※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

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今回、ほんの入り口ですがアテナのメンタルケアが始まります。


044 眠りは色々進めることがあるけど…

 ○神代 黒海某沿岸 アマゾン国 王都 城下町付近地下遺跡新工房区画○

 

「そっちで出来た新しい鉄の槌はこっちで他の鉄の道具を作るのに必要だから二番目の倉庫においてー!」

「そこにある鉄製の斧とか道具は畑にする予定地の方に持って行ってー!」

 

 アマゾン国で初めての鉄製品、正確には鋼の大槌の導入を契機に、アマゾン国の活気はますます上がっていっており、特に地下遺跡上層部にある工房はその中心となっていた。

 

「…しかし、この鉄というのは本当に凄いねぇ。あのアテナ以外の他の子でも大木が次々とぶった押されていってるよ」

「喜んでくれて嬉しいよヘラクシアさん、それでも初期だからって妊娠しているのにまだこんな力仕事をしてるの…?」

 

 まだまだ研究中だが鉄と鉄製品を作る工房が出来てから数日後、それの立役者で神族の逃亡少年ゼウスを正体とするアマゾン国客将魔術師ユピタは感慨深い表情を浮かべつつ、そこで働く女性達の何名かに苦い顔を何度か浮かべていた。

 

「まだ腹もそんなに膨らんでいないからそんなにネチネチ言うんじゃないよ。ただでさえお前さんが色々なことを思いついたり作ったりしてるおかげで、この国は豊かになっているのはいいけど人手がどんどん不足して言っちまってんだから。働けるうちは働かないとね。そもそも最近孕んでいってる子のほとんどはお前さんが求められたからって手付しているからだろ」

「…う、まー…それは確かに…うぐ!?」

 

 それの主因が自分の子を孕んでいる女性の一人である女戦士ヘラクシアに指摘され、ユピタは少し頬を赤らめつつも微妙な表情になるが、彼女にその股間をギュッと強めに握られてしまう。

 

「…だからねー、うちの子の妹達を若い娘達の腹にもっと仕込んでやってくれよ♪」

「…あーうん、他からの人手の呼び集めと同様に頑張るよ…?」

 

 ヘラクシアの豪快且つ卑猥だが優しい手の動きに、ユピタは前世ならセクハラに当たるだろうなと考えつつも雄の性もあって、頬をポリポリと掻きつつも受けいれていたが、そこで今もっとも気になっている女性が浮かぶ。

 

「…ユピタ、お前の図面通りに…馬や牛に引かせる鉄の道具が出来上がったんだ。出来の良しあしを確かめてくれないか?」

「…あ、うん…わかった」

 

 大きな鉄製品を担いでいる姿でその怪力を示しつつも、何処か薄く翳を帯びた表情のアテナが現れたのだ。

 今現在、アテナはその手先の器用さと怪力を生かして工房では責任者の一人にまでなっていたのだ。

 そのアテナに浮かんでいる翳の理由を知っているユピタは、彼女の求めに応じてそれに寄り添うようにして工房から別の区域へ歩き始めた。

 

「…あのアテナって子、この前の“初陣”が重く感じているようですね…」

「ああ、こんだけいるとあれくらい引きずる娘は…というか初陣を経験したばかりの若い娘はそれから何日かくらいはあの調子だ…。その辺りは先輩であるあたし達で上手く早く慣れるように手伝いをな…」

 

 そうして徐々に小さくなっていくアテナの背をヘラクシアたちは心配げに見つめた後、工房の近くにある茂みだった場所を見やった。

 そこは数日前、アマゾン国へ秘かに潜入するもアテナが好奇心で大きく振るった鋼の大槌で破壊されて生じた石の雨を偶々受けてしまい、絶命してしまったケンタウロス達の屍が発見された場所でもあった。

 

「…よし、付けたよー!」

「じゃー! 次は切り株も引っこ抜いたこの地で牛馬達にそれを引かせてー!」

 

 数分後、アマゾン国王都の別の外れにあるその畑の予定地で、ユピタ達は馬や牛達に大きな金属製部品もある道具を付け、それを引かせ始めた。

 

「うわぁ! 凄い!」

「私達じゃあ、あれだけかかっていた土おこしがあんなにも大きく早く!」

 

 そして、牛や馬に引かれて鉄製の“犂”の威力で、

 おそらく、この世界の人間社会で初の牛耕と鉄製農具の使用がなされた光景であった。

 

「本当に凄いねぇ牛さんや馬さんの力って、これなら僕たちみたいに植物を扱う魔術が得意な子達の忙しさも君が言う通り減りそうだね」

 

 そうして喜ぶアマゾネスの中で、とりわけ大きな鍬を手に持つデメテルの姿があった。

 

「…あーうん、こうした作物の重要性を皆に知ってもらうために、デメテルやヴィーナには無理して一部の作物を早めに成長させてもらったりしたし…本当にありがとう」

 

 ユピタがそう感謝するデメテルの背後には、今現在牛耕されている新たな畑と隣り合う形で、彼がこの世界の各所を旅していた時に見つけて集めた様々な作物が大きく育って、実を付けているものも既にある実験用の畑であった。

 

「まーねー、追われる前の地元みたいにもっといろいろ食べてみたいけど、私達だけでするのは大変だし、一番いいのは皆でやってもらうことよねー。まー、そのための準備で私達は色々大変だったけどー…」

 

 そう言いながら顔に付いた汗を拭きながら苦笑する美と性愛の女神アフロディーテもといアマゾン国客将魔術師の一人ヴィーナも指さしたその畑は、彼女やデメテルなど植物や土の魔術に高い適性を示した面子によって成長を早められた作物が実る畑であった。

 

「…で、でもさーユピタ様ー、これらの植物って美味しいんですかー? ドングリで作ったパンは美味しかったりする例はありますけどー」

「あー、それを無駄にしないためにもー、この作物を育てている間に準備した道具で加工や調理も上手く進めていこう」

「そもそも魔術を使えばもっと早くできるのではないですか? ほら、あそこにある実験用の畑みたいに」

「あー、お試しの畑は試食用のもので小さいけど、皆が毎日食べられるようにするには広い畑がいるけど、それだと魔術師に負担をかけすぎるんだ。それに魔術の才能を持つ子なんてそうそうはいないし…」

 

 その畑の作物をユピタは女性達と共に収穫し、彼女達からの問いに応えつつも魔術も用いて素早く加工したり、調理も早く進めていく。

 

「よし! 出来たー!」

 

 数十分後、ユピタ達は試験用の畑で採れた作物を用い、この地では初めてとなる料理を完成させた。

 

「…うーん、この国に来て以降は一番多彩になったけど…やっぱり、故郷で君が作っていたのに比べたら色々とねぇ…」

 

 但し、ユピタがゼウスと呼ばれていた時期に彼とクレーテー島で料理を振舞われたり、教わったりしていた美と性愛の女神アフロディーテを正体とするヴィーナは苦笑いを浮かべていた。

 今現在、ユピタ達が囲んでいるそれらの料理には、このアマゾン国の前世における後の呼び名であるウクライナの農業を考慮してユピタが麦類を加工して作った発酵していないパンの一種であるナン、この時代の未熟な農業技術でも栽培と収穫が比較的簡単にできる、ジャガイモやトマトにトウモロコシやサツマイモ、玉ねぎやネギ等といった野菜で彼が神族少年時代の旅にて集めた作物を煮たり焼いたりした簡単な料理、馬肉や牛肉に羊肉の焙りもの、漁業技術の進歩でたくさん獲れた魚介類、塩やメープルシロップにハチミツなどこの地でも手に入る調味料が、ユピタ達の技術導入で作られるようになった土器の皿に盛られた状態であった。

 

「そうですかヴィーナさん? 私達から見ればぁ今までの料理と桁違いで色とりどりで美味しそうですけど?」

「あーうんヘスティア、そういった系の議論は後から出来るから。とりあえず今は味見に移ろう」

 

 ユピタはいろいろな方面から上がる疑問をスルーさせつつ、これまでの自身の実績で集まってきたアマゾネス達と共に今回のお試しで出来た料理の試食を始めさせる。

 

「…おおー、この“パン”という麦という細かい種を潰して粉にして水と塩を混ぜて練って焼いたもの…強い味はないけど飽きそうになくて、他の料理の味に合いそうだな…」

「うー! この“トウモロコシ”って軽く塩で茹でただけなのに甘くておいしー!」

「こっちの“サツマイモ”もホクホクとした甘さがして美味しいなぁ」

「この“ネギ”と言うのは細かく切り刻んだら、焙って塩で味付けした肉と相性がいいわねぇ」

 

 数分後、文明が未発達なせいもあって味覚が豊かではなかったアマゾネス達に、ユピタが試験用の畑から採った作物とその料理は好評となっていた。

 

「…凄いなユピタは。魔術だけでなく道具作りや植物にと何でも知ってるな」

「いや、僕は言ったり教えたりしただけで実際の作業のほとんどはここの皆がしてくれてるから。特に今回だと君が鉄の道具を色々と作ってくれたおかげで料理は大きく進められたよ。特に鉄の包丁や鍋とかで今までよりも食材を細かく切れて、高温の火で調理ができるようになったから。あ、これを食べてみて」

「ああ、ありがとう…っ!?」

 

 その中には料理道具作りでも活躍したアテナもいたが、その穏やかな笑みはユピタが差し出してきた“トマト”を見て強張りだす。

 トマトの光に照らされて赤く光る姿が、その手で偶然とはいえ殺した口が利ける種族であるケンタウロスの屍から流れ出ていた血に重なって見え、それに触れかけた手には微かにだが震えも生じていた。

 

「…っ…皆ー、アテナにずっと働いてもらってたおかげでもう身がクタクタらしいんだ。何処かすぐ眠れる適当な場所ってないかなー」

 

 ユピタはそれをすぐに見抜いてアテナを休ませることにした。

 その後、毒見も兼ねた試食会も終わったことで出来た新作料理の数々は女王アウラを始めとする王宮の面々にも献上されて好評を得られ、彼女からも今後のさらなる協力を取り付けられたユピタ達であった。

 

「…ふううぅぅ…お腹がいっぱいになったなぁ…(味は前の世界やクレーテー島であれこれして向上させた料理には及ばないけど…味はこの国に就いたばかりの頃よりも良くなったし…)ふー…、眠気が来たな…。この後の予定までは時間があるし…少し昼寝していこうか…」

 

 数時間後、試食会や王宮への献上にこれからの畑の政策などについて色々決めた後、ユピタは食後の満足感や疲労から眠気を起こし、アテナが休まされている家の隣りにある小屋で昼寝に入った。

 

「…ユピタ様、ご多忙の所なのでメディア様からお疲れに効くご薬湯で…あ、もう寝てる…」

 

 その数分後、王宮に仕える侍女の一人でメディアの弟子の一人でもある、薄い茶色のウェーブロングヘアーと同色の大きな瞳で、二十代半ばのおっとりとして静かな美貌をしたキョルナがその小屋へ入って、仰向けで寝ている姿を無防備にさらすユピタを発見した。

 

「…全く、普段は色々出来るから忘れがちだけど見た目通りまだ小さな男の子ね。こんな何もはおらずに寝ていたら風邪をひくわ…あ❤️」

 

 キョルナはその寝姿に可愛いものを見た表情を浮かべつつも身に毛皮でも被せようとしたが、そこでユピタの風邪などひきそうにない気配を明示している一部分を目にしている。

 

「…見た目は子供で普段は真面目なのに…ここはー大人で暴れん坊なのねー…❤️」

 

 ユピタの見た目に似合わぬご立派な一物は、彼が寝ている間を幸いにとボトムを突き破らんばかりでギンギンにそそり立ち、キョルナのように偶々目にしてしまった女性に顔を手で隠させつつもその指の隙間よりチラ見と情欲を起こさせる魔性の気配を放っていた。

 

(…ユピタ様が来てからアマゾンには色々と新しいものが増えて、生活は豊かになったけど…その分、色々な仕事も増えて皆が大変になっている。今はユピタ様の考えで…略奪ではなく、他の国の食い扶持がない人手を交易で手に入れられないかって方向で話は進んでるし、他の国とのお話もうまく進んでいるようだけど…、人手を増やせるなら増やせるうちに増やせた方が良いし…この子の種なら、この子ほどじゃなくても賢くて強くて慈悲深い子が生まれるわよね…❤️ 今回の畑の実験や料理で私も色々仕事をしたから…その褒美を受け取ると思えば…❤️ この子も優しいから許してくれるはずだろうし…❤️ まだ戦士として現役だった十年前に他所の村への略奪でこの子くらいの男の子を襲ってその種でうちの子を産んでからご無沙汰だったし…❤️)

 

 おっとりとした落ち着いた美貌の内で、この時代のアマゾネスらしい荒々しい異性経験を回想しつつも理屈で補強したキョルナは、オズオズとした手つきで寝ているユピタからそのテントが張られているボトムと下穿きを脱がせていく。

 

(…う、うわーー…こうして直に見ると皆が凄い凄いって言うのが本当にわかるわねー❤️ これが…女王様やメディア様も含めて何十人という女性を孕ませたこの子の…❤️)

 

 数分後、キョルナはユピタの露わになった足の付け根よりギンギンとそそり立った男根とその根元にずっしりとぶら下がる玉袋を見て、頬を赤くしてゴクリと唾を飲んだ。

 それを見ているだけでキョルナの足はモジモジとし、付け根はクチュクチュと湿り気を帯びていって飢餓感に似た熱を覚えていく。

 

(…う❤️ 私のもなんか早くこうなっちゃったし…あの時はそんなに濡れなくて、あの子達の父親にした男の子に舐めさせて入れられるようにしたけど…❤️ 他の人が言うには…大きいけど痛みは本当に少なくて寧ろ心地よさを増させてくれて…❤️ 入る時はむしろ気持ちいくらいスポッと入るって言ってたけど…❓)

 

 その飢えに似た愛欲にかき立てられるように、キョルナは衣服を脱ぎ落すとまだ寝ているユピタの十分にそそり立ったものの上に跨り、熱を発してドクンドクンと心臓の如く震えるたびに先走り汁を滴らせる男根を掴んで、そこへゆっくりと己の久方ぶりに目を覚ました情欲で潤って開いている淫裂を近づけていく。

 

(…こ、これは…本当に…不思議だけど…心地いい感覚…❤️ 近づくだけでこの子の男根の熱が移ったようにあそこも熱くなって…あ❤️ 亀頭が触れたら淫裂がジュクって揺れてより大きく開いて…あ…ァアアアア❣❓ な、なにこれ…❣❓ ま、まるでぇ…この子の身体向きにぃ…私の身体も変わっていくようでぇぇ…こ、腰もぉ…熱くて蕩けそうな感覚がぁ怖いくらいに強まってるのにぃ…むしろ下がるのが早くな―――❣❓)

 

 そうして強まる、過去の一度しかなかった子を孕んで産むためだけの交わりでは得られなかっただろう熱と肉の感触に、キョルナの腰は理性を無視して降りていき、淫裂も本来なら迎え入れられないサイズであるはずの一物に合わせて急速に拡張し、ジュポンと受け入れるとジュルジュルと大きな獲物を飲み込んでいく蛇の体内の如くより多く吸い込みつつもキュウキュウに締め付けだし、子宮口へと導いていく。

 

「―――アアアァ❣❓」

 

 そして、赤くなった鉄のように熱くも堅い亀頭が子宮口に達してしまった瞬間、キョンナは子宮を火で直に焙られたような熱くも痺れるような感覚を怯え、背が大きく仰け反って上を向いた口から短くも小さくない嬌声を立ち昇らせた。

 

「……っ…? く…ンン……?」

 

 その嬌声を浴びせられてユピタは目を覚ましこそはしなかったが、その頬に薄い朱色を浮かべた少し悩ましそうな寝顔を浮かべた。

 

「……ンン…また…あの時のケンタウロスの顔が…? む? なんかさっき隣りの小屋から悲鳴のような声が聞こえたような…?」

 

 そして、隣の家にて疲労は消えたが翳が少し残っている様子のアテナが目を覚まし、ユピタとキョルナがいる隣りの小屋に意識が向けられた。

 

(…む、これは…なんか面白そう…♪ だけど下手なことは出来なさそうな感じね…)

 

 それを知覚にある見張りの櫓から見つけたヴィーナは口元に愉快犯の笑みを薄く浮かべつつ、自分がそれに対して行うべき動きについても性(・)愛(・)の(・)女(・)神(・)なりに真面目に考え始めた。




今回はどうにか入れたばかりですけど、アテナに性愛の女神が色々と手ほどきを始める予定です。
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