※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

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今回、本作ゼウスことユピタの原典同位体を思わせる行動が、周囲の子達に悪影響を及ぼし始める始まりとなります。


032 性癖とは人(?)それぞれだし…

 ○神代 黒海某沿岸 アマゾン国 王都 城下町付近森林 地下 ???○

 

「…それにしても妙に体が重いなー…っていうかそういうのに乗っかられているようなーーーー…って…あれ? 何であの時に倒したはずの蟷螂みたいな巨人美女が乗っかってきて…ふアアアァ?」

 

 居候先であるアマゾン国の地下奥深くで、そこに迷い込んだ神族の少年ゼウスもとい同国客人少年魔術師ユピタは、自身に背後から不意打ちを仕掛けてきた蟷螂女(エンプーサ)の下で目を覚ました。

 

「…ぁ…あ❤️ アアァアアアア………きゅうぅ…❤️」

「のわ!?」

 

 そのユピタに騎乗位で逆死姦を仕掛けていたはずの蟷螂女(エンプーサ)は、高すぎた極みが退いた後の余韻に、まるで空高くから奈落へ落ちていくような心地で深い睡魔に追い込まれ、勢いをつけた状態で彼に覆いかぶさった。

 

「…ぷっはぁ!? な、何が起きたんだぁ? 確かぁ…ヘスティアに愚息が昂りだしたから鎮めようと久々にここでオナニーしてたら、急には背後から敵意を感じて振り返ろうとしたらガンって頭を殴らえれたような感じがして…今はどうして―――?」

「あ…ぁ…ああ…こ…のぉ…蟷螂女(エンプーサ)…がぁ…私がぁ…きゅうぅぅ…❤️」

「―――え…??」

 

 急に自分の視界と顔を埋め尽くしてきた肉布団をユピタは小さな身に似合わらない剛腕で除けつつも困惑と混乱を覚えるが、その蟷螂女(エンプーサ)の艶を帯びている寝言に勘が反応する。

 

「…この人は、確か地上で僕らが起こした粉塵爆発で重傷を負って倒れたはずなのに…もうほとんど傷は治りかけで…あれ? 背中から生えている大鎌から僕の血の臭いが…え、これって…足の付け根から流れ出ているのは…僕の精液??」

 

 気絶して艶を帯びた寝言を言っている蟷螂女(エンプーサ)が気になったユピタは彼女の身を調べ出し、それが身体スペックの高さから回転が速い頭脳の思考も急速に進めていく。

 

「…えーーっと、つまりー…僕がオナニーしていた所を…この魔物のお姉さんが不意打ちをかまして気絶させてきて…それで元気なままだった愚息を見て…逆睡姦した後ということか…?」

 

 数十秒後、気絶を通り越して一度殺されたことには気づけてはいないがそれ以外はほぼ合っている正解にユピタは行きつき、次にその思考は目前で無力化状態の蟷螂女(エンプーサ)をどうするかに移った。

 

「…聞いた話じゃあ、他国で人を食い殺したことのある魔物らしいから…、今のうちにサクッと始末した方が良いんだろうけど…」

 

 この地下でなら神族としての力にも制限を掛けずに済むはずなので、ユピタは殺そうと思えばすぐに殺せるのだが、今も無防備に気絶している蟷螂女(エンプーサ)の足の付け根から流れ出ている子種汁へ嫌にも意識が向いてしまう。

 

「…止めればいいのになぁ…どうしても前の世界での記憶やら倫理なんやらがぁ…」

 

 無防備な相手への攻撃という手段への忌避感からユピタは指先に小さくも生じ出している稲妻を抑えると、ここアマゾン国での一番求められている仕事での経験からジト目を浮かべつつも蟷螂女(エンプーサ)の無防備な下腹部に手を当てて魔力を通して調べ始める。

 

「…この心臓がもう一つ急に生まれたような魔力の気配…あーーーー、やっぱり出来てるなぁ…赤ちゃん…」

 

 この神話の時代でも恐らく最高ランクのスペックを誇る己の肉体が、寝ている間に逆レイプを仕掛けてきた相手にもしっかり雄の本業を果たしていることを悟り、ユピタは肩が重くなる感覚を覚えた。

 

「…この時代では…甘いとわかっていても…あー、駄目だぁ…止めを刺せない…とりあえずー、このままにすると子供にも悪いから…代わりに着られて身を冷やさずに済むものをー…」

「…ん…んんん……な、何だったのあの凄いのは…❓ え…あ、あれ…? あんた…何で生きてて…!?」

 

 この世界の前世と比べてあまりにも生きるだけでも難しすぎる状況を思い返しつつ、ユピタはその手に稲妻を生じさせて何らかの魔術を行使しようとするが、そこで蟷螂女(エンプーサ)はようやく目を覚まして彼の傷一つない姿に驚きと困惑を浮かべるが、そこで地下の天井の一角が大きく崩壊し、巨大な岩塊となって彼女に降りかかろうとする。

 

「っ!? 雷砲(らいほう)!」

「キャアアアアア!?」

 

 それを見てユピタは即座に手から巨大な雷を太い直線状レーザーに撃ちだして岩塊に叩き込むが、それで蟷螂女(エンプーサ)は助かりつつも粉々に砕けた無数の石を含んだ衝撃波で吹き飛ばされてしまう。

 

「…いてててて…な、何が起き…!?」

 

 身が地面を転がりまわった痛みで顔をしかめつつも蟷螂女(エンプーサ)は立ち上がって周囲の様子を伺うが、そこで稲妻をバチバチと身から生じさせているユピタの姿が目に映しだされて言葉を失う。

 

(…ちょ…な、何あれ…!? 不意打ちした時は全然感じなかったけど…!? とんでもなく巨大な力をビンビンに放ってる!? それに…さっきあたしが頭を叩き割ったはずなのに…その傷痕はおろか血の痕すら残ってない! て、敵意はないけど…もしここでやり合う羽目になったら…無理無理! 勝てないし間違いなく死んじゃう死んじゃう! な、何か考えないとーーーー…!?)

 

 過去にないレベルで高まる危機感と死の気配に蟷螂女(エンプーサ)は必死で生き残る手段を考えるが、それで高まった生存欲求はユピタの身のある部分に目を止めてしまう。

 

(…あ❤️ 私の愛液で濡れたままのあの一物が…まだあんなにも大きく…子種の残り汁で太い糸を地面に垂らして…❤️)

 

 先ほどの逆睡姦の名残で未だにフルスロットル状態のユピタの男根に、蟷螂女(エンプーサ)は死の気配もあって逆に子孫を死ぬ前に残そうという生物としての本能から再び肉欲を目覚めさせてしまい、マた熱くなって愛液を増やし出した淫裂から内股になり始めた。

 

(…ん? 確かあの魔物…寝言で自分のことを…蟷螂女(エンプーサ)と言ってたな…あの両足の特徴…からして多分前世の記憶にあるギリシャ神話の女の魔物の同名キャラか…。確かー…蟷螂女(エンプーサ)は人を喰う他に…男と交わってその精気を奪うという特徴や…他にも悪口に弱くて言われると逃げ出すという特徴があったはずだけど…)

 

 その蟷螂女(エンプーサ)の変化も含めてかは知らないが、ユピタは前世記憶に残されている同名で且つ今の目の前にいる彼女と幾つか似ている魔物について思い出し、それについての情報を試してみることにした。

 

「…おい、図(・)体(・)だ(・)け(・)が(・)取(・)り(・)柄(・)の(・)血(・)な(・)ま(・)ぐ(・)さ(・)い(・)大(・)女(・)」

「…!?」

 

 そして、ユピタの口から出たその罵りに鼓膜を震わされた瞬間、蟷螂女(エンプーサ)はジュンっと足の付け根の潤いがさらに強まるのを覚えた。

 

「……ンン、もうそろそろ確か見張りの交代の時間…え? ユピタさんがいない…?」

 

 ユピタの前世記憶情報開始から十数分後、ヘスティアは目を覚まして彼の不在に気が付いた。

 

「…あの人が急に消えるなんて珍しいなー。あ! もしかしてここにいる魔物さん達に襲われちゃって何処かに連れ去らわれたかも…! に、匂いや感じは何処からー…こっちかな!」

 

 ヘスティアは今現在の状況から彼の身に危険が襲ったのではないかと不安を覚えると、即座に彼から貰ったフライパンを手に取り、わずかな痕跡を頼りにその姿を探し始めた。

 

「…ここはー、あの海老さんみたいな魔物も何匹か捕まえてご飯にしちゃった川辺…何か喉が渇いてここに来てたのかな―――?」

「ああぁ…❣ い、いやあぁアア…❣ の、罵らないでええええええ❣」

「―――あ…れ…!?」

 

 やがてたどり着いた地下河川を辿ってまだ見慣れない深部を目指し始めたヘスティアだが、その深い闇に包まれた奥底より聞きなれないものだが艶を帯びているのはわかる女性の悲鳴が小さくも響いてきた。

 

「…え!? ちょ…な、何であの声が…だ、誰かこの奥で…“子作り”でもしてるのかなー…?」

 

 それにヘスティアは驚いて顔に薄い朱色を浮かべて立ち止まるが、やがて怖いもの見たさや自覚はないものの雌としての好奇心から、恐る恐るとだが帆が進み始める。

 そして、その歩は進むにつれて速くなり、もじもじと足の付け根は内またになりだして、ヘスティアの吐息には甘い乱れが生じるようになった。

 

「…い、、いやアアアァ…❤️ こ、こんなあああ動けないのにイイィぃぃぃ…あう❣❓」

(!? あ、あの人は…確かアテナちゃんと戦ってた蟷螂さん!?)

 

 数分後、ヘスティアは闇に包まれた地下の深部でやがて明かりに照らし出された大きな空間にたどり着き、そこで蟷螂女(エンプーサ)の思いもよらない姿を発見して顔を真っ赤にしてしまう。

 

(…ど、どうしてあの蟷螂さんがここに…!? 何か両手首を稲妻が固まったような光る縄に縛り上げられて吊るし上げられているに立たされて…!? そ、それであの縄からバチバチって迸ってる光で照らされている体は…!? しっとりとした汗に包まれて―カクカクと震えててー…そ、それでーあの足の付け根から―…王都で子作りを終えたばかりの皆さんから時々同じ個所からこぼれ出ていた白い雫みたいなのが―――!?)

「全く…殺そうとしていた相手の子供を身籠っただけでなく…その慰み者にされてしまってるのに…体はこんなに嬉しそうになってるなんて…本当にふしだらな雌蟷螂さんだね♪」

(―――!!?? こ、この声はぁ…!?)

 

 それにヘスティアが今にも口から出そうな悲鳴を勘で必死に抑え込みつつ、岩陰に隠れてまじまじと盗み見しようとしだしたところで、この迷宮へ共に迷い込んでしまった男の声が何処か妖しくも楽しそうな色を帯びて響いてきた。

 

「…アアアァ❣ そ、そんなぁぁ…い、言わないでぇええええ…❣ ユピ…アア❣❓」

 

 蟷螂女(エンプーサ)が身を蝕む快楽で弱々しくなった様子で背後を振り返ろうとした時、彼女の大きくも綺麗な背筋にバチっと火花のような稲妻が走って短くも甘い嬌声を上げさせるが、同時にその背に乗っていた声の主の姿も稲妻はヘスティアの視界へ晒してしまう。

 

「…ふふふ♪ これだけ無駄にでかい図体なのに…似合わない可愛さ♪」

 

 そう言いながら乗っている蟷螂女(エンプーサ)の背筋を、小さな火花状の稲妻を纏わせた指でなぞりながら説明しているその声の主は、普段と違って見た目の齢相応のいじめっ子のような笑みを浮かべているユピタであった。




次回より、本作ゼウスことユピタの原典ゼウスを思わせる鬼畜(?)パートは更に深まります。
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