※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

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今回、あまり良くない意味でギリシア神話らしい要素が出てきます。


003 成長直後は調子に乗りがちだけど…

 ○神代 ギリシア クレーテー島 ディクテオン洞窟○

 

「…ん…ここは…確かー…あの人に寝ているところを運び込まれて…」

 

 二度目の人生もとい、神生にて少年の時代の一つの終わりを迎えた後、ゼウスは育った地に細く差し込んできた朝日によって目を覚ました。

 

「…それだとこの身は…あ、これはまー…やりたい盛りの十代であんなことになった後なら…こんなままでも可笑しくないか…。この齢で童貞卒業なんて前の世界では犯罪だけど…今は古代…を通り越して神代のギリシアだし…」

 

 擦って覚醒していく視界でゼウスは昨日の名残で裸なままの我が身、淫らな夜を過ごした後でも朝の生理現象を見せている愚息を見て苦笑を浮かべた。

 

「…他に人の姿は…ないから、彼女は先に起きて…む? この匂いは…」

 

 それから周囲の状況を確認したゼウスは鼻孔を擽る感覚を覚え、今の時間帯もあって立ち上がると外を目指して歩き始める。

 

「…あ、起きたんだゼウス♪ 朝食ならもうそろそろできるから待っててね♪」

 

 ゼウスが洞窟の入口に近くて朝日に照らされている出入り口部分にたどり着くと、そこは彼が今の神生で知識を元に少しでも前世のキッチンに近づけた厨房があり、そこでアフロディーテが微笑を浮かべて料理道具を手にしている姿があった。

 

「…うん、まんま年下の旦那の寝顔を可愛がった後で新たな鋭気を注ぎ込むべく朝食の準備を進めておる若妻な御姿ですな…」

「…っ❣❓ あ…それは…あらまー君にしたら気の利いた言葉を聞かせてくれるじゃない♪」

 

 その姿にゼウスは唇の痕がある頬をポリポリと搔いて照れくさそうな表情を浮かべ、アフロディーテは初めのうちはドキッと顔をやや強めな朱色に染めてドギマギするが、すぐに普段の悪戯好きな笑みを浮かべて料理をテーブルの上に並べていく。

 

「…はぐ…かふ…(この時代でどうにか取れる素材や使える道具を用いたものだけど…)美味しいね。アフロディーテって料理も上手くなったね…」

「それはまー君が色々便利な道具を思いついてくれたり、面白かったり美味しい食材を見つけてくれるんだものー。特にこのアボカドって実は栽培とかは大変だけど体によく効くしね♪」

 

 椅子に座って料理を頬張っていくゼウスの前にアフロディーテが自慢げに転がしたのは、彼にとっては前世からよく慣れ親しんだ作物の一種であるアボカドであった。

 

(…前世の生まれ故郷、鹿児島と沖縄県の間にある亜熱帯性気候で世界自然遺産にも登録されていた我が故郷…。そこで気候があっていたことと新たな人気が芽吹いてたという理由もあって、その故郷にあった農家の実家でも栽培されていた、我が前世の故郷でも新たな名物を目指して栽培されていた作物であるアボカド…。筏に乗っていた時に嵐にあって流され、必死に櫓をこいだり、筏が壊れて水の上を走ったり、海中を泳いだりして南米っぽい地に流れ着いてこれを見つけた時は、人外となった今の我が身の異常な頑健さに呆れるやら呆然としたりやら…。けれどもまー探して追っかけてきた母に見つかり怒られるまでの間に、これを始めとした前世でゆかりのあるものも含めた農作物をたくさん手に入れられたのは…食が豊かになったから良かったなー。まだ品種改良が前世に追い付いてないから味が色々薄かったり違ったり、他にもまだ姿を見せない不吉の予兆のようにも感じられるけど…!?)

 

 色々と予想外のトラブルや災難を経ての形ではあるが、この世界でも巡り合えた作物を用いた料理にゼウスが不穏さも生じさせつつも懐かしさに近い喜びを多分に覚えていると、昨晩に少年を卒業した例の部分にくすぐったさが襲って来た。

 

「うふふ♪ 本当に効くわねーアボカドって…ほらー、昨日に男の子を卒業した証をあれだけ噴出していたここが朝勃ちの時以上に…❤️」

 

 テーブルの対面の席に座ったアフロディーテが、その乳が形を成したような美白に包まれた生足をゼウスの足の付け根へ伸ばし、爪先で彼の血を集めて大きくなった男根を擽ってきたのだ。

 

「…いや、まー…これは男の生理現象もあるというか…というか…今のアフロディーテの姿のおかげもあると思うけど…」

 

 足の付け根から雄の性を擽るように再び活気づけさせる感覚に、ゼウスは仰け反りそうな背を抑えつつ顔を背けているが、両眼はチラ見で相対しているアフロディーテの姿に向けられていた。

 今のアフロディーテは紐が背中側で結ばれて前面しか布が付いてない衣服を身に付けてその豊満且つ美麗な胸の谷間を見せつけ、下の方は紐結びで足の付け根の穴を辛うじて隠す小さな三角形の布しかつけていない格好をしていた。

 アフロディーテはゼウスの前世で言う“下着エプロン”の格好をしていたのである。

 

「あら♪ この“エプロン”っていう服も下着も考えたのも♪ その素材に使う綿花も君が見つけてくれたものなのにね♪」

「…だけどそういう着方は教えてないのに…」

「あら? お嫌い?」

「…まあ、嫌いじゃないというか…あう!?」

 

 その恰好を絡めて爪先で愛撫してくるアフロディーテとの舌戦の果てに、寝起きしたばかりで身の調子が戻り切っていないゼウスはこらえきれず、間欠泉のように短くも勢いのある白濁の噴水をビュビュっと噴出して、机の下で対峙している彼女の足とその付け根を白く染め上げた。

 

「キャ❤️ もう朝ご飯を食べ終えたばかりの状態でさっそく子種を無駄遣いするなんて…いけない旦那様ねぇ…おかげで私のここもまた元気になっちゃったじゃない❤️」

 

 アフロディーテは自身の足の素肌を焼くような生命の雫に驚きつつも微笑みの艶を増させ、ゼウスの前で机上に座ってその足の付け根を見せる。

 うっすらとした金色の陰毛に包まれた淫裂は薄く開いて、昨晩に注がれつつも生命力と粘度の高さからずっと膣内に留まっていた白濁の溶けたバターのようにドロリとした子種汁を垂らし始め、今さっき生足に掛けられた分と共に机上も白く染め始めた。

 

「…人が食事している机の上で跨るとはいけない女神様ですな…ふん!」

 

 その雄を誘う誘惑丸出しな女神様にゼウスは雄としての悦びを覚えつつ、それを食事が邪魔された分の怒りに加えて我が身を稲妻に変え、一瞬でアフロディーテの背後に回り込んだ。

 

「キャ❣❓ ゼ、ゼウス❣❓」

 

 アフロディーテは驚いて後ろを振り向くも、ゼウスは彼女の身を雷の速度で瞬く間に荒縄で縛り上げて台所の大きなまな板の上に置いてしまう。

 

「…え!? こ、この縛り方…まるで君が教えたボンレスハムみたい…!?」

 

 そう戸惑っているアフロディーテの自由を奪ったその縛り方の名は、ゼウスの前世で言うところの亀甲縛りであった。

 

「(よし! 前世に大学の先輩に貸してもらったエロゲで身に付けた知識と神ボディで上手くいった! これで下手に動かれる心配はない! あとはーー…っとこの状態だと嗜虐心も刺激してきてす、すごい…けれどまずはー…)さーってと、人が朝食を取っていた机の上に乗り上がって汚しちゃういけない子は…お仕置きしないといけませんな~♪」

 

 自分の手で仕上げたアフロディーテのあまりに艶美な姿に、ゼウスは己の雄の性の高まりを覚えつつもそれで最も反応を見せた男根に力を込めた。

 

「…え…ゼ、ゼウス…? 何それ…あ、あなたのがなんかもっと長く…きゃあ❣❓」

 

 それをまな板の上でどうにか上体を上げたアフロディーテが確認して戸惑った直後、彼女の尻にペチンと軽く鞭が叩かれたような音が響いた。

 

「…お、今のこの鞭の一撃で淫裂からこぼれ出てる蜜が勢いを増したような…。いけないなぁ…これからお仕置きを受けるというのに…」

 

 そう言うゼウスは何処かの愉悦神父のように嗜虐的な笑みを浮かべており、その足の付け根より伸びている男根はまるで大蛇のように長くなってグネグネと蠢き出していた。

 ゼウスは前世知識にあった原典での己が持っていた変身能力が当世の自分も持っているのを過去に知り、この世界である人物に出会って魔術を習っていた時期にそれも鍛え上げ、今はその応用で己が男根を大蛇のように伸ばし、前世でしていた成人向け作品のように触手化させたのだ。

 

「ほっほっほ、そういうわけでお仕置きと行きましょうかアフロディーテさん」

「な、何かゼウス…普段と違ってあくどい感じが…けれどこれはこれで何か新鮮な感じが…ああ❣❓」

 

 そして、ゼウスが何処かの帝王のような口調になってアフロディーテがそれにぞくっとした未知なるも新鮮味のある心地よい感覚を覚えた直後、彼の鞭のようにしなった男根で彼女自身の尻が叩かれる音と悲鳴のような嬌声が響いた。

 

 

 

 

 

 〇ギリシア オトリュス山〇

 

 ゼウスがアフロディーテとの間で悪乗り的な感じも加わって新たな交わりに入っていた頃、この時代のギリシア一帯における神族のこの時期での本拠地となっているそこで、ある女性が落ち着きのない様子を見せていた。

 

「…いったい何が起きているのかしら…? 何か…あの人の最初の子を産んだ時のように…植物が落ち着きを失って騒めいてるわ…」

 

 その女性が歩き回っているその荘厳な神殿を思わせる巨大な宮殿は、人界ではこの時代でも滅多に見ることが出来ない、村一つを乗せられそうな巨大な樹木がいくつも生い茂っていたが、普段は一年を通して鮮やかな花々を咲かせて甘美な実りをもたらしてくれるそれらが、風もないのに慄いているかのように蠢いて枯れた花びらや枯葉を多く撒き散らしていた。

 

「…あーもー、後から続いて生まれた子達を片っ端から飲み込んでった時も植物が騒めきまくってたけど最初の時ほどじゃなかったのに…何でまた急になって一度目の時みたいにここまで大暴れさせて…キャアァ!?」

 

 女性が愚痴っていたその最中に宮殿の中で最も大きい建物が内部より樹木で出来た巨大な拳で内部から破裂したように破壊され、その瓦礫が彼女の周囲まで飛んできてその土煙が彼女の身を汚し始めた。

 

「ゲホゲホゲホ!? な、何なのよ!? ここまで暴れるなんて…確かに最後の子であるあの子を上手く逃して偽物の石を産着に包んで揉ませてからはこっちも色々溜まるけど閨禁止にしてからはあちこちに当たりはするようにはなってたけど…ん? なにこれ…最近出回り始めている“紙”の手紙…? 何か書かれているけどー……………………!?」

 

 その女性は咳き込みながらも自身の前に舞い降りた手紙の存在に気付き、素材の物珍しさもあって手に取り内容を読み始めるが、理解が進むにつれてこの状況の理由を知ると同時に青ざめていく。

 

『もしも当代の神々の王の隠れた嫡子が正しき婚姻の元で嫡子たる息子を設けた時、その新たなる子は今ある世界を焼き滅ぼす大戦を起こしたのち、その勝者として新しき世界で懐が深く強大なる新たな神々の王として君臨するであろう』

 

 それはギリシア神話の世界では大抵が悲劇の始まりを告げるだろう、差出人が不明な予言の類いが書かれた手紙であり、既に似たような経緯で自由を手に入れられた女性にとって現実味が非常にある内容であった。




果たして今回の最後にて、大暴れしていた方と、その理由で青ざめた女性は果たして誰なのでしょうか…?
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