【R-18】オバエロ:至高の淫魔がスケベする話 作:口だけの淫魔
夜、聖王女の寝室。
ケラルトは身体を生活魔法で清めて……いつもより華やかな下着を身につけた。
そして、その上から寝巻きではなく神官服を着用した。
「…………」
夜も更けて来ている。
だというのに、何故こんな服を着ているのか。
ケラルトは夜這いするつもりだった。
元々、カルカを助けた後に、身体を使ってベリアルを聖王国に繋ぐ予定だった。
しかし、予定が変わった。
魔皇バアルがいつ攻めて来るか分からない都合上、今すぐにでもベリアルが聖王国を守る理由を増やす必要があった。
(そう、これは必要なこと……)
ベリアルが無償の善性でローブル聖王国を守ると言ってくれてはいるが、姉であるレメディオスのように楽観的にはなれなかった。
ケラルトは心配性だった。
裏がある……とは思ってはいない。
急に見捨てられる……とも思ってはいない。
それでも、合理的に考えるならば、ベリアルが国を守る理由は幾つあってもいい。
例えば、恋人がいる国だから守る……とか。
(ええ、これは合理的な判断ですから……)
決して、ベリアルの恋人になりたいとか、既成事実が欲しいとか、抱かれたいとか……そういう理由ではない。
ケラルトはそう、自分に言い聞かせていた。
「……カルカ様、行ってまいります。少し席を外す、私を許し……いえ、すみません。許さなくて大丈夫です」
ケラルトは後ろめたさを感じながらも、席を立ち、カルカの寝室を出た。
心臓がうるさい程に鳴り響いているが、それが恐怖から来るものではないことをケラルトは自覚していた。
廊下を歩きながら、ケラルトは思考する。
(今日は牽制……別に最後まで行かなくても大丈夫。相談という名目で、距離を縮めることが優先……欲張るのは厳禁)
魔法光の手持ちランプを持ちながら、ケラルトは足を進める。
(無論、もしも脈があるのなら……ええ、身体を差し出すのもやぶさかではありませんが。ええ、国の為ですからね。仕方ありませんけど)
一人で頷き、ケラルトは笑みを浮かべる。
身構えるような、腹黒そうな笑みだ。
ただ、ニヤついているだけだが。
(私にも
ケラルトは思い出す。
敵対しているため、目の敵にしてくる南側の貴族達。
彼らはケラルトを排除するために、薬を盛って誘拐する……なんて計画を立てていた。
眠らせたケラルトを自身の屋敷に監禁し、女としての立場を分からせる……とかなんとか。
事前に情報を掴んでいたため、証拠を暴いて失脚させたが。
ケラルトには到底理解不能な計画だった。
邪魔なのであれば、薬を盛った時点で毒殺すれば良い。
わざわざ誘拐して辱めようだなんて……それだけ、ケラルトの容姿を好んでいたのか。
(ええ、ですから……ベリアル様も私に迫られて……嫌ではない、筈。ええ、そうです。嫌なわけありません)
自分に都合のいい結論を考えて、ケラルトはほくそ笑んだ。
夜間に寝室へ、約束もなく来訪する失礼さから目を逸らして、ようやくベリアルの部屋に到着した。
そして、ノックしようとして──
ギシッ、ギシッと。
何かが軋むような音が部屋から聞こえた。
(……あら?何の音?)
訝しみながら、ケラルトはノックをやめてドアに耳を当てた。
先程までのうかれていたケラルトの姿もう、そこにはなかった。
(音が遠い……後は、ざらついた音。これは盗聴防止の
こんな深夜に盗聴防止の密会をしているなど、何か秘密があると言っているようなものだ。
(……ベリアル様には申し訳ないですが、聖王国のため、ですから)
少し申し訳なさを感じつつも、聖王国を担う者として盗聴する事に決めた。
すぐにドアノブに指をかけて、鍵が閉まっている事を確認した。
神官服の裾から鍵を取り出した。
これは
部屋が閉まっている事も想定して、本来は聖王女が持つべきマスターキーを黙って借りて来たのだ。
密閉された場所では有効だが、少しでも隙間が開けば……聞き耳を立てるぐらいは可能だ。
ケラルトはこっそりと鍵を開けて、隙間を作り……音も立てず、部屋の中を盗み見て──
ぱんっ♡ぱん♡♡ぱん♡♡
「お゛っ♡まってくれ、ベリアルっ♡イってるっ♡♡イってるからっ♡♡」
ケラルトは目を見開いた。
姉であるレメディオスが、ベッドの上で裸になり、ベリアルに抱かれていたからだ。
(え、あれ、え? 姉様? どうして? え?)
仰向けになっているレメディオスの腰を掴んで、ベリアルは腰を振っている。
幸い、ベリアルは背を向けているのでこちらに気付いていないが……それでも、まぐわっている様子が見えてしまう。
ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡♡
「あ♡すきっ♡キスしろ♡キスっ♡♡」
姉が自分には見せた事がない「女」の顔で、ベリアルにおねだりしている。
ベリアルもそれに応えて、唇を重ねた。
れろれろ♡♡れる♡んちゅ♡♡
「んっ♡ん♡すひ♡んっ♡」
あまりにも淫美で、あまりにも濃厚な性行為に……ケラルトは尻餅をついた。
(な、なんで姉様が……? ベリアル様と? 姉様が?)
ケラルトは姉であるレメディオスを見下しているつもりはない。
しかし、レメディオスが男とそのような関係になっているとは思ってもいなかった。
仲良くしているとは思っていたが、肉体関係にまで発展しているとは夢にも思っていなかった。
(あの、姉様が……?)
当初予定していた、聖王国を守るためにベリアルと恋仲になるという計画。
ケラルトは達成出来なかったが、レメディオスが達成出来たのであれば問題ない。
作戦は成功である。
これでベリアルも聖王国を精力的に守ってくれるだろう。
だから、何も問題はない筈だ。
姉の祝福を喜び、国を守れたことを尊ぶべき筈だ。
なのに何故か、どうしてか。
どちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡♡
「ん゛っ♡奥……っ♡♡そこっ♡お゛……ッ♡♡」
ケラルトは胸を締め付けられるような強い強迫観念を感じながら、姉とベリアルの性行為を覗き続けていた。
(……頭が、変になりそう)
ケラルトは無意識の間に下唇を噛んでいた。
カリンシャで別れる前、レメディオスはベリアルを嫌悪していたのに。
先に好意を抱いたのは自分なのに。
(私の方が先に好きだったのに……っ)
後から、取るなんて……酷い。
そんなみじめな感情を抱いているケラルトに気付かぬまま、男とレメディオスの性行為は続く。
ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡♡
「お゛♡イ゛ク♡イ゛ク♡イク……っ♡♡」
そして──
びゅるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡♡
「お゛ぉ……ぉ……ッ♡♡♡♡♡♡イ゛……っ、く♡♡♡♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡♡♡♡♡
男がレメディオスに射精していた。
聖王国で誰よりも強く、気高く、男の影なんて少しもなかった姉が……男に抱きしめられ、吐精されて……下品な喘ぎ声をあげなら、絶頂して潮を噴いていた。
(…………姉、様)
その様子を見て、ケラルトは放心していた。
自分の中の価値観を壊されたような気がした。
己のちっぽけな自尊心がぐずぐずに溶けていくような気がした。
そんなケラルトの目の前で、男がレメディオスから陰茎を抜いた。
っ、ぽ♡♡♡♡
「あ゛……ッ♡♡♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡♡♡
陰茎を抜かれただけで無様に絶頂し、両手足をピンと伸ばしたレメディオス……よりも、ただ一つ、ケラルトは目を離せない物があった。
先程まで姉を、レメディオスを犯していた男の陰茎だ。
(え、あ……すごく、大き……あんなのが、挿入ってたの……?)
挿入されたら確実に子宮まで届いてしまうような、長さ。
膣壁を擦られたら絶対に気持ち良くなってしまいそうな、カリ高。
膣壁をこじ開けていっぱいに満たしてくれそうな、太さ。
あまりにも暴力的で、女を犯す事に最適化された魅力的な陰茎から、ケラルトは目を離せずにいた。
ごくり、と息を呑む。
自然と腰が浮いて、中腰になってしまう。
身体の奥が熱くなって、
そんな、ケラルトの視線の先で……ベリアルがベッドから立ち上がった。
そして、こちらに来ているのが分かった。
(えっ、まずっ……逃げないと……っ)
逃げなければ、と後退しようとして……足腰に力が入らない事に気付いた。
「あっ」
そして、気付いた時にはもう手遅れだった。
扉が、開いた。
「……ケラルト殿か。こんな夜中にこんな場所で、いったい何をしているんだ?」
「あ……あ、こ、これは、その、ですね……?」
滝のように汗が流れ、心臓が早鐘のように鳴り響いていた。
◇◆◇
また俺、
最近なんかめっちゃ盗み見されるし。
だから鍵、閉めてた筈なんだけど……何故か、ケラルトに覗かれていた。
これもう俺がそういう運命に囚われてると考えて良い?
他人に
……現実逃避もここまでにして、取り敢えずケラルトと話さないと。
「まぁ……取り敢えず、話そう。座ってくれるか?」
「……はい」
俺はめちゃくちゃ焦っていた。
ベッドの上には、すやすや眠る全裸のレメディオス。
向かい側には顔を真っ赤にしたケラルト。
そして、何とか服を着たが、さっきまで
これ“詰み”だろ。
何とか取り繕っているが内心冷や汗まみれの俺に対して、ケラルトは難しい顔をしながら顔を赤くしている。
やばい。
ケラルト、めちゃくちゃキレてる。
当然だ。
聖王女不在という緊急事態に政務に励む彼女を他所に、王城で
しかも、彼女の姉であるレメディオスと、だ。
何とか言い訳を考えなければ。
「…………」
うん。
「…………」
何も思いつかない。
万事休す、か。
取り敢えず、黙っていても仕方がない。
俺は決心して口を開く。
「その、だな──
「あのっ──
声が被った。
「ん? いや、悪いな。お先にどうぞ」
「い、いえ……」
「…………」
「…………」
気まずい。
肉親と
俺は苦笑しつつ、目を逸らしつつ……この場を乗り越える方法を考える。
言い訳は……思いつかない。
逃亡は……解決にならない。
これが原因で聖王国との関係に亀裂が入り、魔導国を信用されなくなる事があれば……これまでの作戦は水の泡だ。
んなアホな。
用意周到な計画が、
マジで言ってる?
……もうこれ、この場で無理矢理犯した方が良いのでは?
性奴隷化して洗脳すべきなんじゃないか?
俺はケラルトの顔を見る。
……いや、無理だな。
もっと早い段階、彼女の人となりを知らない状況でならば決行できたかもしれないが。
今は無理だ。
俺は、俺を許せなくなる。
俺がそんなことを考えていると、ケラルトが目線を俺に向けてきた。
「……一つ、お聞きしてもよろしいですか?」
「あぁ、何でも答えよう」
それぐらいしか、彼女の怒りを鎮める方法を知らない。
「姉様とベリアル様はどういう関係なのですか?」
「……側室だ」
「え? 側室……え? 恋人などではなく?」
「あぁ、レメディオスには側室になって貰った。彼女の同意も得ている」
と、そこまで口にして俺は自分の失態を悟った。
これ、お前のねーちゃん、俺のハーレムの一員だぜ!セフレ!なーんて言ってるようなものだ。
火に油を注ぐような行為じゃないか?
いやしかし、下手な嘘はケラルトに見破られる可能性がある。
真実を口にして、彼女の信頼を勝ち取るのが先決だ。
「そう、ですか……側室、ですか」
ケラルトは少し複雑そうな顔をして頷いた。
……信頼を勝ち取る前に、好感度が消失しそうじゃないか?
これダメか?
俺が内心、冷や汗をかいていると……ケラルトは何か決心したような顔で、俺へ顔を戻した。
「その側室、というのは他にも沢山いるという認識で良いですか?」
「ん? あぁ、魔導国に10人以上居るな」
「10人も……」
やばい、引かれたか?
ケラルトの顔を一瞥する。
「…………」
……いや、引いては居なさそうだ。
単純に驚いているだけに見える。
俺の目が腐ってなければ、だが。
「そ、その側室になる条件というのは、何かあるのですか?」
……ん?
何だかよく分からない質問が飛んできたな。
「条件、といえば別に特にないな。ただ、俺が好きになった女の子を誘って……まぁ、肉体関係を持ったら責任を取って、側室として迎え入れているだけだ」
迎えてない子もいるけど。
彼女達もいずれ側室にする予定だし、うん。
そもそも側室にしたら責任を取った!というのも変な気がするけど。
「そ、そう、でしたら、その……」
ケラルトが口を開いたので、身構えた。
どんな罵倒が飛んできても甘んじて受け止めなければならない。
俺は内心、身構えていると──
「わ、私も側室にして頂く事は……その、可能でしょうか?」
「……ん?」
……あれ?
俺は頭の中が一瞬、真っ白になった。
想定していた質問と異なっていたからだ。
そうして黙っていると、ケラルトが慌て出した。
「あ、いえ、すみません! 出過ぎた事を……言いました……忘れて下さい」
……ケラルト、もしかして俺のことが好きなのか?
いや、待て、そうだとしたら……いや、そんな予兆無かっただろ。
ケラルトの事だ。
これはプラートの時と同じように、聖王国の利益になるよう体で──
「…………す、すみません」
いや、無いな。
する理由がない。
聖王国に都合よく使うために俺と既成事実を作るのだとしたら、レメディオスと寝ている時点で達成している。
であれば、そうか。
そうなのか。
「……ケラルト」
俺はケラルトの手を握った。
◇◆◇
しくじった。
失言をした。
ケラルトが、そう気付いた頃には遅かった。
自分を側室にしてくれないか、なんて口にしてしまったのは失態だった。
ケラルトは口の中が急速に乾いていくのを感じていた。
姉であるレメディオスが側室になっているのだから自分もして貰える……なんて、どこかで自惚れていたのかも知れない。
その傲慢さを、ベリアルは気付いていたのかも知れない。
恥ずかしかった。
情けなかった。
悲しかった。
これから、どんな顔をしてこの男と会えば良いのか。
今までのような関係に戻れるのだろうか。
黙っていればよかった。
覗かなければよかった。
想いを告げなければ──
「……ケラルト」
ベリアルに手を握られた。
いつもと違う、心の距離を縮めた呼び方で……優しく。
「……ベリアル様、さ、先程の私の言葉は──
「俺はケラルトのことが好きだ」
「……へ……えっ!?」
驚いて、変な声が出てしまった。
思わず、ベリアルの顔を見た。
真剣さを感じる整った顔立ちで、自分を見ていた。
思わず顔が熱くなる。
「わ、私のことが好き、ですか?」
「あぁ、好きだ。ずっと、魅力的な女性だと思っていた」
理想の男性に、魅力的だ、なんて言われて喜ばない女は居ない。
少なくとも、ケラルトは自身はそう考えていた。
「魅力的、ですか?」
「責任感があり、行動力もある。頭が良くて、力もある……顔も、声も好みだ。どんな男でも君を魅力的だと言うだろう」
「え、え、えっ、あ、は、は、はい?」
ベタ褒めだ。
まさかそんなに褒められるとは思ってもいなかった。
責任感も、行動力も、知恵も、力も、容姿も。
そのどれもがベリアルの方が上だと、ケラルトは考えていた。
だからこそ、褒められて……そして、それが心の奥底から本気で褒めていると理解できて……嬉しくなった。
そんなケラルトを前にして男の手には……指輪が握られていた。
「だから、寧ろお願いしたいんだ。俺の女になってくれるか? ケラルト」
少し傲慢な告白だが、それが逆にケラルトを熱くさせた。
これに同意すれば、この男の所有物になれるのだと……そう思えば──
「ふ、不束者ですが……お願い、します」
頷く以外の選択肢は、ケラルトにはなかった。
「……ありがとう、ケラルト」
ベリアルは笑みを浮かべつつ、ケラルトの指に指輪をはめた。
まるで恋愛小説のようだ、とケラルトは思う。
自分を助けてくれた他国の王子が、自分を見初めて告白してくれたのだから。
……実際は王子ではないし、側室なのだが。
そんな事がどうでもよく思えるほど、ケラルトの脳内は幸せに満ちていた。
「ベリアル様、この指輪が側室の証ですか? 姉様も付けていましたが」
「そうだ。
「……貴重ではないのですか?」
「ん? いや……確かに貴重といえば貴重だが──
ベリアルは苦笑しつつ、首を手で撫でた。
そして目線を戻した。
「それがあれば、いつでも俺を呼べる。何か助けて欲しかったり、怖い事があれば、必ず俺が守る。いや、守らせて欲しい。その為ならば、貴重でも構わないさ」
「……そ、そうですか」
ケラルトは自分の顔が紅潮していくのを感じた。
ベリアルはそういう男だ。
側室にしたからといって、コレクション扱いするような男ではない。
分かってはいた。
こうして、大切にしてくれる事を、何となく。
自分が、ベリアルにとって大切な女になったのだと自覚して……ケラルトは頬を緩めた。
「まぁ、話したくなったから……なんて時でも使ってくれて構わない。気楽に使ってくれ」
「ありがとうございます」
指輪のはまった左手の薬指を撫でながら、ケラルトは頷いた。
「さて、じゃあ……するか?」
「え? ……あ」
何をするというのか、ケラルトは考えて……すぐに結論に至って、顔を赤くした。
そして押し黙ったケラルトを見て、ベリアルは目線を逸らした。
「いや、悪かった。急に誘うなんてな、今からなんて流石に急で──
「い、いい、です、よ?」
ぼそぼそと、ケラルトは同意の言葉を吐いた。
そもそも、姉とベリアルの逢瀬を見て、ケラルトの性欲は限界まで高まっていた。
「いいのか? 誘っておいて何だが、無理をしなくても良いんだぞ」
ベリアルがそんな優しく気を使う言葉を投げてきて、逆に少し不服に思えるほど……ケラルトは期待していたのだ。
「……わ、私もその、姉様のように抱いて欲しい、です」
男との、逢瀬を。
姉であるレメディオスはベッドから移動させる事になった。
単純に
涎を垂らしながら全裸でスヤスヤと眠る姉に、ケラルトは内心謝罪しつつ……ソファに寝させた。
せめても、とタオルケットを上に被せておいたが。
「で、では……」
ケラルトは服を脱ぐ。
神官服を脱いで、少し装飾の入った下着を外して……全裸になり、ベッドに座った。
恥ずかしくて、胸や秘部は手で隠す。
父親以外の異性に裸を見せたのは初めてだった。
心臓が早鐘のように鳴り響いている。
そんなケラルトの前で男も服を脱いだ。
そして……そんな男の股間にある陰茎を、ケラルトは見た。
だらり、と垂れていたが……かなりの大きさだった。
(すごい、近くで見ると……こんなに……)
ケラルトが感嘆していると、男がケラルトへ目を向けた。
その瞬間、陰茎は……硬く、反り勃ち──
「へ……?」
今まで勃起していなかったのだ。
より大きく、太く、硬く、勃ち上がった陰茎を見て、ケラルトは息を呑んだ。
そして、少し嬉しくなった。
自分の裸体を見て、興奮してくれたという事なのだから。
「ケラルトは初めてか?」
「あ、は、はい」
頷く。
神官となり聖王国に忠誠を尽くしてきた。
男など作った事はない。
言い寄られる事はあっても、碌な男との出会いがなかったからだ。
勿論、目の前の
「なら、ゆっくりとほぐそう。痛いのも嫌だろう?」
「そ、そうですね……お願いしてもよろしいですか?」
破瓜の痛みは凄まじいものだと聞く。
どうせならば痛みなく、気持ち良い初体験をしたい。
ケラルトはそう考えて、頷いたのだが──
ぬちぬちぬちぬち♡♡♡
「は……っ♡あっ♡あ……っ♡」
男の膝の上に座り、ケラルトは股を開いていた。
男は後ろからケラルトの
「随分と濡れているな」
男に耳元でそう囁かれて、ケラルトは口を窄めた。
「も、申し訳ありません……っ」
「ん? いや、責めている訳じゃない。寧ろ、すぐにほぐれてくれそうで、嬉しいぐらいだ」
そう言いつつ、男はケラルトの愛液塗れの陰唇に触れる。
ぬちゅぬちゅぬちゅ♡♡♡♡♡
「っ、あ♡あ、ぅ……♡んっ♡」
自分でする時よりも何倍も気持ちいい愛撫に、ケラルトの口から嬌声が漏れる。
甘えたような、情欲を煽る声を。
そんなケラルトを見て、男は指を少し上らせて……
ぬちぬちぬちぬちぬち♡♡♡♡
「あっ♡だめですっ♡そこ、だめ……っ♡♡」
指の腹で、硬くなった
敏感な箇所を愛撫されて、腰を浮かせてしまう。
しかし、そんなケラルトに対して男は容赦せず……陰核を指で挟み、擦り始めた。
くちくちくちくちくち♡♡♡♡♡♡
「あ♡イク♡イク♡イきますっ♡イク♡♡」
ケラルトは目を閉じて、両手で男の膝に触れた。
凄く気持ちよくて、心地よくて、果ててしまいそうだった。
「おっと、それは拙いな」
「……え……?」
しかし、男は
凄く気持ちよかったのに。
「な、何故ですか……!?」
「いや、この愛撫は本番に向けてほぐすのが目的だろう? ここで絶頂しても意味はない」
「そ、それはそう、ですけど……」
ケラルトはもじもじと足をくねらせる。
もう少しで絶頂できたのに、意地悪だ……なんて考えていた。
「さて、そろそろ中をほぐすとするか」
そんなケラルトを無視して、男は再び指を
ケラルトは不服ながらも、それを受け入れる。
はくはくと、開閉しているケラルトの膣口に、男は指を──
ぬぢゅぅっ♡♡♡♡
「は、ゔ……っ!?♡♡♡♡」
挿入した。
膣口を掻き分けて挿入ってきた指を、ケラルトは凝視した。
外側をあんなに愛撫された所為か、凄まじく敏感になっていた膣内は、きゅうきゅうと男の指を締め付けていた。
さっきまでの不満は、もうケラルトの脳内から無くなっていた。
ぬちゅ♡ぬちゅ♡♡ぬっちゅ♡♡♡
「っ、ん♡これ、すご……いっ♡です、っ♡♡」
指で膣内をほじられて、ケラルトは悶えた。
さっきとは違う快楽の種類だ。
鋭い快楽ではなく、重たいような快楽。
心臓が高鳴り、体が熱くなっていく……そんな快楽だ。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡♡♡
「あぅ……っ♡♡は……っ♡ん゛ぅっ♡♡」
粘性のある液体が、淫靡な音を響かせる。
ぬぢゅぬぢゅぬぢゅぬぢゅぬぢゅ♡♡♡♡♡
「あ♡すごっ♡あ♡これ、ぇっ♡あ゛……〜〜っ♡♡」
凄まじい快楽に、ケラルトは腰をへこへこ動かした。
それでも男の手は吸い付いて、気持ちいい所をこね続けてくる。
ぬぢぬぢぬぢぬぢぬぢゅぅぅ♡♡♡♡♡
「あ゛♡ん♡ん、ぅ♡♡あ……っく、ぅっ♡♡」
浅くて気持ちいい所を指の腹で押されて、臍の下が熱くなってきる。
まるでぐつぐつと煮えたぎるように、快楽が押し寄せてくる。
(早くエッチしたい♡あの
膣内が指を締め付けいる。
粘性のある本気汁で
「……そろそろ、挿入──
「い、挿入れてください……っ♡」
思わず、ケラルトは食い気味に返事をしてしまった。
しかしそのことに恥ずかしさを感じる余裕すら、ケラルトにはなかった。
「あぁ、そうさせて貰うかな」
男が膣口が指を引き抜いた。
っ、ぽ……♡♡
「あっ♡♡」
その瞬間、浅くて気持ちいい所に擦れて絶頂しそうになった。
腰を少し浮かせて、足を痙攣させ……それでも絶頂する事は出来なかった。
男は、ケラルトをベッドに仰向けで寝かせた。
そして、両手でケラルトの太ももに触れた。
正常位、という姿勢だとケラルトは知識で知っていた。
「じゃあ、挿入れるぞ。良いな?」
「は、はい……お願い、します……♡」
ケラルトの
じんじんと、腫れるように痺れている
ぬぢ……♡
「あ……♡」
狭い穴を無理矢理、広げるように──
ぬぢゅぅ……ぅぅ♡♡♡
「あ゛……ぁ♡あ……っ♡♡」
ゆっくりと、膣壁を掻き分けて──
ぬぢゅんっ♡♡♡♡♡♡
「あ゛ぁあ……っ♡♡♡♡♡♡」
ケラルトの膣内に、陰茎が挿入された。
血が、僅かに滲んでいる。
処女膜が破れたのだと、ケラルトは自覚していた。
確かに痛みはあった。
だが──
(なに、これ……ぇ♡♡すご♡気持ちい……い♡バカに、なる……っ♡♡)
その何倍もの快楽を感じていた。
ぞわぞわとした快感がケラルトの背筋を撫でた。
子宮が降りてきて、陰茎とキスしている。
だというのに──
ずちゅぅ……っ♡♡♡
「え、あ゛……っ!?♡♡♡」
ぐ、ぐぐっ……と男は更に、ケラルトの奥へと陰茎を挿入し始めた。
まだ、全て挿入されていなかったのだ。
ずぢゅぅぅぅぅ………♡♡♡
「まっ、あ♡おくっ、もう挿入らな、いぅっ、ぁ……ぁあ゛あ♡♡♡」
子宮が押し潰される。
体重を乗せた挿入に、身も心も屈服してしまう。
レメディオスに比べて筋肉の薄い、細く華奢な体に……男はゆっくりと体重をかけていく。
(こ、これだめっ♡奥、だめっ♡動いてないのに、イク♡イクイクイクイク♡♡♡)
そして──
「だめ゛……っ、ひ……ぅっ♡♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡♡♡♡♡
ケラルトは絶頂した。
ただ挿入されただけで絶頂し、潮まで噴いてしまった。
「は……ぁっ♡♡あ、ん……っ♡♡」
日に焼けていない白い肌を紅潮させて、深い絶頂に足をピンと伸ばす。
頭の中が真っ白になりそうな程の快楽に、口から涎が垂れてしまう。
(これが、本当のエッチ……♡すっごく、気持ちい……ぃ……♡♡)
大粒の汗を流しながら、ケラルトは快楽の余韻に浸り──
「じゃあ、動くぞ。ケラルト」
「……あ」
まだ、挿入までしかされていない事を思い出した。
絶頂したばかりの
そう宣言されて、思わず止めようとする。
「ま、待っ──
どちゅんッ♡♡♡♡♡
「っへ、あ゛……ぅっ♡♡♡♡」
しかし、言葉にならなかった。
膣奥を突かれて、身体も声も震えている。
身を悶えさせる事しか、ケラルトには許されていなかった。
そんなケラルトに対して、男はゆっくりと腰を振り始めた。
どちゅっ♡♡どちゅっ♡♡♡♡♡
「あ゛……っ♡お゛くに……ぃっ♡♡」
ゆっくりと、だが力強いピストンにケラルトは身体を震えさせた。
あまりにも気持ち良かったからだ。
さっきの愛撫も相当気持ち良かったが、本当の
どちゅっ♡どちゅどちゅどちゅ♡♡♡
「あ゛っ♡♡ひ、う゛……きも゛ぢ、ぃ゛……っ♡♡♡」
ストロークが長過ぎて、膣奥から浅い所まで満遍なく擦られていく。
力強く腰を打ち付けられる度、胸が揺れる。
ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♡♡♡♡♡
「あ゛♡そこ、はっ♡♡い……っ、あ゛ぅっ♡♡」
腕を掴まれて、陰茎を押し付けられる。
そり立つ陰茎がお腹の下をぐりぐりと抉ってくる。
ゆっくりと、決して激しくないのに、力強く、的確に気持ちいい場所を責めてくる……そんな
思わず手を伸ばして……男の背に触れる。
股を開いて、下から男に密着する。
ぬぢゅ♡♡ぬぢゅぅ……っ♡♡♡♡
「は、っ♡♡あ゛、あ……ぁ♡♡♡」
膣奥に陰茎を押し潰されながら、抱きしめる。
男の身体、その硬さを密着した感触から確かめる。
(すき……♡ぎゅっとしながら、
ケラルトの柔らかな乳が、男の硬い胸板に押しつぶされる。
体重を乗せたピストンをされるたびに、何度も押しつぶされる。
まるで身体、全体を捏ねられているかのような……そんな感覚に、ケラルトは喘ぐ。
どちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡
「あ♡イク♡イクっ♡♡イきますっ♡♡」
下から、男を抱きしめて──
「イ゛っく……ぅっ♡♡」
ぷしっ♡♡ぷしゃっ♡♡♡
子宮口を殴るような重たい
膣内をきゅぅっと締め付けて、男の陰茎に吸い付く。
「あ……♡あ……っ♡♡」
絶頂した後の敏感な膣内に、硬いままの陰茎が残っている。
身を悶えさそうになるも、身動きすらできない。
「は……ぁ♡は、ぁっ……♡」
絶頂後の余韻を確かめながら、男を抱きしめる。
密着した状態で、ただ愛していると体温で伝えて……伝わってくる。
「ケラルト」
「……は、い?」
男の声が、顔が近い。
吐息すらかかってしまいそうな程に近い。
思わず、口を開いて……舌を少し、遠慮がちに出す。
思い出すのは姉が男とキスをしていた光景。
羨ましくて、自分も欲しいと思って……それでも遠慮がちなケラルトに──
ちゅっ♡♡♡
「ん……っ♡♡♡」
唇を重ねた。
ちゅっ♡ちゅぅ♡♡れろれろ♡♡♡
「んっ♡んぅ♡ん、ぁ……♡♡♡」
優しいキスは、すぐに貪るようなキスに変わった。
どちらが先かは分からない。
ただ、気付けば求め合うように舌を絡めあっていた。
れろれろ♡♡れる♡ちゅっ♡♡♡
「んっ♡んむっ♡ん……ぅっ♡♡♡」
思わず、男の手に触れた。
するとすぐに握り返してきた。
指を絡めて、下は繋がったまま……唇を重ねて、舌を絡めあう。
溶けるように、混ざり合うように……互いを貪るようにつながり合う。
(あ♡すき♡すきすき♡これすき♡♡)
幸せで、気持ち良くって、奥がきゅっと締め付けられて、膣内を締め付けてしまう。
それがより強く陰茎の感触を確かめる事となり、快楽が滲む。
とちゅ♡どちゅ♡♡ぱちゅっ♡♡♡
「んっ♡ん゛っ♡♡んぅ……っ♡♡♡」
男がゆっくりと抽送を再開した。
痙攣するケラルトの
(姉さま、こんな気持ちいいことしてたの、ですね……♡♡♡)
カッコよくて優しくて大好きな強い雄に、キスされながら
どちゅどちゅどちゅ♡♡♡♡♡
「ん゛♡ん゛ぅ♡♡ん゛、っ〜〜♡♡♡♡」
聖王国に、聖王女に、民に捧げていた身と心を、今だけはこの男に捧げていたい。
だってそれが幸せなのだから。
ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♡♡♡♡♡♡♡
「っん゛♡♡♡ん゛ぁ♡ん゛ぅ〜っ♡♡」
手をぎゅっと握れば、握り返してくる。
舌を絡めれば、絡め返してくる。
そんなケラルトから、男は舌を離した。
唾液が照れて、ケラルトの首筋を濡らす。
「ケラルト、そろそろ──
「は、いっ♡♡
言われなくても、何が言いたいのか理解していた。
ケラルトの膣内で男の陰茎は膨張していた。
その状態で、度重なる子宮口のノック……吐精したいのだと、ケラルトも理解していた。
そして、ケラルトは欲していた。
男の愛を、精液を、欲していた。
子宮がぐつぐつと煮えたぎって、孕みたがっていた。
「……あぁ」
だからこその返答、それに応えるように男はケラルトを激しく犯し始めた。
ばちゅっ♡♡ばちゅ♡♡ばちゅっ♡♡♡♡♡
「あっ♡♡急にっ♡♡はげしっ♡♡♡♡」
男は脇のそばに腕を突き立てて、激しくケラルトの膣奥を突いてくる。
まるで杭打ちのような強烈なピストンに、子宮が押し上げられて本気汁が分泌されてしまう。
ばちゅッ♡♡ばちゅんッ♡♡♡ばちゅんッ♡♡♡
「あ゛♡深っ♡♡これすき♡すき、ですっ♡♡」
無意識のうちに、ケラルトはのし掛かるような男の首に手を回していた。
足もまた、抱きしめるように男の腰へと。
ばちゅッ♡♡♡ばちゅんッ♡♡♡♡♡♡
「あ゛♡お゛きゅっ♡♡んあぁっ♡♡♡♡」
ベッドの軋む音、遠慮のない喘ぎ声、濡れた膣内を叩く音。
部屋の中で淫らな音が響き──
「お、お前!! 何をやってるんだ!」
眠っていたレメディオスが目を覚ましていた。
「……ね、姉様!?」
ケラルトは思わず、声の方を見た。
そして、怒りと恥が混ざり合った顔で、ベリアルを睨んでいた。
「ベリアルっ! お前、妹にも手を出すなぞ! 見損なっ──
ぱちゅぱちゅっ♡♡♡♡
「あっ♡♡あっ♡♡♡」
姉が怒っているというのに、男は無視してケラルトの膣奥を陰茎で叩いた。
「あ、おい!待て!私の話を──
「レメディオス」
「……っ、な、なんだ!」
そして、レメディオスの叱責を止めた。
ケラルトは声の先を見た。
レメディオスは声を詰まらせて、顔を赤くしながらも怯えているように見えた。
男が何を言うのか、そう怯えて──
「後でたっぷり相手をしてやるから、今はケラルトに集中させてくれ」
「はぁ!?」
レメディオスが声を荒げた。
あまりにもあんまりな男の言葉に、ベッドで下にいるケラルトも口を開くことにした。
確かに愛して貰えるのは嬉しい。
すごく嬉しい、とても嬉しい。
男の精液は欲しいし、最後まで
それでも姉に自分の
「あ、あの、ベリアル様?よろしければ、少し休憩して姉様の話を──
どちゅんッ♡♡♡♡♡♡♡
「あ゛ぅっ♡♡♡♡♡」
いきなり膣奥を突かれて、ケラルトは甘く上擦った喘ぎ声を漏らしてしまった。
「な、な……な……っ」
レメディオスは……急に聞こえた妹の“女”の声に驚き、硬直していた。
そんなレメディオスを無視して、男はケラルトを犯し続ける。
ばちゅッ♡♡どちゅッ♡♡どちゅんッ♡♡♡♡
「あ゛っ♡まってっ♡待ってください゛っ♡♡♡あ゛んっ♡♡♡」
待てと言っても、男は止まらない。
激しく、長いストロークでケラルトの膣を、浅い所から深い所まで抉るように陰茎で責めてくる。
(姉様が、見てるのに……っ♡気持ち良すぎて、声が抑えられな……いっ♡♡)
ケラルトは犯されながら、レメディオスを一瞥した。
顔を真っ赤にしながら、何か言いたそうにしているが……男の邪魔をしたくはないのか、黙っていた。
その気持ちは、ケラルトにも理解できた。
あの時、レメディオスと男がまぐわっている時の自分と同じなのだ。
どちゅッ♡♡どちゅッ♡♡♡♡どちゅん♡♡♡
「あ゛♡やっ♡あ゛っ♡♡あ゛うっ♡♡」
姉が見ている中、ケラルトは嬌声を漏らす。
恥ずかしくて、声を出したくはない。
しかし、仕方なかった。
膣奥を突かれて、子宮口を責められ、凄まじい快楽に身を悶えさせ、喘ぐ事しかできなかった。
どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅッ♡♡♡♡♡
「あ♡あ゛♡あ゛っ♡♡あ♡あ゛ぁ〜っ♡♡♡」
もう姉のことを気にしている余裕など、ケラルトにはない。
膣奥捏ねられて、気持ち良くなる事を優先していた。
ばちゅばちゅばちゅばちゅッ♡♡♡♡♡♡♡
「あ゛♡イク♡イク、イ゛ク♡♡イきますっ♡イ゛ク……ぅっ♡♡♡」
激しく、小刻みになっていく抽送にケラルトは絶頂を予感した。
そして、そのまま──
びゅるるるるるるるるるるるるッ♡♡♡♡♡♡
「あ゛ッ♡♡イ゛……っく、ッ〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぷしゃぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡
男の射精と共に、ケラルトは絶頂した。
びゅる♡びゅぅ♡びゅーっ♡♡♡
「あ゛……ひ、ぅっ♡♡♡」
ぷしゅっ♡♡
抱きしめられながらの射精に、絶頂が続く。
たっぷりと吐き出された濃厚な精液を、子宮がごくごく♡と嬉しそうに飲んでいる。
ぐり……っ♡♡びゅぅっ♡♡♡
「あ、は……ぅっ♡♡♡」
抱きしめられ、子宮口にぴったりと陰茎を押し当てての射精。
愛液でべちょべちょにシーツを濡らしてしまう。
膣口から愛液と精液の混合物が溢れ出している。
それだけ射精した、という事だろう。
溢れんばかりの大量の精液を吐き出した男は、ようやく満足したようで陰茎をケラルトから抜いた。
……ちゅぽん♡♡♡♡
「あ゛ひっ♡♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡♡♡
腹の内側にある気持ちいい所を擦られ、ケラルトはのけぞりながら
両手でシーツを掴んで、腰を浮かせて……潮まで噴いた。
そして、ベッドに倒れた。
潰れた蛙のように手と足を無造作に投げ捨てて、快楽の余韻に浸るよう腰をヘコヘコと痙攣させながら……ケラルトはベッドに倒れていた。
「…………っ」
その様子を見てレメディオスは……怒る訳でもなく、ただ“ごくり”と喉を鳴らしていた。
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