輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~ 作:oosima
今回、原典では神話界屈指のプレイボーイだった本作のビビり主人公と、原典では男心をくすぐりまくってきたあの女神様の、この作品世界における絡みが本格的になります。
○神代 ギリシア クレーテー島 ディクテオン洞窟○
「…はー……はー…」
自身が育ち、今も生まれたクレーテー島(のちのクレタ島)で暮らすときには主な生活拠点である洞窟の中で、ゼウスは自身の吐く息がやけに大きく聞こえていた。
「…ん…ふ…ちゅる❤️ これが男の子の種…ふふ❤️ 変な味だけど…君のものか舌にピリピリって来るわね…❤️」
それに対し、対峙しているアフロディーテはついさっきまで寝ていたゼウスの男根より吐き出させた噴水の如き子種汁を真面に浴びた影響で上体は大きく白濁色に染まり、今も自身の鼻に付いていた子種汁が指で摘まめるまでに濃い半ゼリー状なのもあって取って唇に運び、美味しそうに微笑んで淫靡な雰囲気を強めさせていく。
「…!? どどどどういうつもりなんヴァ!?」
数秒かけてその行動で意識が現実に戻ったゼウスは我が身を襲う痺れなどないように、猛烈な勢いで尻を付けたまま後ずさるがその勢いで洞窟の岸壁に背中からぶち当たった。
後頭部を痛そうに撫でながらのた打ち回るゼウスだが、当てられた方の岸壁の方が彼の背面の形に大きくへこんで周囲に罅を走らせているのだから、のちにゼウスはこれを見て神としての呆れるほどの自身の頑健ぶりを再認識することになる。
「あーもう、まだ痺れが残ってるんだから無茶をするんじゃないの。まー、最初の頃と違ってもうそこまで動けるようになるなんてさすがゼウス君だけど…」
「やっぱりあんたか! これはどういうことなの!?」
痛みにのた打ち回るゼウスにすり寄って撫でながら甘い言葉をかけてくるアフロディーテだが、当然の質問をぶつけられると薄桃色の美しい唇を彼の耳元に近づける。
「…んーー、何かねー料理とかそれ以外にもー私達って君からいつも貰ってばかりじゃない? それでー何かお礼出来ないかって前から考えてたんだけどー…、私って美と愛の女神じゃない。だったら女の子が男の子にしてあげられるお礼で一番なのってこれかなーって…。でもさー、普通に誘っても普段の君なら断られると思ってさー、だからさっき君に口移しでネクタルに混ぜて眠剤と痺れ薬を飲ませたってわけ。私の方は先に解毒剤を飲んでおいたから大丈夫だけど」
「いやいや!? だからってこんな人さらいみたいなことされても…!?」
鼓膜からしみこんでくるその甘い声で脳髄の理性が溶かされていきながらも、ゼウスは減りつつある理性と何より前世から引きずる童貞のビビり気質から再び岸壁に背面からぶつかり、更に罅を押し広げていくが、それは次にアフロディーテが彼の胸板にそっと顔を寄せて見上げた時の表情を見て止まることになる。
「…ねえ、ゼウス君…そんなに…私からここまで来られるのは…嫌?」
そうしてくるアフロディーテは、普段のセクハラも余裕で使いこなす女神ではなく、親に冷たくされて初めての不安を覚えた子供のような弱々しい上目遣いをしていた。
「…アフロディーテさん、もしかして…寂しい?」
「……っ…そうなんでしょうね…」
それの正体を触れられると、はじめアフロディーテは年上の矜持から答えるのを躊躇うが、ゼウスの他に誰もいないのを改めて確認すると認めた。
「…ほら、私ね…君みたいに男と女の間で普通に生まれたわけじゃなくて、生まれた時から大人の姿で生まれて女神としての役目を生まれ持った知識で知ってる状態だったからさ…」
「まー、父に切り飛ばされた祖父の男の象徴が海に落ちて出来た泡から生まれたなんて開始時点から色々省略しすぎな感じだからね…ホデュオ!?」
自身の胸板で自嘲を見せてくるアフロディーテに新鮮さを覚えてか、それで気が緩んだゼウスは彼女の生まれにも触れるが、即座に自身の雄の証から苦痛が立ち上ってきた。
「…そうして生まれてからずっとニュンペー達が従者として普通に仕えて、普通に愛と性の女神として生きるというのが当たり前だった私にとって、レアさんに連れてこられた君はとても新鮮な存在で…、君から教わったり、貰って来たものはすごく刺激的だったのよ…まー、その中には今みたいに女心の逆鱗にガンって遠慮なく触れてくる部分もあったけど…、けれどもねー、それでー君と会う前の時間が凄く単調に感じるようになって、初めてねー女神としてだけでなくアフロディーテという個として生きているって感じになったのよ…」
それに対しアフロディーテは(一瞬目元が暗くて殺気を滲ませた微笑を浮かべたりしたが)、寂しさと自嘲を称えた笑みをゼウスの胸板に摺り寄せながら、その柔らかく心地よい肌と体温を彼に沁み込ませていく。
「…そんな日々が続いてね、君から色々貰ったり教わったりする生に新鮮さを覚え続けると共に、一方でねーあんまり返せていない自分が何だかなーって気分になることが多くなってねー。どうしたもんかってニュンペー達に相談したのよ。それでねー自分の持ち味を生かすのが一番だって助言をもらって、それでさー性と愛の女神ならそれを生かすのが一番かなって思って…」
「…だ、だからってこんな…確かに僕もー愚息がこんな男の悲しい気質でこうなってるけど…」
その心地よい感覚に男としての喜びが強まっていくのを感じつつも、ゼウスは前世から引きずる倫理観で躊躇いを見せるが、それにアフロディーテは不安を強めた顔を彼のそれに近づけてこうささやいた。
「…やっぱりー、不祥事で生まれた女の子は汚くて嫌?」
「…そんな思いなんかびた一文もない…とは言えないけど、それが全部なら、男根がこうなったりはしない…」
それに対し、ゼウスは飢えに似た情愛に苛まれた表情でアフロディーテに向き合い、自身の股間を今も握っている彼女の手に自身のそれをそっと被せた。
「…言っておくけどさ、僕…この齢で…アフロディーテや…その周りにいるニュンペー達で…毎晩、自分を慰めまくってるような男だよ?」
「性と愛の女神の仕事の範囲内よ、そんな自慰を許すなんてね」
「…初めての女性になってくれるアフロディーテさんの前でこう言うのは最低だけど、僕も…まだ若いし…さっき言ったように他のお姉さんや子にも目移りしてるから…こんな時代だし…、きっと…他の人とも言葉以外にも関係を持つことになるよ?」
そうして互いの体温を感じ合って吐息の音を聞きながら、ゼウスは記憶にある自身の原典から予想できるその可能性を口にする。
「…こんな所へ君を誘拐した私に比べればそんなこと言っても正直なくらいよ。愛の女神の私から見ても君さとってもモテるから…その初めての女になれるのなら悪くはないわよ♪ それに私もー言っちゃうけどー、これから先はきっと君以外とも浮名を流すことになりそうだから気にしなくても…❤️」
「…あ、あー、普通そういうことする女の人ってそういうのは言わないってもんだと思うけど…アフロディーテさんが言うとさー現実味があるのがなんか…いて!?」
それに対するアフロディーテの返事にゼウスは前世の記憶にある原典での彼女の自由奔放な恋愛事情もあって苦笑いを浮かべるが、そこでムスっとした彼女に鼻先を触れさせられて頬を結構強めに抓られて涙目になる。
「…そういうところは君がそんなことをする女になるわけないって世辞でも言ってくれればもっと嬉しかったんだけどなー♪」
「す、すみませんアフロディーテさん…」
「ここから先はー…さん付けじゃないと嬉しいんだけど…」
「……っ…アフロ…ディーテ…」
「…ゼウス君…いや…ゼウス…」
アフロディーテに軽く叱られつつも、ゼウスは着実に彼女との距離を物理的意味込みで縮めていき、やがて今度は自身からその青くも精悍な唇を彼女の薄桃色の美しくまだ汚れを本当の意味で知らないそれに被せた。
「……とは色々先導してみたつもりだけど…、こうしてみると…君のってやっぱりすごいわね…ンン…」
数分後、アフロディーテは洞窟内にある寝台で座った状態で、改めて向かい直ったゼウスの肉体に頬の朱色を強めて唾を飲み込んだ。
レアの奇策で父クロノスに飲み込まれる運命から逃れた後、ゼウスは父の目から隠れつつも自炊したり、いつばれても遠くへ逃げられるようにその神族特有の高い身体能力を生かし、遠方へその身で向かって現地で鍛えたり学んだりを繰り返して、その身は小さくても戦士として高密度に均整よく濃縮された肢体になっていて、傷跡も装飾の一種に思えるものとなっていた(それで付いた筋肉の影響か背丈は他の同じ齢の友人に比しても小さかったので、本人は割と嘆いていたが)。
それでいてその足の付け根にぶら下がっている男の証は、まだ女性を知らないが故の白色をしていたが既にへそを越す勢いで隆々とそそり立ってその表面を青黒い血管が幾重にも走りに抜けて心臓のように脈打っており、先端には赤黒い松茸のように大きく膨張した亀頭が深いカリ首を作り、陰嚢は彼女達に振舞われたニクマンの如き質量と熱を示していた。
「…我ながら節操のない愚息だと思うけど…、これ…アフロディーテの前にいるのも大きいと思う…」
「あら♪ 嬉しいことを言えるようになったじゃない♪ ふふふ…まー、私のも実を言うと君の身を寝ている間に色々調べていた間に…ここはこうなっちゃったしね♪」
アフロディーテもまた生まれたままの状態でその足を少し広げるが、彼女もまた薄桃色のまだ男を知らない淫裂がひくひくと小さく震えつつ薄っすら開いており、そこからこぼれ出ている淫蜜でベッドのシーツを酷く濡らしていた。
「…はしたないと思うかもしれないけど、私のここももうこんなにも決壊寸前の堤防状態だから…君ももう来てくれると嬉しいな…❤️」
「…あ、いやー…というか僕もー…もう限界寸前だから…助かる…」
「…ん、じゃあ…来て❤️」
互いの体の飢えに似た愛欲の高まりを確認すると、アフロディーテが震えつつも大きく足を開かせると、ゼウスはその両足を掴んでぴくぴくと急かすように揺れる男根を濡れつつも不安が強まったのか隙間が狭まりつつある淫裂へ近づけていく。
「…ん、あ、あれ…? こ、これをこっちに入れれば…あう、滑りが強くて…!?」
だが、いくら神の身体とはいっても所詮は前世から童貞であった身で、腰の動きだけで男根が淫裂に侵入できるわけがなく、ゼウスが上手く進めずになるとアフロディーテの手が亀頭を優しくもしっかりつかんで、自身の濡れた淫裂へ触れさせた。
「…ん❤️ お互い初めてなんだから…こういうのはうまく合わせ合わないとね…んんんん❣」
そうして無理に微笑んだアフロディーテの助けもあり、ゼウスの赤黒い亀頭は徐々にだが彼女の淫裂へと差し込まれていき、プチプチっとした薄い肉の幕が破かれていく感触も、亀頭の敏感な肌で炭酸がはじけて細かく刺してくるような小さく心地よい震えに感じられた。
「…んんん! これが…アフロディーテの…ま、まるで…僕のが…雪のようになって…それが真夏の大地の穴に熱されながら…染みて吸い込まれるような…!」
「…ああぁ…❣ う、うん…私も…不思議…何か痛みも感じはするんだけど…❣ それがだんだんと小さくなって…まるで…君のが私の何か欠けていた部分を埋めて…中から熱させてくれるような…ああ❣❓」
互いの淫肉の証がじわじわとだが繋がりを深め合っていく感覚に、二人は全身に心地よい痺れを深く沁み込まされていくが、ついに亀頭が処女膜の最後をプチンっとした軽快な感覚と共に突き破ると、そこでゼウスは一旦の限界を迎えてしまう。
「ウアアアアァァアアアアアアアアアアアアァアア!?」
亀頭とその下のカリ首が完全に飲み込まれた瞬間、ゼウスはアイスクリームが超古代の地球の表面を覆っていた灼熱の海に飲まれたような熱さを覚え、それに全ての肉の堰を切られたかのごとき勢いで白濁の大奔流が潜り抜けたばかりの淫門の最奥目がけて放たせられた。
「アアアァアアアアアアアアアアアアァアア❣❓」
その初めて胎内に注ぎ込まれた白濁の洪水にアフロディーテは自身の全てを引きずり込まれるような快楽の奔流を味わわされ、喉が裂けんばかりの嬌声を上げながら大きく仰け反ってゼウスもまた跳ね上げさせた。
「うっあああああアアァ!?」
大きく跳ね上がった勢いでゼウスの身はアフロディーテから離れそうになるが、離れかけた瞬間に彼女の両足が雌の本能からか彼の腰を固くホールドして引き止め、今度は重力に引かれて寝台に戻った勢いで最奥まで男根を引きずり込まされ、男根ごと引きずり込まされそうな強い快楽の奔流へ引きずり込まれてしまう。
「ウアアァアアアァアアアァアア❣❓」
それをいきなりコツンと当てられてしまった子宮口で味わわされたアフロディーテは、胎内からはじけ飛んで意識が天上を破って意識が宇宙に達したかのような極みに押し上がった後、視界から星々の輝きに似た光は消えて宇宙が始まる前の闇に意識が飲み込まれていくような感覚へ沈んでいった。
何度こういうシーンは書き重ねても、我ながら拙さがぬぐえないと思いますが、これでも喜んでもらえる方がいれば幸いです…。
次回、今回の進展を受けてあの問題の親御さんたちにも新たな動きが出てくる予定です。