※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

21 / 92
今回はまだ詳しくは明かせませんが、ギリシア神話では欠かせないあのキャラ達が登場します。
それとアクセスが四万件を超えました。応援ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。


021 出会いとは突然すぎることもあるし…

  ○神代 黒海某沿岸 アマゾン国辺境 某山岳地帯 某山村付近湖沼地帯○

 

「あ❣ あ❣ アアアアアアアァアア❣ いつもみたいに激しさの中にいいぃ甘さを交えたァアアアア突き上げがアアアァ❣❣」

「…んんん! ヴィーナの膣も…! 蜜と絡まり合って普段の蕩けるような甘さがアアア更にいいイイ!!」

 

 母である女神のレアが森の中で誰かと何かをやり取りしてから数時間後、その息子である神族の少年ゼウスの人間を装った姿であるアマゾン国王宮の客人魔術師ユピタが、その付き添い人で美の女神アフロディーテの化けた姿である女魔術師ヴィーナを駅弁スタイルで喘がせていた。

 二人の身には、昼間に森で見つけたサトウカエデから摂取したメープルシロップを魔術で操作して衣服状にしたものである、露出度の高い踊り子衣装が付けられており、それは簡単にずれるか意図的に穴を開けられて互いの陰部を激しく繋げて淫液を撒き散らし、それらは両者の身に纏わされているメープルシロップを惹きこんで互いの陰部や性感が鋭い箇所に惹きこんでいく。

 そうなると二人の肌は味覚も備えたかのようにメープルシロップの甘さを感じ、特にその繋ぎ目は蜜が細胞単位で沁み込んでいっているかのようにジュブジュブと淫靡な水音を更に増していっていた。

 

「…ァアアアア❣ ユピタアアアァアア❣ あなたのガァァまたぁ大きくなって震えてきてええええええ❣」

「ヴィーナもまた中も震えてきてる…っっ! けれどお…今度のも一滴残らず中でええ吸い尽くすんで…っ~~~~~!!」

 

 その激しい肌と汗の擦り合いや陰部の掻き混ぜあいの果てに、二人は再び相手の極みが近づきつつあることを感じ取り、更に肌を打ち合う音を強めていく。

 ユピタの腰の裏に回している両足を更に固くするヴィーナの腹部は、まだ妊娠初期にもかかわらずもうすでに幾月か経っているように膨らんでいた。

 ヴィーナがユピタの精液に宿る滋養の効果を感じとって、彼が子種汁を吐くときも一時も離れずにそれを一滴の残さず体内に取り込んで、子宮にいる我が子の生気と己が快楽に変えているためだ。

 

「…アアァ!!」

「っっグぅゥウゥウゥウゥ❣❣」

 

 その事はユピタもわかっており、相手の胎内にいる我が子への負担にならない程度に亀頭を子宮口へ押し付けて、自身の意識も細分化されて胎内に吸収されていくような子種汁を噴出し、ヴィーナも彼の身を固く抱きしめて我が子と共に原始の海に生まれたばかりの命のような充足感をその子種汁に覚えさせられた。

 

「…ふうう、とりあえずそろそろ戻って眠ろうか…ん?」

 

 お互いに意識を支配する性の極みも高みを過ぎると、ユピタは体のつながりを解いて寝床への準備を始めようとするも、それはヴィーナの足が極みの余韻で弱々しく震えつつも彼の腰の裏で交差され直したことで待ったを掛けられてしまう。

 

「…待って❤️ 今宵は…寝てる間も出来るだけ君を感じたいから…このまま繋がったままで…❤️ この子も…できるだけあなたの滋養豊かな子種が欲しいって囁いてる気がするから…漏れないように解かないで❤️」

 

 そう言葉を紡いでくるヴィーナは極みの余韻で普段の積極的なお姉さんぶりとは真逆な、弱々しくも真摯に慈悲を乞う少女の顔をしており、男の父性本能からくる庇護欲を掻き立ててきた。

 

「…はあ、ここに天幕を張るから落ちないようにしっかり捕まってね。それと子供達に教育上悪い光景を見せたくないから人避けの結界を張る時は手伝ってね…」

「…ええ❤️ もちろんよ…はむ❤️」

 

 ジト目で返しつつも自分の我儘を許してくれたユピタに、ヴィーナは唇でお礼をした。

 

「…んん…」

「…くぅぅ…スウゥ…っ…❤️」

 

 数分後、派手さはないがユピタの前世知識技術でこの時代のものにしてはしっかりとした構造と素材で作られ、後代のテントに近い天幕の中で、ユピタとヴィーナは横向きで向かい合うように繋がりつつも寝息を立てていた。

 

「…よし、深く眠りに付いているわね…」

 

 その二人が寝ている人除けの結界が張られた天幕の中に、人に近い形をしながらも人ではない姿をした何者かの手が現れた。

 その手はまるで古代ギリシアの文字や、もっとそれよりも深そうな文字、中にはこの時代はまだないはずの文字が青白く発光して蠢きながら集合して出来ているような様相をしており、今も寝ているユピタの頭にそっと触れさせられた。

 

(…あの子が、レアが色々と特異な記憶をしていると言っていたけど…どのようなものかし…っ? これは…私が見てきた…どの記憶にも触れる気配のない…ものも…?)

「…ンン…? く…?」

 

 ユピタの頭に触れた手を構成する文字の群れの中に、彼が見てきたものと思わしい映像や、まだ彼が見ていないものも含まれており、それらが覗かれている間のユピタは寝顔にやや疎ましそうな色を浮かべるが、結局は目を覚ますことはなかった。

 

「…ん、く…朝か…ん? いない…ってことは…」

 

 夜中に怪しい手が伸ばされてから数時間後、東の空が白くなり始めた頃にユピタは天幕の中で目を覚ますが自分以外の姿がないことに気付いた。

 

「あ♪ 起きたー。待っててねーもう少しで朝ごはん出来るからー」

 

 ユピタが天幕の外に出ると、自分の魔法の背嚢から道具類や食材を取り出して朝食の準備を進めているヴィーナの姿があった。

 

「…あ、ヴィーナそのお腹…」

「昨晩寝てる間に君が注いでくれた子種はお腹の子が全部平らげちゃったみたい。目が覚めたときにはもう元くらいにまで膨らみは収まったの。先に起きて抜いた時も君のは一滴も出てこなかったわ…?」

 

 ユピタのヴィーナは立ち上がって昨日の膨らみが消えて綺麗な線を描く腹部を見せて誇らしげに撫で始めるが、そこで自分達の近くの茂みより誰かが近づいてきていることに気付く。

 

「…ん? 何だろこの気配…?」

「敵意はないけど…すごく飢えていて…それで弱くなっていて…何か臭いが…う?」

 

 それにユピタが奇妙そうな顔を浮かべ、対するヴィーナが鼻の曲がりそうなしかめっ面を浮かべて共に茂みへ近づくと、そこで二人は思わぬものを目にした。

 

「…ぅ…ウゥ…」

「…お、お腹…」

「…空いた…のおお…」

「だ、誰かぁ…」

「…助け…て…」

 

 茂みの中を弱々しくかき分けて、ぼろしか纏っていなくて全身に垢を思わせるがそれとは違う汚物がこびりついて悪臭を放つ、見た目の年齢や髪と肌に瞳の色などで違いはあるが十代と思わしい少女達であった。

 

 

 

 

 

 ○神代 黒海某沿岸 アマゾン国辺境 某山岳地帯 某山村○

 

「…ウゥ、昨日は酷い目に遭ったぁ…」

「くそぉ、ヴィーナ姉ちゃんにかっこいいところを見せられなかったし…」

「しかも結局はあのユピタって奴が手柄を上げたし…」

 

 ユピタ達が謎の少女達を発見してから数時間後、朝日が地から完全に離れた頃合いで、昨日にてケンタウロス達に捕まりかけた山村の男の子達が大量の薪を担いだ姿で文句を言いながらも村に戻ってきていた。

 男の子達は勝手な行動で奴隷として売られかけたことへのお仕置きとして、本日の薪集めを親たちに命じられてきたのだ。

 

「おーい ! 父ちゃんに母ちゃん戻って来たぞー!」

「くそ重い薪を取ってきてやったから飯くれよ飯ー!」

「…えらくよく食うなー…」

「女の子だけど…見た目からしてよっぽど碌なのが食べられてない日が長かったのねー」

 

 この時代は子供の内から働くのが常識だが、それに対する不満が出るのも当然で男の子達もその例に習いつつも親達に叫ぶが、親たちは自分達には反応を示さずに別のことへ意識が向いていた。

 

「おい! 息子がくそ重い仕事こなしてきたんだから聞けよ!」

「…ん? あーあんた達ぃ? 仕方ないでしょ、あんた達がいない間に知らない女の子が五人も飢え切った状態で流れ着いてきたんだから」

「…え!? 女の子!?」

 

 それに男の子達は当然不満をあらわにするが、その大人たちの注目を集めているのが他所からの女性というのを知ると色めき立った。

 今現在、アマゾン国の王都から来た美しい他所の女性達、特にヴィーナの存在を目にした男の子達は再び下心から元気になった。

 

「今もお腹を空かしているの!?」

「じゃー俺達もご飯を振舞うよ!」

「どこにいるの!」

「あの人だかりの中だ!」

「ああ!? ちょっとあんた達ぃ!?」

 

 そして男の子達は自分達の分として用意されていた途中の朝飯を母親から引っ手繰ると、大人たちの合間をかき分けてその新たな他所からの女性達に恩を売ろうとし始める。

 

「さーお姉さんたちー! 俺達の朝食で元気を取り戻してー…!?」

 

 だが、機転の良さを発揮した男の子達の眼が脳に送り届けたのは残酷な現実というべきものだった。

 

「ハグハグ…」

「美味しい…」

 

 村の大人たちに囲まれて朝食をとっているその流れてきたという女性は、数時間前にユピタ達が見つけた汚物と異臭まみれとなっていた五人の少女達であった。

 彼女達は水浴びでもさせられたのか身こそ綺麗だが強すぎる悪臭は抜けきってなくて、その恥ずかしさからかフードを被って顔などがわからない状態で、飢えた様子で食事を口にしているがその身についた悪臭から周囲の食欲を失わせるものがあった。

 

「うわぁ!? くせ―!?」

「まるでゲロした後じゃねーか!」

「ぬか喜びさせやがって!」

 

 当然、苦痛に対する抵抗力がまだ発達していない子供達に耐えきれるものではなく、村の男の子達は見る前の期待もあって、子供らしい正直な残酷な感想をすぐ口にした。

 

「…く、臭い!?」

「ああ! ヘ…気にしないで!」

「ああ!? あんたらいきなり顔を合わせてなんて言い方よぉ!」

「おおお落ち着けアルテ…!」

「お、男の子も色々いるんだねぇ…」

 

 それを浴びせられた五人の少女は、ショックを受けたり、それを慰めたり、額に青筋を浮かべたり、それを落ち着かせようとしたり、大人の対応でスルーしようとしつつも地味にショックを受けている感じだったりと様々で豊かだった。

 

(…まー…食事をしている間に…こんな女の子が…、いや…人であっても普通は遭っちゃいけないこの異臭が強すぎる状況はどうにかしないと…、なんか初めて会ったばかりの子達で…初めて聞くはずなのに何処かで聞いた気がする名前の子達なのが気になるけど…。とりあえずお腹が空きすぎていた感じだったから最低限の浄化の魔術だけして食事を優先したのが出てるなぁ。食事が終わったらあ(・)れ(・)の再現実験も含めてこの子達を本格的に綺麗にしよう…)

 

 それをユピタは観察しながらも五人の少女たちのあまりにひどい状況を改善すべく、周囲のものを色々と観察し始めていた。




果たして、今回登場した新たな五人の少女達は何者でしょうか…?
次回は、村の男の子達がまたしても早々に捨てたチャンスを、あの少年が意図せず代わりに拾うのが中心になります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。