?」
魔皇バアルの陰茎が突き刺さり、カルカは涙を流していた。
石畳に顔を押さえつけられ、乱暴に膣を突かれる。
どちゅッ♡♡♡どちゅんッ♡♡♡♡
「お゛、ぉ……!く、あ゛ぁあ……っ!?」
何度犯されても慣れる事はない。
悪しき悪魔に犯される肉体的、精神的な苦痛。
自分の尊厳が、夢が、希望が汚されていく不快感。
どちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡
「う゛、ぅう゛ぅ……っ」
獣のように呻く事しか、カルカには出来ない。
記憶にあるのは、魔皇バアルが城塞都市カリンシャに攻めてきたこと。
魔皇バアルに襲われた時……魔導国のベリアル、という男が助けに来た。
それによって親友であるケラルトは助かったが……自分は、その場で気を失った。
カルカは思う。
ケラルトは本当に助かったのか?
レメディオスは無事なのか?
聖王国はどうなったのか?
毎晩、そう考えている。
どちゅッッ♡♡♡♡ぶちゅぅッ♡♡♡♡
「ひ、い゛……ぎ、ゅ……ッ」
悪魔に犯されている今さえも。
気を失っていたから正確には分からないが、自分が魔皇バアルに連れ去られた事は理解している。
そして誰も助けに来ない事も。
仕方がない話だ。
魔皇バアルは強い。
強過ぎると言ってもいい。
聖王国最強の騎士であるレメディオスよりも屈強で、聖王国最強の信仰系
誰が勝てるというのか。
連れ去られた聖王女など見捨てて、守りに徹する方が危機は少ない。
ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡♡♡
「あ゛、ぐ、い゛や、ぁ゛……っ!?」
そうは理解していても、この苦しみは耐え難い。
聖王女あれとする信念すら、捻じ曲げられてしまいそうな苦痛と屈辱。
泣き喚き、犯され、喘ぐ。
どちゅんッ♡♡♡
ぶびゅるるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡
「っ、い゛……ぅ……っ」
膣内に精液を吐き出される。
悪魔の巨躯に相応しい、大量の体液が膣内を内側から圧迫する。
不快感と、嘔吐したくなる程の嫌悪感。
しかし、堪える。
以前、一度吐いた時……悪魔の気分を損ねた時。
殺されるかと思うほどに激しく犯された。
内臓を殴られているのかと思うほど奥まで突かれて、絶命しかけた……そんな記憶がある。
だから吐かない。
ちゅっ♡♡れろれろ♡ぢゅっぱぢゅっぱ♡♡♡
「あぇ……ん、ぅ……んっ、ん……っ」
こうして舌を吸われても、噛む事もしない。
ただ為されるがまま、悪魔の望むように犯される。
(……助けて……)
望んではならないとカルカには分かっている。
この強大な悪魔に立ち向かって、生き残られる者はいない。
(助けて……ください……っ)
であれば、この望みを叶えようとする者は……ただ、殺される運命なのだ。
だからこそ、助けなど願ってはならない。
それでも、願ってしまう。
(誰か……この、地獄から……助けて……お願い、しますから……)
魔皇バアルに抱かれながら、カルカは涙を流した。
毎晩、続いている。
ずっと牢に入れられて、最低限の食事を貰い……身体を強制的に清めさせられ、犯される。
何度も、何度も、何度も何度も……カルカは魔皇バアルに犯されていた。
嘆き、悲しみ、苦しんで。
それでもこれ以上、不興を買わないように愛想笑いを浮かべながら悪魔に犯される。
夢に見ていた。
『糸屑一つついていない、そのままの自分を愛してくれる人と恋をして……結婚したい』という夢を。
そんな夢はもう叶わないのだと、カルカは理解してしまった。
(こんな汚れた私を愛してくれる人なんて……もう……)
心が砕けてしまいそうだった。
身体も、心も、尊厳も、矜持も全て……どこか、自分の物ではなくなったように、遠く。
「……う、うぅ」
そうして、ボロ切れのようになったタオルケットを抱きしめてカルカは咽び泣いた。
「こんなの……ひどい……どうして……」
助けは来ない。
永遠に続く地獄の中で、狂ってしまえば楽になる。
そう気付くのに、それほどの時間は掛からなかった。
それでも、どこかで、何故か、期待してしまう。
まるで年端の行かぬ少女のように、いつか、誰かが助けてくれるのではないかと──
足音が、聞こえる。
「……ひっ」
魔皇バアルが来るのだと、カルカは思った。
また、犯される。
また、汚される。
怯えて、部屋の隅にうずくまり……そして──
「無事ですか、聖王女陛下」
「……え?」
そこに居たのは醜悪な悪魔ではなかった。
あの時、魔皇バアルに立ち向かった黒髪の男……魔導国の、ベリアルだった。
身に付けている鎧にはべっとりと血がついているように見えた。
頬にもついているが、その態度から男の血ではなく、返り血なのだとカルカは理解した。
「あ、あの……っ、魔皇バアルは? 大丈夫、なのですか?」
「えぇ、俺が倒しましたから」
カルカは目を見開いた。
苦しみの象徴を、この男が倒したという。
嘘……ではないと思った。
嘘を吐く利点が一つも思い浮かばなかった。
そして、どうしてか、理屈を抜いても……この男が嘘を吐いているとは、カルカには思えなかった。
「とにかく、すぐにこんな所から出ましょう。ケラルト殿も、レメディオス殿も……貴女の帰りを待っていますから」
「あ、は、はい……」
ベリアルは手に持っていた剣で、門の鍵を切り裂いた。
そして、そのまますぐ側に寄り添ってくる。
少し、自分の体の汚れが気になった。
無理矢理に清められているから物理的には汚れていない。
しかし、それでも毎晩、悪魔に抱かれて……どこか、汚れてしまっているように感じていた。
そんなカルカを見て、男は身に付けていた自身のマントを外してカルカに差し出した。
「すみません。今はこんなものしかありませんが……これでお身体を」
「あ、ありがとうございます……」
カルカは己の身体へマントを巻いた。
先程まで身に付けていたからか、どこか、暖かい気がした。
カルカは顔を赤くしていた。
自らを苦しめていた悪魔を討伐して尚、優しく紳士的に振る舞ってくれる男に……好意を感じていた。
いや、好意と呼ぶには重過ぎる……恋愛感情を抱いていた。
「聖王女陛下、歩けますか?」
「……は、はい。一応、ですが」
歩けはするが、裸足だ。
それに長い間、囚われていた所為で体力が低下している自覚がある。
そんなカルカを見て、ベリアルは申し訳なさそうな顔をした。
「不躾な質問でした。よろしければ抱えますが……お身体にお触りしても?」
そう言われて、カルカは頷き……そうになり、目を伏せた。
「え、えっと、あの……私、汚れているので」
部屋に充満する雄の臭いから、ベリアルも理解している筈だ。
こんなあられもない姿を見て、魔皇バアルの性奴隷になっていた事を理解している筈だ。
そう。
この男は、身体が物理的にも精神的にも汚されているのだと、知っている筈だ。
だからこそ、カルカは遠慮をしたが──
逆に、抱き寄せられた。
「俺の方が汚れていますから。俺は、構いません。聖王女陛下……カルカ様は、どうしたいですか?」
そんな事を気にしていない、という素振りにカルカは目を見開き……視界が潤んだ。
喉も、震えてしまう。
「で、では……その、抱えていただければ……」
カルカの答えに、ベリアルは満足そうに笑みを浮かべた。
「では、そのように」
そして、カルカをマントで包み込みながら抱き抱えた。
「……あっ」
思わず、息を呑んだ。
こんな、男の人に抱き上げられる日が来るとは思ってもみなかった。
まるで……幼い頃に読んで貰った、魔神から姫を救う英雄の童話みたいで……心臓が何度も跳ねる。
そうして、そのまま男の手によって……何も、怖い思いもせず、辛い思いもせず、ただの日常に帰ることができた。
レメディオスやケラルトと無事の喜びを分かち合い、聖王女として復権する事も出来た。
連れ去られていた間の事は……確かに、南の貴族から『穢れている』だの『堕落している』だとか、カルカを傷つける為の噂を流されてしまった。
しかし、その噂に関してはケラルトが全力で払拭すべく、報復活動までしていた。
実際は真実なのだが、認める訳にはいかない。
リ・エスティーゼ王国のラナーも、悪魔に犯されたという噂を立てられて……同様の気持ちだったのだろうとカルカは思った。
しかし、そのような噂をカルカはあまり気にしていなかった。
少し前ならば、嫁の貰い手がなくなってしまうと嘆いていたし、傷付いてもいたが。
今は違った。
自分にはベリアルという素晴らしい『婚約者』が居るのだから。
魔皇バアルから救出された後、カルカからアプローチを仕掛けて……ついに結ばれる事が出来たのだ。
あまりにも自分の望み通りに上手く行くのだから、まるで『夢』みたいだとカルカは思った。
それでも、悪い夢を見るよりは何倍も良い。
「カルカ、どうかしたのか?」
婚約してから口調は軽く、それでも思いやる気持ちはそのままのベリアルに、カルカは笑みを浮かべた。
「いえ、何も……幸せ過ぎて不安になっているぐらいです」
「そうか、ならいいんだ」
ベリアルが微笑みかけてくる。
女の聖王はカルカが初だった。
聖王が女を娶れば聖王妃となるが、その逆はどうなるのか。
まだ定まっていない。
前例のない事に貴族も国民も……自分ですら戸惑っている。
それでも、こうして隣にいてくれるだけで幸せだった。
「旦那様の方こそ、もう寝ませんか? お仕事も遅くまでしていても……熱心な事はよろしいのですが」
カルカはそう口にしつつ、ベリアルを見た。
現在、カルカは聖王としての職務を幾らか、ベリアルに引き受けて貰っている。
元々、過労気味だったが、現在は余裕すら出来ている。
「あぁ、そうだな。なら、今日はここまでにしよう」
そう口にして、ベリアルが席を立ち……そのまま退室しようとする。
聖王女という立場から、カルカは国民から清らかさを求められている。
婚約したからといって、正式な夫婦となっていない今、同じ寝室で寝る事は憚られている。
なのだが──
カルカはベリアルの、服の裾を掴んだ。
「……カルカ?」
「あ、あの……旦那様が、その、よろしければ、なのですが……」
顔が熱くなる。
断られたらどうしよう、なんて思いも湧いてくる。
しかし、彼ならば断らないだろうとも、何処か漠然とした信頼も湧いてくる。
カルカは頬を染めながら、ベリアルへ目を向けた。
「こ、今夜は一緒に……寝ませんか?」
遠回しの、精一杯のアプローチ。
恋愛経験も薄いカルカが何とか口にしたアプローチに、ベリアルは少し驚いたような顔をして笑みを浮かべた。
「勿論、喜んで」
カルカは肩を抱かれながら、幸せを感じていた。
夜、首都ホバンス。
王城の、カルカの寝室にて。
カルカは一糸纏わぬ姿で、ベッドの上に座っていた。
ローブルの至宝、と呼ばれるほどに整った容姿であり、本人にもそれなりの自覚と、自信があった。
しかし……ベッドに腰掛けるベリアルの身体を見て、少し気後れしそうになる。
まるで芸術家が彫刻したかのような理想的な肉付きだ。
細くもあり、筋肉質でもあり、滑らかでもあり、雄々しくもある。
凡そ、女の考える理想的な肉体に、カルカは息を呑んだ。
そして、目を細めて……口を開いた。
「……ほ、本当によろしいのですか?」
カルカの弱気な言葉に、男は首を傾げた。
「今更言うのは卑怯だと思います……ですが、私は……処女ではありません。悪魔に嬲られ……汚されています。後から、やっぱり無理だ、なんて言われるぐらいなら……今、いっそ──
そこまで口にして、カルカは……男に抱きしめられた。
「カルカ。俺は……最後に側に居てくれたら、それで良い。途中でどんな事があろうとも、必ず君を愛してみせよう」
「あ……」
欲しかった言葉を、欲しいだけ投げかけてくれる。
カルカは思わず涙目になりつつも、男を抱きしめ返した。
無駄な肉のない、筋肉質な背中を抱きしめて……体の奥が疼く。
「では……抱いて、くれますか?」
「俺の方から、お願いしたいぐらいだ」
そして、そのままカルカは……ベッドに押し倒された。
ベッドで仰向けになったカルカに、男がゆっくりと腰を落とし始める。
ぬぢ……♡
「あ……」
陰茎が膣口に触れて、こじ開けようとしてくる。
その瞬間、脳内で……悪魔に陵辱されていた時の記憶が蘇る。
心が冷えて、身体が震える。
顔も、青褪める。
そんなカルカの頬に、男が手を触れた。
「大丈夫だ……痛くしない。嫌になったら、すぐにでも辞めよう」
「……は、はい」
思いやる気持ちは嬉しかった。
それでも、それ以上に男に気持ち良くなって欲しかった。
いっそ無理矢理にでも、こちらの恐怖を無視して犯して欲しかった。
しかし、その感情は我が儘なのだとカルカも理解していた。
だから、ただ黙って──
ぬぢゅぅ……♡
「あ、あぅ……っ」
膣口をこじ開けて、膣壁を掻き分ける陰茎の感触を確かめた。
痛くはなかった。
不快ではなかった。
それでも、独特な感触が身体の中を突き抜ける。
ぬぢゅぅぅ……っ♡♡♡♡
「あ、ぁ、あ……あっ♡♡」
身体に電撃が走ったかのような、鋭い快楽を感じて……カルカの口から呻くような声ではなく、甘い嬌声が漏れた。
「大丈夫か?」
「は、はい……っ、ただ、気持ちよかっただけ、ですから……♡」
心配する男の腕を掴んで、首を縦に振る。
そんなカルカを見て、男は更に腰を落として──
ずちゅんっ♡♡♡♡
「あ゛……っ♡♡♡♡」
膣奥まで、突かれた。
子宮口と陰茎がキスをしている。
「ん……♡ぅ……♡」
挿入されているだけなのに、甘い吐息が漏れる。
悪魔に抱かれている時には、こうはならなかったのに。
愛する人とまぐわうのは、こんなに気持ちいい事なのかと……カルカは快楽に身体を震わせながら思った。
「カルカ、動くぞ」
「……は、はい♡」
同意すると同時に、男がゆっくりと腰を動かし始めた。
とちゅ……♡とちゅ……♡♡
「あ……♡ん、っ……♡♡」
ゆっくりと愛でるような優しいピストンに、カルカは身体の奥が熱くなっていくのを感じた。
(魔皇バアルのと、全然違う……♡こんなに、気持ちいいなんて……♡)
乱暴な貪るような
相手に気持ち良くなって欲しいという
「……触れても、良いか?」
そう問いかける男の声に、カルカは笑みを浮かべた。
「はい……♡夜が明けるまでは……私の身体は、旦那様のものですから……♡好きにしてください……♡」
甘えるような、媚びるような声に男は笑みを浮かべた。
そして手が、カルカの胸へと伸びた。
むにゅ……ぅ♡♡♡
「ひゃぅ……っ♡♡♡」
こそばゆい感覚。
同年代の女の平均より大きく、整った形をした美乳に、男の指が沈む。
とちゅ……♡とちゅ♡♡
「あっ♡ぁん……っ♡♡」
優しく触れるように、優しく膣内を擦られる。
悪魔のものとは違う、緩やかにほぐしていくような優しい
(胸を揉まれながらの優しいピストン……すっごく気持ちいい……♡)
快楽に身体が震える。
膣奥を優しく捏ねられて、痺れるような快感が身体を突き抜ける。
とちゅとちゅ♡とちゅ……っ♡♡
「あ♡あっ♡あ……っ♡♡」
魔皇バアルの子宮をブン殴るような激しい陵辱とは全然違う。
カルカは思わず、男の背に手を回した。
すると男は胸を揉むのをやめて……ゆっくりと身体ごとカルカに密着させてきた。
そして、顔も近づき──
ちゅっ……♡
「ん……っ♡」
キスをした。
最初は優しく、しかし二度目は──
れろ……♡れろ♡くちゅ♡♡
「ん……♡んっ♡んぅ……♡♡」
舌を絡めるようなキスになった。
(好き……♡旦那様すき……♡)
両手、両足までも男に抱きついて……離れないようにと抱きしめる。
頭から性器、足まで……全身を密着させて男とまぐわう。
とちゅとちゅ♡♡くちゅくちゅ♡♡♡
「ん♡んっ♡ん、〜〜っ♡♡♡」
大きく、逞しく、理想的な雄に抱かれている。
その実感がカルカの雌を刺激して、快楽を分泌させる。
膣奥を陰茎で押し潰されて、ぐりぐりとされる度に本気汁がぴゅっ♡と出てしまう。
(全部……ぜんぶ、溶けてしまいそう……♡)
悩んでいた事も、自虐的な心も、何もかも。
全て溶けて混ざり合って、肉体の壁をも越えて一つになってしまいそうだ。
舌が離れて、唾液が糸のように伸びる。
とちゅ♡とちゅ♡♡とちゅ♡♡♡
「ん、あ♡だめですっ♡イ……♡イク……♡イク♡」
漏れた声は、自身の絶頂を知らせる言葉となった。
それと同時に男のピストンも少し激しくなる。
とちゅとちゅ♡どちゅどちゅ♡♡♡
「あ♡イク♡あんっ♡イクイク♡イきますっ♡♡」
男を抱きしめる力も強くなる。
そして、そうして──
どちゅんっ♡♡♡♡
「イ゛っ……く……ぅ♡♡♡♡♡」
ぷしゃぁっ♡♡♡♡
カルカは絶頂して、男の鼠蹊部を潮で濡らした。
愛しむような優しい
絶頂直後の膣内はきゅぅきゅぅと引き締まり、男の陰茎を咥え込む。
(すご、い……♡)
滲む汗で身体を濡らし、男の顔を見る。
……目が合うと微笑んでくれたが、どこか満足していないような気がした。
そもそも、吐精されていないのだと……カルカは気付いて、頭を下げた。
「ご、ごめんなさい……先にイってしまって……」
「いや、いいさ。カルカが気持ち良くなってくれたなら、俺はそれでいいんだ」
「し、しかし……」
膣内に感じる、まだ硬いままの陰茎。
そして、男の見せていた顔。
……カルカはゆっくりと口を開いた。
「あの、旦那様……っ」
「ん?」
満足して欲しい。
自分の身体に夢中になって欲しい。
気持ち良くなって欲しい。
「よければ、ですが……もう一度、してみませんか?」
「いいのか?」
「はい……♡私もまだ、満足していないですから……♡」
カルカの身体は既に満足していたが、心はまだ満足していなかった。
だからそう、この言葉は嘘ではない。
そして──
「次は遠慮しなくて、良いですよ……?」
「……遠慮なんてしていないが」
「いえ、旦那様はお優しいですから……♡」
「だが……」
悪魔に陵辱され、激しく犯される事に忌避感を持っている……と男は考えているのだろう。
それは事実だ。
あんな愛などない、一人よがりの強姦なんて、大っ嫌いだ。
しかし、目の前の男は違う。
「私、激しくされるのも好きですから……♡」
好きな男になら、貪られたい。
夢中になって犯されたい。
カルカの挑発するような言葉に、男の理性が切れる音がした。
どちゅッ♡♡♡♡どちゅんッ♡♡♡♡♡
「あ゛っ♡♡♡あ゛ぁ〜〜〜っ♡♡♡♡♡」
深夜の王城、聖王女の寝室という淫とは程遠い一室で、甘えた女の声が響く。
どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡
「あ゛♡ん゛♡ん゛ぁ♡♡」
ベッドの上で犬のように四つん這いになり、後ろから男に突かれる。
腰を掴まれ激しく疲れる度に、肉がぶつかり拍手のような音が響く。
(激しくして良いって言ったけど……っ♡こんな、容赦なく……んっ♡♡)
陰茎の反りとストロークの長さで、浅い所から深い所まで全てえぐられる。
膣内を長くて太い陰茎にほじられて、カルカの視界はぱちぱちと明滅していた。
どちゅんッ♡♡♡♡♡ずちゅぅ〜〜っ♡♡♡♡
「あ゛っ♡♡奥、奥ぐりぐりするの、だ、め゛……ぁ、あ……ぁ゛ッ♡♡♡」
的確に気持ちいい所を押しつぶされている。
先程よりも激しく、容赦なく、それでもこちらを気持ち良くさせようとする
(これ゛が本気の
この本気
それだけ気を遣ってくれていたのだと嬉しくもなるし、その気遣いを辞めさせてしまったのだと怖くなる。
どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡♡
「あ゛ッ♡♡だめ゛ですっ♡また゛イ゛ッく♡♡♡♡」
ぷしっ♡♡♡
また、潮を噴く。
既にベッドのシーツはカルカの汗と愛液でぐちゃぐちゃになっている。
陰核は痛いほど硬くなっており、口が弛緩して涎も垂れる。
(ずっと気持ちい゛い……♡気持ちいい゛の終わんない……♡♡)
腰に鼠蹊部をぶつけられる度に身体を揺らして、胸を揺らす。
女ではなく雌の喘ぎ声を出して、膣内を締め付ける。
ぱちゅッ♡♡ぱちゅぱちゅぱちゅッ♡♡♡♡
「あ゛♡ま゛っへ♡今、イ゛って゛♡ぇう゛♡イ゛っ、き゛ゅ……っ♡♡♡」
ぷしゃぁっ♡♡♡♡♡♡
背後から疲れて、子宮を押しつぶされて気持ち良くなっている。
何度も何度も潮を吹いて、頭が変になりそうだ。
(こんなの気持ち良すぎま゛すっ♡♡もうこの人なしじゃ生きてい゛けなくな゛るぅっ♡♡♡)
思わず腕に力が入らなくなり、ベッドに崩れ落ちる。
四つん這いからうつ伏せのようになり、枕に顔を埋める。
「ふ、ぅ゛……っ♡ふぅ゛……っ♡♡」
荒れた呼吸を押しつぶして、何とか整えようと──
「カルカはこの姿勢が好きなのか」
「……え?」
聞き返すよりも早く、男はベッドでうつ伏せになっているカルカを……押し潰すように、腰を振り始めた。
どちゅぅ〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡♡
「あ゛ぁあ゛、ぁ〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡」
ぶしゅッ♡♡♡♡
寝バックという体位で、カルカを押し潰し、男が腰を振り始めた。
ばちゅッ♡♡ばちゅッ♡♡♡♡♡
「ま゛ってくださひ゛っ♡まだイ゛……っく゛ッ♡♡♡♡♡♡♡」
ぷしっ♡♡ぷしゃっ♡♡
先程よりも深く、お腹の裏の気持ちいい所を押し潰すような体位にカルカは絶頂した。
静謐な聖王女らしからぬ姿を晒す。
どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡
「お゛ッ♡お゛♡お゛〜〜〜っ♡♡♡」
柔らかな乳をベッドに押し付けて潰れさせ、獣のような声を漏らす。
こんな淫らな姿を見せたくないのに、晒してしまう。
(でもこんなの゛っ……我慢できな、い゛っ♡)
大粒の汗、吹き出る潮、垂れる涎、滲む涙。
シーツにぽたぽたと染みを作り、カルカが乱れた跡を残していく。
ばちゅッ♡♡ばちゅッ♡ばちゅばちゅッ♡♡♡
「お゛♡♡お゛……ッ♡♡お゛、ほッ♡♡♡♡お゛ぉ゛♡♡♡♡」
まぐわい、乱れて……快楽の波に溺れるように、そして──
びゅるるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡♡
「お゛、ぉ〜〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡♡」
ぷしゃぁぁっ♡♡♡♡
ぐつぐつと煮立つような濃厚な精液がカルカの膣内に吐精された。
それと同時にカルカも絶頂して潮を噴いた。
びゅっ♡びゅ〜っ♡♡♡♡
「はっ♡はっ♡はぁっ♡はぁ……ッ♡♡」
子宮が嬉しそうに、この男の子供を孕みたいって精液をごくごく飲んでいる。
身体が火照って火傷してしまいそうなほど熱く、興奮している。
(いっぱい射精てる……♡)
膣内に挿入されたままの硬い陰茎を締め付けて、感触を確かめる。
愛する男に抱かれて絶頂しまくった雑魚
そんな陰茎がゆっくりと引き抜かれ──
ちゅぽん♡♡♡
「あ゛っ♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡♡
カルカは絶頂した。
「はへっ……♡ぁ、へ……♡」
口から舌を出して、ベッドに沈み込み、腰を情けなくヘコつかせて……絶頂の余韻を何とか逃がそうとする。
「っ、う……ぅ♡♡♡」
ぷぴ♡♡ぶぴ♡♡♡
精液と愛液の混合物が膣から漏れて、音まで聞こえる。
下品な仕草だったが、カルカにはどうする事も出来なかった。
そんなカルカの肩に男の手が触れて、仰向けにひっくり返した。
「あ……♡旦那様……♡」
甘えた媚びるような声が漏れた。
悪魔なんかの何倍も、何百倍も気持ち良くて幸せな
男はそんなカルカを見て少し眉尻を下げた。
「あー……激しくし過ぎたか?」
その言葉にカルカは首を振った。
「いえ……♡すっごく、気持ち良かった……ですから……♡」
少しも置い目を感じて欲しくなかった。
こんなに気持ちいい事が、悪い事である訳がないのだから。
「そうか?まぁ、次にする時はもう少し控えて──
「つ、次も……これぐらい、激しくして欲しい、です……♡」
最初の労わるような
「……良いのか?」
「はい……♡」
気持ち良くて、幸せで、何より愛されてる……と、強く実感出来たのだから。
カルカの言葉に男は目を少し見開き、そして微笑んだ。
「ありがとう、カルカ」
「いえ、そのんむっ♡んっ♡」
礼を言われるような事はしていないのに。
カルカがそう反論しようとした直後、口は、男の唇によって塞がれた。
悪魔に攫われる前から、カルカの日常は変わった。
確かに……親友であるレメディオスの突拍子もない行動に笑う事や、自分の代わりに政治の暗い所を考えてくれるケラルトに感謝する事は、変わっていない。
ただ聖王女という立場を支えてくれる人が、一人増えた。
それはとても幸せな事だった。
聖王女という立場を抜いても、裸のままの自分を愛してくれる男。
そんな男が側にいて、信頼する友もいて。
カルカは幸せだった。
そして、毎晩。
どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡
「あ゛♡好き♡好きですっ♡好き好き♡♡」
ベリアルとまぐわっている。
日課にしていたストレス解消の
代わりに、毎日、男と身体を重ねた。
気持ち良くて、幸せで……ひび割れていた心の隙間を埋めていくように、暖かい物が染み込んでいく。
いつか、この男の子を産めたら……なんて考えつつ、カルカは男の腕枕に頭を乗せて、眠りについた。
◇◆◇
「……カルカ様、随分と幸せそうに眠っていますね」
ケラルトは、魔皇バアルに魂を抜かれ、寝たきりになったカルカを見てそう思った。
毎晩、この時間にカルカはうなされていた。
苦悶の表情で唸り声をあげて、身を捩っていた。
しかし今は違う。
非常に幸せそうに、穏やかに眠っている。
これはベリアルが夢を書き換えてくれたからだと、ケラルトは感謝していた。
どんな夢に書き換えたかは、本人も知らず、ただカルカが幸せだと思う夢になると言っていた。
どんな夢を見ているのだろうか。
「カルカ様の“幸せ”……全ての民が笑っていられるような、そんな夢ですか?」
帰って来ない返事を少し待ち、ケラルトはカルカの頭を撫でた。
さらさらときめ細やかな金髪に指を通す。
「……いつか目を覚ましたら、教えて下さい。カルカ様」
幸せそうに眠り続ける親友の頭を、ケラルトは撫で続けた。
きっと、清らかで優しい夢の話をしてくれるだろうと……そう、思いながら。
ネイアの話
-
欲しい
-
どっちでもいい
-
いらない
-
※結果だけ確認する