※この作品はR-18です。

ウルトラレディ・リドナ   作:オリーブドラブ

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最終話 光明の宇宙メール

 

○S110 EPA日本支部のHOLY用作戦室内

 

ナレーション

“EPA天文班から、この時期の日本における明朝の日の出は5時21分と報告された。リドナの処刑まで後12時間たらずしかない”

 

 なお、HOLY隊員達を含めた地球人側は自分達が見せられたリドナ達が、ホログラム投影用ドローン2機による囮用の立体映像だとは気付いておらず、ホログラム投影用ドローン2機の事は丸籠状に展開されたワイヤー部分から何らかの拘束固定装置の一種だと誤認もしている。

 また、レーダー用電波はホログラム投影用ドローンのワイヤーが代わりに反射してしまうので、レーダーによってアレが立体映像だという事にも気付く事が出来ないでいる。

 

望月

「あまり時間は有りません。早くリドナを蘇らせないと、大変な事になります!」

 

八木

「あのっ、リドナの身も確かに大切ですけど、荒島さんの事は心配じゃないんですか!?彼女からの連絡は未だに無くて行方も分からず、敵に捕らわれている可能性だって考えられるんですよ!」

 

琴乃

「わかっている。荒島の事だって決して忘れているワケじゃない。それに勘なんだが彼女なら多分、大丈夫だと思う」

 

太刀薙

「私もよ。今までだって絶対に助からないような状況に陥っても、五体満足で即『おーい!』とか叫びながら戻ってきた事が何度も有ったし、ミコチーなら今度も そうなりそうな気がする」

 

クーカ

「ああ。それに、もし本当に敵に捕まっていたとしても、リドナを蘇らせさえすれば、蘇った勢いで荒島の事も助け出してくる可能性も皆無じゃねえ筈だ」

 

八木

「うーん……」

 

琴乃

「彼女の無事と前々から妙に馬鹿高かった生存能力が今回も発動するのを信じて、今は作戦に集中するとしよう」

 

八木

「はい……ただ、以前にガッツ娘は荒島さんの お尻を見てセクハラ発言をしていたと聞きましたので、捕まっていたなら例え五体満足で戻ったとしても、性的な尊厳を百合的に奪われ尽くして精神面で酷過ぎる状態になって戻ってくる心配も……」

 

琴乃

「いっ!?そ、その時は……まずは医務室でカウンセラーを兼任している築与真也 医官に診てもらって……」

 

 琴乃、八木の台詞を聞いて先程までのシリアスそうな雰囲気から一転し、少し赤面しながら一瞬 戸惑ったものの、すぐにフォローするような台詞を述べる。

 

太刀薙

「そっ、そうよ!それに私達だってチームメイトとして何とかケアするようにしていけば いい筈だわ……!」

 

 太刀薙、同じく少し戸惑いつつも琴乃に続いて述べる。

 

クーカ

「まあ……そうするくらいしかねえんだろうが……俺らで文字通り『体を張って』慰めてやるか?」

 

八木

「えっ!私の初めてが貝合わせになるんですか!?」

 

琴乃

「そこまで せんでいい!たぶん……」

 

望月

「あ……ああっ!そっ、そう言えば、あのガッツ娘という女性型異星人達は、なんで態々リドナを夜明けに処刑すると宣言してきたのでしょう?」

 

 望月、変な方向に流れそうになった会話を遮るべく少し慌てながら話題を変える。

 

綾川司令官

「あー、それは まぁ……十中八九、我々の目前でリドナを処刑して、地球人に心の拠り所を失わせようという魂胆だろう。そうする事で地球人すべてが、彼女らと戦う勇気を失い、服従を認めてしまうようになるだろう」

 

 色白な痩身で、後部下方と左右下方に産毛が少し残る程度まで禿げ上がった頭と、極薄な無精髭、過度な垂れ目、同じく過度に垂れ下がりつつ髪や髭とは逆に濃く且つ白いのが多く混ざった眉をした初老の男。

 このEPA日本支部司令官である綾川、望月の発言の御陰で会話に入って行きやすくなった事により、そこで自身の推察を述べる。

 

望月

「……なるほど」

 

綾川司令官

「泉ヶ丘近辺には既に野次馬や報道陣が殺到して、今さら報道規制も意味を成さない状態になっているから、リドナ処刑は すぐ世界中の人間に伝わる。各国の国民が大規模な暴動やデモを起こす可能性も考えられるし、なによりEPAの指揮への介入権を持つ国の政府や国家元首の一定数以上が無条件降伏承諾を選択したら、我々やEPA本部に戦う気が有っても其れに従わざるをえなくなるな」

 

クーカ

「まぁ……有り得る話ですかね」

 

太刀薙

「そんな……!」

 

綾川司令官

「だからこそ、リドナが処刑される前に彼女をなんとしても復活させねばならんという事だ」

 

琴乃

「司令官……」

 

 HOLY隊員達や綾川司令官らの上記会話が終わると共に、HOLY作戦室の通信席に付随した受信アラームが鳴る。

 

女性オペレーター

「ん?こちらEPA日本支部HOLY作戦室。宇宙ステーションZ-O2、どうしました?」

 

 女性オペレーター、自分が座している席用の受信アラームが鳴ったので、送信先の表示を確認して其れに応対する。それに伴い、送信元である宇宙ステーションZ-O2に居る女性隊員である白山真白の姿が、作戦室内の通信用モニターに表示される。

 

白山

<こちら、Z-O2(ゼットオーツー)の白山真白です。実は、たった今コチラで傍受した通信が、今の日本支部に必要な情報だと思いまして……>

 

琴乃

「HOLY隊長の駒門琴乃だ。もしかしてリドナ救出に役立つ事か?」

 

 琴乃、通信席に備えられたマイクを片手に取り、自らも応対する。

 

白山

<はい。つい先ほど、発信元不明の奇妙な宇宙メールを受信しまして、コチラの翻訳機で文面を解読したところ、そちらの状況打破に役立ちそうな情報が記載されていたのです。今そっちのメインコンピューターに転送させますから、罠か否かの判別も含めてソチラの判断で役立ててください>

 

○S111 泉ヶ丘の岩場(夕方)

 

 ガッツ娘の攻撃指揮機が1機、岩陰に着陸しており、その奥の低空には別の岩陰に身を隠すかの如く2機のホログラム撮影用ドローンに上下から強いては其れが上下に伸ばして互いに先端部を吸着させたスネークカメラ付きワイヤーによって丸籠状に周囲を包まれた状態で、気を失っているリドナを内部に捕らえた自走処刑台が静止している。

 琴乃ら地球人達の前に姿を現したのと違って、コチラはホログラム投影用ドローンによってリアルタイム投影された立体映像では なく本物であると共に、その周囲をスネークカメラ付きワイヤーで丸籠状に囲むホログラム撮影用ドローンこそが先程に地球人達に見せた囮用立体映像を撮影していた物である。

 

 ホログラム撮影用ドローンの外観はホログラム投影用ドローンと同じなので解りにくいが、捕らわれたリドナ等の周囲の風景の違いをよく見れば、視聴者には先程に地球人達へ披露した場所とは違う場所だというのが解って、更には勘の良い視聴者には披露された方のリドナらは囮用立体映像だと敢えて勘付かせ得るようにする為の配置。

 

 そして既に夕方な為、この辺りの空も夕陽で赤く染まっている。

 

○S112 攻撃指揮機のコックピット内

 

ガッツ娘-ボス格

「これが傍受した宇宙メールの内容ねぇ……」

 

 ガッツ娘のボス格、指揮官席に座して其の席の左肘掛けに備えられた専用小型モニターに表示された或る宇宙メールの内容に目を通し、珍しく深刻そうに台詞を発する。

 

ガッツ娘-艇長

<はっ!おそらく、EPAにも既に受信されてしまっているかと……>

 

 ガッツ娘の旗艦たる大型艇の艇長、攻撃指揮機のコックピット内のメインモニターへ姿を映しながら其れ越しに返事や報告をする。

 

ガッツ娘-側近C

「うーん……一応、いざという時の対策として、捕まえたリドナの処刑場と披露場の配置を予め工夫してあるから、それで何とかなるだろうけど、あんな事までEPAやHOLYに知られたっぽいってなると、ちょっとマズいかもよ。どうする?」

 

 ガッツ娘の側近C、コックピット内後部側面に長ソファーか長ベンチのように纏めて並べられた3つの席の一つに座して懸案事項をボス格に述べつつ如何するのか聞く。

 

ガッツ娘-ボス格

「ん、もう少ししたら私達も艇へ戻って善後策を練りましょう。ああ、艇長。今のは聞いてただろうから、もう少し待ってて」

 

ガッツ娘-艇長

<了解しました>

 

 ガッツ娘のボス格、側近Cに答えつつ艇長に指示を出す。それに伴って旗艦たる大型艇との無線通信が切られ、艇長の姿を映していたメインモニターも切られる。

 

ガッツ娘-ボス格

「むぅ……ちょっと出てくるから少し待ってて」

 

ガッツ娘-側近C

「うん、わかった」

 

 ガッツ娘のボス格、指揮官席から ゆっくり立ち上がり、コックピット内ハッチから攻撃指揮機の機外へ出ようとする。

 

○S113 宇宙空間の某星雲

 

 ウルトラ戦姫達の故郷惑星が含まれる某星雲が、ゆっくりとアップになっていく。

 

○S114 某星雲内の惑星-光の国

 

 画面がフェードして今度はウルトラ戦姫達の故郷惑星が、ゆっくりアップになっていく。

 

○S115 光の国・中央制御センター外観

 

 また画面がフェードして、ウルトラ戦姫達の故郷惑星である光の国 内に建つ中央制御センターの外観が大きめに映し出される。

 

○S116 光の国・中央制御センター内の中央管制室内

 

 またも画面がフェードして、この中央管制室内のメインデスクには、ウェーブロングな紫髪をしてネイビー色メインの戦姫用衣装を着たウルトラ戦姫ことウルトラレディ・クララが座していて、その少し後方の両脇には、大人っぽさとツインテールが上手く融合した容姿をして赤系メインな戦姫用衣装を着たウルトラ戦姫ことウルトラレディ・カンナが立っているのが映し出される。

 

クララ

「これで宇宙メールが送れた筈だけど、ガッツ娘達にも傍受されてしまってるだろうから、たぶん妨害してくるでしょうね」

 

カンナ

「わかってる。だけど、今から地球へリドナを助けに行っても彼女の処刑は おろか地球人全体が全面降伏するか否かの段階にすら間に確実に間に合わないんだから、こうするしか手は無いだろう」

 

クララ

「まあねぇ……」

 

カンナ

「とにかく、アタシが以前に地球で活動していた時に親しくしてた子へダイモードを渡しておいて、我ながら良かった」

 

クララ

「そうね。その綾川梨々子って子がダイモードを持っている事も記して送っておいたから、これをEPAが受信できていたならば すぐ其の子に協力を要請するでしょうね」

 

カンナ

「だな。まあ、ガッツ娘達にも傍受されるならば、彼女らが先行して梨々子を襲ってダイモードを奪おうとする可能性も有るが……梨々子はEPA日本支部司令官の令嬢でもあるから早めに基地内に保護されるだろうし、たぶん大丈夫だろう」

 

○S117 泉ヶ丘上空(夕方)

 

ガッツ娘-ボス格

<まったく……直接増援は全く間に合わないもんだから、あんな手を使ってきたんだろうけど……アナタの御仲間も味な真似をしてくれるじゃない!>

 

 ガッツ娘のボス格(立体映像)、未だに気絶しているリドナ内部が捕らわれている自走処刑台(立体映像)の隣に(先程にリドナを初めて晒し上げた時と同じような形で)姿を現すと共に、その自走処刑台に しがみついて

尻出し用穴から出されたリドナ(立体映像)の尻を平手にした右手で一回だけ強く叩く。

 

リドナ

「あうっ……!」

 

 リドナ(立体映像)、ガッツ娘-ボス格にショーツ1枚だけの尻を叩かれて、気絶したままながらも呻く。

 

○S118 泉ヶ丘の荒野(夕方)

 

野次馬達

「おおー」

 

 野次馬達、それなりに容姿の整った女性であるリドナが拘束された状態で、同じく容姿の整った女性であるガッツ娘-ボス格によって尻を叩かれるという、ソフトなレズレイプ感がしなくもないシチュを目の当たりにして性的に興奮し、歓声をあげる。

 なお歓声をあげた野次馬達の殆どは男性だが、女性も何人か含まれており其の何れもが如何にも変態淑女とでも云った表情で鼻血を垂らしている。

 

 夕方になってから時間が経ってきたので、空だけでは なく地上も夕陽で赤っぽく見えるようになってきている。

 

○S119 泉ヶ丘上空(夕方)

 

ガッツ娘-ボス格

<ふんっ……>

 

 ガッツ娘のボス格(立体映像)、やや不機嫌そうに勢いよくリドナ(立体映像)の片乳房を右手で掴む。

 

リドナ

<ぐ……んぅ……あぅぅ>

 

 リドナ(立体映像)、片乳房を勢いよく掴まれてしまった痛みと快感により気絶状態ながらも呻いて身を少しだけ よじる。

 

ガッツ娘-ボス格

<さて、さてさて……気絶してるから、たぶん聞こえてないんだろうけど、あんな苦し紛れを上手くいかせてなんかあげないけどねー。うふふっ、れろぉ……>

 

 ガッツ娘のボス格(立体映像)、悪そうな笑みを浮かべながらリドナ(立体映像)の片耳を舐める。

 

リドナ

<んぐ……ああ……んあっ……うぅん……>

 

○S120 泉ヶ丘の荒野(夕方)

 

 先程に歓声をあげた一同を含めた野次馬達が各々のリアクションをしたり、報道陣が捕らわれたリドナと其れをやや性的に弄るガッツ娘のボス格の囮用立体映像らを撮影したりしている。

 

 そこへホリベルマン1台が走ってきて近くへ停車し、様子を見に来た太刀薙と八木が下車してくる。太刀薙と八木、不安そうなようでいて、頬を少し赤らめて性的な興奮しそうになるのを我慢もしているような表情で、ガッツ娘-ボス格(立体映像)に乳や尻を弄られるリドナ(立体映像)を無言のまま見つめる。

 

ナレーション

“果たして、カンナ達が送ったメッセージは一体どんな内容なのか?”

 

○S121 泉ヶ丘上空(夕方)

 

 ガッツ娘のボス格(立体映像)、左手でリドナ(立体映像)の尻肉を鷲掴んで自走処刑台(立体映像)へ しがみつきながら、右手でリドナ(立体映像)の片乳房を揉みしだいて、リドナ(立体映像)の反応を楽しむ。

 いずれもホログラム投影用ドローン2機による囮用立体映像である前提で記載するが、すぐ下記のナレーションが流れている間はガッツ娘-ボス格に乳房を揉まれる等して気絶したままながらも顔を少し上下させつつ身を震わせよじるリドナへカメラをよせて、ガッツ娘-ボス格は腕ぐらいしか画面に映らないようにする。

 

ナレーション

“さらに、ガッツ娘によるリドナ処刑の時も刻々と迫っていた。明日は、我々 地球人類の破滅の夜明けとなるのかもしれない”

 

 これも囮用立体映像である前提で記載するが、すぐ上記のナレーションが終わると同時にカメラがパンか逆パンの どちらかをして、リドナの乳房などを弄るガッツ娘のボス格の方をメインに映し出す。

 その直後にガッツ娘のボス格がカメラ目線になってドヤ顔でウインクし、その構図のまま画面がフェードアウトしていって終わる。

 

(イメージED:MASK (参照動画:ニコ〇コの 【アイドルマスター × 爆れつハンター】 PV 『 MASK 』))

 

 なお、今回の此の話しは一種の『コンセプト提示用』でしかないとう側面も有るので、この書き手の執筆によってはコレ以上 話は『続かない』というのを明記しておくと共に、少なくとも今話の書き手には許可不要なので、誰か他の人が後編相当の続きを書いてくれたら嬉しい旨を最後に記載しておく。

 

 




 本作はこれにて一旦完結となります。ではでは柳治先生、ご協力頂きありがとうございましたー!٩( 'ω' )و
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