※この作品はR-18です。

輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~   作:oosima

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今回は、ギリシャ神話で泡から生まれたという逸話を持つあの子のその出自からくる特性が活躍します。


058 視姦は演者と観客どっちも掻き立てて…

 ○神代 黒海某沿岸地帯上空 魔術式熱気球型飛行船○

 

「…ん❤️」

 

 おそらくこの世界で初の人工物による飛行を成功させたアマゾン国製飛行船の甲板にて、ガラスで出来ているように半透明状で透けている黄金律の体の美女が艶を帯びた吐息を漏らしていた。

 その正体は、美と性愛の女神アフロディーテが身分を偽ってアマゾン国で客将魔術師をしている仮の姿であるヴィーナが、自身が得意とする魔術の泡を用いて作り上げた分身である。

 

「…う…ぁ…ぁ!」

「…ふふ❤️ これだけの猛毒で体を蝕まれているのに…いまだにもっているなんて…可愛いのに本当に強い子…あむ❤️」

 

 その大きな泡で出来た半透明状の仮の体でヴィーナが寄り添い、指や舌を這わせて小さくも均整よく濃縮された肉体を労わって乳首を吸いまでしている相手は、見た目の年齢は高く見積もってもせいぜい十代前半の終わりごろに差し掛かった、けれども稲妻を思わせる輝かしい金色の短髪や神像のように整った面貌が寝苦しそうになっている姿を今でも見せている一人の小柄な少年。

 その少年は、神族の逃亡少年ゼウスを正体とし、今現在の身分はアマゾン国の客将魔術師の一人となっているユピタである。

 彼は先日にアマゾン国を襲った鶏型の魔物コカトリスの撃退に成功したが、人々を庇う形でその死に際の猛毒ブレスを浴びたことで死の淵に立たされたので、今は彼のアイディアや発明品で出来たこの飛行船で、この猛毒を癒せるかもしれないヴィーナの友人たちが住まう地へ向かっている最中であった。

 現時点では意識を薄めながら取り戻しそうになっているものの、まだ危ない線を彷徨っている状態なので、ヴィーナが正体の性愛と豊穣の女神としての特性を用いて一時的ながら症状を改善させて目的地での治療までもたせようとしている最中であった。

 

「…この状況でもここはこんなにも元気…いや、今はこの子があなたを現世に留める杭になっているのかしら…ちゅるるるるうぅぅぅ❤️」

「…う…ぁ…ぁあ!?」

 

 そのユピタの身で死に際ゆえに子孫を残そうという強い本能からか最も強い生命力を膨張で示している男根に、ヴィーナは泡で出来ているゆえに伸縮性の高い今の身の舌を長く伸ばして這わせ、大きく開いた唇で包み込んで、彼に男根が甘き泡に包み込まれてその一部にされてしまうと錯覚させるだろう快楽を与え始めた。

 

「…うわ、女が男のあれを加えこんでいる時…口内ではあのようになって…!」

「はわわわ! ヴィーナさんの歯がユピタさんのおちんちんの傘部分の繋ぎ目をほじくるようにー…❣」

 

 それを今回の護衛や飛行船を引くための牽引役として同行していた周囲の女性たちは見ており、今のヴィーナが半透明状の泡の体であることで普段は見られない分も含めて見られる目前の淫靡な治療に魅入られていた。

 

「…ぷは❤️ ヘスティア…アテナ…ケライノ…他の皆も…私の魔術は…情欲が増せばより力を増させられるから…どうかこの子へより生命力を注ぎ込んで持たせられるように…しっかりと見てね…えい❤️」

 

 周囲から注がれるそれらの視線が熱を増していくにつれて、ヴィーナは自身の愛欲とそれに釣られている魔力の上昇を覚え、普段以上に充実して質量と張りの良さを増している豊満な美乳でユピタの長大な竿を包み込んでシュッシュと肌を滑らせ、美肉の合間より突き出ている亀頭を咥えなおして濃厚にしゃぶっていく。

 

「…ああ…柔らかくてぇ…あったかいのがぁ…っ!」

「あむぅ❣❓」

 

 朦朧としているままのユピタもあまり周囲の状況を把握できない状態もあってか、むしろ感じ取れる性感は鋭くなって身を覆う汗の量が増してしまい、時折ビクンと仰け反って腰が小さくも跳ねてヴィーナを驚かせる。

 

「うわ! 心なしかユピタさんの肌が朱色を増すたびに血の気も戻り始めているような…❣」

「す、すごいな…男のナニを女の胸で包み込んでいる時…中ではああなるのか…」

「びょ、病気の時でこれなら…元気な時はどれだけすごいのかしら…❣❓」

 

 周囲で治療補助もかねて見守っている女性たちも情欲と肌に帯びている朱色や息に混じる艶を強め、息が徐々に荒くなって足の付け根が落ち着きを失いつつあった。

 美女たちの視姦はやがて無意識の井内に足の付け根とそこへ這わされた指によるクチュクチュという水音まで加わり、それがヴィーナによる乳圧口淫とそれを受けさせられるユピタの身の震えを強めさせていく。

 

「っっああ!?」

「むむうううううううううう❣❓」

 

 肉欲と毒で魘されているユピタの腰がこれまでの一番で跳ね上がった時、その煽りで男根を喉奥まで飲み込んでしまったヴィーナはブルりとした震えで本日最初の限界が来たのを覚え、強く吸い付いてドビュドビュと猛烈な勢いで噴出された白濁を飲み込みだす。

 

「…うあ…男のあれが女の口の中で起きると…あんな走りこむように喉を…❣」

「ヴィ、ヴィーナさん…あれだけ勢いがあって量がすごいのに…途切れることなく飲み続けて…」

「う、うわぁ…泡の体の中で胃にあたる部分に…普段のに比べて暗みが強い子種汁があんなにも…❤️」

 

 周囲の女性たちは半ば無意識で始めた自慰を止めてしまうまでにその淫靡で非現実的な奉仕の終わりに魅入られ、男根の躍動がおとなしくなるとヴィーナは竿の中に残っている僅かな残りまでチュウチュウと吸出し、ちゅるんと唇と舌を亀頭から離した。

 

「…ん…やっぱり普段のと違って…嫌な感じが強いわね…それじゃあ…ぷはぁ❤️」

 

 奉仕の成功への喜びと達成感をヴィーナは覚えつつ、子種汁にも悪影響を及ぼしている毒も感じ取ると、甲板の風下に回って口を大きく開き、そこから泡に包まれた汚染子種汁を風船のように吐き出し、それは出し切られるとホワンとした淡い光に少々包まれたのち、パンっとシャボン玉がはじけるように霧散させて無害化した。

 

「…ふう、これでユピタの中で毒に侵されていた分の魔力を吐き出して、空いた分に私のそれを注ぎ込んだけど…まだ足りなさそうね…」

 

 一仕事終えて輝く汗に包まれた泡の体を夕日の光で淫靡に光らせるヴィーナだが、先ほどよりかはましだが依然として危険な状態にユピタが押しとどめられていることも忘れていなかった。

 

「…あ、あんたまだ続けるつもり? 今のであいつも余裕はいくらか戻った感じだし、治せる場所まで持ちそうなんだからこれ以上は別にいいんじゃない?」

 

 それに一行の中で唯一視姦には加わらず、周囲への警戒という名目で交わりから目を背けていたアルテミスが顔を赤くしつつも苦言を挟んできた。

 

「…念に念を入れてよ。それに…私がこれをしたいのもあるから気にしなくていいわ。敵襲の気配もなさそうだしあなたもお勉強会に加わってみる?」

「!!!?? みみみ皆があんたみたいに無警戒だったりあのヤリチビみたいな節操なしじゃないわよ! ああああたしも念には念で警戒を続けるからぁ!」

 

 その隠そうとしている交わりへ生じている興味や情欲を見抜いてヴィーナは誘うが、アルテミスは顔を真っ赤にしてそれほど広くない甲板だが距離を最大限にとってそっぽを向く。

 

「ふふ❤️ じゃー今は私たちを来るかもしれない無粋な外野から守ってね❤️ やっぱり…ここの方が良い効果が出そうだし…❤️」

 

 それに可愛いものを見る表情を向けたヴィーナは、ユピタに向き直るとその腰の上に跨ってまだ元気な男根へ向け、泡で構成されていることで周囲の景色が透けて見えつつもクパアッと大きく開く淫裂を徐々におろしていく。

 

「…んはぁ❣ 仮初の体でも…やっぱりこの子のはぁすごいわぁ❤️」

「…ああ?」

 

 そして、泡で出来ている淫裂はちゅるんとスムーズに男根を受け入れ、胎内にあたる部分に異物を受け入れた泡の体はそれに合わせるように内部で一部の形状を変え、膣だけでなく子宮や卵巣などまで模して形を変えた。

 

「…な、何だか透けて見える男根を包むように泡の内部で形状が…?」

「…ん…アテナ…今この子のナニを包んでいる部分は膣と言って…❤️」

「そ、その上にある、亀頭が入り口に触れている小さな袋はー…?」

「これは子宮と言っておなかの中にいる赤ちゃんを育てるための部屋よヘスティアちゃん❤️」

「その赤ちゃんを育てる部屋の左右についている小さな二つのはー…?」

「ケライノ、それは卵巣と言って赤ちゃんの元の方で女の子の方の分を作る場所で、ここから月に一度目では見えないくらいに小さな卵が出されて、それと男の子に中へ出してもらった子種汁とうまく結びついて子宮に宿るとー(…ほとんどはこの子ユピタ…ゼウスの受け売りだけど…❤️)」

 

 半透明状の泡の体なので丸見えになっている胎内の様子を見本に、顔をまじまじと近づけて注視してくる女の子たちにヴィーナは腰を振りつつも解説していく。

 

「…ぁ…ぁ…れ? 何かアフ…ヴィーナが…透けて見えて…何か泡に抱かれてるような感じがしてー…う…」

 

 ヴィーナがゆっくりとだが着実に深く動いて相手の精気を引き出す動きを腰でしていると、ユピタは徐々にだが瞳に光が戻り始め、ヴィーナが支えとして手を付けている彼の胸から伝わる鼓動も少しずつ普段のような力強さを取り戻し始める。

 

「…んんんん❣ 元気の源の方はぁ半分以上戻れたみたいね…❤️ だったら…より引き上げるようにしないと…おう❣」

 

 改めてユピタの底の知れない生命力を胎内で感じつつ、ヴィーナは今の体が泡で出来ていることを生かして下半身に力と意識を集中させて変化を生じさせる。

 

「…な、何か…ヴィーナのユピタのを包み込んでいる方の泡が…まるで細かい鱗を纏った二匹の蛇みたいになって…それが螺旋を描くようにユピタのに纏わりついて…」

「そ、それでーぎゅうぎゅうって音がするくらいにユピタさんのを泡の蛇が締め付けてー…」

「ユピタ君のがグイーンって何度も上に向けて伸び縮みしてぇ…子種を作る下の袋もますます膨らんできて…」

「…あ…ぁ…ああああああぁぁぁ…!」

 

 人体ではできない変幻自在な甘き泡の膣での愛撫に周囲の女の子達は欲情と興味をさらに掻き立てられて繋ぎ目へ鼻先が触れそうな距離まで近づき、それを無意識に感じてかユピタはビクンビクンとした痙攣でだが身を動かす感覚が短くなっていき、肌の血の気も普段のものに近づいていく。

 

「…う…ううぅ…見てないのに…声や音だけで何か体が…み、見張りをしないといけないのにぃ…!?」

 

 一方のアルテミスはずっと周囲の警戒に視界を費やしているにかかわらず、嬌声や肌を打ち合う音、興味と情欲を強める吐息に悶々とさせられ続け、身がうねうねとした動きを無意識に取って足の付け根に湿り気を感じて落ち着きを失っていくが、雲の向こうから徐々に姿を現したそ(・)れ(・)を見ると血相が変わる。

 

「皆ぁ! そのヤリチビどころじゃない! 急いでこの場を離れ―――!」

「っ!!??」

「ふあああああああああああああああああ❣❣❓❓」

 

 アルテミスが真剣だが慌てだした顔で情事の場へ向き直った時、同じく険しくなった表情のユピタがヴィーナの尻を掴み上げて自身の腰を勢いよく跳ね上げさせ、彼女の身と極みの嬌声を突き上げさせながら最大限までねじ込んだ男根から泡の子宮へ噴火のごとき子種汁を噴出させ、ヴィーナの泡の体が折れんばかりにのけ反って腹部が破裂しそうにまで膨らませている白濁の塊を周囲に見せつけた。

 

「…っ! ヴィーナごめん! けれど今すぐに動かないといけなくなった!」

「ひゃう❣❓」

 

 だが、その白濁の震えの極みが過ぎるとまだ血の気が十分に戻っていない身にも関わらず、ユピタはヴィーナを怪我しないように加減して布団が重なっている方向を選びながらも突き飛ばし、その勢いで男根を彼女から抜き取ってアルテミスの方へ駆け出した。

 

「―――え…!?」

 

 それらの勢いが乗せられたことで、まだ濡れている男根からビュビュっと勢いよく竿の中に残っていた白濁の残滓が噴き出し、目が丸くなったアルテミスの顔にかかるが、そんなことよりもユピタは彼女が先に気付いたその雲の向こうより近づいてくる巨大な竜巻に血相を変えていた。




次回、急に生じた謎の自然現象の裏側とそれにあらがう主人公たちの奮闘が中心になります。
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