輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~ 作:oosima
○神代 ギリシア クレーテー島付近 エーゲ海某海上○
「…あれは…嵐! しかもあの感じは自然のものじゃない!!」
順調そうな航海の滑り出しからの気の緩みで、アフロディーテとの船上セックスに持ち込まれていたゼウスだったが、その自分達に向けて近づきつつある黒雲を見て快楽の余韻が吹き飛んだ。
「いけない! あの様子じゃ避けきれないから帆を下ろして…おほお!?」
逃走が困難だと悟ると即座にゼウスは動こうとするも、そこで下半身から楔のように鋭くも甘い舐め溶かしてくるような快楽が攻め上がってきた。
「…あふううう❤️ しゅごおおい…残り汁でもこんなに残ってて濃くて…ゼウスぅぅ…もう一度ォォォ❤️」
つい先ほど同時にイキ合った相手であるアフロディーテが、まだ快楽の残滓で半分甘く蕩けた顔で、ゼウスの射精したばかりで敏感な亀頭を咥え込み、頬を窄めて陰茎に残る子種汁の残り汁を吸い上げながら再び交わるべく口内で舌を這わせてきたのだ。
「アフロディーテそれどころじゃない! 今すぐに動かないと船ごと沈められるから!」
「ぷはぁ!? あ…もーどこの誰か知らないけど無粋なことするわねぇ。はあ、さっさと魔法で天気を鎮めて続きを…」
「そんな天候を大きく変えるようなのをしたら力の使い過ぎであそこで誰が何をしてるんだって怖いお偉いさん達に目を付けられる可能性が高いでしょ! さあ! 指示するから早く動いてー」
「あー、面倒くさいけどやるしかないかー」
その快楽に深く沈みたい雄の衝動にゼウスはどうにか抗い、アフロディーテを自身の股間から引き離すと即座に船の帆やマストを共に操作し始めた。
「…うーーん、風も強くなってきたしー…やっぱ逃げれそうにないかー」
「…他の神に気付かれない範囲の魔術で船も強化しておくけど、あの嵐の中に長居するとなると成功率は良くて6割くらいか…」
十数分後、神としての高い身体能力から二人はどうにか船の帆やマストを折りたたんで、縄をあちこちに這わせて甲板の荷物などを縛り付け終えるが、まだ嵐をやり過ごすには不十分だと感じていた。
「泳ぎを上手くする魔術は多分大丈夫だろうけど…船が沈んだら荷物は台無しになるし…。水の上を歩いたり水中を高速で泳ぐというのは、そこまで反応が大きい魔術じゃないけど…」
「…そうねえ。体の外であまり精密で大掛かりな魔術をしたらその反応で気付く他の神様もいるかもしれないしどうしたら…あ」
そのままゼウスは嵐に巻き込まれるまで考え込みそうになるが、そこでアフロディーテが思いついた。
「そうよ、だったら私の術であの嵐の風を逆に利用して一気に嵐を突き抜けて船足も速めない? 一瞬だけ君の雷風も上乗せして用いれば」
「ああ、それなら長時間使うわけじゃないからばれないか! 問題は一瞬だけ濃密させて撃ちだすとなると深く魔力をつなぎ合わせる必要があるけど…」
ゼウスは妙案を聞けた顔になるが、そこでアフロディーテは船尾に移動して彼に再び尻を向け、スカートをたくし上げてその白濁の残滓がまだプルっと震えながら残っている淫裂を見せてきた。
「ほら❤️ 私のここを使えば私の魔力と体で上手く隠せるから君のその特徴的に輝いていて綺麗で強い魔力をある程度は長く深く使えるわよ❤️ それで私の泡を大きく出してその破裂した時の衝撃波で船を一気に進ませるの❤️」
「…やっぱそういう展開になりますか…」
そのアフロディーテらしさ全開な嵐脱出作戦の説明に、ゼウスは微妙な顔を浮かべたが再び頬に薄い朱色を浮かばせた。
そして、場合によっては命に係わるかもしれない事態なのもあって、雄の本能は目の前で再び誘ってくる極上の牝に対して男根を瞬く間に隆起させた。
「…あ❣ あ❣ アアアァーーーーーー❣ 良いのおおおおおおおお❣ 嵐による揺れがアアァ私の胎を中から突き破ってきそうなァアアアア抉り方を生じさせてええええええええ❣❣」
数分後、嵐の中に取り込まれてしまって大きく揺れ出した中でも、アフロディーテはその女性の艶全開な細い腕に似合わぬ神の膂力で船尾にしがみ付いた状態で、今にも甲板へ再び崩れ落ちそうな尻をゼウスに掴み上げられ、パンパンと腰が尻に叩きつけられる音を暴風のそれに負けない音量で響かせられていた。
「…ッ! 全く…こんな状況でもこんなにトロトロに甘く溶けてるくせに…蛸足のように器用且つ強く締め付けてしごいてくるなんて…こんなの放っておいたらあちこちで襲われて交わりにトラウマがかえって出来そうな男子が量産されそうだ…!」
「そ、そんなの言わないでよおおお❣ 私もおおそこら辺にいいいるようなぁ男の子に身を許すつもりはないわあああああ❣ ていうかアアアァ男もおおぉ体でも繋がれるのはああまだ君しかアアアァアアアアァ❣」
嵐で大きく揺れ続ける甲板の上でもゼウスはしっかりと踏み込んで位置が動かないようにしており、むしろ揺れを利用してアフロディーテの女神としての身体の強靭さも見抜いて揺れも加えた深く抉りぬくような動きを男根にさせ、それに歓喜する彼女の肉壺の並の男根なら瞬く間に飲み千切って消化してしまいそうな肉の悦びを味わっていた。
二人がそうして普段にはないスリリングさを感じさせる交わりで肌を打ち合わせていると、嵐は風に加えて雨露も付けたしてきた。
「…ああ❣❓ 冷たくなって…❣❓ アアァ…雨も降ってきてぇ…えァアアアア❣❓ こ、これもぉおおおお❣」
アフロディーテはその絹以上に滑らかで美しく白い肌を濡らしてきた互いの汗以外のその感触に気付くが、この交わりの高まり続ける熱の前には障害どころかむしろスパイスに感じられるようになった。
やがて雨露の量と勢い徐々に強まっていくが、むしろそれに比例するかのように二人はより淫らな肌の打ち合いを強めていく
「…フアアアアアァ❣ す…ごオオオオオイイィ❣ こっちはああ元からだけどぉおおおお❣ 今じゃあああ全部うううぅぅぅ熱くぅぅぅぅ❣❣」
嵐の中に入って時間が経って大きく船が揺れ動き、豪雨で肌を打たれて冷気を覚えつつも二人の肌の打ち合いは収まらず、むしろその体温の高まりで文字通り雨は蒸発して湯気が昇るようになっていた。
更に、雨露で甲板が滑りやすくなったのも二人は利用し、姿勢が崩れたり繋ぎ目がほどけない範囲で足を絶妙に滑らせて、その勢いで淫肉の絡み合いや叩き合いの激しさと深さに不規則さをさらに強めさせていった。
当然、それらの熱と激しさに比例して二人の淫らなつなぎ目も大地が熔解して混ざり合っていくマグマの激流のような快楽に襲われており、その熱に膨張させられたかのようにアフロディーテの船尾方向に向けられた両腕から生じた二人の魔力を内包した泡は、今にもはち切れそうなまでに大きく膨れ上がってしまっている。
「…フアアアアアァアアアァ❣ だ、駄目えええええええ❣ もうゥウゥ身がアア破裂して吹き飛んじゃ…アアアァーーーーーーーーーーーー❣❣」
「ンングぅウゥ!!」
そうして高まり続ける淫欲のぶつかり合いの果てに、アフロディーテは我が身が風船になってはじけ飛んでその魂が天上へ高く打ちあがったような極みに押し上げられ、その炸裂したような衝撃が加わった淫裂の痙攣に、ゼウスは男根もはじけ飛ばされて吸い込まれてしまうかのような爽快感を添えた白濁の爆ぜを彼女の胎奥に注ぎ込まされた。
二人が激しい極みを迎えた一瞬後に、その魔力を込められた泡は船すらも包む込みそうなサイズまで瞬く間に触れ上がって、それが破裂して生じた衝撃波は同時に吹いてきた強烈な追い風も加えて、白鯨号を海面から勢いよく発射させるように吹き飛ばした。
「…ふうう、レアさんに頼まれてさり気なく二人をあの方の目が届きづらい場所へ逃がしてあげてって言われたから…、嵐に見せて北の方へ流そうと思ったけど…まさかあんな方法で利用するなんてね…」
一方、その様子を嵐に近い海上より、静かなその水面に立って見守っていた一人の女性がいた。
青みが強い紫のロングヘアーを腰まで伸ばし、同色の瞳で深い知性と教養を感じさせる美女だ。
「メティス先生ー、ここにいたんですねー。何をしているのですかー?」
そこでゼウスと同年代そうに見える緋色の癖のある短髪と大きな瞳をした快活そうな少年が同じように海上を走って、その美女メティスに近づいてきた。
「ああ、たまたま近くで嵐に遭って困っていた人たちがいたから助けようかと思って近づいたけど…、杞憂ですんだわよプロメテウス」
その少年プロメテウスが近づくとメティスは嵐から目を離して陸地に向けて歩き始めた。
この二人とゼウス一行がどのように関わり合うかは、この時点ではまだ誰も知る者はいなかった。
次回、この作品を読んでくださった方々が待ちわびていたあの要素がようやく登場し始める予定です。