輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~ 作:oosima
○神代 黒海某沿岸 アマゾン国辺境 某山岳地帯 某山村○
「…んん…く…あう、喉が渇いちゃった…」
神族の少年ユピタ改めアマゾン国王宮客人魔術師ユピタと、美の女神アフロディーテもとい女魔術師ヴィーナが今宵も睦言を深め始めていた頃、彼らに発見されて保護された五人の美少女の一人が、水を求めて天幕の中で目を覚ました。
言葉遣いからして弱々しさを感じられるし、目元も伸びた前髪で隠れて五人の中では一番地味な第一印象を与えるが、時々前髪が揺れて隙間から見える瞳は大きな宝玉を思わせる澄んだ輝きがあった。
「…あのユピタって男の子が生水は危ないから、一度煮たてて冷ました澄んでいる水を飲むようにって言ってたから…あ、今も残ってる」
その少女は風呂場の時に聞かされた注意に従い、自分達も入浴で使った五右衛門風呂の近くで、煮沸した水が貯められている壺を見つけてそれを陶製コップで掬い取って喉を潤す。
「…コクコクコク…ぷは、何か美味しい…。明日はもう王都ってところへ行くらしいから―――」
「はぁ…! あむ…湯の中なのにぃ…味が薄れなくて…ちゅるる…!」
「ふアァ…❤️ あなたのもぉ…湯の中なのにぃ…それ以上に熱くりぇぇえ❤️」
「―――あ…え!?」
弱気そうな少女が喉の潤いを覚えて天幕に戻ろうとしたその時、今その近くには誰の姿も見えないはずなのに、艶を帯びた
「…な、何…これ? 何か…この模様みたいなのから…あの人達の声が…聞こえたような…!?」
少女が風呂場の近くで宙に浮かぶように見える、
「…え、な、何だろう…これ…グニグニってなるし…あ? 何か裂けたり…伸びたりしちゃって来た…!?」
その口にしたような反応を見せる模様の姿に、少女は何処か嫌な予感を覚えつつもそれ以上の好奇心に押されるがまま、糸を解いたり、伸ばすような感覚でその模様を弄っていくが、そうしていった彼女が目にしたものは予想の斜め上を行くものだった。
「…んんん! アフロ…ディィ…テェエ! 君の口の中もぉぉぉ泡だった蜜の固まりみたい…!」
「ちゅるるるるるぅぅぅぅ❣ ゼ…ウスゥウゥ❣ あなたの竿もぉぉぉぉ❣ さらに熱くぅぅウゥ❣」
線を押し広げられた模様の向こう側には、宙に浮かぶ湯気だった液体で満たされた巨大な球体が浮かんでおり、その中を漂いながら互いの本名で呼び合い、お互いの足の付け根へ口を近づけて舌と指を這わせ合うユピタもといゼウスとヴィーナ改めアフロディーテの淫靡な姿があった。
今現在、二人は液体の中でも呼吸ができる魔術を自分達に掛けた状態で、お湯の中での水中プレイに興じていたのである。
「!?」
それを見てしまった少女は声も出せない驚きと羞恥に襲われ、思わず反射でカーテンを閉めるようにピシャンと模様の開いた箇所を閉めてしまう。
「…ん? 何だろう? 今さっきあそこにかけている認識阻害結界の術式に何か異常が起きたような…?」
「…んあ❓ たしかにぃ何か感じたけどぉぉ…嫌そうな気配は無かったしいぃ…誰か偶々でしょお…❤️ カプ❤️」
ゼウスとアフロディーテは自分達の掛けた結界の異常を感じとって怪訝になるが、若い愛欲に押し流されて再び互いの足の付け根に意識が戻った。
「…な、何だったの今の…!? あ、あの人達…お湯の中で裸になって…変な感じに抱き合って…あ、明日は早いから寝ないと…」
一方、二人の交わりの場面を見てしまった弱気そうな少女は、五右衛門風呂の一つに隠れて真っ赤になった顔の内部で思考がグルグルとなっていたが、あの淫靡な二人の姿に対してどうしても好奇心が何故か強まっていってしまう。
(…な、なのに…あの二人のあれ…どうなってるの…? あれから…どうなっちゃうんだろ―――?)
「んー? 何やってんのあんた―? 明日はあの二人が戻るって言ってた王都に連れていってもらうって話しをされていたじゃない」
その好奇心に押されるままに気弱そうな少女がオズオズと再び指を模様へ伸ばし始めると、今度は勝気そうな少女が怪訝な顔で現れた。
「―――おって!!?? きききたら駄目ぇ!?」
それに驚いた弱気そうな少女が振り向いて手をばたつかせるが、その弾みで指の何本かが模様の線に引っ掛けられて、そのままの勢いで線を大きくずらしてしまう。
「っっ!!」
「むゥウゥウゥウゥぅ❣❣」
その結果、認識阻害の魔術の術式である模様がずらされ、その向こうの湯気を纏う浮遊巨大水球の中で、遊泳シックスナインの状態で互いに深く抱きしめ合っていきあうゼウスとアフロディーテの姿が晒しだされた。
「「!!!???」」
それを見てしまった弱気そうな少女と勝気そうな少女の二人は、瞬間的に頭が沸騰して顔が真っ赤に染まり、声すら出せなくなってビクンと大きく身震いした後に身が硬直した。
「…ぷはぁ❤️ うわぁ…またこれだけ出したのにここはまだこんなに…あ❓」
美少女二人に視姦されているなど気付かぬまま、アフロディーテは口内での男根の随喜の震えの極まりが過ぎたのを舌で感じ取り、一旦その亀頭から舌と唇を離し、ぴくぴくと流れ出る子種汁の残滓を頬で感じて楽しむが、そこで彼女の身は足首から掴み上げられて姿勢を大きく変えられてしまう。
「…お腹の子が大事なら、無理しない範囲でこっちにもあげないとね…」
「…あ❤️ 君も乗り始めちゃったのね…いいわ❤️ 来て…あぁ❣」
そうして珍しくゼウスから求められ、自身の深く飢えだした淫裂に湯よりも熱い肉の穂先を触れさせられ、アフロディーテは惚けた微笑みを浮かべるも、それは次の瞬間に淫裂を押し広げてきた亀頭によって嬌声に変わってしまう。
「…な、何してるのよあの二人…!? ちょ…もがぁ!?」
「だ、駄目ぇ! あ、あれは私達が関わったら…そもそも見るのもまだいけない気が…」
そうして再び肉の深い交わりを重ね始めたゼウスとアフロディーテの姿に、勝気そうな少女はわなわなと震え始めて声が大きくなりそうになるが、弱気そうな少女に口元を塞がれて五右衛門風呂の背後に引きずり込まれてしまう。
「…アアァアアアア❣ やっぱりぃ君のこれでぇ赤ちゃんがいる部屋へ続くぅ道をぉかき乱されるとおお❣ けれどぉ水が邪魔してぇ今の身体だとぉあんまり速く動けないのが…あぁ❣❓」
二人の少女に見られているなど気付かないまま、アフロディーテは肉の悦びに浸りつつも
それは、ゼウスの前世で言う昔の日本で四十八手と呼ばれた体位の一つ、“
「ほら、これなら水も邪魔にならなくて動きが自由になるでしょ?」
「…全くぅ…❤️ やっぱり君は色事でもぉ才能豊かだわぁ…アアァ❣」
その様子にゼウスの顔には原典の同位体を思わせる攻撃的な愛欲の笑みが珍しく浮かび、それに見つめられたアフロディーテは肉食獣に組み敷かれた獲物のような寒気を覚えつつも、より強くなった雄と繋がれる悦びでゾクゾクっとした震えを快楽に加味した。
「…な、何あれ…? あのお湯の中で…くるくる女の人の方が回りだして…」
「それでぇあの小さいやつも跳ねるように動き始めて…」
そうして新たな境地で深みと激しさを増していくゼウスとアフロディーテの交わりは、五右衛門風呂の後ろより盗み見ている二人の視線を否応なく集めてしまっている。
「…う、うわぁ…あんなに大きくて太いものがぁ…あのお姉さんの足の付け根であんなに…深々と捻じ込まれてぇ…」
気弱そうな少女は両手で顔を覆ってしまっているが、わなわなと蠢く指の隙間から注視しており、あまり効果は無さそうだった。
更に、その手の片方はやがて顔から離れてまごまごとした動きだが、気弱そうな少女の足の付け根へと伸ばされてしまう。
「…な、何なのよあの二人…!? 昼間は女の方からべったりくっついてきてあのチビの方は少しウザそうな顔してたくせに…あぅ❣❓」
一方の勝気そうな少女は口調こそけしからんとばかりな感じだが、両目は大きく見開いて二人の交わりを注視してしまっており、両手は彼女自身の足の付け根へ伸ばされて、指の動きはまだ拙いが淫裂から時おり登ってくる電流のような彼女にとって未知な感覚は時々甲高い嬌声を上げさせてしまう。
「…フアアアアアァ❣ 良いイイィ❣ やっぱり良いわアアァアアアア❣」
一方、アフロディーテはそんな二人の少女達に盗み見られているなど露ほども気付かぬ程に激しくなった快楽の虜となっており、陶芸家に回されている作成中の壺のようにゼウスの腰の上で高速回転し、胎児には負担を掛けないようにそれにはない激しい上下運動や全身の捻りも加えて、男根と捻じり合って紡がれ合うような快楽に振り回されてしまう。
「…ァアアアア! 僕のこれもぉぉ…! 吸い込まれて消えちゃいそうだ…ああ!?」
アフロディーテの下にいるゼウスもただ跨られて動かされているだけでなく、まるでブリッジのように身を跳ね上げさせるように揺らし、男根も竿自体がグニュグニュと
「フアアアアアァアアアァアアアア❣❣」
「ッッッッ!!」
その激しい肉の陶芸運動の果てにアフロディーテは内部からはじけ飛んだ陶器のように身が四散したかのような極みに押し上げられて背が折れんばかりに仰け反り、その煽りではじけた様に蠢く胎内でゼウスは花火の如く爆ぜるように広がる子種汁の噴出をさせられた。
「あぅう❣❓」
それを五右衛門風呂の動きで見せつけられていた気弱そうな少女はビクンとした震えを起こして内股で倒れ、空いている方の片手はそれに引きずられるような動きで認識阻害魔術の模様のような術式に指をひっかけて、術式を大きく引きずり動かしてしまう。
その結果、ゼウスとアフロディーテを包み込んでいた浮遊巨大水球はバシャンと大きく弾け飛び、二人の身は再び重力の法則に捕まってしまう。
「…え…ぶげぇ!?」
「キャアあああうう❣❓」
当然、ゼウスは重力に引かれて地面に落ちてしまって後頭部を打ってしまい、それをクッションとする形でアフロディーテもまた落下し、驚くと共に極みの余韻への肉棒の不意打ちで嬌声を上げてしまう。
「…アウぅウゥ~~~❓ な、何ぃ? この子が掛けた魔術が解けるなんてぇ…!?」
「はあ…はあああぁぁ…」
胎内から昇る勢いよく突き刺さってきた痛みに近い快楽の急襲で回っていた目が戻ったアフロディーテが見たものは、初めての自慰で覚えたであろう極みの余韻に浸ってしまっている気弱そうな少女が俯いて、こちらに見つかったことに気付けていない姿であった。
「…!? ししし失礼しましたー! こっちは何も見てないんでええええええええ!!」
数秒間の微妙そうな沈黙の後、発見されたことに気付いた勝気そうな少女は弱気そうな少女を引っ張り上げて猛烈な勢いで天幕へとバタンと戻った。
「…う、う~~~~ん…あんまりにも早い性教育をしちゃったかしら…? これはこの子には教えない方がまだいいかもね…気づけそうにない状況だけど…」
「…きゅうゥウゥ…」
それを見送らされて微妙そうな苦笑いを浮かべるアフロディーテの下で、今もゼウスは目をグルグルと回し続けていた。
次回、あの子供達がとんでもない大魚を逃がしたことに気付く話も混じっています。