○S3 EPA日本支部外観
カメラは、内部にHOLY用作戦室が存在するEPA日本支部を斜め上から俯瞰し、ゆっくりズームにしていく。
○S4 EPA日本支部のHOLY用作戦室内
女性オペレーター
「駒門隊長。B地区で異星人を目撃したという通報が入りました」
HOLY用作戦室附の女性オペレーター、自身の席の椅子ごと背後に居る琴乃の方を振り返って報告する。
琴乃
「ふむ……」
太刀薙
「B地区ねえ」
八木
「B地区かあ」
真己
「B地区なあ」
クーカ
「B地区……」
八木
「ええB地区です」
太刀薙
「そうB地区」
琴乃
「お、お前らなぁ……」
望月
「お、女の子が何度もビーチク、ビーチク連呼するもんじゃ……!」
女性オペレーター
「あ、あのー……」
女性オペレーター、HOLY隊員達の会話の流れに少し戸惑いつつも何とか報告を続けようと琴乃へ声をかける。
琴乃
「ん?ああ、すまんすまん。それで通報は、また若い女性の声で、近くに防犯カメラが無い電話ボックスからか?」
女性オペレーター
「ええ、そうです。しかも、今回も姓名を名乗らないばかりか、声質からして以前の通報の一部とは同一人物である可能性も考えられます」
真己
「だったら、また悪戯かデマなんじゃね?」
太刀薙
「またぁ?よくも、まぁ何日も連続でガセ情報を……」
クーカ
「まったく今時スマホとかじゃなく、希少になってきた公衆電話から、御丁寧に防犯カメラで撮られる心配が無いのを選んでとは な……」
八木
「これは、きっと迷惑系配信者か其のユニットの仕業ですよ!いっそ出動拒否して、もう相手しなくなったんだって向こうへ知らしめてやれば……!」
望月
「いや駄目に決まってるでしょ。今度こそ本当だった時は、どうするの!」
琴乃
「望月の言う通りだぞ、八木。例え1000回とも嘘であっても、1000回とも出動するのが我々の任務であり義務だからな」
八木
「むむむ、はい」
真己
「まっ、俺だって流石に『うへェ』とか言い出しそうになってるのをグッと堪えてんだから、もう割り切るしかねえなー」
八木
「いや、荒島さんには未だ一度も此の件での調査出動を命じられてないでしょ、この、このっ!」
真己
「うっ、ちょっ……頭を撫でんじゃ……んっ、マジやめ……!」
真己、八木から見下ろされつつ頭をやや乱暴にワシワシと撫でられてしまう。
クーカ
「……」
クーカ、八木の事だからコッチが上官なのにも関わらず勢い余ってクーカの方にも、頭をワシワシと撫でてくるかもしれない危険性を感じて八木から少し距離をとる。
琴乃
「あー、おほんッ!」
琴乃、見かねて敢えて機嫌が良くなさそうな咳ばらいをする。
八木
「あっ、と……」
真己
「ん……」
八木、先程の琴乃の咳ばらいの様子を見て、真己の頭をを撫でるのをサッと止めて彼女からスッと離れる。
琴乃
「それでは、太刀薙と荒島でB地区へ調査に行くように!!」
太刀薙
「了解!」
真己
「あ……了解!」
真己、先程まで頭をやや乱暴に撫でられてしまっていた余韻で、太刀薙に比べて返事が一瞬だけ遅れてしまう。真と太刀薙の2人、作戦室の自動ドアから通路へ出て行く。
八木
「……荒島さんと太刀薙さんがBチクを調べに……」
望月
「変な意味に聞こえそうな言い方をしない!」
クーカ
「はははっ、2人だから左右分担できるな!」
琴乃
「やめんか……!」
○S5 夜の車道
真己と太刀薙が乗った、EPA用哨戒車両-ホリベルマンが夜道を疾走する。
○S6 夜道を走るホリベルマンの車内
ホリベルマンの車内にて、運転席にて真己が運転し、隣の助手席には太刀薙が座している。
太刀薙
「ねえミコチー。赤信号とかで停車した時に近くに居る人が偶に驚くから、やっぱり私が運転した方が良かったんじゃないのー?」
真己
「いいっしょ、そんくらい。だいたい俺は、せっかくバイクの免許も持ってるのにも関わらずホリヘルメスを運転させてもらえないんだから、ホリベルマンの運転くらい譲ってくれてもバチ当たらんでしょ」
真己、地球人の成人女性-荒島真己としての公称年齢的にバイクの免許を取得できて実際に取得しているのにも関わらず、ベーターSフラッシャーによる変身システムの欠陥で地球人としての体を疑似構成しようとすると どうしてもウルトラ戦姫としての本来の姿よりも乳房の大きさ以外が地球人換算での10歳前後くらいまで幼くなってしまうが故の、ロリ巨乳とでも云った体型である所為で、足が届かない等の理由から万能バイク-ホリヘルメスでの安定した乗車や停車が困難であるが故に、ホリヘルメスに乗せてもらえない事への真己の不満などからなる会話を二人で交えながらホリベルマンを走らせる。
太刀薙
「にしても作戦室では今頃、B地区ネタを引っ張って私とミコチーでビーチクを調べるとか言い出して盛り上がってたりして」
真己
「んなアホな……あ、いや皆無とは言い切れねえかな?」
太刀薙
「でしょー。まあクーカ副長は調べるほど無いんだろうけどねー……ミコチーでさえ、コッチは ちゃんと有るのに……」
太刀薙、真己の片乳房に手を伸ばそうとする。
真己
「のわっ、ちょっ……運転中に胸を触ろうとするのは止してくださいって!HOLY隊員が公用車で交通事故とか炎上モノなんだから!」
太刀薙
「あはは、ごめんごめん」
真己
「ったく……つーか、クーカ副長みたいな貧乳でもビーチクは普通に調べる程あるっしょ」
太刀薙
「いやでも乳輪の直径はオッパイの大きさに正比例して広くなるそうだから、あながち間違ってないかもでしょ?」
真己
「あ、あー、そりゃまあ……」
太刀薙
「というか、上官の事をド直球に貧乳とかミコチーも何気に酷いねー」
真己
「あっ、いや今のは、その……」
○S7 街の夜道
真己と太刀薙がが乗ったホリベルマンが通りすぎると、路肩に停車されていた、スズキ GSX400S カタナに側車を後付けしたサイドカーが、誰も乗っていないのにも関わらず一人でにエンジンが掛かって走り出す。そのサイドカーは真己と太刀薙が乗ったホリベルマンを尾行するようにして一定間隔を保ちながら後に続いていく。
○S8 夜のB地区・路肩
現場に到着し、既にホリベルマンから降車した真己と太刀薙が辺りを見回しながら歩を進めている。
このB地区はオフィス街では あるものの、この地区の街並みを構成するオフィスビルへ夜に営業している店が入居しておらず且つマンション等の純居住用の建物も極めて少ないので、21世紀の夜の都会にしては閑散としている。
真己
「パっと見た感じじゃ特に変わった様子は無いですねぇ」
太刀薙
「やっぱ今回のも悪戯とかだったんじゃなーい?」
そこへ真己と太刀薙の後ろから車がやってきて、彼女らの近くで急停車する。
太刀薙
「ひぁったッ!」
真己
「うぉわっとッ!あ、危ねぇだろ……って、えっ!?」
真己が運転手へ怒鳴ろうと振り向くが、その車には誰も乗っていない。更に今度は前から別の車がバックで迫ってきて同じく真己たちの近くで急停車する。
真己
「なっ……!」
更に左からはトライク、そして右からは先程にホリベルマンの後をつけていたサイドカーが迫ってきて二人の近くで急停車し、真己と太刀薙は包囲される形となってしまう。彼女らを囲んでいる車には、いずれも人が乗っていない。
太刀薙
「え、ちょっ……!……なんなの……」
ガッツ娘-側近B
「ふふふ……」
真己
「っ……!」
ガッツ娘の一人の微かな笑い声がすると共に、真己が其の声がした方向へ勢いよく振り向く。それに伴って、笑い声がした方向にて包囲の一角をなしているスズキ GSX400S カタナに側車を付けたサイドカーが画面のメインとして映し出されるが、この時点ではガッツ娘の姿は未だ見えない。
そして上記した内容の画面が映し出されてから数コマ~十数コマぶんの時間を置いて、上記サイドカーに跨がるガッツ娘(側近Bことセミショートの子)が透明化を解除する事でパッと現れて、可憐さとサディスティックさが混ざり合ったような笑みを浮かべる。
これにより、今までは乳や尻や股間などの体の一部分あるいは後ろ姿や横顔しか映されなかったガッツ娘の容姿の全貌が露わとなる。
ガッツ娘-側近B
「うっふふふふふ」
次の真己の台詞が発せられる直前に、真己と太刀薙の表情が見えるカットへと切り替わる。
太刀薙
「っ、お、女の子……!?」
真己
「なっ、なにもんだ、てめぇっ!?」
真己が言い終わり、次のガッツ娘の台詞が発せられる直前に、サイドカーのバイク側の座席へと跨がるガッツ娘の尻のアップと彼女の斜め顔および表情の両方、更には真己と太刀薙の姿らも全て映し出されるアングルで映し出されたカットへと切り替わる。
ガッツ娘-側近B
「なんだチミはっての?そうよ、我々が如何なる戦いにも負けた事の無い、無敵のガッツ娘よ!」
このガッツ娘が台詞を発しながら時折、体を揺するのに伴って、画面へ突き出された彼女の尻が上下左右へと振られてプルプルと揺れたりもする。なお、すぐ上記のガッツ娘の台詞回しは、故・志村けん氏の「変な おじさん」のパロディ。
真己
「な、なにぃ……!」
太刀薙
「女性型の異星人……!」
太刀薙、真己と一緒に身構えながら、大型コンバットナイフ-ホエッジLSカスタム――太刀薙理流の希望で刃と柄の長さを長ドス並に長くした物――を抜く。
ガッツ娘-側近B
「ふふん……ねえ真己ちゃーん。私らの挑戦を受ける?」
ガッツ娘がサイドカーのバイク側座席から降りながら言う。
真己
「は?お前らの挑戦?」
ガッツ娘-側近B
「そうよー」
すぐ前述の真己とガッツ娘の台詞の直後、真己と太刀薙の背後にもガッツ娘-側近Bが現れる。髪型なども全く同じなのは其れがガッツ娘の別個体では なく、側近Bの分身幻影だから。
真己&太刀薙
「「あっ……!」」
自分達の数メートルほど後ろにガッツ娘がもう一人あらわれた事には気付いた二人が背後へ振り向きながら短く声をあげる。なお、二人とも新たに現れた方が分身だとまでは未だ気付ききれていない。
真己
「ぐぬ……つまらねぇ小細工は止せ!」
ガッツ娘-側近B
「やーだよ」
ガッツ娘の側近B、返事と共に透明化させていた大型拳銃の透明化を解除し、それを間髪おかずに真己と八木の足元へ向けて1発だけ発砲する。
真己
「ぐっ!」
太刀薙
「うわっ、とと」
真己と太刀薙、ガッツ娘の大型拳銃から赤い曳光弾が放たれる直前に、それぞれ左右へと でんぐり返し状に転がるようにして回避行動をとる。
これに伴ってガッツ娘-側近Bの視点がカメラの目となり、転がる際に上へ突き上げられた真己の尻がアップになる。また、真己の尻がアップになっている際は動作がスローモーションになっているかのような映り方をする。
ガッツ娘-側近B
「おほー!真己ちゃん、胸と違って お尻は体相応だけどバランスの良さと張りが有って、そそるねー」
真己
「えっ、なっ!?」
真己、ガッツ娘の真己を戦わせる為の作戦用挑発半分、本音の欲情半分の台詞を聞いて転がる回避行動を終えて起き上がると共に、頬を赤らめながら咄嗟に自身の尻を隠すようにして片手で尻を押さえる。
ガッツ娘-側近B
「割れ目に顔をうずめてクンカクンカしたいくらいだねー」
真己
「てっ、てめっ!」
真己、顔を真っ赤にしてHOLYガンを引き抜き、それをガッツ娘へ向けて発砲する。しかし、動揺して手元が狂ってしまっていたので、それほど距離が有るワケでもないのにも関わらず、ガッツ娘には簡単に回避されてしまう。
ガッツ娘-側近B
「おっとっと。へへーん、ここまで おいでー」
ガッツ娘の側近B、側面に飛びのいて真己のHOLYガンを回避し、それと共に真己と太刀薙の背後に出していた分身を消し、そして からかうような声で台詞を発しながら、閑散とした夜のオフィス街へと走って逃げていく。
真己
「このっ……太刀薙さん!この事を隊長に報告を!俺はヤツを追いますんで!!」
太刀薙
「あっ、ちょっと!」
真己、太刀薙に言い残すと共に彼女の制止も聞かずに単身でガッツ娘を追う。
太刀薙
「隊長!」
琴乃
<どうした?>
太刀薙
「ガッツ娘と名乗る女性型異星人に遭遇!ミコチっ……あ、荒島が後を追いました!」
琴乃
<よし、了解!すぐ応援を送る!>
太刀薙、ホリベルマンの無線装置で日本支部作戦室へと報告しつつ其のような時まで真己を渾名で呼んでしまって言いなす。無線装置のスピーカーからは其れに応対する琴乃の声が発せられる。
○S9 夜のB地区・空きビル内の階段
真己が逃げるガッツ娘-側近Bを追う形で、二人で暗い階段を駆け上がっていき、ガッツ娘が屋上へ出る為のドアを開いて其処から出て行くと、それを追って真己も其のドアから屋上へと出て行く。
○S10 夜のB地区・空きビルの屋上
真己とガッツ娘-側近B、屋上へと出て対峙する。
真己
「さあ、追い詰めたぜ変態女!」
ガッツ娘-側近B
「ふふーん、それは どうかな?」
ガッツ娘の側近B、不敵な笑みを浮かべて台詞を発し終えた直後に彼女の姿がパッと消える。
真己
「なっ……!」
ガッツ娘-側近B
「こっちだよー」
真己
「っ……!」
ガッツ娘の姿が消えた事に真己が驚くと、階下からガッツ娘の声が発せられ、真己が反射的に屋上から見下ろすと、真己が居るビルの屋上から よく見える道路のド真ん中にガッツ娘が何時の間にか移動している。
真己
「くっ……ダム子、行けっ!」
真己、腰のケースからカプセルを一つ取り出して、自身が居るビルの屋上から下の道路へ向けて勢いよく投げる。
○S11 夜のB地区・オフィス街
先程に真己がカプセルを投げた直後に、アニメ『怪獣娘』での変身シーンの物に似た光が大きく発せられて、カプセルが投げ落とされた道路へ身長30メートル代の女性巨人こと巨大カプセル怪獣娘『ウインダムさん』が現れる。
なお、ウィンダムさんの容姿は体の大きさ以外は『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシーデイズ』における擬人化ウインダムそのまま。
ウインダムさん
「だから、私の事は『ダム子』じゃなくて『ウィンちゃん』って呼んでと言ってるでしょーッ!」
ウインダムさん、真己からの呼ばれ方に怒りながらも、自身の任務を果たすべく、道路上のガッツ娘へと歩みを進めていく。
○S12 夜のB地区・空きビルの屋上
真己
「『ウィンちゃん』だと発音しずれーんだよ……」
真己、屋上からウインダムさんとガッツ娘-側近Bの方を見据えながら呟く。
○S13 夜のB地区・路上
ガッツ娘-側近B
「ふーん……」
ガッツ娘の側近B、道路上にて感心しているかのような声をあげる。
その直後、ガッツ娘-側近Bの視点がカメラの目となり、彼女の方へと接近してくるウインダムさんのホットパンツに包まれた股間がローアングルでズームになっていく。
ガッツ娘-側近B
「ほへー、ホットパンツの お股が結構エロくて良いねー。生太腿とニーソと組み合わさってドエロエロゾーンが広がっちゃてるよー」
ガッツ娘の側近B、ウインダムさんの股間を見上げながら、やや恍惚とした表情で垂れ出た自身の鼻血を拭いながら言う。
ウインダムさん
「んなっ!?そ、そんなトコ見るなッ!!」
ウインダムさん、ガッツ娘-側近Bの台詞を聞いたウインダムさんは怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にして怒鳴りながら、右足で(地球人サイズのままの)ガッツ娘-側近Bを勢いよく踏みつぶそうとするが、ウインダムさんの靴底がガッツ娘の頭部に接触する直前にガッツ娘-側近Bの姿がパッと消える。
○S14 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん
「?……いない。どこへ……!」
ウインダムさん、足裏への手ごたえ(足ごたえ)が無かったばかりか先程までガッツ娘-側近Bが居た場所に潰れた肉塊も無ければ血液や体液も地面に付着していないのを確認して、ウインダムさんはガッツ娘が どこへ逃げたのかと、やや苛立たし気に辺りの地面を見回す。
ウインダムさんが見回すカットが少し経ったと共に、画面はウインダムさんの胸元のアップへと切り替わり其れから一瞬 遅れて、ウインダムさんの両乳房の真ん中より上側にガッツ娘-側近Bの姿が其処へ座るようにしてパッと現れる。
○S15 夜のB地区・ウインダムさんの乳房の上
ガッツ娘-側近B
「うーん、ムニムニのフッカフカでは あるっちゃあるものの……やっぱ普乳だと巨人サイズでも割と急角度になっちゃって座り心地は、あんまり良くないねー」
ガッツ娘の側近B、ウインダムさんの乳房の上にて其れを揉むようにしてムニムニと自身の両掌や両踵そして尻をゆするようにメリ込ませるのを繰り返す。
○S16 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん
「ひあっ!どこに乗ってッ!!」
ウインダムさん、自身の乳房の上にガッツ娘-側近Bが乗っているのに気付き、またも顔を真っ赤にして、自身の乳房の上に乗っているガッツ娘を右手で叩き潰そうとするが、またも直前でガッツ娘が姿を消し、ウインダムさんは自身の乳房を勢いよく叩いてしまう。
ウインダムさん
「んはぁっ!」
ウインダムさん、自身の乳房を強く叩いてしまった際に生じた痛みと性感によって、感じてしまったかのような表情をして嬌声のような叫び声をあげてしまいながら、やや身をよじる。
○S17 夜のB地区・空きビルの屋上
真己
「な、なにをやってんだよ……!」
真己、自分で自分の乳房を叩いて感じてしまっているウインダムさんの醜態や痴態を目の当たりにして、性的な意味で頬を紅潮させつつも呆れたように台詞を発する。
○S18 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん
「うぅう……」
ウインダムさん、先程の痛みと性感の余韻へ更に自身の醜態等への恥ずかしさまでもが混ざって、呻き声をあげる。
○S19 B地区・真己が居る空きビルとは別の、ウインダムさんの すぎ近くに建つビルの屋上
ガッツ娘の側近B、屋上の隅へパッと姿を現す。彼女の片脇には成人向けBL同人誌が数冊 抱えられている。
ガッツ娘-側近B
「ふふっ、さっきのエロ声とか凄く可愛かったよー。でもアナタじゃ私達の相手になんないねー」
○S20 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん
「っ……だ、だまれセクハラ女っ!」
ウインダムさん、頭に血が上っている所為で地球人の建物まで壊してしまうという考えが抜け落ちた状態で、屋上の隅に立つガッツ娘を叩き潰すべく其処へ平手を勢いよく振り下ろす。
○S21 B地区・真己が居る空きビルとは別の、ウインダムさんの すぎ近くに建つビルの屋上
ガッツ娘-側近B
「ほいっ」
ガッツ娘の側近B、振り下ろされたウインダムさんの手が自身へ接触する直前で、片脇に抱えていたBL同人誌数冊分を地上へ投げ捨てると共にパッと姿を消す。
○S22 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん、ガッツ娘を叩き潰そうとした手が勢い余って先程まで彼女が屋上隅に立っていたビルの一部を叩き壊してしまう。
なお、このビルに勤めている者は全員が今は退勤していて、夜勤の物も居らず無人となっていたので、人的被害は皆無。
ウインダムさん
「あっ、やばっ!ん?」
ウインダムさん、半端に頭が冷えてきて、地球の建物を巻き込みかねない攻撃を意図的にしでかして其のまま被害を出してしまった挙句、手応え的に攻撃対象たるガッツ娘を仕留められなかったらしいという事を認識したウインダムさんが動揺して軽く混乱し、その直後に先程にガッツ娘が投げ捨てて路上に散らばった成人向けBL同人誌を発見する。
○S23 夜のB地区・路上
ウインダムさんの視点がカメラの目となり、路上に散らばった成人向けBL同人誌数冊分のアップとなる。なおウインダムさんの声は入るが姿は映らない。
ウインダムさん
「てっ!こっ、これは!!」
○S24 夜のB地区・オフィス街
ウインダムさん
「び、BL系のエロ同人誌が何冊も……!ふーっ、ふーっ!」
ウインダムさん、前述のように動揺し軽く混乱していたという事も有って、自身の性癖をなまじ刺激されてしまった所為で注意力が路上へ投げ捨てられた成人向けBL同人誌数冊分の方へ向いてしまい、それに気をとられて頬を赤らめながら鼻息を荒げる。
○S25 夜のB地区・空きビルの屋上
真己
「ば、バカッ!んなもん後にし……ん?」
真己、ウインダムさんが居る位置より少し離れた位置からガッツ娘の攻撃指揮機が やや ゆっくり浮上してくるのに気付く。
○S26 夜のB地区・オフィス街
ガッツ娘の攻撃指揮機、上昇し終えると機首の向きを微調整して光線砲の照準をウインダムさんへと合わせていく。
○S27 夜のB地区・空きビルの屋上
真己
「まずい!ダム子っ!戻……」
真己、ウインダムさんをカプセルに戻そうとする。
○S28 夜のB地区・オフィス街
真己がウインダムさんをカプセルに戻すべく言い終えるよりも前に、攻撃指揮機の機首から放たれた光線がウインダムさんの前頭部へと着弾し、その部位が爆発してウインダムさんの眼鏡も爆風で吹き飛んで外れ落ちる。
ウインダムさん
「ぐはぁあッ!!」
ウインダムさん、悲鳴をあげてフラつく。その額から頬に掛けて赤い血液が垂れ下がり、頭部アーマーや頭髪の一部に着火して少し炎上してしまっている。
ウインダムさん
「あ……がっ……は……」
ウインダムさん、ビル群の陰へとフラフラと倒れ込んで画面に姿が映らなくなった直後、彼女が倒れ込んだ位置から大爆発が生じる。これは勿論、ウインダムさんが爆発したもの。
○S29 夜のB地区・空きビルの屋上
真己
「あっ……!」
真己、爆発炎上するウインダムさんを唖然となって屋上から見下ろす。
○S30 夜のB地区・路上
ウインダムさん、道路上に横たわり全身が火達磨となって炎上し続けている。なお、炎は赤系で塗りつつも、炎上するウインダムさんの体は青系ほぼ一色で塗る感じ(これはアニメ映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』にて、反射されたレーザーを受けたマモーが炎上するシーンに一部を倣った演出)。
炎上するウインダムさんの体が映されて数秒が経つと、そのウインダムさんの姿がスーッと消えていく。
○S31 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
ガッツ娘-側近B
「ふふふん……」
ガッツ娘の側近B、衣服ごと身長30メートル代まで巨大化して道路上へと立ちつくす。
真己
「おお……!」
真己、先程までガッツ娘-側近Bがウインダムさんを地球人サイズのまま翻弄していただけに巨大化できないのだろうと思っていた側から、ガッツ娘-側近Bが巨大化してみせた事に驚き、その巨体を空きビルの屋上から見上げる。
ガッツ娘-側近B
「ふっふっふっー……私らの力を甘く見ると、余計な被害者を出しちゃうよー。もう地球人の枠組みとしての対処じゃ、どうにもならないんじゃないかなリドナさーん?」
ガッツ娘の側近B、真己が屋上へ立つ空きビルへと ゆっくり歩いて迫る。
真己
「くっ、こっちの正体も御見通しってワケか。よくもダム子を……!」
真己の尻、真己を見下ろす巨大化ガッツ娘のイヤラシそうな表情と文字通り巨大な下乳のいずれもが映るようなローアングルのカット。
○S32 夜のB地区・空きビルの屋上
真己、ウルトラレディ・リドナの姿へ戻る(変身する)為の起動点火装置『ベーターSフラッシャー』を懐から取り出そうとするが、それを懐中にて手にした瞬間、ふと思いとどまる。
真己
(いや待てよ……なんか変だ。さっきは尻へのセクハラ発言をされた所為で、つい追っちまったけど、なんだか誘い出されてる気がしなくもねえ)
真己、訝しんで変身に躊躇する。
○S33 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
ホクルセイダー1機ぶんの飛行音が響いてくる。
ガッツ娘-側近B
「ん?」
ガッツ娘の側近B、ホクルセイダーの飛行音に気付き上斜め後ろへ振り返る。
真己
「おお、増援か!」
真己、ホクルセイダー1機の飛来に気付き歓喜の声をあげる。
○S34 夜のB地区の上空
クーカと琴乃が乗ったホクルセイダー1機が飛来する。
○S35 ホクルセイダーのコックピット内
レーシングバイク型の操縦席を前後に二つ並べたコックピット内のうち後部座席にて伏臥姿勢となっている琴乃の尻のアップと横顔の両方が映る斜め後ろからのアングルなカット。
琴乃
「荒島、太刀薙!救援に来たぞ!」
琴乃、真己と太刀薙へ通信する。
○S36 夜のB地区の上空
クーカと琴乃が乗ったホクルセイダー、航空機銃発射口から曳光弾を連射する(ミサイルでは なく威力不足である機銃を牽制程度に使ったのは、近くに居る筈の真己と太刀薙が爆発に巻き込まれるかもしれないから)。
○S37 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
ガッツ娘-側近B
「んあっ!痛たたたたっ!!」
ガッツ娘の側近B、腕や腹や文字通り巨大な乳房などに機銃用の曳光弾が次々と着弾していき、それに少し身悶える。それら曳光弾のうち、ガッツ娘の乳房に着弾した物などは乳房に一瞬メリ込んだ直後に弾力で弾け落とされ等もしている。
ガッツ娘-側近B
「んもー、邪魔してー」
ガッツ娘の側近B、機銃用曳光弾に少しだけ身悶えた直後、可愛く苛立つ。
○S38 夜のB地区の上空
攻撃指揮機、ホクルセイダーを迎撃すべく既に高度を上げている。それから光線発射部が有る機首をホクルセイダーへと向けて先程にウインダムさんを一撃で撃破した物と同じ光線を発射する。
クーカと琴乃が乗ったホクルセイダー、元より敵に捕捉させにくくする為の機動をとりながら飛行していたので、光線は近くを素通りする。
○S39 夜のB地区・オフィス街
ホクルセイダーに命中しなかった攻撃指揮機の光線が、向こう側へ建っていたビルに着弾して爆発し、そのビルが崩れていく。向こう側のビルに着弾し、爆発する。崩れていくビル。
○S40 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
ガッツ娘-側近B
「まったく……これじゃ仕切り直すしかないか」
ガッツ娘の側近B、ホクルセイダーと攻撃指揮機の短い戦闘を確認して呟き、直後に横目で真己の方を見る。
ガッツ娘-側近B
「今日の所は命拾いしたねー、リドナさーん」
○S41 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
真己
「……ちっ」
真己、横目で見据えてきながら発せられたガッツ娘の台詞を聞いて、不快そうに小さく舌打ちする。
ガッツ娘-側近B
「攻撃指揮機、こっち来て!」
ガッツ娘の側近B、攻撃指揮機を呼ぶ。
○S42 夜のB地区・上空の低空域
攻撃指揮機、ガッツ娘-側近Bからの指示を受けると共に、先程まで相対していたホクルセイダーが一度 距離をとった隙に低空まで降りていく。
○S43 夜のB地区・真己が居る空きビル直近
ガッツ娘-側近B
「よっ」
ガッツ娘の側近B、大きくジャンプしながら巨大化を解いて地球人サイズへ戻っていく。
○S44 夜のB地区・低空の攻撃指揮機の機外近傍
ガッツ娘の側近B、地球人サイズへ戻ると共に攻撃指揮機のコックピット兼キャビンへ出入りする為のハッチ脇に備えられた手摺を片手で器用に掴みつつ足掛けに片足を掛ける。
そして、人力開閉と自動開閉の両方に対応したハッチ脇に備えられた指紋認証用装置を人差し指で触れて、ハッチを自動で開かせてコックピットの内部へと入っていく。
○S45 攻撃指揮機のコックピット内
ガッツ娘の側近B、ハッチを閉めると並列複座型操縦席後方の中央より少し右寄りに備えられた指揮官席へと座る。
ガッツ娘-側近B
「ふぅー、一先ず艇へ帰投して」
ガッツ娘-搭乗員
「はっ!」
ガッツ娘の側近B、短く一息つくと攻撃指揮機の乗員へ機体を帰投させるよう指示し、並列複座型の操縦席に座る乗員の片方が其れへ返事する。
○S46 夜のB地区の上空
ガッツ娘の側近Bらが乗った攻撃指揮機、方向転換して画面 斜め奥へ向けて飛び去っていく。それが遠ざかる事で或る程度 小さくなっていったところで、ホクルセイダーが画面を横切るようにして画面に入ってくる。
○S47 ホクルセイダーのコックピット内
前部座席のクーカの尻と表情を斜め後ろから尻がアップになるように映したカットから始まる。
クーカ
「逃がすか……追撃する!」
琴乃
「副長。惜しいが止せ」
クーカ
「っ!?なぜだ隊長?」
琴乃
「この地区は此の時間、半ばゴーストタウン化するとは いえ、ここの街への避難警報は出ていないから、そんな状態でアレと撃ち合ったら民間人への被害が増えてしまうぞ」
クーカ
「むう……なら、せめて尾行して奴等の潜伏先の特定を……」
琴乃
「尾行中にアレが反転して撃ってきたなら殆ど同じ事だ」
クーカ
「くっ……了解」
クーカが台詞を発している間は前部座席のクーカの尻と表情を斜めから映して、それが終わって琴乃が台詞を発するとカメラが退いて後部座席の琴乃の尻と表情を映し、またクーカが台詞を発すると退いていたカメラが寄って再びクーカの尻と表情を映す、というのを繰り返すというカメラワーク。
○S48 夜のB地区・空きビルの屋上
太刀薙
「ミコチー!大丈夫ー?」
太刀薙、真己の元へ小走りで駆け寄っていく。
真己
「ええ何ともないです。それより敵は退いたみてぇです」
太刀薙
「ええ。今のうちにホリベルマンへ!」
真己
「うす!」
真己と太刀薙、短い会話を終えると、乗ってきたホリベルマンへ戻るべく此の空きビルの屋上を後にする。
○S49 夜の高空
ガッツ娘の側近Bらが乗った攻撃指揮機、夜空をバックに飛行し続ける。
○S50 攻撃指揮機のコックピット内
旗艦である大型艇に居るボス格と通信するガッツ娘-側近Bのカット。コックピット内のモニターには、ガッツ娘のボス格が映し出されている。
ガッツ娘-側近B
「ごめーん、後ちょっとの所でHOLYの邪魔が入っちゃった。今、攻撃指揮機で帰投してるところ」
ガッツ娘-ボス格
『うーん仕方ないか-。よしプランBよ!次は私も出るわ。アナタは艇に戻ったら少し休んどいてー』
ガッツ娘-側近B
「了解。ありがとねー」
○S51 夜の高空
ガッツ娘の側近Bらが乗った攻撃指揮機、空の彼方へと飛び去ってゆく。