輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~ 作:oosima
○神代 黒海某沿岸 アマゾン国 王都 城下町付近森林地下迷宮 未調査区画○
「……っ? ここは…!?」
「チイイジャアアアアア♪」
「マァアアヨオオオオォ♪」
チーズやマヨネーズ製造のために飼育していたスライムの脱走に巻き込まれ、その体液に一種の催眠か毒性があったためか意識を失った状態で迷宮の奥底の一角に連れ込まれたユピタが目を覚まして見たものは、元々は広大であっただろう自分が攫われて連れ込まれた地下空間の大半を埋め尽くしてビクビクと脈打つように蠢く巨大スライムの海であった。
(…な、なにこれ? 灯りがない地下のはずなのに薄暗くも中が見えて…? あれ? スライムのあちこちが程度の差はあるけど…ホタルのようであれよりかは強い光って…ってあの子は!?)
「…くううぅぅ! あぁ…いやぁぁぁぁ…!?」
その地下空間の通常では少ない以上にユピタは徐々に覚醒していく意識と視界で確認していくにつれて困惑も増えていくが、そこで四肢を始めとして全身をスライムの触手に絡みとられて拘束されて、頬に薄朱色を浮かべて肌がしっとりと汗で濡れて衣服は半透明状に透けているヘラがうめき声を上げている姿があった。
「ヘラ!? いったい何があ…アアぁ!?」
それを見たユピタは急速に覚醒して彼女を助けようと動くも、身に思うように力が入らずに四肢も何かに掴み取られている感覚に気付く。
(…っ!? こっちの四肢まで意識がなかったうちにスライムに拘束されて…!? 何か上手く体に力が入らないし…あれ!? このスライムたち…僕に近い魔力を大きく多く感じさせて…!?)
そこでユピタは薄ら灯りでだが自分もヘラと酷似している状態であること、ある一点で彼女とは違うことの両方に気付く。
「…って触手の一本がオナホみたいな感じになって僕の愚息に―――!?」
偶然か近くのスラムの発光部分が強かったことで照らし出されたユピタの股間は、まるで大口を開いた芋虫のようになったスライムの触手の一本に飲み込まれており、それに気づいた瞬間にユピタの身はブルリと震えた。
「―――いっておほおおおおおおおおおおおおおおお!!??」
「………あ、あのユピタさん…こんな状況でぇ…姉さんたちに種を求められた時みたいなことはぁ…」
寝ている間に触手によって与えられていた快楽が意識の覚醒によって一気に押し寄せてきたのか、ユピタはオナホに襲われているような状況ながらオナホとは比較にならない極みに達させられてアへ顔を晒しながら子種汁を噴出させられ、それを見せつけられる形となったヘラは凄く微妙そうな表情になった。
(…で、でもぉ…何かぁ…す、すごくユピタさん…色っぽくて…何か見たらいけない気がするのに不思議と目が離せなくなって…う…あ、あれ…❓ 何か体が熱くなって…足の付け根が濡れてきてぇ…❓)
だが、スライム故に半透明状になっている芋虫型触手の内部で透けて見える、無数の細やかなゼリー状触手に愛撫されて、男根がドクンと心臓のように脈打ち続けて溶けたチーズのように子種汁を噴出させてそれがスライム触手の中を漂う光景、何よりもユピタがその男女どちらからも視線を引く明瞭な黄金というべき容姿で喘ぐ表情に、ヘラは生唾を無意識に飲んでしまう欲情を覚えてしまうが、そこで予想だにしない現象が起きてしまう。
「…ふえ? 何か…この部屋に気配がもう一人増えて…!?」
極みの余韻が冷えて意識が現実に戻ったユピタが眼にしたものは、自分から子種汁を吸い上げた芋虫型触手の形が大きく変わり、まるで小さな稲妻をぱちぱちと迸らせる砂金をまぶされたようなスライムの体を持ったグラマラスで幻想的な美少女に変貌していく光景であった。
「…あーーー…おいちぃ…もっとぉ…ちょうだぁい❤️」
そして、まだスライムの特徴があるがゆえに朧げな印象はあるが映し出された大きな瞳で自分を見上げて淫蕩な笑みとそれで開いた唇の中に見える白濁の残滓、最後に彼女の身からパチパチと火花のように飛び出る小さな稲妻で、ユピタは幾つかのことに気付く。
「(…そうかぁ! 今の僕が上手く体を動かせなくて力を出せないのはこのスライムに気絶していた間に子種汁とそれを介して魔力と気力をめっちゃ搾り取られたから! それで奪われた遺伝子や魔力を吸収してこのスライムは進化みたいな現象を起してー…でも何で美少女にーーーー…ってのは僕が性関係では開放的すぎるのも吸収で知ってしまったからかなー…)…あう」
色々と今の事態の理由を知ってしまってユピタは色々表情が変わりつつも最終的に自虐的な笑みを浮かべたところで、スライム美少女の半透明状に透けた手にまだ元気なままの男根をキュッと掴まれてしまい、再び血がドクンと男根へ流れ込んでくる感覚を覚えてしまう。
「…つよいおすぅ…つぎはぁ…このこにぃつよいのぉ…わけてぇ…❤️」
スライム美少女はその特性を生かして拘束したままのユピタの前で自分の足の部分を伸ばして姿勢を高めるが、それで彼に見せつけられた彼女の下腹部には子宮のような内部器官が生じており、その中心には小さな卵のようなものがプカプカと漂っていた。
「…あー、この流れ―…今までの経験からしてやっぱ…あう」
ユピタは手が自由なら頬をポリポリと掻きたくなる心情になるが、そこでスライム美少女の腰が勢いよく振り下ろされて今度はスライムの疑似淫裂が彼の男根に勢いよく振り下ろされてジュポンと淫肉は繋がり合ってしまう。
「…ユ…ユピタさぁん…」
それを見せつけられたヘラは、何故か恋人を目の前で凌辱され始めた少女のような心境に陥りつつ、その空虚さを帯び始めた瞳は二人の肉の繋がりを高まっていく情欲に押されて視線を逸らすことが出来なくなった。
「……ううぅ…ぐ…アアぁ! は、半分昆虫みたいな長身美女に…半鳥人なハルピュイア…で、こ、今度はぁスライムだなんてぇ…ぼ、僕はああ人外系にまでぇ血筋を求められてしまう定めなのか…ああ!?」
先ほどの触手オナホ型スライムに子種汁を吸い上げられた時もユピタは新鮮な快楽を覚えてしまっていたが、今度は特殊要素交じりだが美少女の姿という視覚的効果も加わって、ユピタはビクンと質量を増していく男根をその透けて見える胎内を通して確認したことで腰が小刻みにだが動き始めてしまう。
「…ぁ❣ あああア❣ 良いいいぃ…良いのおおおお❣ もっとおおぁ…あなたのおおお気持ちよくてぇええぇ強いのおおおおちょうだぁああいいいいぃ❣❣」
そして、その快楽の突き上げの量と細やかさが徐々にだが増えていくとともに、スライム美少女はその空虚だった瞳に快楽の蕩けは混じるが徐々にはっきりとした色を浮かばせ始め、たどたどしかった言葉遣いも徐々に人並みへと近づいていく。
「…ううぅぅ!? く…ううううぅぅうう…(こ、このスライムの子…僕の魔力や遺伝子を取り込んだためか…やればやるほど…僕の悦ぶところを見抜いていって…!? それにスライムとしての特性も保ったままの体もあるからぁ…)アア!?」
ヘラに見られているという状況からかユピタはなぜか普段と比べて理性がまだ保たれて、自分の身を苛む甘く粘着的な快楽を考察していたが、その間もスライム美少女の身から伸ばされている粘液触手はじわじわと理性を溶かしていく。
幻想的な美少女の唇は悩ましそうにしながらも喘ぐユピタの頬や首元を吸い上げてその悲鳴に甘い色を強まらせ、伸ばされていく指は彼の背筋をニュルニュルと濡らしながらなぞっていって降りていき、やがて彼の後ろの方の穴へと集結していく。
「…ちょ!? そ、そこはまだやったことはな…あっーーーーーーー!!??」
自身の尻の合間に流れ込んできた温かく心地よい粘液の感触でスライム美少女の意図を悟ったユピタは未知への恐怖もあって止めようとするが、いかんせん力が上手く入らない身は弱弱しい言葉を発するしかできず、やがて一本の細くも濃厚な触手になった粘液は彼の肛門をプチュっと可愛い水音を立てつつ貫いた。
「…ユピタ…さん…」
その凌辱を見せつけられているヘラの声は弱弱しくなりつつもその女性の証は潤いを増していっており、それと比例するように彼女の肌にはあちこちがちぎれかけている鎖のような痣が浮き出して、バキッバキッとした小さくも深い亀裂音が響き始めていく。
「…ぁ…アアアアアア! だ…駄目だぁぁ…全て吸われてぇぇ…前と後ろのどっちからもぉぉぉ…!?」
一方、ユピタは肛門から触手粘液に犯されて腸から直に吸い上げられていく感覚と、男根全体を粘液淫裂に包まれて細やかなゼリー状肉襞に包まれて細やかなものに鈴口をヌルリと通り抜けられて精管まで犯されて陰嚢も内部からジュルジュルと荒らされていくような感覚に、理性が麻痺するのを通り越して脳髄が焼き溶かされていくような極みに近づいていくが、同時にヘラの方から着々と爆弾の導火線が火花を上げて短くなっていくような恐怖も強く覚えていく。
「…ああああああああああああああア❣❣❓❓」
「っアアアアアア!?」
そんなことには気付いていないスライム美少女は激しく腰を振りたくった果てに、自分というスライムの湖も飲み込んで宙へ舞わせるような白濁の津波を胎内で味わわされて意識が空へ霧散する水飛沫のように薄れ、そのグニュウゥウゥと断末魔でのたうち回るワームのように蠕動する淫裂にユピタは全ての細胞をしゃぶり溶かされて吸い尽くされそうな心地になっていく。
「……ぁ…あ❤️」
そして、極みが通り過ぎて快楽の余韻に入ってそれも徐々に収まっていくにつれて、人型のようになりつつも部屋の多くを占めていたスライムの体積のほとんどは、まるで空気が抜けていく風船のようにシューッと縮んでいき、それは美少女型の形をしていた触手部分へと集まっていき、やがてスライムはその粘液のように半分透けつつも子宮辺りに子種汁をたっぷり詰め込んだ身でふらりと倒れてユピタは拘束を解かれた。
「…あ、体はとても重いけど…自由に戻れた…!?」
その煽りでスライム触手に解放されてユピタは少し安堵の念を浮かべるが、その直後にまるで頭上にぶら下げられている巨大な山塊を吊り下げている鎖がビキビキと壊れていくような悪寒を覚えた。
「…嫌ぁ!!」
「っ!? 危な…!!」
そして、その悪寒がした方角に目を見やると、大きく嗚咽交じりの悲鳴を上げたヘラの身より強烈な閃光がバギンと巨大な鎖が引きちぎられたような轟音を添えて放出され、それを目にしたユピタはほぼ反射で身が動いた。
「…おい! 何かまだ見ていないあっちの方角からやばい魔力と轟音がしたぞ!」
「この揺れはひどい! 崩落に巻き込まれて生き埋めにならないように気を付けー…!!」
閃光に包まれていく中でユピタは時間の経過がゆっくりとしていくような感覚に包まれ、アマゾン国の人々の声を小さくも聞き取りつつ、意識が薄れていった。
次回、本作主人公と原典でのメインヒロイン(?)は地上に帰還しつつ、新たな困難がやってくる予定です。