※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

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こんな軽い思いつきで始まったSSが、皆さんの思わぬ熱い応援もあって50話まで来てしまいました。
今回、神話原典で一番お堅い存在であったあの戦乙女(の同位体)が、原典とは違う気丈さに目覚めてしまいます。


050 初体験でもテンションには制限は付かないし…

 ○神代 海界 黒海某海底 オピオン国 王都 ユピタとアテナの仮家○

 

「…お、おい…ユピタ…そのー…言い辛いのだがー…さっき寝返り打ったせいで寝台が壊れたからー…お前のそれをー…一晩でいいから一緒に使わせてくれないか…?」

「…え?」

 

 アマゾン国の新たな迷宮での崩落事故で海界に迷い込んでから数日後、神族の逃亡少年神ゼウスを正体とする同国客将魔術師少年のユピタは、迷い込んだ海界で借りた自分の部屋にて、枕片手に赤らめた顔でそう口にしながら自室に入ってきたアテナに呆けた声を出させられた。

 

(…え!? マジでどういうこと!? 昼間にテティスさんのアダルトな悪戯と溜まっていた愚息のおかげで白濁ぶっかけなんて目に遭ってどうして僕なんかの部屋に来てるの!? 昼間の流れ的に受けたらどうなる!? もしもー…!?)

 

 一方でユピタの脳裏はこれから来る未来についてのシミュレーションを極めて現実的(?)に映し始める。

 

『…ほー? 昼間に俺へあのような恥辱をしておいて俺の添い寝を受けようとは大した度胸をしているなー? だったら俺の得物で最期を派手に飾ってやる!!』

『アッーーーーー!!??』

(はい! やられましたー! 大槍の穂先を今は彼女に向けてるお尻のあの穴に穿ちこまれてー!! 却下! 次に行きましょう! 次は素直に受けた場合ー!)

『はぁ? 昼間にあんな淫蕩な真似をしておいて俺の身には興味はないと言うのか?  だったらお前のその股間についてるのは寄生し好き勝手してるだけの魔物か。じゃー俺が退治してやる!!』

『ホデュアーーーーーー!!??』

(こっちもやられましたー! 踏まれてあっちを向けさせられて無防備になった愚息がどこぞのサイボーグ船大工さんと違ってしっかり退治されてー! これどっち選んでもつんじゃう選択だー! 汚い○の匙にも(多分)出て来そうにないスプラッター系パロディになるー!)

「…お、おい…? なんかさっきから黙りこくったままだが大丈夫か?」

 

 その結果、どこかの眼鏡の雪国農業高校生やそれをパロディしそうな内陸県ドルオタ農業高校生のようでいて、それ以上にストレスマッハとなってベッドにて無言ガチガチ状態となるユピタだが、そんな心情など知らないアテナは戸惑いつつも距離を詰めて今も震えるその小さな背を心配して触れた。

 

「!? そそそそそそそんなことないです! ぼぼぼ僕は今すぐに自分が床で寝るための布とかを用意しますのでどうぞアテナさんは寝台の方で好きにお眠りくださいデスはいいいい!!!!」

「…え!? あ…ちょ…待て…!?」

 

 だが、触れた瞬間にユピタは暴力ヤンキー女に弱みを握られた引きこもり陰キャのような心地で、中身はそれとは真逆な何処かのスペースオペラでギャラクシーエンペラーになる金髪ボーイの士官学校時代のようにベッドからばね人形の如く勢いで跳ね上がり、アテナの言葉も聞かずに部屋を飛び出した。

 

「「………………」」

 

 数分後、ユピタが使っていた彼のベッドにはアテナが、それより一段下の床には布を敷いて別の布を被ったユピタが無言で横になっていた。

 

(…な、何とか即時処刑は免れた…! 本来なら外の倉庫の中で寝るはずだったけど…! それしようとしたらアテナにものすごい力で室内へ引き戻されたから逆らったらやっぱ処刑されると思って大人しくここで横になったけど! ははは早く何とかうまく脱出せんと前か後ろか下手すればその両方で殺されるー…!?)

 

 但し、無言とはいってもユピタの方は内心では未だに恐怖でテンパっていたが、そこでベッドの方よりその原因がドッと自然に寝転がって落ち、自分との距離を詰めてきた自然な音がしてきた。

 

(つつつ遂に処刑へ動き出したー! 逃げようとしたらこの子の戦闘系での成長スピードのあまりの早さからすぐ追いつかれて消されるー! ァアアアア! そう無駄に考えているうちにズルズルと床を這うようにして近づいてきてー…!?)

 

 毎秒がやけに重く感じて心臓がバクバクとなりまくるその状態で、青くなり切ったユピタの両肩にその人物の手がついに触れてきてしまう。

 

「…やっぱり、お前の背中は…見た目は小さいけど…触れると…凄く大きくて…優しく温かいな…」

「…へ?」

 

 だが、その時に感じたアテナの手の感触と彼女の言葉は、戸惑いがちにだがやけに穏やかで温かなもので、ユピタは戸惑いを覚えた。

 

「…実を言うとな…お前が巨大スライムと呼んでいる…あの魔物に捕らわれた時…、あれから解放されても時々…特に…今みたいにお前と共にいてその姿を見ていると…身が強く熱を帯びて…お前のことが自然と頭に強く覚えるんだ…」

「そ、それー…きっとーあの巨大スライムの体液に当てられたせいでそうなってるんだ。ここでお医者様に診てもらった方がー…」

「…実を言うとー、もう医者に診てもらったんだが…」

 

 そして、戸惑いと疑いを強めるユピタだが、アテナは彼との距離を徐々に縮めながら触れる肌面積も少しずつ増やして、声音も近づけていく。

 

「…どうやら俺達があの迷宮で出会ったあの巨大スライムというのは、獲物から精気を奪う等の際に、媚薬になる体液を投与して抵抗力を奪うらしいのだが、その際に抵抗力を効率よく奪うため、襲った対象が内心で強く認識する異性の記憶を引き出すそうだ…」

「だ、だろうね…だから、この行為も気のせいだから落ち着いてー…!?」

 

 それで明かされたこの事態の原因がユピタの口ぶりからはともかく内心での抵抗力をガリガリ削っていくが、それに追い打ちをかけるようにアテナの手がその身にゆっくりと回されて、けれども不安そうな震えを伴ってギュッとしてきた。

 

「…じゃあ、せめて…落ち着くまで…一緒にさせてもらってもいいか…? あの話からして…俺にとって最も気になって且つ安心できる異性というのは…お前らしいし…」

「…!?」

 

 そうなった時のアテナの声音は、普段の工房で技を、戦場で戦技を振るう時の知性と勇敢さが調和したものではなく、男の庇護欲と嗜虐心を擽るものにしていた。

 

「…それともー…他の皆と違って…俺のように筋が多い大女に求められても迷惑かー…!?」

 

 そして、その不安に押されて肌を包む震えが強まったアテナの両手を振り払う形で、ユピタは立ち上がって一旦距離を取った。

 

「…あ…そうか、そうだよな…あれだけ…真摯に女達と接してきて…メディア様みたいに…その証をもう結い上げた存在が大勢いる男が…こんな理由でままごとみたいなのを求められても…!?」

 

 それに落胆と安堵をアテナは覚えかけるが、そこで彼女は急に視界が反転して重力が一時消滅する感覚に襲われた。

 

「…アテナ、ちょっと…強く捕まってて、それとあんまり大きな声は上げないでね」

「…え!? ユ…ユピタ…あっ!?」

 

 気付けばアテナの身はユピタによってお姫様抱っこで抱き上げられており、その姿勢で見上げるユピタの顔を赤らめて視線を他所へ向けられてはいるがもう腹をくくったという表情をアテナが見上げた直後、彼女の身は借り家の窓から勢いよく連れ出された。

 

「…こ、ここはー…お前と俺のこの国での職場になってる…ここで…何を…!?」

 

 数分後、アテナは町の外れにある海藻が大量に生えてて且つ自分達が使う道具を収めた小屋のあるその区域にペタンと尻を付けて戸惑いの声を上げるが、そこでユピタは衣服を脱ぎ始めた。

 

「…ユ、ユピタ…お、お前…な、何を…!?」

 

 そして、それに戸惑い顔を赤らめるアテナの前でユピタはその生まれたままの姿を曝け出す。

 2メートル近いアテナに比べれば、頭幾つ分も小さくて細い身だが、秀麗な白い素肌に包まれたその身はまるで山をも多い尽くす雷雲をそのサイズまで収縮したような密度の澄んだ存在感を放ち、戦士としても高い才を示しているアテナの身にそれがハイレベルの雄の肉体であることを無言で感じとらせ、彼女に顔を赤くしつつも手で隠すことも忘れさせる。

 

「よく見て、僕の身体を、特に愚息があほみたいに元気になってしまった姿を」

「…あ、ああ…?」

「アテナだからこそこれはここまでになったんだ…」

「…え?」

「…君の存在に不満があったんじゃない。ただ…他の女性達に一人ずつそれぞれに異なる魅力がありつつ、周囲に負けない魅力をもって僕の身を雄として炊きつけてくれるように…君のだってそうなんだ…」

「………」

「…だけど、変な言い方だけど君とだと他の子以上に、他のことしているような関係を結ぶには…、よくわからないけど…躊躇させる抵抗感というか…躊躇いが…君との間には生じてたから…どうすればいいかわからなかった…」

 

 その肉体でユピタは徐々にアテナとの距離を縮めていき、そのグツグツとマグマが濃縮されて煮えたぎっているような男根からビキビキとした音を強め、彼女の女性としての羞恥と雌としての愛欲を徐々に強めさせてしまう。

 

「…今までの関係を結んできた子ともそういうのはあった。けれど…君との間だと…それが今までになく強くなってたから…僕もどうすればいいかわからなかったから怖くて…自分からは上手くいけなかったんだ…」

「…………」

「…だけど、君のせいにするわけじゃないけど…君の今の行動で…勇気を貰えた…だから、他の皆と同じ方法で…君のことをもっと知りたいって気持ちの方が強くなってくれたんだ。だから…そのお代に…君にも僕のことを体からももっと知ってほしくなったんだ…。そして、それが少しでも強くなるように…君と仕事を通じてよく知り合えたこの場に連れてきてしまったんだ…」

「………」

「もしも…こんなのが嫌なら…早くここを去ってく…!?」

 

 今の己の沸き立ち荒れ狂う感情を曝け出していくユピタの前で、アテナは意を決した表情になると己が衣服に手をかけ、ビリーっとその怪力任せで引きちぎってその裸体を示した。

 

「…お前がここまで男として示してくれたのに、俺も返さないわけには行かないだろう。お前が俺の身で雄の証をそこまでしてくれたように…俺ももうとっくにこうなっているんだ…!」

 

 そう小さくない声で啖呵を切るアテナは顔こそ赤らめつつもきっとユピタと向き合い、大の字になった2メートル近い身は雪国美女のような白い素肌に薄朱色を足して汗がしっとりと湿らせ、まるで大地(ガイア)のように大きくも猛々しいまでにはっきりとした凹凸を示した身は、その首のすぐ下に雪に包まれてまろやかな美しさを帯びた山脈(ウーレア)を示して、対峙している男の雄の証をビクンビクンと更に強めさせていた。

 そして、その長躯を支える戦士の逞しさと女性らしい細さを保つ引き締まりが調和した美脚の付け根は、春の訪れで溶けだした高山の雪解け水のように澄んだ淫蜜が急流のようにタラタラと流れ出て踵まで濡らしてしまっている。

 

「…ここまでなって断っても、誠意じゃなくてむしろ残酷にしかならないね…。じゃあ、僕の無駄に仰々しい愚息を受け入れてくれるよう君のそれを…?」

 

 アテナの自分を求めてくれている体の印に、まるで蜜に誘われる蝶のようにユピタは距離を詰めつつも、彼女の淫裂とその蜜を楽しみながらその準備を進めようとするが、そこで彼女の大きくも美しい手に男根を取っ手のように掴まれてしまう。

 

「…はしたない言い方だが…、もう…俺のここは…お前のこれが欲しいんだ…。焦らしになるようなことはしなくていい…お前ももう早く俺のを深く知って…俺にもお前のを深く教えたいだろう…」

「…………」

 

 そうして地肌を介して伝わり合う互いの淫熱で、ユピタとアテナはもう互いの身が限界なのを悟り、そっとだが互いにその肌を深く広く触れ合わせ合った。

 

「…アアァアアアアアアアァ❣❓ ユ、ユピ…タアアアァアアアアアアアアアアアアアアァアア❣❣」

 

 数分後、アテナは仕事場にある岩場に背を預け、体内から内部を攻め上がるマグマのように熱くも膨大な熱の固まりに憚りなく嬌声を上げるようになっていた。

 

「…っ! アテ…ナァ! 君の体はぁ…! 大きい分だけにぃ…ここも深くてぇ…力強い!」

 

 そのアテナの両足にしがみ付かれた状態で、ユピタは彼女の豊満且つ引き締まった弾力を併せ持つ大尻から掴み上げて、彼女の山のように大きくも猛々しい生命力に満ちた胎内を味わい知り尽くそうと腰を激しく躍動させていた。

 本来なら処女にするとその男根サイズもあって痛みになるところだが、アテナの長躯はそれ以上に痛みへの耐性が高く胎内も広かったので、ユピタも相応に腰を動かして彼女に子宮ごと揺れる快楽を与えながら蜜が滴る山々に挟まれたような力強くも甘い肉の締め付けを味わうようになっていた。

 

「っ❣❓ ユ、ユピタ❣ ちょっと待ってくれ❣ だ、誰かが海藻の隙間より覗き見てきて…えむぅ❣❓」

 

 だが、その初々しくも激しさも伴っている交わりの最中でもアテナの高い戦闘センスと感覚は変わらずで、自分たち以外の気配が視線を伴って生じたことに気付いてしまうが、それを報せる唇はユピタのそれで塞がれてしまう。

 今宵で処女を散らしたばかりのアテナはユピタに口技勝負ではまだ押されるほかなく、堅く白い歯も柔らかくされて剥き出しにされた神経を舌で舐められて脳まで甘く溶かされそうな感覚に、制止の言葉を止めるほかなくなっていく。

 

「…ぷは、アテナ…僕たちの互いの間は…僕たちだけじゃわかり切れるほど浅いものじゃない…他の人からの視点も必要だと思う…」

「そ、それは…ァアアアア❣❓」

 

 そうして味覚から抵抗力を奪われた後、アテナはユピタの情欲まかせのごり押し論法に押されてしまい、先ほど以上に脊髄を攻め上がってくる快楽でますます身は快楽へ無防備となってしまう。

 その間も盗み見てくる視線は強まるが、その事でアテナの感覚は高まって感じ取れる快楽も強まってしまい、それで彼女に思わぬ選択をさせてしまう。

 

「ユ❣ ユピタアアアァァ❣ そ、それならアアアアアアアアァアア❣ もっと大勢に見てもらえるようにぃぃぃぃ❣ 一緒にあの岩場の上へぇええええええ❣」

「!? ア、アテナ…そ、それはぁ…あうぅ!?」

 

 それは色事において圧倒的な経験者であるユピタを思わずためらわせるものだが、アテナの上手く制御できていない握力がこもった両手が、彼女の足の付け根の下でブルンブルンと大きく揺れている陰嚢へ這わされてしまう。

 

「お❣ お❣ お前のもぉもうぅぅ一人だけの視点でええ理解できるほどおおお小さくはないからアアアァ❣ み、皆にぃぃ見てもらってぇ意見をおおおおおおおお❣」

「わ! わかったからふうぅぅ! あ、あんまり強くぅぅ揉まないでぇええええええええええ!?」

 

 アテナの指は退治する魔物の弱点を闘いながら見抜いて責める戦闘センスの高さを反映してか、彼の陰嚢が滾って悦ぶような手淫を拙くも弱点を正確に付く動きでしてくるが、如何せんまだ制御が出来ておらず、時折握りつぶされそうな圧迫感と恐怖をユピタに覚えさせ、その事が彼へ快楽を強めさせつつも歩を進ませていく。

 

「…あ❣ あ❣ ああァアアアアーーーーーーーーー❣❢」

 

 数分後、アテナは我が身を町を見下ろせる岩場の上まで連れてこさせ、ユピタに我が身を逆駅弁スタイルで足を大きくV字に広げさせて我が身を狂わせる快楽を周囲へ見せ付けさせるようになっていた。

 

「…う、うわぁ…あの人…」

「あの男の子…まだ小さいのに凄く大胆というか…」

「け、けれどあの女の子も…体は大きいけど…声からしてまだ処女を失ったばかりなのに…」

「…どちらも凄く淫らなのに…まるですごく明るく澄んでて…楽しそう…」

 

 当然、その光景は少なくない人数に見られるが、そうして盗み見る人々は色欲だけでなくまるで生命の力強さとひたむきさを知ってしまったような心地にいたる。

 

「…っ! アテナぁ! もう皆も待ち遠しくなってきてる…! この終りはどうしたい…!?」

「っ❣❣ き、来てくれぇ❣ 俺とお前の繋がりに…隠す要素なんてな…❣❓」

 

 その増えながら変異していく視線をその心身で感じ取り、それで高まっていく感覚に後押しされたように、ユピタとアテナは町中にまで響くとりわけ大きい淫靡な肌を打ち合う音を鳴り響かせ、最奥で繋がり合って意識が共に町を覆う水のドームを行き破って夜空に輝く星々の一つへ至ったような極みに押し上がった。




次回、二人の身のみならずその身を寄せている今の舞台へ新たなトラブルが襲い掛かる予定です。
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