輪廻の輪の転生ゼウス~前世知識に基づいてギリシア神話で穏便生存(?)ルートを目指したら…~ 作:oosima
○神代 黒海某沿岸 アマゾン国 王都○
「…あ、あのようなものが…実際に動くなんて…!」
「ほとんど彼が迷宮から回収してきた材料で作ったもので試運転は見てましたが…」
ユピタとヴィーナの今の姿である巨大ロボットのような
「…ほ、本当に動くんですね…あれ…!!」
その面子の中には、暴馬王の襲撃で負傷した人々を避難させていたヘラの姿も混じっていた。
「…お、おおー…皆が事前に教えてた人々も含めてあんな驚いた顔で見上げてー…まるで人がアリンコのようだー」
「それさー君がクレーテー島で暮らしていた頃に幻術で見せてくれた天空に浮かぶお城の物語に出てた眼鏡なんて妙なのを付けてた何とか大佐みたいだから止めてちょうだ…ああ❣❓」
その様子を大鎧の内部に搭乗しているユピタは魔望鏡布を通して確認しながら不吉なフラグを立て、それを彼の膝の上に乗るヴィーナは昔の思い出と絡めて咎めようとするが、そこで大鎧姿が駆け出した。
「さあ! 戦争期間中の準備に逆強姦や逆睡姦を目論む女性から逃げまくって作った時間を費やして星の石や迷宮であれこれ見つけた材料を加工して組み立ててやばい存在に気付かれないように力を大幅に使える工夫を施して作った我が愛機! 科学系技術要素の未熟部分は魔術で補った“ロードス38号”ー! 燃え上がれーツイン太陽…じゃなくてダブル・ヘリオス・ドライブーーー!!」
「だぁ❣❓ だからー何その君が見せた幻術の物語を色々パクったような叫びに名前…ぇええううううううぅーーーーーーー❣❣❓」
そうして喘ぎ声を堪え切れなくなったヴィーナを乗せたまま、ユピタは自分達が乗り込んでいるロードス38号を走らせる。
「…ど、何処の誰だぁアアア!? 俺様のチンコを蹴り上げやがった馬鹿は―――!?」
そこでどうにか股間からの痛みが和らいで怒り心頭となった暴馬王は起き上がったが、そこで目にしたのはロードス38号の両足の裏側であった。
「ロードスドロップキーーーーーーーーック!!」
「ああーーーーーーん❣❓」
「あばあああああああ!?」
長い馬面の鼻先からその攻撃を受けた暴馬王は顔が縮む勢いで蹴り飛ばされ、何故かヴィーナの嬌声も交えつつ悲鳴と鼻血や歯を撒きながら更に王都から遠ざかっていく。
「きゃー! すげー!」
「うわー! かっこいー!」
その光景に王都へ避難していた子供達はまるで巨大ロボットアニメを見たようなユピタ前世現代の子供達のような輝いた笑みを浮かべ、その戦いをより見ようと城壁の上へ上り始めた。
「だ、だからーあなた達はー危ないから奥の方に避難してください! 表へ戻らないでー! け、けれどー…今は上手く押しているけど大丈夫かしらー? ユピタさんに呼ばれてあれの整備を手伝わされた時ー…あれだけの巨体だと
ヘラはどうにかその子供達を安全な奥へ避難させようとしていたが、一方でロードス38号に何か知っていそうな憂いを帯びた顔を浮かべていた。
「ロードスココナッツクラーーッシュ!!」
「あびゃあぁアアアアアア!? は、は、鼻がアアアァア!?」
「ロードススーーープレエエエエエエエエックス!!」
「ギャアアアアア!? あ、頭がアアアアアア割れるぅぅうううううぅ!?」
「ロードスエルボオオオオオオオ!!」
「ぐぎイイ!? の、喉がああ潰れるぅぅうぅ!?」
「ロードスボディブロオオオオオオ!?」
「おべぇぇええええええ!? い、胃まで出るぅうううううぅ!!」
その間もロードス38号と暴馬王の激闘は(かなり一方的な感じで)続いていた。
「…ね、ねえ…アテナお姉ちゃん…あれ…もうほとんど勝負になってなくない?」
「あー、そうだなアルテミス…あの馬…動きからして自分より小さい奴を相手に無双という感じの戦いぐらいしかしてなさそうだな…」
「もうそろそろ勝負がつきそうですね―――」
『ああ~~~~~❣❓』
それはヘラの姉妹達にも見抜かれていたが、その間もロードス28号からヴィーナの機械的に大きくされた嬌声が響いていた。
「―――え…えーーっと…あ、あの声ってー…」
「ヘスティア姉上…あまりその辺りは触れない方がー…」
「あ、あの二人…こんな戦いの最中でもあの中でまたおっぱじめて…!」
「ま、まーアルテミス…何だかんだあれは魔術系の力を男女の間では一番強めやすい方法だ…。特にー…ヴィーナの場合は…」
それで下半身から覚えるジュンとした感覚もあって、姉妹達は複雑そうな赤面をしつつもその戦いを見守っていた。
「…はあ! はあ! 何度も女性性犯罪(?)の魔の手から逃れたり! それで捕まって貯めさせられた女性の愛欲で幾度となく搾り取られたりしてきたけど…苦労に苦労を重ねてきた甲斐が有った! さあ! このままの勢いで勝ちに持ち込むぞ―――!?」
もう勝利が手に触れる距離まで近づいているのはロードス38号を内部から動かしているユピタも覚えていたが、そこで足の付け根よりあの我が身を甘く溶かして吸い込んでくるような例の感覚が襲い掛かってきた。
「…ちょ!? ちょっとアフ…じゃなくてヴィーナ! 抜けなくなったから仕方なくこのまま乗り込んだからってあまり締め付けないでよ!」
「だ、だったらぁ戦いの最中だからってぇこんな激しく動かないでよぉ❣ こんな状態じゃあお腹の赤ちゃんたちを守る結界に力の操作とかはほとんどとられちゃってぇ上手く膣をぉ…おおおお❣❓ き、君のもおおまたビクンってぇ❣」
ユピタは自身の上に乗っかっていたヴィーナと口論するが、その二人の淫肉の繋ぎは背面座位という形でばっちりつながってしまっていた。
二人は暴馬王参戦の時の揺れで膣痙攣に陥ってしまって抜けなくなり、その状態でロードス38号に乗り込んでこれを操作していたのである。
「…し、仕方ない! いつまでこれも…特に関節がどれくらい持つかわからないし…このままの勢いでやるぞ…うううぅ!!」
結局、口論は止めて優勢なうちに勝負を決めようとユピタは動くが、戦闘からくるアドレナリンと五感の感度上昇は、曲がりなりにも戦場という生死の狭間からくる子孫を残そうという本能の増強もあって男根から上ってくる快楽信号を強めていっていた。
「あ…アアぁアアアア❣❓ ユ、ユピタァァァァァ❣ た、確かにぃぃ力は強くなってるけどおおおおお❣ い、意識がああいつ飛んでもおおおかしくないくらいにいいぃ体がぁぁ熱いからぁアア❣ は、早くぅううううぅ❣❣」
一方のヴィーナも性愛の女神アフロディーテが正体なだけあり、もう下半身は彼女自身の脳髄の制御を振り切って狭い機内の中でも腰と尻を器用に動かし、ユピタの肉棒との淫肉の交差をより深めようとする。
それ自体はヴィーナ自身の魔力も強めて、それも吸い上げて自身の魔力と共にロードス38号の操作に使用していたユピタにはありがたいが、段々と強まっていっている状態は彼にとっても却って危うさがあった。
「(魔力自体は強まっているから勝負を急ぐには都合が良いけど…これもいつまで持つかわからない! 短期決戦を更に早めるしかない!)ウオオオオオオオオオオオオオオ!!」
「あばばばばばばばばばぁ!?」
ユピタはロードス38号の技術的未熟さを知るが故に暴馬王への追撃を再開した。
「ロードスラッシュウウウウウウウウゥ!!」
「アベベべべべべべべべべーーーーーー!!」
そのままユピタが繰り出す巨大な鋼鉄の拳の連打に暴馬王はますますボコボコになっていく。
「よーし! このまま行けーーーーーーーー…!?」
それで弱まっていく暴馬王の生命力を感じられたユピタは勝機を確信するが、そこで心地よくも今では悪寒にも感じるあの感覚がとうとう来てしまう。
「ああーーーーーーーー❣❣ ら…らめええええええええええええ❣❣」
激しくなっていく戦闘の揺れも加わって暴れ馬の如くのたうち回る男根によって、とうとうヴィーナは我が子達もいる子宮を何度穿ち抜くようにしても飽きる気配のない極みに達してしまい、強く震える全身から膨大な魔力を放出させてしまう。
「うわぁアア!? ま…待ってぇ! 今この状態でそれだけの魔力を急にドドっと送り込まれたら―――!?」
そうして生じた膨大な魔力と神族少年時代を除けば過去一番に引き出せていた魔力の二つが合わさり、我が身からあふれ出て機体へ流れ込んでいく感覚にユピタが顔を赤くしつつも冷や汗を流したその時、ついに懸念していた事態が起きた。
「―――あ…」
外だが近くから聞こえてきたバギンという音に釣られてユピタが足元を見やると、そこには内部から弾けたように破損した植物繊維主体の魔術仕様内部疑似筋肉と、それで押し広げられて破裂したように装甲が破損したロードス38号の左足首があった。
次回、ギリシャ神話の展開におけるメインヒロイン(?)がやっと活躍し始める予定です。